(報告)「公正な税制を求める市民連絡会準備会」(仮称)キックオフ集会 「税金を払わない巨大企業:公正な税制で社会保障の充実を」(2/15):消費税などバカバカしくて払っておれるか!!
前略,田中一郎です。
2015年2月15日(日)午後2時より、「公正な税制を求める市民連絡会準備会」(仮称)が主催する市民集会「税金を払わない巨大企業:公正な税制で社会保障の充実を」が開催されました。当日は、メインスピーカーで昨今ベストセラーの著書を出された富岡幸雄中央大学名誉教授(税財政学)をはじめ、税制に詳しい講師複数の他、「反貧困」の立場から現場報告を行う複数の市民が演壇に立ち熱い議論が交わされました。一般市民の関心も高く、定員約150名程度の会場に、その倍の約300人の一般聴衆が参加し、立見席が出るほどでした。
別添PDFファイル(抜粋)、及び下記URLは、その際の配布資料、並びに関連サイトです。特に下記URLの録画では、富岡幸雄教授(90歳)のエネルギッシュでユーモアあふれる講演を傾聴ください。(富岡教授の憤りは私も共有させていただきます)
●(FACEBOOK)2/15キックオフ集会
録画(「公正な税制を求める市民連絡会準備会」)
以前より申し上げている通り、今から約25年ほど前に消費税が導入された際、何とかそれを政治的に押し通すため、(1)不公平税制を是正する、(2)所得税・法人税を先行して減税する、(3)消費税の使途は社会保障関連とし、その内容充実に邁進する、でした。その後の25年間は、似非政治改革に加えて、この消費税詐欺が「本物の正真正銘の政治詐欺」であることが明らかとなった時代で、1997年には税率が3%から5%へ引き上げられ、更についこの間(2014年)には8%へ、そして2017年には10%へと切り上げられていきます。自由民主党と民主(自由党)が仲良くなれあって決めた「詐欺の合作」です。もちろん社会保障なんぞは、当時よりも一層激しく「切り捨て」「削減され」「貧弱化され」、彼らが言う「充実」とは「細く少なくみみっちく」することを意味する政治用語であることが明らかとなりました。もはや、詐欺政治家たちの公約がどうとかこうとかではなく、だまされる方が悪いということになったのです。
一方、不公平税制の是正の方は市場原理主義アホダラ教によって「逆是正」され、税制がゆがみにゆがめられ、もはや財政の3大機能のうちの一つ=所得再分配は機能しなくなりました(あとの2つ「資源再配分」と「経済安定化」も怪しい限りです)。おかげで所得と富の2極分化=格差が極端にまで拡大し、今や新しい「階級社会」の誕生とみていいような状況になってきています。所得額が大きく最も納税負担力のある大企業や富裕層・資産家がほとんど税金を払わず、他方で、更なる法人税減税・高額の所得税減税、相続税・贈与税減税などが行われています。また、タクスヘイブンを使った国際的な納税回避行為も目に余る状態です。もはや25年前の「牧歌的」とも言える「不公平税制是正」どころの話ではなくなっております。
払うべき法人や人間が払わない税金を、どうして日々の生活苦にさいなまれる我々一般消費者・市民が消費税なんぞを払わねばならないのでしょうか? まさに、消費税など、バカバカしくて払ってられっか!! バカ野郎 です。(大企業の役員や幹部達、あるいは富裕層・資産家らは、税金などというものは、世の中の仕組みを知らない間抜けでバカ正直な連中が払うものなんだよ、今や国(政府)が企業や富裕層・資産家を支配する時代ではなく、企業や富裕層・資産家が国(政府)を選ぶ時代なんだと、高笑いしています)
当日は会場参加者とのやり取りの時間が乏しく、下記の質問事項は私の発言予定だったことですが、残念ながら質問できませんでした。次の機会に発言したいと思っております。
<田中一郎からの質問予定事項だったこと>
(1)法人についても個人についても、資産や所得の補足が不十分なのではないか。かつては「トーゴーサンピン」とか「クロヨン」などと言われたことがあるが、現状では、どれだけひどいと予想されるか?(私は現状では海外の私募FUNDやタクス・ヘイブンが使われて、とてつもないアングラマネーが量産されていると推測しております)
● 所得の捕捉の意味を教えてください。クロヨン、トーゴーサンの「... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1360415473
(2)(私募)投資FUND税制・金融FUND税制・非居住者税制が出鱈目なのではないか(文字通り「無税」)
(3)サラ金大手「武富士」のオーナーの息子の相続税が「ちゃら」にされた最高裁判決が少し前にあったが、あれは何とかならないのか? 国際的な枠組みを使った租税回避行為(この場合は相続税・贈与税)に対する対応・対策はどうなっているのか? 具体事例をいくつかご教授願いたい。
<関連サイト>
(1)緊急市民シンポジウム「税金を払わない巨大企業~公正な税制で社会保障の充実を~」 ちきゅう座
