高浜原発3,4号機運転差止仮処分判決について:見事な歴史的名判決を受け止め,原発・核の廃棄がなぜ必要かを有権者・国民にこれまで以上に訴えて行きましょう=そして原発・原子力政治を転換するのです
前略,田中一郎です。
さる4月14日,福井地裁の樋口英明裁判長の下,高浜原発3,4号機の運転差止仮処分の判決が出されました。下記はそれについてのコメントです。
<関連サイト>
(1)脱原発弁護団全国連絡会 速報:高浜原発仮処分決定!
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-04-14/
●判決文要旨
●判決文
●弁護団声明
(2)東京新聞
●福井地裁、高浜原発再稼働認めず 初の仮処分決定、「合理性欠く」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041401001499.html
●高浜再稼働 認めず 「緩い規制基準 合理性欠く」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041590070351.html
●再稼働 政府「粛々と」 高浜仮処分 規制委「審査に影響ない」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015041502000114.html
●高浜原発再稼働「遅れる可能性」 仮処分決定で関電会長
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041501001550.html
(3)毎日新聞:■注目ニュース■ 高浜再稼働差し止め 司法が発した重い警告
福井県や関西の住民ら9人が関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てに関し、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、再稼働を認めない決定を出した。仮処分の手続きで原発の運転差し止めが認められたのは初めて。今後の司法手続きで決定が覆らない限り運転は事実上不可能で、再稼働スケジュールに影響を与える可能性がある。関電側は異議と執行停止の申し立てをする方針。
▽福井・高浜原発:再稼働、差し止め 福井地裁、仮処分 「新基準、合理性欠く」
<社説>
▽高浜原発差し止め 司法が発した重い警告
<解説>
▽クローズアップ2015:福井・高浜再稼働、差し止め 事故リスク、ゼロ求め
▽質問なるほドリ:仮処分ってどんな制度?=回答・石川淳一
<関連記事>
▽福井・高浜原発:再稼働差し止め 菅官房長官、再稼働方針に変わりはない
▽福井・高浜原発:再稼働差し止め 与党静観、野党は評価
▽福井・高浜原発:再稼働差し止め 経済界、困惑広がる 「再稼働を」「行方見る」
▽福井・高浜原発:再稼働差し止め 住民側「最高の決定」 立地自治体戸惑いも
▽福井・高浜原発:再稼働差し止め 基準地震動根拠、記事の発言採用 福井地裁
(4)関連
● 東京新聞 規制委員長「事実誤認ある」 「基準見直す必要ない」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041602000137.html
● 高浜原発の再稼働認めず 福井地裁が仮処分/判決要旨を再整理/申立人代表は敦賀市議の今大地晴美さん - てらまち・ねっと
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/6b4dc3290bebb6f169e98b1f8d4d5271
● 高浜原発、再稼働差し止めの仮処分 樋口英明裁判長「新規制基準は緩やか過ぎ」
http://www.huffingtonpost.jp/2015/04/14/takahama-nuclear-power_n_7060358.html
● 高浜原発、避難に16時間 - 速報:@niftyニュース
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2015041501002043/1.htm
● 川内原発の仮処分決定が4/22午前10時に出ます。
http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/15-04-07/
