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2015年10月22日 (木)

何度でも申し上げます、伊方原発は再稼働してはいけないのです + 若干のこと(飯館村ADR申立人に不当対応、東電 切り崩し工作?(東京 2015.10.20))他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

1.伊方原発は再稼働してはいけない

 何度でも申し上げます、伊方原発は再稼働してはいけないのです。原発よりも、ミカンが大事、サカナが大事、コメや野菜が大事、道後温泉街が大事です。まもなく南海地震、東南海地震が四国を襲います。日本最大の活断層=中央構造線と連動し、すさまじい揺れや津波が襲ってきます。伊方原発などひとたまりもありません。愚かなことはやめましょう。

 

(1).ストップ 伊方原発再稼働! 11.1全国集会 in松山

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&cad=rja&uact=8&ved=0CCwQFjACahUKEwjCj9TD99TIAhVGqaYKHa3FAeA&url=http%3A%2F%2Fwww.zenroren.gr.jp%2Fjp%2Fschedule%2F2015%2F151015_03.pdf&usg=AFQjCNEn_VmelnBWThUUhCyWVEw33cwjvg&sig2=RSbzavVzr3dwbhDBBPqcgA

 

http://www.ikata-tomeru.jp/?p=3126

 

(関連)【広瀬隆】松山大集会への参加の呼びかけです 日々雑感

 http://hibi-zakkan.net/archives/45574815.html

 

(2)(別添PDFファイル)伊方原発は危険:米軍機の恐怖(広瀬隆さん他 2015.10.8

「ikata_koukuukijiko_tahatu.pdf」をダウンロード

 伊方原発の北方に米軍岩国基地があり、そこから沖縄へ向けて米軍機やヘリコプターが毎日、ひっきりなしに飛び立っています。伊方原発はその米軍機・ヘリの飛行ルートの真下にあり、しかもちょうど離陸後に高度を上げ始める起点のような場所で、往々にして、この地点で飛行機やヘリはトラブルを起こして急激に墜落してしまいます。事実、1988年には、下記サイトにもあるように「あわや大惨事」という米軍ヘリ墜落事故が起きています。また、広瀬隆さんに作っていただいた別添PDFファイル「米軍機の恐怖」をご覧になればお分かりの通り、伊方原発の周辺では、過去に何度も何度も危険な米軍機を含む航空機やヘリコプターの事故が起きているのです。

 

 昨今では、皆様既にご承知の通り、あの「空飛ぶ墜落ヘリ」のオスプレイが岩国にもやってきて、恐ろしいことに伊方原発周辺で訓練まですると言います。オスプレイは、その墜落頻度が高く、米国本土では危険なので訓練をする場所が確保しにくい事情もあり、米国の「属国」である日本にもってきて、日本で訓練飛行をする魂胆のようです。日本政府が在日米軍に対して「思いやり予算」とかいうふざけた名前の「ツカミガネ」をくれてやるものだから、ますますそれに「タカル」ハエのように日本にやってくるのです。

 

 しかし我々日本の一般有権者・国民や四国・愛媛県の住民にとっては、伊方原発周辺上空でオスプレイなどにうろうろされたのではたまったものではありません。少なくとも、米軍や防衛省・自衛隊と話をつけて、伊方原発周辺30km圏内はオスプレイをはじめ米軍機や自衛隊機などは飛ばないこと、また、四国電力は伊方原発が万が一の航空機事故に遭遇しても大惨事とならぬよう、欧州並みに格納容器を二重にすべきです。

 

(関連)大摩邇(おおまに) 伊方原発上空飛ぶ危険 オスプレイ 普天間~岩国間で訓練 88年 間近に米ヘリ墜落 赤旗

 http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1707798.html

 http://satehate.exblog.jp/18284992/

 

(関連)愛媛県伊方原発のそばに米軍機墜落の歴史(たんぽぽ舎) - ブーゲンビリアのきちきち日記

 http://blog.goo.ne.jp/naha_2006/e/cae32355b6a49299f630fe60d25a1f57

 

(3)(別添PDFファイル)加圧水型原子炉の危険性(2015611日)

「kaatusuigata_gensiro_risky.pdf」をダウンロード

 第5回ちょぼゼミの資料です。伊方原発や川内原発、玄海原発や泊原発、高浜原発や大飯原発などの加圧水型の原発のどこが危ないのか、全般にわたって箇条書きにしたものです。加圧水型の原発は大事故を起こした福島第1原発のような沸騰水型に比べて発電環境がより過酷で(高温高圧)無理に無理をして巨大化させており、ひとたびトラブルを起こせば沸騰水型以上にひどいことになる「欠陥原子炉」です。しかも、原子炉の心臓にあたる「蒸気発生器」は三菱重工製造の欠陥品です(アメリカ・サンオノフレ原発でその欠陥が発覚、現在巨額賠償訴訟中:下記サイトを参照)。更には、加圧水型原発は、通常運転時においてさえ沸騰水型原発の10倍以上のトリチウムを海に大気中に放出するという汚い原発なのです。こんなものは絶対に再稼動してはいけません。

