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2015年1月 2日 (金)

(報告)化学物質規制と環境ホルモン (11/15セミナー)「どうなる どうする EUの環境ホルモン規制」(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

少し報告が遅れましたが、昨年11月15日にダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議が化学物質管理と環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)に関する公開セミナーを開催しました。当日は海外より著名な2人の科学者が招かれ、充実した講演と会場参加者との質疑応答がなされていました。以下、簡単にその内容をご報告しておきます。(当日、私からは、化学物質と放射性物質の相乗効果について質問いたしました)

 

 <関連サイト>

(1)国際市民セミナ-1(専門的) 1115() 「どうなる!どうする!EUの環境ホルモン規制 ~欧州連合と世界保健機関の報告書を書いた環境ホルモンの第一人者コルテンカンプ教授を招いて~ ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?p=1859

 

(2)111516日の連続国際セミナーの情報をバージョンアップしました。(1017日) ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?p=1902

 

(3)欧州連合(EU)での環境ホルモン規制に向けた動きについての参考情報 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

 http://kokumin-kaigi.org/?p=1874

 

(ここに、「今年の8月にフランスのテレビ局で報道されたドキュメンタリー番組の日本語訳」録画があります。必見です:田中一郎)

 

● ニューズレターNO.84(2013年12月)

 http://kokumin-kaigi.org/?attachment_id=1835

 

(4)ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 Japan Endocrine-disruptor Preventive Action

 http://kokumin-kaigi.org/

 

 <別添PDFファイル>

(1)(ちらし)どうなる どうする EUの環境ホルモン規制(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 20141115日)

「tirashi_kannkyouhorumonn_semina_1115.pdf」をダウンロード

(2)日本が忘れた「環境ホルモン」,欧州で進む規制の強化(植田武智 『週刊金曜日 2014.11.2』)


(3)子どもたちの未来を守りために 化学物質の2020年目標の達成に向けて(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 2014.3

「rifuretto_saicm.pdf」をダウンロード

(田中一郎コメント)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)の現状については、上記別添PDFファイルの(2)の植田武智さんのレポート(『週刊金曜日』)をご覧下さい。欧州では農薬や家庭用薬剤(殺虫剤・除草剤など)のみならず一般化学物質に関して、環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)の危険性を認識の上、厳しい規制がかけられようとしています。それに対して日本では、まことにお寒い限りでの管理・規制状況にあり、しかもそれが改められようとする気配がありません。嘆かわしいかぎりです。

 

 植田武智さんのレポートをお読みになればわかりますが、環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)の危険性については、どうも「しきい値」のようなものはなく、ごく微量・低濃度のものであっても、人類や生物に悪い影響を及ぼす可能性が高いことが分かってきています。この辺は放射能=低線量内部被ばくと非常に似ているところです。

 

 もちろん欧州でも、農薬メーカーをはじめ化学業界・産業界は、何とかこの化学物質の安全規制を骨抜きにしよう、自分達の事業や商売の邪魔にならない程度の軽微でどうでもいいような内容にしようと画策しているようですが、さすがは欧州だけあって、そうしたよからぬ企ては徐々に徐々に退けられているようです(一直線には事態は進展せず、紆余曲折をしていますが、前進はしているようです)

 

 翻って日本ですが、まことに嘆かわしい状態で、農薬(特にネオニコチノイド系)の問題も含めて、そもそも有権者・国民・市民や市民運動・社会運動の関心が低すぎます。今回の私のメールは環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)と化学物質に関してのものですが(追って、農薬・ネオニコチノイド系についても情報提供を予定)、ぜひ、お送りした資料に目を通していただき、高い関心を持っていただきますようお願い申し上げます。(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議に参加されるのも一案です)

 

 また上記(3)は、環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)のみならず、広く化学物質全般に関する国際的に合意された規制を、日本もまじめにきちんと取り組んでいただきたい、政府・各省庁は、姿勢を正して有効かつ適正な規制や管理を導入していただきたいという主旨で書かれた、非常にわかりやすい、いいリーフレットです。ぜひご一読をお願い申し上げます(もちろん、この化学物質の適正管理・規制の問題でも、日本政府はサイテーの対応をしていて、全然ダメなのです)。

 

(以下、一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなに化学物質を使っても大丈夫?

 

今、世界で使われている化学物質は、95000種類もあると言われています。しかし、こんなにたくさんある化学物質のうち、分解性、生物蓄積性、毒性が公表されているものは5%もありません。

 

化学物質の毒性を知らずに使ってしまい、水俣病やカネミ油症のような深刻な公害問題が引き起こされたこともありました。今でも、化学物質がガン、ぜんそく、ア卜ピ一、花粉症、発達障害などへの影響を与えていると疑われています。私たちは、どんな毒性があるのかが分かっていないまま、9万種類以上もの化学物質を使っています。本当にこんなにたくさんの種類の正体不明の化学物質を使っても大丈夫なのでしょうか?

 

2020年までに化学物質のリスクを最小限に

 

1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた地球サミットから、国際的な化学物質管理が始まりました。それから10年後の2002年に南アフリカで行われたヨハネスブルグサミットでは、さらに取組を進めるために、「予防的取組方法に留意しつつ、透明性のある科学的根拠に基づくリスク評価手順と科学的根拠に基づくリスク管理手順を用いて、化学物質が、人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成することを目指す」ことが合意されました。

 

2020年目擦の選戚に向けてSA!CM(サイカム)がまとめられました。

 

SAICM(サイカム)とは「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ」の略です。2020年目標の達成に向けて、世界の各国が話し合って、まとめられたものです。SAICM(サイカム)は、①各国首脳によるハイレベル宣言と、②包括的方針戦略、③目標に向けた具体的な世界行動計画の3つから構成されています。

 

(以下、別添PDFファイルのリーフレットをご覧下さい)

草々

 

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