1.判決への評価
(1)最高の判決,全面勝訴,大飯原発判決よりも更に進化,原発再稼働を止める最大の武器,脱原発は新たな段階へ(河合弘之映画監督
兼 弁護士)
(2)仮処分での原告勝訴は初めて,歴史的な画期的な判決(海渡雄一弁護士)
(3)新規制基準に踏み込んで評価しており,これに従えば,全国の再稼働申請中の全ての原発の安全性は確保されていないことになる。(全国で仮処分を含めて,原発差止裁判が提起されているのは全部で28件:裁判提訴がないのは女川と東通くらい)
判決内容は首尾一貫していて明確,危険な原発は動かしてはいけない=万が一にも過酷事故につながる可能性はあらゆる手段で排除されている必要があるが,それがなされていない,そもそも新規制基準がゆるすぎる,という,日本の有権者・国民・市民の大半が体で感じていることを判決が代弁した形,当たり前の判決だが,原子力・原発に狂う日本では画期的・歴史的なものになった。日本の司法が,かろうじて,首の皮一枚で,瀬戸際で,日本の破滅を防ぐ一石を投じた判決と言える。
2.判決の要旨から
(1)高浜3,4号機を運転してはならない。
(2)想定を超える地震が来ないとの根拠に乏しく,想定に満たない場合でも冷却機能喪失で重大事故が生じうる。
(3)使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込むなどの対策がとられていない。
(4)原子力規制委員会の新規制基準は合理性を欠き,適合しても安全性は確保されていない。
(5)原発運転により,住民の人格権が侵害される具体的な危険がある。
3.判決に関する上記「要旨」の補足(判決要旨+アルファ)
(1)基準地震動700ガルを超える地震はありうる。他の原発では過去10年間に5回,基準地震動を超える地震に襲われている。「基準地震動は考えられる最大規模の揺れの地震ではない」とのコメントをする地震学者もいる(入倉幸次郎氏)。
(基準地震動のごまかしは常とう手段=活断層を細切れにして短くする,過去の地震の実績から導いた式を「最大地震(最大リスク)」の数字を使わず「平均的地震(平均値)」を使って想定し地震予測を過小評価するなど。基準津波(6m)や火山噴火の危険についても上記と同様である:田中一郎)
(2)主給水ポンプや外部電源について「安全上,重要な設備」の指定(Sクラス)がなされていないので,基準地震動以下の地震でも冷却機能を喪失して,深刻な大事故になりうる。
(3)最初は370ガルの基準地震動であったこの原発が,その後,安全余裕があるとの理由で,机上の計算だけで550ガルに引き上げられ,更に新規制基準実施を契機に700ガルまで引き上げられている。実際の原発は何も変わるところがないまま,机上の書類上の数字だけが空しくエスカレートしているだけ。(「安全余裕」を怪しげな理屈で切り詰めているだけの話で,危険である:田中一郎)。
(4)使用済み核燃料が格納容器のような堅固な施設によって閉じ込められていない。福島第1原発4号機のような事態が再発して深刻な事態に至る可能性は十分にある。
(5)使用済み核燃料プールの冷却施設も耐震上,脆弱である。地震によって破壊され,使用済み核燃料プールの冷却が続けられなくなる可能性がある。
(6)原子炉施設周辺住民の生命・身体に重大な危害を及ぼす等の深刻な災害が万が一にも起こらないよう新規制基準や再稼働審査は厳しいものでなくてはならないが,実際は緩すぎて,稼働される原発の安全性が確保されていない。また,免震重要棟(や第二制御室,フィルタ付きベント装置)の設置が一定期間猶予されていることも,原発の安全を損ねている。何故なら,原発を襲う地震や津波などは人間の計画や意図,都合を優先してくれないからだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ここから+アルファ)
(7)石橋克彦神戸大学名誉教授「科学が将来を完全に予測できると思う方が非科学的」
(8)過酷事故時の住民の避難計画に実効性がなく,原子力規制委員会がその審査責任を放棄しているため,ノーチェック・無審査のまま放置されている。国際原子力機関(IAEA)が求める深層防護の第5層目が皆無に等しい。
(9)東京新聞の記事「新規制基準を満たせば原発事故は大事故に発展せず,外部からの支援なしに数十人の作業員だけで収束できることになっている」=あやしい
