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2014年9月13日 (土)

(報告)緊急集会 川内原発 審査書は不合格 火山、避難計画、汚染 どれも無視

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

別添PDFファイルは、一昨日の9/10(水)に、参議院議員会館・講堂にて開催されました下記緊急集会での配布資料、及び若干の関連新聞記事です。ご参考までにお送り申しあげます。当日は、原子力「寄生」委員会が開催され、川内原発再稼働へ向けて、設置変更許可申請の審査書案に「OK」サインが出されました。原子力「寄生」委員会の記者会見録画も下記にご紹介しておきます。参加者一同、怒り心頭に発する、でした。

 

 <集会案内>

●【緊急集会】川内原発・審査書は不合格!~火山・避難計画・汚染水… どれも無視!?(原子力規制を監視する市民の会)

 http://www.kiseikanshishimin.net/2014/09/05/緊急集会-川内原発-審査書は不合格-火山-避難計画-汚染水-どれも無視-9-10-13-参議院議員会館/

 

● 同上 グリーンピースJAPAN

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/910/blog/50493/

 

 <集会録画>

20140920 UPLAN【院内集会】川内原発再稼働をやめろ! - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=5aVieQj4vkY&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA

 

 <9/10 原子力「寄生」委員会 録画>

原子力規制委員会 定例記者会見 (平成26910) - YouTube

http://www.youtube.com/watch?v=1jD3RjMhdf0&list=UUO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

 

(参考)animo bildo kaj animacioImage and Animation/映像とアニメーションの1

 http://bunkaanime.exblog.jp/

 

 <新聞報道>

(1)(毎日新聞)■注目ニュース■ 川内原発 「新基準に適合」審査書を決定

 原子力規制委員会は10日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、「新規制基準に適合している」と結論づけた審査書を決定した。東京電力福島第1原発事故を受け、安全対策が強化された新基準をクリアする初のケース。九電は今後、再稼働に向け地元自治体の同意手続きを本格化させるが、他の二つの認可手続きが遅れており、再稼働は年明け以降にずれ込む見通し。

 

▽川内原発:「新基準に適合」審査書を決定 規制委

 http://goo.gl/QuEYbc

 

(2)日本経済新聞:川内原発、冬にも再稼働 規制委が審査書を了承

 原子力規制委員会は10日、九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の安全対策が新規制基準を満たしているとの審査書を正式に了承した。再稼働に向けた安全審査の合格第1号となる。一般からの意見募集では火山の噴火を心配する意見などが寄せられたが、可能性は「十分小さい」などとして結論を変えなかった。地元自治体の同意を得やすくするため政府は支援を進めており、今冬にも再稼働する見通しだ。

 http://mxt.nikkei.com/?4_26774_1054017_1

 

(3)日本経済新聞:高浜・玄海原発、再稼働へ前進 地震対策を評価(有料会員限定)

 原子力規制委員会は10日、九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の安全審査合格を正式に決めた。九電は地元の同意を得て今冬の再稼働をめざす。川内に続き関西電力の高浜3、4号機(福井県)、九電の玄海3、4号機(佐賀県)も審査は終盤に入り、再稼働の2番手になる公算が大きい。規制委の田中俊一委員長は川内の安全審査を参考に、今後の審査が「効率的に進む」と述べた。

 http://mxt.nikkei.com/?4_26783_1062104_1

 

 <別添PDFファイル>

(1)川内原発の「形だけ審査書」に反対します他(2014.9.10


「sendai_genpatu_1.pdf」をダウンロード

(2)川内原発1号機2号機の再稼働に反対し廃炉を求める意見書(姶良市議会議長 湯之原一郎)他(2014.9.10


「sendai_genpatu_2.pdf」をダウンロード

(3)川内原発再稼働関係の新聞記事(2014.9.10

(4)川内原発 避難計画のここが問題(原子力規制を監視する市民の会 2014.8.6

http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/27/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E%E5%88%A5%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E9%81%BF%E9%9B%A3%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%89%88-%EF%BC%98%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(以上が配布資料、下記は参考記事)

(5)原発避難 風向き考慮、鹿児島県、柔軟に計画変更(朝日 2014.9.10

 http://www.asahi.com/articles/DA3S11342654.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

県によると、計約1千カ所に及ぶ避難先リストを、収容人数や方角、原発からの距離などの情報も含めてデータベース化。事故の際には、原発周辺の67カ所に設けたモニタリングポストで測定した放射線量や風向きから、原発の風下にならない避難先の候補を割り出す。ただ、具体的な避難ルートは示さない。

 

 県の新たな仕組みは5~30キロ圏の避難を想定したものだ。しかし、変更した避難先を住民に伝える手段など課題も多く、避難が混乱する可能性もある。

 

 県は、この仕組みを原発の10~30キロ圏の病院や福祉施設の要援護者の避難にも適用する。原発の30キロ以遠で避難者を受け入れ可能な施設をリスト化し、事故後に受け入れ先を調整する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 こんなもの、どこまで実効性があるのでしょうか? 机上の空論、ないしは屁理屈お遊びのたぐい、にすぎないのではありませんか? それと、政府・経済産業省から鹿児島県や薩摩川内市に派遣される役人は、経済産業省で原発推進にまい進していた人間達だそうです。まさに「利益相反」行為そのものです。何をしに行くのでしょうね。前々から申し上げているように、原子力・原発の世界は、この「利益相反」行為が溢れかえっています。何度問題だと指摘されても馬耳東風で、聞く耳を持っておりません。おそらく、派遣されても、何の役にも立たないでしょう。いつもの「見せかけだけの猿芝居」なのです。

