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2015年10月 1日 (木)

(報告)9.30 伊方原発3号機再稼働阻止 全国ネットワーク キックオフ集会 + 若干のおまけ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

昨日(9/30)、東京・水道橋のスペースたんぽぽにおいて、脱原発市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」主催で、標記「9.30 伊方原発3号機再稼働阻止 全国ネットワーク キックオフ集会」が開催されました。当日は、伊方原発再稼働をめぐる豊富な資料が提供されるとともに、愛媛県松山市から堀内美鈴さんにおいでいただいて現地の情勢や伊方原発3号機再稼働阻止に向けた市民運動・社会運動の取り組み状況などの説明をしていただきました。また、当日は、現地愛媛県及び四国全域の市町村及び県の地方議会議員をはじめ、全国の地方議員180名から「伊方原発再稼動に反対する意見書提出に関する全国自治体議員の請願書(2015.9.24)」が愛媛県議会に提出された旨の報告もなされました。更に、八木さんという方が東京の支援者からの援助を受けて現地に入って定住し、再稼働阻止へ向けて様々な活動を精力的に展開しておられることについても報告がありました。それぞれ別添PDFファイルを参照してください)。

 

(参考)再稼働阻止全国ネットワーク HP

 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/rn/

 

伊方原発は川内原発と並んで、日本最大の活断層である中央構造線のすぐそばにあり、地震や津波に極めて脆弱な立地となっている他、尖った槍のような佐多岬半島の付け根にあって立地場所が狭窄、かつ不安定な地質状態にあり、ひとたび過酷事故ともなれば、道路が寸断されたり、がけ崩れ・橋梁落下・トンネル崩壊などにより原発へのアクセスや支援・救援・補給が困難、汚染水対策その他の事故対応を行うスペースもない、海からのアクセスもシケになると不可能、そして何よりも地域住民が避難する道路もなければ避難先もない、という、どうしようもない立地条件にあります。

 

(参考)ウィキペディア 中央構造線

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E7%B7%9A

 

更に恐ろしいことには、1988年の米軍ヘリコプターの伊方原発1km近傍での墜落事故に見られるように、岩国基地を飛び立った米軍の戦闘機やヘリコプターなどが離陸していく通過経路の真下に伊方原発があることも大きな懸念材料となっているのです。そこへ「墜落常習犯」のオスプレイも配備される予定です。

 

(参考)ウィキペディア 1988年佐田岬半島米軍ヘリ墜落事故

https://ja.wikipedia.org/wiki/1988%E5%B9%B4%E4%BD%90%E7%94%B0%E5%B2%AC%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E3%83%98%E3%83%AA%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85


(伊方原発の南側の裏山に激突し、そのあと、さらに南側へ山をまたぐように機体がバウンドしたため伊方原発に災いは生じなかった。乗組員兵士は全員が死亡した。しかし、仮に山に激突した米軍ヘリが、そのまま北側へずり落ちるように落下したら、その米軍ヘリの機体は原発に覆いかぶさるようになったであろうし、ほんの一瞬、墜落するのが早ければ、米軍ヘリが伊方原発に激突していたことになる。まさに間一髪の墜落事故だった。伊方原発上空は今も米軍機などが飛び交っており、四国及びその周辺ではたびたび墜落事故等を引き起こしている。再発は十分にありうる話であるが、伊方原発自体も日本政府も、米軍機の原発への墜落・激突対策はほとんど何一つ実施していない。ちなみにヨーロッパの原発では、航空機墜落事故に原発が耐えられるよう、格納容器を二重にすることが義務付けされている:田中一郎)

 (重要(別添PDFファイル))米軍機事故の恐怖

「ikatagenpatu_beigunki.jpg」をダウンロード

もちろん、伊方原発は加圧水型の原発として、様々な点で構造欠陥の原発であり、世界的に見ても原子炉の安全確保上は低水準のままの状態に放置されながら、原子力ムラが取り仕切るインチキ委員会である原子力規制委員会の采配の下、間に合わせの「小手先対策」で原発過酷事故に対応できると大ウソを言いながら、再稼働が強行されようとしているのです。この伊方原発もまた、川内原発と並んで、日本で最も危険な原発の一つと言えるでしょう。万が一、伊方原発が火を吹けば、四国や瀬戸内海が深刻な放射能汚染に見舞われ、西日本は事実上、壊滅状態に陥ってしまいます。

 

そもそも、伊方原発など、再稼働させなくても、電気は足りていますし、原発があるから電気代が安くなるものでもありません(むしろ中長期的に見れば、その逆に発電コストは超割高になります)。原発など、もう、いい加減にいたしましょう。伊方原発の再稼働など、断固阻止以外に他に対応方法はありません。今回の集会では、愛媛県の市民運動・社会運動が、現地伊方町で戸別訪問をしながら伊方原発再稼働の是非を問うアンケート調査を行ったところ、過半数の町民が再稼働に反対の意向を持っていることが明らかになりました。数十kmにのびる佐多岬半島の集落を1軒1軒まわってアンケートを実施した現地の方々には、頭が下がる思いがします。このアンケート結果は再稼働をやめよという地域住民の強い意思をはっきりと示すものと言え、これからの再稼働阻止の運動の大きな力となるでしょう。

 

以下、当日の配布資料、その他関係サイトをご紹介いたしますので、目をお通しくださればと思います。なお、今後の行動提起として、下記の3つがありますので、みなさまお時間が許す限り、伊方原発再稼働阻止の市民運動・社会運動にご参加をお願いいたします。

 

