(報告)「放射線安全神話」を狙う8.17政府広報に異議あり! 「市民と科学者の内部被曝問題研究会」記者会見(9/15)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)
別添、及び下記は、2014年9月15日に上智大学で開催されました「「放射線安全神話」を狙う8.17政府広報に異議あり!
「市民と科学者の内部被曝問題研究会」記者会見」での資料、その他です。ご参考までにお送り申しあげます。
<記者会見&集会の案内>
○政府は被ばく被害を過小評価せず被ばく回避に努めよ:2014年8月17日付「政府広報」に対する批判
〇期日:2014年9月15日(月・休日)午後1:30から
〇会場:上智大学 12 号館 203 教室
(正門から入り、会場は北門の横です(休日なので北門は閉鎖)
(参加費無料。会場費・資料代カンパ歓迎)
岡山 博、小柴信子、沢田昭二、島薗
進、田代真人、津田敏秀、生井兵治、 西尾正道、松崎道幸、矢ヶ崎克馬、山田耕作
賛同人:石塚 健、岩佐
茂、牛山元美、大西 広、加藤利三、小林 隆、小林立雄、崎山比早子、佐々木陸爾、新船海三郎、曽根のぶひと、高岡 滋、玉田文子、中村梧郎、満田夏花、望田幸男、梁取洋夫、吉田傑俊
<別添PDFファイル>
(1)政府は被ばく被害を過小評価せず被ばく回避に努めよ(前半)(2014年9月15日 上智大学)
「seifukouhouhihann_ue.pdf」をダウンロード
(2)政府は被ばく被害を過小評価せず被ばく回避に努めよ(後半)(2014年9月15日 上智大学)
・「rejime.pdf」をダウンロード
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)8. 17 政府広報の誤りを正す(温品惇一 2014.9.15)(会場参加者配布)
<当日の録画>
●▶ 140915 異議あり!8 17 政府広報 研究者らが緊急会見シンポジウム - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=g0ZHR3lmSuE
<URL>
(1)松崎道幸先生レジメ
(2)提言「科学と社会のよりよい関係に向けて―福島原発災害後の信頼喪失を踏まえて―」(2014年9月11日:日本学術会議・福島原発災害後の科学と社会のあり方を問う分科会)
<参考書>
(1)福島への帰還を進める日本政府の4つの誤り 隠される放射線障害と健康に生きる権利-沢田昭二/著 松崎道幸/著 矢ケ崎克馬/著 島薗進/著 山田耕作/著 生井兵治/著 満田夏花/著 小 本・コミック : オンライン書店e-hon
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033152302&Action_id=121&Sza_id=GG
(2)がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし 賢く生きるために知っておきたい放射線の光と影-西尾正道/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033134316&Action_id=121&Sza_id=E1
(討論の時間で私から申し上げたこと)
(1)(質問)原爆被害者の2世における健康被害の疫学的調査結果は存在するか
松崎道幸先生:存在しないと思う
沢田昭二先生:1977年の国際放射線被曝問題研究会の会合で原爆による被ばくの遺伝的障害の議論をしたことがある。また、まるやひろしさんという医師の方の調査によると、原爆被爆者には死産や流産が多いという結果が出ている。
(2)(質問)私が最も懸念されると思っている呼吸被ばくについて、特におっしゃりたいことはあるか
松崎道幸先生:チェルノブイリ原発事故後の子どもたちの肺活量が減少ぎみであることには留意が必要
(3)(意見)国際放射線防護委員会(ICRP)をはじめとする、いわゆる国際原子力マフィア・放射線ムラがやっていることは科学などとはいえないものであり(=似非科学、インチキ科学)、叩き潰せばいい。内部被曝などは「ファントム」とか言って(戦闘機のような名前を付けて)机上のモデルをつくり、モンテカルロ法(一種の統計学的手法)を使って計算をしているが、それは単なる計算にすぎない。科学とは経験科学であって、実証性がなければ意味がない(実験等で確かめられないといけない)。
「○○シーベルト」という計算結果が、人間や生物にいかなる影響を及ぼすのか、実証的に数字を意味付けする必要があるが、彼らはやったことがない。人間で人体実験ができないのなら、マウスやサルなどの動物を使ってでもできるはず。しかし、これまでそんなものは見たことがない。つまり彼らの「科学」とは、実証的な裏付けを持たない机上の空論=でっち上げのインチキだ、ということである。
(4)(意見)そして、彼らの被ばく論=放射線防護学は、今現在の分子生物学(バイオ学)やがん研究の最前線から見ると、いかにも陳腐で古色蒼然としていて、1950年代の、遺伝子・DNA発見直後の、セントラルドグマが提唱された頃の理屈で山盛りだ。現代の先端的な科学の水準からは非常に低レベルの(つまりは素人だましの)議論・研究水準にある。似非科学であるがゆえに、現代科学にキャッチアップできていない。
(5)(更に言いたかったこと)21世紀は、科学が支配権力や大資本に完全に包摂されてしまい、支配権力や大資本の都合のいいように、科学や科学技術の理論が歪められてしまう時代だ。包摂された科学は似非科学となり、包摂された科学者は似非科学者となる。従って、科学への単純素朴な敬意(下から目線)や、科学は無条件に正しいと信奉するような科学崇拝は危険である。科学も、愚かで弱い人間が営むものであることをしっかり認識の上、科学者もまた、その専門領域を超えてしまえば、「ただのおっさん、おばはん」にすぎないのだという、突き放した、相対化された認識を持つよう心掛けておく必要がある。
そして、そうした、相対的認識態度の上に、「支配権力包摂科学」に代わる「市民科学」が展開し、21世紀は、この「市民科学」と「包摂された似非科学」が全面対決する時代となるに違いない。いずれが勝利するかは、我々一般市民の態度いかんであり、また、仮に「包摂された似非科学」が勝利するようなことになれば、人類の滅亡も近いと考えた方がいいだろう。「21世紀は環境の世紀」と申し上げた時の意味は、言いかえれば「2つの科学の対決の世紀」ということに他ならない。
草々
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