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2014年7月11日 (金)

(再確認)川内原発は稼働してはいけない:川内原発再稼働は日本の心臓部に近未来に必ず爆発する時限「核」爆弾を装着するに等しい行為だ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

 ご承知の通り、原子力「寄生」委員会は、まもなく鹿児島県の九州電力・川内原発について「GOサイン」を出す予定にあるようです。もちろん安倍晋三・自民党政権は原発再稼働や原発輸出にまい進していて、無謀な原発再稼働の歯止めにはなりませんし、本来であれば地元県民・住民の命と健康、生活と財産を守るべき立場にある自治体もまた、無責任にも川内原発再稼働に対して抵抗の姿勢を見せておりません(抵抗の姿勢どころか、目先の交付金などの原発マネーをあてにして、再稼働歓迎の態度です)。

 

 ここで改めて、川内原発再稼働の危険性と無謀さを、地元の脱原発市民団体(「反原発・鹿児島ネット」)作成の資料や東京新聞記事、あるいは関連サイトなどで再確認しておきましょう。川内原発再稼働は日本の心臓部に近未来に必ず爆発する時限「核」爆弾を装着するに等しい行為です。日本という国が滅亡します。断固としてやめさせましょう。

 

 <川内原発を再稼働してはいけない山のような理由>

 

1.【小冊子】川内原発直近の巨大活断層と幾度も襲った火砕流 -川内原発の再稼働はこれで消える- 再稼働阻止全国ネットワーク

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=5&sqi=2&ved=0CDQQFjAE&url=http%3A%2F%2Fwww.synapse.ne.jp%2Fpeace%2Fsendaigenpatusaikadouhantaipanph.pdf&ei=slS_U4KnOMb68QXZ0YDICg&usg=AFQjCNFezp76u9UYCoWgc0OgPbTRYF9EBQ&sig2=_A1bnH2DTAqvVAqjUc9fyQ

 http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/2650

 

2.川内原発直近の巨大活断層(反原発・鹿児島ネット)

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&sqi=2&ved=0CBwQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.jca.apc.org%2Fmihama%2FNews%2Fnews123%2Fnews123sendai.pdf&ei=Wkq_U9_HLceD8gXloIHQCA&usg=AFQjCNE1-rv3dIji1FR8A6pMWzxR989sbw&sig2=-PYjJQAs9PqLJzyvK10OwQ&bvm=bv.70810081,d.dGc


(現れる画面は真っ白でも、画面下のダウンロード・ボタンをクリックするとPDFファイルがダウンロードできます)

 

3.【広瀬隆さんより】川内原発の問題をまとめた講演会レジュメ 日々雑感

 http://hibi-zakkan.net/archives/38544425.html

 

4.中央構造線

 http://www.nishida-s.com/main/categ3/mtl-nagano/

 

5.火砕流がよけて行く川内原発!! 九電シミュレーションの怪しさ|原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ

 http://fkuoka.blog.fc2.com/blog-entry-1103.html

 

6.火山リスク・サイト

(1)川内原発の火山影響評価で政府「有識者会合と安全審査は別」 014430日(オルタナ)

 http://www.alterna.co.jp/12914

 

(2)原発の再稼働審査・汚染水問題に関する政府交渉】の中継ツイート

 http://togetter.com/li/661297

 

(3)噴火リスク 最多 火山研究者原発アンケート 29人中18人が指摘  0140421日(西日本新聞)

http://textream.yahoo.co.jp/message/552019920/a4aaa4ba47a4mfia4dfjaa?comment=724

 

(4)発 火山影響厳しく想定を(424 1327 NHK

http://megalodon.jp/2014-0423-2305-57/www3.nhk.or.jp/news/html/20140423/k10013980731000.html

 

7.別添PDFファイル:東京新聞記事

(1)火山対策予知頼みの無謀(毎日 2014.6.26

 http://mainichi.jp/select/news/20140626k0000e040260000c.html

 

(2)「川内」隣接市民の不安、署名1ヶ月半、過半数「NO」(東京 2014.7.9

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014070902000156.html

 

(3)川内原発、程遠い「合格」(東京 2014.7.10

 

(4)川内原発の周辺自治体、複合災害想定せず(東京 2014.7.10

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014071002000146.html

 

8.タンポポ舎メルマガより(1)

┏┓

┗■1.規制庁に抗議する 4つの質問に答えよ

 |  7月9日規制委抗議文案

 └──── たんぽぽ舎

 

1.耐震設計を見直してもいないのに基準地震動を引き上げただけで新規制基準を満たすという無茶苦茶ぶりに、怒りと情けなさしか感じない。いったいそれで、何が審査されたというのか。規制庁に問う。

 

2.火山の影響を審議するのに火山の専門家はいない。日本は有数の火山大国であり、多くの科学者が火山の危険性に警鐘を鳴らしてきた。しかし原発は火山への対策は必要ないとでも言うのか。

 

3.火山噴火の前兆はモニタリングで分かると、火山学者の多くが「出来ない」としているのを否定する規制庁に、どんな根拠があって火山噴火の予測が出来るのか明らかにしてもらいたい。

