2017年12月17日 (日)

BS1 スペシャル =「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線(ご都合主義のマスコミによる遺伝子操作応用技術の軽率な賛美や過剰な期待は近未来の深刻なバイオハザードや巨大健康被害をもたらす危険性を高める)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(別添PDFファイル)(チラシ)(2018.1.14)ゲノム編集といのちの始まりへの介入(ゲノム問題検討会議主催)

「tirasi_2018114_genomu_hensyuu_syuukai.pdf」をダウンロード
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1513082881403staff01

 

2.(2018.1.29)「オルタナティブな日本を目指して:第7回目」(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃」(講師:合田寛氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/7-e94f.html

 

3.JAビル、連日の資金集め 会議室で政治資金パーティー、昨年95回 「身内」議員団体が開催:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13277541.html?ref=nmail_20171217mo

 

(関連)JAビル、年95回の政治資金パーティー 出身候補支援:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKCY6VX1KCYUTIL06B.html?ref=nmail

 

 (田中一郎コメント)

アベノミクスの最優先事項の一つとしてTPP協定や日欧EPAなど国際市場原理主義の全面活用や、種子法廃止あるいは食品安全・表示規制の緩和や農業支援のための戸別所得補償制度廃止などを強引に推し進める安倍自公政権が、農協系統を自分たちの政策や統治にとって邪魔者だと見て潰しにかかっているにもかかわらず、かつての自民党政権の利権行政への癒着で甘い汁を吸いすぎて頭のイカレた現農協系統幹部たちが、2人の自民党所属の参議院議員(山田俊男元全中常務、藤木真也元上益城(かみましき)農協組合長:熊本県)を招いての「カネ集め」を組織を挙げてやっていたという話です。なんでこの期に及んで自民党議員なのよ、衰退する日本農業にとどめを刺すTPP協定を強引に進めているじゃんか、との多くの生産者・農家・組合員の叫び声が聞こえてきそうな気がします。

 

いわば自分たちの首を絞めて殺しに来ているゴロツキたちを後ろからカネや人を送って応援するという、まさに「自虐的農政活動」「自滅促進農協運動」に全力を挙げているということです。愚か極まりない行為ですが、もちろんこうした一部の農協系統幹部たちの振る舞いには、生産者・農家・組合員のことなど微塵も考えられていなくて、日本農業がどうなろうとも自分たち農協組織だけが生き残ればそれでいいという、協同組合組織の風上にも置けない許しがたい行為であることは申し上げるまでもありません。こうした組合員置き去りの農協系統は、同じく組合員置き去りで自公政権や財界・巨大企業経営者との癒着を強める御用組合「連合」と瓜二つの様相を呈してきています。こんな組織は、それこそ組合員の力で解体するか、少なくとも、そのロクでもない幹部どもを全部入れ替えてしまえばいいということです。

 

(関連)(報告)(11.13)(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第5回目):TPP11、日米経済対話、日欧EPA.そして、どうする・どうなる日本農業(講師:鈴木宣弘東京大学大学院教授) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/11epa-bbbb.html

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先般、ある市民団体の集会に参加したところ、知人の主催者の方から「田中さんがNHKのゲノム編集の番組に出てましたよ、田中さんの発言が市民の意見として取り上げられていましたよ」と教えていただき、驚いてその再放送を見てみました。それが下記にご案内するNHK番組「BS1 スペシャル =「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線」です。確かに放送の最初の方と終りの方で、むさくるしい私の顔と声が電波に乗っていたようで、ちょっと恥ずかしいやらみっともないやらで複雑な気持ちになりましたが、他方で、少しでも私のゲノム編集技術への懸念や、それを推進するものたちの態度の悪さに対する憤りが伝わればいいなと思い、少しうれしくも感じました。でも、ゲノム編集を推進するものたち、特にバイオムラの御用学者たちと、それを「制御」ないしは「癒着」している霞が関官僚や自民党の政治家達への私の怒りの部分は見事にカットされていました。

 

(私の発言は、石井哲也北海道大学准教授の「ゲノム編集技術は遺伝子操作を伴う研究に地滑り的な大変動をもたらしている故、今こそその進め方を多面的な観点から(安全性、環境保全、倫理など)検討し、必要なルールを決め、きちんと法的に規制してその適正化を図る取り組みを開始すべきで、そのための協議の場を設けていくべきですが、しかし、研究者たちの大勢はそれについて極めて消極的です」という主旨の発言の後に申し上げたものです。TVの私の発言の後に次のように続きます。「一体だれが、そうした法規制なり厳しいルールの制定なりの検討をしなくていいなどと妨害しているのですか、石井先生にはその固有名詞をお教えいただきたいです。そのあとは私たち市民にお任せいただいて、私たち市民の方では、そのロクでもないバイオ学者や官僚たちを「袋叩き」にいたしますから」との主旨を申し上げました(会場から笑い声)。その部分は全面カットされています)

 

(関連)ゲノム編集を問う 作物からヒトまで-石井哲也/著(岩波新書)

 http://urx.red/HBm3

 

今回のBS1のゲノム編集特集は、食品開発に特化されていて、かつ遺伝子組換えやバイオ技術に大きな懸念を持つ市民団体の集会の模様や、石井哲也先生のような良識的な学者も取材して、ゲノム編集推進賛美ないしは期待一色ではない、バランスをある程度考慮した番組構成になっていましたから、少し前の「サイエンス・ゼロ」の同じくゲノム編集特集番組や、今回と同じNHK・BSの「原発事故7年目の子ども甲状腺ガン」に見られたような「100%バイオムラ御用放送」「100%放射線ムラ御用放送」とは違って、そこそこ見るに堪えるものでした。しかしそれでも、この番組に漂うゲノム編集技術への無邪気な肯定的感性や軽率な期待感、あるいはゲノム編集技術の危険性や非倫理性や環境汚染の可能性などを直視して堀り下げようとはしない、NHK番組編成チームの危うさを感じさせるには十分だったと思います(NHK内の「天の声」が肝心な部分のカットを「命令」したのかもしれませんが)。

 

なぜ、こうした番組になってしまうのかは、私から申し上げれば明らかで、NHKの製作チーム(あるいはその下請け)のスタッフたちが番組を創り上げていくにあたって、まず真っ先にゲノム編集の現在の在り方に異議申し立てをしている人たちをしっかり取材して、どこにこの技術そのものや技術展開の仕方・させ方に問題があるのかを把握し、それを推進している人たちに陰に陽に質問・疑問としてぶつけながら取材を積み重ねていかないからです。簡単に言えば、推進側を番組のメジャーとして言いたい放題に言わせておき、それをNHKが「太鼓持ち」のように賛美し、あるいは視聴者に期待感を植え付けるような演出を行い、他方でバランスをとるために反対側・懸念側をある程度取材して放送する、こういう安易な「バランシング」のようなことをしているから番組の内容が深まらないのです。昨今の社会問題ドキュメンタリー番組や調査報道は(そもそも数が極端に少なくなっています)、そのほとんどがこういう安易な構成になっていて、マスコミの仕事をする人間たちが、まさに文字通り「マスごみ」(粗大ごみ)としての実践家に堕してしまっているのではないかと私は見ています。

 

ともあれ、まず、この番組と、この番組を理解していくために必要な若干の情報をご紹介いたします。

 

●(必見)BS1 スペシャル 「ゲノム編集食物~密着 食の未来の最前線~」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=D-elZkIzEck

 https://www.youtube.com/channel/UCZDEL8q2uEC92EnZvaGP4Jw

●(番組案内)NHKドキュメンタリー - BS1スペシャル「ゲノム編集食物~密着 食の未来の最前線~」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2393150/index.html

 

●サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(1生命を作り変える魔法の新技術 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-13/31/5164/2136633/

●サイエンスZERO シリーズ・ゲノム編集(2がんを根治!?医療で始まる大革命 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/zero/x/2017-05-14/31/6274/2136634/

 

(同じNHKの放送でも、こちらの「サイエンスZERO」のゲノム編集特集は「ゲノム編集推進賛美ないしは期待一色」で無邪気なまでのバイオムラ御用放送でした。この世界の事情を少しでも知る者にとっては、この放送は見るに・聞くに堪えないほどのご都合主義(ゲノム編集推進上で都合の悪いものはすべて無視)とゴマカシがあり、さながら原子力ムラ・放射線ムラと瓜二つの様相を呈しています。この番組に出ていたのが山本卓(たかし)広島大学教授で、同氏は下記にご紹介する毎日新聞の記事でも大きくインタビュー記事として紹介されています:田中一郎)

 

(関連)科学の森:ゲノム編集最前線/下 国の指針や法整備、議論の場を 日本ゲノム編集学会長 山本卓・広島大教授に聞く - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddm/016/040/023000c

 

ゲノム編集という技術は、なにも今まで存在していた遺伝子組換えの技術と、そう大して違うものではありません。いずれも生物の遺伝子を人間の都合で(特定の遺伝子作用(ノックイン)ないしは作用停止(ノックアウト)を目的として)操作するという点では同じです。両者が違うのは、その成功確率で、前者の旧式遺伝子組換え技術では成功率は0.1%以下=つまり「下手な鉄砲も数打てば当たる」方式だったのに対して、後者はそれが数%の成功率になったという点です。しかも、ほぼDNAの狙った場所にアクセスできるので、旧式遺伝子組換え技術のように、狙ったDNAの場所をヒットするかどうかは「当たるも八卦・当たらぬも八卦」ではなくなったという点が画期的なのです。

 

ゲノム編集の仕組みは関係する文献やネット情報で確認していただきたいのですが、簡単に申し上げれば、人為的に作成したMICRORNA」(クリスパー)を「先導役」にして目的のDNAの場所までアクセスさせ、そこでクリスパーにセットされている人工制限酵素(DNAをちょん切るハサミ:キャス9)でDNAの一部(遺伝子)を切断・削除するという仕組みです。狙ったDNAの場所をはずさずにスパッと切り取れるということです。しかも、その取扱いが簡単で、シロウトであってもすぐに習熟出来て、かつ費用が格安だということで、バイオ研究者の間に一気に広がったというわけです。要するに日本では無邪気で安易で軽率な研究者が多いバイオの世界で「クリスパー・キャス9」というハサミのおもちゃをもらった研究者・学者たちが、あっちこっちの生物のDNAを切り刻んでは遊び回って、それを研究だなどと称し、よせばいいのにこの技術を食品にも活用するなどと言いだしているのが今日の事態です。

 

なお、NHKTVや毎日新聞などの新聞報道では、ゲノム編集というと、生物のDNAを切り取る(削除する)=ノックアウト型のことを言うかのごとき説明がなされていて、それは従来の遺伝子組換えのように違う生物種の遺伝子を組み込むわけではないから、そう心配はいらない、自然界でも突然変異によって起きていることだ、などというご都合主義丸出しの説明がなされています。ねらいは、もちろん、そのような説明でシロウト一般人をだまくらかして、ゲノム編集への法規制や厳しいルール導入を避けようとしているということです。しかし、それは実際とは大きく違う話です。

 

(1)ゲノム編集は、まさに「編集」であって、必ずしも「切り取り」(ノックアウト型)とは限らず、新たに同種のあるいは異種の遺伝子を「組み込む」こともあり、いわゆる「ノックイン型」のものも存在する。もちろん異種の遺伝子が突然変異で入り込むなどと言うことはあり得ない話である。iPS細胞を使った再生医療への応用では、当然、ノックアウト技術とノックイン技術を合わせて使っているし、食品においても人間のご都合主義的な属性を求めてノックイン技術が使われることはもちろんある。

 

(2)また、同種の遺伝子が入り込む・入れ込む場合も(セルフ・クローニングとかナチュラル・オカランスだとか、もっともらしいネーミングを付けているが、みな法規制を逃れたいがためのインチキネームである)、そう簡単に突然変異が起きるわけではなく、また、突然変異で生まれる生物の圧倒的大半は、この世では生きてはいけない生きものであったり、人間にとっては都合の悪い「品質の劣化」を示すものが大半だったりして使えないのがほとんどである。つまり、人為的に遺伝子をノックアウトやノックインさせたものは、とてもじゃないけれど「セルフ・クローニング」(自己と同等のクローン創作)や「ナチュラル・オカランス」(自然に起きること)などとは言えないということだ。つまり、これを利用するのであれば、「何が起きるかわからない」という慎重なスタンスに立って、厳しい法規制の下で安全性や環境汚染(遺伝子汚染)の防止や倫理面での是非を検討しながら少しずつ研究を進めていくほかない。

 

(3)そもそもゲノム編集に使用するクリスパー・キャス9そのものは、DNAを切り取った後も細胞の中に残るので、明らかに自然に起きる突然変異とは違う。そして、その残存したクリスパー・キャス9が、その後に改編された生物の体にワルサをしないとは限らない。遺伝的効果についても未知のままだ(改編された生物はダメだが、その子孫になればクリスパーキャス9の効果は消えるなどと説明されているが、理屈ではなく、実証的にそれを示せ・動物実験等で示せということである)。

 

(4)遺伝子改変生物による環境汚染について重要なことを申し上げておくと、同様の深刻な環境汚染に核兵器や原発事故などによる放射能汚染があるが、それと比べてバイオ・ハザードを含む遺伝子汚染と言われる事故の場合には、生物が原因なので増殖(繁殖)するという点が放射能汚染と決定的に違う。放射能汚染は最初の汚染以上に増えることはないが(二次汚染はあるけれど=「汚染源が増える」のではなくて「汚染源が広がる」である)、遺伝子汚染(バイオ汚染)の場合には生物の生殖活動を通じて増えていく・増殖するという点が重要である。特に微生物の遺伝子汚染の場合には、その増殖速度は驚異的に速いため、その微生物が人類を含む他の生物に対して有害であった場合には、下手をすると人類滅亡という話にならないとも限らない(その微生物が人類には直接的には無害でも、たとえば人間の食料となる植物群をすべて枯らしてしまったら人類は滅亡する)。それほどの潜在的危険性があるということを忘れてはならないのだ。

 

(5)さて、それで上記の毎日新聞にある山本卓・広島大教授の話を読んでみると、ゲノム編集技術の応用範囲は概ね次の5つのようである。

 (a)食品開発(植物だけでなく家畜や養殖魚を含む新品種開発など)

 (b)バイオ燃料

 (c)iPS細胞を使っての再生医療への応用

 (d)ヒトの受精卵にアクセスする生殖医療

 (e)基礎研究(生命の成り立ちなどの研究)

 

(6)上記を念頭に置いてゲノム編集の危険性を考えてみると、次のようなことが考えらる(他にもある可能性大)。

 (a)環境の遺伝子汚染(遺伝子改変生物が環境に出てしまい、環境にいる既存生物と交尾・生殖して増えてしまうなど、また農作物などでは土壌汚染が深刻化するし、魚介類などでは産卵・孵化による無数のプランクトン発生と攪乱により海洋汚染が懸念される)

 (b)食品としての安全性、更にゲノム編集食品であることの表示の義務化の問題(⇒ 安全であれば表示しなくてもいいとは言えない=生命倫理面やそもそも論など消費者の判断基準は多様であり、それを推進側が勝手に決めるなということ、商品の素性は原則全部公開が原則であり、それが消費者の選択権を保障する)

 (c)臨床医療における予期せぬ危険性

 (d)受精卵操作は人間の尊厳に対する冒涜となり倫理面で×(デザイナーベイビーなど)

 

(7)食品としての安全性を考えるにあたり既に判明している危険性は次のようなもの

 きちんと調査され公表されていない(ゲノム編集の食品開発への利用推進の妨げとなるため隠蔽・歪曲されている=原子力推進に放射能の危険が邪魔になるのでゴマカされるのと同じ現象)。要するに、遺伝子組換えであろうがゲノム編集であろうが、遺伝子を人間が自己都合でいじくりまわすことにより、生物個体全体や生物群や生態系にどのような影響をもたらすかは全く分からないのであって、当然ながらまともな科学者・研究者・学者なら、それに対して慎重であり厳格であるのは当然だということです

 (a)オフ・ターゲット変異(NHKの番組にも新聞記事にも指摘あり、狙ったところ以外の遺伝子を大量に傷つけてしまう)

 (b)遺伝子相互間の連関性・相互補完性(ミトコンドリア遺伝子を含む)を無視している

 (c)エピジェネティクス的な生物の細胞内での働き=生命秩序のようなものに対する影響を全く見ていない

 (d)ゲノム編集で使用されるクリスパー・キャス9が遺伝子改変後も細胞内に残存することについての危険性

 

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(参考)御用放送丸出し:BS1 スペシャル 20171126 171126「原発事故7年目 甲状腺検査はいま」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=6tFUlTrqX2s&t=3s

 

(参考)典型的な御用放送だった「NHK・BS1スペシャル:原発事故7年目 甲状腺検査はいま」=既に論破されてしまった似非科学やインチキ手法で福島原発事故の放射能による子ども甲状腺ガンを否定する「放射線ムラ」の広報そのもの いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-33cb.html

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 <別添PDFファイル>

(1)世界的な論議は必至、ゲノム操作食品をどう規制するか(天笠啓祐 『週刊金曜日 2017.10.13』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1156.pdf

「amagasa_idensisousa_syokuhin.pdf」をダウンロード
(2)新たなゲノム編集技術が物議を醸す、生物種を滅ぼす「遺伝子ドライブ」(天笠啓祐『週刊金曜日 2016.10.28』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1110.pdf

「amagasa_idensi_drive.pdf」をダウンロード
(3)「RNA操作ジャガイモ」の流通にゴーサイン(天笠啓祐 『週刊金曜日 2017.4.14』)

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/docs/1132.pdf

「amagasa_rna_potato.pdf」をダウンロード
(4)ゲノム編集最前線(上):応用拡大 ルールは未整備、農畜産業に革命(毎日 2017.9.14

 https://mainichi.jp/articles/20170914/ddm/016/040/035000c

(5)ゲノム編集最前線(中):∵難病治療に光、創薬も、リスク確認に課題(毎日 2017.9.21

 https://mainichi.jp/articles/20170921/ddm/016/040/002000c

(6)ゲノム編集最前線(下):受精卵改変、規制が急務、揺れる倫理(毎日 2017.10.5

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddm/016/040/020000c

(7)ゲノム編集臨床「法規制検討を」、学術会議が提言(朝日 2017.9.28

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13154818.html

(8)日本学術会議「我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方」の低減について(神野芳紀 『DNA通信 NO.138 2017.12.14』(DNA問題研究会))

(9)「ゲノム革命」が作り出す未来(イントロ部分)(『週刊東洋経済 2017.9.16』)

 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/16447

 

(田中一郎コメント)

上記に列記した別添PDFファイルの資料では、まず科学ジャーナリストの天笠啓祐氏が執筆の『週刊金曜日』掲載記事3つを熟読してください。この短いレポートにゲノム編集やその周辺技術の危険性や問題点が明確かつ平易に書かれています。この3つのレポートの内容を知るだけで、みなさまは一気にゲノム編集問題の最前線に立つことができます。

 

その対極に、ロクでもない御用ジャーナリストの小島正美(毎日新聞論説委員)をご紹介しておきましょう。この男は毎日新聞の遺伝子組換えを含む食品に関する安全と表示を担当して長く、同紙紙面にはしょっちゅう登場していますので要注意です。昨今の遺伝子組換え食品については、たとえば下記の記事があります。

 

(関連)記者の目 遺伝子組み換え食品表示 今の緩い制度でよいのか=小島正美(生活報道部)毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171212/ddm/005/070/025000c?fm=mnm

(関連)質問なるほドリ:「遺伝子組み換えではない」? 日本は5%以下で表示可 他国は厳格=回答・小島正美 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171114/ddm/003/070/189000c?fm=mnm

 

もっともらしい見出しですが、当たり前のことをことさら強調し、肝心なことを歪めて伝え、読者の目をそらせたり、おかしくしたりしていますから油断をしてはいけません。上記で申し上げれば「5%混入を「混入がない」と表示するのはおかしい」などというのは小島に言われなくてもわかる当たり前の話であって、遺伝子組換え食品表示のおかしさはそれだけではないのです。そもそも「食用油や醤油や清涼飲料水などの加工食品の遺伝子組換え表示はしない」のは「それでいい」かのごとき説明を小島はしているけれど、それはおかしいし、また、遺伝子組換え食品の表示問題はもはや5%問題だけだ、などと読者に誤解させるような書き方をしているのも「うそつけ」という話です。詳しくは下記サイトをご覧いただき、小島の書いた記事と比べてみてください。遺伝子組換え食品の表示の問題がどこにあるかがよくわかります。下記サイトによれば「サルでもわかる」のに小島にはわからないようです。

 

(関連)日本のGM表示の仕組み サルでもわかる遺伝子組み換え

 http://gmo.luna-organic.org/?page_id=614

(関連)遺伝子組換え食品はなぜ危険性があるのか?問題点と健康リスクを徹底調査 真の健康法を探す旅 -Truth of the Sick-

 http://truthofsick.com/112/

(関連)遺伝子組み換えの何が問題? Alter Trade Japan

 http://altertrade.jp/alternatives/gmo/gmoreasons

 

それから、下記の2つについては、日本学術会議の下記サイトをご参照ください。

(7)ゲノム編集臨床「法規制検討を」、学術会議が提言(朝日 2017.9.28

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13154818.html

(8)日本学術会議「我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方」の低減について(神野芳紀 『DNA通信 NO.138 2017.12.14』(DNA問題研究会))

 

(関連)提言:我が国の医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方(日本語)(日本学術会議 2017927日)

(日本語)http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t251-1.pdf

(英 語)http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t251-1-en.pdf

 

(関連)医学・医療領域におけるゲノム編集技術のあり方検討委員会|日本学術会議

 http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/genome/genome.html

(関連)提言・報告等【提言】|日本学術会議

 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-15.html

 

