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2015年3月

2015年3月31日 (火)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(11)(抜粋)(2015年3月)

これまで皆さまにお配りしたレポートなどのバック・ナンバーです。

 

<「いちろうちゃんのブログ」>

1.(報告)原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える(小山真人さん:静岡大学防災総合センター教授・副センター長)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-61f6.html

 

2.放射線被曝はマイクロRNAに注目すべき(NHKサイエンスゼロ 「がんも!老化も! 生命を操る マイクロRNA」より)+報道特集「沖縄で何が」+誰が何を証明すべきなのか 他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/rna-f6e6.html

 

3.(報告)勉強会 「高浜原発再稼働問題をどう考えるか:確実な原子力防災と民主主義尊重の必要性」(原子力市民委員会) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-7153.html

 

4.本日(3/12)のいろいろ情報(メール転送含む) (1) 小さき声のカノン (2)(重要)福井地裁仮処分報告(高浜・大飯) (3)200911月来日予定のオバマ大統領による広島原爆投下謝罪演説を、日本政府が断っていたと米ABCが報道 他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/3-200911-fc30.html

 

5.こんなことはあってはならない : 放射線の影響 話しづらい,子供心配でも、声をあげれば孤立する,物言えぬ雰囲気の中,行政は検査縮小の動き(3/11東京新聞記事より)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-c682.html

 

6.(報告)原発汚染水問題に関する緊急政府交渉:「世界最高水準の原子力規制」という「世界最大水準の嘘八百」の下、「世界最低水準の原子力規制当局」のありようがよく見えた  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-3684.html

 

7.本日(3/13)のいろいろ情報(メール転送含む) (1)上関原発 (2)汚染水政府交渉(追加・修正) (3)CTBT高崎観測所データ (4)(続報)「おしどりマコ・ケン」 (5)原発出鱈目「てんこ盛り」他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/ctbt-5e5e.html

 

8.(見逃せない重用論文(2) : 「一塁ベースを踏まなかった原子力規制委員会:川内原発審査における初歩的で重大な誤り」(石橋克彦先生) + 世界牛肉争奪戦(NHK)他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/k-acea.html

 

9.本日(3/16)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)第4回ちょぼゼミ(子ども甲状腺ガン検査:4/9) (2)大間原発公判と報告会 (3)バンダジェフスキー氏新刊書 (4)『A2-B-C』の上映ができない!? 他 いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-1f1f.html

 

10.第18回 「福島県民健康調査検討委員会」結果と子ども甲状腺ガン検査 (遅くなりました)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-cc7b.html

 

11.(見逃せないj重要論文(3)):津田敏秀岡山大学大学院教授(疫学・公衆衛生学) 福島県の子どもたちに甲状腺がんのアウトブレイクが始まった=それは放射線被曝の影響か?  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-6d21.html

 

12.放射能モニタリングさえもまともにできない人間たちが原発をコントロールできるはずもない:原発敷地及び周辺地域の放射能モニタリング体制を再点検・監視しましょう  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-4358.html

 

13.何度でも申し上げます = 木質燃料が危ない!木材も危ない! (「ママレボ通信」サイトの記事より) :「薪」の放射能汚染と,それを巡る国,自治体,そして東京電力の態度  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-34d9.html

 

14.(メール転送です) トリチウムについて(第60回 伊方ウォークの報告〈広島〉)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/60-aca1.html

 

15.福島第1原発事故時におけるSPEEDIをめぐる政府・自治体の動きを忘れてはいけない=これが原子力ムラ代理店政府と,その支配下にある「自治体」の正体だ,必ず再び同じことが起きる  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-e77a.html

 

16. (メール転送です) 児玉・清水・野口『放射線被曝の理科社会』について/検討の呼びかけ (私の少し長いコメント付きです)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-168e.html

 

17.本日(3/28)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)辺野古基地建設阻止ネット署名 (2)報道ステーションの「古賀茂明降ろし」 (3)街頭に出る山本太郎 (4)映画「A2-B-C」上映中止事件 他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-c072.html

 

18.本日(3/29)のいろいろ情報 (1)放射能汚染も被ばくもみ~んなごまかしちゃえ(甲状腺検査と食べもの検査) (2)ふくしま集団疎開裁判(井戸謙一弁護士) (3)小出裕章さん 他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-6dce.html

 

<その他>

●(似非)成長戦略で破壊される食品表示(1):(新)「第3の機能性表示」は事業者の商売のためのものであって消費者のことなどどうでもいいそうだ=信ずる者こそだまされる  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/3-0278.html

以 上

2015年3月29日 (日)

本日(3/29)のいろいろ情報 (1)放射能汚染も被ばくもみ~んなごまかしちゃえ(甲状腺検査と食べもの検査) (2)ふくしま集団疎開裁判(井戸謙一弁護士) (3)小出裕章さん 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

本日(3/29)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

(最初に,トリチウムの話はとても大事だと思いますので)

●(メール転送です) トリチウムについて(第60回 伊方ウォークの報告〈広島〉) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/60-aca1.html

 

(昨日(3/28),脱原発1000万人アクション大集会(東新宿:新宿文化センター)で150部ばかりお配りしましたが,皆さまにはいきわたりませんでしたから,上記サイトをご覧下さい。原発とトリチウムの問題は軽く見てはいけないと思います。伊方のみならず,玄海,あるいは泊,あるいは海外の原発周辺で,小児を含む白血病の多発など,深刻な健康被害が出ています。それから,何よりも,青森県六ケ所村再処理工場,これは猛烈なトリチウムばら撒き施設で,まるで「悪魔の館」です。絶対に稼働させてはなりません。そのためにも,来る青森県の知事選挙にご注目ください)

 

1.甲状腺がん 放射線の影響否定 評価部会が中間報告(福島民報 2015.3.25

 https://www.minpo.jp/news/detail/2015032521754

 

●「県民健康調査」検討委員会 第6回「甲状腺検査評価部会」(平成27年3月24日開催) - 福島県ホームページ

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-b6.html

 

●「県民健康調査」 検討委員会・甲状腺検査評価部会について - 福島県ホームページ

https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

 

(田中一郎コメント)

 これじゃ,環境省の似非専門家会議と何にも変わらないじゃん。御用学者ばかり集めてやってるから,こうなるのよ。放射線被曝の影響は考えにくいなら,いったい何が原因なのか。どうして青森県の2000年~2015年の子どものガン調査では,1件も甲状腺ガンの発症がないのよ? 何故,福島県だけがこの4年くらいの間で117件もの子ども甲状腺ガンが発症しているのよ? 他の府県=西日本や北海道ではどうなってんのよ。説明してみろよ。調べもしないのか? 説明できないのなら,確定はできないけれど,被ばくの影響を無視できないとして,子どもたちを放射能のない環境にシフトしてあげる,被ばくをしないように移住その他の居住環境を用意する(よう提言する)のがこの委員会の使命なのではないのか? てめえら,何のために,この委員会の委員をやってんだよ!!

 

 記事の最後にある「部会終了後、記者会見した部会長の清水一雄日本医科大名誉教授は「最終的に放射線の影響があるかどうかを判断するには、最低でも10年はかかる」との見方を示した。」なんぞは,まったくふざけているとしか思えない。チェルノブイリ原発事故の後に国際原子力機関(IAEA)らの国際原子力マフィア主導でやった子ども甲状腺ガン多発の無視を,この日本でもやろうと言うわけなの? 10年間なんて,チェルノブイリの時と期間までぴったり一緒だよ(1996年に甲状腺がんの多発と放射線被曝が原因であることを認めた)。

 

 各委員が,てめえらの地位保全を最優先して,福島県の子どもたちの命と健康のことを最優先して物事を判断しないで,放射能や被ばくが原因であることについては,最後の最後まで,徹底して追い詰められるまで「うん」とは言わない,それによって,場合によっては子どもたちの体に取り返しがつかないことが起きても,それはこの委員たち「てめえら」とはカンケーネー,不可抗力だ,こんなセンチメントでやってんだろうな。

 

 ふざけるな,バカ野郎― とっととやめちまえー

 

2.政府 食品の検査対象縮小(福島民報 2015.3.21

 https://www.minpo.jp/globalnews/detail/2015032001002068

 

●食品中の放射性物質に関する「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」の改正 |報道発表資料|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000078546.html

 

●検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方(PDF378KB

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109_1.pdf

 

(参考)原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の設定 |報道発表資料|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000078557.html

 

(本日、原子力災害対策本部は、昨日までの検査結果等から、福島県に対し、 福島県の一部地域※で産出される27年産米 のうち、県の定める管理計画に基づかない米の出荷 制限を指示しました )

 

(以下はメール転送です)

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有機農業ニュースクリップ No.652 2015.03.21

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≪ 放射能汚染 ≫

■厚労省 放射能検査対象食品を縮小

 厚労省は3月20日、東北・関東など17都県の放射性セシウム検査の対象品目の見直しを発表した。この見直しにより検査品目は、昨年3月の67品目から43品目へ縮小し、昨年の約6割となった。放射性セシウムをほとんど検出しなくなったキノコ・山菜を除く野菜類の検査品目はゼロとなった。今回から、茶も除外される。

 

 検査が残った品目はキノコ類、山菜類、米、大豆、そば、蜂蜜、乳、牛肉と一部の魚類である。山菜と並んでキノコ類は、特に生シイタケは、依然として数十ベクレル台の検出が続いている。今年3月6日には、キロ当たり190ベクレルのキノコ粉末が千葉県で見つかっている。

 

 海産魚類は14品目から6品目に減ったが、淡水魚類は1品目減って7品目にとどまっている。東京新聞が報じているように、海に比べ、拡散しにくい川や湖沼の汚染がまだ高く、淡水魚類の汚染は減少しにくい。

 

 共同通信は、「20減り45品目・類となる」としているが、厚労省の公表した昨年と今年の「検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方」によれば、67品目から43品目に縮小している。品目見直しの詳細は対照表を参照。

 

 【対照表】検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方

  http://organic-newsclip.info/doc/150320_rad_kensa-hinmoku.pdf

 

 ・厚労省

  検査計画、出荷制限等の品目・区域設定・解除の考え方

  【20153月版】

  http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109_1.pdf

  【20143月版】

  http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11135000-Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/0000041109.pdf

 

 ・共同通信, 2015-3-20

  放射性セシウム検査食品を縮小 17都県、茶など除外

  http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015032001002068.html

 

 ・千葉県, 2015-3-6

千葉県産のきのこ粉末における基準値を超える放射性物質の  検出について

  http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2015/150306kinoko.html

 

 検査対象品目が減ったとはいえ、放射性セシウムによる汚染が無くなったわけでもなく、キノコや山菜のように高いものもあることに注意が必要だ。

 

 汚染が減少しているのであれば、「基準値をさらに厳しく下げるべきだ」という議論がある。しかし、国が現状の基準値を見直すとすれば、基準値はさらに大きくなる可能性がある。現状の基準値は、汚染された食品だけを食べた場合(希釈率100%)の年間累積線量が1ミリシーベルトとなるように設定されている。汚染食品が少なくなったことを理由にするとすれば、希釈率を100%から70%、50%のように下げるか、累積線量を下げるかのいずれかとなる。おそらく、累積線量には触れず、「平常時」として希釈率を下げてくるのではないか。

 

 【参考】日本からの輸入食品の検査実績(香港)

 ・香港食品安全センター, 2015-3-20

  Daily situation update of food surveillance on food imported from Japan

  http://www.cfs.gov.hk/english/programme/programme_rafs/files/Nuclear_Event/Daily_Update_of_Japan_20_03_2015.pdf#page=13

 

(田中一郎コメント)

 福島原発事故後4年が経過して,厚生労働省が定める規制値を上回るような飲食品が少なくなったのは,放射能汚染が少なくなってきたのではなくて,検査している飲食品の種類も量も少なくなったためなのかもしれません。だって,上記のように,信じがたいくらいに,検査する対象品目とその数を減らしていて,これじゃ,飲食品の放射能の汚染状況は全然わかりませんわな。安全安心キャンペーンの度合いの激しさと,検査対象の品目数及び検査数が,まさに完璧に反比例していて,まるで「食べものは放射能汚染検査をやめて,安全安心でやって行きましょう」になっています。

 

 「安全安心キャンペーン」=「暗然暗心キャンペーン」・・・・・その根底にある魂胆は,放射能汚染隠しと被ばく無視・軽視・矮小化です。今や日本の飲食品は,加工食品まで含めてホット・スポットだらけ,中でも,東日本の太平洋側で獲れる魚介類は危険極まりなし(放射性ストロンチウム他),また,飲食品の周辺=食器(割り箸,木製おわんなど),花木,タバコ,肥料・飼料,木質燃料などなど,危険物がいっぱいです。食べて応援なんて,とてもできません。

 

●原発事故でのストロンチウムを大熊、双葉、飯舘で確認(福島民友ニュース)

 http://www.minyu-net.com/news/news/0322/news9.html

 

3.#ふくしま集団疎開裁判 子ども人権裁判・親子裁判の意義について ★井戸謙一

 http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2015/03/blog-post_27.html

 http://fukusima-sokai2.blogspot.jp/2015/03/blog-post_25.html

 

4.テレビ朝日が「居直り」広報:とことん腐っとるぞ!

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150328-00000103-sph-ent

 

●【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露 IWJ Independent Web Journal

 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770

 

5.「鼻血騒動を検証しない科学者たちこそ非科学的」大バッシングを受けた『美味しんぼ』著者が激白! - 速報:@niftyニュース

http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/playboy-20150319-45279/1.htm

 

6.

(1)日経ニュース:関電、廃炉に海外企業 アレバ・WHが応札へ(有料会員限定)

 関西電力は美浜原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉で国際企業連合を組む。美浜の設備を納入した三菱重工業と欧米で廃炉経験を持つ企業を組ませて共同企業体(JV)をつくる。海外企業は入札で選ぶ計画で、仏アレバと東芝傘下の米ウエスチングハウス(WH)が応札する見通し。国際連携で廃炉を効率的に進め、電気料金に上乗せされる廃炉費用の圧縮を狙う。

 http://mxt.nikkei.com/?4_33584_1114194_1

 

(2)(国策の果て 岐路の原発:1)信じた発展、福島の悲しみ:朝日新聞デジタル

「あの事故」以来止まっていた原発が、今夏にも動き出そうとしています。地方に富をもたらした半面、不安や葛藤も生み出した「国策」。その行方と、人々の思いに迫ります。

 http://news.asahi.com/c/aivAc3ej5Qw83za4

 

(3)マイナンバー法改正案 懸念拡大、広がる利用範囲、国民監視じわり(東京 2015.3.17

 http://p.twipple.jp/ucIto

 

7.(メール転送です)たんぽぽ舎MGより

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┗■2.福島第一原発事故から被害者と加害者が学んだ教訓 (上)

 |  日本国政府は原子力緊急事態宣言 いまだに解除されていない

 └──── 講師:小出裕章氏(バイバイ原発3.7きょうと集会での講演より)

 

「みなさん。こんにちは、あいにくの雨模様の空ですが、たくさんの方が参加していただいてありがとうございます。

 

◯既に4年になってしまいました。3月11日に地震と津波に襲われて、福島第一原発が、次々と爆発して溶け落ちていくということが起こり,私自身はいつか起きると警告してきた人間ですが、その私にしても、本当に起きているということが信じられませんでした。毎日毎日悪夢を見ているのではないかと思いながら目を覚まして、だが、やはり事実として事故が起きている、その事実に打ちのめされながら、毎日を戦争のように、今日まで過ごしてきました。が、残念ながら何の収束もしないまま、今日に至っています。

 

 2011年3月11日に事故が起きた時に、日本国政府は、原子力緊急事態宣言というのを出しました。その緊急事態宣言は、いまだに解除されていないのです。事故がずっといまだに続いているということは、勿論、事実が示しているわけですし、日本国政府自身が、そのことを認めているということになっています。

 先ほど鈴木さん(京都への避難者)が報告して下さったように、福島の現地を中心にしてたくさんの方々が、いまだに苦しんでいるというそういう状態です。たくさんの被害者、何十万人、あるいは、汚染地帯で何百万人の人たちが、不安の中で暮らすという状態になっています。

 

◯いったいこの事故を惹き起した加害者は誰なのでしょうか?

 日本では原子力平和利用というような、私から見ると、とんでもないウソの宣伝のもとに原子力が進められてきました。それを進めてきたのは、まずは日本の政府、日本の国家です。その周りに電力会社、原子力産業、中小零細のたくさんの企業、そしてそこで働く労働組合までが、加担するようになりました。勿論、学者も、ほとんどが原子力に加担をして、原子力とはいいものだという旗を振り続けました。今日この場にも、一部マスコミの人もいてくださるけれど、マスコミすらが、原子力の夢をばらまいて、全部が一体となって原子力を今日まで進めてきた、来てしまったのです。

 

 かって日本は悲惨な戦争をしました。国が戦争をして、勿論マスコミも加担して、日本国民みんながその戦争に加担しながら、悲惨な被害というものを、自分たちだけでなく、アジアにも振りまいたということがありました。日本で進められてきた原子力というものは、私は、まさに戦争と同じような構造だったと思います。大変巨大な組織、言ってみれば政府を中心にした権力機構というものがあって、どんな反対をしてもどうにもならないと、いう中で、原子力が進められてきてしまった。挙句の果てに事故は起きたのです。私は、その巨大な機構を、皆さんは、原子力村という言葉で呼ぶようになっていると思いますが、私は原子力マフィアと呼びたいと思うようになってきました。まさに犯罪者集団、巨大な犯罪を犯している集団が、日本の国家を中心にして、日本という国を牛耳っている、そういう状態になってしまった。

 

◯この会場の中にも、自営業の方がいらっしゃると思いますが、そういう自営業の方が、何か、自分の職場から、毒物を環境に流すというようなことをすれば、すぐに警察が踏み込んできて、その人を処罰します。誰か一人でも周辺の人が死んだというようなことになれば、マスコミを含めて大騒ぎになるはずなんです。

 しかし、福島第一原子力発電所の事故の場合には、既に、原発関連死といわれている人が、おそらく、2000人を超えている。たくさんの人の命が奪われるということがあっても、誰一人として責任をとらないということが起きてしまっている。

 

 私は加害者に必ず責任をとらせたいと、思います。東京電力の会長、社長以下、原子力を進めてきた人たちは、刑務所に入れなければいけないし、これまでに、58基の原子力発電所を認可してきた自由民主党と、その政党、その政党の歴代の責任者、原子力発電所の安全にお墨付きを与えた内閣総理大臣は、みんな自民党だったわけで、そういう連中はみんな刑務所に入れなければいけない。残念ながらそれができない。というのが、今の時です。

 

◯しかし、事故から4年たっても、本当に残念なことに、事故は全く収束していないのです。201112月に、まだ民主党という政党が政権をとっていたときに、野田さんの言う首相が事故収束宣言なるものを出した。いい加減にしてくれと私は思いました。終息宣言を出すならば、緊急事態宣言を撤回しなければいけないはずなのですが、緊急事態宣言は生きたまま、事故の収束の宣言を出すというでたらめな事を、民主党という政権がやった。民主党は政権が崩壊してしまって、今、また、自民党が返り咲いているわけですが、ますますまた原子力を進めるという考えられないようなことになってしまっています。

 

 その陰では、今この時も、おそらく7000人というような労働者が、福島第一原子力発電所の敷地の中で、放射能を相手に闘っています。その労働者たちは、東京電力の社員たちではありません。ほとんどが下請け、孫請け、そのまた下請け、というように、8次、9次、10次というような下請け関係で、雇用されている、本当に貧しくって、底辺であえいでいる労働者たちです。勿論、非正規雇用労働者たちです。

 

 彼らがいつも被曝をしながら、事故に向き合ってくれているわけですけれども、みなさんも、ご存知のように福島第一原子力発電所では、毎日のように放射能汚染水が海に向かって流れ出ていくというようなことになってしまっています。毎日毎日350トン、400トンというような、汚染水がどんどんどんどん増えてきて、一部は地下に流れて行って、現在も、福島第一原子力発電所の敷地は、放射能の沼のような状態になってしまっている。それを防ぐことができないというところに、追い詰められている。 (下)につづく

 

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┗■2.福島第一原発事故から被害者と加害者が学んだ教訓 (下)

 |  福島の事故は50年たっても収束しない

  教訓は:2度と原子力発電所などは、動かしてはいけないと

 └──── 講師:小出裕章氏(バイバイ原発3.7きょうと集会での講演より)

 

○何とかしなければいけないと言って、労働者たちが闘っている。被曝をしながらです。でも、被曝というのは、日本の法律の中では、限度が決められているのです。1年間に、皆さんは、1ミリシーベルトの被曝しかしてはいけないと決められているわけですが、被曝労働者も、1年間に20ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないと定められているのです。もしその被曝の限度を超えてしまえばどうなるか、と言えば、東京電力の社員であれば何にも困りません。被曝現場から離れて別の部署で働けばいいからです。しかし今、福島第一原子力発電所の現場で働いている労働者たちは、被曝の限度に達してしまえば、即解雇なのです。もう働けなくなる。生活が奪われてしまうということを抱えながら、働いているという、そういう人たちです。

 

 そういう労働者を雇う雇用主の方も、労働者がなくなっては困るので、被曝の限度をごまかせ、余り被曝をしないように申告しろというわけですし、労働者の方すらが、自分の被曝の限度に達すると自分が首を切られてしまう、生活ができなくなるということで、自分の方から自分の被曝量をごまかしていくというそういう悲惨な事になっている。

 

○そしてこういう事態が、何年も、何十年も、続いていくしかない、そんな事故が今進行しています。わたしも含めて、今日、この会場にいらっしゃってる方々、失礼ながら、どっちにしても死ぬんです。私にしても、10年生きられるか、20年生きられるかと思っていますけれど、福島の事故は50年たっても収束しないです。この会場の人間がみんな死んでしまっても、たぶん事故は収束しないと、そういう事故、人類が初めて遭遇した巨大な事故が今進行して、本当に社会的に弱い人たちが、次々と被ばくをしていくということになってしまっています。

 

 周辺も大変です。鈴木さんのように逃げてきた方もいる、あるいは猛烈に汚染をしてしまったところ、面積にして言うと約1000平方キロメートル、琵琶湖が1・5個も入ってしまうというようなところが、到底人が住めないということで、10万人を超える人たちが、故郷を追われて流浪化しているのです。避難という言葉で言われています。でも一体それ、どういうことなんでしょうか?

 

○補償金もらっているからいいだろうと、たぶん政府の方は言うだろう。しかし、人間が生きる、生活するということは、物を食べるということだけではないのです。ちゃんと仕事があって、誇りをもってその仕事をこなしながら、地域の人たちとつながって、子供たちは学校に行って、仲間とつながって、みんなそうやって生きてきたはずなのですけれども、その生活が根こそぎ破壊されてしまう。ということが、1000平方キロメートルというような地域で起きて、10万人を超えるような人たちが、いまだに家に帰れない。たった一人の人がそうなったって、大変なことだと、私は思いますけれども、10万人を超えるような人たちが、そうなってしまった。

 

 日本はかっての戦争で、負けました。でも、国家が戦争で負けても、国破れて山河あり、といって、大地があればみんな生きられた。です。どんなにつらくても、きちっと生きることができた。今は、その大地自身が壊れてしまうということになりました。戦争が起きたって、こんなひどいことは起きない。というようなことが起きている。しかし、日本の政府は、それを忘れさせてしまおうという策謀に出ているわけですし、原子力マフィアの一端を担いできたマスコミも、次々と福島原発事故のことを報道しなくなる。わすれさせてしまおうという動きが着々と進行してきているのです。でも、今日、この会場に、雨の中をこれだけたくさんの方が来て下さったことを、私は大変うれしく思います。どんなに、国の方で忘れさせてしまおうということをやっても、福島の事を忘れないと思って下さる方がやはりこの国にはちゃんと居て、それぞれの方がこうやって集まってきてくれる事を、大変ありがたく思います。ありがとうございました。

 

○福島の事故から、私たちは何を教訓とすべきなのでしょうか?私の教訓は単純です。原子力発電所で事故が起きてしまえば、今聞いていただいたようにとてつもない被害が出てしまって、回復すらができない、そういうものだ。そしてそういう被害というものは、社会的に困った人たちに、集中的に加えられていくということを教訓にしなければいけないし、2度と原子力発電所などは、動かしてはいけないと、私は学ばなければいけないと、思いました。おそらく、この会場の皆さんもそう思って下さっていると思います。

 

○しかし、原子力マフィアはどういう教訓を得たのかというと、どんなにひどい事故を起こしても、どんなに住民に苦難を加えても、自分たちは決して処罰されないという教訓を学んだ。誰一人として処罰されない。無傷のまま生き延びてしまうということになりました。今、再稼働反対ということで、ここに私達は集まっていますけれど、電力会社は、九州電力、関西電力を筆頭に、原子力発電所を再稼働しようとしています。なぜかと言えば、川内原子力発電所、高浜原子力発電所、次に大飯原子力発電所が仮に再稼働して、大きな事故を起こしたとしても、彼らは、誰一人として処罰されない。ということを、今度の事故から教訓として彼らは学んでいるんです。

 

 東京電力の誰一人として罰せられない、東京電力は今もう黒字になっている。そうなら、自分たち、何にも怖いものない。ということで、彼らは再稼働させようとしているのです。なんとしても、それを、私はやめさせたいと思います。残念ながら、私達はまだまだ弱いです。本当に再稼働を阻止できるかどうか、私にはわかりません。再稼働どころか、原子力発電所を世界中から、私は、廃絶しなければいけないと思っていますけれども、それまでにたどりつくために、一体どれだけの時間がかかるのだろうかと、思うと、大変なことだろうなと、思います。

 

○問題は、原子力発電所の再稼働、ただそれだけではなくて、この社会、この世界が一体どんなものなのか、それを根本的に変えなければいけないということだと思いますし、社会的に弱い人たちに、とにかくみんなしわ寄せをしていくという、そういう世界を変えるというたたかいと、たぶん、つながっているんだと思います。これからもまだまだ長い時間がかかると思いますが、先ほど松田さんが報告して下さったように、大飯原発、高浜原発の、再稼働を差し止めるという裁判もいま進んでいて、もうすぐ、たぶん私も思うけれども、差し止めの判決がでるだろうと思います。

 

 歴史は流れています。大河のように流れています。簡単には流れを変えられないということはあるけれども、でも確実に流れていると、私は思います。あきらめずに、これからもいきたいと思いますし、皆さんのご活躍を願いたいと思います。ありがとうございました。

草々

 

 

2015年3月28日 (土)

本日(3/28)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)辺野古基地建設阻止ネット署名 (2)報道ステーションの「古賀茂明降ろし」 (3)街頭に出る山本太郎 (4)映画「A2-B-C」上映中止事件 他

前略,田中一郎です。

 

1.ネット署名:キャンペーン • 沖縄・辺野古基地新設に伴う西日本各地からの採石搬出への反対 • Change.org

  http://goo.gl/eL7ady

 

(昨日の私のメールのURLではアクセスできなかった可能性がありますので再送したします。沖縄に巨大かつグロテスクな戦争拠点をつくらせないために,できることは全ていたしましょう。そして,この署名とともに,安倍晋三とその母体である自民党ゴロツキ徒党の撲滅作戦です。がんばりましょう:田中一郎)

 

2.(別添PDFファイル)「美味しんぼ」論:落合栄一郎氏(in カナダ)

「oishinbo_hanadi_ronsou.pdf」をダウンロード

3.現代マスごみ権力の言論封殺を許すな:報道ステーションの「古賀茂明さん降ろし」=負けるな古賀茂明さん,頑張れ,頑張れ,応援しているぞ!!

 TVがガラクタ御用人間の集まりになっていく。古賀茂明氏だけでなく,この番組を裏で支えていたスタッフも更迭されるらしい。平成の「白虹事件」を引き起こして,「科学部」という「非科学部」に御用広報担当を集めている朝日新聞を追いかけるように,今度はテレビ朝日がこんな調子だ。この国が大きくゆがみ,悪の帝国ならぬ悪のアメリカの手下として,滅亡へ一歩一歩近づいているのが肌で感じられる。今,闘わなければ,私たちは未来を失う。

 

(1)【古賀茂明生放送で暴露】古館伊知郎と激論動画(報道ステーション)緊張感MAXで本年最高のニュース番組 - NAVER まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2142746281818597401?fb_action_ids=868121113251947&fb_action_types=og.likes

 

(2) 20150327 古館VS古賀 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=NNw_JO8Qglo

 

(3) 20150327 古館vs古賀 ROUND2 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?t=357&v=6g8VMvFdRyA

 

(但し,古賀茂明さんの農協批判はいただけませんね。それって,市場原理主義ですよ。農協を叩くのは市場原理主義ではなく,協同組合主義で徹底的に叩けばいいのです。たとえば,TPP反対を組織方針として掲げながら,何故,TPP推進の権化のような安倍晋三政権・自民党を組織を挙げて支援しているのか,福島原発事故を受けて掲げた脱原発の組織方針にもかかわらず,何故,地方選挙で原発推進候補を組織応援するのか,何故,協同組合精神が大事だと国際組織を連れてきてまで訴えているのに,全農の一部の幹部達は,全農は株式会社でもしかたがない,などと安倍晋三政権の「受け皿」行為を繰り返すのか,などです:田中一郎)

 

4.(メール転送です)(別添PDFファイル)映画「A2-B-C」上映中止事件 

「eiga_a2bc_tyuusi.pdf」をダウンロード

 この事件も,上記のTV朝日の「古賀茂明さん降ろし」と同じ性質のものです。今の日本に恐ろしいことが起きていることを早く気がつかなければいけません。一部の人間だけではなく,圧倒的多数の日本人が,です。

 

5.街頭へ飛び出す山本太郎:小沢一郎などぶっ飛ばせ!!

 

(1)山本太郎が新宿アルタ前で街頭会見20150326

 https://www.youtube.com/watch?v=WzYZsdQHntA&feature=youtu.be

 

(2)山本太郎参議院議員 - YouTube

 https://www.youtube.com/channel/UCNAHgqpOLF1hBJaDFwVGggg

 

(3)沖縄での政府の強硬姿勢は「無法者」のやり方-山本太郎・共同代表が認識示す 日仏共同テレビ局フランス10

 http://www.france10.tv/politics/4969/

 

6.ネオニコチノイド系農薬の使用禁止と、残留基準の規制緩和反対を求める署名 ―もう後がない! ネオニコはここでくい止める! 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/nico2/

 

以下はメール転送です。

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みなさん、こんにちは!

グリーンピース・ジャパン 食と農業問題”bee my friend”チームのビースケです。先週20日(金)、ついにぼくビースケと、グリーンピースの”bee my friend”チームは、農林水産省にみなさんの署名を提出してきたよ。

 

ぼくたちと同じく、農薬問題に取り組んでいるNPOダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議、反農薬東京グループ、日本有機農業研究会の3団体の方々と一緒に行ってきたよ。会ってくれたのは、農林水産省・農薬対策室の瀬川雅裕室長。ビースケが、勇気を出して農水省に直接質問をぶつけてきたので、今回はその内容をご紹介します!

ビシッ

 

Q.ビースケからの質問1  日本でも、ヨーロッパのように予防原則に基づいて農薬の使用規制をできないでしょうか?

A.農水省の回答

日本でも、ミツバチへの影響についての調査は進められていますが、今のところ、いったん使用を止めて詳しく調査をする、という仕組みはありません。

調査をしているとはいえ、農薬を使い続けながらの調査。一方ヨーロッパでは、ネオニコ系農薬がミツバチの大量死に関係しているんじゃないか、と疑われた時点で、詳しい調査をするためにいったん使用が停止されているんだ。日本でも予防原則の考え方を取り入れて対策をしていかないと、被害が長引くことになってしまうかもしれないのに…。

 

Q.ビースケからの質問2  ミツバチへの被害調査は、いまどうなっているんですか?

A.農水省の回答

2013年から2015年にかけて調査をしています。去年の調査結果では、夏に水田に撒くネオニコ系農薬がミツバチに悪影響を及ぼしている可能性が明らかになりました。その詳しい結果は、今年発表する予定です。ぼくたちは、農薬を撒く夏より前に調査の結果報告をしてほしいと要求したけど、いつ発表するかははっきりと答えてくれなかったんだ…。被害を最小限にするためにも、なるべく早く公開するようにお願いしてきたよ。

 

Q.ビースケからの質問3  被害があるとわかった場合、どのように対応していくんですか?

A.農水省からの回答

当面は、ネオニコ系農薬を散布する農家と養蜂家に、農薬がミツバチに悪影響を及ぼさないよう情報提供していきます。残念ながら、もし悪影響があったとしても、農薬を使うことを前提に対策することを考えているようなんだ。でも、植物の内部に浸透するだけでなく、土や水にも残って環境に広がりやすいこの農薬を、「悪影響を及ぼさずに使い続ける」ことなんて本当にできるのかな…?

 

Q.ビースケからの質問4  農薬の使用規制は、どのように進むんですか?

A.農水省からの回答

過去には、農水省から、都道府県を経由して農家に使用規制を通達しました。その結果、農薬メーカーが農薬登録を取り下げる、ということがありました。の過去の事例は、なんだか農薬メーカーに遠慮して、遠回しな対策をしているように思えるよね。農薬の悪影響が及ぶかもしれないミツバチや子どもたちよりも、農薬メーカーを優先するようなことがないように、使用規制の制度をしっかり設けてほしい、と伝えてきたよ。今回、消費者のみんなの声をしっかり伝えてきたけれど、これからも引き続き、政府や農薬メーカーに働きかけていく必要があるな、とぼくは感じたよ。

 

**************************

ぼくたちグリーンピースやNGOのみんなは、環境に負担が低くて、安全で食育にもつながる、自然農法や有機農業をさらに普及させることをめざして、今年度もさらに活動をレベルアップさせていくよ!  いまぼくたちがめざしているのは、ハチを守るために、ハチに悪影響のある農薬の使用を規制する法律を日本でつくること。そして、有機農業で頑張っている農家さんや有機野菜を進んで使用している幼稚園や学校などの団体も応援して、日本中で有機農業を広めていきたいと思っているんだ。

 

これからも力を合わせて、日本の食と農業をもっともっと良くしていきましょう。よろしくお願いします!ペコッ。 みんなでつくろう! 子どもとミツバチ保護法ミツハチと子どもを守るための活動を続けるために、皆様のご寄付をお願いします。

 

今週はここまで。 次回はこれからの活動についてもっと詳しく紹介するよ! こうご期待♪

ビースケ   

 

7.(毎日新聞)■注目ニュース■「八紘一宇」国会発言 問題視されない怖さ

 =批判的にご覧下さい(田中一郎)=

 

 16日の参院予算委員会で、自民党の三原じゅん子議員が戦争遂行のスローガンに使われた言葉「八紘一宇(はっこういちう)」を肯定的に紹介してから10日余り。大きな問題にはなっていないが、戦後70年を迎える折も折、「良識の府」参議院で飛び出した発言を忘れ去っていいのだろうか。

 

▽特集ワイド:続報真相 戦意発揚スローガン「八紘一宇」国会発言 問題視されない怖さ

 http://mainichi.jp/m/?WHTzFI

 

<発言時の記事>

▽三原じゅん子議員:「紹介したい大切な価値観、八紘一宇」

 http://mainichi.jp/m/?AdU2Jt

 

<ことば>

▽八紘一宇とは?

 http://mainichi.jp/m/?gxmZBc

草々

 

2015年3月27日 (金)

(見逃せない重要論文(4)):小出裕章京都大学原子炉実験所助教 定年記念公演・定年インタビュー

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

「見逃せない重要論文(3)」は、この3月で定年退職となる小出裕章京都大学原子炉実験所助教です。小出裕章さんのことはみなさまがもうよくご存じでしょうから、私がご紹介申し上げるまでもありません。今から4年前の福島第1原発事故で、1号機に続いて3号機までが爆発を起こした時、これは大変なことになったと思い、その時、小出裕章さんがいらっしゃっていろいろとお話をされているのを聞いて、どれほど心強かったか知れません。TVや新聞などのマスごみに登場する、見るからに「こいつは原子力ムラの人間だ」と思わしき連中が発する言葉にはまったく信頼が置けず、原子炉のど素人にも、日に日に事態が悪化して緊迫度が高まっていく様子が感じ取れましたから、どうしたら危機から脱することができるのか、気が気でなかったことを思い出します。そんなとき、小出裕章さんの言葉が一言一言、非常に貴重に聞こえたものでした。

 

福島第1原発の事情が少し平衡状態に入り、事態の悪化や格納容器を吹き飛ばすような大爆発はさしあたり回避できた様子になってからも、小出裕章さんの様々なコメントには、必ずと言っていいほど耳を傾けたものです。早くも事故後数か月で、いわゆる原子力ムラの御用学者と言われた連中は、国民から完璧に信頼を喪失して、TV画面をはじめ、マスごみから姿を消しました。それから4年、小出裕章さんの大活躍が輝く中、それでも原子力ムラ・放射線ムラは死に絶えることなく、しぶとく生き残り、今、自民党の政権復帰とともにゾンビのごとくよみがえろうとしています。日本の国民というのは、福島第1原発事故という危機一髪の国家全体が滅亡しかねない大事故を目の前にしても、かような自民党に政権を託すほど、愚かでわけのわからぬ国民であったかと、がっかりもし、また、情けなくもなりましたが、その時も小出裕章さんの不屈の精神と、そのきらきらとした良心に励まされたものです。

 

その小出裕章さんが、残念ですが京都大学原子炉実験所を定年退職されます。さる2月末には、その小出裕章さんを迎えて記念講演がなされましたし、マスコミ各紙も定年記念のインタビュー記事などを掲載しております。別添PDFファイルには、そのうちの5つばかりを添付しておきました。なお、京都大学原子炉実験所には、かつて、たのもしい「熊取6人衆」が在籍しておられたのですが、今回の小出裕章さんの退職をもって、残るは今中哲二氏1人になってしまいました。

 

ところで、3.11以降の小出裕章さんのことで強く印象に残っているのは、2011年4月末に明治大学御茶ノ水校舎で開催された講演会に、会場に入りきれないほどの大行列ができたこと、それから、何度も小出裕章さんの講演を聞きに行き、時々、講演の後に質問に行くと、どんなトンチンカンな質問にも、それはそれは丁寧に答えてくださっていたこと、そして、何よりも、もう中止にされてしまっているけれども、関西の毎日ラジオ放送で連日放送されていた「たね蒔きジャーナル」を、毎日のように聞き漏らさずに、インターネットで耳を皿のようにして聞いていたことです。インタビューをなさっていた女性のアナウンサーもなかなか感度が良くて、この番組がTVの定番番組にでもなっていけばいいな、と思いながら聞きました。(しかし、残念なことに、多くの視聴者の「続けて」という声を踏みにじり、関西のラジオ局はこの番組をつぶしてしまいました。おそらくは原子力ムラからの圧力が水面下であったのでしょう。なさけないマスごみです。)できれば、ネットを通じた放送に詳しい方には、この小出裕章さんの「たね蒔きジャーナル」を復活させていただきたいものだと今でも思っています。そういう番組が絶対に必要な情勢になってきているような気がしています。

 

●小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ(かつては「たね蒔きジャーナル」の録音サイトでした)

https://hiroakikoide.wordpress.com/tag/%E3%81%9F%E3%81%AD%E8%92%94%E3%81%8D%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB/

 

以下、簡単に昨今の小出裕章さんの書かれたものやインタビュー記事等をご紹介し、あわせて小出裕章さん関連のサイトもいくつかご紹介しておきます。定年退官記念講演での小出裕章さんへの会場からの質疑応答に関する記事によれば、小出裕章さんは、退職後、「仙人」になられるのだそうです。当面は求められれば講演等に応じますが、徐々に徐々に自分はそうしたことから身を引いて行って、最後は山にこもって仙人におなりになるとか。私たちとしては、小出裕章さんには、仙人は仙人でも、脱原発「専任」の仙人でいらしていただきたいですね。これからもご活躍を期待しております。

 

 <別添PDFファイル>

(1)原発廃炉への道筋(小出裕章 『都市問題 2015.3』)

(2)小出裕章・京大助教 定年インタビュー、反原発 私自身のため(東京 2015.3.23

(3)京大原子炉実験所助教 小出裕章さん最終講義(毎日 2015.3.6 夕刊)

(4)風知草 去っていく男(毎日 2015.3.2

(5)住民に中間貯蔵を引き受けさせてはいけない(小出裕章『週刊金曜日 2015.3.6』)

 

 <関連サイト>

(1)2015-02-27 【大阪】京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏、在職中最後のゼミ講演で「原子力廃絶」を力説──原発に警告を発し続けてきた半生を語る IWJ Independent Web Journal

 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235922

 

(2)みんな楽しくHappyがいい♪ 小出裕章先生

 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-category-15.html

 

(3)小出裕章ジャーナル 独立系ラジオ番組・ラジオフォーラム

 http://www.rafjp.org/koidejournal/

 

(4)京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏講演会情報

 http://healing-goods.info/koide/

 

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上記のうち、1.原発廃炉への道筋(小出裕章 『都市問題 2015.3』)を以下に簡単に要約

 

1.はじめに

(1)ついに日本でも起きた原子力発電所の破局事故

(2)原子炉という機械の宿命

(中略)そして、長期間運転され、炉心に核分裂生成物が十分に蓄積した状態の場合、原子炉内の発熱の7%分は、核分裂生成物自体が発している。その発熱を「崩壊熱」と呼ぶ。ウランの核分裂反応は制御棒を挿入することで止められるが、「崩壊熱」は核分裂生成物がそこにある限り止められない。つまり、原子炉という機械は、何かトラブルがあった時に、原子炉を停止する、つまりウランの核分裂反応を止めたとしてもなお、7%分の発熱は止められない。熱出力300万KWの原子力発電所であれば、崩壊熱は21万KWになる。その発熱は約80kgの冷水をl秒ごとに蒸発させるほどのもので、もしその発熱を除去できなければ、炉心が熔けることは必然である。すなわち、原子炉とはいついかなる時にも冷却できなければ熔け落ちてしまう宿命を持った機械である。

 

2.廃炉工程の現状と問題点

(1)これまでの歩み

(2)現在存在する困難

<1>放射能汚染水

<2>労働者の被曝

<3>放出された放射能と周辺の汚染

(中略)そのセシウム137について、日本国政府が国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書に基づけば、大気中に放出した量は15ペタベクレルである。広島原爆が大気中にばらまいたセシウム137の量は0.089ペタベクレルであるから、図1に示すように、福島第一原子力発電所事故で大気中に放出されたセシウム137は広島原爆168発分に相当する。そのほとんどは偏西風に乗って太平洋方向に流れた。日本の東北地方、関東地方に降下したセシウム137の量を各県別に図2に示す。その総量は2.4ペタベクレルである。それによる汚染についても日本政府が地図を作成しており、それを図3に示す。濃密な汚染を受けた約1,000km2(琵琶湖1.5個分)から10万人を超える人たちが故郷を追われて流浪化した。また全部で14000km2の地域は、日本が法治国家だというのであれば、「放射線管理区域jに指定して、人々の立ち入りを禁じなければならないほど汚れている。そんな深刻な汚染を引き起こしたセシウム137の量は重量にすればわずか750gしかない。放射能は五感に感じられないというが、感じられるほど放射能があれば、人間は簡単に死んでしまうからである。

 

3.廃炉に向けて今後歩むであろう(歩むべき)道筋

(1)使用済み燃料プール

(2)放射能汚染水の管狸

(中略)破綻を回避するためには、2つのことを行うしかない。まずーっは炉心の冷却に水を使うことをやめることである。炉心に留まった核分裂生成物のうち寿命の短い核種は次々と減衰して無くなってくれており、事故直後に比べれば、崩壊熱はすでに数百分の1に減っている。図4に示す通り、現在ではせいぜい数百KWである。水は最高の冷却材ではあるが、水での冷却は諦め、スズ、鉛など低融点の金属での冷却、あるいは空冷も可能だろうと私は思う。

 

(中略)今回福島第一原子力発電所で作ろうとしている遮水壁は深さ30m、長さ1.4kmものものであり、そんな凍土壁を作った経験はない。そして、凍土壁は冷却が断たれれば崩壊してしまう。今後何年、何十年にわたって一刻の冷却の途絶えも許されないという技術が成り立つ道理がない。結局、鋼鉄とコンクリートによる遮水壁を作らざるを得なくなる。

 

(3)熔け落ちた炉心の始末

(中略)東京電力と国は、破壊されている格納容器を補修し、全体に水を張ったうえで、上方向につかみ出すという工程表を書いている。しかし、おそらくそれはできない。格納容器の補修そのものが難しいだろうし、仮にそれができても熔け落ちた炉心はすでに分散してしまっていて、上方向から格納容器の底を覗いて取り出すことはほぼできない。仮に50%を取り出すことができたとしても50%は残ってしまう。そうであるなら、多大な被曝をしながらつかみ出し作業をするよりは原子炉建屋全体を、かつてチェルノブイリ原子力発電所事故の時に行ったと同じように「石棺」で封印するしかない。

 

(中略)福島第一原子力発電所l号機から3号機の使用済み燃料プールからの燃料の移動がいつになったら終わるか分からないが、それが終わるまでは石棺化はできない。石棺ができるとしても、それができた暁にはおそらく私は死んでいるだろう。そして、第2石棺を作るころには、今現在生きている人のかなりの人たちが死んでしまっているだろラ。

 

(4)放射能の永続的な管理

(中略)気の遠くなるような作業が予測できない未来にわたって続く。

 

4.根本問題

(中略)事故を収束するためにまず必要なことは、無責任体制を改めることである。人々にどんなに苦難を与えても、事故対応にどんなに失敗しても誰も責任を負わないようなら、今後の事故処理対策もうまくいく道理がない。また、現在、原子力発電所の再稼働が企てられているが、それは、再稼働後に事故が起きたとしても、だれも責任を負わずに済むことが、今回の事故で示されたからである。事故が起きた場合に、責任ある組織と個人を正当に処罰することができるなら、原子力発電など誰にも運転できない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

草々

 

 <追>

最後に、小出裕章さんについて、申し上げにくいことを1つばかり申し上げなければいけない。それは、別添PDFファイルの『週刊金曜日』記事にある次のような小出裕章さんの発言のことである。

 

「(問)年配者は汚染品も食べようと提案し、反発も受けられましたね。

 

(小出裕章さん)本来は住んでも農業もやっていけない場所に捨てられた人は、そこで作物を作るしかない。「東電に買い取らせろ」という人もいるが、買っても捨てるだけ。仕事に誇りを持つお百姓さんや酪農家は初めから捨てられる物を生産できますか。被曝しながら作って下さる農作物をどうするか。50代から放射能への感受性は著しく鈍くなる。感受性の強い子どもは絶対避けるべきですが、原発を作ってきた責任のある大人は分担して食べるしかないと思います。」

 

私はこれには残念ですが賛成できません。「原発を作ってきた責任のある大人」をごくごく限定し、自民党・民主党の政治家や経済産業省の幹部官僚、あるいは原子力産業や原子力推進の立場だった御用学者や御用マスごみ幹部くらいの範囲内であれば、それもありでしょう。しかし、そうした「福島第1原発事故の責任者」の範囲を超えて、広く一般の国民の大人を意識しての発言であれば、受け入れることはできません。

 

基本は、小出裕章さんがいつもおっしゃっているように、「放射線管理区域指定基準」を超える地域からは、全ての人々がすべての産業とともに移転・移住・避難をするのです。汚染地域は無人化させ、放射能の自然減衰を待ち、放射能が拡散しないように閉じ込める努力を不断にしていく以外にありえないと思います。除染など、できるはずもありません。そして、そうしたことの基礎に、被害者への万全の賠償・補償と再建支援政策がなくてはなりません。事故後4年間、このあたりまえのことが、歴代の政府・政権によってサボタージュされ、加害者の原子力ムラが再建されるとともに、他方で、被害者が踏みにじられて放射能汚染地帯に居住を余儀なくされ、無用の被ばくを押し付けられているのです。これをひっくり返すには、被害を受けたもの同士が手を結びあい、一般の国民とともに立ち上がって、原子力ムラ連合軍と闘う以外に解決できる道はないのだと思います。選挙、裁判、社会運動、請願、ありとあらゆる手を使って闘う以外に、この理不尽な状態を突破する方法はありません。年取った大人は放射能汚染物を食べて死んで行け、これは話が違います。そんなことよりも、福島第1原発事故の加害者・東京電力や事故責任者・国を徹底追及し、被害者・被災者への償いをさせることに全力を挙げるべきです。

 (メール転送です) 児玉・清水・野口『放射線被曝の理科社会』について/検討の呼びかけ (私の少し長いコメント付きです)

前略,田中一郎です。

 

内容怪しげな放射線被曝に関する新刊書が,いわゆる[リベラル人士」執筆により発刊されたそうです。今回ご紹介申し上げる下記転送メール(別添PDFファイルは同内容)で批判されている新刊書とは下記です。

 

Amazon.co.jp: 放射線被曝の理科・社会 児玉 一八, 清水 修二, 野口 邦和 本

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4780307430/jugem-22/ref=nosim

http://honto.jp/netstore/pd-book_26467376.html

 

下記メールにご紹介いただいたことが本当なら、全く驚きの新刊書です。私はまだ読んではいないので、100%間違いないと断定することは避けておきます。しかし、今回コメントをお送り下さった山田耕作さんや渡辺悦司さんは信頼の置ける方々だと思っていますから、読ましていただいた内容にショックを隠せないのが正直なところです。

 

著者3人のうち、児玉一八という人間のことは全く知りませんが、あとの福島大学の2人については3.11以降にある程度知りました。うち、野口邦和(元日大教授)の方は、実は3.11以前から、原子力の平和利用を主張していた人間で、3.11以降は、安斎育郎(元立命館大学教授)らとともに、放射線被曝について、その科学的実証的根拠に乏しい、いい加減な「楽観論」を広宣流布して回っている「困ったおじさん・おじいさん」というイメージを持っておりましたから、今回の著書についても、また、やってんだべ、という印象です。こういう人物が「日本科学者会議」の要人だ、というのはいかがなものかという感じもします。日本科学者会議には自浄力のようなものはないのでしょうか?

