2020年9月27日 (日)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(116):原子力翼賛社会への道を掃き清める福島県の「原発事故(歪曲)伝承館」オープン、これでは教訓を後世に残せない他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(総選挙急接近)(10.11)第3回意見交換会をやります(明石町区民館3号室):これが当面の最後の会です

 安倍晋三辞任により衆議院総選挙が急接近しています。先週号の『週刊現代』(2020.9.26号)は、来たる11/1を衆議院総選挙日と推定し、その選挙結果を予測しています。それによれば、自民党が全国各地の小選挙区で野党候補をなぎ倒し、なんと単独で2/3超の323議席を超える勢いだと報じられています。ゆゆしき事態となってきています。私が予想し懸念してきたとおりの展開です。そこで再度、今度は衆院選を目前にした10/11(日)に最後の意見交換会を実施したいと思います。当面の意見交換会はこれで最後にしたいと考えています。要領はこれまでと同じですが、下記をご確認いただき、参加ご希望者は私宛ご連絡ください。新型コロナの関係で人数制限は15名程度までとし、6名以上の参加ご希望の方がおられたら実施したいと思います。

 <第3回意見交換会 次第>
日 時:2020年10月11日(日) PM1:00~5:00 終了後の二次会は希望者のみ
場 所:東京都中央区明石町区民館 3号室
 http://chuo7kuminkan.com/about/akashi.html
参加費:特にありませんが、会場費(2500円)とコピー代を参加者で折半(数百円)
テーマ:来たる衆議院選挙へ向けて(どうしたらホンモノの持続可能な政権交代が実現できるのか)

(関連)(別添PDFファイル)菅首相が仕掛ける“野党殲滅”解散…年内なら歴史的勝利か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279014
(関連)即解散ほぼ自民の総意 下村氏 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371706
(関連)支持率上昇で浮かぶ自民「解散」主戦論の皮算用「仕事師内閣なんか関係ない」 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20200922/k00/00m/010/168000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20200923
(関連)追跡:早期解散論、悩む首相 「コロナ最優先」崩さず - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200923/ddm/002/010/089000c
(関連)衆院解散「早ければ11月」立憲・岡田元外相(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0c5a5fec0976aa0509999f06eb97742c01ec40e6


2.キャンペーン
(1)コロナの危険の中で学ぶ子どもたちに、少人数学級と豊かな学校生活を保障してください。 · Change.org
 https://cutt.ly/pfCcP5R

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 政治が動き出しています。 · Change.org
 https://cutt.ly/LfCcFsS

(2)厚生労働大臣- コロナ禍で全国の小児科が経営難のピンチ!未来の子どもたちのために、小児科への財政支援を求めます! · Change.org
 https://cutt.ly/6fCcLDG

(関連)キャンペーンについてのお知らせ · 【関連報道紹介】日本小児科医会が緊急メッセージ! · Change.org
 https://cutt.ly/mfCcViI


3.福島第一原発事故関連裁判
(1)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 第27回 子ども脱被ばく裁判 記者会見および報告集会動画
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2020/08/27.html

(2)20ミリ基準の違法性を争う裁判が結審~南相馬市 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2516


4.(別添PDFファイル)(決定版)黒い雨判決控訴抗議声明呼びかけ
https://drive.google.com/file/d/1jCpTJ1e58XCdqJSGhzii9V4feTKq1mMH/view
ダウンロード - efbc88e6b1bae5ae9ae78988efbc89e9bb92e38184e99ba8e588a4e6b1bae68ea7e8a8b4e68a97e8adb0e5a3b0e6988ee591bce381b3e3818be38191.pdf

(関連)ひだんれん- 「黒い雨」広島地裁判決控訴に抗議し取り下げを求める共同声明に団体賛同をお願いいたします。
 http://hidanren.blogspot.com/2020/09/blog-post_21.html
(関連)(別添PDFファイル)「黒い雨」の科学と政治(青野由利 毎日 2020.8.15)
 https://mainichi.jp/articles/20200815/ddm/002/070/065000c

