対談 福島第1原発事故と原発運転差し止め訴訟 (井戸謙一&新藤宗幸 『都市問題 2014.12』) & 経産前テント裁判で東京地裁の裁判官が「だましうち突然裁判打ち切り」の暴挙
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
(最初にイベント情報を3つばかり)
1.(メール転送です)「ふくしま集団疎開裁判」
★文科省前抗議アクション&財務省坂上でのチラシ配布、カンパ集め
皆さんへ、拡散及び参加のお願い
寒さ厳しい 季節の到来。暖かい服装でお集まりください
12月5日(第1金曜日)18:30~20:15
柳原敏夫弁護士が参加致します。
2.(メール転送です)強行採決から1年「秘密保護法」施行するな!12・6大集会
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みなさん! 安倍政権は、「大義なき党利党略のため衆議院解散」に踏み切りました。今度の選挙で戦争と人権侵害、生活破壊を進める安倍政権にノーの声を突きつけましょう。また国政選挙でさえ、真実を語ることを禁止する秘密保護法の施行を許さず、廃止を実現するために、12・6日比谷野音集会、12・10秘密保護法施行するな!官邸前行動を成功させましょう。12・6日比谷野音集会、12・10官邸前行動にご参加ください。
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強行採決から1年「秘密保護法」施行するな!12・6大集会
○とき 12月6日(土) 13 時50 分開始~15 時30 分集会(13 時30 分開場) 16 時銀座デモ
○ところ 日比谷野外音楽堂
アクセス・地図 http://hibiya-kokaido.com/y-access-guide.html
○共催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
秘密法に反対する全国ネットワーク
○集会内容
★岡大介さん( カンカラ三線)
★主催者挨拶 海渡雄一さん(弁護士)
★アピール 新崎盛吾さん(新聞労連委員長)
★政党・議員から
★連帯の挨拶 大迫唯志さん(日本弁護士連合会副会長)
★ゲストから発言 青井未帆さん(学習院大学大学院法務研究科教授)
★協賛団体からの発言
特定秘密保護法に反対する学生有志の会
戦争をさせない1000人委員会
解釈で憲法9条壊すな!実行委員会
憲法共同センター
秘密保護法対策弁護団
★全国ネットワーク参加団体から
■協賛 日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)・特定秘密保護法に反対する学生有志の会(SASPL) ・戦争をさせない1000 人委員会 ・解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会・憲法共同センター ・日本民主法律家協会 ・青年法律家協会弁護士学者合同部会
・秘密保護法対策弁護団 ・社会文化法律センター
■主催・連絡先
新聞労連 03-5842-2201 jnpwu@mxk.mesh.ne.jp
平和フォーラム 03-5289-8222
5・3 憲法集会実行委員会(憲法会議 03-3261-9007/ 許すな! 憲法改悪・市民連絡会 03-3221-4668)
秘密法に反対する学者・研究者連絡会
article21ys@tbp.t-com.ne.jp
秘密法反対ネット(盗聴法に反対する市民連絡会 090-2669-4219/ 日本国民救援会 03-5842-5842)
■12・10秘密保護法施行するな!官邸前行動
○とき 12月10日11時~13時 ○ところ 官邸前
○主催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
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3.公開講演会:福島第一原発の「もっと
も危険な瞬間」
【日時】 12月7日(日)13時半~17時
【会場】 立教大学池袋キャンパス5号館5222教室
【登壇者】
後藤政志氏(NPO法人APAST理事長、元東芝技術者)
佐藤暁氏(原子力コンサルタント・元ゼネラルエレクトリック社技術者)
小倉志郎氏(コスタリカに学ぶ会世話人、
元東芝技術者)
佐藤国仁氏(機械安全分野技術者)
筒井哲郎氏(プラント技術者)
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1.(別添PDFファイル)井戸謙一弁護士への対談インタビューが月刊誌『都市問題』に掲載されました
<別添PDFファイル>
(1)対談 福島第1原発事故と原発運転差し止め訴訟 (前半)(井戸謙一&新藤宗幸 『都市問題 2014
12』)
(2)対談 福島第1原発事故と原発運転差し止め訴訟 (後半)(井戸謙一&新藤宗幸 『都市問題 2014
12』)
(田中一郎コメント)
私が特に印象に残った次の3つの部分を転記しておきます。ちなみに、3番目の「原発裁判における専門性」についての井戸謙一弁護士の考え方に私も賛同いたします。加えて私は、原発の技術問題なんて、大して難しくもない、難しく感じるのは、説明する人間がわざとそうしていて、ものごとをわかりにくくしているのだ、と思っています。何故なら、原発の技術は、時代遅れはなはだしきポンコツ技術であり、ただ単に、コントロール不可能なまでに巨大化して、核分裂エネルギーで湯を沸かしてタービンを回しているだけだ、と思うからです。
お二人の話は、原発裁判を巡るものの他に、裁判所内部の人事を含む様々な実態について語られています。これについては、インタビュアーの新藤宗幸氏の下記の著書が大変参考になりますのでお勧めします。また今回、衆議院選挙の際に実施される最高裁裁判官の国民審査では、みなさま、裁判官候補者全員に「×」「×」「×」「×」「×」をお付けになることをお忘れなく!!