 

一方の清水修二福島大学教授(財政学)ですが、この人物はもともとは理系の人間ではありません。ですから、下記のようなテーマについて執筆をする場合には、放射線被曝(防護)対策や被ばく医療に関しては、今の政府や福島県がやっていることについて、批判的に、そのおかしさや至らなさ、あるいは「上から目線の乱暴さ」を社会論的に論じているのであれば問題はないと思いますが、そうではなくて、下記のように、はっきりと放射線ムラ、及びその代理店政府やその下請け自治体が今現在強引に進めていることを肯定し合理化・正当化する立場に立って、福島第1原発事故による放射能汚染や被ばくを懸念する人々を叩くための、しかもかなりレベルの低い内容の議論を情緒的に展開していることには、あきれるというほかありません。論じるスタンスがまさに真逆です。

 

清水修二福島大学教授(財政学)は、聞くところによれば、自称他称で「リベラルな(地方財政学)学者」だと聞いていました。しかし私は、彼が3.11事故後に福島大学の副学長をしていた時、その大学内での運営をめぐり、若手の革新的な准教授クラスの研究者からの様々な問題提起に対して、まともに対応できず、もっぱら逃げ回るか、権力的な手段を使って押さえつける方に回るか,あるいは傍観者的態度をとっていたか,いずれにせよ,きちんとした対応をとっていなかった様子がうかがえたことから、その「リベラル」看板に「疑問符」を付けてきました。年齢も定年間近となり、副学長の地位にまで上り詰めた人物なら、福島第1原発事故という未曽有の事故の後の大学運営は、文字通り「リベラル」であってしかるべきだったのでしょうが、彼はどうもそうではなかったようでした(かつての大学紛争時の「リベラル学者」に似ていますね)。

 

その後も,批判されてメンバーが交代した「福島県民健康調査検討委員会」に新たに委員として参画した後も,福島県の子どもたちの命と健康を放射能と被ばくから守るための積極的で抜本的な提案やイニシアティブは,彼からはほとんどなく,[リベラル委員」として期待されていた役割はほとんど果たしていないと言っていいでしょう(それどころか,検討委員会終了後の記者会見などで時折見せる彼の発言は,首をかしげたくなることも少なくありません)。ですから,今回の新刊書執筆で批判されていたとしても,清水修二の場合には「差もありなん」という印象です。

 

そして今、ここに至って、その「疑問符リベラル」は、はっきりと「似非リベラル」に色あせたというべきなのでしょうか(今回の新刊書を読んでいないので,100%間違いないとの断定はしないでおきます)。

 

化けの皮がはがれた2人、とでもいうべきなのかもしれませんが、しかし、そんな皮のはがれたグロテスクな生の姿は見たくないものです。辞めて、染めて、薄めて消えて、と、大阪じゃりんこ言葉で罵倒しておきましょう。

 

この新刊書は間もなく手に入れて目を通すとして(読みあわせ勉強会をやって、書かれていることを逐条的に徹底批判するのも面白いと思いますが)、これに関連してちょっと触れておきたいことは、この3人に限らず、日本の市民運動・社会運動をしている人の中には、脱原発=脱被ばく=被害者完全救済が「等価同値関係」にない人が少なくないことです。彼ら・彼女らは、たいていの場合,脱原発>脱被ばく>被害者完全救済の順で、尻つぼみになっていくのです。しかし,これははっきり申し上げて、ダメです。

 

(たとえば、少々なら被ばくしてもいい、というのなら、少々なら原発・核燃料施設もあってもいいことになりますし、過酷事故の前は被ばくはダメだけれど、事故後はかまわない、などというのはご都合主義です。医療被ばくや携帯電話の電磁波は危ないし、放射線照射食品も危ないが、原発事故による恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)はやむを得ないし、飲食物の放射能汚染はほとんど調べなくても安全だと断言できる、というのも、全く訳が分かりません=つまり、単純に、社会の傾きのようなものに情緒的に流されているだけだと、私は思います)

 

そして、それを言い訳するご都合主義的な屁理屈が「フクシマの人たちに寄り添う」「フクシマの人たちとの絆を大切にする」です。私は、こういう言い訳の仕方、こういう言葉の使い方が大嫌いです。原発事故の被害者に寄り添うくらいなら、その被害者に代わって差し上げたらどうですか、少なくとも放射能が低減するまでの間でも、住むところを交代すればいいのです。自分たちは放射能の汚染の大したことのないところにいて、他方では「放射線管理区域指定基準」を超える猛烈な汚染地帯に居住を余儀なくされている人たち=その大半の理由は経済的なもの=つまり加害者・東京電力や事故責任者・国が被害者に対して賠償・補償・再建支援をまともにしないことの結果にすぎない、のこの理不尽な状態をそのままにしておいて、寄り添って、絆を、大切にする、というのです。冗談ではありません。それは、福島の被害者の方々に寄り添っているのではなく、放射能汚染に寄り添っている=いや、むしろ、今現在、原子力ムラ・放射線ムラが必死になって打ち立てようとしている(原発安全神話に代わる)放射能安全神話・被ばく安全神話・放射線安全神話に「寄り添っている」にすぎないのです。その欺瞞性たるや、噴飯ものだと思います。

 

なすべきことは、まず賠償・補償をきちんとさせて,被害者の方々の経済的な条件をきちんとさせる、そのうえで、「放射線管理区域指定基準」以上の地域の人たちは「強制退去」(もちろん万全の移住対策を用意した上の話ですが),ですし、それ以下の地域では、放射能や被ばくの危険性を十分に説明した上での「移住または徹底除染付居住継続の選択」を被害者の方々にしていただく、というものでなければなりません。寄り添うだの、絆だの、そんな耳触りのいい美辞麗句は後回しでいいのです。巧言令色鮮仁ですから。

 

この、なすべきことが、ほとんどなんにもなされないまま、被害者という一人一人の人間の命と健康、人格や人生や、幸福追求の権利や、その他さまざまな権利が踏みにじられている、その状態が3.11以降、ずーーーーーーーーーーーーーーと、続いているのです。なされていることは、放射線被曝など気にせずに、放射能汚染地帯に戻ってきて、住み続けろ、つべこべ言うな・心配するな、です。鼻血なんか、カンケーネー、と突き飛ばされているのです。何が、寄り添うですか!! いったいどんな絆ですか!! 

 

表現力の乏しい私には、活字ではまだまだ書ききれませんが、こうした3.11以降の出鱈目八百と、重大かつ大量の人権侵害が、耐え難いほどに積みあがっている中での、今回のこの新刊書です。そして、それは、今上記で申し上げた、一般の人々を含む市民運動・社会運動の中にも存在している、私には看過できないほどに欺瞞的な「善意的情緒」のようなものと通底しているような気がしてならないのです。しかし、私は、そんなものでは、今私たちの目の前に立ちはだかる巨大な極悪権力としての原子力に対して、対抗することはできないだろう、打ち勝つこともできないだろうと思っているのです。

 

放射能と被ばくを断固として拒否し、汚染させた者たちは絶対に許さない、放射線被曝は差別と表裏一体であり、嘘八百・隠ぺい・矮小化・歪曲の塊のようなものであり、放射能汚染や原発過酷事故などと生物・生命の「共存」などあり得ない、人間の命と健康が何よりも大切にされなければならない、核と人類の共存などあり得ない、これが徹底されて初めて、原子力という「悪のくびき」から私たちは解放されるのだと思っています。

 

伊勢昭三のフォークソング「22才の別れ」のセリフ=「目の前にあった幸せにすがりついてしまった」は、原子力・核と放射能の世界では「幸せ」が続かないのです。すがり付いた先をよく見たら、それは「悪魔の施策=フクシマ・エートス」で、その足元の上から、国際原子力マフィアたちが薄笑いを浮かべて、にやにやと、大丈夫ですよ、などと微笑みかける、といったことになりかねません。

 

自分の体に、あるいは自分の周囲に、健康被害が出始めるかもしれない、そんな不安を持ち続けながら(私は使いたくない言葉ですが、恒常的な低線量被曝(内部被曝・外部被曝)による「確率的影響」下に入るとはそういうことです)、人間は幸せにはなれないし、万が一、被害が出たら、猛烈に後悔してしまうことになるのは必定だからです。そして、その確率度合=健康被害が出る割合・率は、どれほどなのか、原子力ムラ・放射線ムラの連中のために研究が妨害され続け、未だに定かなことはわかっておりません、というか、実証的に裏付けされておりません。万が一は,万が十かもしれませんし,万が百かもしれません。しかし、一定割合は、必ず被害が出ます。それが自分ではない、自分の家族ではない、という保障はどこにもないのです。

 

 <追>

下記メールは非常にタイムリーに適切にこの新刊書をご紹介してくださっているとともに、端的ですぐれたコメントをも付してくださっているように思います。日々をつまらないことで忙殺されている無能な私のようなものにとって、このご紹介&コメントは、非常にありがたい感謝申し上げたいものです。ところで、その内容で、1か所、「5.福島原発事故により遺伝的障害は生じないという主張」のところには、コメントがありませんでした。書き出しますと、次のような短い文章です。

 

5.福島原発事故により遺伝的障害は生じないという主張

 山下俊一氏や今中哲二氏ら「50人の専門家」による広島・長崎の被曝二世の調査結果では「親の放射線被曝の影響は確認されなかった」となっており、「50人の研究者が共謀して真実を隠蔽していると考えるような政治的ないし党派的な見方をしない限り、この調査結果の信憑性を否定すべき理由はありません。瞬間的に高い被曝線量を浴びた被曝者のケースにあってさえそうであるならば、長期間にわたって低線量放射線を被曝している福島の被災地ではなおさら、遺伝的障害を心配する根拠は希薄だと言うべきです」(134ページ)。

 

 そこで私から、次の2点を、この遺伝的障害について申し上げておこうと思います。

 

(1)長崎の被曝2世の調査結果は、被ばく2世、長くても3世、までしか調査できておらず、また、その悉皆性や統計的な有意性も怪しいように思われます。日本社会に特有の遅れた状況=被ばく被害などを隠す、いじめにあう、などの社会的要因も十分に考慮されているのか、怪しいところが無きにしも非ずのような気もします。そもそも遺伝的障害については、3代目(孫世代)以降に出ることが多いと言われていますから、人間に関する限り、よくわからない、とすべきです。そして、寿命の短い動物実験では、遺伝的障害や、エピジェネティクス的な異常(ゲノム不安定性、バイスタンダー効果、ミニサテライト突然変異など)などが見られることから、人間においても放射線被曝による遺伝的障害は十分に考えられると思っておいた方がいいと思われます。

 

(2)上記では、高線量瞬間被ばく(原爆による外部被曝など)の方が恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)よりも、健康被害は大きいのだ、という、いわゆる「線量・線量率効果係数(DDREF)」の議論にアプリオリに立脚し、それについて何の疑問も持っていないことが奇異に感じられます。国際放射線防護委員会(ICRP)によれば、DDREFは、何らの科学的実証的根拠も示されないままに「1/2」とされ、前者は後者の2倍の危険性(後者は前者の1/2の危険性)とされています。しかし、実際には、物事は逆、つまり、高線量瞬間被ばくよりも、恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)の方が、常に放射線被曝環境下にあるという点で、より危険である、というのが本当ではないかと、昨今では言われるようになっています。いずれにせよ、無批判に国際放射線防護委員会(ICRP)のDDREF概念を使っていいことにはなりません。

 

以下、本文です(メール転送です)。内容は別添PDFファイルと全く同じです。

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児玉・清水・野口『放射線被曝の理科社会』について/検討の呼びかけ

 

皆さま

 

すでに田島様のメールで指摘されておりますが、児玉一八、清水修二、野口邦一著『放射線被曝の理科・社会 四年目の「福島の現実」』かもがわ出版(201412月刊行)について、以下の文書を作成いたしました。どうかご検討くださいますよう、お願い申し上げます。また広く拡散していただき、できるだけ多くの方々に、この本の危険性について、関心を喚起していただければ幸いです(PDFファイルを添付してあります)。

 

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児玉一八、清水修二、野口邦一著『放射線被曝の理科・社会 四年目の「福島の現実」』かもがわ出版(201412月刊行)について

「hibaku_rikasyakai.pdf」をダウンロード

 

山田耕作 渡辺悦司

2015325

 

私たちは、原発と被曝に反対して闘っておられる皆さまに、上記の書籍について最大限の注意を払うように呼びかけます。

 

この本は、福島原発事故の結果としてがん、鼻血、下痢、遺伝障害など「目に見える」健康被害は出ないと評価し、それに対して脱原発の側が被害を「誇大に言い立て」ていると主張し、さらにそのような「被害が大きければ大きいほどよい」という脱原発側の傾向こそが被害者の「不安をあおり」「多大なストレスを与え」て「放射線以上に」「福島の人々を苦しめている」とまで述べています。同書は、政治的性格が極めて強く、危険で深刻な内容を含んでおり、著者たちが真意をいかに説明しようとも、原発と原発事故によって生じた放射線被曝とくに低線量・内部被曝の危険性を指摘し訴える人々全体に対する、最も控えめに表現しても虚偽の言説によるいわれなき不当な攻撃であると言わざるをえません。現在、政府と原発推進勢力は、福島原発事故によって放出された放射性物質による健康被害を全面的に否定し、重大事故が生じて被曝しても何の被害も問題もない、健康影響が生じているとしても原発事故とは何の関連も確認できないと強弁し、将来の重大事故の発生をいわば前提にして、この夏から原発を次々再稼働し、もんじゅや核燃料サイクルさらには最終処分場建設や原発新増設も含めて、原発を強行的に推進しようとしています。このような切迫した情勢の下で、政府・原発推進勢力と真正面から闘うべきまさにその時に、このような本がしかも脱原発の内部から出版されたことは、衝撃であり、極めて遺憾であるのみならず、事態を深く憂慮せざるをえません。いま、脱原発を望み被曝の危険性に注目するすべての人々が、同書の内容を共同して検討し、批判し、それに反論する必要があると考えます。皆さまが、ぜひともこの点にご配慮いただくよう要請いたしたいと存じます。

 

同書の内容の簡単な紹介に入る前に、著者集団について言及しておきます。著者たちは、3名とも日本科学者会議原子力問題委員会の委員および委員長(代表)と記されています。そのうちの1人(清水氏)は「福島県民健康調査検討委員会」の「副座長」であり、他の1人(野口氏)は事故後に「福島大学客員教授」に就任するとともに「福島県本宮市放射能健康リスク管理アドバイザー」を務めているとされています。その意味で、同著者集団(少なくとも2人)は、被曝問題において基本的には行政側の当事者でありインサイダーでもある点を指摘しておきたいと思います。

 

同書の社会的・政治的性格(著書の題名によれば「社会」の側面)に関わる基本的主張の概略は以下のとおりです。煩雑にはなりますが、できるだけ原文を引用することにし、私たちのコメント([ ]内に記載)はできるだけ少なくします。科学的な(「理科」の側面の)検討は別項に譲ることといたします。

 

1.福島原発事故によってがんや病気が目に見えて増えることはないという主張

 

「福島原発事故では、放射線被曝による病気が生じるかどうかは『これからの問題』です」が「将来、被曝による病気が生じない可能性があると私は思っています」(6ページ)。「福島第一原発事故によって福島県民の皆さんがあびた放射線量と、そういった線量域で細胞の中で起こることをふまえると、放射線被曝によってがんになる人が目に見えて増えることはないだろうと私は考えています」(55ページ)。「私は福島原発事故に起因する放射線被曝によってがんになる人が目に見えて増えることはないだろうと考えています」(173ページ、この主張はそのほか176ページなど、何度も繰り返されている)。

 

[この点で同書は、国連科学委員会および日本政府の見解と同一である。これらはICRPの集団線量の概念さえも否定している。「目に見えて」という限定詞の具体的な意味は説明されていない。このことから、がんは、被曝によっては「目に見えないほどわずかに」増えるだけであって、現実にがんが「目に見えて大きく」増えた場合には、それは放射線被曝によるものではないとする回避的論理が示唆されているのかもしれない。]

 

2.福島原発事故の規模はチェルノブイリ事故に比較して極めて小さい(70分の1から数千分の1を示唆)という主張

 

同書は「国連科学委員会2013年報告書」を引用して「チェルノブイリ原発事故の大気放出量と比較すると、福島原発事故ではヨウ素13110分の1、セシウム1375分の1と推定されています。これから、福島原発事故ではチェルノブイリ原発事故の10分の1または5分の1の放射性物質の放射能が放出されたと考えるとすれば間違いであり、チェルノブイリ事故を著しく過小評価することになります。あるいは福島原発事故を著しく過大評価することになります」と述べる。具体的には、「ストロンチウム90はチェルノブイリ原発事故の70分の1、プルトニウムは数千分の1と推定されています」として、日本政府や国連科学委員会のようにセシウムとヨウ素を中心としたスケール(INES)ではなく、ストロンチウムやプルトニウムの放出量をベースにすべきであり、福島事故はチェルノブイリの70分の1から数千分の1の規模と評価すべきであると示唆している(7374ページ)。「福島第一原発のごく近傍を除けば、ストロンチウム90沈着量は過去の大気圏内核実験のフォールアウト由来のストロンチウム90沈着量と大きな違いはなく問題にならないと考えてよいでしょう」(79ページ)。「福島原発事故によりプルトニウムが放出されたことは間違いのないことですが、その沈着量は同原発近傍であっても過去の大気圏核実験由来のプルトニウム沈着量と大きな違いはなく、すでに述べたストロンチウム90の場合と同様に決して問題になるものではありません」(81ページ、ほかに44ページも)。

 

[著者たちは、こうしてセシウム137134の危険性を無視しており、セシウムによって促される心臓疾患の増加についても、とくに福島における心筋梗塞による死亡率の急速な上昇(日本で最高である)についても、まったく取り上げていない。また甲状腺がんの議論においても、ヨウ素131放出量(同書に引用されているデータによっても福島事故は最大でチェルノブイリの約3割になる)にまったく触れていない。福島の放出量を低く印象づけるために、恣意的に放出量の少ない核種を選んだ可能性が否定できない。しかも、プルトニウムとストロンチウムについても過去の核実験由来の残存沈着量と同程度の降下量が「問題になるものではない」というのだから、福島だけでなく核実験の残存放射能も「問題になるものはない」というのである。「問題になるものではない」という表現も曖昧であるが、結局、「被害が出ない」という意味付与をしているようである。著者たちは福島原発事故によって放出された放射性物質が全体として「問題になるものではない」すなわち「被害は出ない」と評価している、と考えざるをえない。また、汚染水中に流出した、あるいは海水中に直接流出した、放出量も無視されている。福島原発事故による放射性物質の放出量およびヨウ素131の放出量については、私たちの論文を参照いただきたい。

 

論文は http://blog.acsir.org/?eid=29 http://blog.acsir.org/?eid=35 から見ることができる。]

 

3.内部被曝は問題にならないという主張

 

「内部被曝は、事故直後から食品の放射能監視体制を整備して検査にあたってきた日本ではほとんど問題になりません」(83ページ)。「福島県内といえども、避難指示地域を除く居住地域においては食品の摂取に起因する内部被曝は問題にならないといってよいのではないでしょうか」(123ページなど)。呼気による放射性微粒子の吸入についても、「ホットパーティクルによる(内部)被曝と発がんとの因果関係に否定的な結論が下されています」「ホットパーティクル説は疫学調査により否定されたと思います」(いずれも43ページ)。「粒子状であるから特段に危険になる理屈はないと思っています」(46ページ)。

 

[放射性微粒子とその健康影響の問題については、以下のサイトにある私たちの論文を参照のこと。http://blog.acsir.org/?eid=31 ]

 

4.福島の被曝量では鼻血は出ないという主張

 

「鼻血が出た人はいるだろうし、もしかしたら増えていたのかもしれません。問題は『被曝によって鼻血が出た』のかということです」(61ページ)。「どれくらいの放射線をあびると、血小板の減少にともなって鼻血が出るなどの症状がでるようになるのでしょうか。… 血小板がほとんどなくなるのは、かなり大量に放射線を浴びた時です。ど

のくらいの被曝かというと、2Sv2000mSv)以上と言われています」(63ページ)。下痢については「710Svという大量被曝です」(68ページ)と述べた後に、「福島原発事故による被曝で鼻血も下痢も起こらないことは明らかです」(69ページ)。

 

[致死量に近いほど大量の放射線を浴びるのでなければ、鼻血も下痢も起こらないというのである。]

 

5.福島原発事故により遺伝的障害は生じないという主張

 

山下俊一氏や今中哲二氏ら「50人の専門家」による広島・長崎の被曝二世の調査結果では「親の放射線被曝の影響は確認されなかった」となっており、「50人の研究者が共謀して真実を隠蔽していると考えるような政治的ないし党派的な見方をしない限り、この調査結果の信憑性を否定すべき理由はありません。瞬間的に高い被曝線量を浴びた被曝者のケースにあってさえそうであるならば、長期間にわたって低線量放射線を被曝している福島の被災地ではなおさら、遺伝的障害を心配する根拠は希薄だと言うべきです」(134ページ)。

 

6.低線量の確率的影響は「分かっていない」、だから「分かっている」高線量の確定的影響だけを認めるべきだという主張

 

「高線量の放射線被曝が急性障害を引き起こすケースにあっては議論の生じる余地はほとんどありません。しかし低線量被曝の影響となると…なかなか見解の一致を見ることができません。…マスコミなどでは、この件(放射線の影響)については『分かっていない』という扱いにするのが一般的です。…ジャーナリズムで『分かっていない』という言葉が好んで使われる理由は、ひとつにはそう言っておけば何の責任も生じないからでしょう。もうひとつの理由は『分かっていない以上、リスクを大きく見込んで対処するのが正しい』という主張が、そこに成立するからだと思います」(8ページ)。「住民が迫られているのは、大きなマイナスと小さなマイナスとの(放射線被曝のリスクと住民避難にともなうリスクとの[どちらが大でどちらが小かははっきりしない])間の選択です。…そのときに頼みの専門家が『分かりません』では困るのです。『分かっていない』で済まされるんだったら世の中に学者なんかいりません。学者の仕事は『どこまで分かっていて、どこからが分かっていないか』を明瞭に示すことです」(9ページ)。「まだ分かっていなくて論争が続いているのは、低線量領域での確率的影響についてです。…すでに分かっていることまで無視して、『分かっていない』と片づけるのは、科学の冒涜であり、福島原発事故の被災者の不安を煽るものでしかありません」(6970ページ)。

 

[この議論は、「(すべてが)分かっていない」とするジャーナリズムの見解を批判する形で展開されており、極めて曖昧で分かりにくいが、要するに、高線量被曝による確定的影響だけを「分かっている」として認め、低線量被曝による確率的影響は「分かっていない」のだから提起してはならない、それにもかかわらず低線量被曝による確率的影響を提起する者は、「分かっていないこと」をことさらに論じて「被害を誇大に言い立てている」のであるという主張であるようにしか読めない。また「予防原則」もこの議論の中でジャーナリズムの無責任な態度として「福島原発事故の被災者の不安を煽るもの」として否定されている。結局、被曝の問題はすべて、「分かっていない」低線量被曝を排して「分かっている」高線量被曝による確定的影響に還元すべきであるということになるのだが、さらに同書では、この「分かっていない」がいつの間にか「影響がない」ということにされる。文面では「閾値なし直線(LNT)モデル」を認めているが、実際には高線量と低線量の境界で「閾値」が設定されていることになる。また著者たちは、避難中に死亡した「関連死」と被曝との関連を認めておらず、それを主に避難にともなうストレスによって説明し、ジャーナリズムと脱原発派が低線量放射線の危険性を強調し住民の避難を求めていることも「関連死」の一因だと示唆している(159ページ)。]

 

7.福島でいま生じている小児甲状腺がんは放射線被曝に起因するものではないという主張、および被曝による小児甲状腺がんは事故後10年間は出ないという主張

 

「(小児甲状腺がんが)ベラルーシでは…小さな子供に集中して発症していることが見てとれます。…(これに対し)福島では5歳以下の患者は1人も出ていないのです。このことを持ってすれば、いま福島で見つかっている小児甲状腺がんは放射線被曝に起因するものではないと言ってまず間違いない、と私は判断します」(156ページ)。「被曝が原因で甲状腺がんが発症に至るまでに要する期間に関しては…平生からヨウ素の摂取量の多い日本人であればおよそ10年を要するということです」(157ページ)。「事故から10年後に、事故当時幼かった子供たちの甲状腺がんも当然ふえるでしょう。それが被曝の結果なのかそれとも無関係なのか…福島事故では被曝量が小さいぶん、その判断が難しくなるでしょう」(157ページ)「数千人の子どもが甲状腺がんになるということは、日本ではあり得ないと予想して差し支えないと思います」(158ページ)。

 

[著者たちによれば、小児甲状腺がんの潜伏期間は10年であるが、「10年後に」小児甲状腺がんが増えたとしても被曝が原因かどうかはおそらく判断できないだろうというのである。ちなみに、アメリカ疾病予防管理センターによると小児甲状腺がんの潜伏期間は1年である。この点についても私たちの放射性微粒子に関する論文を参照のこと。http://blog.acsir.org/?eid=31 同書が採用しているヨウ素131放出量とLNTモデルからは、同書の引用している放出量をベースにしても、チェルノブイリのおよそ2割から3割程度のがんが発生する可能性があることは容易に推測されるが、この点はまったく伏せられている。]

 

8.県民調査の信頼を落としたのはマスコミの罪だという主張

 

「(県民健康調査について)マスコミの批判の『罪』のほうは、専門家に対する信頼を回復不能なまでに失墜させてしまったことです。調査の内容や結果を冷静にどう見るかという以前に、調査そのものに対する不信感が、一種の先入観として社会に根を張ってしまいました」(152ページ)。「概して危険を重視するサイドにマスコミや世間の同情は集まり、リスクを甘受せざるを得ないと判断して生活しているサイドはまるで加害者であるかのような視線を浴びることさえあります」(185ページ)。

 

[県民調査の信頼が失墜したのは、あくまで放射線の影響を認めない「専門家」の方ではなく、マスコミが批判したことに責任があるというのである。]

 

9.被曝問題では原発賛成の人々の見解が科学的であるという主張

 

「(私たちは)原子力発電に対して明確に批判的な立場に立っている」(5ページなど)が、「健康被害の有無・大小の問題は、原発の是非の問題とは切り離して客観的・科学的に論じなければならない」と言う。「私(同書著者)自身ははっきりと原発には反対の立場なわけですが、放射線の問題については、原発賛成の立場の人とも科学的な見解を共有することがあっても何ら問題ないと考えています」(177ページ)。

 

[これも曖昧である。この表現は、原発賛成の立場の人の主張にも「科学的な見解」が一面的あるいは断片的にではあれ含まれている場合がありうるという内容とも解されるが、そのような自明の理をわざわざ一般的に確認しているだけであるとは考えられない。また、「原発賛成の立場の人」には、当然、安倍首相も自民・公明政権も経産省も環境省も電力会社や原発メーカーも含まれることになる。したがって、著者の述べている通りだとすると、放射線被曝の問題については、著者たちが「見解を共有」しているのは、安倍政権と原発推進勢力とであり、政府と原発推進勢力の見解こそが「科学的」であると認めて「何ら問題ない」と考えていることになる。また次に見るように、実際に、国連科学委員会の健康被害は「ない」という福島事故評価(したがって日本政府の評価)を高く評価している。]

 

10.脱原発派が、被害が「なかった」と言ってほしいと願う被害者の「心情」からかけ離れ、放射線被曝の影響を「誇大に言い立てている」という主張

 

「原発の再稼働に反対しそこからの撤退を求める人たちの中に、放射線被曝の影響を誇大に言い立てる傾向が顕著です。…それ(こうした傾向)は被害者の心情からかけ離れています。低レベル放射能の汚染地域に多くの人々が現に居住しています。それらの人々は、放射線の健康被害については『なかった』という形で決着することを心から願っています。それは当たり前のことです。ですから、たとえば世界保健機関(WHO)や国連科学委員会(UNSCEAR)が福島事故の放射線影響に関して比較的楽観的な観測をしているといった報道は、福島に居住している多くの人々にとって朗報です」(7ページ)。「国連(科学委員会)イコール推進派という政治主義的な公式だけで一刀両断にするような行為は正しくありません。あまりそういうことばかり言っていると『反原発派は福島の被害が大きいことを望んでいるのか』と被害者の反発を買うのは必至です」(7ページ)。「脱原発を実現するために放射能被害は大きくなければならないという歪んだ発想を、捨てるべきだということです。そのことをはっきりしない限り、『反原発』はいつまでたっても被災者の心からの支持を得られないでしょう」(136ページ)。「原発に賛成する人たちも反対する人たちも、同じテーブルについて肝を据えた議論を行う必要があると思います。このことを行う上で大きな壁になっているのが、(反原発の人々にある)「『放射線影響が大きければ大きいほど脱原発にとって都合がいい』という心理です」(177ページ)。

 

[脱原発の立場に立つ人々は、福島事故による被害が「現実として」大きいということを主張しているのであって、決して「被害が大きいことを望んでいる」とか「被害が大きければ大きいほど都合がよい」と主張しているのではないことは明白である。著者たちの主張は、明らかに脱原発・反被曝の運動に対する虚偽の非難であり、誹謗中傷と言っても過言ではないであろう。他方では、著者たちは、願望と真実とを取り違え、真実であってほしいと願っていることを真実そのものと思い込みあるいは人々に思い込ませようとし、欺瞞と自己欺瞞に陥り、それによって真に責任を問われるべき東電・政府・原発推進勢力を免責し、賠償や裁判その他における被害者の真の利害に背反し、かえって被害者の素朴な心情をもてあそぶ結果をもたらしていると批判されても仕方がないであろう(135ページで著者たち自身がこれらの批判に直面していることを認めている)。]

 

11.福島の健康被害の主因が脱原発運動側にあるという主張

 

「いま福島の人々を苦しめているのは、事故による放射線そのものである以上に、放射能の影響に関する見方の差から生まれるさまざまな対立や摩擦です」(185ページ)。「チェルノブイリ事故にともなう健康被害や死亡の原因を、放射線被曝よりも『放射線への恐怖』に求める見解があります。放射線への恐怖が過度にあおられたせいで、あたら落とさなくてもいい命を落としたり、生活が荒れて病気になったりした人がいっぱいいるという『情報災害』への警告です。これがどの程度あたっているか明確には判断できませんが、福島の経験からしても、十分にあり得た話というべきでしょう」(159ページ)。

 

[すなわち、著者らは、「福島の経験」では、脱原発運動による反被曝の主張こそ被災者の健康被害や死亡の主因であるとする見解が「あたっている」というわけである。その通り読めば、福島事故による健康被害や死亡は、放射線被曝「よりも」、放射線被曝の危険性を指摘する人々が主要な原因であるという主張になっている。また上記の内容と合わせると、著者たちのいう「原発賛成の立場の人」には当然安倍首相も自民・公明政権も経産省も環境省も電力会社や原発メーカーも含まれるのであるから、放射線被曝の問題については、著者たちは、安倍政権と原発推進勢力と「見解を共有」し、それに基づいて健康被害の主因であるところの、脱原発の内部にある「放射線被曝の影響を誇大に言い立て」「放射線への恐怖を過度にあおる」傾向に対し、政府や原発推進勢力と共同して対抗するとしても「何ら問題がない」と読まれても仕方のない表現になっている点に、とくに読者の注意を喚起したい。しかし、このような虚偽の論理によっては、「美味しんぼ」批判の際にはっきり現れたような、著者たちと安倍政権との間の、「風評被害防止」を名目とする、脱原発運動とそれに近いジャーナリズムを攻撃するための協力関係を正当化することはできない。]

 

12.国民的議論の結論であれば原発推進の容認もあり得るという主張

 

同書は、「原発をどうするのか、…エネルギーや電力をどうするのか、国民が肝を据えて議論しなければならない」「原発に賛成する人も反対する人も、腹を割って真剣に議論して、もう十分にものは言った、だから結論は自分の最初の思いとは若干違っているかもしれないが、みんなで議論して決めたのだから最終的にはその結論を尊重する」「最終的に出た結論で手を握れる」(176ページ)と述べている。

 

[つまり自分たちは「原発に反対だ」と言いながら、条件によれば(つまり国民的な議論の結果原発推進が決まるならば)原発推進での協力もありうると示唆しているのである。]

 

 以上が同書のざっと見た概略ですが、どうか原著にあたってご確認いただき、ご検討くださるようお願いいたします。

 

 ただ、お読みになる際の注意点として、同書の記述上の特徴が、一貫して、概念を明確に規定せず、あいまいなままに議論し、自分の依拠する典拠をはっきり明示せず、さらに他者を批判する際には、自分が批判する対象の文章をそのまま引用せず、自分が少し極端化したり、ゆがめて紹介し、それを批判する傾向にあることなどに留意していただければよいかと思います。たとえば、概念の曖昧さについては「目に見えて増えることはない」「問題になるものではない」「分かっていない」などのところですでに述べました。典拠の不備の一例としては、何の典拠も示さずに「2ミクロンぐらいのセシウムボール」は「大部分が鼻腔粘膜にはほとんど付着することなく」したがって「鼻血が起こることはない」と断定している箇所(46ページ)があります。「鼻腔粘膜にはほとんど付着しない」という点は明らかに事実と異なります(私たちの放射性微粒子に関する前掲論文をご参照ください)。また、歪曲の例としては、内部被曝の強さが距離の2乗に反比例するという議論があります。著者らは、内部被曝を強調する人は「距離ゼロまでそれを用いて無限大の強度としている」と批判しています(41ページ)。しかし極限として例を示すとしても、誰も原子や細胞の大きさより小さい距離をまじめに議論することはないと思われるにもかかわらず、一面化して戯画化してみせるのです。

 

 お読みいただきご検討いただければ、この本の持つ危険性はおのずと明らかになると思います。ご検討や議論の結果など、ぜひお知らせいただければ幸いです。

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草々

 

福島第1原発事故時におけるSPEEDIをめぐる政府・自治体の動きを忘れてはいけない=これが原子力ムラ代理店政府と,その支配下にある「自治体」の正体だ,必ず再び同じことが起きる

前略,田中一郎です。

みなさま、もう十分にご承知のことと思いますSPEEDIについて、福島第1原発事故後4年経過を契機にして、ここで「備忘録」をつくっておこうと思います。私たちの脱原発の市民運動・社会運動は、記憶喪失・物忘れ病を克服して、過去に起きた原子力・核関連の犯罪事実や犯罪的事故事実などを、これからの世代に繰り返し、繰り返し伝えていかなければなりません。事故や事件が起きた時には強烈・鮮明に記憶されたことも、時がたつにつれて記憶が薄れ忘れ去られていくことが多いのです。その結果は、同じことの繰り返しです。私たち「ちょぼちょぼ市民」はちょぼちょぼだけど、それをよく自覚して、対応策の知恵を働かせていくべきです。

 

ところで下記は、ウィキペディアで解説されている「SPEEDI」(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の文章の一部です。これを元に,福島第1原発事故時におけるSPEEDIを巡る動きを整理しておき,起きたことを忘れないようにしておきましょう。新たなことがわかれば,これに追記しておけばいいのです。

 

このSPEEDIを巡る「事件」は,原子力ムラ代理店政府,及びそれに支配された「自治体」(こんなものは「自治体」などとは言えないでしょう。ただの中央政府の出先・手下にすぎません)の正体を赤裸々に現わすものであり,この一連の背信的・背任的・犯罪的な行為について,誰も,何の責任も問われておりませんし,処罰もされておりません(少し前に厳しい批判にさらされた福島県庁が,その「まねごと」のようなことをしておりましたが,あんなものは「茶番」以外の何物でもありません)。従ってまた、当然と言えば当然ですが、再発防止対策なども皆無です。再びの原発・核燃料施設過酷事故が起きれば、ほぼ間違いなく同様の事態が起きることになるでしょう。

 

私たちは,このSPEEDI事件をキーにして,福島第1原発事故をしっかりと記憶し,一刻も早く政府と都道府県,及び基礎自治体での「政権交代」=本当の意味での政治や行政の担い手の交代、を実現させ,今般の福島第1原発事故に伴うあらゆる「出鱈目」をひっくり返す必要があるのです。もちろん,この犯罪ともいうべき福島第1原発事故と,事故後の対応・対策の出鱈目,そしてその結果としての悲劇、被害者の苦しみ悲しみに関して,徹底した責任の追及と再発防止のための(法的)制度化も行わなくてはいけません。

 

ともかく,記憶喪失を繰り返して,いつまでも現在の自民党や公明党や民主党や維新の党などの,ロクでもない連中に政治を委ねている限り,やがてこの日本は原発・核燃料施設の過酷事故再発によって滅びて行くであろうことを,私たちも肝に銘じておくべきです。何故なら,この連中の行う政治や行政こそが,危険極まりない原発・核燃料施設を動かして大事故を引き起こし,日本国中を放射能だらけにし,あるいは日本を戦争のできる国・戦争をする国に陥れ,TPPなどの市場原理主義で多くの人々を苦しめ,日本の伝統産業や農林水産業を衰退させ,社会保障制度や公共サービスを破壊しているからです。

 

それでいて,彼らは裏で,特権的な「甘い汁」を吸っています。霞が関の官僚達はカメレオンのように周辺の社会情勢にあわせて自分達を「適応」させて行きますから,官僚達をバッシングしてもものごとは前には進みません。まずは,この政治を変えなければ話にならないのです。こんな政治家連中に自分達の生活を含めて,未来を託すなど,愚か者のすることであり,これをやめさせるためには,選挙の都度,投票に行って,この連中に代わるオルタナティブな候補に自分の一票を投じる他ないのです。誰かがこの出鱈目な政治や行政を変えてくれるなどと思っていたら,大間違いです。

 

● 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム Wikipedia(SPEEDI)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E8%BF%85%E9%80%9F%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

 

(関連)緊急時対策支援システム - Wikipedia (ERSS)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

 

(今回はこのERSSについては論じませんが,こちらもSPEEDIと表裏一体になったシステムで,福島第1原発事故の際にはSPEEDIに負けず劣らず出鱈目でした。SPEEDI以上の巨額の予算を投じて開発されたこのシステムが、そもそも何故機能しなかったのか,原因や責任の追及や再発防止対策は全くと言っていいほどなされておりませんし,マスコミ報道もほとんどなされておりません。まさに,SPEEDIとならんで,「(原子力)暗黒大陸」の一角を構成しております)

 

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<SPEEDI事件備忘録:ウィキペディア記述より>

 

(1)SPEEDIは故障して動かなかったのではなく、福島第1原発事故が起きた3月11日の夜から原子力安全保安院が、更には3月12日未明以降は文部科学省が、SPEEDIを使って様々な試算を行っていた。本来であれば、上記ERSS(緊急時対策支援システム)から福島第1原発施設のリアルタイムデータが送られてくることになっていたが、伝えられるところではERSSが機能せず、リアルデータがないまま仮想の事故データを入れて試算が行われていたという。(しかし、本当にERSSのデータがとれなかったのかどうか、送られてこなかったのかどうかは定かではない。事故後、公開された形でのERSSへの第三者のチェックは入っていない)

 

(2)試算結果は「混乱を招く」などの原発立地住民や国民を馬鹿にしたような理由で公開されなかった。その結果、浪江町や南相馬市住民など、多くの人々が放射能汚染の軽い場所から汚染のひどい場所へ、放射能のプルームが飛んでいく方向へ避難してしまい、無用の被ばくを余儀なくされたことは既知の通りである。後日、政府はこのことに関して形だけの謝罪を行っている(原因究明も責任追及も再発防止も何にもしない「口先謝罪」)。

 

(3)他方で、文部科学省は、驚くべきことに、外務省を通じて、このSPEEDIのデータを在日米軍に渡していたことが2012年になってから発覚した。政府・原子力ムラ住民たちの原発立地住民に対する説明では、万が一の事故の際にはSPEEDIのデータを活用して放射線被曝を最小限に抑える旨の説明をしていたにもかかわらず、これを使わずに隠し、他方では、真っ先に在日米軍にデータを渡すという、まさに「売国奴」さながらの対応をしていたことが明らかとなった。しかし、このことについて、当時の文部科学大臣他、政治家達や官僚幹部の責任は問われていない。

 

(2011年3月当時の菅直人民主党内閣の文部科学省担当閣僚は、髙木義明大臣、笹木竜三副大臣、鈴木寛副大臣、笠浩史大臣政務官、林久美子大臣政務官であるが、中でも髙木義明大臣と鈴木寛副大臣の責任は重大で、許しがたい背信行為があったとみられている。特に鈴木寛は元通産省官僚で、今は民主党を離れて文部科学省の参与をつとめているというから驚きである。よほど原発立地住民や国民を裏切って文部科学省に尽くしたものと推測される。ちなみにこの鈴木寛は、当時の文部科学省が福島第1原発事故後の一般国民や学童生徒の被ばく限度として新たに打ち出した20ミリシーベルト/年を強引に押しすすめた張本人の一人ではないかとも言われている(故に「ミスター20ミリシーベルト」などと揶揄されている)。何重もの意味で許しがたい人物である。また、この鈴木寛は2013年7月の参議院選挙で東京選挙区から立候補して落選しているが、その際、民主党は、当初2人の候補者(鈴木寛と大河原雅子氏)を公認していたものの、その後、民主党不振の情勢を受けて公認を鈴木寛一人に絞るという「暴挙」を行っている。民主党に「常識」と「良識」と「国民に対する誠意」があるのであれば、公認は鈴木寛ではなく大河原雅子氏としたであろうが、さすがは「口先やるやる詐欺」政党らしく、大河原氏を蹴飛ばして、この鈴木寛を公認しているのだ)

 

● 鈴木寛・東京参議候補がツイッターで非難の山/「ミスター20ミリシーベルト」基準値引上げ男・スピーディ隠しはホントウか? 石井広国

 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/822.html

 

(4)SPEEDI試算結果の公開を求める声に押されて、3月23日にほんの一部が公開されたにとどまり、その全体が公開されるのは国会での追及までを受けたのちの5月になってからであった。ちなみに、政府や東京電力が福島第1原発事故に伴う「炉心溶融」を認めるのも5月だった。そして、この政府とは、民主党の菅直人政権であったことを絶対に忘れてはならない。

 

(5)そして、その炉心溶融を含むSPEEDIデータだが、ウィキペディアには次のように書かれている。まったくふざけた話というほかない。


「2011年9月2日、原子力安全・保安院は311日の事故以後の緊急時対策支援システム(ERSS)による事故進展予測試算結果を公表した。それによれば全電源喪失による原子炉停止から1号機では15時間22分後、2・3号機では8時間35分後の炉心溶融を予測し、さらに格納容器過温破損とその後1時間後、5時間後、10時間後の放射性物質の放出率(Bq/h)や環境中の残存量率(Bq)を予測した。また1号機の予測結果を基づきSPEEDIでの放射性物質の拡散予測・試算なども行っていたが、総理大臣官邸危機管理センターには2・3号機の緊急時対策支援システム(ERSS)の予測を送付しただけで、SPEEDIでの放射性物質の拡散予測結果は報告していなかった。原子力安全・保安院で解析した45件もそのうち2件のみしか送付しなかった。送付しなかった理由は分からないが、SPPEDIの結果を使うという思いが至らなかった。問題があったとしている。危機管理センターに送付された結果は官邸でどのように生かされたかは全く分からないし、保安院から官邸側に説明が行われた形跡もないとし、情報が適切に伝わらなかった可能性を認めている。1・3号機の予測値は9月2日に初めて公表された。」

 

(6)たとえば2011年事故直後当時の国会でのやり取りで、文部科学大臣の髙木義明の態度は次のようなものだった。

「2011年6月17日の参議院東日本大震災復興特別委員会にて、自由民主党の森まさこ議員が、高木義明文部科学大臣に対して、3月12日にSPEEDIの算出結果を公開しなかったことを質問したところ、高木は「現地情報がないため計算できなかった」と答弁したが、保安院の指示で文部科学省所管の原子力安全技術センターが計算していることをさらに問われると、「計算していることを私は知らなかった」と答弁した。」

ちなみに高木義明は長崎県の三菱重工業長崎造船所出身で同造船所労組執行役員だった。三菱重工業とは、言わずと知れた日本最大規模の武器、弾薬、及び原発・原子炉のメーカーである。その三菱重工業の労組は旧同盟系=旧民社党系=御用組合・労働貴族連合だ。さもありなんではないか。つまりは原発ビジネスに「寄生」している連中だ。

 

(7)やはり、福島第1原発の状態や、その事故がまき散らす放射能の情報については、文部科学省の高木義明・鈴木寛ら政務3役以下の意思により隠蔽されていたようだ。「2012年3月3日の中国新聞によると、2011年3月15日、政務三役らが出席した会議において、SPEEDIの計算結果を高木らが見て「一般には公表できない内容であると判断」し、他のデータを用意することになったという。このときは原子炉内の全ての放射性物質の放出を想定し「関東、東北地方に放射性雲が流れるとの結果が出た」と広範囲な流出も予測したという。文部科学省が最悪の事態を想定し計算を繰り返していたことが明らかになった。」(ウィキペディア) 

 

 なお、「翌16日の三役会議において、文部科学省はデータの提供に徹し評価はせず、今後は原子力安全委員会が公表すると鈴木副大臣が提案し合意されたという。」とあるので、後々のために、文部科学省に「責任問題が発生しないよう」先手を打ってSPEEDI関係のデータについては原子力安全委員会に責任転嫁してしまうことにしたようだ。こういう悪知恵を素早く働かせるのは、ボケた高木義明の方ではなく、ずるがしこい鈴木寛の方だったようである。

 

(8)それから、事故後4年経過した現在、つい先日、原子力「寄生」委員会は、原子力防災指針において、もはやSPEEDIを避難の際の指示や誘導等には使用しないとして防災指針からその記述を削除した。彼らの発想は「失敗は二度繰り返さない」=「自分たちが責任を問われかねないような危険なことは未然に防止するが、原発立地地域の住民が放射能にさらされ危険な被ばくを余儀なくされることについては、自分たちとは直接は関係がないので、言ってみればどうでもいい、したがって、審査もしないし、YES/NOも言わない」というものだ。見上げたものである。この背信・背任の原子力「寄生」委員会の委員たちは、田中俊一委員長を含め、民主党政権が決めた人選であること(その後、島崎邦彦東京大学名誉教授他1名が交替し、委員5人のうち3人が民主党政権による人選となっている)も絶対に忘れてはならない。こういう人間達を福島第1原発事故の後においても原発規制当局の中枢に連れ出してくる、それが民主党という政党であるということだ。

 

(ウィキペディアの一部抜粋)

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福島第一原子力発電所事故における試算

 

2011年3月に起きた福島第一原子力発電所事故では、3月11日夜以来原子力安全・保安院が、12日未明以来文部科学省が、多数試算してみていた。その試算では、福島第一原子力発電所のプラントデータを配信する緊急時対策支援システム(ERSS)のデータが使用不能になっていため、放射性物質放出量の条件については仮想事故データなどの仮定を入れて、実際の風向きなどでの20~100km四方程度の地域について一定時間後の各地の大気中濃度、地表蓄積量などをSPEEDIで出して配信した。

 

SPEEDIは100億円以上かけて開発され、事故後5,000枚以上の試算結果があったとされるが、試算なので国民の無用な混乱を招くだけと判断されたために国民に公開されず、自治体が住民避難を計画する参考にも供されなかった。情報を非公開としたことにより、放射性物質の飛散方向と同じ方向に避難した住民を多く発生させてしまい、強い批判を受けた。情報を非公開としたことについては、後に政府が「パニックを避ける」ことを優先させすぎたが故の誤った判断だったと認め、謝罪している。しかし、事故直後の3月14日に文部科学省は試算結果を外務省を通し米軍に提供していた。また、原発立地地域の住民に対する従前の説明では、万一の事故時の避難に際してはSPEEDIのデータを活用する前提であると説明していたことが明らかになっている。

 

公開を求める声が多く、3月23日に一部が公開された[6]が、国会で全容の公開が強く求められた結果、5月になって試算結果が関係省庁のサイトに揃って公開された(#外部リンク 参照)。

 