(1)「黒い雨」国と県・市控訴 援護区域拡大、検討 厚労相表明(毎日 2020.8.13)
 https://mainichi.jp/articles/20200813/ddm/001/040/119000c
(2)「黒い雨」訴訟、国側が控訴 救済範囲の再検証、厚労相が表明 「対象拡大も視野」(朝日 2020.8.13)
 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200813000288.html
(3)「黒い雨」訴訟 広島市と県が控訴 原告「逃げの姿勢で許せず」注目の発言集-NHK政治マガジン
 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/43302.html
(4)国など控訴、「思い踏みにじる」 黒い雨訴訟、原告らが会見 - 琉球新報
 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1172872.html
(5)官邸「控訴断念の選択ない」実質的救済も先行き不透明 [核といのちを考える]朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN8D6RDRN8DPTIL02H.html?ref=mor_mail_topix3_6


5.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線 &(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-2f7d8d.html

(2)菅義偉「スカ」政権(1):内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生へ=選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たち(次期衆院総選挙で自民党議員全員を落選させましょう)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-016edf.html

(3)選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-79ee40.html
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「東京電力福島第一原発事故などの記録や教訓を後世に伝える福島県のアーカイブ拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」が20日、第一原発が立地する双葉町で開館した」(東京新聞)のだそうです。しかし、新聞記事を読んでみると、とてもきちんとした内容を後世に伝える施設ではなく、また、記事で伝えられている「伝承館」館長や福島県庁の役人の発言を聞いていると、やはりこれまで福島県が原発事故後にやってきたこと=つまり原発事故被害者の救済を最重要の課題にせず、放射線被曝の危険性を軽視・無視して被害者・県民を踏みつけ、国から復興資金という税金が交付されることをいいことに、そのカネでやたらめったらあちこちにハコモノなどを建設するという(*)、まさに反県民的・反国民的な似非復興行為です。この「伝承館」も、どうやらその一つではないかと思われます。

私も大した金額ではないかもしれませんが、復興資金原資として所得税を増税されてきた人間の1人ですし(他方、復興資金原資確保のための法人税増税の方は、減税してから一時的な増税というインチキ手法で始まり、更にアベ政権によって前倒しで早々に取りやめとなっています=要するに有権者・国民がバカにされているのです)、福島第一原発事故の被害者の1人でもあると自覚していますから、こんなものを黙って見過ごすわけにはいきません。以下、報道で知る限りで批判的にご紹介しておきましょう。

(関連)3.11の教訓を後世に 福島・双葉町に伝承館オープン(2020年9月20日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4RgbxXoJBOY

(*)「原発事故(歪曲)伝承館」(双葉町)と似たような施設に、私が知る限りでは「福島県環境創造センター」(三春町・福島市)や環境放射線センター(南相馬市)、「廃炉資料館」(富岡町)や福島県立医大新規建設施設などがあります(下記サイト参照)。「Jビレッジ」や「福島イノベーション・コースト構想」関連施設なども、この類の箱モノと考えていいと思われます。このほかにも、道路建設その他の土建事業や、汚染ゴミや汚染木材を燃やすバイオマス施設やゴミ焼却施設、その他の不要不急のハコモノなどなど、県内を探せば「似非復興」を口実にした「土建と利権と汚染・被ばくゴマカシ」の象徴施設が数多く見つかるのではないかと推測します。何をやっとるのか! ドアホ! ということです。