4.判決で触れられていない点で最重要の事項=福島第1原発事故後の東京電力及び政府・規制機関の対応のお粗末への反省がなく,新規制基準に教訓が反映されていない。すなわち,危機管理体制がガタガタで,福島第1原発事故の際に起きたことが再び起きないという保障も対策も,何もない状態で再稼働がなされようとしている。
(1)緊急時対応のお粗末=原子炉モニター破綻(水位計他),原発環境モニター機能せず(放射能測定,TVカメラ,地震計他),水素爆発止められず・核爆発も同様? 物資補給できず(レベルの低い次元でストップ),敷地内外の通信ができない,緊急炉心冷却装置(ECCS)がまともに機能せず,圧力逃し安全弁(SRV)が期待されたように動かず圧力容器内が危機的状態になってしまう他
(2)福島第1原発事故原因の究明棚上げ=何故,事故が深刻化したのか,そして,何故,事故が「ほどほど」のところで平衡状態となり,深刻な事態が回避できたのか(特に2号機),不明のままである。
(3)住民対策の出鱈目=放射能汚染の深刻ひた隠し,賠償・補償の極小化を最重視した避難区域の分割指定,被ばく防護も初期被ばく調査もしない,安定ヨウ素剤服用の妨害・非通知他=まるで猛烈に被ばくさせられる住民など存在しないかのごとし
(4)日本全国の有権者・国民・市民向けの説明責任の放棄と原子力ムラによる嘘八百放送・広報
⇒ その究極が「爆破弁」(有森正憲(東工大)・関村直人(東大))や,メルトダウンは起きていないだろう説明など
5.原子力・原発・核廃棄の必然性を再確認し,精力的に有権者・国民・市民に訴えよう
(1)原発・核燃料施設の過酷事故は日本を滅ぼす,広範囲な地域の住民の生活や人生をメチャメチャにしてしまう,大事故による放射能汚染は半永久的に消えない,福島第1原発事故の最大の教訓
(2)目下進められている原発・核燃料施設再稼働は,原子力ムラとその利害関係人という,ごく限られた人間達の目先の利益享受が目的であって,圧倒的多数の有権者・国民・市民の利益や安全に反する背信的な行為である。不合理,非経済的,非民主的,反自然環境,非持続的,超危険,反道徳的きわまりない。原発・核燃料施設の再稼働は,原子力ムラ代理店政治家達の政治権力のみをよりどころにして行われようとしている。
(3)原発は安定しない電源である。よくトラブルを起こし,いろいろな理由でしょっちゅう止まる。ベースロード電源にはならない。
(4)原発は高コストである=稼働させ生き延びさせれば日本経済をダメにする。再生可能エネルギーによる新産業革命から取り残される=未来の可能性が奪われる。燃料費だけを見て安いと言うな!! 追加安全対策費(設備他),低稼働率,立地自治体対策費,使用済み核燃料及び放射性廃棄物(核のゴミ)対策費(半永久的),高価な危険負担費用(保険掛金の高額),過酷事故対策費,巨額の初期投資金融費用,原発従業員の放射線防護対策費などなど,原発はその必要経費をきちんと見込まないで政治的にコストを計算しているから,実態の何十分の一,何百分の一の金額で「偽りの低コスト」が演出されている=インチキにごまかされるな!!
(5)原発・核燃料施設は失敗の許されない超危険施設である。人間が造ったもので「失敗しない」など,あり得ない話。ということは必ず過酷事故は起きる。
(6)いい加減・出鱈目・隠蔽・インチキ・嘘八百は,原発・原子力の担い手である電力会社も原子炉メーカーも原子力規制委員会・規制庁もも経済産業省も,皆同じ。原発推進の手段は,カネ(差別),嘘八百と隠蔽,そして脅し(原発推進の三種の神器)
(7)日米原子力協定の主目的・内容は「核拡散防止」であり,日本の原発・原子力廃棄を妨害するものではない。日米原子力協定があっても原発・原子力・核廃絶は可能(河合弘之映画監督兼弁護士の今月号の岩波月刊誌『世界』(2015年5月号)掲載論文を参照)
(8)原発・原子力・核がつくりだす病的・不健全社会
a.情報の囲い込みと秘密,隠蔽・ごまかし・歪曲・矮小化のデパート,核=民主主義の破壊
b.差別に立脚=過疎地に立地,底辺に非正規の原発被曝労働者
c.原発・核燃料施設稼働=被ばく労働が前提
d.原子力翼賛と放射線安全神話・被ばく強制のファッショ体制(フクシマ・エートス他)
e.支配権力・巨大資本による「科学の包摂」と,科学の似非化・御用化
f.未来世代へ残す負の遺産と反倫理性=使用済み核燃料と核のゴミ(放射性廃棄物)
