加害者・東京電力や事故責任者・国は、福島第1原発事故の損害の賠償・補償を踏み倒そうとしている(2)
前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)
別添PDFファイルは、福島第1原発事故に伴う被害者への賠償・補償問題に関する新聞報道等を若干集めたものです。先般もメールでご案内申しあげましたように、加害者・東京電力や事故責任者・国は、この原発事故への償いをほとんど放棄して、被害者を切り捨てようとしていることが、だんだんと露骨に明白になってきました。しかし、この国では、かような重大かつ許されざる人権侵害行為、出鱈目行為、犯罪行為が、大手を振ってまかり通るような社会情勢になりつつあります。信じがたいことであると言わざるをえません。同時代に生きるものとして、かような巨大な悪事を見逃すことは恥ずかしいことだと思います。
(私は、こうしたことを「見て見ぬふり」をしているこの国の在り方に猛烈に憤りを感じています。日弁連は何をしているのか!! 日本の法曹界は何をしているのか!!、この人たちを救えなくて、何のための法律か!! マスゴミは何をしているのか!! お前たちは本当にゴミでいいのか!! 政府の審議会に呼ばれてロクでもない指針を書いている・追認している大学の似非教授どもよ、恥を知れ!!)
出鱈目の中身を見てみますと、加害当事者の東京電力はもちろんのこと、賠償・補償を所管する文部科学省、及び経済産業省は、露骨に東京電力やその背後の電力業界・原子力業界の代理店のようなことを行い、また、「子ども・被災者支援法」に基づいて被害者を支援・救済すべき役回りにある霞が関の他省庁=たとえば、復興庁、環境省、厚生労働省、国土交通省、農林水産省、総務省などは、避難した人たちを元の放射能汚染地域へ帰還させることのみに専念するありさまです。
そして、原発事故損害を専門に扱うために設置された「原子力損害賠償紛争審査会」や「原子力損害賠償紛争解決センター」もまた、自身を所管する文部科学省の顔色を真っ先に窺うような人間たちを集めて、被害者・被災者踏み潰しの「指針」なるものを作文して、被害者・被災者の切り捨てに一役買って出ている始末です。もちろん、国民が選挙で選んだ政治家どもは、自民党を筆頭に何の役にも立っておりません。
こうしたことは、絶対に看過してはなりません。日本の国の内外に、この理不尽と不正義と反道徳と無法を告発し続けましょう。被害者のみなさまは、1000万人損害賠償訴訟を提訴いたしましょう。脱原発・脱被ばくを言うのなら、原発事故で無念にも被害に見舞われた方々を完全救済できなくて、どうしてそれが実現できるでしょうか。福島第1原発事故後の被害者支援や対策で最も重要なことは「万全な賠償・補償の完全履行」です。
<本来あるべき賠償・補償の基準>
(1)全ての被害者の全ての被害・損害が何の留保条件を付けられることなく全額賠償または原状復帰されること(逸失利益含む)
(2)全ての被害者の生活及び経営が再建されること(費用,段取り,その他の負担のすべてを加害者が負うこと)
(3)上記(2)の再建が確認できるまでの間,全ての被害者の生活及び経営が補償されること
(4)2011年3月11日以降,上記の賠償・補償・再建費用が実払いされるまでの間,電気料金遅延にかかる「遅延損害金」と同利率(10%)の「遅延損害金」が被害者に支払われること
(5)悪質な交通事故被害の場合以上の慰謝料(迷惑料)が被害者に支払われること
(+α)被害者の被害は「お金」に変えられないものも多い。その部分を加害者・東京電力(及び原発メーカー)や事故責任者・国が万全にフォローすること
<別添PDFファイル:添付できませんでした>
(1)被害者に土下座する東京電力幹部たち(朝日新聞サイト 「吉田調書」より 2014.6)
(2)東電、和解案を拒否、浪江の賠償増額「公平性保てず」(福島民報 2014.6.27)
(3)プロメテウスの罠:県境の先で(16)(17)(朝日 2014.6.25,26)
(4)原発賠償、完全実施は責務だ(福島民報 2014.3.17)
(5)福島の被災者は苦しんでいる(東京 2014.6.27)
1.被害者に土下座する東京電力幹部たち(朝日新聞サイト
「吉田調書」より 2014.6)
http://www.asahi.com/special/yoshida_report/
この連中はいったい何なのだろうか。人間は、ここまで「軽い」のか、人間とは、ここまで「信用できぬ」動物なのか。犬畜生以下である。
2.東電、和解案を拒否、浪江の賠償増額「公平性保てず」(福島民報 2014.6.27)
下記に大きな流れを簡単にまとめておきます。こういう東京電力の態度を「ARALA原則」と言うのです。しっかり見ておきましょう。「フクシマ・エートス」もまた、この「ARALA原則」の延長上にあります。およそ加害者・東京電力に、賠償金額の”公平性”を語る資格があるのでしょうか。
なお、下記では、左側に、関係当事者の態度評価を、○、△、×、で表示しておきました。交通事故の慰謝料にも満たない金額しか要求しないこと自体が問題であり、それを屁理屈を付けて値切る「原子力損害賠償紛争審査会」や「原子力損害賠償紛争解決センター」など論外であり、もちろん、それさえも受け入れないと回答している東京電力は「犯罪人」、いや犯罪の上に更に(意識的に)犯罪を重ねる重犯罪人、ないしは極悪犯罪人です。プルトニウム239の半減期と同じくらいの長さの24,000年の禁固刑に処すべきです。
<大きな流れ>
×原子力損害賠償紛争審査会 :
慰謝料は1人当たり10万円/月(期限あり)(2011年8月中間指針)
△浪江町申立(断腸の思いで請求) :
同 上 25万円/月増額(交通事故入通院慰謝料は35万円)
×原子力損害賠償紛争解決センター :
同 上(ADR) 5万円/月増額(75歳以上は8万円/月増額)
(浪江町がADRを受け入れ表明)
(周辺市町村が浪江町に便乗して、ADR結果を賠償指針に反映させよと、指針の見直し要求を表明)