さて、今回の「NHKBS1スペシャル=「ゲノム編集」食物:密着 食の未来の最前線」についても若干のコメントをしておきます。結論を先に簡単に申し上げれば、メールの表題にも書きましたように、ご都合主義のマスコミによる遺伝子操作応用技術の軽率な賛美や過剰な期待は近未来の深刻なバイオハザードや巨大規模の健康被害をもたらす危険性を高める、ということです。(以下、箇条書きにいたします)

 

(1)1996年に遺伝子組換え食品が市場に出て以降、これまでの間の遺伝子操作食品の取扱いに関するデタラメへの反省がない

 

 (参考までに)

 第1世代 除草剤耐性、害虫耐性 = 生産者にメリット(耐性雑草・耐性害虫が現れメリット消滅)

 第2世代 栄養豊富、薬効など  = 消費者メリット(あやしい=副作用が心配、本末転倒=スギ花粉アレルギー防止イネ)

 第3世代 「ナチュラル・オカレンス」「セルフ・クローニノグ」= 表示なし(当面は食品添加物として大量に輸入・流通している様子)

 今 回  ゲノム編集

 

(参考)組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続を経た旨の公表について(厚生労働省 事務連絡 2017.10.6

 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/171006.pdf

 

(今後上記が国内生産されるとは思えず、これもまた輸入にかかるものと推察。いい加減ながらも安全審査を経ているものはまだマシ、全く何も見えないまま遺伝子組換え技術を使って開発された食品添加物や、それをつかった加工食品が大量に日本に輸入されていると思われる。長期的にそうしたものを摂取し続けた場合に人体がどうなるかは「なってみなければわからない」。まさに人体実験であり空恐ろしい限りである。:田中一郎)

 

(2)研究がもたらす潜在的な危険性への無邪気、軽率、そして過去にどのような経緯があったのかについての無知、無頓着、無視、「安全です」は研究や商品開発を推し進めるための消費者やユーザー向けの「アクセサリー」にすぎない形だけのもの。典型的なご都合主義で屁理屈を積み重ね、法的な規制や厳しい安全担保のルールの導入を嫌うどころか、それについて真摯にオープンに協議をする場さえつくろうとはしない。典型的な無責任とご都合主義が蔓延している。

 

(3)食品安全委員会などが実施している遺伝子組換え(GM)」食品の安全審査なるものは、審査の体裁をとった企業追認の儀式にすぎない。開発企業の短期間の実験データだけを丸のみし、自分たちで検証実験をするようなことはしたためしがない。企業がウソをついたらハイ・ソレマデヨである。また、安全性の確認実験は、短期毒性・急性毒性のみをチェックしているだけであって、果たして当該GM食品を中長期的に摂取し続けた場合の漸進的毒性・慢性毒性や遺伝的毒性は完全に無視されている。

 

(4)そして、遺伝子組換え技術やゲノム編集技術に関して不都合なことが起きれば、それを平気で隠蔽し矮小化し歪曲する。そもそも下記にある通り、そもそも遺伝子組換え関連の審議会は不都合な場合に非公開とされるのは当たり前になっている。消費者よりも企業を守ることが優先だと言わんばかりの態度である。無責任で、説明責任を果たさす、消費者との真摯な対話もなし、公開質問状を送っても、よくて木で鼻をくくったような回答が返ってくるだけ(通常は無視)、日本の消費者は文句も言わない家畜のような存在だと思われていて完璧にバカにされているのが現状である。

 

(関連)遺伝子組換え食品等専門調査会(第169回)の開催について(非公開) 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する

 http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/annai/idensi_annai_169.html

 

(5)「表示しない」のは上記で申しあげたとおり。その理由に、遺伝子組換え食品も普通の食品も、種が同じなら「実質的同等」だなどと「新造語」をつくって屁理屈をこねている。実質的に同等なら、なんで特許を与えているのか、ということだ。嘘八百もいい加減にしろ、である。また、遺伝子組換え食品についてもゲノム編集食品についても、国は表示について極めて消極的で、その背後にはこうした食品を販売して儲けようとしている国際アグリビジネスなどの多国籍資本の暗躍がある。先般も消費者庁の遺伝子組換え食品の表示に関する審議会が終了したが、結論は「表示の拡大や拡充はしなくていい」などと報告した。報告はまさにゼロ回答、欧州と大きく違うのみならず、今やアジアをはじめ、多くの発展途上国にすら食品表示では後れを取り始めている。

 

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · ハガキ大作戦!消費者庁の大臣・長官などにGM表示を求めましょう! · Change.org

 http://urx.red/HBlx

 

(6)法規制を極端に拒否、逃げ回り、あらゆる手段で妨害している。ゲノム編集についても、またしかりである。

 

(7)遺伝子組換え食品の危険性を実証する動物実験がフランスのカーン大学・セラリーニ教授の下で実施され、懸念される結果が全世界に向けて公表された。ネズミを長期間飼育して遺伝子組換え食品を与えた場合の影響を検証した実験だ。そして、その結果は予想以上のとんでもない結果だった(遺伝子組換え食品やそれに使う農薬使用作物を与えられたネズミの大半がガンその他の健康障害・生殖障害・遺伝的障害となった)。しかし、こうした反証実験データが出ても、バイオムラの連中の態度は依然として変わらない。セラリーニ教授の実験について、いろいろと罵詈雑言を投げかけてはいるが、しかし、それを反証する実験を、自分たちで広く公開と不正排除が担保された形で行おうとする者は一人もいない。

 

(8)生命の営みに対する認識が軽率・安易、ゲノム編集を進めている研究者たちに、そもそも遺伝子の発現についてのバイオ知識(特に分子生物学や細胞生理学)について、いかほどの知識や知見があるのか。ゲノム学やエピゲノム学(エピジェネティクス)についての研究は今や生物学の最先端を形成していて、多くの研究成果が出てきているが、まだまだ分からないことが山のようにある「未知の大陸」と言われている。そんな中で、ロクすっぽ安全確認もせず、きちんとした法規制も入れず、出鱈目をやっても罰則もなく、人間のせせこましいご都合で遺伝子を操作して、それを食べものや受精卵操作などに使っていいはずはない。

 

(9)「他の生物の遺伝子を入れているわけではないから安全」だとか「これまでも人間は品種改良をしてきた、ゲノム編集はその手段の一つであって、これまでのものと変わらない」「店頭に並ぶ食物はすべて人間が品種改良という操作をしてできたもの」などと説明をして、ゲノム編集について懸念するには及ばないなどと発言する学者など、信用してはいけない。そんなことに科学的実証性など全くないからだ。一方、NHKも放射線照射などの人為的な方法で品種改良されたものが店頭に並ぶなどという、ほぼ嘘八百にちかい放送をして、こうした学者・研究者を応援するような放送をしている(放射線照射の突然変異はほとんどが使えないし安全とも言えない)のが、まったくバカバカしいという他ない。そんな放送をするなら、そもそもこのテーマでの放送はやめてしまえ、ということだ。

 

10)上記で申しあげた「オフターゲット」の危険性を軽視してはいけない。遺伝子の作用についてはわからないことの方が多いのであって、たとえば遺伝子を下手にいじれば予期せぬたんぱく質を含む物質が細胞内に産生され、それが食べた人間にとっては猛毒として作用するということもあり得ない話ではない。1990年頃に遺伝子組換え技術を使って開発された昭和電工のアミノ酸健康食品がアメリカで(死亡者を含む)大規模な食害事件「トリプトファン事件」を引き起こしたが、これなどは予期せぬ不純物が原因とされている。しかし、その原因は和解によってうやむやにされたままである。この事件への対応の仕方一つとってみても、遺伝子組換え技術の食品への応用がいかに胡散臭いかがわかるというものである。

 

(関連)昭和電工 トリプトファン事件=うやむやのまま

 http://urx.red/HBkl

 

11)研究事故が起きた場合のフォローもずさん極まりない(特に微生物)

 大学でのずさんな管理体制が危険な遺伝子改変生物の環境放出へつながった事例が散見(特に微生物:神戸大学他)、BS3施設のいい加減=加計学園獣医学部、BS4施設のいい加減=国立感染症研究所のずさんな管理体制、長崎大学に新設の動き、食品事故が起きた場合のフォローと責任体制もない

 

(関連)国立感染症研究所の安全性を考える会 ストップ ザ・バイオハザード

 http://stopbiohazard.com/

 

(結論)

ゲノム編集の食品への実用化の学者たちは、上記のような態度から全く信頼できない。NHKBS1の放送に出てきた2人の学者=木下政人(京都大学)、江面浩(えづら:筑波大学)もまた、私には上記で申し上げた遺伝子操作やゲノム編集についての様々な懸念や問題点について真摯に答える姿勢にあるようには見えず、非常に低レベルの対応でしか答えようとはしていないように見える。そもそも遺伝子組換え食品のこれまでのあり方に関しての反省がなさすぎる。バイオテクノロジーの世界は、全世界的に国際アグリビジネスや食品産業の私利私欲の支配が強く、規制すべき立場にある政府はそれらに買収・支配されてしまっており(あるいは日本のように無邪気極まる科学信仰のようなものがはびこり)、ゲノム編集や合成生物学なども含めてご都合主義と無責任と不道徳の塊のようなカルチャーが蔓延して、まるで原子力ムラ・放射線ムラと瓜2つの状況ができてしまっているのである。

 

ゲノム編集の応用がもたらす危険性や環境破壊、あるいは反倫理性に対して私たちは真剣に向き合わないと、近未来において私たちの社会はとんでもない・取り返しのつかないバイオ悲劇を経験することになりかねないのだ。

 

 <その他関連サイト>

(1)(そもそも総研)2017-10-12 がんも老化も克服!? 「ゲノム編集」実用化いつ? 濡木理教授 ミニキャス9 血友病 免疫不全 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=5UtXrIPxdUc

(2)「ゲノム編集」イネ収穫、農研機構 増量狙い初の屋外栽培(日経 2017.11.1

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO22961220R31C17A0CR8000/

(3)WADA:ゲノム編集を禁止 遺伝子ドーピング指定 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171005/ddf/041/050/020000c

 https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20171005/k00/00e/050/232000c?fm=mnm

(4)GMは健康に問題 サルでもわかる遺伝子組み換え

 http://gmo.luna-organic.org/?page_id=20

(5)新たな遺伝子組み換え技術を使ったジャガイモが登場 | ライフハッカー[日本版]

 https://www.lifehacker.jp/2014/11/141114potato.html

(6)(科学季評)ヒトの遺伝子操作 確かな哲学と規制整備を 山極寿一 朝日新聞

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12942510.html?ref=sp_con_mailm_0523_14

(7)未承認の遺伝子組換えペチュニアの取扱いについて(第2報):農林水産省

 http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/170531.html

(8)遺伝子組み換え表示拡大、議論 消費者庁、微量混入・遺伝子分解の食品:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12902057.html?ref=nmail_20170421mo

 

 <「いちろうちゃんのブログ」>

(1)「バイオムラ」の「ゲノム」(遺伝子)研究が進める「個人情報」のビジネス活用化=社会貢献をお題目にゲノム素材提供者をたぶらかし、「マイナンバー制度」とTPPで「遺伝子」の特許独占を狙う私利私欲優先の暗躍を許すな いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-9d01.html

 

(2)遺伝子操作された動植物を食べてはいけない(1):やっぱり危ないことがわかってきたゲノム編集=遺伝子世界のことがよくわかっていないのに、ご都合主義で遺伝子をいじくったものが安全なわけがない いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-0d3e.html

 

(3)(報告)(8.31)シンポジウム ゲノム編集を問う:作物、家畜、人について:日本の科学者や医者たちは、その本来の使命を忘れて腐敗している(その2) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-06c9.html

草々

タックスヘイブン放置や消費税増税などの不公正税制と、社会保障縮小や生活保護削減などの経済弱者へのしわ寄せ政策は表裏一体のものです=私たちの生活と生存を脅かすアベ自公政権に怒りを集中いたしましょう!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.Christmas Eve 2017 山下達郎 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=IyDRMWN2TVc

 

(もうこんな歌がピッタリくる季節になりました。今年もロクでもないことばかりの1年でしたが、せめて年の暮れくらいはこんな歌でも聞きながら穏やかに過ごしたいものです。心の和むいい歌です。:田中一郎)

 

2.(12.17)NNNドキュメント2017:「ビンの中のお父さん 被爆者調査真の狙い」

 http://www.ctv.co.jp/misc/20171217bottle/

(お見逃しなく)

 

3.(12.17)BS1スペシャル「沖縄と核」 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2017-12-17/11/25143/3115276/

(内容拡充して再放送のようです。お見逃しなく)

 

4.キャンペーン · 子育てと仕事の両立を個人の問題にしないで!赤ちゃんと議会に出席しようとした緒方夕佳熊本市議を支持します。 · Change.org

 http://ur2.link/HAO1

 

5.北朝鮮情勢

(1)報道ステーション20171215日,朝鮮半島情勢 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=SOWJ6FE-ymQ

 

(2)北の核・ミサイル問題めぐり 国連安保理で米朝が非難合戦 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219720

 

(3)「戦争は絶対に容認しない」中韓首脳が合意(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171215-00000003-nnn-int

(なんでここに日本政府が入っていないのかしら?)

 

(4)日刊IWJガイド・番組表「『米国の政策はまったく変わっていない』〜ティラーソン国務長官の『対話路線転換』発言を米政府が打ち消し! 板垣雄三東大名誉教授は『朝鮮半島のことだけを考えているのは「とぼけた話」だ』と批判し、『世界戦争の予感』に言及! 本日再配信

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/33668

 

(5)米国務長官 北緊急時は「在韓米軍が38度線越え侵攻する」日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219512

 

(6)日本が囚われ続ける「米国占領下の戦争協力体制」の正体 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217780

 

(7)怪しい武器に消える庶民増税 国民が怒らない異様な世相 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219362

 

6.戦争とはどういうものか (安倍晋三が進める戦争国家への道と,戦争というものの正体)+ (要注意)「牛乳」の表示がごまかされています! いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-ba21.html

==============================

 

このほど厚生労働省とアベ政権自公政権は、生活保護費の更なる大幅削減を打ち出しました。これまでも老人加算の廃止など、生活保護費は削減に次ぐ削減ですり減らされてきましたが、またしても大幅な削減を行おうというのです。重大な生存権侵害であり、日本国憲法第25条違反であり、許しがたいものがあります。以下、他のMLでの議論をご紹介いたします。メールの表題にも書きましたが、「タックスヘイブン放置や消費税増税などの不公正税制と、社会保障縮小や生活保護削減などの経済弱者へのしわ寄せ政策は表裏一体のものです=私たちの生活と生存を脅かすアベ自公政権に怒りを集中いたしましょう!」

 

(署名)「生活保護制度の充実を求める緊急署名」を募っています|ニュース|いのちのとりで裁判全国アクション

 http://inochinotoride.org/whatsnew/171019shomei.php

 

(関連)当事者の声|いのちのとりで裁判全国アクション

 http://inochinotoride.org/voice.php

 

 <別添PDFファイル>

(1)生活扶助費 最大1割減案、生活保護見直し 都市部や大世帯(朝日 2017.12.9

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13266138.html

(2)生活保護 母子加算見直し、厚労省方針 減額の可能性(朝日 2017.12.13

 http://www.asahi.com/articles/ASKDD5FX6KDDUTFL00P.html

(3)生活保護減額 5%上限、厚労省方針 反発受け縮小(朝日 2017.12.16

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13275432.html

(4)生活保護世帯、進学支援 道遠く(東京 2017.12.12 他)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017121202000136.html

(5)生活保護費 引き下げへ、厚労省原案 生活費減額幅1割超も(朝日 2017.12.15

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13274073.html

(6)配当 最高の12.8兆円、配分比率3割横並び(日経 2017.12.8

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO24381210X01C17A2MM8000/

 

(上記(6)と下記の2つの記事、そして生活保護削減の各記事をセットで見ていただければと思います。ひどいものです。日本の政治が腐っています。諸悪の根源です。:田中一郎)

 

(関連)トヨタは18兆円 日本の大企業がため込む巨額の内部留保 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218895

(関連)13閣僚1000万円超パーティー 大臣規範「大規模は自粛」16年収支報告書:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13274113.html?ref=nmail_20171215mo

 

1.(メール転送です)東京新聞 生活保護費またも切り下げ

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こんにちは、今日の東京新聞からです。

 

日本社会の弱者に対する冷酷さは、ますます酷くなってます。この冷酷さは、決して弱者に向かうだけではありません。一部の特権層だけが得をする社会に向かってます。増税は中間層に、富裕層は株式投資に向かい低い税率で済んでます。株式投資の税率は分離課税を選択すれば、20.315%ですみますから、4000万円以上の所得に対する税率45%の半分以下で済みます。

 

「株式の配当や売却益にかかる税率を5%上げただけで数千億円もの税収増につながるという試算もある」というのですが、税制改革の議論にすらなってません。これが、安倍政権の経済政策です。今回は、生活保護費をさらに切り下げると言うことですが、稲葉さんが適切な指摘をしています。

 

「日本では、生活保護を受給する条件を満たす貧困層のうち、実際には二~三割しか受給していない。残りの六~七割は非受給の年収下位10%層と重なり、保護基準以下の生活を強いられている世帯が多い。「この結果、下位10%層の支出と生活保護基準を比べれば、保護基準の方が高くなり、常に引き下げられてしまう。際限のない負のスパイラル(らせん)だ」

 

このスパイラルには、一般世帯も巻き込まれる。教育、税、医療など多くの制度が生活保護基準を参照しているためだ。「就学援助」「高校生の奨学金」「国民保険料の減免」「住民税の非課税限度額」などで、厚労省は三十八の制度に影響があるとしている。」ということです。この冷酷な政治をどうしたら変えられるのか。ほんと、気が重い事です。

 

●中日春秋 http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2017121602000109.html?ref=rank

 

 世界で最も裕福な八人と、世界の経済的に恵まれていない方の三十六億人の資産額はほぼ同じ、との試算がある。何とも極端な富の偏在だが、その八人の一人ウォーレン・バフェット氏(87)がかつて、「大金持ちを甘やかすな」と主張したことがある

 

▼「わが国の指導者たちは“犠牲を分かち合おう”と言うくせに、私には、それを求めない。投資で年収が五十億円もある私に課せられる税率が、一般の労働者より、かなり低いのだ。もっと富裕層に課税せよ」と提言したのだ

 

▼超のつく富豪が「もっと税負担を」と言いだすほど米国の税制はいびつらしいが、わが国はどうだろうか

 

▼この国の税制も、米国に負けず劣らず、富裕層にはやさしいらしい。株式の配当や売却益にかかる税率を5%上げただけで数千億円もの税収増につながるという試算もあるのに、今回の税制改正では論議の的にもならなかったという

 

▼年収八百五十万円超の会社員らの勤労所得を増税の的に九百億円の税収増を見込みつつ、株高で潤い年収二億円を超すような超富裕層が優遇される現状は、手つかず。これで「犠牲を分かち合う」ことになるのだろうか

 

▼いや、そもそもこれほどの増税の方針をなぜ総選挙の時にきちんと示さなかったのか。これらの問いを突き詰めなければ、バフェット氏に、こう咤咤(しった)されるかもしれぬ。「政治家を甘やかすな」

 

2.私の投稿メール

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私も東京新聞と朝日新聞の記事を見て、怒りが込み上げてきたので、メールをしようと思っていたところでした。

 

(最初に)

●(2018.1.29)「オルタナティブな日本を目指して:第7回目」(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃」(講師:合田寛氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/7-e94f.html

 

(パラダイス文書で注目のタックスヘイブンについて、この問題の第一人者の合田寛先生に新春第一声のご講演をしていただきます。どうぞ皆様、ふるってご参加ください:田中一郎)

 

(参考)パナマ文書とオフショア・タックスヘイブン 改革は可能か-合田寛著(日本機関紙出版センター)

 http://ur2.link/HAQt

(参考)タックスヘイブンに迫る 税逃れと闇のビジネス-合田寛著(新日本出版社)

 http://ur2.link/HAQu

 

おっしゃるように、こうした経済的に苦しい人たちへのしわ寄せ・イジメ行政と、出鱈目極まる税制度の現状とは裏腹の関係にあります。自民党のゴロツキどもが金持ち大企業優遇を水面下で打ち出し、それを受けて霞が関の官僚どもがくだらぬ知恵を絞って、こうした人権侵害行政を無責任にも上奏してくるのです。生活保護を受けている人たちは立場が弱いから、たいした抵抗もできないだろう、というわけです。許せんですよ、こんなもの。当初10%削減だったものを批判があるから5%削減に下げる、などと今日の朝日新聞の記事に出ていましたが、その根性が腐ったようなやり方にも反吐が出る思いがします(あらかじめ批判を見込んでの猿芝居です)。

 

(関連)生活保護減額、5%上限 反発受け縮小 厚労省方針:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13275432.html

 

私はこの事態を変えるためには、生活保護を受けている人を含め、有権者・国民・市民が、こうした政治や行政を行う連中に対して「激しい怒り」を持つことから始まると考えています。怒りです。憤りです。現代日本の危機的状況を救うためには、私は市民運動・社会運動をになう多くの有権者・国民・市民が、理不尽極まる人権侵害・生存と生活破壊のアベ政権や自公政治に対して、怒りと悲しみを糧に、絶対に許さないという断固たる態度で臨んでいくべきだと思っています。もちろん、あらゆる選挙において、自公・維新を落選させるような投票行動に打って出ていくということです。そこには民主党・民進党等のような腰抜け・日和見・裏切り者集団は必要ありませんし、ましてや「第5列」(The Fifth)を形成している「希望という名の絶望の党」などは、まさに怒りの対象でしかありません。

 

(関連)政策見れば明白 希望の党は「野党」ではなく「閣外与党」日刊ゲンダイ

 http://www.asyura2.com/17/senkyo237/msg/231.html

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219621

 