2011年9月2日、原子力安全・保安院は311日の事故以後の緊急時対策支援システム(ERSS)による事故進展予測試算結果を公表した。それによれば全電源喪失による原子炉停止から1号機では15時間22分後、2・3号機では8時間35分後の炉心溶融を予測し、さらに格納容器過温破損とその後1時間後、5時間後、10時間後の放射性物質の放出率(Bq/h)や環境中の残存量率(Bq)を予測した。また1号機の予測結果を基づきSPEEDIでの放射性物質の拡散予測・試算なども行っていたが、総理大臣官邸危機管理センターには2・3号機の緊急時対策支援システム(ERSS)の予測を送付しただけで、SPEEDIでの放射性物質の拡散予測結果は報告していなかった。原子力安全・保安院で解析した45件もそのうち2件のみしか送付しなかった。送付しなかった理由は分からないが、SPPEDIの結果を使うという思いが至らなかった。問題があったとしている。危機管理センターに送付された結果は官邸でどのように生かされたかは全く分からないし、保安院から官邸側に説明が行われた形跡もないとし、情報が適切に伝わらなかった可能性を認めている。1・3号機の予測値は9月2日に初めて公表された。

 

一方、2011年6月17日の参議院東日本大震災復興特別委員会にて、自由民主党の森まさこ議員が、高木義明文部科学大臣に対して、3月12日にSPEEDIの算出結果を公開しなかったことを質問したところ、高木は「現地情報がないため計算できなかった」と答弁したが、保安院の指示で文部科学省所管の原子力安全技術センターが計算していることをさらに問われると、「計算していることを私は知らなかった」と答弁した。

 

2012年3月3日の中国新聞によると、2011年3月15日、政務三役らが出席した会議において、SPEEDIの計算結果を高木らが見て「一般には公表できない内容であると判断」し、他のデータを用意することになったという。このときは原子炉内の全ての放射性物質の放出を想定し「関東、東北地方に放射性雲が流れるとの結果が出た」と広範囲な流出も予測したという。文部科学省が最悪の事態を想定し計算を繰り返していたことが明らかになった。なお、翌16日の三役会議において、文部科学省はデータの提供に徹し評価はせず、今後は原子力安全委員会が公表すると鈴木副大臣が提案し合意されたという。

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草々

 

 

 

2015年3月25日 (水)

「どれだけ出鱈目を続けようとも,原発・核燃料サイクルは絶対にやめません」・・・・と,原子力ムラの人達が言っております (敦賀原発を廃炉にするだけでなく,日本原電を廃社にせよ)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

<最初に若干の情報です>

 

(1)今日の報ステ特集も頑張ってたね。規制委員長の言い逃れの追及で全ての議事録を確認とか、やはりマスコミにしかできない作業。 gataro

 http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/396.html

 

(田中一郎コメント)

 サイトにも書かれているように,この日のこの放送は,報道ステーションとしてはまずまずの出来でした。石橋克彦神戸大学名誉教授のお話が放送されることも貴重ですが,加えて高知大学の岡本真教授を登場させてインタビューしている点も評価できます。岡本教授の南海・東南海地震についての発言は定評があります。きわめつけは,ホラ吹きチョロ吉の田中俊一原子力「寄生」委員長の記者の質問に対する答弁が,口から出まかせのハッタリであることが浮き彫りになったことです。この男は,もう,原子力規制機関から追い払わないといけません。具体的には上記をご覧下さい。

 

(2)『宝島』の明石昇二郎さん,第6弾

●月刊宝島 福島県の汚染地帯で新たな異変発覚!「胎児」「赤ちゃん」の死亡がなぜ多発するのか? ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第6回 前編】~

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1957234.html

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150324-00010000-takaraj-soci&p=1

 

●月刊宝島 福島県の汚染地帯で新たな異変発覚!「胎児」「赤ちゃん」の死亡がなぜ多発するのか?~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第6回 後編】~

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1957240.html

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150325-00010000-takaraj-soci

 

(3)(メール転送です)(イベント情報)APAST企画

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皆様,いつもお世話になっております。関連の情報や行事をご案内します。

 

【行事】「安全工学からみた原発」~安全の基本原理がなぜ成立しないか~ NPO「APAST」主催, 明治大学・安全学研究所共催

2015年3月29日(日) 13時30分~17時30分

明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー8F 1083室

https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

参加費 一般 1000円, 学生・APAST会員 500円

 

※原発は何故安全が成立しないかということを、機械安全の専門家と原発技術者が徹底的に議論する。安全理論研究の第一人者と機械安全の専門技術者を招いて、安全とはどのように考えるべきかという理論的な話と機械安全の実状について分かり易く解説をしていただき、それを受けて原発技術者・プラント技術者が一緒に議論して、原発の安全性の根幹を明らかにする。

 

※詳細は下記チラシをご覧下さい。

http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/apast.pdf

 

(今日も,お伝えするのがいやになるようなニュースばかりです。このままだと,やがて「大爆発」することになります)

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 <別添PDFファイル>

(1)もんじゅの原子炉心臓部,最重要配管も点検漏れ(東京 2015.3.25 夕刊)

(2)原子力規制委 敦賀2号機「直下に活断層」報告,了承,東通は「可能性」(東京 2015.3.25 夕刊他)

(3)廃炉・汚染水対策の無駄(東京 2015.3.24

(4)福島県漁連会長 海洋放出 将来は必要(福島民報 2015.3.21

(5)甲状腺被曝 高精度で推計(朝日 2015.3.23

 

1.(別添PDFファイル)もんじゅの原子炉心臓部,最重要配管も点検漏れ(東京 2015.3.25 夕刊)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015032502000246.html

 

(田中一郎コメント)

 何故,この(独)日本原子力研究開発機構=動力炉・核燃料開発事業団が「免許取り上げ」=「解体」にならないのか不思議でならない。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁ができる前から,そして,出来た後も,規制(寄生)する側と慣れ合って,のたらくたらしている。「もんじゅ」が危険な核施設であるということが理解できないらしい。田中俊一一味とともに,国外追放したいものである。

 

2.(別添PDFファイル)原子力規制委 敦賀2号機「直下に活断層」報告,了承,東通は「可能性」(東京 2015.3.25 夕刊他)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015032502000250.html

 

(田中一郎コメント)

 日本原電,東北電力とも,ただ「転ぶだけ」などとは思わない方がいいと思います。日本原電には,既に下記のような「焼け太り大作戦」が水面下で画策されておりますし,東通についても,ひょっとすると,最終処分場誘致なんて話が出てこないとも限りません。彼ら原子力ムラは,雨が降ろうが風が吹こうが,槍が降ろうが手裏剣が飛ぼうが,原発・原子力は「やるといったら絶対やる」人間達です。甘い考えは捨てて,一刻も早く,退治してしまいましょう。甘い妥協的な考えは彼らには通用しません。

 

●原発5基廃炉の裏で蠢く「倍返し」の新増設 原発再稼働の是非 東洋経済オンライン 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 http://toyokeizai.net/articles/-/63971

 

(一部抜粋)

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敦賀1号機の廃炉決定発表と同じ日に日本原電が公表した2015年度の「経営の基本計画」。年度計画としては5年ぶりとなるものだが、この中で同社は廃炉事業や海外事業の推進とともに、「敦賀34号機増設計画の推進」を打ち出した。「敦賀34号機は原子力の維持発展のために必須であり、人と技術の確保にも重要であることから、増設実現のための方策を関係者の皆さまと検討し、具体化を図る」としている。34号機はどちらも出力153.8万キロワットと超大型機である。

 

日本原電は保有原発3基のうち、敦賀1号機は廃炉決定。2号機は規制委が原子炉直下の活断層を認定し、やはり廃炉に追い込まれる公算が大きい。もう一つの 東海第二も老朽機で審査難航が必至。地元の再稼働反対論も根強い。それだけに敦賀34号機計画の推進には社運が懸かっており、必死になって取り組むのは 当然かもしれない。

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(田中一郎コメント)

 地震学・地層学の御用学者達をたらしこみ,その一大応援・声援を背に受けながら,活断層を活断層ではないと言い張り続け,その危険な敷地の上に立てた沸騰水型原発の敦賀1号機については,ベント装置さえ付けていなかった。他の電力会社は追加設備として後から工事をして付け加えているのにである。よくこれまで大地震が,この敦賀1号機を襲わなかったものである。

 

 更に,福島第1原発事故後は1Wの電気も生まずに1千億円ちかい基本料金を東京電力その他の電力会社から徴収し続けて,私たち電力ユーザーがそれを電気料金で実質的に負担させられ,日本原電はそのカネで,あの東京電力の極悪犯罪人である勝俣恒久(元会長)を役員待遇で,巨額の報酬やベネフィット付きで「天下り」受け入れをしているのである。こんな会社に情状酌量などは無用である。

 

 敦賀原発を2つとも廃炉にして原発自体を「閉鎖」するとともに,使用済み核燃料の安全対策を完璧に行い,返す刀で,日本原電という会社を廃社にしなければいけない。心配ご無用,日本原電は,いったん会社更生法にかけた上で,政府がスポンサーとなって,今後の「原発廃炉専門会社」として復活させるのだ。それ以外に,この会社を生き残らせる方法はない。万が一,今のまま生き残れば,ロクなことはしない。

 

3.(別添PDFファイル)廃炉・汚染水対策の無駄(東京 2015.3.24

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015032402000121.html

 

●東京新聞除染費と東電損賠費の利息 最大1200億円超国民負担に経済(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015032402000119.html

 

●廃炉・汚染水対策、国と東電で負担5900億円 検査院:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASH3M4285H3MUTIL01G.html

 

(田中一郎コメント)

 誰一人として責任も取らないのに,福島第1原発事故の後始末の尻=請求書だけは国民にツケ回ししてくる。本来であれば,税金・国民財産である国庫の管理人である政府が,こうした出鱈目なツケ回しをはねつけなければいけないのに,自民党政権も民主党政権も,いっしょになって,国庫=国民の財産にタカっているのだから話にならない。いったいぜんたい,こんな業界は他にあるのか? 何を好き放題させてんだ!! ではないか。みなさま,自民党,民主党,それにその補完物政党なんぞに選挙で投票してはいけませんぞ。投票するから,こうなるのです(あるいは,投票に行って,落選させてこないから,棄権するから,こうなるのです)。

 

4.(別添PDFファイル)福島県漁連会長 海洋放出 将来は必要(福島民報 2015.3.21

 http://www.minpo.jp/news/detail/2015032121672

 

(田中一郎コメント)

 また,田中俊一原子力「寄生」委員長か東京電力の不心得者幹部あたりが,くだらぬことをくっちゃべっているのかと思いきや,何と,福島県漁連会長の野崎哲とかいうのが話したらしい。信じがたいではないか。福島県の漁連は原子力ムラ所属だったのか。このおやじは,東京電力との信頼関係は全力を挙げて大事にしたがっているようだが,肝心の漁師が獲った魚を買ってくれる消費者との信頼関係などは,どうでもいいらしい。そもそも,放射能がたくさん出てきたから,薄めて海に捨てればいい,などと,およそ漁業者が承知できる言葉か!! いや,そもそも,海は,太平洋は,お前達福島県漁連だけのものか? ふざけるな!!

 

5.(別添PDFファイル)甲状腺被曝 高精度で推計(朝日 2015.3.23

 http://www.asahi.com/articles/ASH370188H36UGTB011.html

 http://www.asahi.com/articles/DA3S11664865.html

 

(一部抜粋)

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研究チームは、事故後約1週間に福島県立医科大や県内の避難所で外部被曝の簡易検査をした際の計約4万2500人分の記録に目を付けた。簡易検査では放射性物質の種類はわからず、それまで活用されていなかった。

 

 研究チームは、このうち県立医大で検査された約500人分の一部で、外部被曝した放射性物質の種類ごとの比率も測定していたことを見つけた。個々の外部被曝の簡易検査データと放射性ヨウ素の比率を組み合わせれば、その人の周囲にどれぐらいヨウ素があったのか逆算でき、それから体内に取り込まれたヨウ素の量を出して、甲状腺への内部被曝を推計できるという。

 

 約500人分には詳しい行動記録があり、被曝した放射性物質の比率のデータのない人でも、周囲のヨウ素の比率などから甲状腺の内部被曝が推計できると判断した。県立医大以外の約4万2千人についても今後、行動記録の有無を調べて記録があれば推計する。

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(田中一郎コメント)

 またやってるよ。「風が吹けば桶屋が儲かる」新方式だ。甲状腺の被ばくを計測すべき時に,あれだけたくさんの人達が「早く測れ」と国や自治体や「福島県民健康管理調査検討委員会」や関係機関などに進言・注告・申し入れなどをしていたのに,その時は見向きもしなかった連中が,甲状腺の放射線被曝が正確には分からなくなってしまった段階になって,異常なまでにハッスルしているのだ。その魂胆は明らかで,従ってまた,こうしたインチキ手法の結論は,最初から決まっている。「精密精緻にお調べしましたが,ご心配なさるほどの被ばくではございません」だ。ひょっとすると,そのように印刷された紙が,検査・調査の前の今から,既に用意されているのかもしれませんね。

 

 それにしても,この記事もまた,あの放射線ムラ御用新聞の朝日新聞・科学部と,あの御用記者の大岩ゆりが書いている。少しは批判的な観点を持って記事を書いてみろ,と言いたくなるよ,まったく。つまりは,この記事も,いつものパターンの,放射線ムラの誰かから「ちゃん」づけで呼ばれて取材をさせてもらい,言われたとおりに,そのまま文字にして垂れ流した記事なのではないか? 

 

 こんなことより,7Q11染色体の異常調査はどうした。児玉龍彦東京大学アイソトープ総合センターセンター長は取材したのか? ガン細胞に被ばくの痕跡が残る場合があるとおっしゃっているではないか。調べもしないで,「がん細胞を調べても、被曝が原因かどうかはわからない」などと,よく言えたものだ。

草々

 

 

2015年3月24日 (火)

(メール転送です) トリチウムについて(第60回 伊方ウォークの報告〈広島〉)

前略,田中一郎です。

 

最初にネット署名へのご協力をお願い致します。

 

●「上関自然の権利訴訟」 公正な判決を求める要請書(署名)

 http://media.wix.com/ugd/c0e668_85de06dd2e9c495f86e8b6b0a0a7e8e5.pdf

 

●上関原発用地埋立禁止住民訴訟の会

 http://umetatekinshi.wix.com/juuminsoshou

 

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下記はある方からいただいた伊方原発とトリチウムに関するメールです。

非常に重要な内容であるように思いましたのでご紹介申し上げます。

 

特に下記サイトにはご注目ください(メールの中にも出てきます)

●事故を起こさなくてもトリチウムを大量に放出する四電・伊方原発

 http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20150314.pdf

 

ここから本文:以下はメール転送です。

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みなさま

お騒がせします。

 

314日(土)に第60回伊方原発再稼働反対ウォークを行いました。その報告をさせていただきます。15001600、広島の元安橋東詰めを出発し、本通り・金座街を往復するコースで行いました。5人が参加しました。テーマは、「事故を起こさなくてもトリチウムを大量に放出する四電・伊方原発」です。

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チラシはこちらをご覧ください。

 ↓

http://hiroshima-net.org/yui/pdf/20150314.pdf

 

プラカードは広島1万人委員会のこちらのページをご覧ください。

 ↓

http://hiroshima-net.org/yui/1man/

 

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伊方原発は広島市民の最大のリスク。広島市から100kmのところにある四国電力伊方原子力発電所は、広島市民にとって大きなリスクです。原子力規制委員会は全国の原発で福島並みの苛酷事故が起こった場合の放射能拡散シミュレーションを行っていますが、伊方原発から100km離れた地点の被曝線量は、めやすとして、1週間で4ミリシーベルト、1時間あたりの空間線量率に直すと、約40マイクロシーベルト/時となります。伊方原発が苛酷事故を起こした場合、広島市は帰還困難な避難対象区域となる可能性が大です。

 

伊方原発は、来る南海トラフ大地震では、最大震度が「震度7」となることが想定されている伊方町に建っています。同時に、大断層帯「中央構造線」のほぼ真上と言っていい地点に建っています。伊方原発には、「蒸気発生器」という、厚さわずか1.3ミリの1万本以上の金属細管の中を放射能を帯びた高圧の水蒸気が駆け巡っている機器もあり、わずかな揺れでも脆弱化した細管が破断して、冷却水漏れが生じる可能性が大です。つまり、伊方原発で福島並み、あるいは、それ以上の苛酷事故が起こる可能性は、かなり高いといえます。

 

伊方原発が通常の稼働で放出してきたトリチウム。しかし、伊方原発は、たとえ苛酷事故を起こさなくても、危険な原発です。伊方原発は、通常の稼働でも、大量のトリチウムを環境中に放出しているからです。

 

現在は原子力規制委員会に吸収された、旧「原子力安全基盤機構」という独立行政法人が出していた、『原子力施設運転管理年報』という文書には、各原発が各年度に環境中に放出した放射性物質の量が記録されています。これを見ると、各原発は、通常の稼働時でも、ヨウ素、希ガス、トリチウム等々、さまざまな放射性物質を環境中に放出していることがわかります。

 

『原子力施設運転管理年報』によると、伊方原発が2002年から2011年までの10年間に放出した「放射性液体廃棄物中のトリチウム」の量は、568兆ベクレルです。平均すると毎年約57兆ベクレルの液体トリチウムを放出し続けてきたということになります。東京電力の発表によると、事故を起こした福島第一原発が20115月から20137月までの27ヶ月間に放出した液体トリチウムの量は約40兆ベクレルです。1年あたりの平均放出量に換算して比較すると、伊方原発は、通常の稼働時でも、事故を起こした福島第一原発の約3倍の量のトリチウムを、瀬戸内海に放出し続けてきたということになります。

 

伊方原発が稼働を止めた後の、2012年度の液体トリチウム放出量は、18000万ベクレルに下がっています。伊方原発は、大気中にも大量の気体トリチウムを放出し続けてきたはずですが、気体トリチウムについては、『原子力施設運転管理年報』には記録がありません。

 

トリチウムはどのようにして人体に影響を及ぼすか。トリチウム(3H)は、水素(H)の放射性同位元素です。崩壊するときにベータ線を発しますが、そのベータ線のエネルギーは、他の放射性物質が崩壊するときに発する放射線のエネルギーに比べると小さく、しかも、あまり遠くまで飛びません。このような性質から、トリチウムは、外部被曝について考えれば、確かにそれほど危険な放射性物質ではないかもしれません。

 

しかし、内部被曝について考えると、話は違ってきます。(以下、イアン・フェアリの『トリチウム・ハザード・レポート』(2007年)を参考にしています。チラシをご参照ください)

 

トリチウムは、気体の形でも、液体の形でも、きわめて高い浸透性を持っています。気体トリチウムは、鋼鉄でさえも比較的容易に透過します。また、トリチウムは、水素の同位体で、化学的な性質も水素と変わらないので、環境中の普通の水素ときわめて速く入れ替わります。これは、人体の中の水素とも速やかに入れ替わるということを意味します。また、トリチウムは、新陳代謝や細胞の再生の過程で、炭素と強く結びつき、「有機結合型トリチウム」を形成する傾向を持っています。

 

危険なのは、この「有機結合型トリチウム」です。「有機結合型トリチウム」は、水の形のトリチウムに比べて、はるかに長く体内に留まります。体内に摂り込まれ、細胞内の重要な有機分子(例えば、DNA)の近くに留まった「有機結合型トリチウム」は、長時間、細胞内の重要な有機分子に、至近距離からベータ線を照射し続けることになります。このようなトリチウムの影響を小さく見積もることはできないでしょう。さらに、「有機結合型トリチウム」そのものが、細胞内の重要な有機分子を構成してしまう場合もあるでしょう。

 

カナダの原子炉周辺の健康損傷。カナダの原発周辺では、原発から放出されるトリチウムが原因と見られる健康損傷が問題となり、いくつもの研究が行われ、その結果が発表されています。カナダの原発の原子炉は、トリチウムを特にたくさん放出する「重水炉」という型の原子炉だったからです。『トリチウム・ハザード・レポート』に紹介されている研究のいくつかを挙げてみると…

 

例えば、1989年と1991年に発表されたクラーク他による研究結果によると、カナダのオンタリオ州にあるブルース原発とピカリング原発の16の原子炉から25km以内の地域で、1971年から1987年までに白血病で亡くなった0歳から14歳までの子どもの数は、期待値25.7人に対して、実際には36人でした。約10人が、過剰に死亡しているということになります。

 

この研究によれば、原子炉が運転を始めて以降の白血病死が、それ以前よりも高くなっています。また、「原子炉から25km以内」という場所を、「死亡した場所」でカウントした場合よりも、「出生した場所」でカウントした場合の方が、死亡数が大きくなっています。ブルース原発とピカリング原発の運転が小児白血病の死亡率増加に関係していることが、強く示唆されます。

 

ジョンソンとルーローという研究者は、ピカリング原発から25km以内における先天性異常、死産、周産期死亡、新生児死亡、乳幼児死亡を研究し、1991年にその結果を発表しました。それによると、ピカリング原発から最も近いピカリング群区では、ダウン症が有意に増加しました。ダウン症の発生と、空気によって運ばれるトリチウム放出物の量との間には、統計的には有意ではないものの、相関関係が認められました。

 

ピカリング群区よりもピカリング原発からわずかに遠いアジャックス群区では、ダウン症の発生自体には超過が認められなかったものの、ダウン症の発生と、空気によって運ばれるトリチウム放出物の量との間に、正の相関関係が認められました。この研究では、特に空気によって運ばれるトリチウムへの曝露とダウン症との関連性が、明確に観察されています。ダウン症の発生率上昇は、チェルノブイリ原発事故でトリチウムを含む放射性降下物に曝されて地域についての研究でも示されているとのことです。

 

日本の原発周辺の健康損傷。日本の原発も、特に「加圧水型」の原発は、カナダ型原子炉ほどではないにしても、大量のトリチウムを放出します。日本では、関西電力、九州電力、四国電力、北海道電力が、加圧水型原子炉を採用しています。四国電力伊方原発の液体トリチウム放出量は、先に見たとおりです。

 

日本の原発の中で、特にトリチウム放出量が多いのが、九州電力の玄海原発です。液体トリチウムだけでも、2002年から2011年までの10年間に826兆ベクレル、1年平均83兆ベクレルを海水中に放出しています。

 

この玄海原発周辺での白血病による死者数を、厚生労働省の「人口動態統計」(1998年~2007年)を資料として調べた人があります。

 ↓

http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-4139

 

中村隆一氏の調査によると、人口10万人あたりの白血病による死者数は、全国平均では56人なのに、佐賀県では89人、さらに、唐津保健所管内では1216人、玄海町では3139人になっています。玄海原発に近い所にエリアをしぼるごとに、白血病による死亡率が跳ね上がるという傾向が、はっきりと認められます。玄海原発から放出される放射性物質が、周辺住民に健康損傷を引き起こしていることが、強く示唆されます。

 

伊方原発周辺では健康損傷は起こっていないのか? 周辺住民の健康損傷を引き起こしているカナダの重水炉は、五大湖という湖のほとりに立ち並んでいますが、伊方原発がまた稼働を始めれば大量のトリチウムを放出し始める瀬戸内海も、湖に似た条件を持つ半閉鎖水域です。伊方原発周辺では、伊方原発の運転が始まって後、何度か、魚の大量死が発生していますが、この現象にも、伊方原発から放出される放射性物質がなんらかの形で関与している可能性があります。

 

伊方原発の稼働による健康損傷についての研究はまだありませんが、その大量の放射性物質放出量と、トリチウムなどの放射性物質が体内に摂り込まれるしくみを理解すれば、伊方原発の稼働による健康損傷は、過去にもあったし、再稼働が行われれば、これからも生じ続けると考えるのが妥当ではないでしょうか。

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草々

 

何度でも申し上げます = 木質燃料が危ない!木材も危ない! (「ママレボ通信」サイトの記事より) :「薪」の放射能汚染と,それを巡る国,自治体,そして東京電力の態度

前略,田中一郎です。

 

昨今,「ママレボ通信」のサイトに,木質燃料である「薪」の放射能汚染の話が載りました。読んでみましたら,驚くべきようなことが書かれていて,看過できないと思いましたので,皆様に広くお知らせ申し上げます。可能な限り,この「ママレボ通信」掲載の「薪の放射能汚染と,それを巡る国,自治体,そして東京電力の態度について,広めて下さい。こんなことを許していたら,日本は早晩おかしくなってしまいます(もうおかしくなっているかも?)。

 

ご紹介するママレボのサイトは平易に書かれていますので,そのままお読みいただくのがいいと思います。私の方では,強く印象に残る部分だけを若干,ピックアップしておきます。申し上げるまでもありませんが,これまで何度にもわたって書いてきました通り,福島県のみならず,東日本一帯の山林から産出される木材や林産物は危険です。丸太,材木類,木質燃料(薪,炭,ペレットなど),キノコ・山菜などの特用林産物,木の葉っぱなどを入れた堆肥・肥料・栽培土,小さなところでは,杉の葉っぱから造る線香などなどです。

 

そして,このママレボ通信にもあるように,国や自治体は木材や木質燃料などの放射能汚染に対して適切に対応しようとする姿勢は皆無に近く,その無責任体質を丸出しにしておりますし,放射能汚染管理を行政から「丸投げ」された木材・木質燃料業界も,そのぜい弱な体制や業界としての根強い体質などから,どこまで放射能汚染管理ができているのか,ほとんどわからない状態です。本当の意味での第三者のチェックなど,3.11以降,一度も入ったことはありません。そして,きわめつけは,ママレボ通信にあるように,加害者・東京電力や事故責任者・国による木材・木質燃料の放射能汚染被害者に対する賠償・補償の踏み倒しです。

 

農林水産業の「農」「水」「林」と3つあるうち,この「林」に対する放射能汚染管理と放射線被曝防護・回避の取組は最悪・最低です。みなさまには,くれぐれもお気を付けなさるとともに,一刻も早く,福島第1原発事故による放射能汚染の被害者の方々の救済=賠償・補償・再建支援を実現することが重要だと思っております。もちろん,森林・林業・木材産業・木質燃料業界の方々も,真っ先に賠償・補償が受けられなければなりません。そのことが,何よりも,放射能に汚染した木材や木質燃料,あるいは林産物の流通を止めることができるのだと思います。

 


 <ご紹介するサイト>

(1)ママレボ通信 放射能と薪の話(1)――知らされざる薪の汚染

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/01/blog-post_31.html

 

(2)ママレボ通信 放射能と薪の話(2)――棄てることもできない

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

 

(3)ママレボ通信 放射能と薪の話(3)――ADRに訴える

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/02/blog-post_28.html

 

(なお,このシリーズは,まだ継続中ですので,この後も続いていくようです。時折,このサイトをご覧になって続きをご確認ください:田中一郎)

 

(一部抜粋)

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◆公開されない「薪」と「原木」の放射能測定データ

 ごく最近の、薪はどのくらいの数値なのか、ウェブで薪の測定データを検索してみました。しかし、公開されている放射能測定データのなかに、「薪」や「原木」のものが見あたりません。福島県の林業推進課に問い合わせをすると、「測定はしているが、公表していない」といいます。「公表する予定もない」らしいのです。細かくしやすい食材などの放射能測定はできても、粉砕できない木材の放射能測定をすることは住民にとってむずかしいことです。せっかく測定しているにもかかわらず、なぜ公表していないのでしょうか。

 

◆現在も40ベクレル/kgを超える薪がある――開示請求した薪のデータから

 公表しない、というので、2014(平成26)年12月、薪と原木の測定値を開示請求しました。出てきたデータには、「規制値以上」という数値がいくつも並んでいました。最近の――2014(平成26)年11月のデータですら、40ベクレル/kgを大きく超える、8500ベクレル/kg3000ベクレル/kgという数値があるのです。

 

◆安心して使えるものが出荷されているのか――

 福島県庁に電話をし、現在、薪の出荷についてどういう規制がされているのか、あらためて聞いてみました。林業振興課によると、「林野庁から薪の安全確保の方針が出ているが、規制する法的根拠がない。『出荷しないで』という『お願い』をしているという状況。食品であれば、食品衛生法の規定があるが、薪についてはない」と話します。震災直後から現在まで、福島県の薪の測定検体数は約300。そもそも測定じたい義務ではなく、任意です

 

◆「薪を洗って使ったらどうですか?」

ある日、福島県に住む知人から「自宅の薪ストーブの灰の数値が1キログラムあたり1万ベクレルを超えた」という話を聞いて驚き、すぐに自宅の薪ストーブの近くで放射線量を測定してみたそうです。使いつづけていた薪ストーブの灰の近くは、16マイクロシーベルト/hありました。20116月のことです。

 

 Nさんは、16マイクロシーベルト/hという高い線量に驚き、郡山市の市役所に出向いて訴えました。自分たちは、室内で、無用な被ばくをしているのではないか。灰を処理するとき、危険ではないのか。薪ストーブを使用禁止にしなくてもいいのか――。Nさんの問いに対して、市の職員は「そんな話は聞いたことがありません」と、とりつく島もありませんでした。

 

 Nさんは、めげずに東京電力にも問い合わせの電話をします。すると、窓口の職員は「前例がないのでわからない」と説明したあとに、こう言ったそうです。「薪を洗って使ったらどうですか?」

 「さすがに絶句しました」と、Nさん。それらの薪は、今も使えないまま自宅敷地内に残しています。

 

◆少しずつゴミに混ぜて捨ててください・・・!?

Nさんの薪の測定結果は470ベクレル/㎏。使用してよいとされる基準値、40ベクレル/kg(以下)の、10倍以上です。Nさんはその測定結果をもとに、再度,市にかけあいました。きちんと数値を証明したのだから、片づけてほしいと訴えたのです。

 

 郡山市の職員は、測定値を見てふたつの選択肢を提示しました。ひとつは、「民間の業者を派遣する」ということ。もうひとつは、「少しずつゴミに混ぜて棄てる」ということ。前者は、お金がかかります。しかも、みずからお金を払って廃棄せよということです。後者は、焼却灰の放射性セシウム濃度が8000ベクレル/kgを超えると指定廃棄物として国が処分しなくてはならないので、薄めてしまいましょう、という発想です。Nさんは、あっけにとられたといいます。「そんなことを言われても、どちらも選べませんよね……」

 

◆誰のため、何のための「除染」なのだろう

 2014年の秋、Nさんのお宅に「除染」作業の順番が回ってきました。事故から3年以上たちましたが、これでも「比較的、空間線量の高い地域」として、早いほうなのだといいます。廃棄すらできない薪は、Nさんの敷地内に、まだありました。Nさんは、除染に来た業者に、「薪を何とかしたいのですが・・・」と相談しました。すると、「除染は、敷地や宅地の『地面』だけが対象であって、その上にあるものは対象ではないのでわかりません」という、驚くべき返事が返ってきました。

 

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「(3)ママレボ通信 放射能と薪の話(3)――ADRに訴える」は,そのままお読みください。東京電力の対応に対して,物を投げつけたくなるくらいに腹立たしく感じますが,くれぐれも冷静にお読みください。東京電力という会社の正体が,福島第1原発事故の前も後も,全く変化がないことが良くわかります。こんな会社は,今からでも遅くないので,解体すべきなのです。

 

 なお,この「薪の放射能汚染」の話は,(3)以降も続いていくようですので,引き続き,このサイトにご注目ください。 

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 <おまけ>

●ホーム - momsrevo ページ!(「ママレボ通信」関連書籍の購入申し込みサイト)

 http://momsrevo.jimdo.com

 

「ママレボ通信」は,サイト情報だけではありません。季刊(1年に4回)の定期的発行の冊子や出版物もありますので,上記サイトから申し込んで入手されてみてください。必読の情報が満載です。

 

 それから下記は,森林,木材,木質燃料などの放射能汚染と,それに対する国や行政の対応・対策の出鱈目を批判して書いた私の文章です。併せてご参考にしていただければ幸いです。何度でも申し上げますが,木質燃料が危ない! 木材も危ない! のです。木造住宅を購入される時に十分に気をつける,放射能汚染の東日本産の炭や薪やペレットは使わない,キノコ・山菜は日本のどこでも危険(原木や栽培土が汚染されたまま出回っています,検査もろくすっぽされておりません),その他木材・木質関連製品に注意,そして何よりも,汚染森林の中に入っての林業労働やキノコ作りはやめる,放射能汚染した木材を扱う労働・産業はやめるなどです。

 

 <関連サイト:いずれも少し前に書いたものです>

●木質燃料が危ない(森林と木材の放射能汚染) いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-844d.html

 

●偽りの「復興」は、もういい加減にしてくれ(1):汚染森林で林業をしたら被ばくする、林産物は汚染している いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-6577.html

 

●森林・木材の放射能汚染 :木材汚染の拡散を防ごうとしない国・東京電力、これは氷山の一角だ いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-3766.html

 

●木材が危ない!(続)(森林バイオマス発電他):森林や木材の汚染を軽視してはいけない いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-45b9.html

 

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草々

 

 

2015年3月18日 (水)

放射能モニタリングさえもまともにできない人間たちが原発をコントロールできるはずもない:原発敷地及び周辺地域の放射能モニタリング体制を再点検・監視しましょう

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

別添PDFファイルは、今般発売された新刊『福島第一原発事故7つの謎』(講談社現代新書)の一節です。NHKスペシャル『メルトダウン』取材班がまとめたこの本の第2章「ベント実施はなぜかくも遅れたのか?」の一角ですが、お伝えしたいのは「ベント」をめぐる諸問題ではなく、この第2章に出てくる原発敷地及び周辺地域の放射能汚染・放射線モニタリングのことです。下記に見られるように、原発・核燃料施設を稼働・運営している原子力ムラの連中は、その原発・核燃料施設敷地及びその周辺の放射能汚染状況でさえ、地震その他の緊急時・過酷事故時においては、まともに計測・記録ができる体制になっていません。

 

更に申し上げれば、原発・核燃料施設を地震が襲った際の震度、その他の地震の観測・記録や、原発・核燃料施設全体の外からの映像把握・記録さえも、ロクすっぽできていないのです。前者で申し上げれば、2007年の柏崎刈羽原発を襲った中越沖地震の際に、柏崎刈羽原発に備え付けられていた地震計の記録用紙が不足して、既に記録された地震波形の上に新たな波形記録が時間経過とともに上書きされて、わけがわからなくなったり、後者について言えば、福島第1原発事故の際には、原発施設全体を映像としてつかまえて記録するTVカメラや録画装置も取り付けられていませんでしたので、施設に爆発が起きても何が起きているのかが現地や東京の事故対策本部にはわからなかったり、爆発の様子も2,4号機については未だにわからないままであるなど、原発全体をとらえる映像モニターでさえ、まともにできていないのです(1,3号機の爆発も、たまたまあるTV局がカメラを設置して遠くから映像をとらえていたから残っているだけの話で、偶然と言ってもいい結果にすぎません。東京電力や原子力安全保安院が福島第1原発モニター用に用意したTVカメラではないのです)。

 

それでいて、原子力ムラの連中は、一方では、周辺立地に対する対策、あるいは原発・核燃料施設のモニターの拡充などと称して、SPEEDIやERSS(下記サイト参照)などの、数百億円もの費用のかかる巨大な危機対策対応システムを「開発」し、巨額の予算を投入しているのです。しかし、これらの大掛かりな危機管理システムや原発・放射能モニターも、福島第1原発事故の際には、意識的に止められたか、あるいは停電という当然に予想される事態に対応できずに停止してしまったか、いずれなのかははっきりしないまま、全くと言っていいほど機能しませんでした。まさに、原子力利権事業が、住民や国民のためではなく、彼ら原子力ムラの「食い扶ち」仕事として、バカバカしい形で行われていることが明らかになったわけです(何故、SPEEDIやERSSが福島第1原発事故時に機能しなかったのか、徹底した原因分析や責任の追及は行われておりません。ゆゆしきことです。「巧言令色鮮仁」そのものです)。

 

もちろん、こうしたことは、福島第1原発事故の原因究明や原発危機対応の適正化の一環として、まずもって原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が真っ先に取り上げて対応しなければいけない仕事なのですが、ご承知の通り、彼らは福島第1原発事故を棚上げにしたまま、原発・核燃料施設再稼働に猪突猛進中です。

 

そして、そうした原発再稼働の動きの中で特に強調しておかなければならないことは、今後の原発・核燃料施設過酷事故時においては、住民への避難命令や被ばく回避対策などは、SPEEDIやERSSを使うのではなく、放射能汚染の実測値を使って原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が判断するなどと言われています。これ自体が、全く福島第1原発事故の教訓を踏まえない出鱈目な話なのですが、さて、その「実測値を踏まえる」という場合に、原発・核燃料施設周辺地域に置かれた放射能モニタリング機器類や組織的なモニター体制はどうなっているのでしょうか? 

 

大型バッテリーや自家発電機などの独自電源を兼ね備え、記録装置も適切にセットされ、常時適正にモニター機器類を稼働させるための人的メンテナンス体制も整った形で、かつ、相当広範囲なエリアに(少なくとも80km圏内)、それこそきめ細かく放射能汚染の状況を観測できるだけの数のモニターが設置されているのでしょうか。また、そのモニターがキャッチした放射能汚染のデータは、どのようにして放射能計測の集約センターへデータ輸送されるのでしょうか? データ輸送のための回線は、地震や津波や火事などの災害に対して頑丈にできているのでしょうか。福島第1原発事故の際には、下記に見るように、停電その他の理由で、データ伝送そのものもストップしてしまっています。こんな状態で、はたして原発・核燃料施設の過酷事故に対応して、周辺地域の放射能汚染状況が適切かつタイムリーに捕捉され、それが住民対策のために使われうると断言できるのでしょうか。

 

私は、再びの(原発・核燃料施設を再稼働すれば必ず起きるであろう)原発・核燃料施設の過酷事故の際には、やはり福島第1原発事故時と同じように、原発・核燃料施設の敷地内やその周辺の放射能汚染の状況を正確・タイムリーに把握することができず、住民の避難や被ばく防護は後手後手に回って、住民はおそらく福島第1原発事故時以上に被曝させられるであろうと思っています。そしてその際の、あのホラ吹き・チョロ吉の田中俊一原子力「寄生」委員長がするであろう言い訳記者会見の発言内容まで想像することができます。よーするに、地域住民や広く日本国民の安全のことなど二の次にしか考えていない連中が、危険極まりない「大人のおもちゃ」である原発・核燃料施設にしがみつき、屁理屈を放ちながら、再びその利権拡大に邁進しようとしているということです。

 

当然のことですが、原発・核燃料施設敷地及び周辺の放射能モニタリングさえもまともにできない人間たちが、その原発・核燃料施設を制御=コントロールできるはずもないのです。全国各地の原発立地のみなさま、原発・核燃料施設敷地並びに周辺地域の放射能モニタリング体制を再点検・監視し、地域の問題としてクローズアップしていきましょう。

 

 <別添PDFファイル>

●原発周辺の放射能モニタリングもまともにできない人間たちが原発を鮮魚できるはずもない(NHK『福島第一原発事故7つの謎』:講談社現代新書より一部抜粋)

 

 <関連サイト>

(1)福島第一原発事故7つの謎-NHKスペシャル『メルトダウン』取材班/著 本・コミック : オンライン書店e-hon

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033203896&Action_id=121&Sza_id=A0

 

(2)ERSS:緊急時対策支援システム - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

 

(3)SPEEDI:緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E8%BF%85%E9%80%9F%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

 

(『福島第一原発事故7つの謎』(講談社現代新書)より一部抜粋) MP=モニタリング・ポスト

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 3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生。福島県浜通り地方は震度6強の揺れに襲われたが、データの伝送記録システムは稼働し続け、測定データにも異常は見られなかった。ところが、午後3時34分を最後に、突然、大熊町熊川と富岡町仏浜のデータが途絶え、3時36分に浪江町請戸、3時38分には浪江町棚塩のデータも途絶えた。津波が次々とMPを襲ったのだ。その後、通信回線の途絶などにより、11日午後6時以降は津波の被害を免れたMPからのデータも原子力センターのMPを除いてリアルタイムに得られなくなってしまっていた。

 

 一方で、福島県は、地震に対して、事前に対策を取っていた。きっかけは、2007年7月に起きた新潟県中越沖地震だ。この地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所では火災が発生。地震による停電のために原発周辺のMPが機能せず、新潟県は必要な情報が得られないという事態に陥った。その教訓から、福島県では、各MPに停電に備えて自家発電機め設置を始めていたのだ。

 

 津波の被害を受けなかったMPは、原子力センターにデータを送信こそできなかったものの、発電機の燃料が失われるまでの問、自動で測定を続け、データを記録し続けていた。データが残されていたのは地震発生からおよそ3日間。情報が極めて限られている事故初期の状況を知る上で極めて貴重なデータだ。

 

(中略)福島県が午後3時のデータとして公表しているのは、午後2時から午後3時までの放射線量率の平均値であった。意外なことに、1号機の原子炉建屋が水素爆発する前から、福島第1原発の周辺には、大量の放射性物質が拡散していたのだ。

 

(中略)12日午後3時からの政府の記者会見では、原子力安全・保安院の担当者が次のように述べている。「外部被ばくによる影響は、南西の1キロの地点で、実効線震は0.019ミリシーベルト(と推測される)」 ところが、福島第1原発から5.6キロメートルも離れた上羽鳥で実際に記録されていた線量は1時間で1.6ミリシーベルト。試算結果よりも100倍以上も高かったのだ。

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(田中一郎コメント)

 上記の文章から、私は次の2つのことを読み取った。第一に、原発周辺で放射能をモニターすることになっているMPは地震で停電が発生すれば停止してしまう、各立地自治体が気を利かせて独自電源を用意しても、データの記録はせいぜいが数日間で、その後のメンテナンスもロクすっぽされない、データの送信もできなくなる、場所によっては津波をかぶって完璧に故障する。つまり、ちょっとした地震や津波が来れば、原発周辺では放射能はモニターできなくなるということだ。

 

 第二に、原子力安全保安院=原子力「寄生」庁など、原子力ムラが牛耳っている組織が発表する放射能汚染状況についての発表内容は(特に「シーベルト」単位で発表されるものは)、全く信用ができない。福島第1原発事故時の上記一事例では、5.6kmも離れたところで1.6mSv/時なのに、発表されるのは1km離れたところで0.019mSv/時だった、というものである。80倍以上も違うではないか。

 

 いずれにせよ、原発・核燃料施設の敷地及び周辺地域での放射能汚染計測体制は、本当に脆弱極まりない出鱈目状態のようです。

 

(上記関連サイト)(一部抜粋)緊急時対策支援システム - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E5%AF%BE%E7%AD%96%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

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●概要

 緊急時対策支援システム(ERSS) 緊急事態において、国が原子力災害応急対策を実施するに当たり、必要となる事故進展予測を支援するために、電気事業者 から送られてくる情報に基づき、事故の状態を監視し、専門的な知識データベースに基づいて事故の 状態を判断し、その後の事故進展をコンピュータにより解析・予測するシステム。チェルノブイリ原発事故などを受け、原子力事故が起きた際の国の対応を迅速化する目的で導入された。全原発55基の原子炉の圧力や周辺の放射線量などの状況を一元的に把握し、事故状況を予測することなどができる。これまでに国が155億円以上を投じ開発・運用してきた。

 

●開発・運営の主体

20039月まで()原子力発電技術機構が実施してきたERSSの開発、運用は200310月 以降独立行政法人原子力安全基盤機構が引き継ぐ。201431日、原子力安全基盤機構が原子力規制庁と統合、原子力規制委員会が引き継ぐ。

 

●福島第一原子力発電所事故における使用[編集]

総理大臣官邸危機管理センターには23号機の緊急時対策支援システム(ERSS)の予測が送付されている。地震により外部電源を喪失した[2011]311日午後247分ごろにデータの送信が停止。(外部リンク参照) ERSSを所管した経済産業省原子力安全・保安院は「非常用電源が接続されていればデータが受け取れた」と認めており、本震から余震で国の通信網がダウンする311日午後443分ごろまでの約2時間、本震直後のデータを生かすことができた可能性が高い。

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草々

 

(見逃せない重要論文(3)):津田敏秀岡山大学大学院教授(疫学・公衆衛生学) 福島県の子どもたちに甲状腺がんのアウトブレイクが始まった=それは放射線被曝の影響か?

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

「見逃せない重要論文」の第3弾は、津田敏秀岡山大学大学院教授(疫学・公衆衛生学)です。ここ1~2か月に一般向けに公表されている津田敏秀先生の論文を3つばかり添付いたしました。著作権上の問題がありますから、転送や転載はなさらないでください。また、下記にURLをお示しした3つの媒体のうち、特に『ママレボ』については、みなさまに強くその定期購読をお勧めいたします(4半期刊:3000円/年)。放射能と被ばくに関する適切な情報が満載されています。また、下記サイト「ママレボ通信」も時折目を通されることをお勧めいたします。、定期的に更新されながら、重要情報が掲載されています(下記には「薪の放射能汚染」についてのシリーズ記事を3つご紹介しておきます)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)甲状腺がんのアウトブレイクが始まっている(津田敏秀岡山大学教授 『週刊金曜日 2015.3.13』)

(2)甲状腺がんは被ばくの影響か?(津田敏秀岡山大学教授 『ママレボ 2015.1』)

(3)20141225日「福島県民健康調査」検討委員会発表の甲状腺がんデータの分析結果(津田敏秀岡山大学教授 『科学 2015.2』)

 

 <それぞれの媒体サイト>

(1)週刊金曜日  http://www.kinyobi.co.jp/

(2)ママレボ通信 http://momsrevo.blogspot.jp/

(3)岩波書店月刊誌『科学』 http://www.iwanami.co.jp/kagaku/

 

 <「ママレボ通信」のサイトから>

(1)ママレボ通信 放射能と薪の話(1)――知らされざる薪の汚染

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/01/blog-post_31.html

(2)ママレボ通信 放射能と薪の話(2)――棄てることもできない

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

(3)ママレボ通信 放射能と薪の話(3)――ADRに訴える

 http://momsrevo.blogspot.jp/2015/02/blog-post_28.html

 

 <参考>

●第18 回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成27年2月12日開催)配布資料

https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-18.html

 

(田中一郎コメント)

 福島第1原発事故から早くも4年が経過しましたが、日本政府も福島県も、そしてその意向を内生化して(放射線ムラ)「御用」仕事に邁進する「福島県民健康調査検討委員会」や福島県立医科大学も、福島県をはじめとする東日本に広がる放射能汚染地帯の子どもたちや住民の命と健康を守る対策を、ほとんどまともに打ち出さないまま今日に至っております。それどころか、例えば昨年夏に環境省が音頭を取って、中川恵一東京大学准教授やIAEA所属のレティ・キース・チェム氏による放射線被曝の危険性を矮小化するような政府広報を全国の新聞各紙に一斉に掲載してみたり、あるいは、同じく環境省所管下の(似非)専門家会議が、「福島県民健康調査」を過剰診断・過剰診療などとする「珍説」を反映させた「中間とりまとめ」を公表して、同調査の縮小・廃止、あるいはまた、福島県以外での健康管理調査実施の必要性の否定を行うなど、日本政府主導で福島第1原発事故による放射能汚染や恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)の危険性を歪曲・矮小化・過小評価する露骨な動きが強まってきています。

 

 そうした中で、津田敏秀先生は、「福島県民健康調査」の早い段階から、その問題点を指摘し、背信的ともいえる「福島県民健康調査検討委員会」や福島県立医科大学、あるいはそれに連なる日本の医師や医学者、医療研究者の姿勢を批判し続けてきました。今日、福島第1原発事故後4年目が経過して、ついに福島の子どもたちに甲状腺ガンの多発傾向がはっきりと表れ(201412月末段階で計117人、うち8人が2巡目検査:ほぼ確定のガンの疑いを含む)、その原因として放射線被曝の影響が強く疑われていることから、津田敏秀先生は多くの媒体を通じて、この事態に対して警告を発し続けておられます。

 

 思うに、日本の医師・医学者・医療研究者の中で、福島第1原発事故後において、事故の被害を受けた多くの地域住民や子どもたちの命と健康を守るために、いったい何人の人が真摯に、被害者に対して親身になって、あるいは日本政府や放射線ムラの出鱈目な対応に対して異議を呈しながら行動したでしょうか。長瀧重信やその弟子の山下俊一、あるいはそのまた弟子の高村昇(この男は今でも「福島県民健康調査検討委員会」の委員をしている)をはじめ、日本の大半の医師・医学者・医療研究者たちは、まさに「放射線ムラ」の代理店業務のようなことに日々いそしみ、被害者の命と健康を踏みにじりながら、いとも平然と恒常的な低線量被曝(外部被曝・内部被曝)の危険性を矮小化・歪曲したり、過小評価したりしているのです。

 

 かつて作家の広瀬隆隆さんは、「ドイツではお医者さんがきちんとしているので脱原発は大過に至らないうちに早く成功させることができたが、翻ってこの日本では、お医者さんが全然ダメなんです、だから原発のことも被ばくのこともきちんとできていないのです」と、よく講演会でおっしゃっていました。私はまさにその通りだと思います。この日本では、情けなくも、医者・医師・医学界と弁護士・法曹界という、世論をリードする2つの2大自由業の人間たちが、広瀬隆さんのおっしゃるように「全然ダメ」であるが故、政治家や高級官僚たちの出鱈目と腐敗に対峙する社会的勢力が形成されにくくなって、日本社会全体が団子のようにおかしくなっているように思えてなりません。

 

 こうした情勢下では、市民運動・社会運動の盛り上がりも大切ですが、加えて、私たち一人一人が、医者や弁護士、あるいは大学教授などが抱えている、根拠の乏しい世俗的権威や権力にひれ伏すことなく、彼等もまた、自分たちと同じ一人の人間であり、専門領域から一歩出れば、ただの「おやじ、おばはん」であり、従ってまた、目先の利益や利害で嘘八百を垂れることもあるのだ、という「冷めた目」で彼らの言動を見抜く必要があるように思われます。実際問題、彼らの言動は往々にして、その全域にわたって専門領域を超えた「越権的行為」であることが多く、それはつまりは、彼らの背後にある利己的な利害に突き動かされた、ただの「生臭おやじ」の戯言、あるいは「うぬぼれ」発言であることも多いということを意味します。従って、私たちは常に「彼らの言うことはひょっとするとおかしいのではないか」という「相対的な受け止め」方に慣れておくことが必要であるように思われます。

 

 ともあれ、こうした現代日本の悲しいまでの放射能や被ばくをめぐる(歪みきった)言論状況の下、今回ご紹介する津田敏秀先生の発信は、目先利害に左右されずに「背筋がまっすぐ」していて、物事の核心を貫く貴重な金言で満ちているように思われます。私たち一般の有権者・国民・市民は、津田敏秀先生のような、似非科学者・医学者でない人をきちんと見抜き、そうした人たちの活動・言動を様々な意味で支えることによって、日本社会に広がる言論や認識の抜本的な変革を積み上げていかなければならないだろうと思います。以下、上記3論文のうち『ママレボ』から、若干のご紹介をしておきます。

 

『ママレボ』(2015年新年号)より一部抜粋

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●チェルノブイリのデータを正しく見るべき

編集部:県立医大や福島県は、あくまでも「被ばくの影響とは考えにくい」と発表しています。その根拠として、次の3つの点をあげています。これらについて、どういう点がおかしいのか教えていただけますか。

 

根拠①:地域差がない


津 田:県立医大は、あたかも子どもの甲状腺がんが見つかっている地域に差がないかのように発表していますが、地域差は出はじめています。(以下略)

 

根拠②:チェルノブイリ原発事故では、0~5歳の子どもに甲状腺がんが多く見られたが、福島の場合は10歳以上に多い。


津 田:(前略)それを見ると、事故後3年間の発症率は10歳以上の子に多いのです。0~5歳に多く見られるようになったのは、事故から4年目以降です。また、私が心配しているのは、18歳以上の住民です。チェルノブイリの事例を見ると、19歳以上の青年の甲状腺がんもふえています。(以下略)

 

根拠③:チェルノブイリと比べて初期被ばく量が少ない


津 田:福島では、初期被ばく量について十分な調査がなされていません。仮に、チェルノブイリとくらべて初期被ばく量が少なかったとしても、福島では、チェルノブイリ周辺よりはるかに人口密度か高いのです。福島県全体では、汚染のひどかったベラルーシのゴメリ州とくらべても人口密度が3倍です。つまり、被ばく量が同じでも甲状腺がんも3倍多発する可能性があるということです。この点を忘れてはいけないと思います。

 

●『100ミリシーベルト以下はがんにならない』は、うそ

編集部:なぜ、被ぱくのリスクが過小評価されているのでしょうか?