×東京電力 :
和解拒否(公平性に欠ける=本音は「賠償金はできればビタ1文払いたくない」)
(1)避難1.5万人「苦しみ同じ」 浪江町、一律賠償和解案受け入れ (2014年5月27日 東京新聞) - FUKUSHIMA NUCLEAR DISASTER NEWS - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushima_nuclear_disaster_news/34392934.html
(2)慰謝料の増額和解案に格差懸念 国、東電の動き鈍く
(福島民友新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00010002-minyu-l07
(和解案が避難住民に与えた影響は大きく、原発周辺の市町村からは賠償指針そのものの見直しを求める動きが広がっているが・・・・)
(3)東電、和解案を拒否 浪江の精神的賠償増額「公平性保てず」 ADR形骸化懸念 県内ニュース 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2014062716529
●「ALARA原則」とは - コトバンク
3.プロメテウスの罠:県境の先で(16)(17)(朝日 2014.6.25,26)
(16)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000014-asahik-soci
(17)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000002-asahik-soci
福島県の県境の「向こう側」の宮城県・丸森町を襲った理不尽と不正義の出鱈目状況を朝日新聞特集記事「プロメテウスの罠」が伝えています。本当にひどい、こんなことが何故許されているのか、というようなことが書かれています。この丸森町を特集した朝日新聞記事は必読です。全部で(1)~(24)(2014.6.10~7.3)ありますが、全て必読です。
4.原発賠償、完全実施は責務だ(福島民報 2014.3.17) http://3coco.org/a/modules/d3pipes_2/?page=clipping&clipping_id=29107
5.福島の被災者は苦しんでいる(東京 2014.6.27)
https://twitter.com/chicksmbox/status/482344676947533824/photo/1
(一部抜粋)
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世間の忘却と反比例するように、苦悩が深まっている。福島原発事故の被災者たちだ。自殺を防ぐ電話相談「福島いのちの電話」には昨年、過去最多の相談があった。自殺の増加にも歯止めがかからず、アルコール依存症も深刻化している。仮設住宅での孤独死も後を絶たない。被災者たちの心の疲れはもはや限界に近づいている。閣僚の「金目」発言は、そうした心にまた一つ重荷を加えた。 (出田阿生、榊原崇仁)
今月四日、福島県二本松市の仮設住宅。浪江町から原発事故で避難していた一人暮らしの男性(74)が、自室で息絶えているところを自治会長に発見された。
「ぶっきらぼうで、あんまり近所付き合いもない人だった。体は元気のように見えたんだけど」。隣人はそう話す。前夜からテレビがつけっぱなしだったのを近所の人が不審に思い、自治会長に連絡した。死因は心筋梗塞だったらしい。
亡くなった男性は毎日、午前十時から午後三時まで車で出掛けるのが日課だった。パチンコ店に通い詰めていたらしい。息絶えた姿を発見される前日も、午後三時ごろに戻ってきた。男性には息子や孫がいるが、福島市の仮設住宅で暮らしているという。別居の理由は周りの人たちも詳しくは知らない。男性宅の玄関前には麦わら帽子や長靴、バケツなどが片付けられないまま置かれていた。
一人暮らしの人が誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」は、仮設住宅で暮らす浪江町民に限っても最近二カ月で三件あった。浪江町以外でも、避難者の孤独死は決して珍しくない。
原発事故から三年がたつが、大半の避難住民の心は疲れ切っている。「福島いのちの電話」の昨年の相談件数は、過去最高の一万八千百九十四件だった。埼玉県春日部市では二十五日、福島からの避難者の交流会が開かれていた。参加していたのは支援者と、福島県の浪江町と楢葉町から避難する男女八人。楢葉町の女性(65)が「誰かの家で毎日、お茶飲みしてたよね。おしゃべりしてると時間があっという間で」と言えば、別の女性(67)が「お金なんかいらないから、元に戻してほしい」と応じる。懐かしいふるさとの話の合間に聞こえるのは、今後の生活不安だ。
浪江町で息子夫婦と孫と暮らしていた女性(72)はいま、埼玉県内で一人暮らしをしている。息子は福島県南相馬市で仕事に就き、その妻子は同県いわき市で生活する。一家離散の状態だ。いわき市の災害復興住宅の抽選に申し込むつもりだが、見通しは立たない。「テレビでも福島のニュースは3・11の時だけ。事故は終わったのに、なんでここにいるのと人から聞かれる。仲間と話すとホッとするけど、家で独りぼっちになると不安で不安で…。ろくなこと考えない」
こうした交流会を定期的に開催しているのは、専門家の立場から被災避難者の支援を続ける震災支援ネットワーク埼玉(SSN、さいたま市)。愛甲裕事務局長は「三年が経過しても、復興や生活再建の遅れで、被災者の苦悩は一層深まっている。こうした交流会にも出てこられず、賠償も受けずに孤立している人は少なくない」と説明した。
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早々
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