6.2つの課題
(1)(軽い方の課題)裁判における関西電力の出鱈目な主張や態度を徹底して暴露し,有権者・国民・市民の前に晒し出そう
仮処分裁判にもかかわらず時間かせぎの裁判引き伸ばし,挙句の果てに裁判官忌避までを申し立て(福井地裁・名古屋高裁がともに却下),という裁判手続きの問題のみならず,原発の安全性を巡る裁判上での実質的な関西電力の説明の出鱈目を逐条反論する必要があるのではないか
(2)(重い方の課題)日本の有権者・国民・市民は,自分自身の政治家選択を「脱原発」を最も基本の判断基準にするべく「脳内革命」を起こせ
有権者・国民・市民の圧倒的多数は脱原発=再稼働反対,しかし,実際の選挙になると,脱原発・再稼働の是非が争点にならずに,相も変わらぬ政治家が選挙で選ばれてくる。日本の有権者・国民・市民は,これを繰り返してきて福島第1原発事故が起きたにもかかわらず,まだこの期に及んでも,同じようなことを繰り返している。昨今では,無責任にも選挙に行かずに選挙権を放棄して平然としている始末
⇒ これでは原発はいつまでたってもなくならない,それどころか,こういう有権者・国民・市民の政治行動・政治家選択は,破滅の兆候を示していると言っても過言ではない。
今般の統一地方選挙でも同様だ。北海道,福井,大阪など,原発問題で最重要な地域の地方選挙(首長,地方議会)でも,脱原発派はことごとく低投票率の下で落選し,グロテスクな,あるいはニセモノの,現職政治家達が大挙して再選されている。日本の有権者・国民・市民は,政治については,馬鹿,なのか。馬鹿なら「死ななきゃ治らない」が,まきぞいを食って死ぬのはご免だ,と思う人も多いだろう。しかし,原発・核燃料施設を再稼働したら,近未来に日本はその過酷事故により必ず滅ぶ。これはお約束してもいい。
なすべきは自明=原発・原子力・核を推進する自民党,公明党,民主党には絶対に投票してはいけないし,その補完政党と見られる維新の党にも投票をしてはいけない。それ以外の,脱原発をはっきりと言う候補者に投票をし,その連中がものたりない,やっぱりだめなら,自分達でオルタナティブな政治家を育てて行くしかない。これをしないと,もう日本は持たない,ところまで来てしまっている。選挙権を放棄して,政治から逃げ回っていてどうするのか。死にたいのか,ということだ。
7.その他
(1)歴史的な名判決を下した福井地裁の樋口英明裁判長は,名古屋家庭裁判所へ転勤になるという。私は裁判所人事に詳しくないが,これはひょっとして降格の,いわゆる「いやがらせ」「原子力ムラ権力報復人事」ではないのか? もしそうなら,日本の最高裁(人事権)は福島第1原発事故後も,その腐敗をやめない,と言うことを意味している。
(2)政治選択において,民主党はあり得ない選択であることを再度強調しておく=民主党は解体されるべきである
それは福島第1原発事故が自民党の原子力政策の帰結だと解釈して,民主党をひいき目でみても,その福島第1原発事故後の民主党政権(菅直人政権と野田佳彦政権)が行ったことだけを見ても,この政党・この連中は「ダメ」だと言うことが明らかである。再度政権を取らせても,間違いなく同じことをするだけだ。
<いくつか具体的に申し上げておく>
a.現在の原子力規制委員会の田中俊一委員長以下の委員を選んだのは民主党政権である(その後2人は任期満了で更迭)
b.福島第1原発事故後の「フクシマ・スキーム」の原型をつくったのも民主党政権である。その特徴は,①加害者・東京電力を救済して,被害者・福島県民やその他の都県の被害者を踏みつけ切り捨てる,②放射線安全神話をでっちあげる,③大飯原発を再稼働し原発推進の火を消さない,④原発輸出を推進する,⑤脱原発の課題は遠い将来に屁理屈付きで先送りする,⑥早期に福島第1原発事故の原因究明や実態調査を放棄し,原子力ムラや新たな安全神話の再構築にまい進する,などだ
c.原発・原子力・核を放棄する意思はない,どころか,その軍事利用=安全保障上での活用に積極的である
つまり,私がいつも申し上げているように,「口先やるやる詐欺」の政治家集団=民主党に,期待をして投票することは無意味であるどころか,マイナスである,と言うことだ。覚悟を決めて,別の政治勢力を育てていくほかない。
草々
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