津 田:そもそも、すべてのまちがいは、「100ミリシーベルト以下なら、がんにならない」ということを、政府も学者も、官僚も、そして県立医大の先生たちまでもが信じていることです。そして、福島県民はもちろん、日本国民全員が、それを信じ込まされている。(以下略)

 

●今からでもできる手立てを

編集部:今後被害を拡大しないためにどんな対応策をとればよいのでしょうか。


津 田:(前略)しかし福島の場合は、これほど多発しているにもかかわらず、被ばくとの因果関係ばかりが議論されていて、肝心の被害を拡大させないための対応策がとられていません。ベラルーシやウクライナなどの事例を見ると、本格的に甲状腺がんがふえてくるのはこれからですから、因巣関係の究明以前に、まず、今後の多発に備えるべきです。また、白血病も、そろそろ最短の潜伏期聞を過ぎていますので注意が必要です。その他、リンパ腫や、がん以外の血管疾患なども調査する必要かあります。

 


 現段階では、空間の放射線量が、がん発生に影響するのか、それとも放射性ヨウ素による初期被ばくが大きく影響しているのか定かではないので(WHOは空間の放射線量率も大きく影響していると述べています)、できるだけ放射線量の低い地域に身を置くことが大切です。

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以 上

2015年3月16日 (月)

第18回 「福島県民健康調査検討委員会」結果と子ども甲状腺ガン検査 (遅くなりました)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

遅くなりましたが,第18回 「福島県民健康調査検討委員会」結果と子ども甲状腺ガン検査 について,私の取りまとめとコメントをお送り申しあげます。大枠は,前回お送りした「第17回」とほぼ同じで,子どもの甲状腺ガンの数字が大きくなったことが新しい点です。

 

なお,アワ・プラネット・ティービー(OUR PLANET TV)さんのサイトにある「福島県民健康調査検討委員会」終了後の記者会見が,非常に興味深い内容で「必見」と思われますので,まだご覧になっておられなければ,是非ご覧下さい。

 

また,関連情報として,昨年末のNHK教育番組「サイエンス・ゼロ」で放送されました「謎の放射性粒子を追え」(いわゆるホット・パーティクル(セシウム・ボール)のこと)についての私のコメントも付記いたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)第18回福島県民健康管理調査 子ども甲状腺検査結果(表紙)(2015317日)

「18_kenminkenkou_hyousi.pdf」をダウンロード

(2)第18回福島県民健康管理調査 子ども甲状腺検査結果(2015317日)

「dai_18_kai_kenminkenkoutyousa_kekka_kodomokoujousenkensa.pdf」をダウンロード


(3)NHK放送番組 「サイエンスZERO : 謎の放射性粒子を追え!」のどこがおかしいか=きちんと伝えられないホット・パーティクル(放送では「セシウム・ボール」と名付けていた)の危険性(20141227日)

「nhk_hot_particle.pdf」をダウンロード

(4)砕かれた「100ミリシーベルト以下は安全」神話(まさのあつこ 『世界 2015 4』)

 

(5)放射線の影響 話しづらい,子供心配でも、声をあげれば孤立する,物言えぬ雰囲気の中,行政は検査縮小の動き(東京 2015.3.11

 

http://blogs.yahoo.co.jp/erath_water/65531855.html

 

 

 <関連サイト>

(1)2015212日付「第18回福島県民健康調査検討委員会」資料

http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-18.html

 

(2)2年前「異常なし」の8人が甲状腺がん〜福島県全体で117人 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1887

 

(3)(参考)「月刊宝島 調査スクープ!原発近隣住民の間で「悪性リンパ腫」多発の兆し ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第5回】~」

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1954779.html

 

(4)NHK放送番組 「サイエンスZERO : 謎の放射性粒子を追え!」のどこがおかしいか=きちんと伝えられないホット・パーティクル(放送では「セシウム・ボール」と名付けていた)の危険性  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-f552.html

 

(別添PDFファイルは上記を少し修文しています)

草々

 

 

2015年3月15日 (日)

本日(3/16)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)第4回ちょぼゼミ(子ども甲状腺ガン検査:4/9) (2)大間原発公判と報告会 (3)バンダジェフスキー氏新刊書 (4)『A2-B-C』の上映ができない!? 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部を除き添付できませんでした)

 

本日(3/16)のいろいろ情報(メール転送を含む)です

 

1.(別添PDFファイル)第4回ちょぼゼミ(4/9:木曜日 午後7時)

 たんぽぽ舎さんのご好意で4回目のちょぼゼミをさせていただけることになりました。

「no4_tyobozemi_tirasi.pdf」をダウンロード

●「福島県の子ども甲状腺検査と放射線被曝ーチェルノブイリの悲劇を繰り返さないために」

4月9日(木)19時~21時 (開場18時30分)

会場:スペースたんぽぽ

参加費:800円(学生400円)

 

たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4

 JR水道橋駅西口から5 

101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 

 Tel: 03-3238-9035 

 Fax: 03-3238-0797

 Email: nonukes@tanpoposya.net

 http://www.tanpoposya.net/

 

2.私が朝日新聞をかばう気になれない理由:朝日新聞科学部は放射線ムラの「御用報道」をやめよ

 下記は,数日前に私のメールでご紹介した「宝島」掲載の明石昇二郎さんの迫真のレポートです(「本日(3/12)のいろいろ情報」)。大沢ゆり,岡崎明子という2人の記者に限られない,組織的な放射線ムラ「御用」「広報」行為ではないかと思われます。「マスごみ」どころか,ここまで来ると「悪質」と言わざるを得ないでしょう。恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性を報道しない「マスごみ」は,放射線ムラの代理店行為を通じて,福島県をはじめ,東日本の福島第1原発被害者の方々の命と健康を危機に陥れています(こうした朝日新聞の記事を「まる写し」する地方紙があるかもしれませんので,それにも注意が必要です)。

 

(1)月刊宝島 福島で赤ちゃんを産み育てるのは安全?「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 前編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946174.html

 

(2)月刊宝島 「原発健康被害」の揉み消しに加担する「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 後編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946180.html

 

3.(イベント情報)首都圏の皆さん、函館市民に代わって東京地裁にぜひ傍聴に来てくださ~い

 東京地裁103号法廷(大法廷) 最寄り駅:地下鉄霞ヶ関駅A1出口)

 函館市大間原発建設差し止め裁判 4回口頭弁論

 

3月19日(木)午後3時~4時(予定)

●地裁前で2時半まで傍聴整理券の配布が行われます。その後、傍聴券抽選・配布。

●原告側から本案における争点項目の提出, 電源開発の書面への反論と国への反論を行う予定。

メインは国への反論で、自治体の存立維持権に基づく訴えは法律上の訴訟にあたる、自治体の原告適格は認められる、という二点になります。

 

<裁判報告集会>

時間:午後4時~6時  

会場:参議院議員会館地下1B104号室

プログラム(予定)

・弁護団から裁判の報告 (河合、海渡、中野各弁護士) 

・大間原発をめぐる状況の報告(大間原発訴訟の会・竹田とし子さん、大間とわたしたち・未来につながる会・野村保子さん)

主催: 大間原発反対関東の会(函館市の「大間原発差し止め裁判」等を首都圏で勝手連的に応援するためにつくられた会です)。

     連絡先: Tel. 080-6616-9604 (玉中)  メールaki-trsk@outlook.jp (寺崎)

賛同: 経産省前テントひろば

 

4.昨日、『A2-B-C』のイアン・アッシュ監督が以下のように、3月16日以降の上映中止を明らかにしています。>理由は「配給会社の都合」となっています。契約はあと2年残っているそうです。

 

documenting ian, blog Censorship Self-censorship 検閲 自己検閲

http://ianthomasash.blogspot.jp/2015/03/censorship-self-censorship.html

 

●これに先立ち、監督は3月6日、次のような声明を明らかにしています。

 http://www.a2-b-c.com/report_2.html

 

(田中一郎コメント)

 原子力翼賛社会とは,放射線被曝の健康被害・遺伝的障害は「ない」ことにされてしまう社会のことです。日本という国が旧ソ連及びその衛星国家よりもひどい状況になってきているようです(上記のような声明は出さない方がいいと思いますが)。ともあれ,何か対抗策はないものか,と考えております(著作権や版権が絡んでいます)。

 

5.バンダジェフスキー氏の新刊書(合同出版):地域の図書館にぜひリクエストを|らららのブログ

 http://ameblo.jp/kirikirikurikuri/entry-12001408498.html

 

Amazon.co.jp: チェルノブイリ25年の真実 体内に取り込まれた放射性セシウム137と人びとの健康 ユーリ・I・バンダジェフスキー, 久保田 護 本

 

 http://www.amazon.co.jp/チェルノブイリ25年の真実-体内に取り込まれた放射性セシウム137と人びとの健康-ユーリ・I・バンダジェフスキー/dp/4772612289/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1426034439&sr=1-1&keywords=%E5%90%88%E5%90%8C%E5%87%BA%E7%89%88+%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC

 

6.ご参考

 下記は,疫学関連の文献などでよく出てくる言葉です。

 

(1)オッズ比 - Wikipedia

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%BA%E6%AF%94

 

(2)厚生労働省:都道府県別にみた死亡の状況 -平成17年都道府県別年齢調整死亡率の概況-

 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/other/05sibou/01.html

 

(下記はややミスリーディングな説明です)

●年齢調整死亡率 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%BD%A2%E8%AA%BF%E6%95%B4%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87

 

7.昨今の新聞報道から

(1)(毎日新聞)■注目ニュース■ 再生エネで揚水発電 東日本の余剰分活用

 東京電力は2016年度から、余った電力で水をくみ上げ、電力を蓄積する役割をはたす揚水発電所を利用し、東北電力や北海道電力管内の太陽光や風力など再生可能エネルギーを受け入れる。電力大手の営業地域を越えた揚水発電の運用は全国初で、再生エネの導入拡大につながりそうだ。

 

▽東京電力:再生エネで揚水発電 東日本の余剰分活用

 http://mainichi.jp/m/?TK29nh

▽ことば:揚水発電

 http://mainichi.jp/m/?G8fFoz

 

(田中一郎コメント)

 再生可能エネルギーの受け入れに余裕があるという東京電力のことはいいから,九州電力や北海道電力,それに東北電力などでは,この揚水発電やその他の系統連絡網利用の状態はどうなっているのか,再生可能エネルギーを抑えつけようとしている,こうした「悪質電力会社」の実態を調べて報道してください。

 

(2)(別添PDFファイル)全米最大労組 反TPP(日本農業 2015.3.13

 http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=32506

 

(田中一郎コメント)

 全日本人の味方はアメリカにいて,全日本人の「敵」は日本国内にいる=安倍晋三とそのトリマキトカゲどもと自民党・民主党・補完勢力だ。みーんなTPP推進だと言っている。ちなみに付記しておきますと,ホンモノの右翼は原発とともにTPPにも頑固に反対するものです,だって,その中身が「アメリカ隷従恒久化協定」のようなものですから。今の日本は,いたるところにニセモノだらけ。

 

(3)中間貯蔵施設予定地の農地,売却なら贈与税,なぜ(日本農業 2015.3.13

 http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=32500

 

(田中一郎コメント)

 私は土地所有者ではないけれど,買収価格の問題(原発事故前の時価の半額以下)といい,この税金の問題といい,あるいは「個人の資産形成に寄与する災害復旧支援はできない」という財務省役人の戯言など,今の日本政府は許しがたいほどに「なっていない」と思います。災害で被害を受けた「民」を救済することこそ,政府というものの最優先の仕事ではないのですか。ちなみに申し上げておきますと,原発事故に伴う賠償・補償・慰謝料に対しても,日本政府は「これでもか」といわんばかりに税金を課しているのです。それでいて,税金を払うべき連中が,大企業が,タクス・ヘイブンその他を使って国際租税回避行為を行って,ほとんど税金を払っていないことは,以前に申し上げた通りです。

 

 みなさま,これでも,まだ,自民党,民主党,その他の補完勢力に「投票」するのですか? それははっきり言って,アホ のすることですよ。

 

(4)寄せ集め地方創生策(東京 2015.3.13

 http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/428.html

 

(田中一郎コメント)

 被災者の悲しみ・苦しみの上に君臨して国家予算を差配する霞が関の腐れ官僚どもが,自民党のゴロツキや民主党の詐欺師たちと歩調を合わせ,有権者・国民から増税までして集めた税金を「東日本大震災復興予算」などと称して,シロアリのごとく「タカリ」行為をしていたのはついこの間のことでした。ほとぼりが冷めたと思いきや,今度は「地方創生」などという看板を持ってきて,またシロアリ予算です。こんなもので地方が「創生」するはずもなし。まずはTPPをやめ,農林水産業の復興や,全国各地の生活基盤の拡充事業に着手してみたらどうだ。

 

8.「投資対象にしない」 世界銀行が突きつけた原発への“絶縁状” - 速報:@niftyニュース

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158086

http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/gendai-20150314-245233/1.htm

 

(田中一郎コメント)

 あの「世銀」でさえ,原発はダメ,と言っています。ロクなことをしていない銀行ですがね。

 

9.VIDEO NEWS「物言う知事」はなぜ抹殺されたのか »

 http://www.videonews.com/marugeki-talk/445/

草々

 

 

2015年3月14日 (土)

(見逃せない重用論文(2)) : 「一塁ベースを踏まなかった原子力規制委員会:川内原発審査における初歩的で重大な誤り」(石橋克彦先生) + 世界牛肉争奪戦(NHK)他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初にネット署名です)

●ネオニコチノイド系農薬の使用禁止と、残留基準の規制緩和反対を求める署名 ―もう後がない! ネオニコはここでくい止める! 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/nico2/

 

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前回に続いて、岩波月刊誌『世界』(20154月号)から石橋克彦神戸大学名誉教授の川内原発に関する基準地震動についての論文をご紹介いたします。簡単に言えば、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、川内原発12号機の再稼働を目的とした設置変更許可申請を審査し認可した際、新規制基準に定められているプレート間地震とプレート内地震の評価をパスして「手抜き」した=過小評価をして無視したということです。川内原発は福島第1原発事故後での全国の原発・核燃料施設の再稼働第1号ですが、石橋教授が述べているように、かような「手抜き」が許されるのなら、何のための新規制基準であり、何のための原子力「寄生」委員会・「寄生」庁なのか、わからないことになります。

 

石橋教授のこの議論は、すでに昨年9月に、岩波書店月刊誌『科学』に掲載された論文で明らかにされ、その後も、同氏が他の雑誌等の媒体で同主旨の主張を続けられていましたが、日本社会での注目度が低いため、改めて岩波月刊誌『世界』への掲載となったものです。皆様にも、是非、書店や図書館で原本を入手され,ご一読をお願いしたいものです。また,できるだけ多くの方に,こういう論文があることを拡散してくだされば,なお幸いです(著作権上の問題がありますのでメール転送は不可です)。

 

 <別添PDFファイル>

●「一塁ベースを踏まなかった原子力規制委員会:川内原発審査における初歩的で重大な誤り」(石橋克彦神戸大学名誉教授 『世界 2015.4』)

 

(一部抜粋)

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 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震によって東京電力福島第一原発事故と福島原発震災(以下では総称して「3.11」と書くことがある)が発生してから、早くも四年が過ぎようとしている。いまだに原子力緊急事態宣言が発せられたままの状況で、日本の原子力行政が全力を傾注すべき第一の仕事は、事故処理と事故の真相究明、原発震災の被害者救済と被災地復興であるはずなのに、まるで3.11などなかったかのように、原発再稼働の動きが進んでいる。

 

(中略)

 

さて、九州電力は申請書で、九州地方の過去の被害地震のカタログを調べて、プレート間地震の最大は1662年日向・大隅地震(マグニチュード[M]7 1/2~7 3/4)、海洋プレート内地震の最大は1909年宮崎県西部地震(M7.6、スラブ内地震)であるが、いずれの発生位置も川内原発から十分に離れており、原発敷地に大きな影響を与える地震ではないとした。九州電力は、「大きな影響」の目安を震度5弱程度以上の揺れと考え、最太規模のプレート間地震と海洋プレート内地震による川内原発敷地の揺れは震度5弱程度以上とは推定されないとしたのである。そのような判断の結果、プレート間地震と海洋プレート内地震については検討用地震として選定しないと結論した。

 

規制委員会は、審査会合において九州電力の説明を何の疑問も示さずに聞き流し、審査書の「検討用地震の選定」の項にも九州電力の言い分をそのまま記して、「解釈別記2の規定に適合していることを確認した」と書いている。その結果A(「敷地ごとに震源を特定して策定する地震動」:田中一郎注)については、内陸地殻内地震だけを検討用地震とした基準地震動Ss-1(最大加速度540ガル〔ガルは加速度の単位〕)というものが認められた。

 

だが解釈別記2は、検討用地震の選定にあたっては、プレートの形状・運動・相互作用を含む地震発生様式なども総合的に検討するように要求している。したがって、過去の被害震だけにもとづく九州電力の議論はこれに反していて、きわめて不十分である。将来発生するプレート間地震と海洋プレート内地震が敷地に大きな影響を与えないとは断定できず、検討用地震を選定する必要がないとは言い切れないのだ。

 

規制委員会は審査の過程で、プレート間地震と海洋プレート内地震について本当に検討用地震の選定が必要ないと言えるのか、解釈別記2の規定にしたがった再検討を九州電力に求めるべきだった。それをしないで見過ごしたのは驚くべき怠慢で、規制委規則第5号に違反している。一塁ベースを踏まなかったようなもので、審査はアウトということになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

草々

 

(追)本日(3/15)のいろいろ情報(メール転送を含む)

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1.NHKスペシャル|世界牛肉争奪戦 ⇒  いつまでも,あると思うな,親と円高(田中一郎)

 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0314/

 http://mdpr.jp/tv/detail/1473835

 

(田中一郎コメント)

 いつまでも,あると思うな,親と円高,そして日本の農業,である。佐賀県の農民作家・山下惣一氏が語るように,日本の農業がなくなって困るのは農家ではなく消費者だ。その自国の農業を,安倍晋三とそのトリマキトカゲどもがマスごみや御用学者どもと一緒になってアメリカに売り飛ばそうとしている。日豪EPA,そしてTPP,日本にとってはほとんど何も得るものがない,バカバカしい貿易協定・国際投資協定の,その中身を知ることもなく,日本のバカどもは,その締結促進に団子状態になって駆け出している。その先に何が待っているか,この番組でも見ながら想像してみればいい。自分の国の食料と農業を守らぬものに,豊かな未来など来るはずもない。今から70年ほど前,「チンはたらふく食べておるぞ,なんじ人民,飢えて死ね」のプラカードが大問題となった時代をよく思い起こして見ることだ。

 

 今は,円高に支えられて,世界牛肉争奪戦・食料争奪戦の中で,まだなんとかやっているけれど,この円高もそろそろ終焉に向かいはじめている。食べるものがない,自国には農業がない,そもそも農地も農業の担い手もいない,農業技術もだいぶ昔に消えた,そんなバカバカしくも悲しい時代が目前に迫っている。

 

 <簡単な内容のご紹介>

●中国が数年前からアメリカやオセアニアから大量の牛肉を買い付け始めたため,値段が暴騰している。ちょっとの間に1.5倍にもなった。中国国内の需要は旺盛で,経済成長・所得拡大と,なんといってもその巨大人口を背景に,際限なく牛肉買いの引き合いが出てくる。中国の牛肉の買い方は,牛1頭を4つに切って丸ごと買って行き,国内で部位ごとにカットして全部消費してしまう。日本は,牛丼や焼き肉の原料素材となる「ショートプレート」という部位だけを買う方式なので,中国に対しては,買い方と価格面でかなわない。いわゆる「買い負け」が多くなった。

 

●ニュージーランドでは,100年にわたって延々と続いてきためん羊牧場が肉牛牧場に転換する動きが出てきた。牛肉は中国へ向かい,牧場主は,牛はコストがかかるが羊よりも儲かるという。おかげで,札幌のジンギスカン焼きの羊の肉の値段が上昇している。

 

●ブラジルのセラードという草原に広がる大豆畑。照射の伊藤忠社員が会いに行ったブラジルの大豆王の所有大豆畑の面積は460km2=46,000haだ(アホウの日本政府は,国内の田畑を規模拡大して,このブラジルなどの大規模経営の農場と国際競争をさせるつもりらしい)。その大豆王曰く「誰に(大豆を)売るかの決まりなどない,値段次第だ」。そうだ,高く買う者が買って行く,それが国際市場である。日豪FTAでは,FTAを締結することで,オーストラリアから安定的に鉱物資源を買うことができる,などと,馬鹿丸出しの議論をマスごみどもが新聞紙面で,TVでやっていた。めでたい連中だ。まさか,こんな連中の言っていることを信じているのはあるまいね。これを世に,市場原理主義アホダラ教という。円安になって購買力をなくした日本に,食べものを売ってくれる国はない。

 

●シカゴの大豆先物市場の大豆価格が,ここ数年,乱高下するようになった。背景を調べてみると,どうも金融FUNDの投機マネーがシカゴの商品市場に大挙して流入しているらしい。総額17兆円の金額だと言う。食べものがマネーゲームの材料となっている,これが国際食料市場のもう一つの「顔」である。TVでは,INDEXファンドと言っていたが,INDEXファンドは,いわゆる「順張り」の「パッシブ運用」と言われるおとなしい運用で,特定の市場指標(たとえば日経商品INDEX)に連動して投資のパフォーマンスが出るように,投資先が決められている。しかし,国際穀物市場の投資家は,そのようなパッシブな連中ばかりではない。たとえばヘッジファンドだ。

 

●オーストラリアでは,アメリカにある巨大投資FUNDが乾燥地の農地開発に乗り出している。海水を淡水に変えて大規模灌漑を行い,一大穀物生産地にするのだと言う。そんなオーストラリアと日豪EPAを締結し,農産物・畜産物を安値で輸入すれば,日本国内の農業は間違いなくつぶれるだろう。そして,日本農業がなくなった頃に,円安が止まらなくなり,安定した輸入に頼るはずだった日本の食料の価格は,中国やその他の経済成長国との買入れ競争とあいまって,暴騰していくことになるだろう。日本は,近い将来,食料の輸入をあきらめ,家畜用の飼料を大量に輸入し,多くの国民がそれを食べることになるのではないか。市場原理主義とはそういうものである,安ければ何でもいいなら,きっとそうなるだろう。

 

●ブラジルのセラードでは,大豆畑の無制限の拡大のため森林や樹木の伐採が進み,土地の保水力が乏しくなって,干ばつに弱い田畑が広範囲に広がった。しかし,欲に目がくらむ現地の農業資本家たちは,大豆畑など,農地の拡大を止める様子はない。アマゾンの乱開発による熱帯雨林の破壊と並び,このブラジルのセラードでの環境破壊と農地拡大は,やがて地球規模での深刻な事態につながるに違いない。そんな土地から,日本は大豆を買い付けようとしている。日本国内の農業を潰して,である。(今現在で,ブラジルのセラードの約半分が農地になったという)

 

●東南アジアの牛肉輸入を牛耳ろうとする日本商社,日本国内向けと東南アジア向けを合計すれば大きな買い付け量になるので,それで価格競争力を持とうと言うわけだ。それに対して,韓国資本も同じく牛肉の国際取引に乗り出してきた。考えることは皆同じ,世の中は甘くない。

 

●最後に,番組には出てこなかったが,一つだけ大事なことを書いておく。北米=アメリカ,カナダ,メキシコの牛肉にはBSEリスクがあり,かつ牛成長ホルモンや抗生物質多投の問題,さらには食肉処理場の不衛生によるO157などの食中毒問題がつきまとっている。食べものとしての安全性について懸念があるが,アメリカの手下として行動する慣習が染みついた日本政府は,輸入時点での牛肉の安全性の確認を事実上放棄してしまっている。私は危なくて,北米産の牛肉など,食べる気がしない。ちなみに,EUもまた,牛成長ホルモンや遺伝子組換え飼料の関係で,おそらく北米からはほとんど牛肉を輸入していないのではないか。

 

  いつまでも,あると思うな親と円高 である。自国農業と食べものを粗末にしておいて,何が集団的自衛権か,バカも休み休み言え。

 

2.(メール転送です)◆3.24がんばれ検察審査会!院内集会&検審前行動◆

 2012年に告訴団が東電幹部や政府機関などの罪を問う告訴・告発した事件は、東京地検により不起訴とされた後、東京検察審査会が勝俣元会長らを「起訴すべき」という議決を出しました。議決を受け、東京地検は再捜査をしましたが、とうとう強制捜査も行わず、再び不起訴としました。事件は再び、検察審査会による審査に入り、再度「起訴すべき」という判断が出されると「強制起訴」となり、刑事裁判が開かれます。検察庁が見逃したこの重大な犯罪を、一般の市民による検察審査会が、刑事裁判をおこすという判断を下すよう働きかけていきましょう!

 

3月24日 火曜日 (参加無料)

12001300 検察審査会激励行動 (東京地裁前)

13301500 院内集会 (参議院議員会館 講堂)

・ゲストスピーチ 落合恵子さん

・弁護団より報告

*詳細・チラシのダウンロードはブログから

http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/01/215.html

 

【福島より、バスが出ます】

(往路)

 7:00 福島駅西口発

 8:00 郡山教組会館発

12:00 東京地裁前着

(復路)

15:30 参議院議員会館発

19:30 郡山教組会館着

20:30 福島駅西口着

・片道、往復とも料金 1500円

*申込先  電話:080-5739-7279

        FAX:0247-82-5190

・乗車場所

・片道か往復か

・当日連絡がつく電話番号

をお知らせください。

 

◆「2015年告訴」参加受付中です!◆

津波対策担当の東電責任者、規制官僚らを告訴する新たな告訴・告発「2015年告訴」の参加を受付中です!すでに告訴人となられた方(2012年告訴・汚染水告発)も参加できます。ブログから委任状等の必要書類をダウンロードするか、ご連絡頂ければ郵送いたします。

この原発事故の責任追及のため、ぜひご協力ください!

 

☆☆☆☆

福島原発告訴団 本部事務局

963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1

電話 080-5739-7279  メール 1fkokuso@gmail.com

ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

カンパ 郵便振替口座 02260-9-118751 福島原発告訴団

 

3.答弁に困った(福島県伊達市)仁志田市長!! Webタクティクス・投稿サイト

 http://m-tactics.jp/150312_toben-nishida/

 

(一部抜粋)

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このサイトで話題になっている福島県伊達市の市議会の傍聴を3/5にしてきました。この日は一般質問の日で、午前10時の本会議開会は、仁志田市長と昨年市長選で戦った、高橋一由市議の質問から始まりました。

 

除染に関しての質問が多かったようですが、どれも仁志田市長と伊達市側の苦しい答弁が続きました。どなたかが投稿していた「千代田テクノル」の放射線線量計「ガラスバッジ」は、前方方向からの、主に高線量を浴びないと正確な線量が計測できない為、実際の線量より4割前後も低く計測されてしまうことが発覚し、それに対して高橋議員が「業者がそれについて謝罪したとのことだが?」と仁志田市長に質問すると「業者は謝っていないと聞いている。このような場所で謝罪したなどと言い、どう責任を取るのか?」と強い口調で答弁しました。それに対し「業者が謝ったなどと言うわけないでしょ?しかし、ちゃんと録音してますよ」と高橋議員に返され、仁志田市長はだんまりしてしまいました。

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4.(メール転送です)3.21上関原発を建てさせない山口県民大集会情報(2015.3.13)

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上関原発を建てさせない山口県民大集会賛同者の皆様

いよいよ、集会まであと1週間となりました。2週間ぶりの、3.21集会情報を発信いたします。

 

(1)賛同状況

 本日現在、賛同者個人929人、賛同団体39団体 

賛同カンパ1,657,000円が寄せられました。賛同カンパは目標の165万円を達成しました。本当にありがとうございました!予算段階では、昨年集会の繰り越しを見込んで計画を立てました。今後は全体での集会会計黒字を目指したいと思います。また、賛同者も1000人を超えていきたいと思っています。引き続き、ご支援、ご賛同いただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

(2)マルシェについて

 添付の出店一覧、また配置図などをご覧ください。当日、40ブースほどが出店されます。今年も昨年同様、充実したマルシェが行われます。ご期待ください。

 

(3)3.21集会前夜祭について

 以前からお伝えしておりますが、集会前夜に山口市内のニューメディアプラザにて、武藤類子さんを囲む夕べが開催されます。1830分からです。ぜひ一人でも多くの方をお誘い合わせの上、ご来会ください。参加協力費500円です。こ

 http://www.stellar.meon.ne.jp/~npy001/shoukai/access.htm

 

(4)321日の山口市天気予報

 現在のところ、来週21日土曜日は晴れ時々曇り、最高気温14℃と予報されています。この予報通りとなりますように祈ります。集会当日まで、下記の予報を何度か更新してください。

 http://www.tenki.jp/forecast/7/38/8120.html

 

 集会当日まであと1週間です。今回も一同で「上関原発はいらない!」との声を高らかに上げましょう。どうぞ多くの方に、集会の開催をお知らせください。よろしくお願いいたします。

 

5.(毎日新聞)■注目ニュース■ 福島の汚染土搬入

 東京電力福島第1原発事故後に福島県内の除染で出た汚染土が13日、中間貯蔵施設の建設予定地(福島県大熊町、双葉町)に初めて搬入された。環境省は最初の1年間を試験輸送と位置づけ、仮置き場がある県内43市町村から各1000立方メートル、計4万3000立方メートルを運び出す。

 

▽東日本大震災:福島第1原発事故 中間貯蔵に汚染土、搬入開始 1年は試験輸送

 http://mainichi.jp/m/?Yq6WZ3

 

▽東日本大震災:福島第1原発事故 中間貯蔵搬入 「心の整理できぬ」 住民置き去り

 http://mainichi.jp/m/?2fJDYd

 

(田中一郎コメント)

 用地買収で出鱈目をやっているにもかかわらず,早々と汚染物の反有を始めている。どこまで福島県民を踏みつけにすれば気が済むのか。これが自民党政権・政治の正体そのものだ。

 

6.キャンプ・シュワブ・ゲート前での3・11 - 海鳴りの島から

 http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/7d9f74b445aed750522cd6c8c4861a13

草々

 

本日(3/13)のいろいろ情報(メール転送含む) (1)上関原発 (2)汚染水政府交渉(追加・修正) (3)CTBT高崎観測所データ (4)(続報)「おしどりマコ・ケン」 (5)原発出鱈目「てんこ盛り」 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

 <イベント情報:上関原発を建てさせない3.21県民大集会>

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 これまで長い間,祝島の方々は「宝の海:瀬戸内海」を体を張って守り続けてきて下さいました。今度は私たちが,その「恩返し」をする番です。みなさま,どうぞ3月21日には山口県の大集会(山口市 維新公園野外音楽堂)に結集してください。中国電力・上関原発の建設を,みんなの力で止めましょう(祝島の方々に恩返しをする鶴の会)。

 

●上関原発を建てさせない山口県民大集会 福島を忘れない さようなら上関原発

 http://stop-kaminoseki-assembly.net/

 http://blog.touminnokai.main.jp/?eid=20

 

●集会ちらし

http://stop-kaminoseki-assembly.net/wp/wp-content/uploads/hpb-media/img/file5.pdf

http://stop-kaminoseki-assembly.net/wp/wp-content/uploads/hpb-media/img/file6.pdf

 

●3.21()上関原発を建てさせない山口県民大集会 @山口市[維新公園]野外音楽堂 |脱原発の日のブログ

 http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11998330699.html

 

(最初にいくつか重要情報です)

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(1)昨日のメールの続き(福島第1原発汚染水問題の政府交渉)

 私のブログ「いちろうちゃんのブログ」にも追加しておきます。

 

20150312 UPLAN【後半・わけのわからん緊急政府交渉】汚染水問題 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Sh9qu6PS2EY

 

●<政府交渉報告>汚染水放出しないで!対策は「ざる」でもいいの?再稼働もやめて! 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2015/03/13/kosyohokoku/

●やいちゃんの毎日 規制委員会がアクセルを踏む原発政策!

 http://blogyai.blog48.fc2.com/blog-entry-1999.html

 

 <上記を追加して一部誤記を修正いたしました>

●(報告)原発汚染水問題に関する緊急政府交渉:「世界最高水準の原子力規制」という「世界最大水準の嘘八百」の下、「世界最低水準の原子力規制当局」のありようがよく見えた  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-3684.html

 

(2)福島で育児 半数「不安」「できるなら避難」24% - 今 言論・表現の自由があぶない! - Yahoo!ブログ

 http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-19515

 http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/27001961.html

 

(3)山本太郎・共同代表が3.11に合わせてハチ公前で初の街頭記者会見 日仏共同テレビ局フランス10

 http://www.france10.tv/politics/4891/

 

(4-1)Beltix Talk CTBT高崎観測所データの存在は高く評価されるべきだ

 http://beltix.blogspot.jp/2011/05/ctbt_13.html

 

(4-2)Beltix Talk CTBT高崎観測所データがもたらす困惑と疑惑

 http://beltix.blogspot.jp/2011/05/ctbt.html

 

(5)福島第1原発汚染水問題(続報)「おしどりマコ・ケン」

 http://oshidori-makoken.com/?page_id=13

(上記URLに全部あります。下記の2つは直近のもの)

 

●【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報6)‏ 報道関係各位一斉メール OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/?p=851

 

●【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所H4タンクエリア外堰内雨水水位低下について(続報3) 報道関係各位一斉メール OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/?p=853

 

(6)((メール転送です)イベント情報他

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 いつもお世話になっております。関連の情報や行事をご案内します。

 

【試算】「上関事故なら安倍首相の選挙区も除染対象地域に」

 もし上関原発で福島と同程度の放射性物質の放出があった場合、どのくらいの影響があるのか、非常に概略ではありますが地図を重ねてみました。地形や気象条件により異なりますが、ほぼ山口県全域が除染しなければ居住できないレベルに達します。安倍首相の選挙区である山口4(下関市・長門市)も除染が必要なレベルになるでしょう。(資料下記)

 http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/yamaguchi.pdf

 

【訴訟】玄海MOX燃料使用差止め裁判判決

期日 2015320

係属裁判所 佐賀地裁

玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

※詳細 http://saga-genkai.jimdo.com/

 

【訴訟】高浜3,4号機運転禁止仮処分に関する情報

3月末に画期的判決の可能性があるそうです。詳しくは下記資料より。

 ※http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/takahama.pdf

 

【仙台】「国連防災世界会議パブリック・フォーラム」

「原子力防災と自治体の役割~その教訓と課題~」

2015314() 17:3019:30 TKPガーデンシティ仙台勾当台

 http://www.stcb.or.jp/facilities/facilities.php?id=57

上原公子事務局長 / 馬場有氏 浪江町長 / 桜井勝延氏 南相馬市長 /

村上達也氏 前東海村長 /アンドレ・ヴェルモレル氏 前フランス・ビドン町長(交渉中) / 上岡直見

 ※内容 http://www.bosai-sendai.jp/pf/?c=10031

 

【仙台】「国連防災世界会議パブリック・フォーラム」

「市民参加による原子力災害の予防と対応」:福島原発事故後、私達は防災・減災のためにどのような社会システムを構築するべきか。

2015314() 9:15~ 東京エレクトロンホール宮城

※内容 http://www.bosai-sendai.jp/pf/?c=10020

 

 

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別添PDFファイルは、昨今の原発・放射能・被ばく関連の報道記事です。以下,簡単にコメントいたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)太陽光発電 抑制幅小さく、企業側試算 電力会社と開き(東京 2015.3.6

(2)「汚染水処理」定義にズレ、浜岡 廃炉廃棄物どこに?(東京 2015.3.6

(3)原発汚染牧草 野積みのまま(東京 2015.3.9

(4)原子力災害対策指針改定案 規制委が了承(福島民報 2015.3.5

(5)第一原発 「雨水排出基準ない」 規制委や東電に不信感(福島民報 2015.3.8

(6)福島県境の栃木・那須 除染手薄、復興へ汗(東京 2015.3.12

 

1.太陽光発電 抑制幅小さく、企業側試算 電力会社と開き(東京 2015.3.6

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015030602000142.html

 

(一部抜粋)

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協会側はまず九電、東北電の二社が設定した前提と同様、すべての原発が再稼働する場合を試算。この条件では、九電は数時間だけの抑制を求める場合でも「丸一日(二十四時間)抑制を求める」としたが、協会側はそのまま「数時間抑制」との前提で計算した。その結果、抑制が求められる発電量は、九電試算の約36%から約15%へと約21ポイント下がった。

 

 さらに協会側は原発がフル稼働しない場合も試算。原発への依存度がフル稼働時より「20%下がった場合」と「40%下がった場合」を算出すると、抑制を求められる太陽光発電量は九電で約5%~8%、東北電で約10~17%にとどまり、電力会社側の試算より少なくて済むとの結果となった。太陽光など再生可能エネルギーの問題に詳しい関西大の安田陽(よう)准教授は、経済産業省が有識者会議で大手電力会社だけに試算を任せた姿勢を問題視。「国は悲観的な数字だけを示すのでなく、より詳細に将来の見通しを説明すべきだ」と話した。

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(田中一郎コメント)

 既存の地域独占電力9社には、再生可能エネルギーを拡大していこうという姿勢はほとんど見られず、20世紀の「怪獣」発電システムである原発にしがみついているのが、この事例でもよくわかる。いかに2つの違うタイプの「試算」とはいえ、ここまで違うとお話にならない。電力自由化を本物にして再生可能エネルギーを普及させるためには、この9電力から発送電を「所有分離」しなければだめだ。法的分離は形だけの分離であって、今のまま放置すれば、送配電網を握る9電力の再生可能エネルギーへの妨害行為が際限なく続くだろう。私たちの未来が奪われるに等しいことである。原発は滅びゆく恐竜なり。

 

2.「汚染水処理」定義にズレ、浜岡 廃炉廃棄物どこに?(東京 2015.3.6

(1)汚染水 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/image/汚染水処理定義:東京1503062.jpg

(2)浜岡 (ネット上に見当たらず)

 

 大した内容の記事ではないですが、テイクノートしておくべき重要なことが書かれていましたので、下記に抜き出しておきます。

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 <「汚染水処理」定義にズレ>

(1)五日の自民党対策会議では、この処理の定義に関し、東電がストロンチウムを除去しただけの汚染水も含めていたことが判明.

 

(2)これに対して経済産業省資源エネルギー庁の糟谷敏秀廃炉・汚染水特別対策監は「誤解を受けない説明をしていく」と説明。従来型のALPSは、トリチウム以外にも数種類の放射性物質を除去できないことが分かったとして、より高性能な新型のALPSで、これまで処理した汚染水を処理し直すとも約束した。

 

(3)対策会議はこの日が初会合。自民党には以前、原発事故収束について検討する会議があったが、13年秋以降は休眠状態になり、14年秋に廃止された。党内から「自民党は事故収束に本気なのかと疑われかねない」(秋本氏)との声が上がり、新たな会議が設置された

 

 <浜岡 廃炉廃棄物どこに?>

 記事によれば、浜岡でも、東海でも、廃炉廃棄物を原発敷地内に当分の間置かざるを得ない情勢になっている。しかし、これは非常に危険な話である。特に、浜岡原発などは、今後、東海・東南海・南海の連動可能性のある大地震が襲ってくることがほぼ確実視されているような土地なので、こんなところに核燃料や核廃棄物を置いておくのは危険極まりない。

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3.原発汚染牧草 野積みのまま(東京 2015.3.9

 https://twitter.com/soleil22544/status/574740570750365696/photo/1

 

(一部抜粋)

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 農林水産省によると、東北など九県で計十二万トン発生した汚染牧草のうち、昨年三月までに処理されたのは五万六千トンにとどまる。稲わら、堆肥、キノコ栽培用の原木など他の農林業系の汚染廃棄物も処理がはかどらず、今も二十数万トンが残っているとみられる。

 

一方、国の責任で処理する8000ベクレル超の指定廃棄物も行き詰まりを見せている。農林業系の汚染廃棄物や焼却灰、下水汚把などを合わせて、12都県で計15万2千トンが発生。処分場がなかったり、埋め立て容量が不足したりしている宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の各県では、国が一カ所ずつ最終処分場をつくる計画だが、住民の反対で建設のめどは立っていない。

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(田中一郎コメント)

 何故、処分困難な牧草を「希望の牧場」に搬入しないのでしょうか?