しかし、世の中では依然として「右肩上がり」だった経済成長時代の日本社会の残影をいまだに引きずっている人たちは少なくない可能性があります。たとえば数年前ですが、都知事選挙で宇都宮健児氏を応援して街宣をしていた私の妻に、あるボケおやじがからんできて、あれこれと話しているうちに、福島第1原発事故を引き起こした東京電力幹部3人の刑事裁判被告他の東電幹部たちについて「あの人たちは別格だから、比べてみたって意味がない」などと言って妻を煙に巻いていたそうです(勝俣恒久会長は日本原電へ天下り、清水正孝社長は資源会社役員へ天下り、その他、全員が「結構毛だらけ」の処遇を受けて、事故後も悠々と暮らしている一方で、多くの原発事故被害者は何もかも=昨今では避難住宅までもを奪われて路頭に迷う生活です、如何にこのオヤジがボケか、ということです。さしあたり東京電力幹部などは監獄へでもぶち込んでおけばいい)。

 

ひょっとすると、こうしたまま見られる農奴的根性のような感覚は税制問題についても根強くあって、巨大企業や大富豪たちがタックスヘイブンその他の特権的方法で、自分たちの納税義務を巧みに回避していても、それは別格の組織や人たちがやっていることで自分たちには関係がない、とやかく言っても仕方がない、などと、少なくない人たちが思い込んでいる可能性があります。それは、その納税回避や脱税の方法が特権的であればあるほど自分たちにはなじみがなく、遠い別世界の話であって、自分たちには無関係だという「感覚」「感情」を導いてしまう、そんな皮肉な社会現象です。しかし、このどうしようもなく情けないセンスをひっくり返さない限り、私はものごとは改善しないように思います。

 

こうした大衆社会の衆愚的状況をひっくり返すには、私は支配権力を握る者たちへの怒り・憤りと、その支配権力により踏みつけられた結果現れた悲劇の悲しみを共有・共感することではないかと思っています。市場主義を説いたかつてのアダム・スミスも、その著書「道徳情操論」でシンパシー(共感)の重要性を説いているそうですから。

 

残酷な言い方で申し上げると、資本主義社会は、お人好しは食い物にされる、ということです。上記でご紹介したような、街頭でのクソおやじの「あの人たちは特別、私たちとは関係がない」のセンチメントにとらわれている限り、「食い物」にされる事態は変わらないでしょう。一刻も早く、自分たちの「大きな利害」「大きな損得の物差し」に覚醒し、誰が自分たちを押しのけて、だまくらかして、自分たちに隠れて甘い汁を吸い、負担を私たちや経済的に苦しい人たちに押し付けているのか、しっかりと見定め、それを選挙での投票や日常の消費行動などで具体的に取捨選択して実践していけるようになって初めて、この沈滞した日本社会は動き出します。市民運動・社会運動は、その契機をつくり、その原動力を醸成するためにあると言ってもいいのではないかと思います。アベ政権支配下の今日、だれがロクでもないのか、よく見えるようになってきていますから。

 

先の衆議院選挙では関ケ原の合戦における小早川秀秋とそっくりだった「元祖:口先やるやる詐欺」の前原誠司と、それにチョコザイな知恵を付けていた井出英策(慶應義塾大学経済学部教授)の経済政策なんぞにたぶらかされていては、物事は前には絶対に進まないでしょう。アベ政権・自公政治による私たちの生存と生活の破壊へ、徹底して怒りと悲しみをぶつけ、政治の世界から彼らゴロツキ・タカリ集団を一掃すること、それに代えて「オルタナティブな日本」を少しずつ実現していける政治勢力を育てていくこと、それしか解決の方法はないだろうと私は思います。

 

(参考)(11.28)政治を変えるために私たちは何をすべきか 大討論会&ワークショップ:201710月衆議院選挙を超えて=力を合わせて新しい日本の未来を切り開いていきましょう いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/201710-790b.html

 

(当日録画)20171128 UPLAN 政治を変えるために私たちは何をすべきか? - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ZtuOTN9wNvs

 

(私のレジメ)(別添PDFファイル)政治を変えるために私たちは何をすべきか:20171022日 衆議院選挙 総括(20171128日)

「rejime_1128_tanaka.pdf」をダウンロード

(私のレジメ)市民がつくるオルタナティブ日本の政権構想(ちょぼちょぼ市民連合・田中一郎 2017.7.7

http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/siryou2_7.20%20KOUSOUSOAN.pdf

 

3.関連サイト

(1)(時時刻刻)最大1割減案 現場に衝撃 生活保護世帯「必要なのはむしろ支援」:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13274061.html?ref=nmail_20171215mo

(2)生活保護引き下げ反対「子どもの制服も小さいまま」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/movie/video/?id=121358581

(3)生活保護見直し案:最大13%減 母子加算2割カットも - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171209/k00/00m/040/136000c

(4)東京新聞 障害者施設の食費補助廃止 厚労省提案に家族ら反発 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017121502000124.html

(5)生活保護世帯の子、大学入学に一時金 政府方針、最大30万円:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13267765.html?ref=nmail_20171210mo

草々

 

<追>教育無償化の財界拠出3000億円は雇用保険料引下げで「お返し」してチャラ:これも茶番だった

 下記の2つの記事で報じられていることはどうも「バーター」だったようで、我が国の社会保障制度や教育政策が、ゴロツキ自民党政治家と不道徳者の無能経営者団体という「一握り」の人間たちにより弄ばれているようです。ふざけんじゃねえ、ということです。

 

(関連)経団連:3000億円拠出を容認 教育無償化などで 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171028/k00/00m/040/079000c

(関連)雇用保険料、賃金の0.6%に下げ 17年度から3年間(日経 2017.11.26

 https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H31_W6A121C1NN1000/

 

(関連)(別添PDFファイル)租税国家の危機(山口二郎:東京 2017.12.10

 https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/201712130000/

 

 

2017年12月16日 (土)

(報告)(12.14)(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第6回目):広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票(本間龍さん)(当日の録画&資料など)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

さる1214日(木)、たんぽぽ舎(水道橋)におきまして「(新ちょぼゼミシリーズ「オルタナティブな日本を目指して」第6回目):広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」と題して勉強会を兼ねた講演会を開催し、元博報堂の営業担当で現在は評論家・著述業の本間龍さんにお話をしていただきました。広告代理店業界にお詳しい本間さんのお話はとても興味深く迫力のある生々しいものでした。また、本間龍さんのお話の後に、いつも市民集会やイベントなどを録画してネット上に公開するという非常に重要なお仕事をしていただいている三輪祐児さん(UPLAN)からも電通についての若干のお話をいただきました。こちらも実体験に基づく非常に興味深いお話で、ぜひ当日録画をご覧になってみてください。

 

本間さんの電通と広告代理店業界やマスコミの世界のお話を聞いて思うのは、いわゆる情報化社会の内実の、あまりの貧弱さと支配被支配の構造です。一握りの情報操作・世論操作集団により、圧倒的多数の人間が踊らされている、大衆社会・消費社会・ネット社会の向かう方向に歪んだ情報化社会があるということです。このことは、今月号(20181月号)の岩波月刊誌『世界』掲載の吉見俊哉(東京大学大学院教授)論文「トランプのアメリカに住む(新連載第1回):ポスト真実の地政学」(フェイクが支配するアメリカのネット世界の話がメインです:田中一郎)や、今週号の『週刊金曜日』特集掲載の櫻井よし子というフェイク似非右翼と相通じるところがあると思います。

 

●特集:櫻井よしこ様の頭の中|週刊金曜日公式サイト

 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002459.php

 

そして、日本社会のように「タコツボ文化」(故丸山真男著「日本の思想」(岩波新書))が蔓延しているところでは、おそらくは、この現象はより深刻なものとなっていくに違いありません。簡単に言えば、自分に都合のいい情報しか取り込まない世界、バラバラで、利己的で、仲良しクラブ的で、表面的にはにこやかで優しそうな体裁の下で実際は浅薄・冷酷・孤独な人間関係がつくる「情報化」小集団など、一種の「感情的共同体」とでも言っていいような、そんな「タコツボ」が蔓延して、日本社会がボロボロになる、という感じです。今日の日本の市民運動・社会運動にも、その傾向が少しばかり垣間見えているようにも思います。そしてその社会情況の上に支配権力が君臨して、いわゆる「世論操作」による支配が徹底されていくのです。まるでジョージオーウェルの小説「1984」のごときです。

 

また、講演の中で本間さんが紹介してくれた総務省のアンケート調査結果は非常に興味深いです。ネットがTVを若い世代から圧倒し始めている=つまり近未来は吉見論文にあるアメリカのような社会であるということを示唆しているのだと思います。アパシー・アノミー状況に加えて政治的シニシズムが幅を利かせ、政治が社会を調整できない・修復できない状態が長く続き、いよいよ政治そのものが諸悪の根源と化し始めている中で、日本は問題だらけの「情報化」の下で危機的な事態に陥り始めていると言っていいでしょう。そんなことを考えながら、本間さんのお話をお聞きしました。

 

なお、当日は本間さんのお話の前座で、私の方から国民投票法を含む「新しい民主主義の制度化」というテーマで若干のことを話させていただきました。この「改革」もまた、私は「オルタナティブな日本」にとって、特にその持続可能性を担保する仕組みの一つとして、非常に大事なメニューの一つではないかと考えています。以下、それも一緒にご報告させていただきます。

 

●(イベント情報)このままでは危ない! (12.14)「オルタナティブな日本を目指して」学習会(第6回目)「広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」(本間龍さん)JR水道橋(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-df80.html

 

●(当日録画)20171214 UPLAN 本間龍「広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=p3NjUWMZvFw&t=1326s

 https://www.youtube.com/watch?v=p3NjUWMZvFw&t=1326s

 

●(別添PDFファイル)当日資料

(1)20171214電通とオリンピックそして憲法改正国民投票(本間龍さん)

<1>「rejime_honmaryuu_san_1.pdf」をダウンロード
<2>「rejime_honmaryuu_san_2.pdf」をダウンロード
<3>「rejime_honmaryuu_san_3.pdf」をダウンロード
<4>「rejime_honmaryuu_san_4.pdf」をダウンロード
<5>「rejime_honmaryuu_san_5.pdf」をダウンロード
<6>「rejime_honmaryuu_san_6.pdf」をダウンロード
<7>「rejime_honmaryuu_san_7.pdf」をダウンロード
<8>「rejime_honmaryuu_san_8.pdf」をダウンロード
<9>「rejime_honmaryuu_san_9.pdf」をダウンロード

 

(2)市民がつくるオルタナティブ日本の政権構想(ちょぼちょぼ市民連合・田中一郎 2017.7.7

「nw_demokuracy_itanaka.pdf」をダウンロード
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/files/siryou2_7.20%20KOUSOUSOAN.pdf

(別添PDFファイルは上記に若干のことを手書きで追記しております:田中一郎)

 

●参考文献

(1)メディアに操作される憲法改正国民投票-本間龍/著(岩波ブックレット)

 http://ur2.link/HAyT

(2)電通巨大利権 東京五輪で搾取される国民-本間龍/著(サイゾー)

 http://ur2.link/HAz0

(3)欠陥「国民投票法」はなぜ危ないのか-隅野隆徳/著(アスキー新書) 絶版なので図書館でご覧ください

 http://ur2.link/HAyX

 

 <別添PDFファイル:関連資料>

(1)電通事件、何が問題だったのか、今後何が起こるのか(イントロ部分)(本間龍 『世界 2017.5』)

「honmaryuu_sekai_ronbun_itoro.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/book/b286018.html

(2)現実味寄びてきた「国民投票」、「ルール設定」で円卓会議(『週刊金曜日 2017.10.27』)

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2017/11/09/antena-115/

(3)電通「国民投票CM野放し」特需(イントロ部分)(FACTA 2017.9

 https://facta.co.jp/article/201709018.html

 

 <関連サイト>

(1)広告宣伝の制限なし!「異常に自由」な国民投票制度―― 憲法改正国民投票は改憲派に有利!! 岩上安身によるノンフィクション作家・元博報堂社員本間龍氏インタビュー! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/402623

(2)「原発広告」の欺瞞を元博報堂の営業マンが激白 『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド・オンライン

 http://diamond.jp/articles/-/91823

(3)「憲法改正国民投票法案」の問題点

 http://www.jca.apc.org/~kenpoweb/articles/sumino0402.html

(4)迫る「九条加憲」と「国民投票」の問題点 - 一人ひとりが声をあげて平和を創る メールマガジン「オルタ」

 http://ur2.link/HAz6

(5)今さら聞けない! 憲法ってナニ? その1(山本太郎参議院議員 2017.12.5

 http://ur2.link/HAz9

(6)今さら聞けない! 憲法ってナニ? その2(山本太郎参議院議員 2017.9.29

 http://ur2.link/HAza

 

 <これまでのバックナンバー>

●オルタナティブな日本を目指して(企画一覧) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-6da3.html

草々

 

(祝)伊方原発運転差し止め(仮処分)訴訟 広島高裁で勝訴=裁判官各位の勇気に感謝するとともに、広島の原告・弁護団のみなさまに心より感謝申し上げます(日本破滅の危機をとりあえず回避)(現段階の主な関連記事を全て掲載)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(12.17)BS1スペシャル「沖縄と核」 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2017-12-17/11/25143/3115276/

 

(好評だったこの番組が内容を拡充して再放送のようです)

 

2.アワプラ応援!寄付キャンペーン

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2177

 OurPlanet-TVからみなさまに、寄付のお願いです。

 

OurPlanet-TVは日本では珍しいNPO法人による独立メディアとして、設立当初から環境、人権などのテーマを中心に、番組を制作してきました。この16年間、企業の広告やスポンサー料には一切に頼らず、みなさまからの会費・寄付だけで制作・配信した映像作品やインタビュー番組は1500本以上にのぼります。ただ、2014年をピークに、年々寄付が大幅に減少し、財政的に非常に厳しい状況が続いています。 このままこの状況が続くと、取材を制限し、活動を縮小せざるを得ない状況です。

 

現在、より多くのみなさまに私たちの活動を知っていただき、ご支援いただけるよう、寄付キャンペーンを実施しています。500円、1,000円といった少額が、私たちの大きな力になります。ぜひ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 

■ ■ ご 寄 付 お 振 込 先 ■ ■ ■

OurPlanet-TVは認定NPO法人です。みなさまからの寄付・会費は税額控除の対象となります。

▼クレジットカード

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2177

▼郵便振替

 00100-4-77535

 名義:OurPlanet-TV(アワープラネットティービー)

▼三菱東京UFJ銀行 神保町支店

 普通 口座番号 2338357

 名義:トクヒ)アワープラネツトテイービー

▼城南信用金庫 九段支店

 普通 口座番号 318645

 名義:トクヒ)アワー・プラネット・ティービー

※銀行振込の方は住所、お名前、電話番号をinfo@ourplanet-tv.orgまでご連絡ください。ご納入の翌月「寄附金受領証明書」をお送りします

 

3.山本太郎参議院議員より

(1)今さら聞けない! 憲法ってナニ? その2(山本太郎参議院議員 2017.9.29

 http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2017/12/part2_1p_1212.pdf

 

(関連)「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト 永田町恐怖新聞 VOL.6

 http://www.taro-yamamoto.jp/daily-activities/7547

 

(2)今さら聞けない! 憲法ってナニ? その1(山本太郎参議院議員 2017.12.5

http://www.taro-yamamoto.jp/wp-content/uploads/2017/09/4132ca2ff55dfe60a0164c8b89b6387d.pdf

 

(関連)「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト 永田町恐怖新聞 VOL.5

 http://www.taro-yamamoto.jp/daily-activities/7463

==============================

 

伊方原発運転差し止め(仮処分)訴訟 広島高裁で勝訴を祝福いたします。裁判官各位の勇気に感謝するとともに、広島の原告・弁護団のみなさまに心より感謝申し上げます。この判決で日本破滅の危機がとりあえず回避されましたし、また、この判決内容は他の原発・核燃料施設にも援用可能です。以下、私の簡単なコメントを伏して現段階での主な関連文献やマスコミ記事等を列記いたします。

 

 <弁護団サイト>

(1)脱原発弁護団全国連絡会 速報:勝った!伊方広島仮処分即時抗告審決定

 http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/news/17-12-13/

(2)決定要旨

http://www.datsugenpatsu.org/bengodan/wp-content/uploads/2017/12/youshi20171213.pdf

 

(田中一郎コメント)

 判決要旨を読むと、下記のような記載があり、その内容についてはもろ手を挙げて歓迎というわけにはいかない。しかし、「火山影響評価ガイド」について、きちんとその主旨に沿って裁判所が評価をし、規制委の判断は間違っているとした点や、高裁レベルで原発運転差止の判決が曲がりなりにも出たことは大いに評価できることである。全国で原発差止を闘う多くの市民・原告・弁護団にとっては大きな励みになり、また、原発にしがみつく電力各社にとっては益々原発のもつ裁判リスクが高まり、その愚かな経営判断を転換させる大きな契機にもなるだろう。広島高裁の担当裁判長各位の勇気ある判断に感謝するとともに、広島の原告・弁護団のみなさまに心より感謝申し上げたい。

 

 (よろしからぬ判決文箇所)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*「火山事象の影響による危険性以外の争点(前記1(2)②③㋐ ないし㋕、㋗及び㋘) については,新規制基準は合理的であり,伊方原発が新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断も合理的であると認められる。」( 認められるわけないでしょう! どこ見てるのよ! 田中一郎)

 

*もつとも,本件は,証拠調べの手続に制約のある仮処分であり,火山事象の影響による危険性の評価について,現在係属中の本案訴訟(広島地方裁判所平成28()289,902)において,証拠調べの結果,本案裁判所が当裁判所と異なる判断をする可能性もあること等の事情を考慮し,四国電力に運転停止を命じる期間は,平成30930日までと定めることとする。( この裁判の本訴の最終決着がつくまで、とすべきではないの? :田中一郎)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 <原告団サイト>

(1)伊方原発運転差止広島裁判-仮処分

 http://saiban.hiroshima-net.org/karishobun/decision.html

(2)伊方原発運転差止広島裁判

 http://saiban.hiroshima-net.org/

(3)哲野イサクさん コメント(このメールの最後の方に転記しました:(メール転送です)【報告】第2431日目 原発とめよう!九電本店前ひろば)

 

 <火山影響評価ガイドと火山リスク>

 火山噴火による原発への脅威は、①火砕流(溶岩流)と、②噴火火山灰・岩石の降下の2つがあります。火山からの距離で見たら、前者の火砕流に比べて後者の火山灰は、より広範囲に影響が及びます。前者の火砕流の原発への影響は説明を要しませんが(火砕流が原発を襲ったらお手上げ=だから火砕流が万が一にも流れてくる可能性があるような場所は原発立地には不適とされている)、後者の火山灰の影響については、①電源が止まる・非常用電源もフィルターの目詰まりでアウト、②積もった火山灰や岩石の重さで建屋の屋根が落ちる・火山弾(岩石)で構築物が壊れる・人がけがをする、③自動車などタイヤで動く乗り物はもちろん、鉄道や飛行機もダメで、すべて動かなくなる=補給を含めて原発事故対策・対応ができない、④細かな灰が入り込んで電子機器類が壊れる、⑤いったん降った火山灰が再び風で舞い上がったりして人の呼吸を困難にする、などの深刻な影響が出て、原発・核燃料施設はメルトダウンを起こし福島第1原発事故を上回るひどい状況に陥る可能性大です。

 

 今回の伊方原発にかかる広島高裁判決の内容は「火山影響評価ガイド」(規制委)を素直に読めば当然に導かれる結論であり、原告・弁護団がおっしゃるように他の火山リスクのある原発(北海道・泊(洞爺カルデラ)、青森・核燃料サイクルや東通(十和田カルデラ・洞爺カルデラ・下北恐山)、静岡・浜岡(富士山)、茨城東海村・東海第二や再処理施設(那須茶臼岳)、福井・若狭湾原発群(大山)、佐賀・玄海(阿蘇・雲仙)、仙台(阿蘇他6つのカルデラ)など)にも援用可能なもので、今後の原発・核燃料施設の再稼働差止には大きなインパクトと前進をもたらすものです。なお、火山リスクについては下記のそれぞれのサイトを熟読されるといいと思います。

 

(1)伊方原発3号機差止めを受けて/大飯・玄海・川内原発の火山再審査を! 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2017/12/15/555555/

(2)毎日フォーラム・ファイル:火山灰  原発の対策強化を検討 原子力規制委 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170105/org/00m/010/048000c

(3)8-7<政府交渉>原発火山審査で火山灰濃度100倍に!稼働中原発直ぐに止めて! 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2017/07/28/9999/

(4)<パブコメのたね>原発の火山灰規制~1020日まで! 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2017/10/18/5555/

(5)<パブコメのたね>原発の火山灰規制

 http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2017/10/kazanbai-tane.pdf

(6)<伊方運転差し止め>「火山影響評価ガイド」厳格に適用(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000090-mai-soci

 

 <原子力規制委員会 ナニ・コレ! Incredible

(1)伊方原発3号機の運転差し止め仮処分決定について原子力規制委・更田豊志委員長「訴訟に直接コメントする立場にない」「科学的技術的な知見、理解にもとづいて私たちの責任を果たしていく」~定例会見で IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407547

(2)原子力発電所の火山影響評価ガイド(原子力規制委員会 20136月)

 http://www.nsr.go.jp/data/000213308.pdf

(3)実用発電用原子炉の規制基準に関連する内規 原子力規制委員会

 http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kettei/02/kisei_naiki.html

 

 <自民党ゴロツキ政治家が跋扈する原子力ムラ代理店政府>

(1)再稼働方針は変わらず=広島高裁決定で世耕経産相―伊方原発運転差し止め (時事通信) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000171-jij-pol

(2)菅義偉官房長官 発言

「「国は当事者でなく、コメントは差し控える」と言及を避けた。一方で、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると判断したことに触れ「政府はその判断を尊重するという方針に変わりはない」」と語った(東京新聞)

 