http://chikyuza.net/archives/50809
http://utsu-ken.seesaa.net/article/414016795.html
(2)格差是正促す税制を 民間の2団体が導入目指し活動暮らし中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2015021202000001.html?ref=rank
(この記事にある「民間税調」(志賀桜氏・三木義一氏他)と、今回シンポジウム主催の「公正な税制を求める市民連絡会準備会」(仮称)は別物か? :田中一郎)
(3)東京新聞公正税制で格差是正を 反貧困活動の弁護士らが連絡会社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015012102000223.html
●(同上)録画
https://www.youtube.com/watch?v=VQhx5o2mohg
<別添PDFファイル>
(1)税金を払わない巨大企業(表紙)(市民税調準備会 2015年2月15日)
(4)ピケ宇イの格差論から見る累進課税の必要性(抜粋)(竹信三恵子 2015年2月15日)
(6)公正な税のルールを:タクスヘイブンに迫る(合田寛 2015年2月15日)
(7)税金は金持ちから取れ(武田知弘 2015年2月15日)
<各講師の著作>
●『税金を払わない巨大企業』(文春新書:富岡幸雄/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033150910&Action_id=121&Sza_id=E2
●『ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方』(金曜日:竹信三恵子/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033189810&Action_id=121&Sza_id=A0
●『税民投票で日本が変わる』(新日本出版社:浦野広明/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031897446&Action_id=121&Sza_id=C0
●『タックスヘイブンに迫る 税逃れと闇のビジネス』(新日本出版:合田寛/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033155731&Action_id=121&Sza_id=C0
●『税金は金持ちから取れ 富裕税を導入すれば、消費税はいらない』(金曜日:武田知弘/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032782690&Action_id=121&Sza_id=GG
草々
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赤旗新聞でこの記事を読みました。御説の通りであると改めて実感しました。2015年度予算案に見る社会保障関係予算は審議会での審議という隠れ蓑で政権与党の筋書き通りであり、「効率化」「重点化」という名前の給付の削減と負担増を、国民に押し付けるものです。社会保障改革とは名ばかりであり、壮大な国家的詐欺といっても過言ではないと考えます。法人税のさらなる減税は絶対に許してはならないと考えます。
投稿: 山田信太郎 | 2015年2月16日 (月) 23時35分
こんにちは。
集会でよく資料を下さる方ですね。いつもありがとうございます。
>トーゴーサンピン ですが、斎藤貴男さんの「消費税のカラクリ」だったっけ?によると、大蔵省が消費税増税の導入のために身も心も貧しく貧乏人同士で足を引っ張り合うのが飯よりも好きな愚民を引っ掛けるべく拵えたプロパガンダだそうです。”あいつら脱税しやがってけしからん!!(こぶしを握ってすっくと立ち上がる)アイツらが困るなら公平な税制の消費税、賛成!!”という電通の戦略ですな。自分の首を絞めてるのに、ナマポがー、公務員がー、自己責任がーとか言っている連中はいっぱいいますからね。
斎藤さんの本は奴らのプロパガンダについても詳しいから、原発マフィアPA・R理解にも役立ちますよ。
なお、トーゴーサンピンは相当な誇張で、ほとんど嘘、実態を反映していないそうです。私もこれを読む前までは信じていました。在日特権は高校で真面目に勉強していてちょいと類推力があればデマと分かりますが、こちらは国が広告代理店噛ましてのオールアスペクトプロパガンダですから、自分で本を探して勉強しないとわからない。
質問出来たら多分こうした答えが返ってきたでしょうから、鵜呑みしていた多くの方のためになったでしょう。惜しかったですね。
このところ、斎藤貴男さんは講演していますから、行ってみてはいかがですか?
投稿: L | 2015年2月19日 (木) 14時18分