 

 <本日夕刊:川内原発周辺地域の避難計画、政府が了承>

(1)毎日新聞

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140912-00000029-mai-pol

 

(2)TBS NEWSi

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2297319.html

 

(以下、田中一郎です)

===============

 ところで、集会では私から、次の2点を私個人の意見として申しあげました。

 

(1)原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が公表する原発規制に関する文書類に使われている言葉が非常に分かりにくく、イレギュラーなものが多い。まるで「カルト集団」のような雰囲気の言葉の使い方である。しかし、原発は、核分裂エネルギーを利用して「湯を沸かしている」だけの、20世紀型の、重厚長大型の、つまらない、低レベルの、時代遅れの古い技術であって、こんなものに、そんな「こりにこった」ような、「容易には理解できないような専門性を装う」ような、おかしな表現など、使う必要はない。

 

 また、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁のHPも、有権者・国民・市民が知っておくべき重要な公表情報が、どこにどのようにあるのかも、よくわからない、わかりにくいHPになっている。だいぶ前に私は、高速増殖炉「もんじゅ」の新規制基準がHPのどこにあるのかを聞いたことがあるが、その回答として原子力規制庁の役人から聞いた限りでは、一般の人にはとても探し出せないだろうと思った。

 

 つまり、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の公表しているものは、一般の有権者・国民・市民を強く意識して、有権者・国民・市民に対して理解を求めるためにつくられているのではなく、従ってまた、彼らに課されている説明責任を果たそうとするものでもないと言えるように思われる。そんなことでいいはずがないのである。

 

(2)原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が主催して開催している各種の検討会の傍聴に関する「決めごと」が、あまりに制限・制約が多く、その公開性に疑問が出ているという話があったが、私は更に突っ込んで、そもそも、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が、こうした(表の)検討会の裏側で、規制対象である電力業界・電力会社と、何十回・何百回となく、秘密談合・裏相談を繰り返していることが、更にそれ以上に問題であると思っている。こうした「裏会合」は、すべてVTRに撮って、必要な時にいつでも見れる状態にしておき、電力業界・電力会社と原子力「寄生」委員会・「寄生」庁との関係をオープンにする必要がある。(そして、「利益相反」的な原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の人間と業界の人間との「秘密裏」での面会・会合・会話を禁止すべきである)

 

 この日は、怒り心頭の一日でした。

草々

 

(前日分です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前略,田中一郎です。

本日付の東京新聞[こちら特法部」記事です。

 

●東京新聞 「新安全神話」というリスク 原子力規制委員会の虚妄 特報(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014091102000173.html

 

(参考1)川内原発「新基準に適合」審査書を決定 規制委 - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/select/news/m20140910k0000e040256000c.html

 

(参考2)原子力「寄生」委員会

 http://www.nsr.go.jp/

 

(画面の一番上の資格の中、「1」に[川内原発の設置変更を許可しました」と1うのがあります)

 

平成26年度 第23回原子力規制委員会 (平成26910) - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=X4fOtsQSvJU

 

(下記は「なんじゃらほい?」)

●9月10日放送分の報道ステーション(テレビ朝日)での報道について|新着情報|原子力規制委員会

 http://www.nsr.go.jp/news/26/09/0911.html

 

(参考3)第九回 原子力市民委員会 資料(川内原発関連)

 http://www.ccnejapan.com/20140609_CCNE_01.pdf

 

■目次

・第九回 原子力市民委員会 議事次第・・・・・・・・・・・・・・・・・1

・川内原子力発電所立地・隣接自治体との面会についての報告・・・・・・3

・「川内原発再稼動についての自主的公聴会in 薩摩仙台市」開催報告・・・9

参考:自主的公聴会in 薩摩仙台市に寄せられたご意見・・・・・・・・・10

・見解「川内原発再稼働を思い止まるべきである(第一次ドラフト)」・・・16

2014 年度の活動に関する各部会からの報告

第1部会(福島原発事故部会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21

第2部会(核廃棄物部会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

第3部会(原発ゼロ行程部会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24

第4部会(原子力規制部会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26

・原子力市民委員会 2014 年度の活動に関しての提案・・・・・・・・・・28

2013 年度 原子力市民委員会 活動報告および決算報告について・・・・・30

2014 年度 原子力市民委員会 活動計画および予算について・・・・・・・36

・脱原子力政策大綱 第二版(2014/6/15)への修正の明細・・・・・・・・38

草々

 

(追)

九州電力株式会社川内原子力発電所 1 号炉及び2 号炉の審査書案に対する意見募集の結果等及び発電用原子炉設置変更許可について(案)

http://www.nsr.go.jp/committee/kisei/h26fy/data/0023_01.pdf

 

以下のOurPlanet-TVの映像をご覧ください(そのシーンの頭出ししています)

https://www.youtube.com/watch?v=_0rIt-XvA04&feature=youtu.be&t=5m9s

------------------------

【緊急署名】 川内原発の「形だけ審査書」に反対

 http://goo.gl/jjc0fh

フォームから

 https://pro.form-mailer.jp/fms/3427922964531

Change.orgから

 http://goo.gl/BMZ8Om

紙の署名用紙はこちら

https://dl.dropboxusercontent.com/u/23151586/sendai.pdf

 

二次締切:9 17

三次締切:9 月末日

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