(⇒ 国は原発運転を含む電力会社への許認可権限を持っており、まさに当事者そのものだ。また、規制委は政府組織の端くれだが、広島高裁の決定は司法の決定だ。日本国憲法の三権分立の規定に従えば、政府は司法の決定を優先してそれに従わなければいけないはずである。こんなところでも、アベ自民党ゴロツキ政権は立憲主義を踏みにじっている。:田中一郎)

 

 <各種声明>

(1)【原子力資料情報室声明】伊方原子力発電所は危険である 伊方原発3号機、広島高裁運転差止仮処分決定について 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7802

(2)日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:伊方原発差止仮処分広島高裁決定に対する会長声明

 https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2017/171213.html

 

 <川内原発へ>

(1)<鹿児島県へ要請書提出>川内原発の火山灰影響評価は根本的な見直しが必要 原子力規制を監視する市民の会

 http://kiseikanshi.main.jp/2017/11/10/1111/

(2)川内原発の火山灰対策規制強化と対策工事に関する要請書(「原子力規制を監視する市民の会」 2017.11.10

http://kiseikanshi.main.jp/wp-content/uploads/2017/11/kagoshima-kazan-yosei-1110.pdf

 

 <関連マスコミ報道>

(1)東京新聞

●東京新聞 伊方3号 高裁が停止命令 広島地裁判断を覆す 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017121402000109.html

●東京新聞 規制委判断「不合理」火山リスク想定 不十分核心 (TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2017121402000118.html

●東京新聞 伊方原発、運転差し止め決定「高裁判断 心強い」茨城 (TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201712/CK2017121402000145.html

●東京新聞伊方差し止め 火山国の怖さを説いた社説・コラム(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017121402000141.html?ref=rank

 

(2)朝日新聞

●「火山国」の原発、是非問う判決 伊方原発差し止め:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASKDF5JDBKDFPTIL025.html?ref=nmail

http://www.asahi.com/articles/ASKDF5JDBKDFPTIL025.html?ref=lettermail_1215_arti_pickup

●伊方原発3号機、運転禁じる仮処分 阿蘇噴火の影響重視:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASKD76K3XKD7PITB00V.html?ref=regmag1712_wmailm_1215_212

●(時時刻刻)火山リスク重く認定 160キロ圏、9万年前に大噴火 伊方原発差し止め:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13272348.html?ref=nmail_20171214mo

●伊方原発、運転差し止め 阿蘇大噴火時、影響重視 来年9月末まで 高裁が初判断:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13272323.html?ref=nmail_20171214mo

●伊方差し止め「画期的」市民ら「大きな力わいた」:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13272375.html?ref=nmail_20171214mo

●(社説)伊方差し止め 火山国への根源的問い:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13273975.html?ref=editorial_backnumber

 

(3)毎日新聞

●<伊方運転差し止め>「火山影響評価ガイド」厳格に適用 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000090-mai-soci

 https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/040/066000c?fm=mnm

●クローズアップ2017:高裁、愛媛・伊方原発差し止め 火山リスク重視 規制委審査「不合理」毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171214/ddm/003/040/035000c?fm=mnm

●伊方原発:運転差し止め、高裁レベル初判断 広島高裁 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171213/k00/00e/040/311000c?fm=mnm

●<伊方運転差し止め>広島高裁の野々上裁判長、今月退官へ (毎日新聞) Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000075-mai-soci

 

(4)その他

●【報ステ】広島高裁、伊方原発の運転差し止め決定(テレビ朝日系(ANN))Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20171213-00000074-ann-soci

●伊方原発運転停止の仮処分認める 広島高裁|日テレNEWS24

 http://www.news24.jp/articles/2017/12/13/07380378.html

●伊方3号機に運転差し止め命令 脱原発ドミノが始まるのか 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219510

●伊方3号機運転差し止め決定| 愛媛新聞ONLINE

 https://www.ehime-np.co.jp/article/news201712138739

●伊方3号機運転差し止め、本紙が号外配布 松山市駅前など(愛媛新聞ONLINEYahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-14881101-ehime-l38

●来月予定の再稼働に司法からの痛打!住民らの申立てを受け広島高裁が「伊方原発運転差し止め」の仮処分決定――「ようやく常識的な法律論が通った」「3.11以降初めての高裁での勝利」海渡雄一弁護士ら東京で会見 IWJ Independent Web Jour

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407589

 

 <別添PDFファイル>

(1)伊方3号 高裁が停止命令、「阿蘇噴火 火砕流の危険」、広島地裁判断を覆す(東京 2017.12.14

(2)伊方原発差し止め 広島高裁決定要旨(東京 2017.12.14

(3)伊方原発 運転差し止め、阿蘇大噴火時 影響重視、来年9月末まで 高裁が初判断(朝日 2017.12.14

(4)伊方原発 差し止め、阿蘇噴火「過小評価」、高裁で初 運転再開困難に、広島(毎日 2017.12.14

(5)伊方原発 広島高裁 運転差し止めで始まるか脱原発ドミノ(日刊ゲンダイ 2017.12.15

 

●(メール転送です)【報告】第2431日目 原発とめよう!九電本店前ひろば

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★ 哲野イサク さんから:

 

青柳さま、伊方原発広島裁判事務局の哲野イサクと申します。毎日お知らせありがとうございます。ずーっと読んでおります。また玄海原発、川内原発再稼働、再再稼働阻止へのみなさまの戦いぶり、常々広島から敬服して注目し、また参考にしております。

 

今回広島高裁抗告審裁判体はご案内のように歴史的決定を行いました(以下野々上決定)。一般マスコミはほとんど触れておりませんが、野々上決定のもっとも重要な部分は、1丁目1番地である「司法審査の在り方」で次のように述べた箇所だと思います。

 

「抗告人ら住所地と伊方原発との距離(広島市居住者につき約100km、松山市居住者につき約60km)に照らすと、抗告人らは、伊方原発の安全性の欠如に起因して生ずる放射性物質が周辺の環境に放出されるような事故によってその生命身体に直接的かつ重大な被害を受ける地域に居住する者ないし被害の及ぶ蓋然性が想定できる地域に居住する者といえる。」(要旨2頁目、決定文では175頁から184頁)原発災害で生命身体に被害を及ぼす原因因子が「放射性物質」だとはっきり指摘し、とりもなおさずこのことは低線量被曝の被害が生命身体に「直接的かつ重大な」影響を及ぼす、と指摘しております。「被爆地ヒロシマが被曝を拒否する」を旗印に戦う私たち伊方原発広島裁判の訴えに直接呼応した「野々上決定」の白眉だと思います。

 

さらに、この部分は原発から100km離れた私たち広島の市民でも原発苛酷事故によって「被害の及ぶ蓋然性が想定できる」とした点も意義の大きい決定だと考えております。いったん苛酷事故がおこれば30km圏はおろか、60km圏、100km圏にも放射線被曝被害が及ぶとした点は、福島原発事故を教訓とした野々上決定のもう一つの白眉といえましょう。

 

ともすればマスコミはこの問題のテクニカルな側面にばかり光をあてがちですが、またテクニカルな側面では必ずしも100点満点の決定ではありませんが、野々上決定は「原発問題は畢竟放射線被曝問題だ」と喝破し、それを指摘した点の歴史的意義は極めて大きいといわざるを得ません。

 

とはいえ、私たちはこれでやっと戦いの土俵の上に乗った、反原発・反被曝の戦いは、福島原発事故による低線量被曝被害の影響が深刻化していく中で、これから本番を迎えるものだと思います。これからはみなさまと共に手を携え、原発のない、電離放射線被曝のない社会の建設に向けて戦っていきたいと考えております。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 野々上決定の要旨、決定文全文は次のURLから閲覧できます。

 http://saiban.hiroshima-net.org/karishobun/decision.html 

 

伊方原発広島裁判事務局

広域連携担当 哲野イサク

http://saiban.hiroshima-net.org/

 

★ 中西正之 さんから:

<阿蘇山が9万年に1回のような大噴火をした場合には、火砕流の軽いものは海の上を渡って、伊方原発のところまで大量に流れつくことが有る事が分かった>

20171213日に広島高裁で伊方原発3号機の運転差し止め仮処分の抗告審で、広島地裁の決定を覆し、運転を禁じる決定が有りました。この決定は、私たち日本国民にとって当たり前の決定ですから、非常にうれしい事でした。しかし、決定の理由が、阿蘇山が過去最大規模の噴火をした場合、火砕流の影響を受けないとは言えないという理由でした。

 

四国の島と、九州の島は海で隔てられており、阿蘇火山が大噴火した時の高温度の火砕流である溶岩流は、海に沈み込むと思われるのに、どうして伊方原発3号機にまで大量にたどり着いて、伊方原発3号機に過酷事故を発生させるのか不思議に思って、裁判資料を少し調べてみました。そして、良い資料が見つかりました。

 

伊方原発稼差止仮処分命令申立事件、準備書面&#9342;の補充書2、(火砕流シミュレーションについて)平成28年8月31日

http://saiban.hiroshima-net.org/pdf/karishobun/20160913/h_ikata3_jyunbi_11-2_20160831.pdf

 

この資料は広島地裁の裁判で、住民側より提出された資料です。この資料の7ページから8ページに火砕流が海を渡る説明があります。大規模な噴火の火砕流は2層構造を持っており、密度の大きい底部の流れと密度の小さい上部の流れを持っているようです。密度の大きい底部の流れは海水中に入って、海底を周りは冷却固化されながら中心部の溶岩は海底を進んでいくようです。しかし、この流れは伊方原発3号機までは流れつかないようです。

 

しかし、密度の小さい上部の流れは海水に浮かんで伊方原発3号機まで流れつくようです。過去において、9万年前の阿蘇山の大噴火により、密度の小さい上部の火砕流は、豊後水道・瀬戸内海を渡って秋吉台にまで流れついた実績が有るようです。そして、海が有るから火砕流が流れつかないと考えることは間違いのようです。四国電力も、海が有るから火砕流が流れつかないとは説明していないようです。

 

この補充書面では、四国電力は火砕流の流れのシミュレーションソフトTITAN2Dで計算して、阿蘇山が9万年に1回のような大規模な噴火をしても、その火砕流が伊方原発3号機までは流れつかない事を証明していますが、その計算がずさんであり到底科学的でないと住民側は主張しています。資料を見ると住民側の主張が正しいようです。少し調べただけで詳しい事は分かっていませんが、裁判の論旨は良く検討しなければならないと思われます。

草々

 

 

2017年12月14日 (木)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(67):原発事故の危険が迫っている! 早く原発など止めて使用済み核燃料の安全対策を行え!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.このままでは危ない! (12.14)「オルタナティブな日本を目指して」学習会(第6回目)「広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」(本間龍さん)JR水道橋(新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-df80.html

 

(次々回)(2018.1.29)「オルタナティブな日本を目指して:第7回目」(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃」(講師:合田寛氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/7-e94f.html

 

2.キャンペーン · 原発事故避難者の強制立ち退きに反対します · Change.org

 http://u0u1.net/HtrX

 

(関連)福島県から山形県に避難した、原発避難者の住宅の強制立ち退きに反対する緊急

*オンライン > https://goo.gl/pHPkcG

*紙の署名用紙> https://www.dropbox.com/s/fuvd3yeslv4c15j/tachinoki_hantai.pdf?dl=0

 

(関連)FoE Japanブログ 山形県雇用促進住宅の8人の自主避難者が訴えられる!

 https://foejapan.wordpress.com/2017/10/28/1028/

 

(関連)原発事故自主避難者が被告に! 山形県雇用促進住宅運営法人が8世帯を訴え追い出しにかかる! 第1回口頭弁論直前の記者レクで海渡雄一弁護士「国の帰還政策の当否を問う非常に重要な裁判」 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/405422

 

3.福島のいのちと未来を守る年末募金にご協力ください:たらちねクリニック運営委員会

 http://u0u1.net/Hts1

 

4.キャンペーン · shien_kyoto@yahoo.co.jp 原発賠償京都訴訟 「公正判決要請署名」にご賛同ください!  Request for a fair judgement in the Fukushima Evacuees Trial in

 http://u0u1.net/Hts4

 

5.篠山市「ハンドブック・原発災害にたくましく備えよう」 201771.pdf - Google ドライブ

 https://drive.google.com/file/d/1ozn4NoAaBWmvmP1dowIHFzLu97LECtI_/view

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67回目の「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り:シリーズ再開」をお送り申し上げます。今回のテーマは「原発事故の危険が迫っている! 早く原発など止めて使用済み核燃料の安全対策を行え!」です。これは広瀬隆さんの渾身の警告でもあります。

 

 <別添PDFファイル>

(1)「原発事故の危険が迫っている!」(イントロ部分)(広瀬隆 『週刊朝日 2017.12.1』)

(2)171206関電申入れ反原発自治体議員・市民連盟

(3)泊1・2号機 直下に断層、規制委 活断層否定の主張認めず(朝日 2017.12.9 他)

(4)原電「とことん協議」、東海第二と6市町村、再稼働の事前同意案全容(東京 2017.12.9

(5)益々危険となる原発再稼働:原発なくても電気は足りている(201797日)

(6)重要な活断層を無視する安全審査:大陸棚外縁断層と六ヶ所断層をめぐって(イントロ部分)(澤井正子 『原子力資料情報室通信 NO.522 2017.12.1』)

(7)闘論席(古賀茂明 『週刊エコノミスト 2017.12.19』)

(8)高線量作業の続く中での水晶体被ばくの議論に注目を(イントロ部分)(おしどりマコ 『科学 2017.11』)

(9)原発ゼロ基本法案、立民 来年提出へ(東京 2017.12.8

10)東芝のドン、西田厚聰元会長の告白「先般と呼ばれて」(『週刊現代 2017.11.18』)

 

1.(別添PDFファイル)「原発事故の危険が迫っている!」(イントロ部分)(広瀬隆 『週刊朝日 2017.12.1』)

 https://dot.asahi.com/wa/2017112400040.html

 

(関連)11-20発売 広瀬隆さんの講演「白熱授業」が本になりました! DAYS JAPAN

 http://u0u1.net/HtsB

 

(日本を愛し、日本という国を守らねば、と思っている方は、この本を読まないではいられない。北朝鮮のミサイル・核兵器よりも、こちらの核の危機の方がもっと危ない。本当なら、こちらの核危機に対してJアラートは鳴らせっぱなしでいいのだが、原子力ムラ支配のアベ政権政府は原発立地自治体でのJアラートは鳴らさないことにしているようだ。今や再びの破滅的過酷事故までカウントダウン状態に入っている日本の原発・核燃料サイクル施設、もう何とかしないとだめだ。待ったなしだ。原子力規制委員会の原発ドシロウト委員たちや規制庁・経済産業省の無責任な役人ども、自民党・公明党のアホウのタカリ政治家どもに私たちと私たちの子孫の命を預けるわけにはいかないのだ。急げ! 一刻も早く原発など止めて使用済み核燃料の安全対策を行え!:田中一郎)

 

2.(別添PDFファイル)171206関電申入れ反原発自治体議員・市民連盟

「kandenn_mousiire_hangenpatujititaigiin.pdf」をダウンロード
 http://nonukesjapan.org/

 

以下はメール転送です。

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関西電力東京支社への申入れ報告

~神戸製鋼所部材調査理由に大飯再稼働を延期した関電は高浜も直ちに止めるべき~

 2017年12月6日(水) 再稼働阻止全国ネットワーク事務局 木村雅英

 

 12月6日(水)17時に3人で富国生命ビル(内幸町)9階の関西東京支社の受付に入り、総務の島田さんに申入書を提出し、意見交換をした。 まず、反原発自治体議員・市民連盟から「高浜原発の稼働停止し、大飯原発は再稼働せず、全ての原発を廃炉することを求めます」との申入書を提出し、10月・11月の質問に対する回答をまだもらっていないので、後日(7日から8日)に本店に電話して回答をもらうことを確認した。再稼働阻止全国ネットワークからも10月・11月に提出した申入れ質問書の回答を得ていないので、後日こちらから本店に電話して回答を頂くことを確認した。

 

 さらに、関電はやはり神戸製鋼所の製品を使っていてその調査の為と称して大飯の再稼働を延期したことについて、尋ねたところ詳細不明との返事。高浜でも使っているであろう、ひとたび事故が起これば取り返しがつかない被害を与える、高浜も直ちに止めるように、と要請した。三菱マテリアル製についても尋ねたが回答はなかった。詳細は本店に電話して確認する。

 

 また、プルサーマル発電が危険でかつ使用済みMOX燃料が高熱を発することから、それらの管理について尋ねたが、こちらも本店に問合せてくれ、との返事。 なお、申し入れ後はビル前で沢山ののぼり旗と横断幕を掲げて抗議行動をし、通りがかりの人たちに再稼働阻止全国ネットワークリーフレットを配布した。  以上

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3.(別添PDFファイル)泊1・2号機 直下に断層、規制委 活断層否定の主張認めず(朝日 2017.12.9 他)

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13264301.html?ref=nmail_20171208mo

 

(関連)泊原発 地震想定が白紙に「活断層なし」立証できず(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000034-asahi-soci

(関連)<泊原発>断層の追加調査指示 データ不足で規制委(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000101-mai-sctch

(関連)泊原発、地震想定引き上げ検討 規制委 再稼働見通せず:日本経済新聞

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24430340Y7A201C1EA3000/

 

(朝日新聞と日本経済新聞では記事のニュアンスがだいぶ違うけれど中身はほぼ同じだ。泊原発の敷地真下には活断層があるのはほぼ間違いない。積丹半島のあの辺りは、どうみても地震や津波、火山噴火の多発地帯だ。泊原発の目と鼻の先にある奥尻島を1993年に襲った北海道南西沖地震やそれに伴う大津波は記憶に新しいし、また、近隣にそびえたつ羊蹄山は若い活火山だし、少し南には有珠山など、道南の地下にはいつ巨大噴火が吹き上げてもおかしくないマグマが脈々と蠢いている。こんなところに原発など建ててはいけないのだ。自然豊かな北海道にとっては原発など全く無用の悪性迷惑発電所だ。北海道のみなさまには今回のこの再稼働ブレーキをラストチャンスとして泊原発にとどめを刺していただきたい。北海道の西側にある泊原発が火を噴けば、放出された放射能は北海道全土を覆い、食と農の大地=北海道は壊滅する。そんなリスクを取ってまで原発電気を調達する必要性などさらさらない。北海道のみなさま、無関心ではだめですし、誰かがやってくれるわけでもありません。必要ならば政治家を入れ替えて、場合によっては北海道電力を潰してでも泊原発を廃炉に追い込みましょう。:田中一郎)

 

(参考)北海道の火山

 http://www.hayakawayukio.jp/bosai/anzen/hokkaido.html

 

4.(別添PDFファイル)原電「とことん協議」、東海第二と6市町村、再稼働の事前同意案全容(東京 2017.12.9

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017120902000128.html

 

(関連)原電の資金繰り焦点、東海第二 規制萎、異例の指摘(朝日 2017.11.22

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13239068.html

(関連)東海第2の延長申請 再稼働 険しい道のり(茨城新聞クロスアイ)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00000002-ibaraki-l08

 

(関連)<東海第2原発>周辺5市了解権骨抜き 再稼働へ新協定案(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00000009-mai-soci

 https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20171211k0000e040100000c/

 

(関連)東京新聞 東海第二 延長申請 「リスク大きすぎる」茨城(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201711/CK2017112502000184.html

(関連)東京新聞 東海第二原発 延命は割に合わない 社説・コラム(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017112502000162.html

 

(田中一郎コメント)

 日本原電は保有している全原発(東海2・敦賀2)が停止して久しく、収入がないままの状態が長く続いて会社は破綻寸前の経営不振状態にある(電力供給ゼロでも地域独占の大手電力会社が一定額の固定支払いを続けているために生き続けているだけ)。原発を動かそうにも新規制基準に対応していけるだけの資金がなく、既に廃炉のために積み立ててきた資金さえも使い込んで「すってんてん」の状態だ。日本原電の親会社は東京電力だが(元東電会長の勝俣恒久が福島第1原発事故後に日本原電の役員に天下りしている=ふざけた話だ)、東京電力はご承知の通り破綻会社である。こんな会社に対して原子力規制委員会・規制庁は「再稼働はやめなさい」とは言わずに「借金ができるように支払能力のある保証人を見つけてきなさい」などと申し送りをしているのだから、あきれて開いた口がふさがらない。

 

 日本原電は、上記の記事にもあるように、茨城県の地元自治体や地域住民と「とことん協議」をして、一刻も早く「原発会社」を廃業・返上することだ。そしてこれからは原発の廃炉専業会社として再スタートすればいい。日本原電は、日本で最初の商業用原発=東海原発を稼働させた不名誉な会社であり、また他方では、その東海原発で日本で初めて原発廃炉に着手した名誉ある会社でもある。原発を動かす会社としてなら、今後日本原電は、益々国民や地域住民から批判され、罵倒され、ののしられ、石を投げられ、悪徳企業としての汚名を背負っていかねばならないし、おそらくは福島原発事故に続く大事故を引き起こして会社を破たんさせる憂き目にあうだろう。しかし、仮に原発を捨てて廃炉専業会社に転進すれば、逆に、多くの国民から期待され、仕事の仕方次第では信頼を集め、尊敬される企業に生まれ変わることができる。何故なら、日本はもちろん、全世界がもはや原発の安全で放射能の憂いなき廃炉を強く望んでいるからである。原発の廃炉市場は世界に向けて大きく広がっている。日本原電は、これからの会社の行くべき道の「分岐点」において判断を誤ってはならない。保証人を立てて巨額借金を重ねてまで原発にしがみつくのは愚か極まりないことに早く気がつくべきだ。それが日本原電が未来に向かって生き残る唯一の道なのだ。

 

5.(別添PDFファイル)益々危険となる原発再稼働:原発なくても電気は足りている(201797日)