 

(伊方原発3号機について)

 福島第1原発事故の教訓を踏まえていない点や、加圧水型原発として川内原発や高浜原発と同様の安全上の大問題があること,更に西日本に位置する原発であるため、過酷事故等による放射能の大量放出は、日本全土を取り返しのつかない放射能汚染地帯に変えてしまうことになることに加え,下記の諸点に注目

 

(1)伊方原発の立地上の問題(緊急時のアクセスや支援ができない,地域住民の避難ができない)


(2)日本最大の活断層である中央構造線が目の前にある


(3)近未来に高い確率で南海・東南海大地震が予測されている=650ガル(地震動加速度)、8m(津波)の想定ではとうてい間に合わない=自殺行為


(4)伊方原発周辺では、瀬戸内海の対岸にある米軍岩国基地に離着陸する米軍機などが頻繁に墜落事故・航空機事故を引き起こしてきた=危険(無防備),昨今は、悪名高いオスプレイまで日本に上陸している。


(5)MOX燃料を使う=MOX無審査は高浜原発と同じで危険極まりないことに加え、使用済みMOX燃料がやっかいな代物だが行き場がなく、加えて伊方原発の場合には置き場もない。


(6)四国電力は地域独占の既存電力会社の中では北陸電力と並んで体制が脆弱であり、役職員や財務状況の現状のレベルでは過酷事故に対して対応できない、などの大問題を抱えている

 

(関連)サンオノフレ原発が廃炉へ 原因は三菱重工製の欠陥設備 カレイドスコープ

 http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2146.html

 

(参考)これでもまだ原発を再稼働するのですか? いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-c12c-1.html

 

(4)20151021 UPLAN 第1回四国電力東京支社抗議行動 伊方原発再稼働反対! - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=8ZaZ1mBfSsY

 

(昨日、第1回目の、四国電力前での伊方原発再稼働反対の抗議集会がありました。:田中一郎)

 

(5)"発電所はどこにあるの? - 四国電力

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CBwQFjAAahUKEwiIvvb6rdXIAhXHmpQKHWhEBlQ&url=http%3A%2F%2Fwww.yonden.co.jp%2Flife%2Fkids%2Fteacher%2Fsiryou%2Fpdf%2Fforteacher_04.pdf&usg=AFQjCNFv_ldoYTO_bD-PzpbTObCb7GClfA&sig2=R6vplAyFSOK7hnoLhL4HIw

 

 上記サイトの「資料4」、及び下記の四国電力サイトをご覧ください。四国電力の外部電源の主力である火力発電所は、どれも海のそばにあるようで、もしこのまま南海地震や東南海地震などの大地震・大津波に襲われますと、全滅する可能性があります。昨今、ある方のメールで教えていただいたのですが、この状態だと、その大地震・大津波は同時に伊方原発を襲い、その外部電源を奪ってしまうことになります。いくら伊方に非常用電源があると言っても、それが仮に正常に動いたとしても、外部電源がこれでは、その復旧には超長時間が必要となるでしょうから、伊方原発のSBO(ステーション・ブラックアウト)は再び起きてしまうのではないでしょうか。大地震・大津波時には、非常用電源用の燃料タンクも東日本大震災の時の女川原発の重油タンクように被災してしまって使いものにならなくなるかもしれません。そうなれば、短寿命の非常用電源も含めて、益々、伊方原発への電力供給がままならなくなり、SBOの再現となってしまいかねません。更には、伊方原発の立地条件を考えた場合、伊方原発へのアクセス(人の行き来や資材・食料などの運搬など)さえもままならないでしょう。それに、外部電源がこんなに大地震・大津波に弱い状態にあるのだとすると、四国全域が大地震・大津波のあとは、いつまでたっても電源が回復しないことになりかねず、停電状態が長く続いてライフラインの復旧も遅れてしまいます。

 

 他方で、四国電力は、管内の四国地方全域に電力を安定供給するのに伊方原発は必要としておらず、原発以外の既存の発電設備で十分にやっていけます。伊方原発で作られた電力は、もっぱら関西電力に販売される余剰電力であり、言ってみれば四国電力は四国地方の住民の方々を原発事故の危険にさらしながら、地元四国にとっては必要性のない関西電力向け販売用の電力を伊方原発を使ってつくっていることになります。ただただ四国電力の「カネもうけ」のためだけの伊方原発です。四国電力は、こんなことは、もうやめたらどうですか。四国電力は、こんな伊方原発の再稼働などよりも、上記で申し上げた火力発電所の再配置と非常時対策の強化を含めた、地元四国のための電力供給中長期計画を立てて会社を経営していけばいいのではありませんか。

 

