放射線被曝を切り捨てる新たな動き:原子力「寄生」委員会が20ミリシーベルト以下で「安全」の指針 ???????
前略,田中一郎です。(重複を深謝)
既にメールやネット上で伝えられておりますが,放射線被曝の健康被害を切り捨て,併せて「東京電力(福島第1原発)放射能放出事件」による損害賠償・補償や被害者の再建支援,及び福島県をはじめとする汚染地域の除染義務などを踏み倒す新たな動きとして,若干のものを整理・列挙しておきます。
1.20ミリ・シーベルト以下で安全…規制委が指針 科学 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131107-OYT1T01511.htm
*帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム|会議|原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kikan_kentou/
*同上:第4回開催のお知らせ(日時:平成25年11月11日(月)13:30~15:30)
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kikan_kentou/20131111kaisai.html
<その他>
(1)http://news.infoseek.co.jp/article/20131107_yol_oyt1t01511
(2)http://onodekita.sblo.jp/article/80232920.html
(3)http://matome.naver.jp/odai/2138387510232381501
<参考>
郡山市では,癌は国民病で放射能とは関係ない,という洗脳教育プロパガンダが進行中のようです
https://twitter.com/yoshienemo13/status/398703375962755072/photo/1
いよいよ原子力「寄生」委員会の正体があらわになり,その本領が発揮されるようです。先般は,国際原子力機関(IAEA)を呼んできて放射能汚染の状況調査などをさせ,あわせて年間20ミリシーベルトまでなら大丈夫などと発言させておりますし,また,原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)も先般,「東京電力(福島第1原発)放射能放出事件」とその汚染状況に関する報告書をとりまとめ,住民の被ばくは大したことはなかった,などという非科学的・非実証的な結論を公表しております。
チェルノブイリ原発事故の後の国際原子力マフィアや原子力ムラの動きと瓜二つの様相です。信用されなくなっている国内原子力ムラの御用学者だけでは,日本の有権者・国民や被害者を抑えられないので,原子力国際連合総がかりで,放射線被曝を歪曲化し,何よりも,「東京電力(福島第1原発)放射能放出事件」に伴う様々な対策「経費」を極小化しようとしているのです。この連中の言うとおりになれば,これから人の命や健康は後回しにされ,劣後させられていくことになります。
一方で,日本国内は安倍晋三・自民党政権が成立して以降,様々な意味で,様々な問題について「翼賛的」状況が蔓延し始め,有権者・国民全体に中身のない情緒的な「支配権力同調主義」のような「社会病理的現象」が現れ始めています。私は,こうした動きを「新たなファシズム」の兆候として非常に警戒いたしております。マスごみ報道などは,この「社会病理的現象」のリトマス紙のようなもので,ちょうど今から70年くらい前のアジア太平洋戦争突入時の,あの時代の「報道」とよく似た状況になりつつあります。(上記サイトの読売新聞記事などはその典型です。昨日の朝刊1面に大きく掲載されていました。放射線被曝に「安全」などはありません,何度言ったらこの新聞は理解できるのでしょうか?)