「kiken_genpatusaikadou_ichirouchan.pdf」をダウンロード
 http://urx2.nu/HxJD

 

(少し前に書いたものです。福島第1原発事故を教訓としないこの国の原子力ムラのあいも変らぬ振る舞い、加えて核燃料サイクルが危険度を増しています:田中一郎)

 

6.(別添PDFファイル)重要な活断層を無視する安全審査:大陸棚外縁断層と六ヶ所断層をめぐって(イントロ部分)(澤井正子 『原子力資料情報室通信 NO.522 2017.12.1』)

「rokkasyo_dansou_sawai.pdf」をダウンロード
 http://www.cnic.jp/7793

 

(原子力資料情報室の澤井さんの力作・第2弾です。先月号に続いて必読の青森県六ケ所村再処理工場の近況をレポートしています。下記には澤井さんの先月号のレポートや、上記のレポートに出てくる伊東良徳弁護士のサイトをご紹介しておきます。:田中一郎)

 

(関連)六ヶ所再処理工場の非苗用電源の脆弱性(澤井正子『原子力資料情報室通信 NO.520 2017.10.1』)

 http://urx2.nu/HxK4

(関連)六ヶ所断層の存在とその活動性| 庶民の弁護士 伊東良徳

 http://www.shomin-law.com/katudourokkasyodansou.html

 

(参考)とめよう!六ヶ所再処理工場 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/knowledgeidx/rokkasho

(参考)六ヶ所村核燃料サイクル訴訟 | 庶民の弁護士 伊東良徳

 http://www.shomin-law.com/katudourokkasyo.html

 

(参考)20171124 UPLAN【院内ヒアリング集会】核燃料サイクル、日米原子力協力、エネルギー基本計画 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Of5E2zdkZic

(参考)「日本が核燃料サイクルをやるかやらないかは日本の主権の問題である! アメリカがとやかく言うことではない!」逢坂誠二議員~日米原子力協定とプルトニウム問題に関する訪米団 院内報告会 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406801

 

7.(別添PDFファイル)闘論席(古賀茂明『週刊エコノミスト 2017.12.19』)

 https://www.weekly-economist.com/20171219contents/

 

(田中一郎コメント)

 今般、古賀茂明氏の講演会がありました。興味深くて私の記憶に残ったことを若干書き留めておきます。

 

●(東京電力も国も規制委も)福島第1原発の汚染水は最終的には薄めて海に捨てればいいと考えているので「凍土壁」建設は「何かやってますよ・努力しましたよ」のアリバイ行為にすぎない。うまくいくはずがないし、うまくいかなくてもいいと当事者たちは本音では思っている。(そのとおりでしょう:田中一郎)

 

●北朝鮮のミサイルに対してアベ政権はJアラートは鳴らして危機を煽っているが、原発立地自治体ではJアラートは鳴らさない。しかし野党は電力業界が怖くて、このことでアベ政権を追及できない。(本当なの? 立憲民主、共産、社民、自由の各党の諸君、こんなこと言われてますよ! どんどん質問してアベ政権を追求してくださいよ!:田中一郎)

 

●若い世代はアベノミクスはうまく行っていると見ているようだ。大学生の就職事情が好転しているのがその理由の一つ。困ったものだ。

 

●立憲民主党は「連合」(労働組合全国組織)への依存が高い。特に資金面。(これも本当かな? 古賀茂明氏によれば「連合」や「民進党」(分裂前)の幹部たちの振る舞いはまさに労働貴族。ストライキをしなくなった労組にはたくさんの組合費積立が積み上がっていて使いたい放題の様子)

 

●北朝鮮危機の中で、今最も肝心なことは、アメリカが北朝鮮と戦争を始めたときに、日本の政治家たちがアメリカ軍に向かって「北朝鮮との戦争のために日本の基地は使わせない」と言えるかどうかだ。これを言えそうなのは共産党だけで、立憲民主党も恐らく駄目(言えない)だろう。

 

(「日本の既成政党で最も改革的なのは維新(大阪維新)、だけど私(古賀茂明)は彼らのことは嫌い」などというのは、本人の「好き嫌い」はともかくとして、何をトチ狂っとるのかという印象ですが、常日頃、歯切れよく日本の現状を批判する古賀茂明氏の最大の問題は、「維新」を改革政党と評価するのみならず、少し前にはTPP協定や「マイナンバー制度」を肯定的に話の中に出していたこともあるなど、その主張に市場原理主義に対する甘さ、ないしは肯定的な受け止めがあるように思えることです。今後彼が政界に出てくる可能性は高く、私たちは彼を厳しい目で見ていく必要があると思われます(原発に対しては廃止・廃炉をしっかり・はっきり主張している点など、評価できる主張も多いですが)。:田中一郎)

 

8.(別添PDFファイル)高線量作業の続く中での水晶体被ばくの議論に注目を(イントロ部分)(おしどりマコ 『科学 2017.11』)

「suisyoutai_osidori_mako_kagaku.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo201711.html

 

(関連)突貫工事が招いた原発作業員の水晶体被曝(イントロ部分)(おしどりマコ・ケン 『DAYS JAPAN 2017.9』)

 http://urx2.nu/HxMm

(関連)福島原発作業員の方々の健康管理の件。~行政解剖は?水晶体の検査は?~おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」第24回マガジン9

 http://www.magazine9.jp/oshidori/111012/

 

(参考)命優先を!総被曝列島化の危機~「おしどり」マコ&ケン講演

 http://www.labornetjp.org/news/2017/1207hayasida

 

(関連)眼の水晶体に係る放射線防護の在り方について(中間とりまとめ)(放射線審議会 眼の水晶体の放射線防護検討部会 201712月)

 http://www.nsr.go.jp/data/000212892.pdf

(関連)第138回総会放射線審議会 原子力規制委員会(20171208() 13:3015:30

 http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/houshasen/00000031.html

(関連)放射線審議会 原子力規制委員会

 http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/houshasen/index.html

 

(田中一郎コメント)

 おしどりマコ・ケンさんたちが今年の『DAYS JAPAN9月号にこの話を載せたので(上記参照)、これは大事な話だ・さすがマコ・ケンさんたちだ、と思ったのですが、その後、岩波月刊誌『科学』にも載ったわけです。その『DAYS JAPAN』(20179月号)の記事には、この件が放射線審議会で話し合われているんだけれども、福島第1原発の作業員や高線量地域に居住を余儀なくされている子どもたちのことを考えると、とても大事な眼球(目)の被ばくの問題なのに、肝心の放射線審議会には自分たち以外には誰も取材に来ていないので驚いた、という話が出てきます。

 

 これはいかんと思い、私は東京新聞の「こちら特報部」にさっそく電話をして「取材してくれ~」とお願いをしました(東京新聞の読者コーナーの受付の女は「紙に書いて送って来い」などと態度が悪いので電話を叩き切りました)。ですが、いまだに取材されている様子はないのでは? 私は東京新聞には、この件は何処の新聞社もマスコミも取材をしていないから、オタク(東京新聞)が取材してすっぱ抜けば「大トクダネ」になるよ、とも言ったのですが、「こちら特報部」で私の電話を受けた男のセンスが悪いのかもしれませんね。ともかく、東京新聞も含めて、今のマスごみどもは、肝心なことをきちんと取材せずにダボラ記事ばかりを垂れ流しています。腹立たしい限りです。(東京新聞よ、「こちら特報部」よ、早う放射線審議会に、この水晶体の被ばく限度の厳格化について、取材に行って来いよ、そして記事を書くときは、放射線審議会の「広報」ではなく、放射線審議会の対応のまずさをきちんと調べて報道せいよ! わかったな!)

 

9.原発ゼロ基本法案、立民 来年提出へ(東京 2017.12.8

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171207/k10011249551000.html

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13264285.html

 

(田中一郎コメント)

 上記でご紹介した古賀茂明氏の講演会では、「野党は「脱原発基本法」をつくるなどといっているが、そもそも「基本法」などというものは中身のない法律だ(役に立たない、具体的に脱原発に結びつかない)」と、古賀氏が批判をしていました。「希望という名の絶望の党」には期待などしていないけれど、立憲民主には「脱原発を今度こそちゃんとやれよ」と申し上げたいですね。古賀茂明氏から「やっぱりそうだったじゃないか」とダブルで批判されないように、立憲民主党よ、脱原発へ覚悟を決めてね。

 

10.東芝のドン、西田厚聰元会長の告白「先般と呼ばれて」(『週刊現代 2017.11.18』)

 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53482

 

(関連)東芝の元社長・西田厚聡さん死去 米原発WH買収を決断:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKD95RGMKD9ULFA003.html

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00050105-yom-bus_all

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13267769.html?ref=nmail_20171210mo

 

(田中一郎コメント)

まあ、この人は原発に殺されたようなものだ。先般死去した西室泰三や、西田を継いだ社長の佐々木則夫などは、微塵も同情を感じないどころか、ぶっ飛ばしてやりたい気分になるけれど、どういうわけか、この西田厚聡(あつとし)だけには、いかばかしか同情感がわかないでもない。私もついこのあいだまで、紙くず同然のくだらないサラリーマンだったので、西田のような奴は何となくサラリーマンの世界では比較的人間味のする人物だったのではないかという感じが直感的にする、根拠はゼロだけれども。いずれにせよ、名門企業の東芝も、長年の「人事の縮小再生産」(人間は自分よりも少し出来の悪い人間を最も優秀な部下だと評価してしまう傾向を持つ)により、無能でオバカで無責任な人間が会社幹部を占拠してしまい、虚構の「原発ルネサンス」バカ騒ぎに巻き込まれたということだ。その背後には、もちろん経済産業省と自民党政治家たちがいたのだけれど。

 

(関連)全文表示 東芝原発部門の暴走進めた国策「原発輸出」 安倍首相と今井秘書官には説明責任 J-CASTテレビウォッチ

 https://www.j-cast.com/tv/2017/04/06295011.html?p=all

(関連)東芝崩壊の元凶・原発ビジネスの裏に今井首相秘書官の存在が! TPPも一億総活躍も安倍首相に入れ知恵する影の総理LITERAリテラ

 http://lite-ra.com/2017/04/post-3056.html

(関連)東芝、西田元社長直撃「WH買収は最適な判断。問題はマネジメントだ」東芝崩壊 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/2043

 

11.社説 被ばくの影響 福島県民の不安に応えよ 信濃毎日新聞[信毎web

 http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171202/KT171201ETI090009000.php

 

(関連)集計漏れの福島の子どもたちの甲状腺がん数、いまだ把握せず 週刊金曜日ニュース

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2017/11/16/antena-120/

(関連)<原発事故>甲状腺検査、8割超が継続希望 NPO調査「転移や再発心配」(河北新報)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00000021-khks-soci

 

12.その他(関連サイト)

(1)3号機使用済燃料プール循環冷却一次系ポンプ停止。保安検査で、一時保管エリアに不適切な汚染土が仮置きされていることを指摘。ヒューマンエラーが毎週のように発生している福島第一原発! ――東京電力 定例会見 IWJ Independent Web Jou

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406304

 

(福島第1原発事故を経ても、この会社の体質は変わっていない。現場は軽視されたままだ。だからこそ非常識極まりなく、柏崎刈羽原発を再稼働することを会社の最優先項目にするのだろう:田中一郎)

 

(2)UAEの原子力発電所にフーシ派がイラン製巡航ミサイルで攻撃(JSF) - 個人 - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20171204-00078902/

 

(3)経団連・榊原定征会長の「原発の新増設も選択肢に入れないといけない」発言について「冗談じゃない!」「経団連会長を辞任したらどうなんだ!」と怒りの声――再稼働反対!首相官邸前抗議 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407126

 

(あほか、自分の会社(東レ)のことを棚上げにしてもうて、何をぬかしてんねん!:田中一郎)

 

(4)情報公開指針案機能するか 原発輸出支援でパブコメ (週刊金曜日) Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171208-00010000-kinyobi-soci

(5)中電改善策「具体性ない」 浜岡原発トラブルで規制委、苦言 (@S[アットエス] by 静岡新聞SBS - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00000008-at_s-l22

(6)放射能規制の意図的?不備から、「焼却」や「再利用」の議論や事業が始められているー福島第1原発事故 汚染牧草を堆肥化 放射性物質、暫定許容値以下へ 農研機構が栃木で試験  - 細々と彫りつける

 http://ishikawakz.hatenablog.com/entry/2017/11/28/200311

(7)北電「活動性否定できず」志賀原発西側海域の断層2本(北日本新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00092074-kitanihon-l16

草々

 

2017年12月11日 (月)

本日(12/11)のいろいろ情報:(1)ロシア革命100周年 (2)経団連の榊原定征よ、つべこべ言ってないでさっさと(東レ品質不正事件)引責辞任しろ! (3)リニア工事、不正入札容疑 他

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.(別添PDFファイル)読者のみなさまに支援のお願い(『週刊金曜日』編集人 小林和子 2017.12

「onegai_kinn.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/advertise.php

 

(みなさま、『週刊金曜日』の購読者が減少して経営が厳しくなっています。みなさまの定期購読で『週刊金曜日』を支えてください。マスコミが巨大ゴミ(マスごみ)となっている今日の日本にとっては『週刊金曜日』は貴重な週刊雑誌です。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)

 

2.(メール転送です)(別添PDFファイル)東京外環道訴訟の集会に参加ください(1218日提訴集会、120日報告集会)

「tirasi_1218_teiso_houkoku.pdf」をダウンロード

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさま、東京外環道訴訟を支える会事務局の籠谷です(2017.12.09)。

 

住宅の真下に巨大トンネルはいらない! 私たちは、東京外環道事業の処分の無効確認と取り消しを求めて、12月18日に東京地裁に提訴することにしました。「東京外環道大深度地下使用認可無効確認等請求事件」 地権者住民の許諾なしに、住宅地の真下にトンネルを掘る大深度法。その違法性・危険性・不当性を訴える訴訟をご支援ください。つきましては、以下の集会を開催します。是非、多くの皆さんのご参加をお願いいたします。(詳細は添付の集会案内チラシを参照ください)

 

(1)ストップ!東京外環道 提訴と集会のお知らせ

 日 時:12月18日(月)12時30分~13時30分

 場 所:東京地裁正門前(千代田区霞が関1-1-4

     地下鉄霞ヶ関駅下車A1出口すぐ。雨天決行

 

(2)「東京外環道訴訟を支える会」提訴報告集会:住宅の真下にトンネルいらない!

 日 時:2018年1月20日(土)18時30分~

 場 所:武蔵野公会堂第12会議室(吉祥寺駅南口徒歩2分)

 

* 東京外環道訴訟を支える会に入会ください。

  年会費 1口 1,000円 何口でも

  詳細は添付入会案内を参照ください。

「tirasigaikan_nyuukaimousikomi.pdf」をダウンロード

*****************************************

 東京外環道訴訟を支える会 事務局(籠谷)

 TEL 090-6024-8959

 E-mail <kmstwr8690@spa.nifty.com>

*****************************************

 

3.(新刊書)患者よ、がんと賢く闘え! 放射線の光と闇-西尾正道/著(旬報社)

 http://urx.mobi/Hsd1

 

(参考)本のご案内『患者よ、がんと賢く闘え!』 市民団体 戦争させない市民の風・北海道

 http://urx.mobi/Hsd8

 

4.(12.15)福島原発被ばく労災あらかぶさん裁判第5回口頭弁論(東京地裁)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1512264207632staff01

 

5.(12.19)緊急市民集会:何が軍拡! アベ・トランプの「死の買物」許さず!

(衆議院第2議員会館 多目的会議室 PM3:00~)

 

6.(12.21)東電株主代表訴訟 次回1221日第37回口頭弁論期日

 http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-285.html

 

7.(2018.1.29)オルタナティブな日本を目指して第7回目(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の 衝撃」(東京・水道橋)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1512312455210staff01

 

8.(2018.1.20)講演:朝日新聞はどこに向かうのか アジア記者クラブ

 http://apc.cup.com/

 

9.ザ・プロファイラー選 夢と野望の人生陸軍の異端児の策謀と誤算~石原莞爾 - NHK

 http://www4.nhk.or.jp/profiler/x/2017-11-30/10/14335/2285408/

 

(関連)ザプロファイラー:石原莞爾(BSプレミアム) - video - Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x5bfehh

 

10.「もり、かけ、スパ」を追及 立憲民主・辻元国対委員長|山形新聞

 http://www.yamagata-np.jp/news_core/index_pr.php?kate=Politics&no=2017120801002147

 

(関連)スパコン詐欺 ベンチャー社長の華麗人脈と特捜部長の評判 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219039

(関連)アベ友スパコン詐欺 313回の怪しい増資と金満生活の闇 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219141

(関連)自民激震 逮捕のスパコン社長はアベ友記者のスポンサー日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218973

 

(関連)東京新聞 加計学園設置審の専門委 議事要旨を公開せず 圧力感じた」証言 社会

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017120902000129.html

(関連)加計問題にツッコミなし 今治市第三者機関はまるで茶番 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218891

(関連)国会閉会で年またぎ 加計問題でも会計検査院は動くのか 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219140

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本日(12/11)のいろいろ情報です(メール転送を含む)。

 

 <別添PDFファイル>

(1)[10月革命」はロシアの人々に幸福をもたらさなかった(1)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2017.11.3』)

(2)ロシア革命 100年 不破哲三(朝日 2017.11.17

(3)東レ 不正1年超公表せず、子会社、検査結果改ざん(朝日 2017.11.29

(4)特集ワイド:神鋼データ改竄、日産・スバル 無視覚検査・・・・、バブルで崩れた経営倫理(毎日 2017.11.14 夕刊)

(5)激震続く素材産業、子会社 不正承知で出荷、三菱マテ 本社関与は否定、社長謝罪(東京 2017.11.25

(6)東北電、鉄塔データ改ざん、岩手県内6基 規程外の5墓、変形(朝日 2017.12.7

(7)三菱マテ系、品質偽装、データ改ざん2社 出荷先258社(東京 2017.11.24

 

1.ロシア革命 100周年

 『世界を揺るがした10日間』の1917年ロシア革命から早100年が経過しました。社会主義・共産主義は私が若いころほどの勢いは今では全く見ることができず、100周年とはいえ静かなロシア革命回想の年だったように思えます。しかし私は、自分が若いころにマルクスやレーニンなど社会主義・共産主義に関係した文献をわずかばかりかじった経験で申し上げれば、ユートピア的理想社会といわれる共産主義はともかくとして、社会主義の方は、資本主義に対峙する将来のより良き社会像としての、公正な経済体制のあり方としての、理念なり考え方なり構想なりとしては、未だ生きている(有効性を保っている)ように思えてなりません(但し、いわゆる「マルクス主義者」や「社会主義者」の考え方に100%賛同するというわけではありませんが:市場原理主義アホダラ教やマルクスアホダラ教という言葉があるように、です)。

 

(関連)世界を揺るがした10日間-ジョン・リード/著(光文社古典新訳文庫)

 http://urx.mobi/HseR

 

 本来は今年のようなロシア革命100周年を契機にして、再度、過去の社会主義・共産主義の運動や考え方、マルクス主義・レーニン主義・スターリン主義、あるいは社会主義の経済とはいかなるものか、などを真摯に振り返り、理想の社会を目指した当事者たちがいつどこで何をどう間違ったのか、革命の光と影はどのようなものだったのか、革命ロシアだけでなく、その周囲にあった帝国主義列強や連邦を形成していた旧ソ連各国や東欧の諸国家はどのように歴史を刻んていたのか、そもそも社会主義とはどういう理想像だったのか、資本主義をどのように乗り越えようとしていたのかなど、多くの論点での見直しや未解明のままにされてきたこと(スターリン主義の実態やその根源、コミンテルン・コミンフォルムの活動状況、旧ソ連諸国の歴史、市場経済と社会主義の関係、現代資本主義と社会主義など)が少しでも明らかにされるべきではなかったかと思います。その意味で少し残念なロシア革命100周年だったように思います。(現代日本の知的怠慢? 下記の新聞報道は、『週刊金曜日』記事や共産党の不破哲三氏のコメントを除き、あまり見るに値するものはありませんね)

 

(関連)「ロシア革命 100年後の真実」20171125 - video - Dailymotion

 https://www.dailymotion.com/video/x6aknlj

(関連)(別添PDFファイル)「10月革命」はロシアの人々に幸福をもたらさなかった(1)(イントロ部分)(『週刊金曜日 2017.11.3』)(注)

「rosiakakumei_kinn.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002427.php

(関連)(別添PDFファイル)ロシア革命 100年 不破哲三(朝日 2017.11.17

 http://www.asahi.com/articles/ASKC84QJSKC8ULZU00F.html

(関連)ロシア革命100年:池田嘉郎・東京大大学院准教授 横手慎二・慶応大名誉教授の話 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171103/ddm/007/030/028000c

(関連)そこが聞きたい:ロシア革命から100年 ポピュリズム侮るな 名古屋外国語大学学長・亀山郁夫氏 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171106/ddm/004/070/064000c

(関連)(異論のススメ)社会主義崩壊後の世界 新自由主義に壊されるもの 佐伯啓思 朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13253228.html?ref=opimag1712_sp_con_mailm_1205_14

(注)『週刊金曜日』連載の「「10月革命」はロシアの人々に幸福をもたらさなかった」は(4)まで4回にわたって掲載されました。

 

(参考)ロシア革命関連の新刊書

 http://urx.mobi/HsfO

 

(私からの推薦書)

(1)トロツキー伝三部作〔1〕:武装せる予言者トロツキー:18791921-アイザック・ドイッチャー/著 田中西二郎/〔ほか〕訳(新評論)

 http://urx.mobi/Hsgb

(2)トロツキー伝三部作〔2〕:武力なき予言者トロツキー:19211929-アイザック・ドイッチャー/著 田中西二郎/〔ほか〕訳(新評論)

 http://urx.mobi/Hsgd

(3)トロツキー伝三部作〔3〕:追放された予言者トロツキー:19291940-アイザック・ドイッチャー/著 田中西二郎/〔ほか〕訳(新評論)

 http://urx.mobi/Hsgh

 

(田中一郎コメント)

少し古典的ですが、私が若い頃に読んで面白かったお勧めのロシア革命史です。おそらく今は絶版になっていて、大きな図書館にでも行かないと読めないかもしれません。神田などの古本屋にはあるように思います。まだ会社に入りたての駆け出しの頃、地方都市に転勤して営業担当で外回りをしておりましたが、つまらない仕事よりもこの本の方が面白く、営業車で会社の事務所から遠いところまで行って、その町のとある神社の駐車場に車を止めて、その中で一日中、日が暮れて字が見えなくなるまでこの3冊の本を読み続けていた記憶があります。著者のドイッチャー氏はポーランドのトロツキスト、当時は英国の歴史家E/H/カーと並んでロシア革命史の大家だったように記憶します(カー氏はレーニン、ドイッチャーはトロツキーから見たロシア革命史です)。

 

私のかすかな記憶では、優秀な革命家・実務家・司令官で、できたての赤軍を反革命白軍や帝国主義列強との戦争で勝利に導いて英雄となったトロツキーが、他方ではいかに政治的に幼稚で牧歌的であったか、また、ロシア革命を担ったレーニンとスターリン以外のボルシェビキの幹部たちがいかに政治的に音痴で権力闘争が稚拙で、革命後の約20年の間に、そのほとんどがスターリンによって粛清されてしまった(ジノビエフ、カーメネフ、ブハーリンら)ということ、そして最後の最後まで楽観的だったトロツキーがメキシコでスターリンが放った刺客によりピッケルで脳天を割られて死去するまで、まるで長編の歴史小説のごとく、生き生きと脈動感あふれる形で描かれていたように思います。みなさまも、この本に巡り合えましたら、ぜひ一度お読みになってみてはいかがでしょうか?

