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2014年7月 8日 (火)

(輸入食品に走るのは危ない)(報告)「遺伝子組換え」を「遺伝子組換えでない」とウソをついて安全審査をしない「遺伝子組換(GM)食品添加物」に関する情報

前略,田中一郎です。

 

昨日(7/7)、遺伝子組換え食品いらないキャンペーン主催で、遺伝子組換え(GM)食品添加物に関する勉強会が開催されました。下記URL、及び別添PDFファイルは、その際の資料です。ご参考までにお送り申しあげます。

 

かねがね申し上げております通り、この「遺伝子組換え(GM)食品添加物」は、遺伝子組換え食品であるにもかかわらず、それを「ナチュラル・オカレンス」「セルフ・クローンニング」などと称して、遺伝子組換え食品ではない、などと嘘八百をついて、安全審査を省略(製造メーカーや輸入企業などに丸投げ・一任)してしまって実用化されているものです。主に輸入品を含む加工食品や調味料などに使われておりますが、もちろん何の表示もありません。我々消費者・国民は、厚生労働省・消費者庁・食品安全委員会などの劣悪食品安全行政のおかげで、遺伝子組換え食品の巨大規模の人体実験をされているのと同じ状態にあります。まるでモルモット扱いです。

 

●「ナチュラル・オカレンス」「セルフ・クローンニング」

(1)http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=4&cad=rja&uact=8&sqi=2&ved=0CDIQFjAD&url=http%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Ffile%2F05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka%2F0000029332.pdf&ei=plS7U-r6KYz18QWdroKIDw&usg=AFQjCNHRfbBT7hQZWN7XoU1wfnLCHeTnug&sig2=CjYyfZT6FATo7fHAobT1jA

 

(これが原案になって、下記の食品安全委員会のサイトにある文書が正式に決定されたようです)


(2)https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140109/173240/


(参考)http://domon.air-nifty.com/dog_years_blues_/2005/06/post_00a1.html

 

● 第499回 食品安全委員会(201417日)

 「ナチュラル・オカレンス」「セルフ・クローンニング」については、このサイトにある資料のうち「資料3-1:組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続(平成12年厚生省告示第233号)等の改正に関する審議結果について [PDF]」をご覧ください。

 http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140107sfc

 

● 遺伝子組み換え食品添加物の安全審査の簡略化に反対します 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

 http://gmo-iranai.lolipop.jp/archives/1247/

 

● 遺伝子組換え食品いらない! キャンペーン HP 遺伝子組み換え作物の作付け禁止や表示の徹底を求めて活動しています

 http://gmo-iranai.lolipop.jp/

 

今回、私が勉強会で教えていただいた中で驚きだったものは、「ナチュラル・オカレンス」や「セルフ・クローンニング」の他に「高度精製品」というものがあり(むしろ、この「高度精製品」の方が数が多い)、これもまた安全審査の手抜き・省略がなされているとのことでした。高度精製とは、遺伝子組換え微生物を利用して目的の物質(食品添加物そのものや、その原材料物質)を産生させた場合に、その産生物質の純度を高度に高めること、言いかえれば、不純物を高度に除去することを意味しています。しかし、100%純粋にすることはできませんので、どうしても不純物は残ってしまいますが、この遺伝子組換え微生物産生の不純物こそが危ないのです。未知の危険な物質(たんぱく質等)が遺伝子組換え微生物によって(微量に)産生されているかもしれず、そうしたものが含まれているものを長期的に摂取し続けるとどうなるのか、危険性はないのか、健康被害を起こさないのかをしっかり見極めないうちは、人間が口に入れるべきものではありません。

 

(1990年ごろに発生したアメリカのトリプトファン事件がその典型事例です。また、昨今の子宮けいがんワクチンも遺伝子組換え技術を利用して製造されていて、多発している副作用による健康被害も、その可能性があるのではないかと疑われております)

 

 それから別添PDFファイル(2)、及び下記URL(3)をご覧下さい。厚生労働省が公表した文書ですが、その表題は「安全性審査の手続を経た遺伝子組換え食品及び添加物一覧(セルフクローニング、ナチュラルオカレンス、高度精製品)」と書かれています。しかし、この「安全性審査の手続を経た」とは、安全審査を経たのではなく、安全審査を省略する・安全審査をしない、という「(選択決定の)手続き」を経たという意味で、文面上から受け取れる意味とは全く正反対の意味で書いているのです。信じられない表記で、これではまるで、食品安全管理詐欺のような表記の仕方です。今の厚生労働省にしろ、消費者庁にしろ、食品安全委員会にしろ、およそ食品の安全管理行政においては、かような詐欺行為まがいのようなことをしてまで、適正な食品安全管理を手抜きしようとしているのです。私は許しがたいと思っております。

 

● ウィキペディア トリプトファン事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

勉強会では、まだ、この(新型)「遺伝子組換え(GM)食品添加物」については、よくわからないところがあるので、もう少し調べて、次回9月5日(予定)の勉強会の際に共有化することになりました。