●『司法官僚 裁判所の権力者たち』(岩波新書・新赤版:新藤宗幸/著)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032293365&Action_id=121&Sza_id=C0
(以下、一部引用)
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(1)福島第1原発事故後、最高裁は変わったか P36
「新藤 (中略)井戸先生、どうなんでしょう。福島第一原発の事故以降、裁判官は変わってきたというべきなのでしょうか。直感的にどうお考えになりますか。」
「井戸 おそらく、拮抗しているのではないかと思いますね。福島第一原発事故以降、最高裁は原発裁判についての裁判官協議会を、2012年1月と2013年2月に2回やっているのです。その協議結果をみますと、l回目はまだ混沌としていて、いろいろな意見が出ているという感じでした。最高裁のほうも、とくに1つの方向に誘導しようとしているという印象は受けなかったのです。けれども、昨年2月の2回目の協議結果を読むと、今後も従来の伊方原発最高裁判決(1992年10月29日)の枠組みでいいのだというトーンがかなり色濃く出ているのです。」
「2回目の協議結果には、参加した何人かの裁判官の発言が出ています。しかし、それは概要ですから、発言が全部出ているわけではありません。発言の中で司法研修所当局が「いいjと思ったものを載せているのだと思うのです。そして、掲載された裁判官の意見はすべて、従来の枠組みに「賛成jです。ですから最高裁、司法研修所の中心的なメンバーは、枠組みとしては従来の枠組みを踏襲していけばいいのだと考えていて、それを浸透させたいと思っているのだと思うのです。」
「しかし、現場の裁判官レベルでは必ずしもそれが簡単には浸透していなくて、「そういう方向で、いい」という人と、「いや、やはりここはもう一度立ち止まらなければいけない」と、その2つの考え方が拮抗しているのではないでしょうか。そういう印象を受けます。」
(2)最高裁判所長官の今回の人事と判・検「交流」 P46~47
「新藤 ちょっと話を変えますけれども、私、今度の最高裁長官の人事は何だ、と言いたくなるのです。」
「井戸 寺田逸郎さんの最高裁長官就任ですね。」
「新藤 裁判官が法務省の訟務検事に、検察官が判事(補)になる判検交流は、刑事事件や、原発裁判のような国を相手取る行政・民事訴訟の公正な裁判を妨げていると批判され続けてきました。原発裁判でも判事出身の訟務検事が国の代理人を多く務めています。これでは、裁判官と訟務検事が同じ思考を共有することになって、公正な裁判は望めません。法務省勤務が長く、民事局長も務めた寺田氏の最高裁長官就任は、判検交流が最高裁長官にまで及んだということで、「トップのあそこをああやったら大変な話じゃないの」と言いたくなるところがあります。」
「井戸 なぜ、2014年3月という時期に、まだ定年まで4カ月を残していながら竹崎博允最高裁長官が寺田さんを後任に指名して辞めたのか、というあたりも謎ですね。」
「新藤 一時は、竹崎さんの体調が悪いとか言っていたけれど、そうでもなさそうです。戦前の司法省なら別ですけれども、最高裁長官の後任に法務省のかなりのポストにいた人聞をもってくるということ自体に、司法の独立とは何かという疑問を感じますね。
「井戸 そうですよね。」
(3)原発裁判の専門性 P49~50
「新藤 (中略)原発裁判も知財裁判所のような専門的な形を取れないかということを提案しているのです。それに対して、思いつきだと批判した方もいらっしゃるけれども、日本の司法の問題として、専門性をどう担保していくかということについて、どうお考えになりますか。」