 

4.事故が起きたら避難をしなければならないのは住民である。命を守る行動を取らねばならない住民に対して、本当に避難できるかどうかが審議されないのでは、深層防護になっていない。中途半端を止めて、規制基準に避難が出来るかを含めて審議せよ。

 

9.タンポポ舎メルマガより(2)

┏┓

┗■1.原子力規制委員会と規制庁は「殺人者」か「ただの馬鹿か」()

 |  「新規制基準を満たした原発でも事故は起きます」

 |  原発の運転をスタートすれば、一、二年以内に必ず大事故が起こる

 └──── 広瀬 隆 (上・中・下の3回に分けます)

 

 今、私たち日本に住む大多数の人間は、九州電力の鹿児島県川内原発再稼働に猛烈に強く反対している。その根拠は、九州最南端の鹿児島県で大事故が起こる可能性がきわめて高いからである。原発の運転をスタートすれば、一、二年以内に、必ず大事故が起こる。その日には、偏西風に乗って放射能が日本列島の陸土を総なめにして、河川・湖・ダム汚染が起こり、農業用水が使えなくなり、飲料水もなくなる。田んぼ(米)も畑(野菜)も全滅する。また海では、黒潮が太平洋側を北上し、対馬海流が日本海を北上して日本近海を全滅させ、すべての魚介類が食べられなくなる。陸も海も、今度は完全に汚染されるのだ。福島原発事故の放射能被害をはるかに超える、国家滅亡の危機にさらされることが明白だ。とりわけ若い世代の人間は、ただちに日本を離れて、外国に定住しなければならない。

 

 ところが原子力規制委員会と規制庁は、そうした事態をまったく理解していない。この連中が論じていることは、「大事故が起こった時の対策論」だ。馬鹿につける薬はないというが!! 原発の大事故に対策などあろうはずがない。彼らは言う。「原子炉に過酷事故が起こった時には、ベントをしなければならないから、電力会社はベント装置を設置せよ」と。

 

 また彼らは言う。「われわれは原子炉に過酷事故が起こった時の、放射能の拡散シミュレーションをおこなっている。近隣住民の避難を考慮すると、30km圏内が危ない。したがって自治体がその対策をとらなければならない」と。 ベントというのは、原子炉から噴出した放射能を、日本列島の空に放出せよ(日本人は全滅せよ)、ということだ。原子力規制委員会が「住民の避難」を論ずるのは、彼ら自身が「次の大事故は起こる」と確信しているからだ。その根拠は、山ほどある。

 

 2014年(今年)1月20日に再稼働阻止全国ネットワーク主催で原子力規制庁との院内交渉集会がおこなわれた。そこで、「新規制基準を満たした原発でも事故は起きますか?」というネットワークの質問に対して、原子力規制庁は、次のように答えた。 「新規制基準を満たした原発でも事故は起きます。この基準は最低のもので、あとは事業者の責任です。規制庁の役割は審査することであり、審査結果と審査過程を国民に丁寧に説明していくまでで、地元了解をとることはしません。地元への「説明」と「了解」は切り離すというのが政治的判断です。政治的判断を含む了解手続きに、規制庁はタッチできません。放射能の拡散シミュレーション・モデルにも限界があります。その結果、どうするかは自治体と住民、および事業者で判断してください。」《以下(中)につづく》

 

┏┓

┗■2.原子力規制委員会と規制庁は「殺人者」か「ただの馬鹿か」()

 |  田中俊一委員長:現行の規制基準に適合しているかどうかだけを判断しているのであって、絶対  |  安全という意味で安全ということを言われるのでしたら、私どもは否定しています

 └──── 広瀬 隆 (上・中・下の3回に分けています)

 

○そのあと、原子力規制委員会の田中俊一委員長は、3月26日の会見で、「新しい規制基準、現行の規制基準に適合しているかどうかだけを判断しているのであって、絶対安全という意味で安全ということを言われるのでしたら、私どもは否定しています」と明言している。

 

 そこで、これらの重大な暴言を踏まえて、最大の危機に襲われている原発立地自治体住民連合の議員さんが、日本政府あてに公開質問状を提出し、「大事故が起こると予想して再稼働するつもりなのか」と尋ねた。だが、政府が無回答だったので、参議院議員の山本太郎氏から質問主意書を提出してもらって、同文の質問状を提出して、「YESかNOか答えよ」と求めたが、やはり政府は答えられなかった。つまり「次の大事故が起こることを前提に再稼働する」という意思を持っているのだ。この政府回答文を代筆したのが資源エネルギー庁や規制庁の役人であることは、官僚的文章の字句から明白である。

○5月29日には、再稼働阻止全国ネットワーク主催で規制庁の役人を呼んで、川内原発の再稼働問題について質疑を重ねた。

 