東日本大震災・原子力災害伝承館 - 福島イノベーション・コースト構想
 https://www.fipo.or.jp/lore

 驚いたことに、この「(歪曲)伝承館」の館長をはじめとする管理責任者あるいは「語り部」など、組織構成やそのメンバー固有名詞についての説明がHPに見当たりません。どうなっているのでしょう? ちなみに「環境創造センター」のHPでは「環境創造センターについて」というサイトに簡単に書かれています。常識的には、どこの公共施設もそうしています。ついでに申し上げておけば、「福島県環境創造センター(三春町)」がその典型ですが、こうした施設の運営を実質的に取り仕切る連中は、原子力ムラ代理店政府から派遣された官僚やムラ関係者など、原子力・核の推進の「先兵」となって動いているロクでもない連中ばかりであることを認識しておく必要があります(福島県出身の人間がもしいたら、その人物は国の原子力ムラの手下・小間使いになっていると思っていて間違いありません=ちなみに内堀雅雄現知事は福島の人間ではなく、原子力ムラ代理店政府から派遣された、原発事故後の「後処理」担当者です。「後処理」とは、原発事故被害者を切り捨て、放射線被曝被害をもみ消す役割です。つまり福島県は最悪の知事を選んでいるということです)。どんな施設なのか、も重要ですが、それがいったい誰がどのように運営しているのかも、極めて重要です。

福島県民のみなさまは、放射線被曝をゴマカシ、似非復興を演出する、かような箱モノに騙されてはならないのです。これ自体が原発加害の証拠物件です。そして、かような施設を乱立させ、「復興五輪」などと実態とかけ離れたニセモノ宣伝をくりかえしながら、放射線被曝による健康への懸念や似非復興の在り方への疑問すら口に出しにくい雰囲気作りがなされていく、この現在の福島県のあり様こそが、私が申し上げてきた「原子力翼賛社会」に他ならないのです。アメリカとの戦争に反対すれば非国民と言われた、あの戦前の大日本帝国と同じ社会状況が、嘆かわしくも福島県に生まれてきているのです。こんなものは勇気をもって叩き潰しましょう。被害を受けたからこそ、被害を受け続けているからこそ、当事者として声を挙げていく、この当事者の声こそが、どんな学者の発言よりも、どんな政治家や官僚の屁理屈よりも、社会的な力があるのです。原発事故など二度とご免だ、東京電力や国や原子力ムラ・放射線ムラのおかげでひどい目にあった、責任者に責任を取らせろ、そして早く故郷を返してくれ、原発事故前の生活や仕事や教育を返してくれ、受けた損害をきちんと賠償・補償してくれ、こんなことは二度と繰り返されてはならない、「原発事故伝承館」はそのためにこそある、という、そのまったくもってまともで正しい当事者の方々の発言が今こそ強く求められているのです。

(関連)福島県環境創造センター(三春町)
 https://www.fukushima-kankyosozo.jp/
(関連)環境放射線センター(南相馬市)- 福島県ホームページ
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/298/minamisouma.html
(関連)東京電力廃炉資料館|廃炉資料館|東京電力ホールディングス株式会社
 https://www.tepco.co.jp/fukushima_hq/decommissioning_ac/


●(別添PDFファイル)福島県の原発事故伝承館オープン 教訓後世に(東京 2020.9.21)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/56694

(一部抜粋)
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(中略)開館に先立ち、高村昇館長は「未曽有の原子力災害から福島がどのように復興してきたか知ってほしい」とあいさつ。

(中略)福島県生涯学習課の渡辺賢一課長は「記録に忠実な展示を心掛けた。失敗の洗い出しが主眼ではない」と説明。
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 (田中一郎コメント)
 福島県の関係者ないしは職員と思われる上記2人の発言が、この「(歪曲)伝承館」の正体をいみじくもよく現わしている。まずは館長の高村昇、ひょっとしてこの人物は、あの放射線被曝のゴマカシを続けている放射線ムラ人脈につながる(重松逸三(故人)長瀧重信(故人)山下俊一高村昇:4代目)長崎大学の教授ではないのか? もしそうだとしたらとんでもない話である(同姓同名か?)。その人物が「伝承」するのは「福島がどのように復興してきたか」であるという。何言ってんだ、という話だ。多くの有識者や被害を受けた福島県の住民がおっしゃるように、最も肝心なことは、何故事故が起きたのか、であり、また、何故多くの人々が不幸のどん底に陥れられ、それが今もってリカバリーされていないのか、である。被害者そっちのけの「似非復興」を宣伝するためだけの「伝承館」は、「伝承館」ではなく、「原発事故隠しのインチキやかた」にすぎない。