 

●「希望の牧場」ブログ

 http://ameblo.jp/kibouno-bokujyou/

 

4.原子力災害対策指針改定案 規制委が了承(福島民報 2015.3.5

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150304-00000519-san-soci

 

(一部抜粋)

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<原子力災害対策指針の改定案ポイント>

 

*原発の半径30キロ圏外では事故の規模に応じ、原子力規制委員会が屋内退避の範囲を判断。原発から同心円状に自治体単位で決定

*30キロ圏外では安定ヨウ素剤の備蓄、服用は不要

*半径50キロ圏が目安の「放射性ヨウ素防護地域(PPA)」は設定せず、指針から削除

*避難判断に活用しない緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に関する記載も指針から削除

*東京電力福島第一原発では避難区域への一時立ち入りの中止などで対応

*被ぱく医療体制は見直し後、指針に反映

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 (パブリックコメントです)

●原子力災害対策指針(改定原案)及び原子力災害対策特別措置法に基づき原子力防災管理者が通報すべき事象等に関する規則の一部を改正する規則(案)に対する意見募集について 原子力規制委員会

https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150305_01.html

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198252321&Mode=0

 

(30km圏外の、いわゆる「PPA」(放射性ヨウ素防護地域)は設けないことにするだの、2百億円近い財政資金を投じで開発したSPEEDIは住民避難に使わないで、原発過酷事故の時には、住民には十分なくらいに被ばくをしていただくことを前提に、地域防災計画や避難を考えます、てな内容の、どうしようもない出鱈目なものです。ふざけるな、バカヤロー、とでも書いて提出いたしましょう:田中一郎)

 

5.第一原発 「雨水排出基準ない」 規制委や東電に不信感(福島民報 2015.3.8

 http://www.47news.jp/47topics/e/262862.php

 

(田中一郎コメント)

 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が屁理屈を垂れて自己正当化をしています。みっともないったらありゃしない。

 

6.福島県境の栃木・那須 除染手薄、復興へ汗(東京 2015.3.12

 福島県との県境にある栃木県那須町では、汚染の状況は福島県と大差ないにもかかわらず、除染や健康管理などで福島県と大きく国の対応が違う。まったくおかしな話である。放射能は県境で止まってはいない。

草々

 

2015年3月13日 (金)

(報告)原発汚染水問題に関する緊急政府交渉:「世界最高水準の原子力規制」という「世界最大水準の嘘八百」の下、「世界最低水準の原子力規制当局」のありようがよく見えた

前略,田中一郎です。



昨日(3/12)、参議院議員会館において、複数の市民団体が主催する「原発汚染水問題に関する緊急政府交渉」&院内集会が開催されました。下記は、当日の配布資料、及び関連サイトです。「世界最高水準の原子力規制」という「世界最大水準の嘘八百」の下、「世界最低水準の原子力規制当局」(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁・経済産業省)のありようがよく見えた政府交渉でした。以下、簡単にご報告いたします。(詳細なものは、追って主催者団体のHPに掲載されると思われます)

 

 <別添PDFファイル>

(1)原発汚染水問題に関する緊急政府交渉:当日配布資料(「原子力規制を監視する市民の会」・美浜の会他:2015312日)

「osensui_seifukousyou_rejime.pdf」をダウンロード

(2)福島第一原子力発電所の排水路データ公表の遅れについてのお詫び(東京電力 2015.3.12

「toudenn_osensuisiryou.pdf」をダウンロード

(3)原発事故被害者の住宅・健康・保養支援の立法化と完全賠償の実現を求める請願署名(20153月)

「fukusimagenpatujiko_higaisyakyuusai_syomei.pdf」をダウンロード

(4)貯水タンクの欠陥工事(川井満さん(会場参加者)提供 2015.3.12

「osensuitanku_tenuki.pdf」をダウンロード

 

 <関連サイト>

 

(1)(当日録画)▶ 20150312 UPLAN【緊急政府交渉・事前学習集会】汚染水問題 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=g1kYSl-KuBI

 

(2)(当日録画)▶ 20150312 UPLAN【後半・わけのわからん緊急政府交渉】汚染水問題 - YouTube
 https://ww.youtube.com/watch?v=Sh9qu6PS2EY

 

(2)美浜の会HP

 http://www.jca.apc.org/mihama/

(上から2番目:ここに政府関係省庁への事前質問書などがあります)

 

 

(4)3-12【緊急政府交渉】汚染水問題@参議院議員会館…ぜひご参加を! - 原子力規制を監視する市民の会

 http://www.kiseikanshishimin.net/2015/03/05/osensui/

 

 

(5)<政府交渉報告>汚染水放出しないで!対策は「ざる」でもいいの?再稼働もやめて! 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2015/03/13/kosyohokoku/

 

 

(6)やいちゃんの毎日 規制委員会がアクセルを踏む原発政策!

 http://blogyai.blog48.fc2.com/blog-entry-1999.html

 



 <簡単な田中一郎コメント>

 当日の仔細は上記(1)の録画をご覧ください。また、詳細な報告は、追って主催者団体のHPに掲載されると思われますので、そちらをご覧ください(上記(2)(3))。全般的に見て、交渉に出てきた原子力「寄生」庁の役人たちは、どうしようもないほどのお粗末な発言=回答を繰り返し、おそらくは自分でも「こりゃ、ひどいなあ」と思いつつ、田中俊一原子力「寄生」委員長という「ホラ吹き・チョロ吉」(嘘八百を垂れ流しながら泉田裕彦新潟県知事や福島県民・原発立地周辺住民らからチョロチョロと逃げ回っている)のために、一生懸命、その出鱈目をエクスキューズしている様子が痛ましいほどでした。

 

他方、東京電力から来ていた担当者は、一応、真摯に回答していたように見受けられましたが、会社上層部・幹部の福島第1原発事故に臨む姿勢が出鱈目・なってないので、この担当者ではどうにもならない様子がうかがえました。ともかく、この汚染水問題は東京電力自身が引き起こしている問題であり(事故直後に早期に適切に対応していれば、引き起こす必然性はなかった)、それについての説明を、こうした何の権限も持たないメッセンジャーのような担当者にさせているところに、その根本姿勢の歪みがあると言わざるを得ません(例えば、「排水路からの放射能汚染水海洋排出問題が片付くまでは、タンクの汚染水を薄めて海に放出することはしないと約束できますか、との問いに対して、東京電力担当者は「答えられません」と回答した=つまり、やるかもしれない、ということです)。やはり東京電力もまた、経済産業省・資源エネルギー庁とともに「原子力・核アンシャンレジーム」の悪質組織の一つとして解体されるべきです(東京電力よ、たまには権限を持った役員クラスが交渉に出てこいよ!!)。

 

1.経済産業省・資源エネルギー庁:交渉のインターネット放送を拒否するこのサイテーの役所は、約20年前の大蔵省と同様に「解体」しなければいけない(この役所が解体されるかどうかが、近い将来できるであろう脱原発政権の真価を評価する1つのメルクマールとなる)。

 

 汚染水問題に関する政府交渉の場を設けるべく、関係省庁と折衝をして下さった社民党・福島みずほ議員にさんざん説得された経済産業省・資源エネルギー庁は、インターネット放送をしない、という約束を取り付けて、やっとのことで交渉の場に登場した。福島議員によれば、最初は「ネット放送はいやや」「参加者の数を10人くらいにしてくれ」などと駄々をこねていたが、やがて前言を少し変えて「交渉の場に出るのが管理職ならいいのだけれど、今日は日程の都合でヒラ職員が出るので、ネット放送はご容赦願いたい」などと言い訳していたそうである。

 

 さて、すったもんだして現れたこの経済産業省・資源エネルギー庁の若い官僚だが、ほとんど何もしゃべることはなく黙っていたが、交渉の途中で「それは私が説明します」などと言って割って入り、何を言うかと思いきや、「福島第1原発沖の海水の放射性セシウムの濃度は高くない」ので「安倍晋三首相が言うように、汚染水はアンダー・コントロールです」などと発言した。これには唖然とさせられた。これが経済産業省・資源エネルギー庁の「ご見解」なのか。ネット放送されたくないのがよく理解できた。サイテーだ。(太平洋の海水が、目に見えるようになるまで汚染されたらどうなるのか、わからんのかね? こんなことでだまされるアホウはいませんよ。ウソ・ハッタリをつくにしても、もっと上手なつき方があるでしょうに)

 

2.(海に放射能を垂れ流し続けている)排水路問題

 汚染水発生の原因を「2号機建屋大物搬入口屋上」の汚染に特定することはしない、との東京電力の言質は得たものの、原子力「寄生」庁の説明は次の通りでした。①雨水は原子炉等規制法の対象外で仮に放射能で汚染していても原則は管理しない、②但し、排水路等に入った汚染雨水などは管理しようと思えばできるので、それについては管理せよと約1年前に指示した、③しかし、指示した後は、東京電力がどう対応しているか(きちんと管理しているか)は確認もせず放置しておいた(何が悪いんだ、東京電力の問題だ、規制当局はカンケーネー、箸の上げおろしまで面倒見てられるか(田中俊一)との主旨:口先ではいろいろエクスキューズしているが)、④指示した後、きちんと管理できるまで時間がかかるという面もあるので、約1年間は経過期間にして海に放射能が垂れ流しになっても致し方がなく、今年3月にようやくきちんと管理させる体制とすることにした、ETC。(冗談じゃねーよ、まったく)

 

 原子力「寄生」庁の役人たちの発言は「居直り」そのものというべきでしょう。規制すべき組織が「何にも専務」をして、東京電力に汚染水管理を押し付けたままにしているからこうなったのです。

 

3.タンク汚染水の海洋放出問題

 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の考え方・方針は、「ホラ吹き・チョロ吉」の田中俊一原子力「寄生」委員長が、何度も何度も記者会見等で発言しているように、タンク貯留の放射能汚染水は「薄めて海に捨てればいい」というもの。それでは福島県民や多くの漁業者、それに多くの有権者・国民が納得しない、と何度言っても馬耳東風で態度を改めようとしない(原子力ムラの人間たちは、つまり「馬」(並)だということです)。今回の政府交渉でも、原子力「寄生」庁の役人は、会場からの激しい抗議をもろともせず、「タンクに高濃度の汚染水を入れておく方が危険だ、排出基準以下に薄めて海に捨てればいい」を繰り返していた。東京電力や経済産業省・資源エネルギー庁の方が、逆にタンク汚染水の海への廃棄については慎重な態度を取っており、どちらが規制する側で、どちらが規制される側なのか、わけがわからなくなっている。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は解体すべし(設置法を廃止する法律を国会が議決すればいい)ということは、この1点でも見て取れる。交渉主催者側の市民団体からは、濃度規制ではなく(排出される放射能の)総量規制を導入せよ・早く検討せよ、との申し入れを厳重に原子力「寄生」庁の役人たちに伝えていた。

 

それと、安倍晋三・自民党政権の閣僚や自民党政治家たちは、口を開けば「政府が前面に出て汚染水問題の解決にあたる」などと、テキトーなことを言うておりますが、出てきたためしはないし、責任を取ったためしもなく、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁や東京電力の周りをブンブン言いながら飛び回る「ハエ」のような存在でしかありません。みなさま、こんな連中は、選挙で全員落選させましょうね。

 

それともう一つ、東京電力が言っている「放射性ストロンチウム(だけを)処理した」とされる汚染水ですが、処理前の放射性ストロンチウムの汚染濃度は「4×10の6乗ベクレル/リットル」で、処理後になると「1.7×10の6乗ベクレル/リットル」だそうです。もちろん放射性ストロンチウム以外の放射性物質は、有毒トリチウムを含めてたっぷり入っていますし、いわゆるALPSによる処理済み水にしたところで、有毒トリチウムがたんまり含まれています(それどころか、どうもALPSでは、複数の種類の放射性核種は除去できないようです)。こんなものは「処理済み」とは言わない(「処理途中」と表現せよ)。

●福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について(第191報)|東京電力)

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1248573_6818.html

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1248573_6818.html

 

 

(添付資料に汚染水の概要が書かれていますが、複雑怪奇で、パッと見ただけでは全然理解できません。かようなことになっていること自体が、危機管理・汚染水対策が失敗を続けていることの1つの明々白々の証拠ではないでしょうか。東京電力には、もっとわかりやすい資料をつくっていただきたいです)

 

4.高浜原発再稼働問題と汚染水対策

 高浜原発3,4号炉の再稼働がもくろまれ、今現在、工事計画等の認可手続きが進んでいるが、福島第1原発事故の大きな教訓の一つというべき汚染水対策が全然手についていない。原発過酷事故を起こし炉心溶融が起きると、一方では、炉心を洗った汚染水が格納容器から漏れ出して来ることに加え、今般、新たに追加された「砲水」によって格納容器に外から「砲水」された水が敷地に落ちて、それが汚染水となって海に流れ出ていくという、新たな汚染水源が生まれている(ちなみに、この「砲水」の目的は、過酷事故時の放射能の拡散防止だそうです。こんなもので放射能の拡散が防止できるとは思えませんがね)。この2つの汚染水に対して高浜原発はどういう「汚染水対策」をとっているのかを市民団体側が追及した。根拠は下記の「設置許可基準規則55条」である。

 

 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が定めている「設置許可基準規則55条」(工場等外への放射性物質の拡散を抑制するための設備)には次のように書かれている。「第五十五条 発電用原子炉施設には、炉心の著しい損傷及び原子炉格納容器又は貯蔵槽内燃料体等の著しい損傷に至った場合において、工場等外への放射件物質の拡散を抑制するために必要な設備を設けなければならない。」

 

 これに対して原子力「寄生」庁の役人は「シルトフェンス」の設置でOKとしたと回答。市民団体側から、シルトフェンスは網の目が大きなザルのようなもの、どの程度(何割程度)、汚染水の拡散が防げるのか、実証的な数字を示せ、と迫ったが、原子力「寄生」庁は「そんなものはない、シルトフェンスが設置されるから、必要な設備は設けられている」と居直った。再び唖然である。会場からは、実証的な根拠のないシルトフェンス設置でいいというのなら、私たちの家庭で使っているザルでも何でもいいということか、とヤジが飛んだ。家庭用のザルもシルトフェンスも、汚染水を止められないことには変わりはない。

 

●<福島第一原発ルポ>新型タンクや高性能ALPS……汚染水対策の現状は THE PAGE(ザ・ページ)

http://thepage.jp/detail/20141105-00000008-wordleaf?pattern=1&utm_expid=90592221-29.uzRA2AXrScmfXlXFfeP6qg.1&utm_referrer=http%3A%2F%2Fsearch.yahoo.co.jp%2Fsearch%3B_ylt%3DA2RhPBQZZQJVCm4A5oeh_Op7%3Fp%3D%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2597%25E3%2582%25B9%25E3%2580%2580%25E6%25B1%259A%25E6%259F%2593%25E6%25B0%25B4%26search.x%3D1%26fr%3Dtop_ga1_sa%26tid%3Dtop_ga1_sa%26ei%3DUTF-8%26aq%3D8%26oq%3D%26afs%3D

 

 <私から発言したこと>

 当日、会場から発言できる時間があったので、下記を発言しました。

 

(1)福島第1原発の専用港の防潮堤はテトラポットを積み上げたようなラフなもので、その港湾内に汚染水が排出されても、まもなく外洋に出て行ってしまう。港湾の内と外では、常に海水は入れ替わっている。港湾内に排出すれば比較的安全だ、などとは思わない方がいい。逆に、港湾を取り囲む防潮堤を、港湾内汚染水を外洋に出ていかないような頑丈なものに造りかえさせる必要がある。

 

(2)地下水は福島第1原発敷地の地下深くを流れ、専用港の真下の地下を通って海底に出て、沖合で湧水していると思われる。今建設中の「遮水壁」は、この放射能汚染地下水の海底での湧水をどれだけ防げるものなのか。地下深くの、地下水に混じった汚染水の海へ出ていく流れを止められるのか。

 

(3)東京電力は、福島第1原発事故で環境にまき散らした放射能が降雨によって汚染水になっても、降雨は自分たちの管理するものではない、などという、信じがたいような「降下放射能並びに降雨による汚染水は無主物である」との見解を取り続け、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、それを追認するような形で汚染水管理の指示通達を出している様子がうかがえる。許されない態度だ。

 

(4)ALPSはトリチウムを除く62種類の放射性物質を除去すると言われているが、実はALPSでは除去できない放射性核種がトリチウム以外に数種類あるようだ(東京新聞記事より)。それがいったい何の核種で、どれくらいの量なのかを知りたい。また、ALPSが放射性物質を除去するというのは、どういう原理を利用したものか、その仕組みが知りたい。

 

(5)高浜原発3,4号炉の運転差し止め仮処分の判決が、今月下旬にありそうだというメールが井戸謙一弁護士より来ている。福井地裁の樋口裁判長が、高浜の仮処分判決は自分が判決を下すとおっしゃっていて、今般結審となった。樋口裁判長は、この判決を出した後、転勤となる。他方、大飯原発3,4号炉の方は裁判継続で、次回の公判は5月20日となった。高浜原発仮処分判決の日程は、決まり次第ご連絡したい。

 

●『大飯原発の再稼働認めず!』樋口英明裁判長の判決要旨の全文です。ぜひ読んでください! - ウィンザー通信

 http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/c23cee97b8aefb95b510b0505f9c6072

 

 <会場参加者(川井満さん)の重要発言>

 汚染水を貯めてあるタンクが手抜き工事で危険である旨の発言があった(別添PDFファイル)。私も同感である。このたくさんのタンク群は、基礎工事がいい加減なまま、手抜き工事で安上がりにつくられているものと思われ、直下型地震をはじめ、大きな地震や津波が来ると、ほぼ間違いなく二次災害を引き起こすものと考えられる。私は、再び津波に襲われた福島第1原発から、高濃度汚染水の入れられたタンクが、次々と、どんぶらこ、どんぶらこ、と海に流れ出ていき、やがてその汚染水が全部海に流出して「一巻の終わり」となるような気がしてならない。

 

 ひょっとすると、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁や安倍晋三・自民党政権は、そうなってくれることを密かに祈願しているのかもしれない。太平洋に汚染水が流れ出れば充分に薄まるだろうから、彼らの思惑通りということだ。しかし、たとえば放射能は生物体内で濃縮されるということを忘れてはいけないし、そもそも放射能は、薄めようが、どうしようが、消えてなくなることは絶対にない。物理的な法則に従って、気の遠くなるような時間をかけて減衰していくだけである、ということも常に念頭に置いておかなければいけない。

 

(不愉快極まる長時間の政府交渉でした:「世界最高水準の原子力規制」という「世界最大水準の嘘八百」の下、「世界最低水準の原子力規制当局」(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁・経済産業省)のありようがよく見えた政府交渉でした)

草々

 

2015年3月12日 (木)

こんなことはあってはならない : 放射線の影響 話しづらい,子供心配でも、声をあげれば孤立する,物言えぬ雰囲気の中,行政は検査縮小の動き(3/11東京新聞記事より)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

別添PDFファイルは昨日の東京新聞「こちら特報部」に掲載された「福島県民健康調査」に関する記事です。看過できないことが書かれているので,ご紹介をしておきます。今後,これが事実なら「福島県民健康調査検討委員会」の委員達を追及しなければいけないと思われます。向いている方向が全く逆で,まさしく(記事にある通り)井戸謙一弁護士のおっしゃる通りではないかと思われます。

 

 <別添PDFファイル>

● 放射線の影響 話しづらい,子供心配でも、声をあげれば孤立する,物言えぬ雰囲気の中,行政は検査縮小の動き(東京 2015.3.11

 

●【『放射線の影響 話しづらい』 子供心配、でも、声をあげれば孤立する。】 (東京新聞 3-11 ( その他の病気 ) - 一輪の花 - Yahoo!ブログ

 http://blogs.yahoo.co.jp/erath_water/65531855.html

 

 <看過できない記事の記載>

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(前略)「県医大は全県民を対象に事故直後の行動状況を調べており、これを利用して被ばく線量を推計する方法を模索してきた。ところが、この行動調査の縮小をうかがわせえる動きが出始めている。

 

行動調査の回答率が20%台に低迷する中、専門家でつくる県民健康調査の検討委員会では先月、「回答率向上を目指すため、年齢層や対象地域を特定してはどうか」と座長が提案。実質的に調査対象が絞り込まれる可能性が出てきた。

 

甲状腺検査でも、対象の縮小が提言されている。環境省の専門家会議は、昨年末に中間取りまとめを提出した。そこでは「甲状腺がんは寿命まで症状が出ないものがある。検査で見つかると余計な負担を与えかねない」と書き込まれた。

 

 チェルノブイリでがんが増えたとされる「事故の4年後」を前に、調査縮小の動きが出てきた。国内初の商業用原発の運転差し止め判決を出した元裁判官の井戸謙一弁護士は、「過去の公害でもそうだが、事故の責任を逃れたい行政側は被害状況をまともに調べない。被害者が調査を求めることが一番大事だ」と説く。(以下省略)

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確かに,第18回「福島県民健康調査検討委員会」の資料(下記)の一番最後,「追加資料 県民健康調査における論点整理(座長私案) [PDFファイル/103KB]」の最初の部分(下記に転記)を見ますと「1.総論,(2)調査の正当性について」の2つめに「調査対象者の範囲については現在のままで良いか(各項目で議論)」とあります。上記記事にもありますように,昨年末12月に,環境省の(似非)専門家会議の「中間とりまとめ」では,調査・検査対象の縮小を強く意識した内容の文章が盛り込まれています。原子力ムラ・放射線ムラとその代理店政府の側は,何とか屁理屈を付けてでも,子ども甲状腺ガン検査の縮小・絞り込み,ないしは廃止を画策していることは確かなような様子がうかがえます。

 

しかし,これまで何度も申し上げてきたとおり,環境省の(似非)専門家会議にしろ,一部の医師や医学者,放射線専門家にしろ,「福島県民健康調査」の子ども甲状腺ガン検査が過剰検査だの過剰診療だのというのは,全く事実に反して「珍説」であることに加え,検査してガンが早期に見つかるので検査をやめろとか,検査結果の評価にミスがあることもあるので検査をやめろとか,というようなことは,およそ常識を疑いたくなるような暴論でしかありません。

 

また,「福島県民健康調査検討委員会」が繰り返す,福島県の子ども甲状腺ガン検査の結果の説明=「スクリーニング効果であって多発ではない」とか,「甲状腺ガンの成長速度は遅い,チェルノブイリ原発事故では4年目以降に多発が顕在化,年齢層の低い子どもたちに多かった,(あやふやな根拠で)放射性ヨウ素131による初期被ばく量は小さいので健康被害は考えにくい」などの理由から,福島県の子どもたちに多くの甲状腺ガンが出てしまったことについて,福島第1原発事故による放射能の影響は考えにくい,そもそも甲状腺ガンは多発していない,などと説明していることについても,全くと言っていいほど説得力がないことは,既に何度もご説明申し上げた通りです。

 

「福島県民健康調査検討委員会」が環境省の(似非)専門家会議の「中間とりまとめ」に対して,強く違和感を表明したとか,抗議したとか言う話は全く聞きませんので,212日の第18回「福島県民健康調査検討委員会」で星北斗座長が示した「論点整理」にある「対象の見直し」とは,環境省の(似非)専門家会議と同様に,縮小の方向で物事を考えているとみていいように思われます。

 

しかし,「ほんとうに何を言っているのですか,この人達は!! 冗談ではないです!!」ではないでしょうか。「福島県民健康調査」自体の内容も体制も検査自体もお粗末で,その抜本的な拡充が望まれるとともに,それ以上に,検査の対象が福島県の18歳以下の子どもたちに限られていて,他の都県の子どもたちや,福島県も含めて18歳以上の若者や成人に対する検査が未だに一切実施されていないことが,非常におかしなことであるにもかかわらず,検査対象を縮小しようとしているのですから,何をかいわんやです。

 

これはもう,これから出てくる可能性がある放射線被曝による健康被害を,早い段階で分からなくしてしまおう,少なくとも,水俣病の時と同じように,一部表面化するのはやむを得ないけれども,放射線被曝の健康被害の全貌は,絶対にわからなくしてしまう必要がある,そのための屁理屈は,今の段階で徹底的に出して,それを権力的に,政治的に,タイミングを見計らって,強行に押し付けてしまおう,と考えているのではないかと思われます。許しがたいことですが。

 

私は,とにもかくにも,福島県をはじめ,東日本の福島第1原発事故による放射能汚染被害を受けている被害者が,「放射能や被ばくは今でも不安だ,今まで受けてしまった放射線被曝についても心配だ,だから検査をしろ,検査を充実させろ,もしもの時は医療費を無料にしろ,加害者・東京電力や事故責任者・国の責任を問え」の声を挙げ続けること,が大事だと思います。また,福島県の方々は,甲状腺検査をはじめ,健康検査はしっかりと受け,他方で「基本調査」のような被ばく量をインチキ手法で過小評価するための材料になるようなものには協力しない,そういう自己防衛の対応が必要であるように思います。

 

そして,放射線被曝懸念を精神異常者か情緒不安定人間のように「さげすむ」官製メンタル・ケアなどは相手にしないことが一番大切かと思います。もちろん,背後に国際原子力マフィアが潜むフクシマ・エートスや,加害者・東京電力や事故責任者・国の責任と賠償負担を極小化することが目的にすぎない,危険な「安全安心キャンペーン」などには協力も傾聴もしない,耳触りのいい「福島に寄り添う」などという甘言よりも,奪われたものを少なくとも全部,まずは金銭=賠償金で返していただく(その後,金銭では償えないものを更に返していただく),というクールな姿勢をみんなで一致協力して,断固として貫かれた方がいいと思います。奪われたものを,まずは金銭で返していただく,というのは,決して卑しいことでも,おかしなことでもありません。現代社会のマナーの一つ,問題解決の必須方式のようなものです。原発事故で破壊された生活や人生の再出発のためには絶対に必要なことですから,遠慮などされる必要はないのです。福島県民200万人全員で,いやいや,東日本の原発事故被害者1,000万人全員で,損害賠償請求の訴訟を起こしましょう。

 

● 追加資料 県民健康調査における論点整理(座長私案) [PDFファイル/103KB]

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/101828.pdf

 

(最初のところだけをコピペ)

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1 総論

*30年継続するということで始められた健康調査ではあるが、適宜評価と見直しとが必要ではないか


*見直しに当たっては、調査開始前後の経緯やその後の対応について一定の振り返りが求められるのではないか

 

(1)調査の目的について

・ 低線量被ばくの影響が否定できない現状では、県民健康調査の枠組みで県民の健康状態を様々な角度から観察を続け、長期にわたる県民の健康管理(いわば直接的な健康影響)に資するという現在の考え方だけで良いか


・ 避難や心理的ストレスに由来する(いわば間接的な)健康影響を最小限にするために対策に資するよう、健康の見守りや健康づくりに積極的に活用することを明確にするべきではないか

 

(2)調査の正当性について

・ それぞれの調査の回答率についてどう考えるか(各項目で議論)

・ 調査対象者の範囲については現在のままで良いか(各項目で議論)

・ 調査に対する県民意識の低下を避けるよう、新たな対策が必要ではないか

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(参考)第18 回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成27年2月12日開催) - 福島県ホームページ

http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-18.html

 

(追)矛盾する星北斗座長の記者会見の発言

●2年前「異常なし」の8人が甲状腺がん〜福島県全体で117人 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1887

 

 上記サイトに第18回「福島県民健康調査検討委員会」終了後の記者会見録画があります。その場において,東京新聞の方から,福島第1原発事故直後,あるいはその後しばらくの間に,何故,初期被ばくの計測をしなかったのか,どういう事情があったのか,と聞かれた星北斗座長は,「当時は混乱していた。今から振り返れば,ああしておけばよかった,こうしておけばよかった,ということはあるだろうが,それが何故かと聞かれても,これ以上は答えようがない」などと,居直りとも言える発言をしています。許せないなと思いますが,しかし,他方で,上記の「論点整理(座長私案)」には,「見直しに当たっては、調査開始前後の経緯やその後の対応について一定の振り返りが求められるのではないか」などと書いているのです。

 

 

 これはまさに欺瞞的態度そのものではありませんか。少なくとも,記者会見での返答の内容と矛盾しています。「福島県民健康調査検討委員会」は,国家犯罪とも言うべき初期被ばくの隠蔽や検査妨害・検査不作為・検査回避行為,更には,事故直後の住民を守ろうとしない国や福島県庁の当時の態度・行動を,その責任追及とともに,仔細を明らかにする必要があり,それがそのまま「再発防止」と,県民の命と健康を最優先する「これからの健康管理」につながっていくのだということを肝に銘ずるべきでしょう。2011年の福島第1原発事故後の「福島県民健康”管理”調査検討委員会」の動きを徹底的に洗い直すこと,それは現「福島県民健康調査検討委員会」の大きな使命の一つだと思われます。

草々

本日(3/12)のいろいろ情報(メール転送含む) (1) 小さき声のカノン (2)(重要)福井地裁仮処分報告(高浜・大飯) (3)2009年11月来日予定のオバマ大統領による広島原爆投下謝罪演説を、日本政府が断っていたと米ABCが報道 他

前略,田中一郎です。

 

1.劇場情報 映画『 小さき声のカノン―選択する人々 - Little Voices from Fukushima 』公式サイト

 http://kamanaka.com/canon/theater/

(みなさまお揃いでご覧下さい:田中一郎)

 

●(東京上映会場)イメージフォーラム・ダゲレオ出版/シアター・イメージフォーラム(青山)

 http://www.imageforum.co.jp/theatre/

 

2. 20150311 UPLAN 福島デモ更新(第4 311原発いらない!地球(いのち)のつどい) - YouTube(「更新」⇒「行進」?)

 https://www.youtube.com/watch?v=LeJYBe-fjZ0

 

3.[jp] 281_Anti nukeドキュメンタリー『FOUR YEARS ON』、ネットで公開! Petite Adventure Films Blog

http://brianandco.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/jp-281_anti-nuk.html

 

281_Anti nuke - FOUR YEARS ON with English subtitles - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=FZIVBCxu7_w&feature=youtu.be

 

4.(メール転送です)福井地裁仮処分報告(井戸謙一弁護士)

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井戸です。情報提供です。

 

本日(3月11日)福井地裁で、大飯3、4号、高浜3,4号運転禁止仮処分事件の審尋期日がありました。担当の樋口裁判長は、3月一杯で福井地裁から転勤します。私たち申立人側は、樋口裁判長に決定を出してほしいため、本日の期日で審理を終えることを希望していました。他方、関西電力は、直前になって、基準地震動の問題及び使用済み燃料ピットの安全性の問題について専門家の意見書を出すので、その機会を与えるように求めました。目的が、審理を引き延ばして樋口裁判長に決定を出させないことにあるのは明らかです。

 

これに対する樋口裁判長の判断は、次のとおりです。

① 高浜3、4号については、設置変更許可が出ており、保全の必要性が認められる。既に機は熟しているので、決定をする(本日で審理を終結し、今の裁判体で決定するとの意味)。決定をする期日は、決まったら、その5日前までに双方に告知する。

② 大飯3、4号については、審理を続行する。次回期日は5月20日

 

関西電力の代理人は、「我々に専門家の意見書提出の機会を与えないということか」と気色ばみ、3人の裁判官に対し、裁判官忌避の申立てをしました。市民の側が裁判官忌避を申し立てるのは珍しくありません(大津地裁でもしました)が、大会社が申し立てるのは極めて珍しいと思います。それだけ関電が追い詰められているということです。

 

この裁判官忌避の申立ては、訴訟指揮に対する不服ですから、認められる余地はありません。したがって、今月末には、高浜3、4号機の運転を差し止める仮処分決定が出る可能性が極めて高くなりました。昨年の福井地裁判決のように、本裁判に対する判決は、控訴されれば確定が遮断されますから、直ちに原発の運転を差し止める効果は発生しません。しかし、仮処分決定は、直ちに効果が発生します。関電は、原子力規制委員会からすべての認可をとり、地元自治体の同意を得ても、再稼働できなくなるのです。

 

市民と司法の力によって、原発の運転を現実に差し止める。その歴史的な事態が今月末に実現しそうです。原告団、弁護団では、決定告知の日、多くの人に福井地裁前に集まってほしいと思っています。そして、多くの市民が、福井地裁の決定に喜び、裁判官に敬意を表し、差止め決定を支持しているいうことを全国に示したいと思います。

 

そのXデーは、3月26日か27日が可能性が高いのではないかと思っています。期日の告知があれば、その情報は直ちに流しますので、是非、全国から多くの市民が福井地裁に駆けつけてほしいと思います。それぞれの方が、つながりのある市民、市民団体にこの情報を拡散していただけたら幸いです。

 

522-0043 滋賀県彦根市小泉町78-14澤ビル2階

      井戸謙一法律事務所

         弁護士   井 戸 謙 一

 0749-21-2460 fax0749-21-2461

 

5.(メール転送です)200911月来日予定のオバマ大統領による広島原爆投下謝罪演説を、日本政府が断っていたと米ABCが報道

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(拡散希望)フェイスブック配信で人気の記事です。 from 藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ) 

 

◎naverまとめ 20150309日 ⇒ http://matome.naver.jp/odai/2142583046293749701

 

アメリカのオバマ大統領が2009年に広島を訪れて原爆投下をめぐり謝罪することを、日本政府が断っていたとアメリカABCテレビが、20111012日に、報道している。⇒ http://goo.gl/0ypOUd

 

これは、20119月、ウィキリークスで暴露されて発覚したものだという。日本の主要なマスメディアは、すこししか報道していない。

 

池田香代子さん:2008年のG8議長会議でペロシ下員議長が広島来訪、被爆者と懇談してますし、20099月には国連で核軍縮首脳会議が開かれ、議長を務めたオバマ大統領は、鳩山首相と話し合っています。オバマ大統領のノーベル賞受賞もあり、オバマ大統領広島訪問の機運は高まっていたが、外務省がつぶした、と私は見てます。

 

クリエネ(”報復”は望まない)@morecleanenergyさん:

オバマ大統領の広島での謝罪申し出を断った件は、この記事によるとルースとの会談が2009828日だから、2009年(平成21年)830日の総選挙で麻生が選挙に大敗する直前ですね。→ http://www.kamiura.com/whatsnew/continues_1037.html

 

◎薮中三十二(やぶなか みとじ)ウィキペディア⇒ http://goo.gl/7bSpnQ

20098月、外務省事務次官薮中三十二が、米国駐日大使ジョン•ルースとの会合で、200911月に予定されていたバラク・オバマ米大統領の初来日に際し「演説で言及されていた『核なき世界』への期待を抑えなければならない、広島訪問があるか否かは注目の的となっており、時期尚早で控えるべき」と伝えていた事が、20119月、ウィキリークスの文書暴露で判明。

 

=-=-=-=-=-=-=

藤原 節男(Fujiwara Setsuo、脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)

元原子力安全基盤機構検査員

元三菱重工業()原発設計技術者

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6.「宝島」:明石昇二郎さんの迫真レポート(シリーズ「1」~「5」)

 昨日ご案内した明石昇二郎さんの「宝島」レポートですが,これまでの分も併せて改めてご紹介いたします。


(1)月刊宝島 福島県で急増する「死の病」の正体を追う!~セシウム汚染と「急性心筋梗塞」多発地帯の因果関係~【第1回】

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1921954.html

 

(2)月刊宝島 福島県でなぜ「ガン死」が増加しているのか?~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害~【第2回】

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1927416.html

 

(3-1)月刊宝島 【告発スクープ】 “WHO「福島県でガン多発」報告書” 国と記者クラブが無視! ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第3回 前編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1940402.html

 

(3-2)月刊宝島 【告発スクープ】 “WHO「福島県でガン多発」報告書” 国と記者クラブが無視! ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第3回 後編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1940410.html

 

(4-1)月刊宝島 福島で赤ちゃんを産み育てるのは安全?「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 前編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946174.html

 

(4-2)月刊宝島 「原発健康被害」の揉み消しに加担する「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 後編】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946180.html

 

(5)月刊宝島 調査スクープ!原発近隣住民の間で「悪性リンパ腫」多発の兆し ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第5回】~

 http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1954779.html

草々

(似非)成長戦略で破壊される食品表示(1):(新)「第3の機能性表示」は事業者の商売のためのものであって消費者のことなどどうでもいいそうだ=信ずる者こそだまされる

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

今般、健康への効果を消費者庁に届け出れば事業者の責任で表示できる新しい食品表示制度「機能性表示食品」のガイドライン案が32日、同庁から発表された。サプリメントや加工食品だけでなく生鮮食品にも活用できるのが大きな特徴で、今夏にも新制度の商品が発売される見通しだ。これまで「機能性表示」ができる食品は、「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」の2つがあったが、それにこの第3の機能性表示制度が加わることとなる。

 

しかし、この新しい食品表示制度は、事業者の届け出を所管庁である消費者庁が1件ずつ審査をするわけではなく、届け出をした事業者が、表示でPRをする食品の機能について、その科学的根拠を示す論文を用意して(どこかで見つけてきて)公表すれば、自由に、事業者の責任で表示ができるのである。消費者はそれを自分の目で見て是非を判断して、当該商品(食品)を購入することになる。しかも、いわゆる健康食品やサプリメントだけではなく、一般の加工食品や生鮮食品にまで表示が可能となるのである。まさに、事業者も自己責任、消費者も自己責任の、究極の市場原理主義(アホダラ教)の極致を行く「規制緩和」である。

 

が、しかしである。世の中は私たちのような善人ばかり・善良な事業者ばかりではない。事業者の中には悪質なのがいて、「第3の機能性表示」をするには自己責任で届け出だけをすればいいのだから(他方、消費者庁の役人は、届出書を段ボールにでも入れて役所の地下室に積み上げておけばいいだけだから、何の責任も取らなくていいのでラクチンだ)、適当な論文を見つけてもっともらしく機能・効能を装い、インチキ表示を誇大にしながら商品を売りさばく「やから」が、ほぼ確実に、しかも大量に出てくることになるだろう。「大量に」というのは、今現在の食品表示規制(事実上の手抜き状態)の下であっても、いわゆる健康食品の世界では、虚偽表示や、誇大広告や、それに近いような「思わせぶり」「雰囲気猛烈」の空虚な表示・広告・宣伝が氾濫しており、中には体に有害なものまであって、日本のあちこちで健康被害や虚偽表示(「まがい」を含む)に伴うトラブルが絶えない状態である。いわゆる「優良誤認」や「有利誤認」を促す表示が氾濫しているのである。

 

この状況については、多くの消費者団体や市民運動・社会運動、あるいは市民個人から、その抜本的改善と厳重な取り締まり・再発防止が消費者庁・厚生労働省などに対して要請されているが、各省庁とも、体制がどうだこうだとか、取り締まりや規制についての権限がどうだこうだとかの屁理屈で言を左右にし、逃げ回ってきたのが実態である(中には、表示と広告・宣伝は違うから所管が違うだの、権限がないだのと、戯言を垂れる小役人までいる始末)。そこへきて、今回の「第3の機能性表示」である。こんなものがまともに機能するはずもない。そう長い時間がたたぬうちに、この「第3の機能性表示」はインチキ誇大表示・宣伝・広告の「殿堂」となり、やりたい放題・やりっぱなし・無責任の事業者天国・消費者地獄が生まれてくるのは目に見えている(ペーパーカンパニーやネット通販を使って、やりたい放題をやって、責任が問われるようになったら「店じまい」「トンズラ」をする、あるいは「表示の仕方を少しずつ変えていく」などの悪質なものも既に出ている気配あり=要するに「売れれば勝ち」なのだ。儲けてしまいさえすれば、あとはどうでもいい)。今のいわゆる健康食品市場がそうなっているのだから、これもそうなるのは目に見えているが、しかし、「第3の機能性表示」はいわゆる健康食品やサプリメントに限定されないで、広く食品全てにおいて可能なので、その混乱ぶりは広範囲なものになるだろう。

 

以下、別添PDFファイルの岡田幹治氏が『週刊金曜日』(2014.12.12)に載せたレポートを若干紹介しながら、この新食品表示制度である「第3の機能性表示」がいかにひどいものか、簡単にご説明申し上げる。この新制度は、まさにアメリカの類似の制度の「猿まね」に近いが、しかし、タチが悪いことに、都合のいいところだけをつまみ食いして、制度の悪用を防ぐ部分などについては知らんぷりをしているというお粗末さ、しかも、そのアメリカの制度が、ご当地のアメリカで、とんでもない事態を生み出して混乱を極めている・被害者も出ている、というのだから、何をかいわんやなのだ。そして、やはり黒幕というか、安倍晋三に結びつく実業界の「仕掛けおやじ」もいるというから穏やかではない。

 

もともと、今の自民党や安倍晋三政権に、成長戦略をつくれるほどの政策能力はない。わけのわからない人たちが、規制緩和だ、市場尊重主義だ、食品産業の活性化だ、などと、抽象的なことを言っている間はともかく、それをいざ具体化するとなると、現場のことも知らないで、消費者を守ったり、現場の秩序や安全を支えているような大事な規制や決まりや決め事を、「規制改革」の名のもとにぶち壊してしまう。しかも、もともと消費者のことなど念頭にないので(消費者はおバカだと見下しているので)、消費者の権利や安全や利益のことなど、「口先だけ」で十分と考えて、いとも平気でかような「トンデモ表示制度」を創設してしまうのである。

 

政策能力のない無能で鈍感な政治家たちが、(消費者のためになる政策を)やる気のない官僚たちと組んで何かすると、こうなりますよ、ということの典型事例=それが今回の「第3の機能性表示」制度である。信ずる者こそだまされる、(新)「第3の機能性表示」は事業者の商売のためのものであって消費者のことなどどうでもいい、ということなのだ。消費者庁、それに、この制度を審議してOKを出すような消費者委員会も、併せてスクラップしてしまいましょう。賞味期限はとうの昔に切れています。こんな組織・役所は捨てて、また新しいものをつくればいいだけです(但し責任者は永久追放ですが)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)「体によい」食品に指針 第3の表示制度、今夏にも発売(朝日 2015.3.3

 http://apital.asahi.com/article/story/2015030300006.html

 http://www.asahi.com/articles/DA3S11629413.html

 

(2)食品に新表示制度、国の許可なく「効能」うたえる(東京新聞「こちら特報部」 2015.3.9

 http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20150309152012670

 http://p.twipple.jp/wD5sq

 

(3)食品の「機能性表示」が来春にも解禁へ(岡田幹治 『週刊金曜日 2014.12.12』)

 

 <参考>

●•健康食品の表示制度の概要(平成2311月)[PDF2MB]

 http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin616_01.pdf

 

 

(「食品の「機能性表示」が来春にも解禁へ(岡田幹治 『週刊金曜日 2014.12.12』)」より一部抜粋)

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1 食品の新たな機能性表示に係る食品表示基準(案)の骨子

・名 称:機能性表示食品

・対象者:疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦・授乳婦を除く)

・対象食品:食品全般(アルコール含有飲料などを除く)

・事前届出制:以下を販売日の60日前までに消費者庁に届け出る。

 表示の内容、食品関連事業者名、安全性と機能性の根拠に関する情報、生産・製造・品質の管理に関する情報など

・義務表示事項:科学的根拠を有する機能性関与成分とその機能性

 1日当たりの摂取目安量、国による評価を受けたものでない旨、摂取上の注意事項など

・表示禁止事項:疾病の治療効果・予防効果を標榜する用語、機能性関与成分以外の成分を強調する用語など

・施行規則で規定:以上の各事項の具体的な内容など

・ガイドラインで規定:安全性・有効性の根拠に関する情報の細目、可能な機能性表示の範囲など

 

機能性表示とは「体脂肪の減少を助ける」「骨の健康を維持する」など、その食品を摂取すれば体にどんな効果があるかを明記すること。いまは国が許可した「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」(二つ合わせて「保健機能食品」という)にしか認められていないので、それに続く「第三の健康食品」とも呼ばれる。

 

それをサプリメント(錠剤カプセルなどの形をしたもの)や加工食品だけでなく、野菜・魚などの生鮮食品にも認めるというのだ。トクホなどと決定的に違うのは、効果と安全性の判断を企業に任せること。事業者は製品の効果と安全性を確認できた場合、その情報を60日前までに消費者庁に届け出れば発売できる。同庁は判断に必要な条件を示すものの、それを満たしているかどうかの審査はしない(届け出の内容はウェブサイトで公開されるから、誰でもチェックはできる)

 

新制度導入の是非は首相の諮問機関、規制改革会議の健康・医療ワーキング・グループ(座長・翁百合日本総合研究所理事ら9委員)で審議されたが、委員に食品や栄養学の専門家はいなかった。しかも意見聴取したのは健康食品業界と関係官庁だけ。わずか4カ月で結論を出したのは、首相の強い要請があったからとされている。

 

なぜ首相は熱心だったのか。一つは米国の市場開放要求に応え、オバマ政権に恩をうるためとみられている。同時に、健康食品大手ファンケルの池森賢治会長の存在も見逃せないと関係者はいう。

 

(中略)国内の健康食品市場は、トクホなどと「いわゆる健康食品」(政府の認可を受けていないもの)を合わせて約17000億円。健康食品の問題点が指摘され出した2006年ごろから伸び悩んでおり、業界としては新しい突破口が何としてもほしいところだった。

 

(中略)米国では、1994年に「ダイエタリーサプリメント(DS)健康教育法(DSHEA:ディーシェ)」を制定し、企業が製品の健康効果を認めれば、発売後30日以内に食品医薬品局(FDA)に通知するだけで機能性表示ができるようにした。

 

(中略)半面で、制度の欠陥もあらわになっている。米保健福祉省の観察総監室が2012年に127商品を調査したところ、事業者提出資料557件のうちFDAのガイドラインに合致したものは一つもなく、ほとんどの商品の科学的裏づけが不十分だった。また米連邦議会の行政殴査局(GAO)の報告書(昨年3)によれば、重篤な被害が出た場合の届け出を事業者に義務づけた2008年から被害報告が増加。11年までに6307件の報告があり、1836人が入院、80人以上が死亡している。事業者を訴える訴訟も急増。

 

(主婦連)

(問い)政府は米国の制度を参考にしたと言っていますが。

(回答)業界に都合のいいところだけつまみ食いしたもので、事故の報告義務化などは採用していません。米国では事業者の規定違反が蔓延し、制度の見直し強化が志向されているところなのですから、安易に真似をするのでなく、教訓をくみ取るべきです。

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こんなもの、本当に実施するのだろうか? ならば、みなさま、この「第3の機能性表示」のある食品は、今後市場に出てきても一切買わない、という断固たる拒否を貫きましょう。みなさまがそうすれば、かような悪質表示は市場から消えてなくなるでしょう。くれぐれもご用心を。

草々 

 

 

2015年3月11日 (水)

福島第1原発事故後4年でもこんな状態では話にならないではないか=深刻化する放射能汚染を尻目に、国民世論から逃げ回りながら原発再稼働に走る田中俊一・原子力「寄生」委員会

前略,田中一郎です。

 

(まずオンライン署名です)

● とめよう再稼働 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/StopRestart/

 

(次がパブリックコメントです)

●原子力災害対策指針(改定原案)及び原子力災害対策特別措置法に基づき原子力防災管理者が通報すべき事象等に関する規則の一部を改正する規則(案)に対する意見募集について 原子力規制委員会

https://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20150305_01.html

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=198252321&Mode=0

 

(30km圏外の、いわゆる「PPA」(放射性ヨウ素防護地域)は設けないことにするだの、2百億円近い財政資金を投じで開発したSPEEDIは住民避難に使わないで、原発過酷事故の時には、住民には十分なくらいに被ばくをしていただくことを前提に、地域防災計画や避難を考えます、てな内容の、どうしようもない出鱈目なものです。下記の新潟県・泉田知事への「あてつけ」のような気もします。ふざけるな、バカヤロー、とでも書いて提出いたしましょう:田中一郎)

 

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1.新潟県:原子力防災訓練を通じて浮き彫りになった課題について、原子力規制委員会に対し必要な対応を要請します。

 http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1356804805652.html

 

 昨年1111日に実施した原子力防災訓練を通じて浮き彫りになった課題について、原子力規制委員会が定めた原子力災害対策指針等の見直しなど具体的な対策が必要なことから、下記により、危機管理監が原子力規制庁に対し必要な対策を行うよう要請します。また、当日は、内閣府(原子力防災担当)、厚生労働省、防衛省の担当にも要請書を手交します。なお、知事と原子力規制委員会委員長の面談を依頼していたところでありますが、原子力規制庁から、委員長は直接要請を受けないとの回答がありました。

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(田中一郎コメント)

 原子力「寄生」委員長の田中俊一が,どうも泉田知事から逃げ回っているようです。「ホラ吹き」にとどまらず,盗人・コソ泥・チョロ吉のたぐいがやることを平気でやっている。これでは市民との政府交渉に出てくる原子力「寄生」庁の若手役人達が「アイヒマン」のようになるのもいたし方ないと言えなくもない。早く原子力「寄生」委員会・「寄生」庁廃止法案を国会で可決成立させ,少なくとも「規制当局」から原子力ムラの人間どもを追い払わないといけません。

 

2.『宝島』の明石昇二郎さんの重要迫真レポート・続報です(必見)

(1)月刊宝島 調査スクープ!原発近隣住民の間で「悪性リンパ腫」多発の兆し ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第5回】~

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1954779.html

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150309-00010000-takaraj-soci&p=1

 

(2)月刊宝島 福島で赤ちゃんを産み育てるのは安全?「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 前編】~

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946174.html

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150116-00010000-takaraj-soci

 

(3)月刊宝島 「原発健康被害」の揉み消しに加担する「朝日新聞」の“非科学”記事 ~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 【第4回 後編】~

http://blog.takarajima.tkj.jp/archives/1946180.html

 

3.市原産のきのこ粉末 千葉県、業者に回収指示 放射性セシウム基準超で ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/244485

http://www.excite.co.jp/News/recall/20150309/Recall_26948.html

 

● 原子力災害対策特別措置法第20条第2項の規定に基づく食品の出荷制限の解除 |報道発表資料|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000076999.html

 

(田中一郎コメント)

 ♪♪「日本のどこにも原発いらない」♪♪「日本のどこでもキノコは危ない」(山菜も危ないよ)♪♪,上記は乾燥してあるので余計に危ない。国や自治体の食品検査なんぞ,まったくあてにならないし,信頼もできない。食べものは,今や至る所にホット・スポットがある状態。外食や加工食品がより危ない。(海外産も安心などできません) み~んな、厚生労働省・農林水産省・消費者庁・消費者委員会・食品安全委員会らのおかげです。

 

3.(新発売)ママレボ・ブックレット

 http://momsrevo.shop-pro.jp/?pid=87570452

 

4.[後藤政志さんインタビュー]「原発マフィアの人々は自分が被害を被るとは考えていない」 国際 ハンギョレ

 http://japan.hani.co.kr/arti/international/19825.html

 

5.CTBT高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果(20144月~20151)(公益財団法人日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター(CTBT国内運用体制事務局):201534日)

 http://www.cpdnp.jp/pdf/150304Takasaki_report_March4.pdf

 

6.たんぽぽ舎MGより

┏┓

┗■1.東電福島第一原発専用港=防潮堤下部構造も実際には「海水を透過

 |  する構造」で作られたため海水が通過する構造

 |  海水を阻止するダム堤のような構造ではない 東電元課長の証拠論文

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

○ たんぽぽ舎から3月3日付【TMM:No2422】に掲載した「東電 底なしの汚染水漏えい()」に対して、ある読者の方から、記述に誤りがあるとのご指摘がありました。実際、当該文中、重要な誤り箇所がありましたので、ここで訂正と補足をいたします。

 

 問題の箇所


「まず、問題の 汚染水 は排水路を経由して外洋に流出した。この排水路を 専用港に付け替える工事をしていれば、少なくても外洋放出ではなく専用港内の汚染問題になったはずだった。認識していたはずなのに、それをしてこなかった。」 ここで汚染水問題の対策について話が終わってしまったことが第一に誤りです。本来はこの後があるべきです。「ところが、この「専用港」には重大な問題がある」として、続きを指摘すべきでした。

 

○ 専用港は、衛星写真(Google earth)で見ると、専用港の出入口以外は「閉じて」いるように見えますが、実際はそうではありません。安倍首相の「アンダーコントロール」発言は、専用港が少なくても密封された「水槽」状態でなければ、そもそも成り立ちようもないのですが、港湾の入口どころか、外洋と仕切られている「はず」の防潮堤下部構造も、実際には「海水を透過する構造」で作られたため、海水が通過する構造になっているのです。

 

 具体的な構造は、既に建設段階で作成された論文に載っています。建設段階の工事経過を論文として発表した佐伯正治東京電力福島原子力建設所土木課長の「福島原子力発電所土木工事の概要2(土木技術2210)」の記述がそれに当たります。論文は下記URLにて公表されています。

   http://cryptome.org/0004/daiichi-build-02.pdf

 

 論文では、防潮堤の構造がバラ石を敷き詰めた上にブロックを積み上げ、その上に更にバラ石を並べ、最後にコンクリート材で覆うというものです。海面下の部分はバラ石か巴型ブロックと呼ばれるブロックの組み合わせで成り立っており、海水を阻止するダム堤のような構造ではありません。海水中に出た放射性物質は海流と共に外洋に出るだけでなく、防潮堤を通過しても外洋に出て行きます。

 

 5、6号機の前にある防潮堤に至っては、津波によりコンクリートブロックが流されてしまい、堤の一部が切れていました。そこにテトラポットを積み上げることで凌いでいるのですが、テトラポットには止水能力など無いことはいうまでもありません。

 

○ さらに、以下の「おしどりまこさんのブログ」に記述されているとおり、東電は5,6号機の取水口から海水を取り入れ、排水口から外洋に海水を放出しています。この流れにより外洋から海水が入り込みさらに外洋に海水が流出していきますので、湾内の水は循環しているわけです。数日で全量が入れ替わることになりますから、益々「専用港でブロック」などしていないわけです。

   http://oshidori-makoken.com/?p=812

 


以上が訂正と補足説明です。

 

○ 従って、少なくても「専用港で雨水中の放射性物質を管理することが出来る」ためには、専用港そのものを鋼材とコンクリートで固めて、外洋と完全に遮断しなければなりません。それができないうちは、専用港に雨水排水溝を付け替えてみても、大した違いは無いのです。

 

7.検査担い手足りない 原発事故に伴う子どもの甲状腺検査 (福島民報) - Yahoo!ニュース

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000017-fminpo-l07

 

(田中一郎コメント)

 福島第1原発事故から4年も経過しているのに、今頃、何言ってんのよ、だ。通常の民間会社なら、このプロジェクトの責任者の首は飛ぶことになります。しかし、こんないい加減で怠慢なことを放置し続けているのが「福島県民健康調査検討委員会」だということです。この委員会の委員たちは、全員更迭の上、今後の社会的・政策的取り組みや政府・自治体の審議会からは追放しなければなりません。何故なら、この人達にやらせれば、また同じことをするからです。あの「口先やるやる詐欺」の民主党と同じようなものです。(自称・他称リベラルの清水修二さま(福島大学教授(財政学)、しっかりなさってくださいね)

 

8.美浜の会(下記サイトの上の方をご覧ください)

 http://www.jca.apc.org/mihama/

 

