第15回「福島県民健康調査検討委員会」結果について
前略,田中一郎です。
別添PDFファイルをご覧ください。下記は要約です。
<別添PDFファイル>
1.第15回福島県民健康調査 子ども甲状腺検査結果(表紙)(2014年6月12日)
2.第15回福島県民健康調査 子ども甲状腺検査結果(2014年6月12日)
「no15_kenminkenkou_honbun.pdf」をダウンロード
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(1)今回(第15回)の子ども甲状腺検査の結果は,悪性ガンの患者数がさらに増え,前回の74人から89人となった。福島第1原発事故が放出した放射能の影響への懸念は増すばかりである。これまでの悪性ガン発見のデータから今後の悪性ガン発見数を推測すると「149人」となる。
(2)福島県民健康調査検討委員会は,福島県の子ども達に発見されている悪性の甲状腺ガンが多発であることを未だ認めようとしないばかりか,それが原発事故に伴う放射線被曝の影響とは考えにくいとする、いびつな見解をとり続けている。
(3)その理由として、チェルノブイリ原発事故時の子ども甲状腺ガンの発生状況や甲状腺ガンの進行速度の遅さ、原発事故当初の被ばく線量などをあげているが、いずれも科学的実証的な根拠に乏しい(大人のガンと子どものガンは違うし、初期被ばく線量は国や県の妨害・不作為等のため計測できず正確にはわからない)。
(4)放射線被曝による甲状腺ガンの場合には「7q11」という染色体に異常が出ることが多い(過去のデータでは約4割で異常)。「7q11」染色体の異常を調べるべきである。また、福島県での子ども甲状腺ガンの多数の発見が「スクリーニング効果」かどうかは、原発事故の影響が少ない西日本で大規模な子どもの甲状腺ガン検査をしてみればわかることなのに、何故、実施しないのか。
(5)子ども甲状腺検査自体がずさん,検査体制が脆弱(検査医療機関や検査医師が少ない),結果の本人への還元がきちんとなされない,血液検査や尿検査、心電図等の被曝に対する総合的な検査がなされない,検査結果の保存期間があいまい,セカンド・オピニオンが取りにくい、情報が統制されている、被害者や医療機関の費用負担の問題等々,指摘された多くの問題点がほとんどが改善されない。
(6)福島県以外の放射能汚染地域の子ども達や,全汚染地域の18歳以上の住民に対しては,(たくさんの要望が出されているにもかかわらず)放射線被曝に対する健康管理や調査・検査・治療の対策が全くなされない。
(参考)
● 甲状腺がんの子、疑い含め89人に〜福島県民健康調査
記者会見他 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
(1)(アワプラTV)http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1778
(2)http://www.youtube.com/watch?v=xWkaJ5DVkmw
● 第15回「福島県民健康調査検討委員会」配布資料一式
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-15.html
●(これは必見です)ママレボ通信
第15回 県民健康調査検討委員会 傍聴レポート
http://momsrevo.blogspot.jp/2014/06/15.html
早々
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