 

2.凋落する日本の大企業メーカー群=技術立国などとうの昔に消えている

 何の節操も道徳心もなく無能でボンクラな経営者と、いい加減で無責任で言い訳だけが上手な中間管理職が支配する日本の大企業メーカー群が(まるで植木等さんのヒット曲「スーダラ節」さながらの組織のようですが)、できそこないの手抜き製品を大量に出荷しても、その実態を隠しまくり、顧客との契約を破って低品質(=低価格)のものをこっそり販売してバレても「法令には違反していない」などと居直り(契約違反は明々白々の民法違反だろうが、ボケ!!)、そして恐ろしいことに、原発や核燃料サイクル施設の部品や構造物にそうした欠陥品が使われているものが見つかっても、ロクすっぽ調べもせずに原子力規制委員会・規制庁が一緒になって「幕引き」をして大したことはないようなふりをしている始末、かようなジコチューの低レベル企業群・産業界(と規制・監督当局)が凋落していくのは当たり前だ。そもそもこんな調子だと、近い将来、消費者・ユーザーの死亡・障害事故を含む重大な被害をもたらす大事故が起きること必定のような気がしてならない。

 

 ざっと思い出してみても、2000年の雪印乳業や三菱自動車にはじまり、耐震偽装やくい打ち偽装の建設業界(ヒューザーや清水建設、住友建設や旭化成建材他)、東芝、東京電力、(独)日本原子力研究開発機構、日本原燃、カネボウ化粧品、日本鋳鍛鋼(原子炉圧力容器)、三菱重工業(蒸気発生器)、日産、スバル、東洋ゴム、三菱マテリアル、神戸製鋼所、東北電力(下記記事参照)、大林組(リニア)・・・・・、新聞を丁寧に遡ってみれば、まだまだたくさんの企業名が出てくるに違いない。

 

 そして極めつけは経団連会長企業の東レによる品質詐称の不正事件が発覚したことだ。元東レのTOPで経団連の榊原定征会長(東レ相談役)は、自身の会社の不祥事発覚前は会員企業に対して「点検しろ!」と偉そうに命令を下し、不祥事発覚後は「慚愧(ざんき)に堪えない」などと発言している。しかし、この東レの不正事件は榊原定征が社長・会長をしているときに起きていたそうではないか(毎日新聞)。しかも「東レが不正発覚後1年以上公表しなかったことについては「発覚した時点での公表が原則だが、顧客対応に全力を尽くすという経営判断があったと理解している」と述べるにとどまった」(毎日新聞)という。何が「慚愧に堪えない」だ、バカヤロー。お前の言うことなんぞ聞くに堪えないだ!

 

 そしてついこの間には「経団連の榊原定征会長は7日、四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)を視察し、「原発は重要な電源としてこれからも使用していく。将来は増設や新設も選択肢にしないといけない」と語った」(朝日新聞)というのだから、ふざけんじゃねー、でしょう。経団連の榊原定征よ、つべこべ言ってないで、さっさと東レ品質不正事件引責でやめちまえ! だワナ。こういう底なしのアホウが日本の経済界・産業界を牛耳っているのだということを、我々はしっかりと脳裏に焼き付けておこう。

 

(関連)経団連、企業に不正点検を要請 榊原会長「多大な迷惑」と陳謝 経済 中日新聞

 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017112901001500.html

(関連)東レ:検査不正 出身の経団連会長が陳謝「慚愧に堪えぬ」 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171130/ddm/002/020/061000c

(関連)(時時刻刻)東レ、やっと不正公表 品質責任者、自ら改ざん:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13249811.html?ref=nmail_20171129mo

(関連)「原発の新増設も選択肢」 経団連の榊原会長、伊方視察:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKD75QY8KD7ULFA021.html

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00000090-asahi-bus_all

 

(関連)名門企業の相次ぐ不祥事。なぜ日本企業の劣化が止まらないのか まぐまぐニュース!

 http://www.mag2.com/p/news/328824

 

 <別添PDFファイル>

(3)東レ 不正1年超公表せず、子会社、検査結果改ざん(朝日 2017.11.29

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13249843.html

(4)特集ワイド:神鋼データ改竄、日産・スバル 無視覚検査・・・・、バブルで崩れた経営倫理(毎日 2017.11.14 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20171114/dde/012/020/002000c

(5)激震続く素材産業、子会社 不正承知で出荷、三菱マテ 本社関与は否定、社長謝罪(東京 2017.11.25

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201711/CK2017112502000143.html

(6)東北電、鉄塔データ改ざん、岩手県内6基 規程外の5墓、変形(朝日 2017.12.7

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13262594.html

(7)三菱マテ系、品質偽装、データ改ざん2社 出荷先258社(東京 2017.11.24

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201711/CK2017112402000140.html

 

 <関連サイト>

(1)データ不正 神鋼 全容解明道半ば、外部調査 経営陣の関与焦点(毎日 2017.11.11

 https://mainichi.jp/articles/20171111/ddm/008/020/036000c

(2)神戸製鋼不正スキャンダル:不正40年。調査は1年分。 国際環境NGOグリーンピース

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/401/blog/60674/

(3)東レ不正「ネットに書かれたから公表」が日本企業に与えた衝撃 情報戦の裏側 ダイヤモンド・オンライン

 http://diamond.jp/articles/-/152094

(4)「公表するつもりなかった」「報告、昨年10月にあった」 東レ社長ら、主なやりとり:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13249766.html?ref=nmail_20171129mo

(5)三菱マテ系不正:不適合品、半年以上も出荷し続ける - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171124/k00/00m/020/076000c

 

3.リニア工事、不正入札容疑 特捜部、大林組を捜索:朝日新聞デジタル

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171209-00000042-asahi-soci

 

 この事件、何か「裏」がありそうな気がする。大林は何かが原因でヤラレタのではないか? それにしても「JR東海は「報道で把握したばかりであり、大変驚いている。当社としては何も承知していない」とのコメントを出した。」(朝日新聞)の、このJR東海の態度はいったい何なのだ。お前んとこの工事じゃないか! 何を言ってやがる。そもそもリニア建設など、やめればいいのだ。南アルプスの自然と水源をムチャクチャにして、山のようなトンネル残土に四苦八苦して、JR東海を大赤字に追い込み、最後は大事故を起こして多数の死傷者を出しておしまいで、国からの借金は棒引きになる、ざっと予想すれば、これがリニアの末路だ。何のいいこともない。

 

(関連)「大林だけで済むのか」 リニア関係者に動揺 不正入札容疑:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13267706.html?ref=nmail_20171210mo

(関連)リニア、五輪後も続く「魅力的な工事」 談合復活の疑い:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKD95WV6KD9UTIL026.html?ref=nmail

 

4.性暴力犯罪者とそれを意図的に逃がした警察官僚とを追及せよ

 詩織さんレイプ事件もあいまいに終わらせてはならない=日本の検察はマイナスの機能しかはたしていない。アベ友の「悪」はみな見逃しだ。

 

(1)【国会ハイライト】希望の党・柚木道義議員による山口敬之氏の準強姦疑惑追及で国会が騒然! 中村格元警視庁刑事部長や小此木八郎国家公安委員長は出席を拒否! 山口氏の著書やパネルの持ち込みにも規制が! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406934

 

(2)【特集】性暴力犯罪の逮捕状をもみ消しに! 伊藤詩織さんの訴えで暴かれた日本の司法の「ブラックボックス」! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/shioriito

 

(3)安倍総理の太鼓持ちジャーナリスト・山口敬之氏による伊藤詩織さんレイプ疑惑 なぜ逮捕状は中村格刑事部長によって止められたのか――? 超党派の国会議員が警察庁・法務省を徹底追及! IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406908

 

(4)詩織さんレイプ事件で逃げ答弁 警察庁に2の佐川長官日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218971

 

5.その他

(1)特定秘密保護法:施行3年 行き届かない国会の監視の目 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171208/ddm/004/010/053000c?fm=mnm

 

(2)日刊IWJガイド・番組表「いよいよ本性むき出し! 参院憲法審査会で希望の党がどの野党よりも『自衛隊明記』に前のめり! 野党共同の共謀罪『廃止』法案にも乗らず、ますます安倍政権の『補完勢力』ぶりを発揮!/朝鮮戦争再開の危機迫る! しかし『中朝一体神話』は

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/33548

 

(3)日刊IWJガイド・番組表「政府が『島しょ防衛強化』の名目で、実質敵基地攻撃可能な長射程ミサイル導入を検討!/『再発が不安』『大学中退』『喉の傷が痛々しい』3.11甲状腺がん子ども基金がアンケート結果を公表! 福島原発事故当時418歳だった子どもたちの今

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/33532

 

(4)日刊IWJガイド・ウィークエンド版「北朝鮮が射程に入る長距離巡航ミサイル導入発表の小野寺五典防衛相にIWJが直撃質問『北朝鮮への先制攻撃を考えているのか?また、北朝鮮からの報復攻撃に対する対処は?』〜その答えは!/『逃亡の恐れではなく、安倍首相のいる場

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/33568

 

(5)日刊IWJガイド・番組表「本日11時半から! 加計学園獣医学部『認可』は『総理のお友だちにだけ特権を与える不公正な行政行為』と話した前川氏が自民党改憲案を徹底批判!! 岩上さんが前川喜平・前文科事務次官にインタビュー!/『「排除発言」は私が進言した』

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/33505

草々

 

 

2017年12月 9日 (土)

武器よさらば:科学者・技術者自らが研究費というカネ欲しさに「軍学共同」を進めていてどうするのか!(望月衣塑子さん著 『武器輸出と日本企業』(角川新書)より) + 若干の情報

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.キャンペーン · 中野区長 田中大輔殿 「東京オリンピック」に便乗した中野サンプラザ解体・大規模再開発のもとで破壊される「平和の森公園」。 大多数が反対する樹木の伐採や、草地広場を分断縮小する無慈悲な計画を止めてください · Change.org

 http://u0u0.net/HoEd

 

2.(12.14)「オルタナティブな日本を目指して」学習会(第6回目)「広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」(本間龍さん)JR水道橋(新ちょぼゼミ)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1507798317804staff01

 

(関連)オルタナティブな日本を目指して(企画一覧) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-6da3.html

 

(関連)メディアに操作される憲法改正国民投票-本間龍/著(岩波ブックレット)

 http://ur0.work/HoBn

(関連)電通巨大利権 東京五輪で搾取される国民-本間龍/著(サイゾー)

 http://ur0.work/HoBt

(関連)欠陥「国民投票法」はなぜ危ないのか-隅野隆徳/著(アスキー新書)

 http://ur0.work/HoBB

2010年の本で既に絶版になっていますので図書館でご覧ください。2014年の改正内容が盛り込まれていませんのでご注意を:田中一郎)

(関連)総務省|国民投票制度

 http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/

 

3.(12.12)学習会「神戸製鋼所の不正問題と原発の安全性?」(たんぽぽ舎:後藤政志さん)

 https://ameblo.jp/npo-machipot/entry-12333588362.html

 

講 師:後藤政志さん(元原発技術者・市民と科学者を結ぶNPO法人APAST理事長)

日 時:1212日(火) 19:00より21:00

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)  参加費:800

 

4.大軍拡にNO!の声をあげよう! 1212政府交渉(参議院議員会館)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1512394171265matuzawa

 

5.(12.13)福島被ばく訴訟(井戸川裁判)第9回口頭弁論&報告集会

 http://idogawasupport.sub.jp/

 

6.(12.13)《集会・政府交渉》辺野古の工事、いまどうなっている?~北上田毅さん、山城博治さんを迎えて

 http://www.foejapan.org/aid/henoko/171213.html

 

7.(2018年1月29日)オルタナティブな日本を目指して第7回目(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の 衝撃」(東京・水道橋)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1512312455210staff01

 

8.UPLANさん 報告VTR

(1)20171206 UPLAN 共謀罪廃止法案提出を喜び、その意義を確認する超党派国会議員と市民の集い - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=15-h3e7nO2o

(2)20171205 UPLAN カジノ解禁(実施法の制定)に反対する - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=15-h3e7nO2o

 

9.<山本太郎> 永田町恐怖新聞 VOL.5 『今さら聞けない! 憲法ってナニ?その1』出来上がりました。話題にして下さい! 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/222.html

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新聞ジャーナリズムの最前線でがんばる東京新聞の望月衣塑子さんが、少し前にご自身の調査報道をまとめて書き上げた新書を執筆・出版されていました。本の題名は『武器輸出と日本企業』、角川新書で市販されています。この自著によれば、望月さんが「防衛省が始めた武器輸出問題」に取り組み始めたのが2014年の4月、それから約2年間の取材活動・調査活動の末にこの自著が出版されたのが2016年の7月です。新書とはいえ、専門書も顔負けの充実した内容で、よく調べよく書けていると思います。おそらくは望月さんにとっては初めての調査報道であり、初めての自著だったのかもしれませんが、全体的には控えめな表現で書かれていて、読んでいて歯がゆくなることもしばしばでした。特に武器輸出や軍学共同などについてはもっと手厳しく書いてもいいのではないかと思いましたが、でも、一般向けならこれくらいでいいのかもしれません。別添PDFファイルは、そんな望月さんの自著から、ほんの一部を取り出してご紹介したものです。みなさまにはぜひ、原本を手に取って読んでみていただきたいと思います。

 

●武器輸出と日本企業-望月衣塑子/〔著〕(角川新書)

 http://ur0.link/Hr8h

 

日本が日本国憲法を掲げて平和主義を世界に向けて発信し、自衛隊をむやみに海外に派遣することなく、曲がりなりにも平和国家として世界から一目置かれていた時代は「今はなき古き良き時代」となってしまいました。1991年にはソ連邦が崩壊し冷戦時代が終結したにもかかわらず、日本の愚かな政治家どもは、何だかんだと屁理屈を付けては自衛隊を軍隊として海外に派遣して、その武力を誇示することで、戦争ができる国であることを何とか自己証明することにより「列強」国家の一翼にあることを示そうとしました。本来はその逆を行くべきだったのに、です。

 

しかもその場合、自立した独立国としてではなく、みっともなくも情けないアメリカに従属した、アメリカの「衛星国家」として、アメリカの代理戦争を自衛隊を使ってできる国として、世界にそのプレゼンスを強めていきました。自民党や公明党の与党のみならず、大阪維新や旧民主党・民進党の一部の議員どもの頭の中が、半分は大日本帝国のオレサマ気分、半分はアメリカの手下でいることの居心地の良さとご都合主義に占拠されていて、国を守るだの国際貢献だのといったことは、自分たちの愚行を合理化する戯言にすぎませんでした。唾棄すべき外交なり、安全保障(しない)政策なりが、もうかれこれ30年以上にわたり続いています。日本の平和憲法はロクでもない政治家どもにより、寄ってたかって足蹴りにされてきたと言っていいでしょう。その憲法を踏みにじる輩どもが今日のアナクロ改憲派を形成しています。

 

とりわけ諸悪の根源は、今日の安倍自公政権と、その一つ前の野田佳彦民主党政権です。このアホウどもが、日本を戦争のできる国から戦争をする国に、宗主国アメリカさまに自衛隊を下僕として差し出す国に変えてしまっています。まさに野田佳彦政権が小さく生んで、安部自公政権がそれを大きく育てていると言っていいでしょう。万死に値します。(そして、安倍自公政権の下で防衛省が所管する「安全保障技術研究推進制度」(軍学共同推進制度)が創設され、節操のない、カネ(研究費など)をもらえれば何でもやります式の、アイヒマン型似非学者やクソ研究者が繁殖し始めているのです。彼らの事なかれ主義と無責任は許しがたく、およそ学問研究をする資格なし、少なくとも大学からは追放されてしかるべきでしょう)

 

中でも武器輸出や海外との新兵器の共同開発、そして日本経済の軍事化については、日本の民間企業に抵抗感や躊躇するカルチャーがまだ強い中で、政府・経済産業省が主導して、防衛装備庁を実働部隊にして、強引に推し進めているという状態です。確かに三菱重工業や日本製鋼所、あるいはいくつかの電機メーカーなど、一部に防衛省からの発注を半ば寡占的に引き受けて軍需産業に食らいついている「死の商人」のような企業があるにはありますが、アメリカなどの軍産複合体と比べれば、まだまだ幼稚産業でしょう。そもそもこうした戦争産業は、日本では大して儲からない仕組みでずっとやってきましたから、当然ながら、国際的に海外の軍事産業と太刀打ちできるようなものではありません。そして、日本ではそれでいい、その状態でいいにもかかわらず、自民党や大阪維新、あるいは民主・民進の一部のゴロツキ・チンピラ政治家や戦争屋官僚たちが、日本の産業界を本格的な軍産複合体へと導こうとしているわけです。その場合に邪魔なのが日本国憲法第9条です。彼らのインチキ改憲論は、こうした対米隷属下の軍事大国へと日本をのし上げていく道程の一つにすぎません。

 

(関連)防衛装備庁 組織

 http://www.mod.go.jp/atla/soshiki.html

 

今回ご紹介した望月さんの新著は、こうした現下日本で政府主導で進められている日本の軍事化、特に武器輸出推進と軍学共同体制の構築に着目して書かれた好書なのです。武力による威嚇や武力の行使は国際紛争解決する手段としては永久にこれを放棄し、国の交戦権は認めない、政府による作為により再び戦争の惨禍が起こることのないようにする、これが私たち日本人が敗戦の1945年に対アジア侵略戦争を反省して決意した内容です。私たちは平和を愛する諸国民の公正と信義に立脚してふるまうことで国際的に名誉ある地位をしめたいのであって、アメリカの手下として生半可な武器をもって戦う戦争屋国家としての国際的なプレゼンスを高めることで「列強」として認められたいのではありません。ましてや核兵器など日本にとっては無用の害悪そのものです。自衛隊員の命は戦争屋の政治家・官僚のおもちゃではないのです。武器よさらば・戦争屋よさらば、望月さんの新著からおのずと導き出せる結論であるように思います。

 

(参考)武器よさらば:ヘミングウェイ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%99%A8%E3%82%88%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0

 

 <別添PDFファイル:『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書>

(1)アメリカ海軍直轄の研究投資機関「ONR]と東京大学(『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書)

(2)「安全保障技術研究推進制度」(防衛省)とJAXA=マッハ5の超高音速エンジン技術(『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書)

(3)第二次大戦下の科学者の責任(『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書)

(4)パキスタン少女による無人攻撃機の残虐性の訴え(『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書)

(5)あとがき(『武器輸出と日本企業』望月衣塑子 角川新書)

 

(田中一郎コメント)

 上記(1)は、東京大学のある教授やあるサークルの学生どもが、米軍組織からカネをもらってロボット開発の国際コンクールに参加し、更には、そのカネの出所の米軍組織が東大の実験施設の見学もしたいと言ってきて、それをかろうじて教職員組合がストップをかけたという話、上記(2)は、「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」が、その法定組織目的を「平和利用に限る」という「制約」を取り払ってもらって兵器開発にのめりこみ、「技術に色はない」などとご都合主義を振り回して防衛省からカネをもらいつつ超高音速(マッハ5)のエンジン技術を開発するという話。もちろん戦闘機・爆撃機や無人偵察機にも利用可能です。どのツラ下げて北朝鮮のミサイル発射を非難しているのかということでしょう。

 

 こうした「軍学共同」にのめりこんで、軍事組織からカネをもらうことを屁とも思わない、あるいは、ツベコベ言い訳をしながらカネをもらっている連中は、自分たちが開発する兵器や武器は自分たち自身やその家族・子どもや孫を傷つけることはないだろうなどとボヤーと心の中で思っているに違いありません。自分が開発した(開発に寄与した)兵器や武器がどう使われようと、そんなことは知ったことではない、カンケーネー、そんなセンチメントです。そんなやからは、科学・研究・学問など、しなくていい、人殺しのお手伝いは、科学・研究・学問とは言わない、からです。どんな屁理屈を付けようが、防衛省やアメリカ国防総省・在日米軍とその関係機関などから出てくるカネが兵器開発に関係しないはずはありませんから。軍学共同においてはカネに色がついているのです。

 