 <当面の伊方原発再稼働阻止関連のイベント>

(1)10.11(日) 伊方原発ゲート前集会 午前10:00~

 http://gensayo4koku.jimdo.com/

(2)10.21(水) 第1回 四国電力東京支社前 抗議行動 午後6:30~7:30(別添PDFファイル)

(3)11.1(日):10-31()11-1() STOP伊方原発再稼働!全国集会(松山) 日程お知らせ 再稼働阻止全国ネットワーク ← 11.1集会ちらし ココ

 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/rn/archives/category/1-cal

 

(関連)10-31()11-1() STOP伊方原発再稼働!全国集会(松山)および伊方現地行動の参加募集 再稼働阻止全国ネットワーク 

 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/rn/archives/10975

  「gentikoudou_goannnai.pdf」をダウンロード

 <別添PDFファイル>

(1)伊方原発再稼働情勢(堀内美鈴 2015.9.30

「horiutisn_rejime.pdf」をダウンロード
(2)伊方町での原発再稼働住民はがきアンケート集計(2015911日)

「ikatamati_anketo.pdf」をダウンロード
(3)(パンフ)伊方原発を動かすな

「punfu_ikata_saikadou_yurusuna.pdf」をダウンロード
(4)「伊方原発を動かすな!」報告・討論集会への報告(八木 2015.9.30

「yagisann_report.pdf」をダウンロード
(5)決して再稼働させない、あきらめない:伊方原発(近藤誠 『原子力資料情報室通信 NO.494 2015.8.1』)

「ikatagenpatu_saikadousasenai_kondou.pdf」をダウンロード
(6)原発を次世代には残せません(近藤誠 201311月)

(7)(ちらし)(呼びかけ)伊方原発再稼働を進める四国電力に抗議を!

「tirasi_yondenn_kougi_tokyo.pdf」をダウンロード
(8)伊方原発再稼動に反対する意見書提出に関する全国自治体議員の請願書(2015.9.24

「tihougiin_seigannsyo.pdf」をダウンロード

(9)伊方原発 直近新聞記事(2015.9.30

 

 <関連サイト>

(1)伊方原発をとめる会

 http://www.ikata-tomeru.jp/

(2)原発さよなら四国ネットワーク - gensayo4koku ページ!

 http://gensayo4koku.jimdo.com/

(3)【伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク】

 http://ikatahaironet.wiki.fc2.com/

(4)“住民投票で伊方原発の再稼働意思表示を決めようよ”とある八幡浜市民ー名案です

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150822.pdf

(5)広島1万人委員会(広島市民の生存権を守るために伊方原発再稼働に反対する1万人委員会)

 http://hiroshima-net.org/yui/1man/

(6)これでもまだ原発を再稼働するのですか? いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-c12c-1.html

(加圧水型原子炉の危険性、原発安価神話、確率論的リスク評価(PRA)のおかしさ、などを箇条書き形式でコメントしたレポートです:田中一郎)

草々

 

<追1>

●(別添PDFファイル)小田実:政治をみんなの街頭へ(毎日 2015.8.19

 http://mainichi.jp/shimen/news/20150819dde012040004000c.html

 

(小田実さんといえば、単に自由人丸出しっぽい作家であるだけでなく、日本の市民運動・社会運動の先駆け的存在だったベ平連のリーダー・第1人者、そして阪神淡路大震災の時の被災者住宅支援金無償交付のための「被災者生活再建支援法」制定運動などが思い浮かぶ、まさに社会活動家だった人。何かと問題を抱える市民運動・社会運動の実践の場で、彼は積極果敢に「チョボチョボ市民」としての考え方、抵抗の仕方、そして市民運動・社会運動のあり方などを世に問うていた。私はこの小田実氏の考え方や実践活動に大きく影響を受け、また共感もしている。みなさまもぜひ彼の著作に触れてみてください:田中一郎)

 

(参考1)随論:日本人の精神(小田実著)

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031419500&Action_id=121&Sza_id=F3

 

(参考2)世直しの倫理と論理 上・下(岩波新書:小田実著)

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/List?cnt=15&mode=speed&spKeyword=%8F%AC%93%63%8E%C0%81%40%90%A2%92%BC%82%B5%82%CC%97%CF%97%9D%82%C6%98%5F%97%9D&pageNumber=0&totalCnt=4&dispCnt=20&target=1&button=btnSpeed

 

(参考3)現代史 上・中・下(小田実著)・・・・・歴史書ではなく小説です、歴史論とはほとんど関係がありません、どんな小説かは読めばわかります。

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/List?cnt=22&mode=speed&spKeyword=%8F%AC%93%63%8E%C0%81%40%8C%BB%91%E3%8E%6A&pageNumber=0&totalCnt=9&dispCnt=20&target=1&button=btnSpeed

 

<追2>(メール転送です)「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」

 http://netsy.cocolog-nifty.com/

 

 皆様 「安保法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」に多数のご賛同いただき大変有難うございました。9.25日(金)に 署名を提出、安保法案採決不存在申し入れを行いました。呼びかけ人「醍醐聰のブログ」にそのレポートがありますのでご覧ください。

 

●9.25安保法案採決不存在申し入れ行動のレポート: 醍醐聰のブログ

 http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/925-b8e2.html

 

●田中龍作ジャーナル | 「採決不存在」署名に5日で3万人 鴻池委員長は受け取り拒否

 http://tanakaryusaku.jp/2015/09/00012071

 

<追3>「武器輸出にノー! 軍備増強に税金使うな」~防衛装備庁の発足に異議あり~ 秘密保護法を考える市民の会

 http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-bd4f.html

 

<追4>署名募集…共同声明:翁長沖縄県知事の辺野古埋め立て承認取り消しを支持

 http://www.foejapan.org/aid/henoko/150929.html

 

 

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