(1)3月12日(木)福島原発汚染水問題で緊急政府交渉

日時 3月12日(木) 13:00~16:30

        事前集会 13:00~14:20

        政府交渉 14:30~16:00

       事後集会 16:00~16:30

場所 参議院議員会館101

主催 ハイロアクション福島/脱原発福島ネットワーク/原子力規制を監視する市民の会/ FoE Japan/福島老朽原発を考える会/グリーンピース・ジャパン/ グリーン・アクション/美浜の会/反原発・かごしまネット/玄海原発裁判の会 他

  

  案内 http://www.jca.apc.org/mihama/annai/annai_20150312.htm

  汚染水政府交渉用事前質問書 http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/nsr_q_20150312.pdf

 

(2)美浜の会ニュース№133号(201533日)目次 

 ・住民説明会を実現させ、高浜原発再稼働反対の声を強めよう

 ・再稼働に前のめりの高浜町長、町議会 (投稿:ふるさとを守る高浜・おおいの会)

 ・規制委は汚染水の海洋流出の責任をとれ(投稿:原子力規制を監視する市民の会)

 ・核廃棄物のこれ以上の増加を認めず、高浜原発の再稼働に反対しよう

 ・本の紹介「ルポ チェルノブイリ28年目のこどもたち」

  「美浜の会ニュース」の定期購読(年2000円)をお願いします。

   郵便振込 00950-6-308171 美浜の会

 

9.(毎日新聞)■注目ニュース■ 除染ボランティア3万人、被ばく管理外

 東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質による汚染が著しいとして国が直轄で除染する除染特別地域で活動したボランティアが、これまでに少なくとも延べ3万人余に上ることが各団体への取材で分かった。

 

▽東日本大震災:福島第1原発事故 20キロ圏ボランティア3万人 除染2500回、被ばく管理外

 http://mainichi.jp/m/?mpi9XP

▽検証・大震災:東日本大震災4年 被ばくと作業員(その1)

 http://mainichi.jp/m/?ByWUvs

▽検証・大震災:東日本大震災4年 被ばくと作業員(その2止)

 http://mainichi.jp/m/?eH84iN

 

(田中一郎コメント)

 被害者・住民の命と健康のことなど、二の次くらいにしか考えていない政府・自民党・霞が関官僚ですので、ボランティアの命と健康のことは、もっと考えていないでしょう。適当に使い捨てにして、自分たちに刃向ってくるならつぶしてやれ、くらいの発想ですよ。

 

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(ちょっとコメント:田中一郎)

 危機の時代を乗り越えて生き残るためには、その危機を創りだしている元凶を(社会的に)退治するとともに、危機の土壌となっている我々の日常の仕事や生活に密接にリンクしている経済や社会の在り方の、明確な「オルタナティブ」を組み立てて、広く有権者・国民・市民に示し、それを政権獲得によって実現してく「力」を持ち、そして何よりも、その「オルタナティブ」な経済や社会の実現へ向けて全力を挙げて取り組む努力をしなければならない。

 

 今日の状況の中で具体的に申し上げれば、退治されなければいけない「元凶」とは、自民党とその補完勢力たちである。2009年に、日本の有権者・国民・市民は、一時的にその選択をする勇気を持ったのだが、その「選択」を受け取った側の民主党は、残念ながら,マニフェストで約束した「オルタナティブ」を単に有権者・国民・市民をだまして自分たちが政権を取るための小細工道具くらいにしか考えていなかった連中(今の民主党の幹部達)と、実現したいなあ、とは漫然と思っていたが、できなけりゃ、まあ、しょうがねーか、くらいにしか思っていなかった・行動するにも勇気と根性がなくてできなかった腰抜け連中との「選挙互助会」にすぎなかった。いわば、有権者・国民・市民が「やらせてみようかな」との思いを託した「オルタナティブ」(マニフェスト)を、命(政治生命)がけで断固として取り組み,やり通す、いわゆる「ホンモノのリベラル」はほとんどいなかったということである。

 

(今や自民党はもはや「保守」でもなんでもない。自民党が本当に「保守」なら原発なんぞは福島第1原発事故を受けて廃止にするだろうし、日本国憲法についても戦後の日本を顧みながら、それなりに尊重をするだろう。今の自民党の連中は,安倍晋三とその取り巻きトカゲまでを含めて「保守」でもなんでもなくて、ただ「政権=政治権力」に寄生して、そのうま味だけ手にせんとする出来の悪い世襲議員・政治家の集団であり、昨今では(似非)右翼ゴロツキ志向と、自分たちの利権だけしか念頭にない「タカリ人間」の寄せ集めとなっている)

 

(一方、自民党補完勢力とは、一見、耳触り・目障りのいい言動をしながらも、その正体は自民党と大差なく、自民党がミスをして有権者・国民・市民の支持を失った時だけ、その自民党に代替して政権を担い、その際には前言を翻して政治詐欺を平気でやって自民党の繰り返してきたロクでもない政治の形を基本的には維持しながら、次の自民党政権への橋渡しをする「究極の自民党お助け部隊」「自民党政治継続維持のための”肥やし”勢力」のことである。政権交代という「政権たらいまわし」まで行かなくとも、入閣や閣外協力の形で自民党を側面から補完していくこともやってのける)

 

 つまり、民主党なんぞは,みんなまとめて「口先やるやる詐欺」の集団だということだ。歌手の坂本冬美がロック演歌「夜桜お七」で唄う「いつまでたっても来ぬ人と、死んだ人とは同じこと」とは、まさにこのことで、政治家とは「いつまでたってもせぬ(しない)人と、死んだ人とは同じこと」なのだ。こんな連中は危機の時代には、クソの役にも立たないばかりか、むしろ「諸悪の元凶」並みに、危機克服の妨害物となってしまう。中途半端な形で「改革」「改革」などと言いふらす「詐欺師・扇動」は、そのあとに、そんなものがなかった状態よりも、よりひどい社会情勢を生み出してしまうというのは、よくあることである。現安倍晋三政権が、その1つの事例である。少し過去の歴史を振り返ってみればいい。たとえば明治維新の「公武合体派」のような、足して2で割るような、安易で、軽率で、時代を見抜けない、中途半端で不勉強な連中が、結局は、危機を深めていくことになるのである。(彼らは「ベストではないが、今この中途半端な状態が、なんとなく居心地がいい、自分たちもそこそこ中心的に振る舞えるし悪くない」と言っているようなもの)

 

 今の日本が混迷から抜け出て、新しい時代を切り開いていくためには、言い換えれば、原子力やバイオ・テクノロジーなどに滅亡させられることなく、未来に向かって私たちの社会を確かなものにしていくためには、しっかりとした「オルタナティブ」を掲げて行動する、新しい政治勢力が必要不可欠である。それなしに、場当たり的に、選挙情勢分析屋主義で既存のガラクタ勢力との談合を「政治的成熟」と思い違いをし、あるいは自民党補完勢力や政治詐欺集団との間での「政権たらいまわし」を「政権交代」と勘違いをしたり、あるいは観客民主主義の評論家気取りで事に当たり、あるいはまた選挙が終われば「お任せ民主主義」で消えていく、そんな市民運動・社会運動の未来に、展望が開けているわけはないのである。

 

 覚悟しなければいけない。このままでは、おそらく日本は原子力・核分裂エネルギーか、またはバイオ・テクノロジーなどの他の現代科学技術によって「滅亡」の憂き目にあうだろう。放射能汚染地獄に沈んでしまった後で自分達の愚かさに気がついてももう遅い。原発・核燃料施設の過酷事故による放射能汚染は半永久的に消えることはない=つまり,回復も復旧復興も半永久的にできないと言うことなのだ。残された時間はあまりないように思う。この期に及んでもなお,原発にしがみついている自由民主党と民主自由党はセットで解体・追放である。それ以外の選択などない。もちろん、国会に繁殖する他のガラクタ「補完勢力」も同様だ。そしてそれに代替して、未来を切り開く有権者・国民・市民の新しい政治勢力が、早急に形成されないと、今の日本は非常に危ない。

草々

2015年3月10日 (火)

(報告)勉強会 「高浜原発再稼働問題をどう考えるか:確実な原子力防災と民主主義尊重の必要性」(原子力市民委員会)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

昨日(3/9)、衆議院第2議員会館において、原子力市民委員会主催の下記勉強会が開催されました。簡単にご報告申し上げます。別添PDFファイルは会場参加者に当日配布されたものです。また、下記URLはこの勉強会の関連サイトです。なお、別添PDFファイルの資料につきましては、大島堅一教授の資料に追加分を加えた上で、まもなく原子力市民委員会のHPに掲載されるとのことでした。従って、別添PDFファイルは、それまでの「つなぎ」としてご覧ください。

 

●【3-9】勉強会「高浜原発再稼働問題をどう考えるか~確実な原子力防災と民主主義尊重の必要性~」開催のお知らせ 原子力市民委員会

 http://www.ccnejapan.com/?p=4829

 

●(当日の録画) 20150309 UPLAN 高浜原発再稼働問題をどう考えるか~確実な原子力防災と民主主義尊重の必要性~ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=VYpzQGxwHIE

 

 <別添PDFファイル>

(1)原子力復活政策の動きと原発再稼働問題(吉岡斉(ひとし):2015.3.9

(2)新規制基準と適合性審査の弱点(筒井哲郎:2015.3.9

(3)原子力防災計画の不十分さと民主主義の軽視(満田夏花:2015.3.9

(4)原発再稼働を急ぐ経済的理由はない(吉岡斉(ひとし): 2015.3.9

(5)焚増コストの見積り(補正)(吉岡斉(ひとし):2015.3.9

(6)経済と再稼働問題(大島堅一:2015.3.9

(7)見解:高浜原発3・4号機の再稼働は容認できない(原子力市民委員会:2015.2.1

(8)「高浜原発再稼働についての自主的公聴会in福井県小浜市」開催報告・当日寄せられたご意見(原子力市民委員会事務局:2015.3.9


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 当日の講演資料は(1)~(6)で、上記の順番で行われました。また、大島堅一教授は当日所用で上京できず、ネットTV電話のスカイプでの遠距離からの説明となりました。また、(8)については、この勉強会の最初のところで事務局の方より簡単な説明がなされています。

 

(なお、別添PDFファイルは添付できませんでしたが、上記録画の中で「スライド」でアップされていますので、録画をご覧になれば、ある程度お分かりになると思います。また、まもなく全資料が原子力市民委員会のHPにアップされますので、そちらをご覧ください)

 

 <当日私から発言した意見ないしは質問ないしは要望のようなもの>

 上記の録画にある私の発言よりも下記は少し丁寧に書いています。また、下記の「原発」には核燃料サイクル施設などの核関連施設も含めて考えています。

 

1.昨年の原子力市民委員会の報告書は(多くのいろいろな考え方の方々が検討された結果としての報告書としては)よくできていたように思いますので、更に欲張って、今度は原子力市民委員会のみなさまが「脱原発政権の「シャドウ・キャビネット」のメンバーとなられたお気持ちで、脱原発政権成立後の「脱原発工程表(行程表・ロードマップ)」をお作りいただけないものでしょうか。

 

2.その内容は、単に技術的なことだけでなく、法律面、つまりどういう法律を作って脱原発を実現するか、いわゆる一般的抽象的で精神規定のような「脱原発基本法」ではなくて、具体的な脱原発のプロセスや手続きを定める「各法」としての脱原発諸法です。その際に私が重要だと思いますのは、もう二度と原発の再稼働はできないこと、言い換えれば「不可逆的である」ことを法律で担保することではないかと思っています。たとえば、原発(新・再)稼働のためには、過酷事故の際に放射能汚染によりネガティブな影響を受けうる自治体すべての承諾を得なければならない(得なければ稼働できない)、などの法律ができれば、原発稼働はほぼ不可能になりますが、そうした工夫を新法制定によってできないかということです。

(他にも、政府による一切の原発支援の禁止=公正な電力市場条件の確保、原子力規制委員会の原子力廃炉委員会への改組と委員選出プロセスの抜本改善、発送電の所有分離(法的分離ではなく)と電力自由化の徹底、過酷事故に対応する保険金額無制限の損害保険付保の義務化、原発並びに放射能の危険性の有権者・国民への周知徹底義務化など=できれば幾重もの法的手当てをして、絶対に復活できないようにしておくべき)

 

3.上記の脱原発「各法」を創設する場合には、誰が・どこの役所が(WHO)、何を(WHAT)、いつ(WHEN)、どのように(HOW)を具体的に決めることが重要で、その場合、何を優先して実施するのかの「順序」も大変重要だと思います。たとえば、東海村と六ヶ所村に置いてある高レベル放射性廃液は超危険物であり、その安全対策は真っ先にしなければいけないでしょうし、また、全国各地の原発施設にある使用済み核燃料プールの核燃料も危険なままです。二度と原発関連の過酷事故を起こさないために、原発が稼働していなくてもやらなければならないことがあり、それらが優先されるということです(原子力市民委員会の方からは、このほかに、事故を起こした福島第1原発の廃炉対応と安全対策や、もし仮に高浜原発が再稼働されると危険なMOX燃料が使用済み核燃料となり、使用済みのMOX燃料は空冷ができないので、これも対応優先順位の高いやっかいな危険物となる、などの返答がありました)。

 

4.最後に、上記の脱原発「各法」を考える際には、脱原発に伴うコスト負担の問題(たとえば電力会社の抱える原発を国が買い取る=廃炉費用の一部負担があってもいい等)や、福島第1原発事故の被害者の方々に対する政策の抜本的な見直し、なども、併せて検討されるべきだと思います。

 

 (上記の私の発言に対する原子力市民委員会の回答は、上記の録画をご覧ください)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私は、いわゆる脱原発を主張する人々の中に、即時廃棄ではなく、2030年に原発ゼロ、などの主張をして、原発廃棄を先送りしようとする人たちがいることを「大問題」だと考えています。天災列島の日本では、大地震・大津波・巨大火山噴火は、いつ原発・核燃料施設を襲うかわかりません。自然は人間の身勝手を尊重して、待っていてくれはしないのです。そして、現状の原発・核燃料施設は、こうした大きな天災に襲われたら、ほぼ確実に再び過酷事故を起こしてしまいます。その時が日本の滅亡する日だと言っても過言ではないでしょう。

 

 他方で、原発・核燃料施設など全くなくても、電気は十分に足りておりますし、また、原発・核燃料施設が発電費用を節減するなどということも全くありません。仮に何の事故も起こらなかったとしても、あとに残される使用済み核燃料や核のゴミ・放射能汚染物の永遠に近い事後管理のことを考慮すれば、原発など、経済性もへったくれもありません。更には、時代がエネルギー革命の時代に入っているにもかかわらず、昨今のように、日本における再生可能エネルギーの普及拡大を、原発にしがみつく既存の地域独占の大手電力会社が、バカ丸出しの自民党などの政治家やマスごみたちを籠絡して真正面から「妨害」をしているのですから、日本の今後の経済や社会の発展の妨げにもなっているのです。

 

 あるいは、安全な原発なら再稼働してもいい、などという中途半端で耳触りのいい言葉も聞きますが、では絶対に過酷事故を起こさない原発などありうるのか、ありうるとして、そのための追加安全対策・設備投資にはいかほどのコストがかかるのかを考えた場合、原発の再稼働について、説得力のある説明などできるはずもないのです。つまり、原発を再稼働すべき理由などどこにもありませんし、また、再稼働などしてはならないということを意味しています。もちろん、先送りする必要もないのです。

 

 にもかかわらず、原発の廃棄の先送りを主張する人たちは、私はもはやいかなる正当性も説得力も持たない、誤りの判断であると考えています(いや、おそらくは、原発推進の別動隊と見ておいた方がいいように思っています。要するに、廃止を決めさせないで先送りして、世論が静まるのを待って、また再び原発推進をやっていくという、お粗末な魂胆が隠されている)。私は、原子力市民委員会が、そうした愚かな先送り判断を克服し、しっかりとした、具体的な、脱原発の工程表(行程表・ロードマップ)をつくって下さることを大いに期待しております。何故なら、いずれにせよ、脱原発を本当に実現するためには、この脱原発の工程表(行程表・ロードマップ)作りを避けては通れないからですし、脱原発先送り論の克服もしなければならないからです。

 

(追)

 街頭に出て一般の方々に向かって脱原発を主張しておりますと、よく出くわすのが「原発なしで、どうやってエネルギーや電気を賄っていくのですか?」という素朴な質問です。マスごみたちのおかげで、原発は「必要悪」論的な謬論に洗脳されてしまっている人が結構多いように感じます。脱原発を主張する市民運動・社会運動は、もっともっと、何度も何度も、徹底して、丁寧に詳細に、筋道を立てて、原発などなくても電気もエネルギーも大丈夫であること、そして、むしろ原発があることで、電気もエネルギーも、そして私たちの生活や生存までもが危うくなること、将来に核のゴミ管理という無限の巨大負担が残ること、などを一般の有権者・国民・市民の方々に訴えていかなくてはいけません。私は、このごくごく当然の努力が、今の脱原発の市民運動・社会運動には、まだまだ大きく不足しているような気がしているのです。

草々

 

2015年3月 8日 (日)

放射線被曝はマイクロRNAに注目すべき(NHKサイエンスゼロ 「がんも!老化も! 生命を操る マイクロRNA」より)+報道特集「沖縄で何が」+誰が何を証明すべきなのか 他

前略,田中一郎です。

 

1.放射線被曝はマイクロRNAに注目すべき(NHKサイエンスゼロ 「がんも!老化も!? 生命を操る マイクロRNA」より)

 さる2/22にNHKサイエンスゼロで「がんも!老化も!? 生命を操る マイクロRNA」が放送されました。非常に興味深い内容でしたが,私はこの番組を見ながら,放射線被曝とこのマイクロRNAの関係について想像しながら見ておりました。以下,簡単にご紹介いたします。(録画はネット上では見つかりませんでした。みなさまでお探しになってみてください)

 

2015222日の放送|NHK「サイエンスZERO

 http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp496.html

 

1.DNAから「転写」されてできるRNAですが,DNAの遺伝子(コード)部分が転写されるとmRNA(メッセンジャーRNA)などとなり,それが導きの糸になって特定のタンパク質が作られますが,他方,DNAのうち,遺伝子(コード)部分でない部分が転写してつくる長さの短いRNAをマイクロRNAといいます。昔は何の役に立つのか分からなかったので「ジャンクRNA」などと言われていましたが,今はこのマイクロRNAを含む「ノンコードRNA」(遺伝子(コード)部分ではないDNAの部分が転写してできたRNA)が,分子生物学の研究の最先端の一つになっています。下記は番組に出てきたことをメモ書きしたものです。私の放射線被曝への「連想」を付記しております。

 

2.ゼブラフィッシュの「発生」(卵から子どもの魚になること)とマイクロRNA430

 ゼブラフィッシュの卵は,発生の初期段階では,母親由来のmRNAが働いてたんぱく質を造り発生を助けているが,やがて発生が進むとそれが邪魔者になってくる。そこでマイクロRNA430というのが働いて,母親由来のmRNAが機能しないようにする(たんぱく質を作れなくなる)ことにより,今度は子ども独自のmRNAが働いて,正常な「発生」が成就でき,正常な子どもの魚になって生まれてくる,ということがわかった。具体的には,母親由来のmRNAにこのマイクロRNAがくっつくことにより,mRNAが機能しなくなる=たんぱく質を作れなくなる,ということだ。

 

 マイクロRNA430が働かなくなる薬を投与した卵(つまり,いつまでも母親由来のmRNAが働いている)では「発生」が不正常となり,心臓が弱い・小さい,あるいは尻尾が短い,などの奇形となってしまった。なお,このマイクロRNAは1つだけの遺伝子=mRNAに対応しているのではなく,複数の遺伝子に影響を及ぼすのだと言う。ちなみに人間の場合には,こうしたマイクロRNAは全部で2500種類くらいあるそうだ。

 

(田中一郎)⇒ このマイクロRNAに外部被曝でも内部被曝でもいいので放射線が当たれば,ひとたまりもなく壊れてしまうのではないか。RNAはDNAとは違い「二重らせん」ではないので,修復がどうこうという話はあり得ない。また,このマイクロRNAを転写して造り出すノンコード(遺伝子ではない)DNAが放射線被曝で破壊されてしまったら,どうなるのだろうか。上記の例で言えば「発生」がおかしくなる,つまり,卵から子どもの魚が正常に生まれてこなくなるのではないか。魚がこういうことならば,人間だって同じではないか。

 

3.マイクロRNAは細胞内で遺伝子のコントロールをしているだけでなく,細胞の外に出されて血液内などにも入り,細胞と細胞の間の「会話」手段(コミュニケーション)として使われているらしいことも分かってきた。たとえば母乳中には赤ちゃんの免疫細胞を成長させるマイクロRNAが含まれていることがわかっている。赤ちゃんが生命体として「ひとりだち」していくために必要不可欠な免疫機能の拡充を母乳の中のマイクロRNAが司っていたというわけだ。

 

(田中一郎)⇒ ということは,赤ちゃんに母乳を与える母親が放射線被曝をしてしまい,マイクロRNAを正常な形で母乳の中に入れることができなくなっていたらどうなるのだろうか? 免疫不全,または免疫機能が脆弱な赤ちゃんになってしまう???

 

4.老化をコントロールしているのもマイクロRNA

 繊維芽細胞を観察することで,老化とマイクロRNAの関係を調べた。マイクロRNA22というのは,若い細胞よりも老化した細胞に多いのだが,その「ココロ」は,細胞分裂が無限に繰り返されないよう,一定の回数以上は細胞分裂をストップさせる機能があるという。作為的に繊維芽細胞に,このマイクロRNA22を投与してみたところ,その細胞はわずか3日間で死亡直前の老化細胞の様になってしまった。

 

(田中一郎)⇒ ということは,放射線被曝によってDNAのノンコード部分(遺伝子でない部分)に異常が発生し,マイクロRNA22が多量に細胞内につくられてしまった場合には,老化が速く進むということになる,そして,放射線被曝すると,老化が速いと言われているが,これと関係ないのかな?

 

5.ガンの治療とマイクロRNA34a

 ガンの増殖を抑える遺伝子(ガン抑制遺伝子)のP53は有名だが,それとタイアップして動いているマイクロRNAに「34a」というものがある。これをマウス実験で投与して見ると,ガンの成長が抑制されていることが判明した。おそらく,ガン抑制遺伝子のP53の働きを抑えるたんぱく質を,このマイクロRNA34aが解除している=妨害していることにより,P53が良く働いているものと推定。このように,人間を含む生物の体の中では,あるいは細胞の中では,たんぱく質が相互に連関性を持っていることも重要な認識とすべき。

 

6.血液中にでてくるマイクロRNAは特定のガンに対応しており,それを計測すればガンの早期発見が可能になる

 既に乳ガンでは実用可能域にある様子,それ以外の13種類のガンの早期発見が2020年頃には可能となる見込みで,今現在,研究が進んでいるという。(私は,ガンの早期発見にマイクロRNAを使うことは,まもなく実用化されるような気がしました。ただ,この13種類のガンの中に甲状腺ガンが入っているかどうかはわかりません。他方,マイクロRNAをガンなどの治療に使うことについては,副作用の問題を考えると,少し時間がかかるような気がします。何故なら,マイクロRNAは,特定の1種類の遺伝子=mRNAにくっついて機能するだけでなく,複数の遺伝子=mRNAにくっつくらしいので,くっついてもらっては困るmRNAにくっつくことがないかどうか,それを確認するのに時間がかかるだろうと思うからです)

 

7.いずれにせよ,DNAだけでなく,ノンコードRNAとその中のマイクロRNAにも,放射線被曝の影響がどのように及ぶのか,今後の重要な放射線被曝研究の一つであると私は思います。そして,今の日本の放射線ムラのインチキ御用学者どもの頭の中は,分子生物学が始まった1960年前後の「セントラルドグマ」の時代=つまりDNAが細胞や生物の生命を支配していると考えられていた時代の水準から,あまり進歩いたしておりません。既に50年前の陳腐な理論となってしまったものを持ちだしてきては,シロウトだましの放射線被曝似非理論を披露している被ばく詐欺師,それが放射線ムラの御用学者達です。くれぐれも騙されないように致しましょう。

 

2.(ちょっとしたことですが大事なことです)魚介類の放射性ストロンチウム汚染は誰が調べなければいけないのか?

 今日,日比谷野音で大きな脱原発集会がありました。参加された皆様にはご苦労様でした。私はいつものように,自分が書いたレポートを参加者の皆様にお配りしていたのですが,ちょうど「放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか」というレポートを配っていた時に,「放射性ストロンチウムは放射性セシウムよりもはるかに危険です,体の中に入ると出てきません,骨や歯に溜まります,政府は放射性ストロンチウムをきちんと調査・計測せず,その危険性を隠しています,福島県・茨城県・宮城県沖で獲れる海産物は(放射性ストロンチウムの汚染の可能性があり)危険です。食べないように致しましょう」と言いながら配っておりました。

 

 その時ある人が私に「あんたはその海産物を自分で調べたのか,放射性ストロンチウムで汚染されていると調べて言っているのか」と私にくってかかる人がいました。私は「放射性ストロンチウムを調べるのは,私ではなくて政府です」と答えておきました。レポート配布中で,十分な会話はできませんでしたが,その人は「想像でものを言っている,架空の話のようなものだ」と,周囲の人に不満そうに話していました。

 

 これは,私から申し上げると,放射能汚染でも,水銀汚染(水俣病)でも,その他の人為的な作為による汚染(公害等)にしろ,「誰が何を証明しなければならないか」の完璧な勘違い=原子力ムラ・放射線ムラの「思う壺」の,軽率な判断だということです。福島第1原発から大量の汚染水が海に流出している時に,その周辺の海域の海産物が,その流出した様々な放射能によって汚染されているかもしれないと思うのは「当たり前」の「当たり前」です。それを放射性セシウムだけをしらべて「安全安心キャンペーン」を国・県・基礎自治体・漁協を挙げて大々的にやっているのが今日の状況です。放射性セシウムよりはるかに危険な放射性ストロンチウムは全くと言っていいほど調べられていません。ですので,汚染しているかどうかはわかりません。汚染している可能性は大いにあります。放射性ストロンチウムは,生物体内で濃縮します。危険性は放射性セシウムの比ではありません。

 

 上記のような状態で,放射性ストロンチウムの危険性を訴えるのに,その訴える人が,放射性ストロンチウムの汚染を証明しないと訴えられないのでしょうか? そんなことはありません。証明しなければならないのは,被害を受けるであろう消費者・国民・市民ではなく,汚染加害者・責任者の国であり東京電力ですし,証明すべきは,福島・宮城・茨城沖の魚介類が危険であるということではなく,それらが安全であること=だから漁獲して食品流通に乗せていいのだ,ということです,繰り返しますと,被害者である消費者・国民・市民が,放射性ストロンチウム汚染の危険性を実証する責任があるのではなく,加害者・責任者である国や東京電力が,漁獲し販売する魚介類に放射性ストロンチウムその他の放射能汚染がなく,安全であることを証明しなければならないのです。

 

 私にくってかかっていた人は,上記にことをほとんどきちんと考えていない軽率な判断をしていると,私は思います。彼の言うようなことを消費者・国民・市民全員がしていたら,およそ公害や汚染は,いかなるものも,その発見が遅れ,危険であることの情宣や周知徹底が遅れ,重大な被害が広がってしまうことに結果してしまうでしょう。ミナマタは,その一つの事例だと私は思っています。

 

 みなさま,福島・茨城・宮城沖合で獲れる魚介類は,放射性セシウムだけをわずかな種類と量について調べているだけで,危険なものであることを,少なくとも安全など証明されていないことを,しっかり世に訴えて行きましょう。誰が何を証明しなければいけないか,よく考えないといけません。

 

(この方は脱原発集会に来ていた方なので,原発には反対なのだろうと推測しますが,それ故に,放射能汚染と放射線被曝の問題についての認識の甘さ,というか,認識の不十分さを感じさせられるハプニングでした。脱原発=脱被曝にする努力が,まだまだ足りないということだと思います)

 

3.(動画)報道特集「沖縄で何が?」

 http://www.dailymotion.com/video/x2ibwmn

 

4.その他

(1)UPLAN 録画です

20150307 UPLAN【前半】ましこりか・青山晴江「311から4年―あらためて福島原発事故に向き合う」

 https://www.youtube.com/watch?v=DXab6Bhjkh8

 

20150307 UPLAN【後半】山崎久隆「311から4年―あらためて福島原発事故に向き合う」

 https://www.youtube.com/watch?v=ZzPIV1jbEcM

 

●【出版記念講演】孫崎享・マーティン・ファクラ-「崖っぷち国家日本の決こころ断」

 https://www.youtube.com/watch?v=4nwnGFL_iC4

 

(2)(内田樹の研究室)日本はアジアの次の独裁国家になるのか?

 http://blog.tatsuru.com/2015/02/25_1234.php

 

(3)No.651 有機農業ニュースクリップ(2015.03.07

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≪ 今日の目次 ≫

 ■米国マック 抗生物質フリーに切り替え rBSTミルクも排除へ

 ■未承認GM米を検出 中国産ビーフンに回収命令

 ■ブラジル農民 GMユーカリノキ栽培反対で直接行動

 

≪ 抗生物質 ≫

■米国マック 抗生物質フリーに切り替え rBSTミルクも排除へ

 米国マクドナルドは3月4日、同社の使用するチキンを全て抗生物質を使わない米国産に転換する発表した。2年以内に全量を切り替えるとしている。この決定は米国のみであり日本では実施されない模様だ。米国マクドナルドは同時に、今年後半からGM牛成長ホルモンrBST(ポジラック)を使用しない牛の牛乳に切り替えることも発表した。非rBSTが消費者には重要なことだとした。GMによるrBSTを開発、事業化したモンサントは、2008年にこの事業を売却した。米国では抗生物質耐性菌が大きな問題となっている。米国疾病管理予防センター(CDC)によれば、米国では抗生物質耐性菌・スーパーバグによる患者は200万人、2万3千人が死亡し医療費は200億ドルに上るという。

 

 米国では、家畜用の抗生物質使用が増加しており、米国内で販売される抗生物質のおよそ80%を占めているといわれる。米国で最大の食肉業者であるタイソンは2007年、すべての生鮮鶏肉を抗生物質不使用に転換すると発表している。同社のサイトによれば、2014年10月、全米35か所の同社のふ化場で抗生物質の使用をやめているとしている。また、養鶏場での使用は獣医師の判断による場合に限定し、ヒト用の抗生物質を使用しないよう検討しているとしている。

 

 ・McDonald's USA Press Release, 2015-3-4

  McDonald's USA Announces New Antibiotics Policy and

  Menu Sourcing Initiatives

http://news.mcdonalds.com/press-releases/mcdonald-s-usa-announces-new-antibiotics-policy-and-menu-sourcing-initiatives-nyse-mcd-1179405

 

 ・Tyson foods, Inc

  Antibiotic Use

http://www.tysonfoods.com/Media/Position-Statements/Antibiotic-Use.aspx

 

 日本では、秋川牧園は全てで、十文字チキンカンパニー、全農チキンフーズ、ニチレイフレッシュなどが一部の銘柄で、抗生物質や抗菌剤を使用せずに飼育したブロイラーを出荷している。秋川牧園と全農チキンフーズの「安心咲鶏」は、抗生物質フリーに加え、NON-GM飼料で飼育しているという。

 

 ・秋川牧園

  https://www.akikawabokuen.com/

 ・十文字チキンカンパニー

  http://www.chicken.co.jp/brand/index.html

 ・全農チキンフーズ

  http://www.ja-zcf.co.jp/keiniku/index.html

 ・ニチレイフレッシュ『FAチキン』

  http://www.nichireifresh.co.jp/livestock/kodawari/fachicken.html

 

【関連記事】

 No.476 米タイソン社 全ての鶏肉を抗生物質不使用に転換

  http://organic-newsclip.info/log/2007/07060476-1.html

 

≪ 遺伝子組み換え ≫

■未承認GM米を検出 中国産ビーフンに回収命令

 兵庫県は2月24日、未承認の遺伝子組み換え米(Bt63)が検出された輸入ビーフンの回収を命令したと発表した。このビーフンは、フランチャイズで「業務スーパー」展開する(株)神戸物産が輸入し販売したもので、1234カートンが対象だとしている。神戸物産は24日、この未承認GM米(Bt63)が見つかったビーフン「江西米粉」の回収を発表し、同社への連絡、返品を求めている。

 

 中国では公式にはGM米の商業栽培は認められていない。しかし、今回検出されたBt63は、開発した研究所から周辺農家に流出したとされ、広く栽培されていると見られている。中国農業部は今年2月の中央1号文書を公表した際の会見で、違法なGM作物栽培は罰せられると述べているが、根絶はかなり難しいのではないか。このGM米で汚染された中国産の米やビーフンなどの加工食品が、日本や欧州で広く見つかり問題となっている。日本では、2006年以来、何度も見つかっている。今回明らかになったGM汚染は2011年以来となる。

 

 ・兵庫県, 2015-2-24

  食品衛生法違反者等の公表(食品衛生法第63条)</a>

  http://web.pref.hyogo.lg.jp/hw14/hw14_000000020.html</li>

 ・神戸物産, 2015-2-24

  商品回収に関するお詫びとお知らせ

  http://www.kobebussan.co.jp/

 

【関連資料】

 ・輸入食品・飼料のGM汚染(2005年~)

 http://organic-newsclip.info/log/gmo/gm_contamination_food_feed.html

 

■ブラジル農民 GMユーカリノキ栽培反対で直接行動

 製紙原料用の遺伝子組み換えユーカリノキの商業栽培への反対が高まっていたブラジルで3月5日早朝、ブラジルの土地なし農民運動(MST)に組織された約1千人の女性たちは、ブラジルサンパウロ州イタペチニンガにある製紙会社のスザーノ・カンパニーを占拠し、同社の子会社であるフューチャー・ジーン社が開発中のGMユーカリノキの苗を廃棄した。また、この日開催されたブラジル国家バイオ安全技術評議会(CTNBio)は、ビア・カンペシーノの農民300人の抗議で流会し、GMユーカリノキなど3種類のGM植物の栽培承認が延期された。

 

 フューチャー・ジーン社が開発したGMユーカリノキは、従来のユーカリノキが成長に6、7年かかるところ4年と早くしたもので、GMユーカリノキ1本の水の消費量が、1日当たり25から30リットル増大するとみられている。ユーカリノキ自体が水の消費量が多く、さらに増大することで「緑の砂漠」が懸念されている。

 

 土地なし農民運動(MST)のメンバーによれば、ブラジル国家バイオ安全技術評議会(CTNBio)は常に予防原則を無視し、環境や人の健康、公衆衛生について委員の多くが多国籍企業の立場に立つ」と言う。承認されるGM植物は、常に農薬とパッケージになっていて農薬使用の増大をもたらすとしている。Campaign to STOP GE Treesによれば、ブラジルでの直接行動に先立ち、3月3日にはブラジルにGMユーカリノキを承認しないように求める行動が世界各地で取り組まれたという。

 

 ・Campaign to STOP GE Trees, 2015-3-5

  NEW VIDEOS! CTNBio Occupied: Meeting Cancelled!

  FuturaGene Taken Over

http://stopgetrees.org/victory-ctnbio-occupied-meeting-cancelled-no-approval-ge-trees/

 

 ◆抗議・直接行動(ビデオ)

 ・フューチャー・ジーン社直接行動

  Mulheres contra o eucalipto transgenico!

  https://www.youtube.com/watch?v=M7K-xJyvek8

 ・国家バイオ安全技術評議会(CTNBio)への抗議行動

  INVASAO A CTNBio - Protesto contra o eucalipto transgenico

  https://www.youtube.com/watch?v=IYvC0VO6JVc&

 

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 有機農業ニュースクリップ

 ご 連 絡:info@organic-newsclip.info

 配信停止:clipret@organic-newsclip.info

 公開サイト:http://organic-newsclip.info

 遺伝子組み換え関連情報:

  http://organic-newsclip.info/gmo/gmo_news.html

 東京電力原発事故:放射能汚染関連資料:

  http://organic-newsclip.info/rad/

 ツイッター:

  http://twitter.com/OrganicNewsClip

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草々

 

2015年3月 7日 (土)

本日(3/7)のいろいろ情報(メール転送含む) (1)遺伝子組換え(GM) (2)安田節子さん「いのちの講座」 (3)下村文相 (4)イベント情報(「福島原発告訴団」) 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

本日(37)のいろいろ情報(メール転送含む)です。この国は、何故、ロクでもないことがこんなに多いのでしょうか?

 

(最初に3つばかり重要情報です)

(1)グリーンピースが明らかにした「世界最高水準」の実態

 http://ext.greenpeace.or.jp/html_mag/hmag2015_0307_ns.html

 

●なんで 今 火山灰と原発!? グリーンピースが明らかにした「世界最高水準」の実態 〜マモさんの、はじめてでも分かる川内原発の火山灰問題(その1)〜 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/52199/

 

(2)引き裂かれた「絆」 がれきトリック、環境省との攻防1000日-青木泰/著 本・コミック : オンライン書店e-hon

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033228405&Action_id=121&Sza_id=C0

 

(3)(イベント情報)福島原発告訴団 3月24日「がんばれ検察審査会! 院内集会&検審前行動」開催(福島からバスが出ます)

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/03/blog-post_6.html

 

【原発事故の真実と責任を問うために 

がんばれ検察審査会! 「強制起訴」で刑事裁判を!】院内集会&検審前行動

3月24日(火) 

12:00~13:00  東京検察審査会前行動  (東京地裁前に集合)

13:30~15:00  院内集会(参議院議員会館・講堂)

 ・ゲストスピーチ  落合恵子さん

 ・弁護団報告

 (入場無料)

 2012年に福島原発告訴団が東電幹部や政府機関などの罪を問う告訴・告発した事件は、東京地検により不起訴とされた後、東京検察審査会が勝俣元会長らを「起訴すべき」という議決を出しました。議決を受け、東京地検は再捜査をしましたが、とうとう強制捜査も行わず、再び不起訴としました。事件は再び、検察審査会による審査に入り、再度「起訴すべき」という判断が出されると「強制起訴」となり、刑事裁判が開かれます。検察庁が見逃したこの重大な犯罪を、一般の市民による検察審査会が、刑事裁判をおこすという判断を下すよう働きかけていきましょう。

 

<「2015年告訴」参加受付中です!>

 告訴・告発するためには申込用紙、委任状、参加費が必要です。必要書類は告訴団ブログからダウンロードできます。もしくは、下記にお問い合わせください。

 

主 催:福島原発告訴団  http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/

メール: 1fkokuso@gmail.com

電 話:080-5739-7279

  

1.ゲノム編集作物の規制と表示に関する提言

 www.hokudai.ac.jp/news/150225_general_pr.pdf

 

「社会は遺伝子改変の痕跡がない作物を受け入れるか:ゲノム編集作物の規制と表示に関する提言」

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研究成果のポイント

・ゲノム編集作物の育種研究では,日本人の主食であるコメが多く選ばれていた。また,その改変体の多くは現行の規制に当たらない可能性がある。

・ゲノム編集作物の規制対応を支援するため,遺伝子改変経路及び改変体をふまえた4つの規制モデルを提唱。

・ゲノム編集作物を含む食品の表示をめぐる社会的懸念に対する一つの対応策を提言。

 

研究成果の概要

ゲノム編集は,外来遺伝子を含まない,自然に起こる変異に近い遺伝子改変を高効率で可能にし,農業分野などを変革すると見られています。しかし,“痕跡がないように見える”遺伝子改変であるため,遺伝子組換え生物(GMO)の現行規制上に不明瞭な境界領域を生み,問題も生じています1)。私たちは,昨年,ゲノム編集の複雑な規制問題を総括した図を広く提供し2),多くのコメントを得ました。今回の研究では,ゲノム編集作物にフォーカスして研究動向を分析したところ,多くの作物種の中でコメが主な対象とされ,かつ,現行規制に当たらない可能性がある改変体が多く見られました。

 

次に,無規制による健康や環境へのリスクを回避するため,ゲノム編集の改変経路を考慮しつつ,様々な改変体を体系整理し,4つの規制モデルを構築しました。痕跡がないように見えるゲノム編集作物は食品表示上の懸念があり,その対応策も含め,ここに提案します。

 

ゲノム編集作物の急速な研究進展を鑑みると,国は,また北海道等の自治体は本格的な対応に乗り出す時期を迎えていると言えます。また,従来の遺伝子組換え技術とゲノム編集の相違点を社会に伝えつつ,ゲノム編集作物の社会受容における課題を一層明確にしていく必要もあります。本研究成果はそれら対応の一助となるでしょう。

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●BMW 【AQUA249号】「遺伝子組換えナタネ自生の現状と問題点」

 http://www.bm-sola.com/bm/archives/2013/01/aqua249.html

 

(田中一郎コメント)

 この遺伝子組換え(GM)の世界は原子力ムラ・放射線ムラと並ぶ「もう一つの人類破滅ムラ」であり、「原子核」と「細胞核」が「2つの核」として、人類及び地球上の生物の生存そのものを危機に陥れています。上記の河田昌東氏のレポートは、この日本でも環境の遺伝し汚染が進み、農作物や野生の植物が危なくなってきていることを伝えています。この問題の所管である日本政府の農林水産省や環境省は、遺伝子組換え(GM)食品や作物の背後に国際バイオ資本=モンサント他の巨大GM企業=その代理店業務をつとめるアメリカ政府がいることをよく知っていますから、言を左右にして逃げ回っています。私は今のままだと、福島第1原発事故に匹敵するような、取り返しのつかないバイオ・ハザード近いと予想しています。

 

(参考書)『モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』(マリー=モニク・ロバン/著 村澤真保呂/訳 上尾真道/訳 戸田清/監修 作品社)

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033205666&Action_id=121&Sza_id=C0

 

2.プレスリリース:2015-2-26 「新規制基準≠世界最高水準」火山灰リスクへの対応不十分、鹿児島県は再稼働同意の見直しを 〜グリーンピース委託レポート『川内原発と火山灰のリスク』発表〜 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2015/pr201502261/

 

●グリーンピース委託レポート『川内原発と火山灰のリスク

http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/JP_Volcano_Ash_report_by_John_Large.pdf

 

3.(メール転送です)補論1 福島原発事故によるヨウ素131放出量の推計について 市民と科学者の内部被曝問題研究会

 http://blog.acsir.org/?eid=35

 

●同上:公開ファイル - Yahoo!ボックス

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-g6vjvc7r6wit4cx2kxaxjggqma-1001&uniqid=3e76f91c-6022-4926-a9f9-ba176988c649&viewtype=detail

 

要旨は以下のとおりです。

 

放射性ヨウ素は、人体に侵入すると甲状腺に沈着し、がんを引き起こすことがよく知られている。この点から見ても、福島原発事故によるヨウ素の放出量の推計は、事故による健康被害を考えていく上で重要な意味を持っている。われわれは、東京電力が発表している放出量推計におけるヨウ素131とセシウム137の比率(501)に注目し、その検証を行った。同比率を東電が推計する際の基礎になった事故原発敷地内での実測数値、日本と世界の各観測地点での同比率を総括しているネイチャーの論文、ヨウ素131の炉内残存量・放出率などを検討してみると、東電推計の比率(501)は、日本政府推計の低い数字(111)よりも、むしろ自然な数字である、ということが分かった。東電推計の比率を基に、セシウム137については国際的に権威のあるものとされるストールらの推計によって補正して計算すると、福島原発事故によるヨウ素131の放出量は、チェルノブイリ事故の約1.5倍に達していた可能性が出てくる。

 

福島で起こっている事態については、あらゆる先入観を排して、事実を直裁に見ていくところからはじめる必要がある。「チェルノブイリに比較して桁違いに小さい」という政府の放出量評価を鵜呑みにし前提にして議論することは決してあってはならない。以上の諸点を考慮すると、福島における生じつつある甲状腺異常について、チェルノブイリにおいて生じた過程をそのままたどることになると、前もって機械的に想定してかかることは危険であろう。小児甲状腺がんの明らかに早期の多発傾向に現れているように、福島ではチェルノブイリよりも深刻化のテンポが速く発症率も高い傾向がある。この背景には、福島原発事故によってチェルノブイリを5割も越える放射性ヨウ素が放出された可能性があるという、法外に深刻な事故の真実が横たわっているのではないか、と問題提起したい

 

4.安田節子さん「いのちの講座」より

 http://www.yasudasetsuko.com/vision21/

 

(1)(別添PDFファイル)ブレンド米を廃止すべき(安田節子 『いのちの講座 2015.2.24』)
「yasudasan_burendomaihaisiseyo.pdf」をダウンロード

(2)(別添PDFファイル)ネオニコチノイド系殺虫剤、ホウレンソウなどで大幅緩和(安田節子『いのちの講座 2015.2』)

「yasudasan_neoniko.pdf」をダウンロード

●「ネオニコチノイド系農薬の使用禁止と、残留基準の規制緩和反対を求める署名」―もう後がない! ネオニコはここでくい止める

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/Action/nico2/

 

5.【東京電力からのご連絡】福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報6)‏ 報道関係各位一斉メール OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/?p=851

 

6.(別添PDFファイル)住民等の防護対策について():原子力規制委員長 田中俊一様宛)(新潟県知事 泉田裕彦)

 
「izumidasan_juuminnnohogotaisaku.pdf」をダウンロード

7.(別添PDFファイル)再稼働は優生思想をも爆発させる(古井正代さん:20152月)

「saikadou_yuuseisisou_furisan.pdf」をダウンロード

8.農協施設談合 課徴金11億円(読売 2015.3.3 夕刊)

 http://www.yomiuri.co.jp/national/20150303-OYT1T50059.html

 http://agri-biz.jp/item/detail/22483?item_type=1

 

(田中一郎コメント)

 農業協同組合にコストを下げろ、資材を安く供給しろ、などと、バッシングをする前に、こういう「農業と農協に寄生する」ロクでもない談合企業をまず退治すべきではないのか。二度とできないくらいの巨額課徴金を課し、そのうちの一部を農業協同組合に還元してやればいい。ただし、今の農業協同組合をかばおうという気にはなれませんね。農業協同組合の方も、少なくとも安倍晋三政権とその「ゴロツキ取り巻き」たちにへばりつくのはおやめになることだ:田中一郎)

 

9.「会費のはずが献金に」、下村氏に講演料」(東京 2015,3,6 他)

 政治資金規正法違反の文部科学大臣が居直りで大臣食品衛生法に居座っています。どのツラを下げて「道徳教育」を統括なさるおつもりか。道徳教育が必要なのは、安倍晋三政権及び自民党の政治家ども、そして文部科学省の役人たち、加えて、各都道府県にいる教育委員会の人でなしのモラルハザード人間達でしょう。教育されるべき人間が、教育すると言って意気込んでいるようですが、これはまるで「さかさま」です。 

 

(1)「会費のはずが献金に」 下村氏 支援女性が証言

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015030602000144.html

 

(2)「下村氏に講演料やお車代渡した」 博友会元会員が会見

 http://www.asahi.com/articles/ASH3564W8H35OIPE03J.html

草々

 

2015年3月 6日 (金)

本日(3/6)のいろいろ情報(メール転送含む) (1)福島第1原発汚染水 (2)玄海原発もめっちゃめちゃ危ないぞ! (3)放射線被曝関連 他 

前略,田中一郎です。

本日(36)のいろいろ情報(メール転送含む)

 

1.東電福島第一原発 4億ベクレル海洋放出に原子力規制委お咎めなし(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/20150305-00043564/

 

(それでもって、また、こんな調子ですわ、立派な会社でしょ、東京電力という会社わ)

● 汚染水、また流出か 福島第一、タンク横側溝から:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S11635135.html

 

2.MOX玄海原発(佐賀県)も、めっちゃめちゃ、危ない!!