「井戸新藤先生のせっかくのご提案なのですけれど、私はどちらかというと消極的です。知財裁判所のように専門訴訟裁判所をつくってしまうと、原発訴訟に関与する裁判官はいつも同じ裁判官になってしまいます。そしてその裁判所に、例えば最高裁の意向に忠実な裁判官を送り込めば、ある意味、日本中の原発裁判を左右できることになってしまいます。ですから、それはちょっとどうかなと思うのです。」
「いまの専門性との問題ですけれど、裁判官には科学的に何が正しいかということを判断する能力はないのです。しかし、原発の危険性は、科学的問題ではあるけれども、原発を受け入れるかどうかという問題に科学では答えを出せないのです。」
「いままでは、日本の原発は事故を起こさないというふうに言っていましたから、事故を起こすか起こさないかというのは、ある意味、科学的問題だったかもしれません。けれども、福島第一原発事故の後では、そうは言えないわけです。事故は起きるのです。起きる可能性はあるのです。ただ、そのリスクをどこまで小さくできるかという問題なのです。」
「判決の結論をどうすべきかというのは、最終的には、いくらかでも残るリスクを社会が受け入れるかどうかなのですね。それは科学者には答えを出せない問題で、社会通念で答えを出すしかない。」「そうしたら、裁判官が一生懸命考えて、その社会が受け入れるべきかどうかというのを考えるしかないわけですね。そこは別に、科学的な素養の問題ではないわけです。」
「立証責任の問題にも関わってくるかもしれないけれど、私は原発訴訟というのは、まず原告側が「こういう点があるから危険だ」という問題提起をして、それに対して被告側が「いや、それは誤解だ」、あるいは「考えすぎだ。こういうことで安全なのだj、あるいは「リスクはこんなに小さいのだ」ということで、その疑問を解消しようとする。原告側の疑念が、どこまで解消できているのか、できていないのか。解消できた問題もあるかもしれないけれど、解消できない問題もあるかもしれない。どうしでもある程度のリスクはある。」
「そこで、どこまでリスクを解消できたのかということを法廷の中で裁判官が判断して、最後に、残ったリスクを社会が受け入れるのかどうかを判断する。それが裁判官の仕事だと思っています。」
「原告側が提起した問題に対して、被告側が「それは大丈夫なのだ」ということを説明する。原告側も被告側も、裁判官に向かつて裁判官がわかるように説明しますから、いくら中身が科学的なものだといっても、当事者や弁護士が工夫して説明してくれるので、きっちりと主張と証拠に取り組めばそれなりの理解はできるのです。」
「文系の裁判官であっても、十分に判断はできるし、最後のところでそのリスクを受け入れるのかどうかというのは、科学的素養のあるなしに関わらず、裁判官が正面から取り組んで答えを出さなければいけない問題だというふうに思っているのです。
「新藤 裁判官はそれなりの判断能力を持った市民だ。それで5よろしい、ということになりますね。つまり、双方がいろいろな弁論をするけれども、それを聞いたうえで、どれにいちばん論理的説得性があり得るかを一市民として判断する。」
「井戸 市民の代表として、市民が受け入れるのかどうかを決めるということですね。」
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2.(別添PDFファイル)経産前テント裁判で東京地裁の裁判官が「だましうち突然裁判打ち切り」の暴挙
本日、雨の中、午後5時からの東京地裁前の抗議行動に行ってきました。別添PDFファイルの抗議声明をご覧下さい。
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