個人線量計で被ばく管理をするなど、とんでもないご都合主義であり、また、被害者をモルモットにする悪意の人権侵害行為である
前略,田中一郎です。
本論に行く前に、ちょっとこれを見ておいてください。
● 美浜の会 HP
http://www.jca.apc.org/mihama/
(このサイトの一番上です)
●7月18日(金) 玄海原発3号炉プルサーマルMOX裁判 証人尋問 陳述書 小山 英之 (2014.6.18)
http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/genkai_chinjutsu_20140618.pdf
(参考)玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会HP
http://saga-genkai.jimdo.com/2014/06/11/7月18日の証人尋問-9月結審-そして判決に向けて/
以下、本論
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「最後は金目」&「サティアン」大臣・石原伸晃(「最後は金目」「サティアン」などと言っているのは、この男だけなんだけど)が所管する環境省の下記の(似非)専門家会議が、福島第1原発事故後の除染や放射線防護に手を焼いて、とうとう個人線量計による被ばく管理と、それに対応した被ばく限度線量の緩和(限度線量水準の引き上げ)を画策しているようです、福島第1原発事故の被害者住民を、不作為ゆえの大量初期被ばくと、その後の恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)に晒した上、更に今度は、モルモット扱いによる人体実験的試みを強要しようとしております。許しがたい話です。
みなさま、個人線量計による被ばく管理は出鱈目だ、の「一大キャンペーン」が必要ではないでしょうか。
● 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01.html
● 第6回 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
アワープラネット・ティービー
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1780
(ワープラネット・ティービーのサイトに毎回の上記専門家会議の録画が収録されていて、ネット検索して見ることができます)
<私が考える「個人線量計で被ばく管理をするなど、とんでもない」理由>
私が考える、個人線量計による被ばく管理はダメだ、の理由は下記のようなことです。
(1)置き忘れや携帯忘れ、入浴時や就寝時などでは携帯できず、などの理由から、個人線量計は常に実際の被ばく量よりも小さく出てくる。個人線量計の数値を基準にしようとしているのは、このことにもたれかかって、現在の1mSvなどの線量限度の目途を引き上げようとしており(ゆるくしようとしており)、ご都合主義はなはだしい態度である。
(2)体の横からくるガンマ線、あるいは(個人線量計をぶら下げている側とは反対側の)体の反対側からくるガンマ線が捕捉できない。「補正アルゴリズム」がビルトインされた個人線量計もあるでしょうが、その「補正」計算は「科学的実証性」がなく信用できない。
(3)内部被曝が無視され、従ってまた、ガンマ線以外の放射線被曝が無視される(ベータ線、アルファ線)。またX線(制動放射線)もおそらく無視される。しかし、原発事故被害地で空間線量が一定レベルであるところには、必ず粒子状の線源(ホットパーティクルなど)があり、空中をさまよっている可能性大=呼吸被曝や皮膚も傷口などから体内に侵入する放射性物質で内部被曝する分が全く考慮されない。大根を干しておいたら放射能まみれになるような場所(福島県)では、人間の胚は大根以上に放射能を吸い込む。
(4)被ばく量をシーベルトでカウントすること自体が全く信用できないし、1mSv以下であっても全然安全ではない。1mSvという被ばく量自体が大きい値である(内部被曝の場合では、この線量では被害者がかなり出るだろう=およそ被害者がかなり出る水準に限度値を決めるということは許されない)。「シーベルト」という放射線被曝の単位はインチキ概念である、特に内部被曝についてはインチキ極まりない。ベクレル・シーベルト換算係数(実効線量計数)も信用できない。内部被曝(シーベルト)と外部被曝(シーベルト)は足し算してはいけない(別ものです)。
(5)被害者住民をモルモット扱いにするものであること。人体実験はやめよ。
(6)放射線防護は、土地の汚染度合い(ベクレル/m2)と空間線量の2つから、安全性最優先の原則で判断すべきもの。しかし現状では、汚染地図さえまともにできていない状態で、被ばく環境の把握が不十分すぎる。こんな状態で、個人差が大きい個人線量計の数値を被ばく基準にリンクさせるのは間違いの元である。個人線量計の数値は参考にしかならない。
(7)個人線量計そのものも信用できない(シーベルト表示の計器類は、すべて細工されている可能性が排除できない)。
早々
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