 下記のサイトをご覧ください。3/20に裁判の判決があるようです。加えて「火山リスク」もあります。

 

危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、危険、

 

(1)玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会 - 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

 http://saga-genkai.jimdo.com/

 

(2)718日、玄海原発3号機プルサーマルMOX裁判証人尋問、傍聴を! - 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会

http://saga-genkai.jimdo.com/2015/02/06/3月20日-玄海原発mox裁判-判決です/

 

(3)MOX裁判争点リーフレット 201407MOX裁判争点リーフ.pdf  Adobe Acrobat ドキュメント [9.7 MB]

 (これは絶対に読まなあきまへん:田中一郎)

http://saga-genkai.jimdo.com/app/download/9566024088/201407MOX%E8%A3%81%E5%88%A4%E4%BA%89%E7%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95.pdf?t=1411630975

 

3.(メール転送です)たんぽぽ舎MGより

┏┓

┗■1.東電 底なしの汚染水漏えい (上)

 | 東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤り

 | 責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にある

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

○福島第一原発、汚染水問題で「古くて新しい」事件を引き起こしている。

 放射性物質を環境中に出す際の制限値である「告示濃度」(セシウム13460Bq/リットル、セシウム13790Bq/リットル、ストロンチウム9030Bq/リットル)を遙かに上回る汚染水が、1年近く前から流出していたことを中心にした、重大な事件についての報道が続いている。

 

○2月25()に明るみに出た「汚染水外洋に垂れ流し」(東京新聞)等の新聞記事に、東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤りを禁じ得なかった。既に問題となっているトレンチの汚染水対策や凍土止水壁などと同様、想定外の事態の連続について行けず右往左往しながら混乱する現場の姿が目に浮かぶ気がする。そのような状況に追い詰めているのは責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にあるといわざるを得ない。日々起きている汚染水の流出を隠ぺいしつつ、対策も取らないまま1年近くをいたずらに経過させた責任は大きい。今回はセシウムとストロンチウムで、主に事故時に敷地、建物、瓦礫などの上に降り注いだものが、その後雨水に流されて排水溝に入り、そのまま外洋に流れていたことが明るみに出た問題だった。

 

何が問題なのかをまとめてみると・・・

 

○まず、問題の「汚染水」は排水路を経由して外洋に流出した。この排水路を専用港に付け替える工事をしていれば、少なくても外洋放出ではなく専用港内の汚染問題になったはずだった。認識していたはずなのに、それをしてこなかった。

 

○2番目は、汚染の原因は建屋の屋上部などに高濃度に蓄積していたセシウムなどの放射性物質であるから、除染をしていれば問題にならなかったはずだ。瓦礫の撤去と共に建屋などの放射性物質を取り除く作業をしないことが、雨の度に放射能流出を引き起こしていることは、既につかんでいるはずであり、その調査は行っているはずだが、その情報も開示しない。これに関連し毎月公開されている「福島第一サーベイマップ」では、例えば共用プール建屋の屋上は既に「H24.7月測定」として「0.50(mSv/h)」と記述されている。毎時500マイクロシーベルトというのはとんでもなく高い値である。これをみれば各建屋の屋上に高い汚染があることは誰にも分かるから、2号機原子炉建屋や各号機タービン建屋は相当高い値になっているはずだが、測定記録が公開されていない。

 

 その他に面積の大きな建屋は、ALAP主排気ファン建屋、放射性廃棄物集中処理設備建屋(プロセス主建屋)、高放射性固体廃棄物貯蔵建屋(サイトバンカ建屋)、雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)、これらは4号機の南側に並んで立っている建屋で、現在はサリーやキュリオンがある。これらの屋上部は事故当時から降り注ぐセシウムやストロンチウムなどの放射性物質が大量に積もっている。  ()につづく

 

┏┓

┗■4.東電 底なしの汚染水漏えい (下)

 | 東電の相も変わらぬ無責任体質と情報隠蔽の事実に強い憤り

 | 責任を現場に丸投げしている国や規制委と東電本店の無責任体質にある

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

       (上)は、3月3日発信の【TMM:No2422】に掲載

 

○3番目に、排水溝出口付近のサンプリングは毎週1回と報道されている。これでは連続測定でもないしサンプリング調査にもなっていない。サンプリング調査が成立するには排水そのものを測定する必要があるのに、排水溝の外の海水の調査しかしていない。調査方法とサイクルはどういう観点で決められているのかはなはだ疑問である。

 

○4番目に、K排水路でストロンチウム90が1リットルあたり1500ベクレル(告示濃度の50倍)、セシウムが1010ベクレル(134137の比率が分からないがおおむね12倍以上)に達する濃度の汚染を流出し続けたと報じられているが、放出した放射性物質の総量はいったいどれだけになるのかは明らかになっていない。いつも言うことだが、総量が問題なのである。それが分からないのでは、そもそも「コントロール」になどなっていないのだ。

 

○5番目に、K排水路以外の排水路も問題である。排水路を流れる雨水の中に含まれる放射性物質の濃度や総量は把握できていないし、そのデータも存在しないだろう。排水路ごとにチェックする体制が取れないならば、雨水もタンク貯蔵して、汚染除去し測定してから排出すべきである。勿論大変な設備が必要になるが、そのような汚染を引き起こした場であることを認識すべきなのだ。こんな現場で告示濃度を盾にした排出強行は出来ないことを東電も知っているはずだ。だから告示濃度を超える厳しい自主基準を作ったのではないのか。ところが実態は、その自主基準を大幅に超える水を流し続けていたのだから、信用失墜行為と言うほかない。

 

○海洋への汚染水流出について、増田廃炉カンパニー・プレジデントは「公表すべきものとは思わなかった」と言ったと報じられている。その意味はおおむね以下のような理由であると思われる。そもそも東電は、事故時に空中に放出した放射性物質については、その後どこからどんな経路を辿って海に入ろうとも「東電の管理責任は無い」と考えている。つまり敷地内に降下したセシウムやストロンチウムが、雨水と共に流出することを「管理対象と認識」はせず、そのまま放流して良いと考えているのだろう。

 

○このような独りよがりな考え方を貫くのならば、地元はもとより全国の農漁業者の理解など得られるわけもなく、今後一切、東電の「管理放出」は、いかなる水準のものであろうと拒否する。排出を強行するのではなく、基本的な考え方を改めねばならない。現状の責任感の欠如、管理能力の限界を見るに付け、ますます東電以外の責任主体を作るべきことを強く感じる。

 

○「国が一歩前に出る」などと言いながら何ら責任ある態度を取ることもない現状では、国に責任を負わせる仕組みが必要だ。規制庁は福島に責任を持つ期間の一つとすべきだ。また、実効性のある汚染水等放射性物質対策及び高い透明性を有する情報公開体制の整備、労働災害事故や多重下請けによる搾取のない安全な現場作りが確立するよう、市民と行政が監視できる機構をも整備すべきだろう。

 

○現場のコントロールを今のような体制で進める限り、次に起きる地震や津波で、容易に大量の汚染水が海洋流出してしまうだろう。それだけでなく、大量にある使用済燃料と、炉心直下にある核燃料が、大規模な崩壊を再び起こせば、3.11をも超える大災害にもなりかねない。東電のリスク評価にもちゃんと書かれているこれらのリスクに対して、どう対策をするのか、依然としてこの国は、川内や高浜の再稼働どころではなく「今そこにある危機」にこそ全力を投ずべき段階であることを忘れてはならない。

 

4.放射線被曝関連

(1)【パンフレット発行】シリーズ「子どもたちの尿検査から見えてきたもの」Vol.5 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/03/vol5-37c7.html

 

(2)「そもそも判断できない事をさせる事が、原発の大きな罪」→馬場氏『低線量汚染地帯からの報告』共著者 - ウィンザー通信

 http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/7231dafecc930a7cb1af8bbf34fe197c

 

(3)1月26日、福島県の19歳以上甲状腺医療費無料化第二次署名提出と政府交渉の報告および国の責任による福島県の19歳以上の甲状腺に係る医療費無料化を求める要請書への賛同呼びかけ 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/6317

 

(4)IPPNW.DE Presse 2015

http://www.ippnw.de/presse/presse-2015/artikel/d1cd40bdc2906101718f528b3a74f447/tausende-zusaetzliche-krebserkrankun.html

 

emi kiyomizu(@kiyomizu5)さん Twitter

 https://twitter.com/kiyomizu5

による暫定訳

 

IPPNWドイツ支部は福島第1原発事故で数千人が癌になり死亡すると報告した。IPPNWのドイツ支部は福島第1原発事故について3月3日にベルリンで記者会見を行い、福島原発事故から4年たち、福島の被災者たちは被爆が原因で、健康への悪影響が現れはじめたと述べた。福島原発事故の放射線の影響を調査する国連の科学委員会(UNSCEAR)は「日本で16000人が癌になる」と報告しているが、放射線が原因で将来さらに9000人が癌になり死亡すると報告した。

 

IPPNWドイツ支部は「UNSCEARの報告書は、福島原発事故の放射線の放出量に関しては、日本原子力研究開発機構が提供したデーターに基づいて計算しており、政府に影響されない独立した機関が計算した放射腺の放出量は、その数値より高い」と報告した。

 

IPPNWドイツ支部は「福島第1原発で働く作業員が浴びる放射線量に関しては、東京電力は信頼できない計算をしている。このことを非常に懸念する」と述べた。IPPNWドイツ支部は「甲状腺癌は被曝による健康被害の一部分にすぎない」と報告した。福島の子供たちの甲状腺の1次検査で、109人の子供たちが甲状腺癌であるだろうと判明した。109人の内87人の子供たちは既に手術をうけた。

 

IPPNWのドイツ支部は「福島の子供たちの甲状腺癌は予想した以上に多い」と述べた。しかし、福島医大はスクリーニング検査の効果で甲状腺癌を多く発見したと述べている。2014年12月のスクリーニングの1次検査で福島の子供達の結節や嚢胞は48.5パーセント発見された。2次検査で子供たちの結節や嚢胞は57.8パーセントも発見された。スクリーニングの1次検査で12,000人の福島の子供たちは、甲状腺の嚢胞や結節を発見されなかったが、2次検査で多くの子供たちから嚢胞や結節が発見された。

 

11人の子供たちの甲状腺組織の精密検査を行ったが、うち8人の子供が急性の甲状腺癌になる可能性がある。これは、この2年間で進行した甲状腺癌である。甲状腺癌の発見は、もはや、スクリーニング検査の効果であると説明することはできないとIPPNWドイツ支部は述べた。スクリーニング検査は福島県だけに限定されている。IPPNWのドイツ支部のAlex Rosen博士は、福島県の子供達の甲状腺のスクリーニング検査の二次検査の結果は非常に心配な状態であると述べている。

 

福島県の周辺の県は甲状腺の検査は全くされていない。福島県周辺の汚染された県は多数の甲状腺癌が出る可能性があるとIPPNWドイツ支部は述べた。IPPNWのドイツ支部のAlex Rosen博士は「福島第1原発事故による長期的な健康への影響を評価するのは時期的に早すぎると述べた。なぜなら原発事故の健康被害の結果は少ししか出てない」と述べた。「チェルノブイリ原発事故の経験に基づいて予測すると、福島の子供たちの甲状腺ガンの数は、今後数年間で、さらに増加する」とAlex Rosen博士は説明している。

 

5lex Rosen博士は「福島の子供たちの甲状腺癌は、被爆による健康被害の一部分にすぎない。チェルノブイリ原発事故の経験に基づいて予測すると、白血病、リンパ腺腫瘍、他の組織の腫瘍や、心臓疾患やホルモン異常や精神障害の発生率が増加するだろう」と述べた。「福島県や日本政府が被災者たちに真実を伝達しないで、被災者たちを放置しているので将来、被災者たちの心理的な病気(精神障害など)が出てくるだろう」とAlex Rosen博士は述べた。

 

4.(メール転送です)(イベント情報)

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【汚染水問題で緊急政府交渉】3/1213:00~@参議院議員会館

 http://www.kiseikanshishimin.net/2015/03/05/osensui/

< http://www.kiseikanshishimin.net/2015/03/05/osensui/>

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みなさまへ<拡散希望>

福島第一原発で大問題になっている汚染水問題について政府交渉を行います。是非ご参加ください。

 

排水路から外洋に放射能が流出していた問題では、東電だけの問題ではなく、規制委による監督が機能していないことが明らかになりました。一方で、規制委は、規制当局でありながら、タンク中の汚染水の海洋への放出を積極的に促すという異常な状況があり、漁業者や住民は怒りの声をあげています。

 

また、高浜原発や川内原発の再稼働審査が進んでいますが、いずれも汚染水対策はありません。規制委も対応を検討する体制を整備する方針を確認しただけです。交渉を通じて、汚染水放出を認めな いこと、汚染水対策のない高浜原発や川内原発の再稼働を認めないように迫って行きたいと思います。

 

交渉内容は以下を予定しています。東電の同席も要請しています。

(1)排水路問題…東電の対応と規制委が放置していた問題

(2)タンク汚染水排出問題…規制委の放出方針撤回を要求

(3)汚染水対策と原発再稼働問題…対策もなしに再稼働は認められない

 

◆汚染水についての院内集会・政府交渉

◆3月12日(木)

◆参議院議員会館101(ロビーにて通行証配布)

 (地下鉄永田町駅、国会議事堂前駅下車)

  国会周辺図 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm


◆当日のスケジュール

  開場      12:30

  事前集会    13:00~14:20

  政府交渉(予定)14:30~16:00

  事後集会    16:00~16:30

◆資料代:500円

◆主催:ハイロアクション福島/原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan

   /福島老朽原発を考える会/グリーンピース・ジャパン/グリーン・ア

   クション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会/反原発・かごし

   まネット/玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会他

◆問合せ 090-8116-7155(阪上まで)

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6.(メール転送です)(イベント情報)原発避難・環境情報(2015-3-5)

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原発・交通・環境関係の皆様

 いつもお世話になっております。原発関連の情報や行事をご案内します。

 

【資料】立憲フォーラム編「日本会議の実態、そのめざすもの」

 早期に改憲を実現するよう求める地方議会の動きが目立っています。安倍政権は地方創生どころか自治体を中央集権の道具として使おうとしています。この冊子は秘密に包まれた司令塔である「日本会議」の実態を指摘しています。※サンプルは下記より

http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/nihonkaigi.pdf

 

【資料】「原発立地は住民の雇用や所得に関係ない」

 原発立地のメリットとして住民の雇用や所得を守っているという理由が挙げられますが統計によると関連性はみられず、幻想ではないでしょうか。下記の資料は泊原発について、泊村と近隣の町村で「失業率」「課税対象所得」「商業販売額」を比較したものですが、関連性はみられません。泊村の電源立地交付金だけは突出していますが住民には還元されていないことがわかります。

http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/socialindex.pdf

 

【札幌】「泊原発緊急事態! その時、私たちはどうなる?」上岡直見 泊原発の廃炉をめざす会

ベクレルフリー北海道 / 脱原発をめざす北電株主の会 / Shut

201539() 18:00~ かでる27 http://homepage.kaderu27.or.jp/

詳細 http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/tomarihairo.pdf

 

【仙台】「国連防災世界会議パブリック・フォーラム」「原子力防災と自治体の役割~その教訓と課題~」脱原発をめざす首長会議 同時通訳有

2015314() 17:3019:30 TKPガーデンシティ仙台勾当台

http://www.stcb.or.jp/facilities/facilities.php?id=57

上原公子事務局長 / 馬場有氏 浪江町長 / 桜井勝延氏 南相馬市長 /村上達也氏 前東海村長 /

アンドレ・ヴェルモレル氏 前フランス・ビドン町長(交渉中) / 上岡直見

詳細 http://www.bosai-sendai.jp/pf/?c=10031

パブリックフォーラム一覧 http://www.bosai-sendai.jp/public_list.html

 

【東京】リニアと国の責任~JR東海はリニアに持ちこたえられるか? JR東海は東海道新幹線とリニア新幹線の2つの新幹線を抱えて、経営が成り立つのでしょうか。民間に未曾有の土木事業を丸投げしている国の関与や責任はどう考えればよいのでしょうか。

2015318() 11:0014:00 参議院議員会館 B107

橋山禮治郎氏 / 五十嵐敬喜氏

※チラシ http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/datafile/linear.pdf

 

草々

 

2015年3月 5日 (木)

(報告)原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える(小山真人さん:静岡大学防災総合センター教授・副センター長)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

昨日(3/4)、参議院議員会館(B103)において、静岡大学防災総合センター教授・副センター長の小山真人氏をお招きして、「原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える」という勉強会が開催されました。当日は、主催者の福島みずほ氏をはじめ、複数の国会議員や海渡雄一弁護士、加えて海外からグリーンピースのスタッフも参加して、充実した勉強会となりました。下記にその報告を簡単にいたします。

 

小山真人氏は「火山学」の専門家でいらっしゃいますが、その小山氏から、今般、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が強引に押し通した火山影響評価ガイドは、火山学の科学的観点から見て問題だらけであることが指摘され、改めて川内原発をはじめ、日本各地の大きな火山リスク下にある原発・核燃料施設の危険性について認識を深めることができ、背筋が寒くなる思いをいたしました。特に鹿児島県の川内原発は、再稼働第1号とされているようですが、近隣に巨大なカルデラを5つも連結型で抱える火山リスク最大の原発で、こんなものを再稼働させたら近い将来、破局が訪れること必定であることが確認されました。単に稼働を止めるだけでなく、使用済み核燃料を含むすべての核燃料を川内原発から撤去する必要があります。

 

なお、下記には、当日の私のヒヤリングメモを付記しておきます。ご参考までにご覧ください。

 

●火山影響評価ガイド(原子力規制委員会 2013年6月)

 http://www.nsr.go.jp/data/000069143.pdf

 

●核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律関連 原子力規制委員会

 http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kettei/02/02_01.html

(上記「火山影響評価ガイド」はこのサイトの「実用発電用原子炉の規制基準に関連する内規」のところにあります)

 

 <当日の録画>

20140304 UPLAN 小山真人「原子力規制—火山影響評価ガイドの問題点から考える」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=kLWjJ7TWdJk

 

 <別添PDFファイル>

(1)原子力規制 火山影響評価ガイドの問題から考える(ちらし)(小山真人さん 2015.3.4

「kazan_risk_benkyoukai_oyamasann_tirasi.pdf」をダウンロード

(2)原子力発電所の「新規制基準」とその適合性審査における火山影響評価の問題点(小山真人 『科学 2015.2』)


(3)低頻度巨大災害のリスクを定量評価する(小山真人 『科学 2014.2)』


(4)『新規制基準#世界最高水準」火山灰リスクへの対応不十分(グリーンピース 2015.2.26

「kazann_risk_greenpeace.pdf」をダウンロード

(5)原発脅かす火砕流、火山影響評価ガイド施行 規制委(宮崎日日新聞 2013.11.24


(6)クローズアップ2013:巨大噴火、原発のリスク 発生頻度低く、予測困難 起これば「被害甚大」(20131223 毎日新聞)


(7)特集ワイド:「忘災」の原発列島 再稼働は許されるのか 火山対策、予知頼みの無謀(20140626 毎日新聞 夕刊)


(8)「安全宣言」事例から考える科学者の役割(小山真人他対談 『科学 2014.2』)

 

 <関連サイト>

(1) 「巨大噴火の予測の監視に関する提言」(日本火山学会原子力問題対応委員会 平成26112日)

http://www.kazan.or.jp/doc/kazan2014/images/teigen.pdf

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#.E4.B9.9D.E5.B7.9E.E5.9C.B0.E6.96.B9

 

●火山学会秋季大会

http://www.kazan.or.jp/doc/kazan2014/

(上記提言はこのサイトの中にあります)

 

(2)【緊急院内集会】川内原発の火山リスクと再稼働審査(4-16 1730~@参議院議員会館) - 原子力規制を監視する市民の会

http://www.kiseikanshishimin.net/2014/04/09/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E9%99%A2%E5%86%85%E9%9B%86%E4%BC%9A-%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E7%81%AB%E5%B1%B1%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%A8%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D%E5%AF%A9%E6%9F%BB-4-16-17-30-%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%BC%9A%E9%A4%A8/

(ここに、坂上武さんと井村隆介さん(鹿児島大学大学院・理工学研究科准教授:火山学)のレジメがあります。

 

(3)原発の新規制基準の「火山評価ガイド」と適合性審査の問題点(小山真人(静岡大学防災総合センター))

http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/onlinepaper/kazan2014f.html

 

(4)「規制委の火山リスク認識には誤りがある」 原発再稼働の是非 東洋経済オンライン 新世代リーダーのためのビジネスサイト

 http://toyokeizai.net/articles/-/44828

 

(5)日本の主要カルデラ

http://www.geocities.jp/outdoors7909/Caldera/Caldera.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#.E4.B9.9D.E5.B7.9E.E5.9C.B0.E6.96.B9

 

(日本列島の火山とカルデラの分布状況を一覧した場合、鹿児島県・川内原発のみならず、北海道の泊原発と青森県の核燃料サイクル施設、及び東通原発が非常に危ない印象を受けます。一刻も早い原発・核燃料施設と使用済みを含む核燃料の撤去が望まれます:青森県六ケ所村の再処理工場、及び同工場敷地内の高レベル放射性廃液貯蔵タンクが最も危ない)

 

(6)九州電力「川内原子力発電所 火山影響評価について」 

http://wrs.search.yahoo.co.jp/S=1/FOR=Urf676hV3iiXF3wXNM9bYI5KJMfBSvPin..6Vv_9HleEMUqYRDAvPlYiG0QMg96Fasiz9Djc.XiPPWEjI5FCONirU.Xgo4rw9EzrvEqzSZMmiUJ9YYP9D.odivh_35qGcjwJyemTGk0gFoflNN1zyArLkgVnpIPRaZs2DsgkuWybpc_ynw6lmpjLdBjTYD435tU79XSm8FRvC1GeIjNXrObOA5Q-/_ylt=A7dPKRoOyPdUyzcASMyDTwx.;_ylu=X3oDMTEyOGU4NTIxBHBvcwM4BHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAwMDU-/SIG=16qs95meq/EXP=1425625550/**https%3A//www.nsr.go.jp/data/000041260.pdf%23search=%27%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2587%25E3%2583%25A9%2Bt%25E5%259C%25B0%25E5%259B%25B3%2B%25E9%25B9%25BF%25E5%2585%2590%25E5%25B3%25B6%27

 

 <当日の田中一郎メモ:小山氏の講演内容に私が追記しています>

1.火山影響評価ガイドと原子力規制の経過

 2012年9月 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁発足

 2013年7月 新規制基準・火山影響評価ガイド策定

 2014年9月 川内原発1,2号機 設置変更許可申請認可

 2015年2月 高浜原発3,4号機 設置変更許可申請認可

 

2.2つのタイプの火山噴火予知

(1)観測機器による直前予知

(2)噴火履歴による災害予測 ⇒ 事前対策 ⇒ ハザードマップ

 

3.原子力「寄生」委員会が定める火山リスク・チェック基準の「160km圏内」は阿蘇山噴火に伴う火砕流を根拠にしている。

 

4.火山爆発指数(VEI)=マグマ噴出量によってランク付け

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E7%88%86%E7%99%BA%E6%8C%87%E6%95%B0

 

 ランク「VEI8」 1000km2以上 観測値なし

 ランク「VEI7」  100km2以上 観測値なし

 ランク「VEI6」   10km2以上 観測値若干あり

 ランク「VEI5」    1km2以上 観測値若干あり

  ・・・・・・・以下省略

 

 ちなみに、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が川内原発に想定している火山噴火は「VEI6」レベルのもの、それを超える「VEI7」や「VEI8」の噴火を想定しない科学的根拠はない。他方、鹿児島市の避難計画(地域防災計画)では、「VEI5」までの噴火しか想定していない。何故なら、それ以上大きな火山噴火があると鹿児島市が壊滅するからである(避難誘導する本部が壊滅することに加え、避難先である鹿児島市なども壊滅する)。⇒ 信じがたし、アジア太平洋戦争時の大日本帝国軍大本営・参謀本部・各師団司令部と同じ行動パターン(都合の悪いことは起きないことにしておく:『失敗の研究』より)

 

5.ここがおかしい「火山影響評価ガイド」 その1

(1)巨大噴火発生可能性についての恣意的基準

 ①火山学、火山防災の現状とのかい離


 ②設計対応不可能な火山事象の可能性についての数値基準がない(基準地震動や活断層には数値基準がある)


 ⇒ 活断層評価では、過去12~13万年前以降に動いていないことが確認できない断層を「活断層」とした(不明の場合は40万年前までさかのぼる)、


 ⇒ 上記と同じ基準で見れば、過去12~13年前以降に川内原発敷地地域を火砕流が襲ったのは少なくとも2回あるので、敷地の適格性は「×××」


 ⇒ 国際原子力機関(IAEA)の原発・核燃料施設立地基準では、火山リスクのある場所は立地不適格(別添のグリーンピースのレポート参照)


(2)火山噴火の予測が甘い ⇒ モニタリングで噴火予測などできない(火山ごとの多様性が大きく不確実性大)


(3)原発をいつまで運用するのかの期間が明らかにされていない(稼働期間のことではなく、いつまで使用済みを含む核燃料を置いて火山リスクにさらすのか)

 

6.ここがおかしい「火山影響評価ガイド」と川内原発火山リスク評価 その2

(1)不適切な噴火発生間隔の予測(もっと精度のいい過去データがある)

 誤差表示なし、

 噴出量が同じ量でそろっているのは不自然

 阿蘇山や鬼界カルデラを根拠なく想定から外している、

 隣接する3つのカルデラの連続性について無検討

 


(2)噴火ステージ想定に問題あり(噴火に至るまでの火山の変化プロセスの想定)

 

(3)巨大噴火「未遂」事案の問題(予兆が必ずしも噴火に至るとは限らない=廃炉や核燃料撤去ができるのか?)

 

(4)降灰の厚さの過小評価(川内原発は15cm=過去の桜島噴火でVEI6レベルの中でも規模の小さいものを選んで想定している、VEI7以上は根拠なく無視)

 0.1cm積もれば飛行場は閉鎖、5cm積もれば車はスリップして動かない、外部電源はどこまで耐えられるのか? 降灰のリスクは原発にとっては甚大

 

(5)火山性火砕流・土石流の危険性

 

(6)地域防災計画との連携が欠如(鹿児島県の地域防災計画ではVEI5までの噴火した想定していない=上記参照、他)

 

(7)モニタリングによる予測は困難

 噴火前にはマグマだまりが膨れる=5倍になったらアラームなどというのは特殊な1例にすぎず、

 その場合でも、VEI6だと2~3か月前に予知=遅すぎて手の打ちようなし、VEI7はデータない

 原子力「寄生」委員会・「寄生」庁はギリシャのサントリー二火山の事例を強引に一般化しただけのお粗末なもの

 巨大地震と連動した場合には、マグマだまりの膨張いかんにかかわらず一気に大噴火の可能性

 

(8)噴火で被災した原発の被害想定の欠如

 都合の悪いことは生じない=想定しない、ことにする(大日本帝国軍隊+原子力ムラ)

草々

 

2015年3月 4日 (水)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(10)(抜粋)(2015年2月)

これまで皆さまにお配りしたレポートなどのバック・ナンバーです。

 

<「いちろうちゃんのブログ」>

1.(報告)健康調査・住宅支援・保養を動かそう! 院内集会・政府交渉 (2015129日)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/

 

2.(報告)再処理新規制基準等に関する政府との意見交換会 高レベル放射性廃液と再処理工場の恐怖 : 福島原発汚染水は1500Bq/リットルで問題だが,再処理工場廃液は17千万Bq/リットルで問題なし,でいいのか?  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/150017-f959.html

 

3.六ケ所・東海再処理工場の新規制基準適合性審査の強化等を求める要請:政府へ要請・意見交換会 政府答弁とコメントまとめ(永田文夫氏:201528日)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/201528-9635.html

 

4.放射線被曝関連の情報をいくつかご連絡 + (完成版報告)テント撤去・原発再稼働を許すな! 2.7集会(高松勇医師の貴重なレジメ添付)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-7e8a.html

 

5.第17回「福島県民健康調査検討委員会」結果について (もはやこの検討委員会では子どもたちの命と健康は守れない)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/17-8608.html

 

6.飲食物の放射能汚染と新基準値の問題点(生井兵治先生講演資料:元筑波大学教授)他  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-cc7b.html

 

7.環境省(似非)専門家会議や「福島県民健康調査検討委員会」では子どもたちの命と健康は守れない(春日氏・津田氏の岩波書店月刊誌『科学』掲載論文より)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-5c43.html

 

8.福島第1原発事故で非常用復水器(IC)に何が起きていたか (講談社現代新書 『福島第一原発事故 7つの謎』より):炉心メルトダウン対策を放棄する原子力規制委員会・規制庁の狂気  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-2ca9.html

 

9.(悪魔が来たりてホラを吹く) 田中俊一原子力「寄生」委員長曰く 「安全神話、地元は卒業を」 ⇒ あなたこそ「原発ありき」を卒業しなさい +若干いろいろ  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-8960.html

 

10.(報告)川内原発再稼働審査(「工事計画」他)についての院内交渉集会(2/19):「黒枠白抜き」で審査内容を隠す原子力「寄生」委員会・「寄生」庁 + 今月号のDAYS・JAPAN(2015/3)  いちろうちゃんのブログhttp://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-ed33.html

 

11.原子力翼賛社会=県民総被ばく受入社会への道を拒否しましょう=危険なものを安全だとウソで固めて「なぐさめ」てくれる「悪魔の使者」にしがみついてはいけない  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-dade.html

 

12.原発事故の損害賠償を何故きちんとしないのか(続-2):ある病院が再建できないのはなぜか(福島民報)他=原発稼働とは こういうことだ,という生々しい実態,こんなことを「他人事」にしておいていいのか!!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-9ea4.html

 

13.本日(3/1)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)3/4イベント情報,(2)炉心溶融放置の「安全対策」(発狂?) (3)経済産業省前テント関連 (4)「食べて応援・買って支援」に協力するのはやめましょう  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-677f.html

 

14.京都府及び舞鶴市が関西電力と締結した(ニセモノ)「安全協定」について  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-6fc9.html

 

15.(福島第1)原発事故の賠償を何故きちんとしないのか(続-3):この国の政府は,加害者を救済し,被害者を足蹴りにして,それが立派な原発震災からの復興だと思っているのか  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/1-b8d8.html

 

16.こんな経営者の、こんな会社に、いつまで原発を続けさせるのか=ロクでもないのは東京電力だけではない!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-7d2d.html

 

17.(PART2)こんな経営者の、こんな会社に、いつまで原発を続けさせるのか=ロクでもないのは東京電力だけではない!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-33d4.html

 

 <その他>

●(日本農業崩壊危機迫る!) TPP日米交渉 : 日本の食料と農業、コメと畜産をアメリカに売り渡す売国奴内閣=安倍晋三政権,主犯格4人組は,安倍晋三,西川公也(農相),甘利明(経済財政担当),菅義偉(官房長官)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-b145.html

 

●(報告)「公正な税制を求める市民連絡会準備会」(仮称)キックオフ集会 「税金を払わない巨大企業:公正な税制で社会保障の充実を」(2/15):消費税などバカバカしくて払っておれるか!!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-ad5e.html

 

●カナダ牛にBSE発生、韓国は輸入中止、日本はほったらかしで、まともな報道もされず :北米産(カナダ,アメリカ,メキシコ)の牛肉は要注意です  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-f403.html

 

●日本の水産資源の乱獲を放置し日本漁業破壊に邁進する水産庁・農林水産省=何のためにある役所なのか  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-cc7b-2.html

以 上

(PART2)こんな経営者の、こんな会社に、いつまで原発を続けさせるのか=ロクでもないのは東京電力だけではない!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

先ほどのメール「こんな経営者の、こんな会社に、いつまで原発を続けさせるのか=ロクでもないのは東京電力だけではない!」のPART2です。原発・原子力の出鱈目は、いくらでも、なんぼでも、あるんです。尽きることのいない「出鱈目の泉」です。

 

 <別添PDFファイル>

(1)九州電力が社員の過労死を隠蔽、原発再稼働審査で異様な勤務の犠牲に(『選択 2015.3』)

(2)原発電源20%ありき、2030年構成fで経産省小委(東京 2015.2.5

(3)露骨な優遇、国の「回帰」鮮明、「もんじゅ」はなお延命(毎日 2015.1.30

(4)中部電力「社内抗争」の内幕(『選択 2015.3』)

(5)緊急被ばく医療見直し 規制委(毎日 2015.3.2

(6)高浜住民説明会 行政の都合で見送るな(毎日 2015.2.13

(7)県産材製材品表面放射線量、「環境、健康に影響なし」(福島民報 2015.2.11

 

1.九州電力が社員の過労死を隠蔽、原発再稼働審査で異様な勤務の犠牲に(『選択 2015.3』)

 http://www.sentaku.co.jp/capsule/post-3906.php

 

(九州電力と関西電力は、よく似ている会社だという印象を受けます。原発依存度が高いところまで同じです:田中一郎)

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原子力規制委員会による原発の安全審査が遅れる中、ついにその犠牲者が出た。九州電力の本店に勤務する三十代の技術系男性社員が過労死したのだ。川内原発の再稼働が正念場を迎える九電は、原子力部門の社員一千人のうち二百人を東京支社に常駐させ、規制委対応に当たっているが、その煽りで、安全対策工事を準備する本店や原発現場は人手不足が深刻化。「定時退社は深夜二十六時」という過酷勤務が常態化していた。その結果の過労死だが、九電も規制委も事態の波紋を恐れて公表せず、隠蔽を画策している。

 

(中略)一方、規制委事務局の原子力規制庁は過労死について「九電の労務管理の問題」(幹部)と、他人事を決め込む。しかし、事態が国会の知るところとなれば、安全審査のあり方が問題視され、九月の規制委設置法の改正(発足三年後の見直し)に影響するのは必至だろう。ただ、そもそもは原発再稼働を急ぐ安倍政権の姿勢が歪みの根源でもある。犠牲となった九電社員の残された妻子は浮かばれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2.原発電源20%ありき、2030年構成で経産省小委(東京 2015.2.5

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015020502000184.html

 

(原子力ムラには「馬耳東風」の「ウマ」人間がいっぱい住んでいます。顔の皮も20cm以上あると言われています:田中一郎)

 

3.露骨な優遇、国の「回帰」鮮明、「もんじゅ」はなお延命(毎日 2015.1.30

 http://mainichi.jp/shimen/news/20150130dde012040003000c.html

(毎日新聞の無料ネット会員になると全文が読めます)

 

(一部抜粋)

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経産省資源エネルギー庁電力基盤整備課は「公平性確保の具体的な手段は今後、検討する」としながらも「事故前の平均原発稼働率は約70%。原発が再稼働した自治体に対し、従来のように発電量に応じた交付金を配分すると、81%で算出した額よりも減る恐れがある。原発が停止中の自治体への交付金をそれ以下に減額し、公平性を確保するのも一つの考え方です」と説明する。早ければ16年度予算から配分を見直す方針だ。

 

 この「重点配分」が実施されることになれば、再稼働に対する自治体の同意を得やすくなるのは間違いない。しかし、原発の安全性に不安を抱える住民も多い中、「先に転んだところに利を与える」かのようなやり方が果たして許されるのか。吉岡氏の目には「沖縄県民が選挙で米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対の意思表示をしたのに、振興予算の削減で応じた構図と同じではないのか」と映る。

 

 それだけではない。経産省は15年度予算案で「原発施設立地地域基盤整備支援事業」の中に新たな交付金制度を創設し、15億円を計上した。再稼働など「地域環境の変化」があった自治体に交付し、地域振興や住民への安全説明会の費用などに充てられるというが、ここにも再稼働を選んだ自治体への配慮がにじむ。

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4.中部電力「社内抗争」の内幕(『選択 2015.3』)

 何ということもないゴシップ記事に近いものですが、唯一点、重要な記載があります。日本原電を使っての原発の再編はありうる話で、その第1号が、この記事にあるように東京電力と中部電力となる可能性は十分に考えられます。

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東電とのアライアンスの裏の狙いは、このデメリットばかりが目立つ浜岡原発の切り離しにつなげたいという意向があるとされている。東電は原発専業の日本原子力発電に対し、電力業界の原発再編の受け皿になるよう体制の転換を迫っている。中部電力はアライアンスと原発の関係を否定するが、東電とアライアンスを組めば、原発切り離しをスムーズに進められるのも事実だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

5.緊急被ばく医療見直し 規制委(毎日 2015.3.2

 http://mainichi.jp/select/news/20150302k0000m040135000c.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

見直し後は、被ばく自体の治療は、放射線医学総合研究所(千葉市)や大学病院など専門の医療機関が担う。地域の拠点病院の対応は身体に付着した放射性物質の検査や除染に特化させ、被ばく以外の病気やけがの治療を主に担わせる。防護服やマスクなどを配備し、感染症病棟などを使って放射性物質による汚染が大きい人を一時的に隔離できる体制も整備する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

「地域の拠点病院の対応は身体に付着した放射性物質の検査や除染に特化させ、被ばく以外の病気やけがの治療を主に担わせる」=被ばく医療については、放射線ムラがすべてを排他的に独占し、ムラ以外の人間には指一本触れさせない、情報はすべて自分たちで閉鎖的に囲い込み、その評価も総て自分たちで決める、まさに、福島第1原発事故後において、「福島県民健康調査」をはじめ、福島県などでなされていることを、そのまま日本全土に広げていこうということなのだろう。

 

 しかし、放射線被曝については、治療法などない、ということは、いろいろな意味で知っておいた方がいい。自分たちでは治せない健康障害なのに、放射線ムラ以外には手を出させない、というのだ。

 

 何故に、こんなことまでして、原発なんぞをせんといかんのか。原子力ムラ・放射線ムラとともに、原発を葬り去る方が、よほど合理的・健康的であり「(社会的)治療効果」もあるではないか。

 

6.高浜住民説明会 行政の都合で見送るな(毎日 2015.2.13

 http://mainichi.jp/opinion/news/20150213k0000m070142000c.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

疑問なのは、福井県で、審査内容に関する住民向け説明会の予定がないことだ。西川一誠知事は、原発の安全性や再稼働の必要性は「国や事業者が住民に説明・説得し、理解を得るべき事柄だ」と主張する。県が説明会を主催する考えはなく、開くなら国の責任でとの立場だ。

 

 国が説明を尽くすべきなのは当然だ。しかし、地域住民の生の声に耳を傾け、自らの判断に生かしていくことが知事の責務のはずだ。高浜町の対応にも首をかしげざるを得ない。町は、審査結果の内容を説明するビデオの制作を規制委に依頼した。ケーブルテレビで町民に見てもらい、説明会に代える方針だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 何だこいつら、ではないか。これでは地域住民は「再稼働妨害物体」扱いだ。4月に福井県知事選挙があるそうだ。もちろん、こんな知事、落選させるよね。

 

7.県産材製材品表面放射線量、「環境、健康に影響なし」(福島民報 2015.2.11

 あまり目立たない記事だけれど、とても重要です。「県産材を製材、出荷している県内の百三十四工場の九百六点を調べた結果。約7割にあたる607点が未検出だった。最大値は毎分28カウント(0.001マイクロシーベルト相当)。県は最大値の毎分28カウントについて、「専門家から『環境や健康への影響はない』と評価された」としている」などと書かれています。

 

 全く出鱈目な木材及び木材製品の放射能汚染管理そのものです。まず、所管すべき林野庁や環境省はそしらぬ顔をしていて、全て業界団体(または自治体)に丸投げ。福島県では、こうして、まだ業界団体が検査しているだけましな方で、他の放射能汚染地域の都県では、どうやっているのか、報道もされないので全く分からない。

 

 汚染されていようがいまいが、放射能汚染の賠償も補償もまともに受けられずにいる木材業界は、木材製品を従来通り売りたくてしょうがない。そうしないと倒産してしまうからだ。そういうところが、いわば「利益相反」の状態で放射能の汚染状況を検査しているから、おのずと、「OKです、心配いりません」というのが期待値で、検査はそれに「根拠づけ」をするためにのみ行われている。検査品のサンプルの取り方から、測り方、そして結果の発表の仕方や、出荷停止とする(自主)規制値まで、何から何まで、根拠がなく恣意的である。

 

 きわめつけは、検査結果のこの数値「最大値は毎分28カウント(0.001マイクロシーベルト相当)」、何ですか、これは、である。何故、ベクレルで表示しないのか? あるいはベクレル換算しないのか。また、毎分28カウントということは、1日では ×60×24 で1440倍、1年だと525,600倍、10年で約5百万倍する必要があるが、それでも「環境や健康への影響はない」なのか。根拠を示していただきたい。県の言う専門家とはだれなのか、お名前は??? (住宅というのは、一旦建てると何十年も住むのが普通だ。それでも「安全」なのか? ウソツケ)

 

 そもそも28カウント=0.001マイクロシーベルト の換算自体がうさんくさい。シーベルト表示などは、絶対に信用してはいけないものです。小さくなるように、放射線ムラが仕掛けてある「インチキ単位」ですから。

 

 みなさまに強調しておきます。福島県産のみならず、放射能汚染地帯で産出される木材は危険です。家屋建設用材のみならず、木炭や薪など、木質燃料も危ないです。くれぐれも用心をいたしましょう。だまされないようにいたしましょう。売ってしまえば、あとは知らない、そういう態度で木材業界はことに臨んでいる様子がありますから、用心するに越したことはないのです。住宅を買うときは、必ず線量計を持っていき、あちこちで空間線量だけでも調べておきましょう。(まったくうっとうしい世の中になったものです。これもみな、原子力ムラ・放射線ムラと、それにへばりついている自民党・民主党・霞が関官僚などの「代理店」政府の連中のせいです)

草々

 

 <追>

(1)農林水産省-原発被災地における「米の作付等に関する方針」について

 http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kokumotu/150227.html

 

(田中一郎コメント)

 チェルノブイリ原発事故後の旧ソ連では、強制退去(国家補償付)となったような放射能汚染地域で、生産者・農家に被ばくを強制しながら営農を続けさせるための巧みな誘導政策がこれだ。一方で、除染すればあたかも農業が可能であるかのごとき幻想を振りまき、何のことはない、耕作作業をする生産者・農家の方々は、いかほどのひどい被ばく(特に呼吸被ばくが危険)をしても意に介さず(霞が関官僚や永田町の政治家達にとっては所詮他人事)、他方では、放射能で汚染させた農地に対する賠償・補償を打ち切ることで、農業をやめるか、被ばく覚悟で農業を続けるかの選択を強制しているのである。「悪の帝国」と言われた旧ソ連以下の「極悪の(プチ)帝国」=それが今の日本なのだ。

 

(2)米歴史学者 教科書訂正要請は国家圧力と反対(以下、転送歓迎)

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◆NHK:米歴史学者 教科書訂正要請は国家圧力と反対 33 714

 

日本政府が、いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡って、アメリカの出版社が発行する世界史の教科書に重大な事実誤認が確認されたとして訂正を求めたことについて、アメリカの歴史学者20人は「国家による圧力に反対する」という声明を発表しました。

 

 政府は、いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡って、アメリカの出版社マグロウヒルが発行する公立高校などの世界史の教科書に重大な事実誤認が確認されたとして、去年、在外公館を通じて訂正を申し入れました。

 

これについて、日本や韓国の現代史を研究しているコネティカット大学のダデン教授ら、アメリカの歴史学者20人は2日、連名で歴史協会の会報に声明を掲載しました。声明は「教科書の記述を抑圧しようとする日本政府の試みに失望を表明する。国家や特定の勢力が、出版社や歴史学者に圧力をかけることに反対する」として、日本政府の対応を批判しています。そのうえで、「われわれは事実を明らかにするために取り組んできた日本などの多くの歴史学者とともに立ち上がる」としています。

 

今回の声明に先立ち、日本の佐々江駐米大使は「政府による干渉ではなく、事実関係についての注意喚起だ」として、批判は当たらないという認識を示していて、引き続き日本政府の立場に理解を求めていく方針です。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150303/k10010002061000.html

 

◆「朝雲寸言」 政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない

 

<自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える安保・防衛問題の専門紙>である『朝雲』のコラムはなかなか説得力ある政府批判だと思います。全文紹介します。いただいたときは読めましたが今は読めません。そのまま貼り付けますが、下の「朝雲寸言」で読めます。(M

http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/column/sungen/sungen150212.html

 

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朝雲寸言

 

過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件は残念な結果となった。悔しい気持ちはわかるが、自衛隊が人質を救出できるようにすべきとの国会質問は現実味に欠けている。人質救出は極めて困難な作戦だ。米軍は昨年、イスラム国に拘束されている二人のジャーナリストを救出するため、精鋭の特殊部隊「デルタフォース」を送り込んだが、居場所を突き止められずに失敗した。作戦に際し、米軍はイスラム国の通信を傍受し、ハッキングもしていたに違いな

 

さらに地元の協力者を確保し、方言を含めて中東の言語を自在に操れる工作員も潜入させていたはずだ。もちろん人質を救出するためであれば、米軍の武力行使に制限はない。それでも失敗した。国会質問を聞いていると、陸上自衛隊の能力を強化し、現行法を改正すれば、人質救出作戦は可能であるかのような内容だ。国民に誤解を与える無責任な質問と言っていい。

 

これまで国会で審議してきた「邦人救出」は、海外で発生した災害や紛争の際に、現地政府の合意を得たうえで、在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。今回のような人質事件での救出とは全く異なる。

 

政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない。私たちは、日本旅券の表紙の裏に記され、外務大臣の印が押された言葉の意味を、いま一度考えてみる必要がある。(2015212日付『朝雲』より)

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◆2月17日に開かれたJCJ緊急講演会[慰安婦証言、ねつ造ではない] の映像記録です(拡散歓迎)。              

 JCJ緊急講演会『慰安婦証言、ねつ造ではではない』を配信致します。植村隆元朝日記者、山口智美モンタナ州立大学准教授らが出演します。下の文字をクリック 

 https://www.youtube.com/watch?v=bv_693N2cl4

 

 

こんな経営者の、こんな会社に、いつまで原発を続けさせるのか=ロクでもないのは東京電力だけではない!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(まず最初に)

(1)(別添PDFファイル)伊方原発をとめよう (原発さよなら四国ネットワーク)

 http://genpatsu-sayonara.net/

 

(四国のみなさまとつながりましょう。みんなで佐田岬半島を、愛媛県を、四国を守りましょう:田中一郎)

 

(2)戦争をさせない1000人委員会 大きな共同による新たな「5・3憲法集会」へのご賛同とご協力のお願い

 http://www.anti-war.info/information/1502181/

 

(3)伊達判決を生かす会 - 伊達判決とは

 http://datehanketsu.com/toha.html

 

(この1959年の判決が最高裁によって「統治行為論」によって覆された日に日本の裁判所と司法は「閉店」となりました。閉店時の店主は田中耕太郎です:田中一郎)

 

(4)吉田証言など一切関係なく安倍首相や櫻井よしこ氏の慰安婦ヘイトスピーチと二枚舌が国際的に批判されている(井上伸) - 個人 - Yahoo!ニュース

 http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20140918-00039211/

 

(人間は年を取ると頑固になりますからね:田中一郎)

 

(5)(毎日新聞)■注目ニュース■「残業代ゼロ」法案成立したら

 一部の労働者を労働時間規制から除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)制度」(残業代ゼロ)など一連の労働関連法改正が今国会に提案される見通しになった。長時間労働がはびこる日本で、時間規制がさらに緩和されたら……。最悪のケースをシミュレーションしてみた。

 

● 特集ワイド:「残業代ゼロ」法案成立したら 「定額働かせ放題」の恐れも

 http://mainichi.jp/m/?qNbFnB

 

● 経団連と自民党のみなさまへのはなむけの歌

 https://www.youtube.com/watch?v=kv03261ldZ0

 

 

(ここから本文)

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福島第1原発事故から早くも4年、多くの有権者・国民・市民が、もう二度と原発事故などごめんだ、原発は日本のような地震・津波・火山の国では安全にはならない、そもそも今の電力会社に原発を運営していけるだけの責任感や当事者能力があるのか、原発などなくても電気は十分に足りている、たかが電気のために生活も故郷も奪われてはたまらない等々、原発を巡る認識を深めている中で、ほんの一握りの原子力ムラの利権集団が腐った政治家どもをそそのかし、政治の力だけで原発再稼働と原子力推進に突っ走っている。原発立地の住民を力で押さえつけ、都市に住む人々を嘘八百でだまくらかして、である。

 

こんなものをいつまでも認めていては、日本はやがて消滅してしまうだろう。何故なら、原発を稼働させるのも愚かなら、稼働を担う人間達も愚か極まりないからだ。愚か者につき従うことは、そのまま自身の不幸を招く。もうやめさせようではないか。こんな電力会社など、私たちには必要ないのだ。そして、ロクでもない電力会社とは東京電力だけではない。

 

今、日本が原子力の世界で全力を挙げなければならないことは、申しあげるまでもなく福島事故への対応である。このままでは、福島第1原発のみならず第2原発までもが二度目の大惨事を引き起こしかねない。また、福島第1原発事故で被害を受けられた方々は、このままでは、いつまでたっても救われない。そして、多くの子どもたちや未来を担う世代が放射能で被ばくさせられていく。それは福島県だけではないのだ。

 

今を生きる日本の有権者・国民のみなさま、もうやめましょう、かようなことは。やめさせましょう、こんな原子力ムラのロクでもない勝手な真似は。私たちが少しの勇気と、少しの努力と、少しの決断で、今のこの限りない下向きの暗い状況は一変させられるのです。今こそ、一人一人の転換への意思が求められています。

 

 <別添PDFファイル>

(1)原発賠償来年2月打ち切り安、商工業者の反発「辞めるしか・・・・・」(東京 2015.3.1

(2)原発避難者 災害公営住宅 1000戸超 28年度完成できず(福島民報 2015.1.30

(3)300年間消えず、100倍超の濃縮(『アエラ 2015.3.9』)

(4)東北電女川2号機 点検記録不備4000件超(東京 2015.2.5

(5)不振関電 国民にリスク 4年連続赤字「原発停止のせい」(東京 2015.2.3

(6)美浜3号機 関電 40年超運転方針、高浜1・2号機も「延命」(東京 2015.2.3

 

1.原発賠償来年2月打ち切り安、商工業者の反発「辞めるしか・・・・・」(東京 2015.3.1

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015030102000143.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原賠審の中間指針は、営業損害の賠償について「避難指示の解除や帰還状況によって判断するのではなく、従来と同等の活動を営めるようになった日を終期とするのが合理的」とも記している。

 

原発関連の複数の訴訟を担当している新開文雄弁護士は「東電と国は、原発を再稼働させるために一刻も早く賠償を終わらせたいのだろうが、五年で打ち切りは現状を考えていない。中間指針の考え方に立ち返る必要がある」と話す。

 

「避難指示の解除が進まず立ち入りが制限されている状況で、どうやって事業を再開しろというのか。原発事故の影響は五年程度でなくなるものではない。原発事故の賠償請求権の消滅時効が十年に延長されたように、少なくともそれぐらいを目安にするべきではないか」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 一刻も早く経済産業省を解体して、被害者救済のための中央官庁を創りましょう。

 

2.原発避難者 災害公営住宅 1000戸超 28年度完成できず(福島民報 2015.1.30

 http://www.minpo.jp/news/detail/2015013020664

 

(「仮設住宅」というのは、ほんの短い期間にだけ、一時的に入っていただくためのもので、被害者の仮設入所後に国や県がしなければならないことは、真っ先に被害者の方々が安心して長期的に居住できる住宅の確保である。この災害復旧の最も基本の中の基本を、この国はやろうとしない。巨額の財政資金を使って、被害者救済とは無縁の利権・土建のお祭り騒ぎを繰り返している。こんな状態で、何が復旧復興か!! もはや災害復旧・原発震災からの復興支援の担い手を変えるしかない。しかも,一刻も早くだ。:田中一郎)

 

3.300年間消えず、100倍超の濃縮(『アエラ 2015.3.9』)

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/aera-20150302-2015030200044/1.htm

 

(この記事はよくお読みいただきたいですね。東日本産の飲食品は、加工食品も含めて安全とは言えません。安全を確認するためのさまざまな取組がなされないままに放置されています。「安全安心キャンペーン」は嘘八百のインチキ・キャンペーンです。そして、今度、西日本で原発過酷事故が起きれば、日本から食べるものがなくなります。愚かな選択の後には、永久に消えることのない放射能汚染地獄が待っています:田中一郎)

 

4.東北電女川2号機 点検記録不備4000件超(東京 2015.2.5

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015020502000139.html

 

(基準地震動を超える地震に2度も襲われ、東日本大震災においても致命的な打撃を受けて、紙一重のところで助かったこの危険極まりない女川原発。その原発の点検が、かような状態で放置されていたとは驚きだ。東京電力と東北電力は一字違い。たいして違いはいないのだ。女川原発は廃炉、これしかない。お分かりかな? 村井嘉浩・宮城県知事どの:田中一郎)

 

5.不振関電 国民にリスク 4年連続赤字「原発停止のせい」(東京 2015.2.3

https://silmarilnecktie.wordpress.com/2015/02/03/23%E4%B8%8D%E6%8C%AF%E9%96%A2%E9%9B%BB%E3%80%80%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%EF%BC%9F%E3%80%804%E5%B9%B4%E9%80%A3%E7%B6%9A%E8%B5%A4%E5%AD%97%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA/

 

(参考)131電力自由化苦戦の関電 打開策は「再稼働」だけ【東京新聞・特報右】東電に流れた大口顧客「原発は安上がり」は幻想

https://silmarilnecktie.wordpress.com/2015/02/04/131%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E8%87%AA%E7%94%B1%E5%8C%96%E8%8B%A6%E6%88%A6%E3%81%AE%E9%96%A2%E9%9B%BB%E3%80%80%E6%89%93%E9%96%8B%E7%AD%96%E3%81%AF%E3%80%8C%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D%E3%80%8D%E3%81%A0/

 

(「関西電力の陰謀」その1:「うちの会社が4年間赤字になったのは、原発が動かせないからや」と関西電力の経営者が言うてます。私は、あんたらがノーナシやから赤字になったのやと思います。そんなに原発に抱き付きたいのなら、圧力容器にでもしばりつけてさし上げましょうか? ともかく、ツケを電力消費者に回すのは,おやめなはれ:田中一郎)

 

●スモーキング・ブギ ⇒ 原子力発電・ブギ(歌詞を変えてお歌い下さい)

http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%96%E3%82%AE

 

6.美浜3号機 関電 40年超運転方針、高浜1・2号機も「延命」(東京 2015.2.3

 http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/323.html

 

(「関西電力の陰謀」その2:「ものは大事に使わないかん。そやから、この古くなってボロボロになってしまった原発やけど、大事にまだまだ使います」と関西電力の経営者が言うてます。私は、それは原発では話が違うと思うけどな。老朽化原発が中性子照射や経年劣化で脆くなって、圧力容器や配管がパカッと割れたらどないすんねんな。10年くらい前、あんたらの美浜原発で配管が割れて、従業員の人がなくなった経験もあるやないか。もう忘れたんか? :田中一郎)

 

東京電力、東北電力、関西電力、四国電力、九州電力、・・・・・みなロクでもないなあ。まともな電力会社は日本には1つもないのかなあ???