 

この「遺伝子組換え(GM)食品添加物」の安全審査の手抜き・省略という「規制撤廃」は、国際市場原理主義への平仄合わせと、目先のTPP協定妥結の前倒し対応です。企業の金もうけやビジネスのしやすさ(消費者・国民を危険にさらすこと、あるいは企業を無責任にすることで事業をしやすくしてどうするのか!!)を優先し、消費者・国民の安全と健康をないがしろにする許しがたい劣悪行政です。こんな状態で、日本においても、米トリプトファン事件のようなことが起きたとしても、製造企業や輸入企業がその責任を問われることはない状態となってしまいかねません。何をかいわんやです。

 

 <別添PDFファイル>

(1)遺伝子組換え(GM)食品添加物 勉強会資料(1)(201477日)

(2)遺伝子組換え(GM)食品添加物 勉強会資料(2)(201477日)

 

(3)厚生労働省 安全性審査の手続を経た遺伝子組換え食品及び添加物一覧(2013104日現在)

 

 上記(2)の資料と同じものですが、(2)にある「安全審査を経たもの:一覧表」は下記サイトにはありませんので、上記(2)とはそこが違います。

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CBwQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Ftopics%2Fidenshi%2Fdl%2Flist3.pdf&ei=0k67U-icEojOkQXU4oDICQ&usg=AFQjCNEzX9DUgn2FsyjPbRkD-rcB48fPeQ&sig2=SYicpc7KsigkCD9EP6v1pg

 

(4)(別添PDFファイル)厚生労働省 (厚生省告示第二百三十三号)組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続(平成1251日)

上記(2)(3)の解説コメント文の中に出てくる厚生労働省の通知文書です。

 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CBwQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Ftopics%2Fidenshi%2Fanzen%2Fpdf%2Fkokuji.pdf&ei=P027U_zBOZXd8AXbxYGwBA&usg=AFQjCNFn1iVwcbGK965XBOB3geRq-4aXQw&sig2=lL288dJrhHX4w6Z2Cca5Jg

 

(5)(別添PDFファイル)食品安全委員会 遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物のうち、アミノ酸等の最終産物が高度に精製された非タンパク質性添加物の安全性評価の考え方(平成17428日)

 

 上記(2)(3)の解説コメント文の中に出てくる食品安全委員会の通知文書です。

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&sqi=2&ved=0CBwQFjAA&url=https%3A%2F%2Fwww.fsc.go.jp%2Fsenmon%2Fidensi%2Fgm_hitanpakutenkabutu_kijyun.pdf&ei=SE67U7rDKYXc8AXfpoC4BQ&usg=AFQjCNHFSyBFBI9rl2EH4jJAkkB6DBzerw&sig2=q4FR8hQZddjuxjamzyWnIA&bvm=bv.70138588,d.dGI

 

(6)食品安全委員会:遺伝子組換え食品等専門調査会 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する

 http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/

 

 このサイトにある下記2つの文書をご覧ください

● 遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準[PDF] (Japanese / English(仮訳))


● 遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物のうち、アミノ酸等の最終産物が高度に精製された非タンパク質性添加物の安全性評価の考え方(「遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物の安全性評価基準(平成16年3月25日 食品安全委員会決定)」附則)[PDF]

 

(7)遺伝子組換え食品 |厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/idenshi/index.html?utm_source=weibolife.appspot.com

 

(参考)遺伝子組換え微生物を利用して製造された添加物のリスク評価を行っています

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CBwQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.fsc.go.jp%2Fsonota%2Fkikansi%2F31gou%2F31gou_2_3.pdf&ei=E0y7U_yvCcSikQXLnIH4Cg&usg=AFQjCNFVLKezSxEdO7TPVo3LAG2ozlk3Iw&sig2=weUWmPfZ6TOJgNP5Ai0XRA

 

(参考)組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の法的義務化に関する食品、添加物等の規格基準の一部改正等について(平成12年5月1日付、生衛発第825号)|厚生労働省

 http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/anzen/tuuchi.html

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もはや自由民主党政権をはじめ、市場原理主義に頭のイカれた政治家達が牛耳る政府・政権では、食の安全と表示はきちんと適正になされることはなく、従ってまた、我々消費者・国民の命や健康も守られることはありません。この食品の安全や表示のことについても、政治と政治家を(場合によっては官僚も)抜本的に入れ替えなければならない時代になってきました。みなさま、がんばりましょう。

早々

 

(参)「いちろうちゃんのブログ」より

(1)遺伝子組換え(GM)食品の安全審査を巡る究極の出鱈目=特定のGM食品をGMなのにGMじゃないとウソを言って安全審査からはずし,更に、GMかどうかの判断も企業に委ねる!  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-a6fd.html

 

(2)(輸入食品に走るのは危ない) 「遺伝子組換え(GM)]のようで「遺伝子組換え」でない、ベンベン、それは何かと尋ねたら、ベンベン、インチキ、インチキ、インチキ、インチキ、TPP前倒し  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-8829.html

 

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