 上記(3)は、私も知りませんでしたが、戦時中の大日本帝国海軍の殺人光線計画などに携わった朝永振一郎氏をはじめ物理学者たちで、戦後、その兵器開発に言及して反省の弁を述べた者はいなかった、彼らの実験場はアメリカにより隠蔽された、という話。理化学研究所の仁科芳雄らによる原爆研究の話は知っていましたが、それ以外にも多くの科学者が戦前・戦時中は軍学共同にのめり込んでいたということです。情けない日本の(似非)科学者どもの「伝統」がここにあるようです。上記(4)は、今現在、軍事開発研究の最先端の一つである無人攻撃機で傷つけられたパキスタンの少女が、無人機の使用をやめてくれるよう世界各国に訴えて回っている話、(5)は望月さんの執筆後の所感です。彼女はここで故南原繁東大総長(第15代)の言葉を引用しながら次のように書いています。まさにそのとおりでしょう。

 

(南原繁曰く)「国の政治に何か重大な変化や転換が起きるときは、その前兆として現れるのが、まず教育と学問への干渉と圧迫である。われわれは、満州事変以来の苦い経験によって、それを言うのである」。(中略)戦後70年、日本は憲法九条を国是とし、武力の放棄、交戦権の否認を掲げた。それらを捨て、これからを担う子どもにとって戦争や武器を身近でありふれたものにしようとしている。この状況を黙って見過ごすわけにはいかない。

 

 <別添PDFファイル:関連>

(1)現代の肖像:望月衣塑子(『アエラ 2017.12.4』)

 https://twitter.com/isoko_mochizuki/status/935337883426107393

(2)日常にある戦争の影 個人の騒ぎが流れを変える(1)& 森達也氏との対談(望月衣塑子 『生活と自治 2017.12』)

 http://seikatsuclub.coop/seikatsujichi/

(3)武器輸出は戦争国家への道(杉原浩司『週刊金曜日 2017.12.1』)

 https://twitter.com/kojiskojis/status/936555779351388160

(4)庶民イジメ 武器輸出・・・、この空虚な景気支える正体(日刊ゲンダイ 2017.11.15

 http://blog.livedoor.jp/capitarup0123/archives/5283472.html

(5)自衛隊ジブチ拠点 拡張、なし崩し「海外恒久基地」(東京 2017.11.23

 http://www.chunichi.co.jp/article/tokuho/list/CK2017112802000054.html

 https://jp.reuters.com/article/self-defense-forces-idJPKCN12D0CE

 

(田中一郎コメント)

 上記記事はいずれも必読の貴重なものばかりですが、中でも杉原さんの『週刊金曜日』のレポートは半ペーシの小さなものですが、よくまとめられています。ぜひご覧になってみて下さい。下記はそこからの一部抜粋です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)もし今後、武器輸出に何か「実績」ができてそれが既成事実化してしまったら、市民は徐々に馴らされていきかねません。ですから、まだ企業や市民の意識に武器輸出への拒否感が残っているうちに、そうした既成事実を作らせてはならないと思います。特に忘れてならないのは、いったん米国のように武器輸出で儲ける構造が生まれ、「軍産学複合体」のような既得権益体系ができあがると、元に戻すのは至難の業だという点です。企業は武器輸出から撤退しないし、参入企業も増える。政治家はそうした企業から献金を受け、官僚は天下り先にしてもらう。日本が、原発から抜け出せない構造とまったく変わりません。もはや武器輸出は止めようがなくなるでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 最後に、昨今の軍事や兵器開発について、若干のことを箇条書きにしておきます。すべていやな動きです。狭い日本列島に原発・核燃料サイクル施設を50以上も並べている日本という国は、どこの国とも戦争は絶対にできません。原発・核燃料サイクル施設を稼働していなくても使用済み核燃料貯蔵施設があれば同じことです。自衛戦争もダメです。やれば自滅です。自滅戦争なら可能です。よく心得ておく必要があります。

 

(1)軍事における革命(RMA):ネット上にいい解説を見つけられないので、とりあえず下記を参照

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E9%9D%A9%E5%91%BD

 

(2)昨今注目の新型兵器(例)

 少し前:クラスター爆弾、ハクリン弾、バンカーバスター、劣化ウラン弾、生物化学兵器(サリンなど)。EMP爆弾など

 今現在:無人攻撃機(偵察機)、ロボット兵器、AI兵器、宇宙軍事開発、ミサイル防衛、小型戦術核兵器など 軍学共同の対象になりやすい

 

(杉原さんのご紹介)

●殺人ロボット兵器の禁止を急げ:名だたるAI・ロボット企業の116人が国連に公開書簡(高橋真理子、825日、WEBRONZA

 http://webronza.asahi.com/science/articles/2017082400001.html

 

●今後の軍事科学技術の進展と軍備管理等に係る一考察 ~自律型致死兵器システム(LAWS)の規制等について(防衛研究所紀要 第19巻第1号(201612月))(川口礼人:1等空佐、航空幕僚監部防衛部防衛課編成班長)

 http://www.nids.mod.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j19_1_8.pdf

 

●『亡国の武器輸出~防衛装備移転三原則は何をもたらすか』(合同出版)の第3部(13)で小金澤鋼一さん(東海大学教授)が「AIに支配されるオートノマス兵器の開発」を書かれています。ぜひ、ご参照ください。

 http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=555

 

(関連)杉原こうじのブログ

 http://kosugihara.exblog.jp/

(関連)武器輸出反対ネットワーク(NAJAT

 https://najat2016.wordpress.com/

 

(3)民間軍事会社(PMC、PMF、PSC)

 http://ur0.link/Hr8p

 

(4)軍産複合体 軍産学情複合体へ(いずれこれに「マスごみ」も参加)

 「情」は「情報」=「インテリジェンス」。元NSA(アメリカ国家安全保障局)のスノーデン氏の「暴露」により、アメリカを筆頭に世界中でグロテスクな情報監視社会が出来上がっていることが明かになりました。そしてその監視社会は、他方で支配権力にとって不都合なことを隠し通す「秘密国家」でもあるのです。まさに「アベコベ」社会=ジョージオーウェルの小説「1984」の世界、といっていいでしょう(監視されるのは誰であり、公開されるべきなのは誰なのか、秘密が守られ非公開にされるべきは何なのか、が「逆転」している)。また「軍学共同」については既にアメリカ国防総省において、これまでの長い経験からあみだしたノウハウや手続き・組織の手法があり、愚かにも日本はこのアメリカ国防総省方式を見様見真似で採用して、これからやっていこうとしています。何をやっておるのか、ということです。

 

 <関連サイト>

(1)東京新聞・望月記者が語る「なぜ会見で疑問ぶつけない」日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/217691

(2)巡航ミサイル導入予算要求 防衛相表明(東京 2017.12.8

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017120802000240.html

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13260974.html?ref=nmail_20171206mo

(3)「死の商人」化の防衛省、700万人飢餓のイエメン内戦加担のサイコパス自衛隊機売り込み、中東ドバイで(志葉玲)Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20171116-00078220/

(4)5発全て外れた? 中東に配備のPAC-3、弾道ミサイルの迎撃に失敗か BUSINESS INSIDER JAPAN

 https://www.businessinsider.jp/post-108092

(5)20171115 UPLAN 亡国の武器輸出日本版「軍産学複合体」の今 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Pz9xjr5inCw

(6)軍学共同反対連絡会 NEWS LETTR NO.172017.11.29):「加計学園問題と新たな軍学共同」(池内了)他

 http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2017/11/NewsLetter_No17.pdf

(7)合同出版-商品詳細 亡国の武器輸出--防衛装備移転三原則は何をもたらすか

 http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=555

(8)自衛隊が法的根拠のないままサリンを製造していた! (週刊SPA! - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171202-01432251-sspa-soci

(9)専門家は懐疑的 国産トマホーク開発で抑止力向上は本当か 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218235

10)日本における武器の輸出・国際共同開発について ー武器輸出三原則と防衛装備移転三原則ー(田上嘉一) Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/tagamiyoshikazu/20171206-00078943/

草々

 

2017年12月 8日 (金)

(報告)(12.6)多発する子どもの甲状腺がん=福島県民健康調査はこのままで良いのか(「日本弁護士連合会」主催)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

さる2017126日、衆議院第1議員会館において、日本弁護士連合会主催の「多発する子どもの甲状腺がん=福島県民健康調査はこのままで良いのか」という学習会が開催されました。会場には多くの一般市民が参加した他、立憲民主党や共産党を中心に少なくない国会議員も駆け付けていました。以下、簡単にご報告申し上げます。

 

(今日の原発政策や福島第1原発事故後の被害者対策を牛耳る与党・自民党や公明党の議員達、あるいは野党でも大阪維新や「希望という名の絶望の党」の多くの議員達は相変わらず顔を見せません。彼らは脱原発や脱被ばくの集会のみならず、こうした原発や放射能に関連する学習会にも来たことがありません。それでいて日常的には情緒的な(あるいはピンボケの)議論を展開して、結局は政府や原子力ムラが進める出鱈目な政策の応援団をしていますから話になりません。有権者・国民のみなさまは、かような無知・無能で低レベルの政治家たちを選挙で落とす責務があります。国の政策を選挙による政治家たちの選択によって最終的に決めるのは有権者・国民です)

 

(イベント情報)日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:院内学習会「多発する子どもの甲状腺がん-福島県民健康調査はこのままで良いのか-」

 https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2017/171206_2.html

 https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/event/data/2017/event_171206_03.pdf

 http://skazuyoshi.exblog.jp/

 

(当日録画)20171206 UPLAN【抜粋】井戸謙一「県民健康調査甲状腺検査の経過と問題点」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=cn0eo2eeVB8

(井戸謙一弁護士の講演部分のみです)

 

(関連)20171206 UPLAN【記者会見】「県民健康調査に関するアンケート」調査結果について - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=vfmrfGi_kV4

(当日、上記会場に隣接する部屋で行われていた「311甲状腺がん子ども基金」の記者会見の録画です:田中一郎)

 

 <当日レジメ:別添PDFファイル>

井戸謙一弁護士のレジメについては上記の当日録画をご覧ください。また、崎山比早子氏のレジメについては下記サイトの資料がほぼ同内容です。その他、当日配布資料については下記サイトをご覧ください。

 

(1)多発する子どもの甲状腺がん=福島県民健康調査はこのままで良いのか(「日本弁護士連合会」主催)(PROGRAM

「nitibenren_kenminkenkoutyousa_program.pdf」をダウンロード

(2)(レジメ:抜粋)環境省(1)~(8)

<1>「rejime_kankyousyou_1.pdf」をダウンロード
<2>「rejime_kankyousyou_2.pdf」をダウンロード
<3>「rejime_kankyousyou_3.pdf」をダウンロード
<4>「rejime_kankyousyou_4.pdf」をダウンロード
<5>「rejime_kankyousyou_5.pdf」をダウンロード
<6>「rejime_kankyousyou_6.pdf」をダウンロード
<7>「rejime_kankyousyou_7.pdf」をダウンロード
<8>「rejime_kankyousyou_8.pdf」をダウンロード

(関連)3.11甲状腺がん子ども基金 手のひらサポート事業から見えた県民健康調査の問題(崎山比早子 2017620日)

 http://www.foejapan.org/energy/fukushima/pdf/170620_sakiyama.pdf

 

(当日配布資料)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ

http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-chukantorimatome.html

(当日配布資料)福島第一原子力発電所事故による被害者の健康管理調査の適正確保等を求める意見書(日本弁護士連合会2011.11.15

 http://ur0.pw/HpYL

(当日配布資料)日本弁護士連合会「福島第一原子力発電所事故の被災者を救済し,被害回復を進めるための決議」(日本弁護士連合会 2015.10.2

https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2015/2015_3.html

 

(関連)典型的な御用放送だった「NHK・BS1スペシャル:原発事故7年目 甲状腺検査はいま」=既に論破されてしまった似非科学やインチキ手法で福島原発事故の放射能による子ども甲状腺ガンを否定する「放射線ムラ」の広報そのもの いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-33cb.html

 

(関連)(別添PDFファイル)福島甲状腺がんの子ら、再発や転移 「不安」77%、検査縮小を懸念(毎日 2017.12.7

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171206-00000069-mai-soci

 

(全国紙である程度目につく形で報道していたのは毎日新聞のこの記事だけでした。日本の新聞は「新聞」の体をなしていないようです。今日では東京新聞もまた例外ではないような雰囲気になってきております。市民運動・社会運動による支配権力や国の政策の「ウォッチドッグ」と「真実拡声器」としての役割が非常に重要になってきています:田中一郎)

 

(関連)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai.html

(関連)3・11甲状腺がん子ども基金

 http://www.311kikin.org/

 

(参考)「県民健康調査」の透明性を求め、福島県に要望書を提出しました OurPlanet-TV:特定非営利活動法人

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2131

(参考)(メール転送です) 低線量内部被曝の危険を人々から覆い隠すICRP学説の起源 他+アルファ いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-e91e.html

 

(田中一郎コメント)

当日録画の最初のところで環境省の役人が講演を行いました。聞くに堪えがたいインチキ説明で、要するに福島第1原発事故後に多発している子どもの甲状腺がんと放射線被曝は無関係であり懸念するには及ばない、今後の検査の在り方については「福島県民健康調査検討委員会」で検討されるだろう、などというもので、無責任極まりないものでした。まるで上記でご紹介しているNHK・BS1の「放射線ムラ」御用放送を再び見せつけられているような感じで、聞いていて怒りがこみ上げるものでした。

 

この学習会の最後のところで質疑応答のコーディネーターの海渡雄一弁護士(「311甲状腺がん子ども基金」副代表)から、

 

(1)経過観察になっている2700人を超える子どもたちのその後はどうなっているのか、福島県立医大担当分とそれ以外で区分けなどしていないで、なぜ全員について調査をさせて結果報告をしないのか、

 

(2)チェルノブイリ原発事故後の旧ソ連諸国で子どもの甲状腺ガン多発が明々白々となったのは、事故後に生まれた子どもたちも検査をして、その子どもたちには甲状腺ガンがほとんど発生しなかったからだが、日本では事故後生まれの子どもたちの検査をしていない、何故しないのか(下記注を参照)、

 

(3)放射能プルームは福島県内にとどまっていたわけではないし、また、健康被害も甲状腺ガンに限られるものではない。更に、福島県では「福島県民健康調査」を受けた子どもは甲状腺ガンの早期発見・早期治療で治療を受け重篤な症状が出ている人は少ないが、他県の人で症状が出てから病院に行った人は転移や浸潤が進んで厄介なことになっている人が少なくない。福島県以外の地域での健康調査の実施や福島県を含めて検査内容の充実を何故しないのか(過剰診断・過剰診療などと称して検査を縮小・廃止しようとする動きがあるが信じがたい)、

 

(4)福島県立医大以外で甲状腺ガンの診察や治療を受けた人は医療費助成の対象外とされている。しかし、その中には福島県立医大の検査では甲状腺ガンが見つからなかった人が大事を取って県外の病院で診てもらって発見された方もいる。やはり等しく福島県立医大以外の病院を利用しても医療費補助の対象にすべきではないのか

 

などの核心を突いた質問を環境省の役人に投げかけていましたが、まともな回答は返ってきませんでした。

 

私が環境省の役人の話の中で腹立たしいと思うことの一つは、肝心な点については何一つ真摯に答えようとはせず、慇懃無礼な態度を最後まで貫いていたことに加え、国や「福島県民健康調査検討委員会」(環境省ももちろん参加している)が事実上の被害者切り捨て施策を真綿で首を締めるようにジワジワと行っていることについての説明が、ほとんどすべて審議会や専門家会議などを隠れ蓑にしてなされていることです。それは言い換えれば、そうしたロクでもない施策の環境省や政府としての責任が巧みに回避されていて、自分たちのやっていることは専門家のみなさまのご提言に基づいているのですという「インチキ形式」が整えられているということです。いわゆる「放射線ムラ」の御用学者や、その下僕に成り下がっている福島県立医大の医師、あるいは他の組織の学者どもの罪深さは申し上げるまでもありませんが、それ以上に、国や自治体が有権者・国民や地域住民の命と健康を放射能から守ろうとはせず、原子力推進権力の手下のようにふるまう、その態度に根本的な許しがたいものを感じます。

 

ともあれ、こうした学習会を全国各地で可能な限り多くの頻度で、可能な限り多くの参集を得て、これからも開催していきましょう。この学習会を主宰してくださった日本弁護士連合会と井戸謙一弁護士、そして「3・11甲状腺がん子ども基金」や崎山比早子氏、海渡雄一弁護士に心より感謝申し上げます。

 

(注)チェルノブイリ原発事故後の対応では、原発周辺のかなり広範囲な地域住民は避難となり、事故後生れた子どもたちは母親が放射能汚染のほとんどない地域に移住してから生まれ、そこで検査を受けています。しかし、福島第1原発事故後の日本では、放射性ヨウ素131他の短半減期の放射性ヨウ素は消滅してしまったとはいえ、放射性セシウムや放射性ヨウ素129(半減期1560万年)が大量に環境に存在している中での居住を押し付けられ、また福島第1原発からも日々放射能が環境に拡散される中で生活しているため、事故後生れた子どもも甲状腺被ばく(内部被曝+外部被曝)からフリーではないことに留意しておくべきです。特に放射性セシウムは甲状腺に集まりやすい傾向があり、子どもの場合には特にそうであることに注意が必要です(しかし、それでも、事故前に生まれて福島第1原発事故で放射性ヨウ素による被ばくをしてしまった子どもたちと事故後に生まれた子どもたちとでは、甲状腺ガン発症(発見)率に差が出る可能性が高いように思われます。事故後生まれの子どもたちを検査しない理由はありません。事実を隠蔽したい、ただそれだけではないかと思われます。

草々

 

2017年12月 4日 (月)

ゴロツキ・タカリ・仏罰信者・チンピラ似非右翼・軟弱タコを国会議員・地方議員に選んではいけない(差別ヤジや政治資金がどうのこうので新聞紙面が汚れる「素」をつくっているのは有権者だ! まじめに投票しろ!)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のこと)

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1.上西小百合×佐高信 お笑い「維新と森友学園」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=gjS22DxGSi8

 

(この録画、なかなか面白いですよ。大阪維新の正体がこれでよくわかります。:田中一郎)

 

(関連)週刊金曜日ちゃんねる - YouTube

 https://www.youtube.com/channel/UCFnO188pQye8HJ9hIVdmmRg

 

2.今年の新語:「忖度」が2冠達成 「卍」を巡って議論も - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171204/k00/00m/040/020000c?fm=mnm

 

3.(一部加筆)日銀「異次元緩和」政策はマイナスの弊害効果しかない=黒田バズーガが日銀政策委員たちの「脳内」を吹き飛ばして進む日本の金融政策、市場原理主義アホダラ教がもたらす迷走が金融市場機能不全と日本沈没をもたらす いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-8a9e.html

 

(少し前にお送りした標記メールに少し加筆しました)

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4.「異次元緩和」は景気や物価の回復には役に立たないどころか、次のような弊害が生れていて日本経済にとってはマズい政策となっている。

 

(2)短期国債(ゼロリスク短期金利)から超長期国債(ゼロリスク超長期金利)までがゼロ金利ないしはマイナス金利となったことは、(公的・私的)年金基金をはじめ、金利収入により事業を成り立たせている様々な基金や財団などの機能をマヒさせ、よりリスクの高い運用手段へと押しやる結果を招いている。さすがにこれは大問題ということで、昨年日銀政策委員会が「異次元緩和」の現状の弊害を少し認めて、10年国債の長期金利をマイナスから概ねゼロ金利へ、さらに期間の長い超長期国債の超長期金利についてはプラス金利とするよう政策修正を行っている(日銀政策の「量から金利へ」の変更として報道された)。しかし、この程度の修正ではほとんど意味がなく、金利水準をもう少し上方にシフトさせ「異次元緩和」から徐々に脱出していく方策が検討されてしかるべきである。

 

(関連)日銀緩和、量から金利へ 長期金利0%に誘導(日経2017.9.21)  

 https://www.nikkei.com/article/DGXLASGC21H07_R20C16A9MM0000/

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4.(12.10)シンポジウム:非軍事で平和を築くには―市民、科学技術者の役割と行動についてー

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1507591917739staff01

 

5.「オルタナティブな日本を目指して」(新ちょぼゼミ)

(1)(12.14)「オルタナティブな日本を目指して」学習会(第6回目)「広告代理店・電通とオリンピック、そして憲法改正国民投票」(本間龍さん)JR水道橋(新ちょぼゼミ)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1507798317804staff01

 

(2)(2018.1.29)「オルタナティブな日本を目指して:第7回目」(新ちょぼゼミ):「公正な税制実現とタックスヘイブン:パラダイス文書の衝撃」(講師:合田寛氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/7-e94f.html

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1512312455210staff01

 

6.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)典型的な御用放送だった「NHK・BS1スペシャル:原発事故7年目 甲状腺検査はいま」=既に論破されてしまった似非科学やインチキ手法で福島原発事故の放射能による子ども甲状腺ガンを否定する「放射線ムラ」の広報そのもの いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-33cb.html

 

(関連)NHK・BS1スペシャル:原発事故7年目 甲状腺検査はいま - video - Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x6ana8r

 

(2)(報告)(12.1)院内集会&政府交渉:原発事故被害の今とこれから、求められる「国」の関与とは(当日録画+資料)+ 神戸製鋼所グループのデーター改ざん問題 続報 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-227e.html

 

7.(新刊書)ニッポン不公正社会-斎藤貴男/著 林信吾/著(平凡社新書)

 http://urx.red/HlSq

 

8.(12.5)日米原子力協定とプルトニウム問題にかんする訪米団院内報告会 原子力資料情報室(CNIC

 http://www.cnic.jp/7772

 