(参考)高村昇 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%91%E6%98%87

他方の2人目の課長、このくだらないハコモノを造らせた福島県庁のこの人物の発言で感じるのは、あいかわらずの腐り様で、上手になったのは、その場しのぎの言い逃れの屁理屈だ、ということぐらいである。誰も「失敗の洗い出しが主眼」にしろとも言っていないし、何故そうしないのか、とも聞いてはいない。しかし、どのような失敗であったのか、どうして失敗したのか、そして、失敗の後にどう対処したのかなど、福島第一原発事故を総合的に伝えていかなければ、およそ「事故の伝承」にはならないだろうということだ。屁理屈こねて逃げんじゃねえぞ、この木っ端役人よ、と言いたくもなる。

下記に東京新聞記事の一部を切り抜いておく。既に福島在住で原発事故被害にあわれた3人の方(今野寿美雄さん、後藤忍さん、大沼勇治さん)が、この「伝承館」のあり様に大きく深い疑問を表明されている。全くその通りだ。この「原発事故隠しのインチキやかた」は、再度展示コンセプトを転換し、展示館の管理を原子力ムラや放射線ムラや、その手下の福島県庁や御用人間たちの手から奪い取り、早急に改装しなければならないし、それまでは、小中学生など、子どもたちの訪問は回避するよう、関係する大人たちは十分な留意が必要である(そもそもこの「やかた」が立地する場所が深刻な放射能汚染地帯(双葉町)であり、かようなところに人は近づいてはならないし、放射線被曝に非常に敏感で弱い体の子どもたちには絶対に行かせてはならない施設である。

(一部抜粋)
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(中略)二十日開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」は、東京電力福島第一原発事故後の対応や復興の歩みに重点を置く展示内容となった。一部の専門家は「事故への反省の視点がなく、教訓がどこにあるか見えづらい」と指摘。伝承館がうたう「教訓の継承」に疑問を投げ掛ける。

「なぜ原発事故が起きたのか、肝心なことを伝えていない」。一時、全町避難となった浪江町から福島市に避難する今野寿美雄さん(五六)は伝承館を観覧後、憤った。館内は、事故発生から復興までを時系列でたどる構成。だが、事故前に盛んにPRされた「安全神話」や、国と電力会社の責任についての言及は、ほぼない。

旧ソ連で一九八六年に起きたチェルノブイリ原発事故を伝えるウクライナ国立の博物館を研究する福島大の後藤忍准教授(環境計画)は「失敗の検証や反省なき教訓はあり得ない」と警鐘を鳴らす。同博物館の日本語音声ガイドに出てくる約一万四千語を後藤氏が解析すると、最もよく使われたのが「放射線」だった。同じ文脈で「事故」「汚染」「死亡」といったネガティブな印象の言葉が使われ、事故や放射線被害の深刻さを際立たせている。

情報の隠藤や対応が遅れた旧ソ連政府の責任も追及しており「原発事故を二度と繰り返してはならない」という強いメッセージが読み取れるという。後藤氏は「伝承館は復興を強調するあまり、第一原発事故の悲劇的な側面を伝えきれていないのでは」と危ぶむ。

第一原発がある双葉町に約四半世紀掲げられた看板「原子力 明るい未来の エネルギー」の標語を同町の小学生時代に考案した大沼勇治さん(四四)=茨城県古河市=は「実物を展示してほしかった」と落胆した。事故後に安全神話への皮肉として注目された看板を、大沼さんは「負の遺産」として伝承館に置くよう要求。ただ、館内に設置されたのは看板を写したパネルだけだった。「写真では心に残らない。原発がもたらす明るい未来を信じだのに、古里を奪われた事実を伝えて」(大沼さん)