 危険で、高コストで、大量の使用済み核燃料や放射能汚染のゴミを生み出し、ひとたび大事故となれば取り返しがつかず、多くの住民や有権者・国民の反対を受けている原発などに未来はありません。原発のエネルギー効率も低迷したままです。また、四国電力が日本の原発・原子力政策の先頭を走らなければならない”いわれ”もありません。伊方原発が四国地方にとって不要なものであるだけでなく、四国電力にとっても不要であることは、第三者から見ていてもよくわかります。四国電力は、もう政府や電力業界への義理立てなどはやめて、伊方原発を即時廃炉にする決断をし、再生可能エネルギーや最先端高効率の天然ガス使用のコンバインド・マイクロ・ガスタービン発電、あるいはオンサイト型のコジェネシステムなどを駆使し、新しい電力供給のモデルケースを打ち立てていけばいいのではありませんか? 考え直すのは今です。大事故が起きてからではもう遅いです。

 

(関連)火力発電所-四国電力-

 http://www.yonden.co.jp/energy/p_station/thermal/index.html

 

(6)「広島2人デモ」さんの好評「伊方原発」レポートです

 全部目を通されることをお勧めいたします。加圧水型原発が大量に環境放出するトリチウムの危険性を中心に、非常に重要なことが適切にレポートされています。

 

●近づく伊方原発の規制委審査合格 低線量内部被曝を前提に進められる原発再稼働

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150425.pdf

 

●伊方原発 原子炉設置変更許可審査書案 承認 瀬戸内海に大量放出 トリチウムの危険 いよいよ迫ってきた伊方原発の再稼働

 http://www.hiroshima-net.org/yui/pdf/20150530.pdf

 

●その危険が過小評価されてきたトリチウムの影響、稼働中、毎年瀬戸内海に大量放出している伊方原発

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150627.pdf

 

●伊方原発から大量放出ー食品摂取が最も危険なトリチウムーカナダの原発にみるトリチウム摂取のメカニズム

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150718.pdf

 

●“住民投票で伊方原発の再稼働意思表示を決めようよ”と、ある八幡浜市民 ー名案です

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/pdf/20150822.pdf

 

(関連1)広島2人デモ HP

 http://www.inaco.co.jp/hiroshima_2_demo/

 

(関連2)広島1万人委員会

 http://hiroshima-net.org/yui/1man/

(各チラシの全部プリントアウトは、各ページの一番下にある「各回チラシ」のリンクをクリックして、レポート全部を表示の上、行ってください)

 

2.(耕論)もの申すわたしたち:山本太郎、浜田正晴(朝日 2015.10.22

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12027899.html

 

(牛歩戦術のタロー君、オリンパスで勇気ある内部告発を行った浜田さんです。ぜひ、ご一読を! ;田中一郎)

 

3.飯館村ADR申立人に不当対応、東電 切り崩し工作?(東京 2015.10.20

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/fukushima_report/list/CK2015102002000201.html

 

(関連)原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団 - kyusaimoushitatedan ページ!

 http://kyusaimoushitatedan.jimdo.com/

 https://twitter.com/iitate6500

 https://www.facebook.com/kyuusaimoushitatedan

 

(この東京新聞記事を見て驚くとともに、猛烈に怒りが込み上げてきた。これは東京電力が言うような「業務担当者への周知が不足していた」などという話ではない。会社全体が、被害者の弱みに付け込めるところは付け込んで、徹底して福島第1原発事故の賠償や補償は値切れ、ねばれ、そしてあわよくば切り捨てろ、という「暗黙」の「加害肯定文化」に染まりきっていることを暗示している。ふざけた話ではないか。この会社はやはり解体しなければだめだ。こんな連中に、柏崎刈羽原発も含めて、原発や電力の供給などさせられない。:田中一郎)

 

4.野卑下劣の時代

 下記の2つは、私は共通したものがあると思います。まさに政治学者・山口二郎氏が言うように日本は「野卑下劣の時代」を迎えているようです。シリア難民を誹謗中傷した漫画家「はすみとしこ」なるネトウヨの名前は憶えておきましょう。まさにサイテーの人間です。

 

(1)(別添PDFファイル)シリア難民中傷イラスト、「人種差別」世界が非難(東京 2015.10.10

 http://mainichi.jp/select/news/20151008k0000m040053000c.html

 

(関連)難民を中傷するイラスト「そうだ、難民やろうぜ」日本の漫画家、批判受け削除

 http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/07/refugee-racism_n_8260694.html

 

(2)ユネスコに制度見直し要求、記憶遺産 南京事件登録(東京 2015.10.14

 https://twitter.com/kiyomizu5/status/654591600908218368

 https://twitter.com/kiyomizu5/status/654547097333727232

 

(これではまるで1933年の大日本帝国が国際連盟を脱退した時と態度が同じだね。またアホなことをやるのか、この国は。今度は国連かユネスコを脱退でもするのか。アメちゃんに放し飼いにされているチンピラ政治家が、何をアジアに向かって偉そうなことを言うとるのか。:田中一郎)

 

(山口二郎氏コメント「野卑下劣の時代」)

 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=993665217320160

 

(関連)「はすみとしこ」

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%81%AF%E3%81%99%E3%81%BF%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%93

草々

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