 冒頭に、彼らがどこの省庁出身かを尋ねた。原子力規制部安全規制管理官(地震・津波安全対策担当)の渡辺桂一と(加圧水型原子炉担当)の布田(ぬのた)洋史は、共に、あの福島原発事故を起こした最高責任者である原子力安全・保安院出身であった。住民避難を担当している放射線防護対策部原子力防災政策課の喜多充もまた、福島原発事故を起こした最高責任者である原子力安全基盤機構(JNES)出身であった。「あなた自身が、川内原発の耐震性の計算をしているのか?」と渡辺桂一に尋ねると、「している」と答えた。世間から、この規制庁の役人たちは、顔も姿も見えないが、福島原発事故の前と同じ無責任・無知な人間が、原子力規制委員会の事務方としてすべてを取り仕切っているのだ。日本国中から「保安院はアホの代表」と言われてきたこの人間たちがおこなう審査を経て原発が動き出せば、次の大事故がすぐに起こらないはずがないだろう。原子力規制委員会・規制庁とも、二年前の発足当初から、フクシマ事故前と何も変らないメンバーが雁首をそろえていたのだ。

 

○そもそも、この規制庁の人間に、耐震性の計算ができるかどうかを5月29日に質問しても、ほとんど基礎的な知識を持っていないことが、その言辞から明らかである。断層長さと、それによって起こる地震の規模(マグニチュード)の関係も、松田時彦の計算式が当てにならないことさえ知らない。金井の式を使って、震源距離から揺れの大きさを予測してきた原発の耐震設計が、まったく間違えていることさえ知らない。震源深さとマグニチュードの関係を求めてきた飯田の式が破綻していることさえ知らない。

 

 規制委員会・規制庁とも、その発足以来、「原発の敷地に活断層があるか・ないか」だけを議論してきた。この人間たちに何度言えば分るのか。ほんの6年前の2008年6月14日に起こった岩手・宮城内陸地震は、「活断層がない」とされていた地帯での内陸直下型の地震だ。岩手・宮城内陸地震で、震源断層の真上で観測された最大加速度4022ガルが、人類史上最大の揺れとして、ギネスブックの記録に認定されたのだ。特に、上下動3866ガルを記録したことは、全国の地震学者に、もはや日本に原発を建設・運転できる適地は存在しないということを知らしめた。

 

┏┓

┗■2.原子力規制委と規制庁はすでに日本人にとって不要な存在である

 |  原子力発電所が不要なのだからそれを規制しているかのような

 |  ジェスチャーも不要

 └──── 広瀬 隆 (下)

            7/8発信の【TMM:No2219】★2()より続く

 

○ だからこそ、5月21日に福井地裁が大飯原発3・4号機の運転差し止めを関西電力に命じた判決文に、「我が国において記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022ガルであり、岩手宮城内陸地震は大飯でも発生する可能性があるとされる内陸地殻内地震である。この既往最大という概念自体が、有史以来世界最大というものではなく近時の我が国において最大というものにすぎない。(よって原発のシステムを崩壊させる)1260ガルを超える地震は大飯原発に到来する危険がある。」としたのではなかったか? この判決文にある大飯原発は、「大飯原発および日本国内すべての原発立地地点」と読み替えることができる。つまり川内原発にも適用できる判決文である。

 

 こうした歴史的な事実を無視して平気な、ほとんどド素人と呼んでもよい人間たちが、今日も川内原発の耐震性の審査をしているのだ。

 

○ そのド素人の代表が、9月から原子力規制委員に就任する田中知(さとる)である。この男は、今述べたような原発耐震性の計算が阪神大震災の直後に完全に崩壊している中で、急いで六ヶ所再処理工場の運転開始にゴーサインを出した「再処理工場安全性チェック検討会主査」であった。これほど頭の悪い人間が、東大の工学部教授だったことを信じられるか? 日本原子力学会・福島発電所事故調査委員会委員長だったって?田中知は、その六ヶ所再処理工場を運営する日本原燃から金をもらっていたが、その金額は明らかにできないって?(朝日新聞7月5日一面トップ)。 いい加減にしろ! このままでは、家族が外にも出られない。

 

○ 川内原発は、1号機が今年で運転開始から30年だ。2号機は29年だ。万一再稼働できても、先はほとんどない。危険きわまりない老朽原発である。桜島の噴火は、毎年1000回を超えている。この原発を思い切って廃炉にすると、九州電力の会計上は、4500億円の特別損失が出ることが分っている。しかし九電は、原発再稼働に向けて3200億円の無駄な出費をして、ますます経営を悪化させているではないか。廃炉の実質的な出費は、4500億円-3200億円=1300億円でしかない。

 頭の悪い経営者と国会議員たちだな。福島原発事故の処理ですでに11兆円を国民が負担している日本だぞ。1300億円なら、その100分の1ですむ話ではないか。これで分るだろう。原子力規制委員会と規制庁は、すでに日本人にとって、不要な存在なのである。なぜなら、原子力発電所が不要なのだから、それを規制しているかのようなジェスチャーも不要なのである。 お前たちは、虚しい猿芝居をやめて、別の仕事を探せ! 人生を無駄にするな。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

早々

 

(参考)「いちろうちゃんのブログ」より

● 福島原発事故の原因もわからずに、原発を再稼働していいのか(1)  いちろうちゃんのブログ

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-635d.html

 

 

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