しっかりとした批判的な目と情報リテラシーを持ち続けること,今ある日本社会の流れに妥協せず,あらゆる手段で徹底して対抗すること,原子力や被ばくのことで申し上げれば,既存の(似非)科学の権威にひれ伏さないことなどが,我々自身と我々の社会が生き残る方法ではないかと思い始めております。
田中俊一原子力「寄生」委員長はじめ,原子力「寄生」委員会・「寄生」庁をぶったたきましょう。年間20ミリシーベルトなら安全だ? 馬鹿言ってんじゃないよ。まず,原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の全ての業務室に福島県から汚染土でも持って行き,年間20ミリシーベルトになるように床に敷き詰めるなどのセットをしてやって,お前ら自身で実験でもしてみたらどうか。
2.390件で集計ミス=原発事故に伴う甲状腺検査―福島県
(時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00000169-jij-soci
*福島県県民県管理調査委員会は8日付けで、第8回から12回までの5回分の資料に誤集計があったとして訂正を出しています。
<その他>
(1)http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8655821.html
(2)http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013110801046
(3)http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3226.html
「福島県民健康管理調査検討委員会」が何のために設置されているのか,これもまた上記と同様に,その正体が赤裸々になってきました。子ども達の内部被曝を心配する被害者住民の気持ちを踏みにじるかの如く,検査されたデータが「適当」に扱われ,集計もずさんなままに放置され,結果的に,大きなミスが表面化することになりました,私は,検査データ処理の誤りは,今回だけにはとどまららないのではないかと思っています。
記事には「集計の基となる医師作成の書類には「A1」か「A2」かの区別を記載する欄がなく、医師が欄外に書き込んでいたが・・・」とあります。何ですか,これは? 検査記録の様式さえもが出鱈目でノーチェックだったということですよね。委員会の委員達は,いったい何を見ているのでしょう? また,検査をした医者達は,こんな記録シートはおかしいのでは? と何故言わないのでしょう。
「福島県民健康管理調査検討委員会」がこれまでやってきたことは,要するに,子どもや被害者住民の放射線被曝による健康被害がどうであるか,それによってどれだけ被害者が苦しむことになるのかなど,どうでもいいことで,その本当の目的は(1)福島県民を放射線被曝実体験のモルモットとして扱い,中長期的なデータ蓄積を行うこと,(2)放射線被曝による健康被害が表面化してきても,それをねじ伏せる権力組織と屁理屈体系と(似非)科学的権威を,前もって山のように創っておき,仮に健康被害が実際に出始めても,被害者が萎縮をして,まちがっても賠償請求などをしないように布石をしておく,(3)「東京電力(福島第1原発)放射能放出事件」による放射能汚染や被ばく被害はたいしたことはない,という嘘八百を「翼賛的にでっちあげる」ために,この「福島県民健康管理調査を徹底して利用する(これからの“つつがない”原子力推進をスムーズにするために),ということなのでしょう。
18歳以上の甲状腺検査,福島県以外の汚染地域での検査,甲状腺検査以外のさまざまな被ばく関連検査の同時実施(心電図,血液検査,尿検査他),検査結果の本人への開示と結果情報の公開,甲状腺検査のやり方,セカンドオピニオン確保の保障,検査や治療の費用負担問題,その他,この「福島県民健康管理調査」がこれではだめだ,というしごくまっとうな意見や要望が出ているにもかかわらず,これらを歯牙にもかけない「福島県民健康管理調査検討委員会」,その正体はすでに薄々明らかになっていたが,今回の膨大なデータミスの発覚で,それが更に赤裸々になったということではないでしょうか。
「すみませんでした」では「すみません」。少なくとも,(1)福島県立医大の責任者を懲戒免職を含め処分せよ,(2)「福島県民健康管理調査」の実務遂行を福島県立医大から切り離す,(3)「福島県民健康管理調査検討委員会」委員全員の辞任または罷免とその責任の徹底追及(訴訟ありうる),(4)放射線被曝に対して慎重な科学者・医学者・医師を過半数入れた新委員会を創設し,「福島県民健康管理調査の在り方を抜本的に見直す(簡単なことで,放射線被曝による健康被害を懸念する福島県をはじめすべての被ばく被害者の要望・要請・期待にこたえられるような検査内容,検査の在り方にするということです)などが,必要かと思われます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<追>若干のおまけ
(1)下記のような案内が送られてきました(ご紹介)
*なぜ、この無料メルマガが今、必要なのか? 3年後政治状況をひっくり返すための100万人無料メルマガプロジェクト
http://senkyo.blog.jp/archives/928565.html
*【追加情報】11月の選挙一覧 福島市長選 二本松市長選 3年後政治状況をひっくり返すための100万人無料メルマガプロジェクト
http://senkyo.blog.jp/archives/822145.html
(2)先般,海渡雄一弁護士よりご紹介いただいた「ツワネ原則」関連のサイトです。繰り返しますが「ツクネ原則」ではありません。「ツワネ」です。
*Peace
Philosophy Centre 『国家安全保障と情報への権利に関する国際原則(ツワネ原則)』の要約 GLOBAL
PRINCIPLES ON NATIONAL SECURITY AND THE RIGHT TO INFORMATION http://peacephilosophy.blogspot.jp/2013/09/global-principles-on-national-security.html
*東京新聞ツワネ原則手本に 欠陥だらけ 秘密法案白紙を特報(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013110902000145.html
http://p.twpl.jp/show/orig/43rlq
<その他>
(1)http://tweetou.net/politicians/mizuhofukushima/
(2)http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-5106.html
早々
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