9.ブラック企業関連イベント2017

(1)ブラック企業大賞2017 プレイベント – LOFT PROJECT SCHEDULE

 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/76202?platform=hootsuite

(2)ブラック企業大賞 第6回 ブラック企業大賞2017授賞式&シンポジウム

 http://blackcorpaward.blogspot.jp/2017/11/6-2017.html?spref=tw

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昨今、新聞紙面が政治家のことで汚れまくっています。いい加減にしろよ、という話ですが、しかし、よく考えてみれば、そんな政治家を選挙で選んで(投票にも行かずに)いるのは有権者・国民です。つまり、差別ヤジや問題発言や政治資金がどうのこうので新聞紙面が汚れる「素」をつくっているのは有権者だということです。まじめに投票しろ! ですよ、まったく。ともかく、ゴロツキ・タカリの自民党、仏罰信者の公明党、チンピラ似非右翼の大阪維新、軟弱タコの「希望という名の絶望の党」のそれぞれロクでもないものなんぞに投票するのはやめよ、ということです。

 

(関連)東京都議会やじ問題 - Wikipedia

 http://urx.red/Hm1j

(関連)立憲・長妻氏「国民運動で企業献金禁止を」:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKD27JMBKD2UTFK00F.html

 

●政治資金規正法の抜本改正が必要ですし、権力を持たぬ一般人に対しては冤罪ばかりを生み出す一方で、支配政党政治家・霞が関幹部官僚たちの「巨悪」に対しては機能しない検察(起訴権限を事実上独占)をなんとかしないといけません(さしあたり検察審査会の機能強化(過半数賛成で起訴へ、審査内容の公開他)と裁判所の全面公開、最高裁判事の国民審査の活性化・有効化などが重要)。また、政治資金規正法改正の柱は次のようなことではないかと思います。

 

(1)贈収賄罪やあっせん利得罪の構成要件を幅広く認め厳しく取り締まれるような法令と体制をつくる(「甘利にひどい甘利」他)

(2)政治資金収支報告書の記載漏れ・虚偽記載や規正法違反の寄付受取(例:補助金交付会社からの献金の受け取り)については、それの3倍の金額を罰金として国庫納付させる

(3)政党支部などへの「ひも付き寄付」の禁止

(4)政党交付金を廃止し、政治家交付金に転換、その上で、その資金使途を厳格化する(違反したら上記(2))

(5)領収書その他、政治資金に関する一切の情報公開をネット上で行う

(6)選挙の公営化をさらに進め、選挙供託金の廃止他、立候補者に過度の資金負担がかからないようにする(法制化)

(7)企業及び団体献金の禁止

(8)政治資金オンブズマンの設置

 

(下記は、記事の見出しだけでもざっとご覧ください。ひどいものです。有権者・国民の責任重大です:田中一郎)

 

 <別添PDFファイル>

(1)NPO園田氏を告発へ、政治資金報告書「200万円記載せず」(東京 2017.12.1 夕刊他)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017120102000244.html

(2)医療費 政界へ8億円、日医連最多49億円提供(東京 2017.12.1

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201712/CK2017120102000113.html

(3)遠藤元五輪相、岡田元外相らの団体、補助金受給企業から献金(毎日 2017.12.2 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20171202/dde/041/010/019000c

(4)閣僚パーティー収入 昨年7億円、購入者 94%不記載、収支報告書(朝日 2017.12.2)

 http://www.asahi.com/articles/ASKD13F56KD1UTIL00Q.html

(5)葛飾区議がヘイトツイート(東京 2017.12.2

 https://twitter.com/i/web/status/936930158778376197

(6)岸和田市長、自民関係者に200万円、収支報告「記載忘れた」(東京 2017.11.28

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017112702000230.html

(7)私学側の献金、与党9割(朝日 2017.12.3

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13256932.html?ref=nmail_20171203mo

(8)神谷衆院議員が市議に現金、昔ながらの金権選挙、大阪でなぜ(東京 2017.12.1

 http://www.asahi.com/articles/ASKCZ2H9VKCZPTIL002.html

(9)大阪市長表明、サンフランシスコ姉妹都市解消、草の根60年 水の泡に、異論噴出(東京 2017.11.29

 http://specificasia.blog.jp/archives/1068665888.html

10)魔の二階生、金銭バラまき、公選法違反疑惑(日刊ゲンダイ 2017.11.28

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218388

 

 <関連サイト>

(1)がん患者たばこヤジ:大西議員、謝罪するも発言撤回せず - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170523/k00/00m/040/046000c

(2)下村元文科相へ塾や予備校から献金:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/ASKCY77M0KCYUTIL06M.html

(3)岸和田市長は200万円大阪自民で怪しいカネの動き常態化 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218386

(4)岸和田市長選の200万円 神谷議員に裏金として渡っていた 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218440

(5)献金、消えぬ「違法」疑い 規正法「寄付制限の例外」あいまい:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13253375.html?ref=nmail_20171201mo

(6)自民党:大野参院議員が報告書訂正 政治資金でカラオケ - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171202/k00/00m/010/156000c?fm=mnm

(7)自民党有力議員の後援会長に「2000万円むしりとり」疑惑 (現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171130-00053657-gendaibiz-pol

(8)室井佑月「誰のご意向?」〈週刊朝日〉 (AERA dot. - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00000012-sasahi-pol

(9)社説:大阪とサンフランシスコ 自治体断交は行き過ぎだ - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171203/ddm/005/070/159000c?fm=mnm

10)車修理に100万円、携帯レンタル952万円政治資金、これって公私混同?産経ニュース

 http://www.sankei.com/affairs/news/171203/afr1712030025-n1.html

11)政治資金:自民「1強」 5年連続増、企業献金23億円 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171201/k00/00m/010/066000c?fm=mnm

12)維新・足立氏が謝罪 衆院文科委「犯罪者」発言 - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-623160.html

13)維新:足立議員、ツイッターに「朝日新聞、死ね」と投稿 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171114/k00/00m/040/057000c?fm=mnm

14)日本維新:足立議員また朝日新聞批判 衆院憲法審査会で - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00e/010/295000c?fm=mnm

 

 <「モリ・カケ」関連>

(1)「森友」真相究明、逃げ腰の財務省 不手際認めても栄転幹部は不問 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017120102000129.html

(2)森友売却問題:「口裏合わせ」深まる疑念 二つの録音 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171203/k00/00m/010/096000c

(3)森友疑惑で当時の近畿財務局長を刑事告発、「値引き自体が問題」(『週刊金曜日 2017.12.1』)

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13240647.html

(4)録音内容、政府認める 国有地売却、森友に「1億3千」 価格交渉は否定:朝日新聞デジタル

 http://www.asahi.com/articles/DA3S13248231.html

(5)テレビで森友問題を痛烈批判 福田康夫元首相のアベ嫌い日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218830

(6)森友問題の幕引きを狙う安倍政権、次は「会計検査院」の逆利用か MAG2NEWS

 http://urx.red/HlZE

(7)増税ラッシュの最中…宮沢自民税調会長にも加計献金疑惑 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218685

(8)森友追及で国会答弁 ポスト佐川太田充理財局長は何者? 日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/218586

(9)参院予算委:値引き「業者の話で判断」 財務省局長が答弁 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171201/k00/00m/010/086000c?fm=mnm

10)森友ごみの量、業者聴取で判断 検査院指摘、算定の根拠不十分 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-622531.html

11)大阪府:森友再生同意せず 他法人との公平性を考慮 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20171201/k00/00m/040/136000c?fm=mnm

12)誰も責任を取らない加計学園「4条件」で学生たちを守れるのか! ~ 文科省も口出しできない国家戦略特区の仕組みは「一度やめさせなければいけない」民進党PT・桜井座長 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406332

13)値引き「業者の話で判断」 財務省局長が答弁 - 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-622720.html

14)木村草太の憲法の新手(69)森友学園問題 首相は責任者の処分を タイムス×クロス 木村草太の憲法の新手 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/178612

草々

 

 

『東電福島第一原発3号機・核爆発』検証ノート:(危険極まりない!)3号機爆発の実態解明も原因究明もできていないどころか、原発や核燃料サイクル施設の過酷事故時における様々な爆発防止対策もなされていない

前略,田中一郎です。

 

別添は昨今、他のMLで送られてきた「『東電福島第一原発3号機・核爆発』検証ノート」というレポートです。3号機の爆発は本当に水素爆発なのか、水素爆発なら、何故、1号機の水素爆発とあんなに爆発の仕方が違うのか、また、爆発した後の原子炉や建屋の状況も大きく違うのはなぜか、3号機爆発時に中性子が出ていたというが、それは何故か(水素爆発で中性子が出ることはない)などなど、疑問は尽きないのですが、こうした原発の素人でも疑問に思うことを全部うっちゃったまま、福島第1原発事故の廃炉作業と原発再稼働が進められています。この国は悲惨な結果を招いた福島第1原発の教訓を生かそうという姿勢が希薄であるどころか、原発再稼働や再推進に都合の悪いことをうやむやにしたまま隠してしまえばいいという態度が露骨で、非常に危ういものを感じます。そして、その「事故実態・事故原因探求心」の乏しさは、脱原発を掲げる一部の人たちにも言えるのではないか、そんな懸念も最近は感じるようになりました。以下、簡単にコメントいたします。

 

別添PDFファイルにざっと目を通してみましたが、20ペーシにおよぶ大作ですけれど、中身は「3号機核爆発説の資料集」という感じで、かなり幅広くデータが集められています。これ自体はとても貴重な資料集だと思います。ただ、内容的には私が今まで見てきたいろいろな資料とあまり違いがなく、残念なのは、こうしたかなりの量の資料をご覧になった著者ご自身が、3号機爆発をどういう根拠でどういう風に見ておられるかが詳細に書かれていないのが残念です(文章の大半は資料からの引用です)。

 

参考までに、少し前にいただいた西尾正道元(独)国立病院機構北海道がんセンター院長のレジメの一部を別添PDFファイルに添付しておきます。こちらはA4・1枚のものなので、すぐにご理解いただけると思います。

 

 <別添PDFファイル>

(1)『東電福島第一原発3号機・核爆発』検証ノート(篠原英雄 20171022日)

(上)「f13_kakubakuhatusetu_note_1.pdf」をダウンロード
(中)「f13_kakubakuhatusetu_note_2.pdf」をダウンロード
(下)「f13_kakubakuhatusetu_note_3.pdf」をダウンロード

(2)福島3号機爆発が核爆発である証拠(西尾正道 元(独)国立病院機構北海道がんセンター院長:201397日))

「nisio_kakubakuhatu_evidence.pdf」をダウンロード

 <関連サイト>

(1)3号機燃料取り出し|東京電力

 http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/removal3/index-j.html

(2)福島第一原発の燃料取り出しのゆくえ(前編:使用済み燃料の取り出し)(吉川彰浩) - 個人 - Yahoo!ニュース

 https://news.yahoo.co.jp/byline/yoshikawaakihiro/20170310-00068371/

 

ともあれ上記のように福島第1原発の各号機の使用済み核燃料の撤去が廃炉工程の最優先事項の1つになり、まもなく3号機プールが着手される運びになっているようです。私は、3号機爆発の実態解明や原因究明が進んでもいないし、3号機がそもそもメルトダウンに至ったプロセスも詳細にはよくわからないままでの、こうした廃炉作業の性急な取組は、福島第1原発事故を「津波で電源を失いメルトダウンして水素爆発をした」という、単純極まりない思考停止状態を固定化するものとして、許しがたいものだと考えています。いや、それどころか、そもそもこの性急な廃炉作業の取組こそが、福島第1原発事故の実態解明や原因究明を今後の原発再稼働にとっては邪魔になるものとして退け、それをあいまいなままの状態で蓋をしてしまう、原子力ムラのいつもの邪悪な作為であると考えています。

 

1号機建屋に放射能拡散防止目的の樹脂でできたカバーを取り付けていたのも、その内部で1号機の地震の揺れによる機器類の破損を隠蔽してわからなくしてしまうための秘密裏の証拠隠滅作業が行われていた可能性があります。何故なら、放射能拡散防止をいうのなら、1号機よりも2号機(圧力抑制室下部に穴が開いている可能性があり、そこから大量の放射能が漏れ出ているかもしれない)や3号機(すさまじい爆発で1号機よりも放射能汚染がひどい)の方がより重要であり、少なくとも1号機に建屋カバーを設置するのなら23号機にも設置すべきだからです。ともかく福島第1原発の廃炉作業を担う連中も、監視する連中も、原子力規制委員会・規制庁をはじめ、その全員が原子力ムラの人間達という信じがたい体制で廃炉作業が進められているところが、そもそもの諸悪の根源です。しかも福島第1原発そのものへの自由な取材も、独立系のジャーナリストを含めてシャットアウト状態ですから、かような廃炉は「原子力ムラの新たな陰謀と茶番」と見ておいていいだろうと思います。

 

脱原発を求める市民運動・社会運動は、次の4点を繰り返し繰り返し訴えていく必要があります。3号機爆発は水素爆発だった、福島第1原発は関係者の努力で廃炉が徐々に進んでいる、などという「単純・お人好し」の認識が今のままの状態で広まることに断固として抵抗すべきです。

 

1.3号機爆発の実態解明と原因究明を多くの科学者・技術者をまじえて徹底追及せよ。

 特に1号機と3号機の爆発の違いを明らかにしていただきたい(あわせて4号機が何故爆発し、また火災を起こしたのかも、明らかに。3号機から地下のパイプを通じて水素が4号機にやってきた、などというのは説得力に欠けているし、また、そのようなことが起きうるというのなら、ベント配管を複数の号機で共有するような欠陥構造は他の原発ではどうなっているのか、はっきりさせるべきではないかと思います)。

 

2.福島第1原発の廃炉作業を国内外のジャーナリストや科学者・技術者に公開せよ。妙な隠蔽や工作をやめよ。

 

3.原発の過酷事故時の以下の4つの爆発について、徹底した防止対策がなされないままの再稼働は許されない。

(1)水素爆発(建屋内での爆発と格納容器内での爆発の2つがある)

●建屋内の水素爆発の防止

 福島第1原発1号機の水素爆発で2号機建屋のブローアウトパネルが開いて2号機建屋の水素爆発が免れたことを教訓にし、原発建屋のブローアウトパネルが電力がなくても開けられる(人力その他)ようにしておくことが必要です。要するに建屋の換気について見直す必要があります。

 

●格納容器内の水素爆発の防止

 今現在、次々と再稼働されている加圧水型の格納容器は沸騰水型と比較してズータイが大きいから、水素爆発の心配は原則不要だ、もしもの時には点火プラグ(イグナイター)を格納容器内部に設置して水素を早めに燃やす、なので水素爆発防止のため沸騰水型のように格納容器内に窒素ガスを入れて酸素を追い出すこともしない、などという信じがたい「火遊び」対策で事足れりとしている様子がうかがえます。愚か極まりないどころか危険極まりないのです。格納容器が大きければ、それだけ水素爆発した時の威力も大きいということであり、また、格納容器内で点火プラグで水素を燃やすなどと言うのは、意識的に水素爆発を誘導しているようなものです。そもそも新聞やTVなどのマスごみが、加圧水型の水素爆発防止をはじめとする「原発爆発防止対策」があまりに楽観的で危ういということを報道しようとしていません。今こそ脱原発の市民運動・社会運動が社会に向けて警告を発すべき時です。

 

(2)水蒸気爆発

 摂氏3000度以上の溶融核燃料が突然大量の水に触れたときに大爆発を起こすのが水蒸気爆発です。水蒸気爆発は製鉄業をはじめ、高温の金属を扱う業界では常識中の常識です。しかし、これまた信じがたいことに、福島第1原発事故後、それまで最重要の炉心溶融防止対策と言われてきた緊急炉心冷却装置(ECCS)が実はきちんと機能しないことが福島原発事故で明らかになってしまったため、その原因究明を放棄して、もはや緊急炉心冷却装置(ECCS)に依存せず、炉心溶融が始まったら溶けるに任せておいて、原子炉下部のキャビティに落ちてくるのを待つ、そのあと水で冷やす、などというバカバカしい対策でお茶を濁しているのです。そしてその時、その3000度以上の溶融炉心がキャビティにある水に触れたときにも「水蒸気爆発は起きないだろう・起きる確率は小さい」などとしてOKにしてしまっています。ほんとうに「冗談だろ!」と言いたくなるようなデタラメです。(ほぼ間違いなく炉心溶融時には水蒸気爆発が起き、格納容器は木っ端みじんに吹き飛ばされると私は思います。その時が日本滅亡の日となります。また、緊急炉心冷却装置(ECCS)の欠陥については、原子力ムラはもちろん脱原発の市民運動・社会運動もあまり問題視していない現状が私には歯がゆく感じます 1号機の非常用復水器(IC)を問題視した田中三彦氏や、メルトダウン特集を組んでいたNHK(但し問題あり)くらいか? RCICやHPCIの問題点はどうなっているの?)

 

注:ヨーロッパなどの新型原子炉では、原子炉下部にコアキャッチャーという装置を設けて、炉心溶融後に落下してきた核燃料デブリを冷却する仕組みを取り入れている原子炉もある。しかし、その原子炉は、日本にある古い型の原子炉とはそもそも設計が違うのであって、日本の原子力ムラが自分たちに都合のいいところだけを欧州原子炉の説明から切り取ってきて水蒸気爆発防止対策の手抜きの説明に使うというのは論外だ。違うというのなら、まずは再稼働している・させる全ての原発の原子炉下部にコアキャッチャーを設置せよ(設計上できない)。

 

(3)一酸化炭素爆発

 溶融炉心が格納容器の底を突き抜けて溶けていった場合に、その下にあるコンクリートと「コア・コンクリート反応」を引き起こし、大量の水素と一酸化炭素が発生します。その一酸化炭素が爆発するのです。もちろん水素の方も爆発の可能性があります。原発のズータイがでかいゆえに、出てくる一酸化炭素や水素の量も並みではありません。危険極まりない話ですが、これに対する対策など聞いたことがありません。一酸化炭素発生を防ぐには、コンクリートの原料に石灰岩を使わないことです。

 

(4)(使用済み核燃料)臨界核爆発

 福島第1原発3号機爆発の実態も原因も分からないままで、このまま「なかったこと」「ありえないこと」にされそうです。私は3号機爆発が間違いなく核爆発であったと思っているわけではありません。可能性があるのかないのか、はっきりさせていただきたい、ということです。言い換えれば、3号機爆発がもたらしたすべての結果について、整合性のある合理的な説明をしていただきたい、1号機と3号機の爆発の違いについて、きちんと説明をしていただきたい、と申し上げています。そして、それができるまでは、福島第1原発の廃炉解体も、原発再稼働も許されない、ということです。福島第1原発の性急な廃炉とその非公開の姿勢は、原発事故の実態を覆い隠すための証拠隠滅がその主目的としか考えられません。(もし、3号機爆発が(使用済み核燃料プール内での)核爆発だということになれば、原発や核施設が停止していようがいまいが、それに対する対策・対応が必要となるから重要なのです)

 

(また、今回の福島原発事故で、使用済み核燃料プールが非常に危険で、原子炉以上であることが明らかになりました。原子炉は圧力容器や格納容器があり、また、多重の冷却装置などがついていますが、使用済み核燃料プールは、大量の放射能がむきだしのまま水のプールにつけられているだけです。これに対する安全確保対策は、稼働している・いないに関わらず、全国すべての原発・核燃料施設について、ただちに安全対策が着手されなければならないはずです。しかし、これまた信じがたいことに、(再処理施設の高レベル放射性廃液タンクとともに)ほったらかしのまま、電力会社をはじめとする原子力ムラは原発再稼働に夢中になっているのです。この連中を退治しなければ、私たちは彼らと心中させられるハメに陥るでしょう)

 

4.福島第1原発事故時における爆発に関連した教訓

(1)原発をモニターするTVカメラが設置されていません(福島第1原発事故では4号機の爆発映像がありません)。こういうことではまずいでしょう。何かあったときに、現地・現場の状況が遠隔地(たとえば東京の対策本部)からはわからなくなります。しかし、再稼働し始めている加圧水型原発に関して、このことが話題になったことは一度もないのでは?

 

(2)原発周辺の放射能モニターが過酷事故時には機能しないので記録も残らない。福島第1原発事故の際には、周辺設置モニターの中には停電になったから止まってしまったなどというバカバカしいものも多くありました(意図的にそのように設置されていると考えて総点検が必要、とにかく過酷事故時に動かない放射能モニターなど役に立ちません)。

 

(3)原発過酷事故時のドライベントはもちろん、ウェットベントであっても、大量の放射能が環境に放出されることが今回の福島第1原発事故で明らかになったように思われます。しかし、それに対する対応は、沸騰水型の原子炉にはベントフィルターを装備させる、加圧水型はそれを5年間猶予する、という、お気楽極まりないものです。また、装備されるベントフィルターの性能もどの程度のものなのか、はっきりしません(一説によれば、原発の巨大さに比べて新設フィルターが小さいのであまり役に立たないだろうとも言われています)。

 

(4)格納容器が水素爆発や水蒸気爆発で吹き飛んだ場合の対策・対応や、使用済み核燃料プールが水素爆発や核爆発で吹き飛んだ場合の対策・対応はできているのか? 一時話題となった化学消火器は用意されたのか? 放射能飛散防止対策はどうやるのか? いったい誰が対応するのか? 自衛隊なのか? どうするのだ?

 

ともかく、原発再稼働が福島第1原発事故の教訓を全く無視して進められています。原子力工学的にも「不都合な真実」には目を背けています。このまま行けば、ほぼ間違いなく日本の原発・核燃料施設は過酷事故を引き起こすだろうと思われます。そして恐らくは、福島第1原発事故の時よりもさらにひどい放射能汚染をもたらし、手の付けられないような事態に陥るものと推測されます。日本の滅亡がカウントダウン状態です。一刻も早く、このデタラメな原発再稼働をやめさせ、原子力ムラを解体し、不可逆的な脱原発を実現していきましょう。私たちの生存のために残された時間はもうあまりないのです。

草々

 

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