草々

 

2015年3月 3日 (火)

(福島第1)原発事故の賠償を何故きちんとしないのか(続-3):この国の政府は,加害者を救済し,被害者を足蹴りにして,それが立派な原発震災からの復興だと思っているのか

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

最初にいくつかのサイトをご紹介いたします。

(1)ネット署名:Avaaz - 「戦争をする国」にならぬよう

 http://www.avaaz.org/jp/komeito_save_peace_constitution_b/?txYTCdb

 

(2)先ほどの私のメールで申し上げました蔵田計成さんの論文が見つけられない方は,下記サイトをご覧下さい。

 

● 原子力翼賛社会=県民総被ばく受入社会への道を拒否しましょう=危険なものを安全だとウソで固めて「なぐさめ」てくれる「悪魔の使者」にしがみついてはいけない  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-dade.html

 

(3)おしどりマコ・ケンさんたちの迫真の5連続サイト

 http://oshidori-makoken.com/

 

●離れた地点の海水で、汚染水漏えいを評価!?

3行まとめ ・2号機大物搬入口上部汚染に関する原子力規制庁との面談資料が公開された。(通常の公開ペースよりとて …

 http://oshidori-makoken.com/?p=840

 

●海への汚染水流出:東京電力の本音「測ってしまったから、わかってしまった」

3行まとめ ・2月26日の東電会見で、汚染水に関して筆者が質問した内容を、ぶら下がりにおいて、東京電力社員から …

 http://oshidori-makoken.com/?p=82

 

●海に汚染水が流出している切れ目を広河隆一氏が空撮

3行まとめ ・海側遮水壁の閉じられない切れ目からは毎日、汚染水が海へ流出。 ・「閉じられない切れ目」を広河隆一 …

 http://oshidori-makoken.com/?p=812

 

●K排水路:2011年の超高濃度汚染水漏えいは「調査せず」

3行まとめ ・24日、2号機原子炉建屋大物搬入口周辺に高線量汚染水が発見され、それがK排水路から海に流出し続け …

 http://oshidori-makoken.com/?p=774

 

●海へ流出する放射性物質は一日に220億ベクレル以上

3行まとめ ・2014年8月の東電発表では、海洋へ流出する放射性物質(3核種)の総量は、一日に220億ベクレル …

 http://oshidori-makoken.com/?p=758

 

(4)社会は遺伝子改変の痕跡がない作物を受け入れるか:ゲノム編集作物の規制と表示に関する提言 北海道大学(2015226日)

 http://www.hokudai.ac.jp/news/150225_general_pr.pdf

 

(先般ご紹介した「ゲノム編集」による遺伝子組換えに関連した情報サイトです。大学の先生から教えていただきました:田中一郎)

 

(5)(参考)免疫の検査

 http://www.medic-grp.co.jp/tebiki/q.html

 

(6)ピケティブームと税制。の巻 ‐雨宮処凛がゆく!-327 マガジン9

 http://www.magazine9.jp/article/amamiya/17757/

 

(7)首相側に補助金企業寄付、甘利・林大臣にも、子会社が補助金企業、民主・岡田氏側に(朝日 2015.3.3 夕他)

http://www.asahi.com/articles/ASH333DZBH33UTIL009.html?iref=com_alist_6_03

http://www.asahi.com/articles/ASH333D0LH33UTIL007.html

 

● 補助金企業寄付、与野党問わず…首相や岡田氏も 社会 読売新聞(YOMIURI ONLINE

 http://www.yomiuri.co.jp/national/20150302-OYT1T50157.html

 

(民主党や維新などを「野党」などと呼ぶから「与党も野党も」とかいう新聞記事の大見出しとなって,訳が分からなくなるのです。民主党や維新など「野党」でもなんでもなくて「自民補完」「自民補助」「自民代替」「三流自民」とでも書いておけば,ああ,あいつらみ~んな「お仲間ね」となって,ものごとがはっきりする。昔で言えば,自民党の派閥のようなもので,それでも昔の自民党内の派閥の方がもっと違いがあったように思えるのだ。いまは「うんこカレー」か「カレーうんこ」くらいの違いしかない自由民主党と民主自由党ですわ。こんな連中の間で政権交代があったって,それは「政権交代」ではなくて「政権たらい回し」と言う方が適切だ。おー,いやだ,いやだ。:田中一郎)

 

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別添PDFファイルは,昨今の福島第1原発事故に伴う被害者に対する賠償・補償問題を扱った新聞記事です。この国の政府は,加害者を救済し,被害者を足蹴りにして,それが立派な原発震災からの復興だと思っている様子がうかがえます。全てを原発事故で奪われたたくさんの人々が,加害者・東京電力や事故責任者・国から,足蹴りにされて賠償・補償が打ち切られ,あるいは門前払いされ,生活再建支援さえも打ち切られて,切り捨てられようとしています。唯一の例外は,猛烈な放射能汚染の中に「帰還」をして,被ばくを忘れて暮らす決心をした人にのみ,わずかばかりの支援が与えられるのです。

 

この「殺人復興計画」が,これからの日本の原発事故との共存政策の中で,定番となって行きそうです。原子力ムラ代理店政府では,まもなく原子力損害賠償法の見直し作業が開始され,その中で,これまでは(電力会社への)「責任集中」と(電力会社の)「無限責任」と言う名目で,原子炉メーカーやゼネコンなどの原子炉建設業者が免責されてきましたが,今度はそれを「電力会社の有限責任」に切り替えようとしております。つまり,いくら出鱈目しほうだいをやって原発で大事故を引き起こしても,その責任=賠償・補償責任は一定額までしか取らなくていい,こんなムシのいい話が,もっともらしい屁理屈を付けて押し通されようとしているのです。

 

新春和歌:

原子力 無理が通れば 道理が引っ込む 責任かわして やりたい放題

原子力 踊るアホウに 見るアホウ どちらのアホウも まもなく滅亡

 

 <別添PDFファイル>

(1)小高赤坂病院,浪江の西病院,職員90人解雇,院長「苦渋の決断」(2015.2.27

(2)東京電力福島第1原発事故 賠償の底流(15)~(18) 第2部 営業損害(2015.2.1720

(3)「就労不能賠償」続けて 東電、今月で打ち切り、福島被災者「生活できぬ」(毎日 2015.2.27

(4)原発賠償指針 維持,1年ぶり審査会(毎日 2015.1.29

(5)賠償に差,失う一体感(朝日 2015.3.2

(6)東電が東北電に52億円の営業賠償保障支払、原電向け支払い2割減(福島民報 2015.3.3

(7)福島原発事故 営業賠償終了 先送り、国・東電 地元の反発受け(毎日 2015.3.3

(8)東電 和解案ほぼ受諾 特定避難地点 指定外世帯は拒否(毎日 2015.2.3

 

1.小高赤坂病院,浪江の西病院,職員90人解雇,院長「苦渋の決断」(2015.2.27

 http://www.minpo.jp/news/detail/2015022721224

 

(前回,私の下記メールでご紹介した南相馬の病院が破綻させられています。何故,加害者・東京電力が誰一人として責任も問われぬまま,税金で丸抱えをしてもらって生き残り,他方で,こうした何の非もない善良な被害者が破綻させられていくのか。この国の人間達は,これを見て見ぬふりをするつもりなのか:田中一郎)

 

● 原発事故の損害賠償を何故きちんとしないのか(続-2):ある病院が再建できないのはなぜか(福島民報)他=原発稼働とは こういうことだ,という生々しい実態,こんなことを「他人事」にしておいていいのか!!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-9ea4.html

 

2.東京電力福島第1原発事故 賠償の底流(15)~(18) 第2部 営業損害(2015.2.1720

 こんどは幼稚園の事例です。原発事故で放射能に汚染された地域から子どもたちがいなくなり,幼稚園や保育園の経営が立ち行かなくなった場合に,加害者・東京電力や事故責任者・国が責任を持って,その賠償・補償をせねばならぬことは,常識と言っていいほどに当たり前なはずが,こんなことになっています。いったい,どうなってんのよ,この国は!?

 


(福島民報)一連のシリーズ記事が掲載されています。

 http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014CompensationNA/

 

(個別記事ごと)

(15)http://blog.goo.ne.jp/tanutanu9887/e/9d75679332c726790469a77af4757c9c

(16)http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/02/post_11524.html

(17)http://blog.goo.ne.jp/tanutanu9887/e/d6bd319df4b54282f0c798315d843316

(18)http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/02/post_11532.html

 

3.「就労不能賠償」続けて 東電、今月で打ち切り、福島被災者「生活できぬ」(毎日 2015.2.27

http://mainichi.jp/graph/2015/02/27/20150227ddm041040147000c/001.html

(毎日新聞の無料ネット会員になると全文が見られます)

 

●原発賠償「営業損害」「風評被害」対象打ち切りを先送り - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/select/news/20150303k0000m020118000c.html

 

(あたり前でしょ,こんなのわ。早いうちから「賠償打ち切り」のジャブを効かせておいて,反応が鈍くなったところでズバッと切り捨てる魂胆だと思われます:福島県民全員の200万人訴訟の準備をいたしましょう。そして,政治家を入れ替えてしまいましょう:田中一郎)

 

4.原発賠償指針 維持,1年ぶり審査会(毎日 2015.1.29

 http://mainichi.jp/select/news/20150129k0000m040093000c.html

 

(田中一郎コメント)

 この連中がつくった「賠償指針」のために多くの被害者が苦しんでいるというのに,1年間も,のたりくたりしていて,やっと出てきたと思ったら,「賠償指針そのまんま」だと言う。被害者を踏みつぶすための「だんご3兄弟」=文部科学省,原子力損害賠償紛争審査会,原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)」の1つだということだ。この連中を県民・国民で包囲して,ぶったたこう。ちなみに,文部科学省のボスが,学習塾業界から違法献金をもらっていることが今般報道されています。「違法ではない」「金品・便宜はもらっていない」などと,よく言うとるよ,ほんま。

 

5.賠償に差,失う一体感(朝日 2015.3.2

 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11628243.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11628243

(朝日新聞の無料ネット会員になると全文が見られます)

 

(田中一郎コメント)

 分割し統治せよ,ローマ帝国。私はマスごみが,この政府の卑劣な政策をおもしろおかしく煽っているような気がするのだが・・・・・。たとえば,福島第1原発事故直後に当時の民主党政権が決めた避難区域のあの妙な区分け(警戒区域,緊急時避難準備区域,計画的避難区域,特定避難勧奨地点)が,実は放射能汚染や住民の被ばくの危険性とは関係なく,事故後の賠償絞り込み・圧縮・切り捨てを意識して創られたものだと言うことを批判した記事は,一度も見たことがない。日本には,ジャーナリストはいないのか?

 

6.東電が東北電に52億円の営業賠償保障支払、原電向け支払い2割減(福島民報 2015.3.3

(1)http://www.minpo.jp/news/detail/2015030321317

(2)http://www.kahoku.co.jp/naigainews/201503/2015030201001843.html

 

(田中一郎コメント)

 福島第1原発事故被害者への賠償・補償を拒否しながら,原子力ムラ仲間への「思いやり」は痛いほど身にしみる。ふざけんなよ,東京電力。

 

7.福島原発事故 営業賠償終了 先送り、国・東電 地元の反発受け(毎日 2015.3.3

 http://mainichi.jp/select/news/20150303k0000m020118000c.html

 

8.東電 和解案ほぼ受諾 特定避難地点 指定外世帯は拒否(毎日 2015.2.3

 http://mainichi.jp/select/news/20150203k0000m040139000c.html

 

(一部抜粋)

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東京電力福島第1原発事故で局所的に放射線量の高い特定避難勧奨地点に指定された福島県南相馬市の住民らが「財物賠償」などを求め、国の原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた和解仲介手続き(原発ADR)で、東電がセンターの提示した和解案の大部分(約4億2000万円)を受諾したことが2日、住民代理人の弁護士への取材で分かった。

 

 しかし、同時に申し立てた指定地点外の1世帯については拒否したため、住民側は東電が指定外世帯も認めるまで賠償を受け取らない方針。

 

 原発ADRに申し立てていたのは同地点の10世帯52人と、隣接する指定外の1世帯9人。センターは昨年12月、避難区域に限られる財物賠償を、同地点の集団申し立てでは初めて認める和解案を出した。東電は同地点10世帯について受諾。指定外1世帯(約1000万円)については「指定地点内と一緒にできない」として拒んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(「住民側は東電が指定外世帯も認めるまで賠償を受け取らない方針」=胸にじーんときました。このクソ東京電力とはえらい違いだ。放射能の汚染状況とは無関係に決められた,訳の分からない「特定避難勧奨地点」なるものが,実は住民を分断してコミュニティを破壊し,よって集団的抵抗力を削いでおいて,賠償・補償金額を結果的に小さく絞り込んで行こうという,許し難くも卑劣極まりない住民への背信政策であることがこれではっきりした。考え出したのは民主党,それを大々的に推進しているのが自民党,詐欺とゴロツキの合作だ:田中一郎)

草々

 

 

京都府及び舞鶴市が関西電力と締結した(ニセモノ)「安全協定」について

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

別添PDFファイルは,2/28付で全国紙に掲載されました,京都府及び舞鶴市が再稼働予定の高浜原発を巡って関西電力と締結したという(ニセモノ)「安全協定」に関する記事です。こんなものを締結しても,ほとんど何の効果もないばかりか,高浜原発再稼働へ向けての「お膳立て」をしてしまう「逆効果」の方が強いかもしれません。以下,私の激辛コメントを列記しておきます。

 

 <別添PDFファイル>

● 高浜再稼働 京都府に同意権なし,関電と安全協定締結(東京 2015.2.28

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022701001992.html

 

● 京都府、高浜原発で関電と安全協定 再稼働同意権含まず 京都新聞 (こちらの方が詳しい)

 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150227000156

 

(1)「協定では、発電所増設の建設計画や、原子炉施設の重要な変更、安全に著しい影響を及ぼす事故による原子炉停止後の運転再開などのケースで、京都府が安全対策について意見を述べることができ、関電が状況を回答するとした。放射性廃棄物の輸送で府域を通る際の事前連絡や、現地確認、防災対策での連携なども盛り込んだ。」しかし「再稼働への「地元同意権」は含まれず、実現しなかった。」 これでは,とても「安全協定」などとは言えず,関西電力に「地元の意見も広範囲に聞き入れましたよ」という偽りの「アリバイ」を創ってしまうようにも見える。

 

 しかも,東京新聞によれば,山田啓二京都府知事は「福井県が近畿に電力を送ってきたことを考慮すべきだ」などと言い訳をして,立地県並の同意権は難しいと判断した,などと書かれている。事実なら,とんでもない話である。電気の供給を受けているから,危険な原発でも「ノー」と言う権利はない,などという,そんなバカな話はない。この知事,どっちを向いて仕事をしているのかと疑いたくなる。

 

(2)協定の内容については,①原子炉状況や放射能モニタリングの適時適切(体制等),②住民避難計画への全面協力,③府の判断による抜き打ちの立ち入り検査,④情報公開と,遅れた場合・隠していた場合の厳格な罰則(巨額罰金が一番いい),⑤住民説明会の開催義務 などを盛り込んでおくべきであると思われるが,どこまで入れられたか? (何故なら,こうした点について,関西電力も政府も原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も,口先だけはともかく,本音では「どうでもいい」と思っているからだ)

 

(3)そもそも,何故,高浜原発過酷事故の際には深刻な被害を受けると思われる滋賀県や岐阜県,それに兵庫県などと一致協力をして,少なくとも福島第1原発事故の際に放射能汚染のひどい被害を受けた地域並の距離にある自治体には,すべて「再稼働拒否権」を認めよと,関西電力に対して迫らないのか?

 

 また,国に対しては,こうした地元を極端に小さく限定し,過酷事故時には被害を受ける自治体の意思を押しのけて勝手に再稼働することは重大な権利侵害であり(不当な巨大リスクを承諾なしで負わせることはできない),また,「日本国憲法第九十五条 一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない」 の主旨にも反する違法行為であることを主張して,その旨を明らかにした原子炉等規制法の改正を働きかけるべきである。この動きに対しては,多くの原発・核燃料施設立地隣接・近隣の自治体も賛同する可能性が高い。

 

 何故,山田啓二京都府知事は,そうした努力を惜しんで自ら積極的に府民や京都府の基礎自治体を守ろうとしないのか。

 

(4)原発・原子力に厳しい見方をしている,原子力ムラ御用学者ではない科学者・技術者を集めて,高浜原発等若狭湾原発・核燃料施設安全検討委員会(仮称)を立ち上げ,府知事直結の諮問機関・アドバイザリー組織とすべきである。これを設置できるかどうかが,私はこの山田啓二京都府知事が「ホンモノ」=つまり京都府民を守れるかどうか,京都府民を守ることを最優先で考えているかどうか,の分水嶺ではないかと思っている。(新潟県の技術委員会参照)

 

 また,山田啓二京都府知事は,1000年の歴史と伝統の象徴の古都=京都を原発事故からどう守るのか,対外的に宣言すべきである。この日本の伝統文化の宝庫の京都を守れない知事は,京都府知事の資格はない。

 

(5)関西電力や国,及び原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が,あくまで京都府や地元基礎自治体の意向を無視して再稼働に走るのであれば,その差止裁判を,函館市と同じように提訴する,という法的手段の検討を直ちに開始すべきである。そうした緊張関係がなければ,山田啓二京都府知事がいくら口先で,どうこういったところで,関西電力の使い走りと大して違わない,という印象はぬぐえなくなってしまう。

 

(6)京都府が手段を尽くさずにいて,その結果,高浜原発をはじめ,若狭湾の原発・核燃料施設が再稼働されるようであれば,この山田啓二京都府知事は府民の手によって更迭されなければならない。若狭湾の原発・核燃料施設の再稼働は,近い将来の(連続)過酷事故による近畿地方,及び中部・東部日本の滅亡を意味しているからだ。若狭湾には14基の原発・核燃料施設があるが,一つでも過酷事故状態に陥ると人が近づけなくなり,ドミノ倒しで全部が過酷事故状態に陥る危険性がある。悪夢を払いのけるには,そのための努力がなされなければならない。

草々

 

 

2015年3月 1日 (日)

本日(3/1)のいろいろ情報(メール転送を含む) (1)3/4イベント情報,(2)炉心溶融放置の「安全対策」(発狂?) (3)経済産業省前テント関連 (4)「食べて応援・買って支援」に協力するのはやめましょう

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

本日(3/1)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

1.(イベント情報)3.4()「原子力規制―火山影響評価ガイドの問題点から考える」@参議院会館

 http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-2722.html

 

 同じ日に,午後5時30分からJR有楽町駅西口前の九州電力東京支社への抗議行動,そしてその後,午後7時から東京電力本社前で抗議行動があります。

 

2.(メール転送です)火山と原発

(1)「3.2福岡九電本店総行動」賛同団体65団体、署名10万筆を背に九電へ!向原さん

 http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11995255733.html

 

(2)火山灰リスクへの対応不十分、鹿児島県は再稼働同意の見直しを (グリーンピース)

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2015/pr201502261/

 

3.海に汚染水が流出している切れ目を広河隆一氏が空撮 最新記事 OSHIDORI Mako&Ken Portal - おしどりポータルサイト

 http://oshidori-makoken.com/?p=812

 

4.原発再稼働関連(炉心溶融放置の「安全対策」(発狂?))

(1)奇異な日本のデブリ冷却策(事前水張)を正当化する規制委・高浜原発パブコメ回答から①:畑のたより、環境・核篇:So-netブログ

 http://hatake-eco-nuclear.blog.so-net.ne.jp/2015-02-18

 

(2)AM-メルトスルー、CCI:畑のたより、環境・核篇:So-netブログ

 http://hatake-eco-nuclear.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304698252-1

 

5. 報道特集:緊迫の辺野古 異例の“拘束” その深層は - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=nBUO0OoaEqk&feature=youtu.be

 

6.経済産業省前テント(UPLANより)

 本日(3/1),右翼が経済産業省前テントを襲撃してテントの1つを破壊したようです。なお,本日のたんぽぽ舎総会では,経済産業省前テントを守る1つの方法として,多くの方々が「赤,ピンク,水色,黄色,緑,青」(赤に近い色が優先)などのカラフルな色の傘を持ってテントに集まり,テントの強制撤去に反対しましょう,という提案がなされました。さっそく「カラフル傘」を買いに行ってこようと思っています。

 

(1) 20150226 UPLAN テントの撤去を許すな!2月26日テント前行動 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=b36nLht_DnM

 

(2) 20150227 UPLAN 経産省前テントと希望のエリア - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Y0hLFJuxhJM

 

(3) 20150226 UPLAN【報告集会】テントの撤去を許すな!2月26日テント前行動 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=-W2JCI9ZkGg

 

7.「食べて応援・買って支援」=食べても買っても(原発事故被害者への)応援・支援にはなりません=放射能で汚染された危険物を食べたり買ったりして応援・支援するなんて,どこか変だと思われませんか?

 

●農林水産省-「食べて応援しよう!」取組企業による発表会の開催及び一般傍聴について

 http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/ryutu/150225.html

 

●農林水産省-「食べて応援しよう!」

 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/eat/index.html

 

 上記のような,日本政府・霞が関各省庁が組織を挙げて展開している「食べて応援・買って支援」は,本来なすべき被害者への賠償・補償・再建支援や,危険な放射能からの避難・疎開・移住を棚上げ・切り捨てにし,福島第1原発事故を引き起こした加害者・東京電力や事故責任者・国の責任をあいまいにして,賠償や補償の負担を可能な限り軽減するために行われている,非常に悪質なインチキ・キャンペーンです。有権者・国民に大きな負担(所得税・消費税増税他)まで強いて東日本大震災・福島第1原発事故からの復旧・復興に使うと称して集められたお金(財政資金)は,被害者の救済に使われるどころか,不要不急の公共土建事業に使われたり,できもしない除染事業を担う,原子力ムラ・放射線ムラの組織,あるいはそれと癒着した特定の事業会社や霞が関官僚・政治家達によって,食いものにされているのです。

 

 恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性を誤魔化して福島第1原発事故の被害者住民を欺き,放射能の危険にさらすことを承知の上で「帰還政策」だけを強力に展開し,復旧復興のための予算は自分達の利権や私利私欲のために流用して散財しておいて,それで開いた穴を,善良無垢な一般有権者・国民・市民をだまくらかして,放射能汚染物を食べさせて,福島第1原発事故後の福島県が,あたかも何事もなかったかの如く「復興」する「見せかけ」を創ろうとしているのです。このことは,何も福島県に限ったことではありません。たとえば隣接する栃木県や宮城県での状況と,そうした事態を導いている県知事や,その取り巻き連中(地方議会議員など)が如何にひどいかは,申し上げるまでもないのです。

 

 主観的な善意で「食べて応援・買って支援」に協力することは,自分の身を放射線被曝の危険性にさらすとともに,上記で申し上げた原子力ムラ・放射線ムラと,その代理店政府が仕組んだインチキ計画・策略にまんまと乗って,結果として,福島県をはじめとする福島第1原発事故の被害地域の復興や被害者の再建を遅らせてしまうことになるのです。なによりも,原発事故の被害者を,これ以上,放射線被曝にさらしてはいけません。しかし,たとえば私たちが福島県産の農林水産物を購入してしまえば,農林水産業に携わる方々は,危険な放射線被曝を承知で,その農林水産物を供給し続けることになってしまうでしょう。

 

(観光や旅行なども同じことです。わざわざ無理をしてまで放射能汚染地域を訪れることは,その地域にとっては,何のいいこともありません。被害者の方々を,放射線被曝を承知で,その汚染地域に留まらせてしまう結果となるのです。原発事故に関するあらゆる損害と,そこからの復興・再建は,全て加害者・東京電力や事故責任者・国が賠償・補償をし,責任を持たなければなりません,断固としてそれを彼らにさせること,それが問題解決のポイントです)

 

 あなたのその「食べて応援・買って支援」が,福島県をはじめ放射能で汚染された地域の方々を,近い将来,放射線被曝が原因の健康被害や遺伝的障害に結果してしまったとしたら,どうされますか? 恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)を甘く見てはいけないのです(中でも呼吸被曝が最も危険です)。

 

 協力など,絶対にやめましょう「食べて応援・買って支援」。私たち一般の有権者・国民・市民がしなければならないことは,本当の意味での福島県をはじめ東日本大震災・福島第1原発事故からの復旧・復興ができる政府・政治・行政・体制を一刻も早くつくることです。そのためには,今の安倍晋三・自民党政権や,その前の「口先やるやる詐欺」政権・民主党の政治家どもを政治の世界から一刻も早く追放するとともに,その手下・手先となって,はした金をもらって彼らに協力をしている地方の首長・地方議員・地方ボス達も一緒に政治の世界から追い払うことです。そして,本当に「人間の復興」ができた暁には,天文学的な財政負担が福島県をはじめ被害を受けられた方々のために必要となっても,私たちはそれを覚悟して受入れ,最後まで,被害者の方々の人生の再建のために頑張って協力するということです。

 

 決して,放射能に汚染された飲食物を食べる覚悟をすることではありません。そんなことをしても,福島第1原発事故の被害者の方々は救済されることもなければ,再建されることもありません。それどころか,逆に恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)にさらされ続けることとなり,近い将来,被害者の方々に大変なことが起きてくる可能性が高まるのです。そして同時に,みなさまの体に,あるいは子孫に,健康障害が出てくることも否定できないのです。

 

8.(別添PDFファイル)海のプラごみ(毎日 2015.2.13 夕刊他)

 何故,プラスチック製造企業に対して排出規制・回収リサイクルの義務化がなされないのでしょう? 明らかにおかしいという他ありません。今やプラスチックは世界最大規模の公害発生源となっています,ともかくその量がすさまじいのです。プラスチックの生産企業に,「環境責任」を課す必要があります。

 

(1)海のプラごみ命の敵 汚染物質吸着、海鳥などが誤食  - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/feature/news/20140707k0000e040115000c.html

 

(2)海のプラスチックごみ海に流出するプラスチックごみが多い国 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/shimen/news/m20150213dde041040043000c.html

 

(3)東京新聞 東京湾に微細プラスチック 食物連鎖で生態系に影響も社会(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015021901000869.html

http://www.topics.or.jp/worldNews/worldScience/2015/02/2015021901000869.html

 

9.(別添PDFファイル)「子宮頸ガンワクチン普及」団体,製薬会社の支援 未公表(毎日 2015.2.20

 http://mainichi.jp/shimen/news/20150220ddm041040134000c.html

 http://mainichi.jp/select/news/20150220k0000m040116000c.html

 

(ワクチン接種など,出来るだけしない方がいいと思います。少なくとも,子宮頸ガンワクチンはおやめになった方が無難です。でも,この記事にあることは,何も子宮頸ガンワクチンに限ったことではありません。たとえば,HIV薬害事件の際も,血友病患者向けの血液製剤が,この子宮頸ガンワクチンと似たようなことになっていました。今の日本の医者などは,あまり信じ込むと危ないです。腐っているのが多いですから。:田中一郎)

草々

 

本日(2/28)のいろいろ情報(メール転送含む) (1)PPA(放射性ヨウ素防護地域)が消されそうです (2)大間原発反対署名 (3)「ふくしま集団疎開裁判」第二次裁判始まります (4)遺伝子組換え(GM)食品 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

本日(2/28)のいろいろ情報(メール転送含む)です。

 

(まず,この3つのニュースから)

(1)「ヨウ素防護地域を削除,指針改定で規制委」(福島民報:2015.2.27

 信じがたいのですが,どさくさにまぎれて原子力「寄生」委員会が,30km圏外のPPA(放射性ヨウ素防護地域)の規定を原子力災害対策指針から削除しようとしております。また,多くの人々から要請があったSPEEDIの本来的な活用についても,同指針から全部削除されるようです。これまでは,追って詳細を定めるとしていたPPAですが,ここにきて「切り捨てる」=30km圏外については,その時になってから対応を決める,という出鱈目の極致に行ってしまいました。旧原子力安全委員会の提言さえも無視しています(下記参照)。また,これまで二百億円近い予算が投じられたSPEEDIもお釈迦にしてしまうというのも,彼ら原子力ムラ・放射線ムラの自己保身(存在しなければ問題も起きない)にすぎませんから,出鱈目の上塗りです。なんだこれは,というハレンチ極まりない出鱈目です。

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 原子力規制委員会は26日,原発事故時の半径30キロ圏外の避難対策を議論する検討会を開き,放射性ヨウ素による被ばく対策が求められる「放射性ヨウ素防護地域(PPA)」を削除した原子力災害対策指針の改定原案を提示した。原案は緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に関連する記載も削除した。(今春に正式決定の予定:田中一郎)

 

(中略)PPAについては,避難計画の策定が必要な30キロ圏の外側でもプルーム(ヨウ素を含む空気の塊)が通過すれば被ばくの恐れがあるとして,旧原子力安全委員会が50キロ圏を目安に設定するよう提言していた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(参考)原子力規制委員会「放射性ヨウ素防護地域(PPA)」(30~50キロ圏)の事前設定を見送る。旧原子力安全委員会から後退 いるかちゃんの子どもを守れ。リベラル派

 http://blog.livedoor.jp/irukachan2009/archives/51956947.html

 

(2)クローズアップ2015辺野古移設、沖縄県調査 対立激化、解決遠く - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/shimen/news/20150227ddm003010111000c.html

(毎日新聞の無料ネット会員になれば全文が読めます)

 

(埋め立て工事ストップの法的可能性が出てきました。彼らが墓穴を掘っているようです:田中一郎)

 

(3)規制外の遺伝子改変技術、コメなどで研究進む 北大調査

 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H5T_W5A220C1CR0000/

 

(これは大変なことなんですが,みなさま,ご存知でしたか? こんなものを野放図に認めていては,やがて食べものや環境がとんでもないことになってしまうこと必定です。原発過酷事故に匹敵する「バイオ・ハザード」がまもなくやってきそうな気配濃厚です:田中一郎)

 

 

==================================

1.(別添PDFファイル)経産省前テントひろば・パンフレット

「panfu_keisansyoumae_tento.pdf」をダウンロード

 

2.(別添PDFファイル)大間原発(フルMOX原子炉)反対署名:函館市町会連合会

 下記の通り、函館市が市を挙げて危険極まりない大間原発(フルMOX原子炉:電源開発(Jパワー))に反対しています。みなさま、反対署名のご協力をお願い申し上げます。

 

●反対署名用紙は別添PDFファイルです。署名送付先は下記へ。

「ooma_genpatu_hantai_syomeiyousi.pdf」をダウンロード

●函館市町会連合会(函館市若松町33番6号 <3階> TELFAX 0138-22-0180)

 http://www.aiyoru21.com/hsfc205.html

 

(参考)市町会連が大間原発建設凍結へ署名活動【函館】|北海道ニュースリンク

 http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=23563

 

(参考)大間原発建設反対の署名活動始まる - こどもたちの未来へ   《 脱原発と国際協力 》  

http://blog.goo.ne.jp/tanutanu9887/e/5da7de0212780c0968045ba32d1f94d3

 

(参考)大間原発止める道

 http://ooma.exblog.jp/

 

(参考)J-POWER 電源開発株式会社 事業・サービス 原子力発電事業 フルMOX炉心の特性

http://www.jpower.co.jp/bs/field/gensiryoku/project/aspect/mox/attribute/

 

3.「ふくしま集団疎開裁判」新着情報

 第二次裁判が始まります。下記はその関連の報告です。

 

(1)福島地裁で子ども脱被ばく裁判の期日を決める進行協議開催 被告の国と自治体は大弁護団で対決


●疎開裁判ブログ  http://fukusima-sokai.blogspot.jp

●活動ブログ    http://fukusima-sokai2.blogspot.jp

 

(2)裁判内容の説明 (進行期日協議報告を含む) 

 https://www.youtube.com/watch?v=kauHwIn3CQU

 

(3) 法廷の進行期日協議前のIWJの取材風景

 https://www.youtube.com/watch?v=zVW9ozEhU2M

 

4.(別添PDFファイル)安倍晋三・自民党ヘドロ内閣

 出るわ出るわ、どんどん出てくる。辞めても辞めても、まだ辞めたらず。永遠のドブさらいなり。(誰だ、こんな連中に投票をしたアホウは?)

 

(1)下村博文文科相 「無届け後援会」で政治資金規正法違反の疑い スクープ速報 - 週刊文春WEB

 http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4868

 http://mainichi.jp/shimen/news/m20150227dde001010072000c.html?fm=mnm

 

●西川農水相に続き下村博文文科相にも脱法献金疑惑が! 暴力団系企業との関係も|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

 http://lite-ra.com/2015/02/post-895.html

 

(2)環境相側に寄付140万円 補助金交付企業から:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASH2V5RHQH2VUTIL02M.html

 


(3)補助金交付企業から献金 望月・上川大臣も

 http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000045312.html

 http://mainichi.jp/shimen/news/m20150227dde001010075000c.html?fm=mnm

 

(4)西川前農相顧問料4年間で950万円 申告漏れの疑い - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/select/news/20150227k0000m010133000c.html

 

5.美浜の会 HP より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高浜原発再稼働の同意権、及び住民説明会に関する京都府・滋賀県の市町議員へのアンケート結果(2月26日)

 

 約9割の議員が

   ・再稼働の同意権は、少なくとも30㎞圏内の自治体に必要と表明 

   ・住民説明会も、少なくとも30㎞圏内の自治体で必要と表明

 

同意権・住民説明会は福井県・高浜町だけでよいと回答した議員はごくわずか 

 

★アンケート結果を尊重し、再稼働の同意権を認め、住民説明会を開催すべきです

アンケート実施主体:若狭の原発周辺住民ネットワーク アンケート結果と議員のコメント

http://www.jca.apc.org/mihama/takahama/giin_questionnaire20150226.pdf

 

6. 20150225 UPLAN テントお話と座談 森達也さん - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=vv9XOAs21qc

 

7.Ustream.tv ユーザー IWJ_KYOTO 2015225日西谷文和氏 緊急講演・学習会「イスラム国の正体を暴く」I, IWJ_KYOTO1. 市民ジャーナリズム...

 http://www.ustream.tv/recorded/59242894

 

8.(関連)農林水産省-「平成26年 未承認遺伝子組換えパパイヤの生育実態調査」の結果について

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/150226.html

 

(田中一郎コメント) 

 一見,何のことはないサイト情報のように見えますが,とんでもない,日本政府関係省庁の,列記とした遺伝子組換え(GM)作物貿易(輸入)に関する(日本では三重県のナバナ栽培放棄(*)に続く第2番目の)被害であるにもかかわらず,被害の実態調査もちゃんとしなければ,被害者の救済も,再発防止対策もしないで,早くも幕引きをはかったというお粗末対応の報告なのです。

 

(*)三重県では,四日市港に水揚げされる海外からの輸入遺伝子組換え(GM)ナタネが,ナタネ油製造工場へ運ばれるトラックの荷台からこぼれ落ちて道路周辺に散らばって遺伝子汚染し,野生の遺伝子組換え(GM)ナタネやその近隣種GM植物(ブロッコリーや雑草)が繁殖してしまいました。そのため,三重県では独自の品種として栽培してきたナバナの栽培が,意図しない遺伝子組換え(GM)汚染の危険性が出て,できなくなってしまいました。

 

BMW AQUA249号】「遺伝子組換えナタネ自生の現状と問題点」

 http://www.bm-sola.com/bm/archives/2013/01/aqua249.html

 

 遺伝子組換え(GM)生物(作物・動物・食品・微生物など)についての貿易取引から生じる環境汚染や上記のような農業者の被害について,その責任の追及や被害者救済・環境汚染の修復(原状回復)などをどうするのかについては,少し前に下記の(いわゆる「カルタヘナ議定書」の補足議定書として)「名古屋クアラルンプール補足議定書」が合意されておりますが,その批准が国際的に全くと言っていいほど進んでおりません。開催主催国(議長国)の日本さえもが,その批准も,これに対応する国内法の整備も未だ行わず,もちろん批准の促進に向けての国際活動やPRも行わない,その態度は,国際的な信義則に反するだけでなく,我が国における今後の遺伝子組換え(GM)生物による環境汚染や農林水産業・食品産業の被害に対して,何の備えもないままに,遺伝子組換え(GM)生物の貿易取引だけが拡大していくことになってしまいます。

 

 今回の台湾から輸入された(未承認)遺伝子組換え(GM)パパイヤによる被害は,沖縄のパパイヤ生産者・農家に対して甚大な被害を与えておりますが,政府からは何の救済も受けられていない他,沖縄県でのパパイヤ栽培が食品としては危険な未承認遺伝子組換え(GM)パパイヤを根絶できたのかどうかも定かではありません(油断すると増殖しかねません)。この事件を契機に,日本政府及び関係省庁が特別法で被害を受けた沖縄のパパイヤ生産者・農家の救済を行うとともに,他方で,再発を防ぐための輸入時における検疫の強化や抜き打ち検査,あるいは輸入管理の強化(たとえば遺伝子組換え(GM)生物輸入業者の認可制や,一件ごとの許可制度など,方法はいろいろ)と加害者責任の明確化(賠償と環境の修復)と,その加害者の範囲(輸出業者・輸入業者のみならず遺伝子組換え(GM)生物を製造した製造元などを含める)の明確化,更には,責任者倒産などに備えた救済基金の設立など,なすべきことは多かったはずです。

 

 こうしたこと一切にほうかむりをして,農林水産省をはじめ環境省や厚生労働省などは歩調を合わせて,この沖縄の遺伝子組換え(GM)パパイヤ輸入事件に幕引きをしようとしています。もちろん,こうした日本政府のいい加減で出鱈目な態度の背後には,モンサントをはじめとする遺伝子組換え(GM)企業や,それと癒着をしているアメリカ政府がいることを忘れてはならないのです。

 

●名古屋・クアラルンプール補足議定書 自然 - 環境用語集 ~環境について調べる~ - 緑のgoo - ビジネス - 緑のgoo

 http://www.goo.ne.jp/green/business/word/nature/S00404.html

 

●「名古屋・クアラルンプール補足議定書」の概要

 http://www.env.go.jp/press/files/jp/19355.pdf

 

9.(メール転送です)No.649 有機農業ニュースクリップ 2015.02.25

 海外で進む食品の安全性改善や供給サイドの適正化、その背景には消費者及び消費者団体の食品の安全性や表示、あるいは持続可能性など、食品の適正性に対する高い関心と適切な消費選択がある(要するに、危なそうなもの、いい加減なもの、持続可能な生産で提供されていないものなどは消費者が買わない=売れなくなる)。

 

 一方、自国の主食でさえアメリカに売り渡さんとする政治家が跋扈する日本では、消費者の農林水産業や食品への関心は低迷しており「値段が安ければ何でもいい」などとする愚かな消費選択が無視できないくらいに広がっている。あまたある消費者団体の大半は、いわゆる御用団体で、食品産業や農林水産省・厚生労働省などの役所の代理店業務のようなことをしている「ゴミ団体」だ。しかし、その結果が生み出す「あわれな食の崩壊」は消費者自身が引き受けなければならなくなる。

 

 おそらくは、下記のようなことで海外で消費者から嫌われ、食品産業が生産を止めた後、売れ残った在庫品などが、値段を安くして日本に怒涛のごとく入ってくる、と思っていた方がいいだろう(下記の商品がそうだとまでは申し上げないが)。何故なら、消費者が「値段が安ければ何でもいい」と考えて消費選択するのだから、食品を売る側・輸入する側の企業も「売れれば何でもいい」と考えて商売をするだろう。販売に差し支える食品表示は一切しないで、その食品の素性は隠し通すのだ。企業側としては、そもそも消費者は食品表示を見ていないのだから、どうということはないとの認識だ。つまり日本は世界の「残飯市場」となり、他国において危ないと退けられたロクでもない食品が輸入され、消費者の口に入るということ意味している。

 

 食い物をケチり、自国の主食を捨て去るような民族・国に明日はない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

≪ 今日の目次 ≫

■ネスレ米国 チョコレートから人工香料・着色料を排除

■ハーシー チョコレートを非GM原料に変更へ 背景に消費者の意識と要求

 

≪ 食品添加物 ≫

■ネスレ米国 チョコレートから人工香料・着色料を排除

 ネスレは2月17日、米国で販売する全てのチョコレートと キャンデーの250製品で使用している人工香料と着色料を、2015年中に、天然成分に順次変更すると発表した。ネスレは、変更する例として、赤40号と黄5号をベニノキの種子から抽出するアナトー色素をあげ、人工香料のバニリンは天然バニラに置き換えるとしている。また、FDAが承認しているカラメル色素も置き換えの対象としている。

 

 ネスレは変更の理由として、ネスレのブラインド調査で、人工香料や人工着色料を含まないほうが好まれるとする結果をあげている。また、2014年のニールセンの消費者調査でも、60%以上が人工香料や人工着色料がないことが商品選択に重要なこと、と答えていることも理由としている。ネスレのプレスリリースは、アスパルテームのような人口甘味料については言及していない。日本での対応は明らかではない。

 

 ・Nestle, 2015-2-17

  Nestle USA Commits to Removing Artificial Flavors and

  FDA-Certified Colors from All Nestle Chocolate Candy

  by the End of 2015

  

http://www.nestleusa.com/media/pressreleases/nestl%C3%A9-usa-commits-to-removing-artificial-flavors-and-fda-certified-colors-from-al

l-nestl%C3%A9-chocolate-candy-by-the-end-of-20

 

≪ 遺伝子組み換え ≫

■ハーシー チョコレートを非GM原料に変更へ  背景に消費者の意識と要求

 米国のチョコレートメーカー・ハーシー社は2月18日、15年末までに同社のチョコレートを非遺伝子組み換え原料に変更することを明らかにした。ハーシーは13年、GM使用を表示するか、非GM原料の使用のいずれかを選択するように、消費者団体から要求されていた。

 

 ハーシーは今回の声明で、GMテンサイ由来の砂糖、γGBT(GM牛成長ホルモン)牛乳、GM大豆レシチンを、それぞれ非GMのものに変更するとした。また、すでに一部の製品で、トウモロコシを原料とする異性化糖(ブドウ糖果糖液、HFCS)の使用をやめ、人工香料バニリンを天然バニラに変更したとしている。

 

 ・Hershey, 2015-2-18

  Hershey Begins Move to Simple,

   Easy-to-Understand Ingredients

  http://www.thehersheycompany.com/newsroom/news-release.aspx?id=2017846

  Our Simple Commitment to Goodness - Q & A

  http://www.thehersheycompany.com/nutrition-and-wellbeing/q-and-a.aspx

 

 ・Food navigator, 2015-2-23

  Hershey in non GMO and no high fructose corn syrup pledge

  http://www.foodnavigator-usa.com/Manufacturers/Hershey-in-non-GMO-and-no-high-fructose-corn-syrup-pledge/

 

 ・Food navigator, 2013-2-13

  Campaign pushes Hershey's Mars to either label GMOs

  or drop them

  http://www.foodnavigator-usa.com/Manufacturers/Campaign-pushes-Hershey-s-Mars-to-either-label-GMOs-or-drop-them

 

 ハーシーは同時に、ココアとパーム油についても、100%素性が明らかな持続可能な供給元と契約するとしている。ハーシーは昨年、消費者団体から児童労働によるカカオを使用しないように要求されていた。

 

 ・Organic Consumers Association, 2014-9-25

  Alert of the Week Tell Hershey's to Stop Abusive

  Child Labor in Cocoa Production

  https://www.organicconsumers.org/bytes/organic-bytes-179-hersheys-child-labor-monsantos-wheat-mad-fish-more

 

 ハーシーの方針変更表明に先立ち、ネスレは2月17日、15年中に、米国で販売するチョコレートとキャンデーの250製品で使用している人工香料と着色料を天然成分に変更する、と発表している。ネスレは、人工香料・着色料を含まないほうが好まれる、とする消費者調査の結果を変更の理由としてあげている。

 

 ハーシーはまた、米国カリフォルニア州のGM表示義務化の住民投票に際して、表示反対陣営に約52万ドルを提供している。そのハーシーが、原料の非GM化という大きな方針変更をせざるを得なかったのは、米国消費者運動の力といえよう。大企業といえども、消費者の意向を無視した製品を作り続けることができないという、当たり前のことを再確認させた。

 

《 お知らせ 》

■「遺伝子組み換え関連情報」を再開

 13年3月で一旦停止していた「遺伝子組み換え関連情報」のページを、昨年11月より再開しました。分類も若干変更しました。分類別の目次ページから個々の記事にリンクしてあります。

 

● 有機農業ニュースクリップ・遺伝子組み換え関連情報

  http://organic-newsclip.info/gmo2/gmo_news.html

 

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 有機農業ニュースクリップ

 ご 連 絡:info@organic-newsclip.info

 配信停止:clipret@organic-newsclip.info

 

 公開サイト:http://organic-newsclip.info

 遺伝子組み換え関連情報:

  http://organic-newsclip.info/gmo2/gmo_news.html

 ツイッター:

  http://twitter.com/OrganicNewsClip

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草々

 

 

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