川内原発の再稼働を許すな(2):(報告)川内原発火山審査で政府交渉 7月29日 原子力規制を監視する市民の会
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部しか添付できませんでした)
昨日(7/29)、衆議院議員会館・多目的ホールにて、「原子力規制を監視する市民の会」主催の「川内原発火山審査で政府交渉」が開催されました。下記URL、及び別添PDFファイルは、その際の(関連)資料です。詳細コメントなしでお送りいたします。(当日の録画をネット検索しましたが見つけられませんでした。ビデオカメラは何台か入っていましたので、まもなくネット上にアップされるものと思われます)
原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、一昨日(7/28)の「原発設計設備並びに地震・津波・汚染水問題」に関する政府交渉の際以上に、中身の空疎な、簡単にいえば、火山リスクについては全く考慮・検討していない実態が赤裸々に明らかとなる答弁を繰り返しました。現地鹿児島では、2000年前後より火山活動が活発化する兆しが見えており、こうした無謀かつ軽率極まりないとも言える原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の態度は、原発が火山噴火による火砕流や火山灰の餌食となり、日本はおろか東アジア全域を猛烈な放射能汚染に陥れる懸念を大きくしています。
特に、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が、鹿児島においては巨大カルデラ噴火のようなリスクは極めて小さいと科学的実証的根拠がないままに決め付け、火山リスク審査を原発再稼働の是非判断とは切り離して、火山に関する専門家会合も開催しないまま、川内原発を稼働させようとしていることは許されないことだと言えるでしょう。また、今後の火山活動の状況変化に対しても、(多くの火山学者ができないと言っているにもかかわらず)モニタリングを行って巨大噴火の予兆を把握し、懸念が高まればそれに適切に対処するという九州電力の「方針」なるものを確認したので、それでOKなどと居直り、市民サイドから何度も、その中身=つまり、どのようにモニタリングをし、どういう予兆を懸念ありと判断するのかその基準、また「適切な対処」の内容、特に使用済み核燃料の搬出の所要時間や準備状況や搬出先などについて問うても、具体的でまともな返答は皆無でした。それはとりもなおさず、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁が、川内原発の火山リスクをまともに考えていない・検討していないことを赤裸々に示すものでありました。信じがたいことです。
私には、近い将来、川内原発が火砕流や火山灰に飲み込まれていく姿が目に浮かぶような気がしました。もちろん、その時が日本国滅亡の日であり、1億2千万人の国民が「流浪の民」となる日でもあるのです。「そんなバナナ」は、このままでは必ずや実現することとなるでしょう。
我らの命と生活は、我らの手で守りましょう。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は解体の上、霞が関(六本木)より追放です。
● 川内原発火山審査で政府交渉 7月29日1430~ - 原子力規制を監視する市民の会
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/16/川内原発火山審査で政府交渉-予定/
● 美浜の会HP 7月28日・29日 川内原発・審査書案にNo!政府交渉
http://www.jca.apc.org/mihama/annai/annai_20140728.htm
● 質問事項
(実際に使ったものは、これに加筆修正が加えられています。別添PDFファイルをご覧ください)
● 火山審査の驚くべき実情・川内原発火山審査についての政府交渉報告 - 原子力規制を監視する市民の会
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/30/火山審査の驚くべき実情-川内原発火山審査についての政府交渉報告/
(リンクが悪い時は「原子力規制を監視する市民の会」のHPからクリックしてください)
(同上:再稼働阻止全国ネットワーク)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/2650
● 原子力「寄生」委員会HP内検索(原発と火山)
(上記から主なものをピックアップ)
(1)原子力発電所の火山影響評価ガイド
(2)原子力発電所の火山影響 評価ガイド(案)の概要
(3)川内原子力発電所 火山影響評価について
(4)川内原子力発電所ー号炉及び2号炉 降下火砕物 (火山灰) による設備 ...
<当日資料:別添PDFファイル&関連URL>
(1)川内原発の火山影響評価についての質問事項(7月29日会合用)
「situmonjikou_kazan.pdf」をダウンロード
(2)<パンフレット>川内原発・火山審査のここが問題
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/19/パンフレット-川内原発-火山審査の問題点/
(3)川内原発審査書案…パブリック・コメント文例(パブコメのタネ) - 原子力規制を監視する市民の会
http://www.kiseikanshishimin.net/2014/07/27/川内原発審査書案-パブリック-コメント文例-パブコメのタネ/
<当日の置きチラシから:別添PDFファイル>
(1)川内原発再稼働にNO! パブコメを書いて規制委を糾弾しよう(再稼働阻止全国ネットワーク 2014.7.25)
(2)帰らない 宣言(大熊町野上1区総会 2014年6月9日)
(3)止めよう再処理! 共同行動ニュース(2014年7月23日)
(4)「原発禁止世界大会(仮称)Jが必要でしょう(2014年6月19日)
<参考>
● ホーム
- 原子力規制を監視する市民の会
http://www.kiseikanshishimin.net/
● 美浜の会 HP
http://www.jca.apc.org/mihama/
● 再稼働阻止全国ネットワーク HP
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/
● 日々雑感
● GODZILLA
https://www.youtube.com/watch?v=AU6YrT0q1SQ
早々
(参考)「いちろうちゃんのブログ」より
(1)福島原発事故の原因もわからずに、原発を再稼働していいのか いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-635d.html
(2)鹿児島川内 「核」 時限爆弾がセットされる!!:川内原発を再稼働してはいけないこれだけの理由(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は解散せよ)
いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-454b.html
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