(以下、省略)
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 (田中一郎コメント)
 「原発事故伝承館」というのなら、少なくとも次の4つが「総合的」に、展示館を訪れた人が容易に理解できるようになっていなければならない。しかし、この「原発事故(歪曲)伝承館」は、こうしたこととは真逆のウソ偽りを後世に残し、これからも原発推進への益々の邁進と、それに伴う様々な害悪、中でも放射線被曝の危険性を覆い隠す「加害の追撃」を「ソフトムード」の中で欺瞞的に行う施設となってしまっている。かようなものは、日本で初めて原発事故の深刻な被害に見舞われた福島県にとっては、最も不適切で不要な施設に他ならない。

(1)原発過酷事故がいかに悲惨な結果を生み、しかもそれが超長期間、深刻な放射能汚染のゆえに回復不可能であること(だから、そのような事故をもたらす原発は、もう必要がないこと、原発などなくても電気は足りている)

(2)何故、福島第一原発事故が起きたのか、当事者の東京電力、規制管理監督者で推進組織だった事故責任者たる国や経済産業省・原子力安全保安院、そして欠陥原発を製造した原発メーカー(ゼネコンを含む)や、こうしたことを屁理屈で合理化してきた御用学者たちに焦点を当てて、しっかりと事実の展示を行うこと。また、その場合に、地元自治体として、福島県・市町村にも反省する点はなかったのか、しっかりと検証されなければならない。(例:事故当時、原発は爆発などしない、と断言していた原子力安全委員長の斑目(でたらめ)春樹が、1号機の水素爆発を目の当たりにして「あわわわわ・・・」とその場にへたり込んでしまったことなど)

(3)原発過酷事故が起きた時の東京電力や国・福島県の対応にどのような問題があったのか。また、その結果、どのようなことが起きたのか。福島県民をはじめ隣接する他の都県が原発事故の最中に「ないがしろ」にされていた実態も展示する必要がある。

(4)原発が一応の「落着き」を取り戻して以降、今日に至るまでの「復興」なるものが、いかに歪んだものであり、多くの事故被害者が故郷を追われる中で経済的にも追い詰められ、にもかかわらず、国や東京電力が賠償・補償もきちんとしなければ、当然なされてしかるべき支援さえも打ち切ってしまうという理不尽、そしてその理不尽の「手先」となって動いてきた内堀雅雄知事以下の福島県庁の「反県民的性格」もまた、しっかりと反省と批判のテーブルの乗せなければいけないはずである。

(関連)DAYS JAPAN (デイズ ジャパン) 増刊 検証原発事故報道-あの時伝えられたこと- 2012年 04月号 [雑誌]
 https://cutt.ly/PfM7wSR


●(別添PDFファイル)語れない「語り部」特定団体の批判含めぬよう求める手引 福島双葉、震災・原発事故「伝承館」(朝日 2020.9.23)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14631963.html
 https://www.asahi.com/articles/ASN9Q63FQN9CUGTB00H.html?ref=mor_mail_topix3_6

(一部抜粋)
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震災や原発事故の教訓を伝える目的で福島県双葉町に20日に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」が、館内で活動する語り部が話す内容について「特定の団体」の批判などをしないよう求めていることが関係者への取材でわかった。県などによると、国や東京電力も対象だといい、語り部から戸惑いの声があがっている。

(中略)「特定の団体、個人または他施設への批判・誹藷中傷等」を「口演内容に含めないようお願いします」と記載。来館者との質疑応答の際には「口演者が回答することが適当ではない質問はスタッフがフォロー」などとしている。

複数の語り部によると、研修会で「東電の責任をどう思うか質問されたらどうすればいいのか」との質問が出た際、伝承館の職員は「職員が代わりに答える」と回答を控えるよう求めたという。また、口演内容は事前に原稿にまとめ、伝承館が確認、添削。特定の団体を批判した場合などは口演を中止して、語り部の登録から外すこともあるという趣旨の説明もあったという。マニュアルには、提出済みの原稿内容を修正する時のほか、報道関係者らから取材要請があった時に伝承館側へ連絡や相談をすることも書かれている。

(中略)県から出向している伝承館の橘内隆企画事業部長は「国や東電、県など第三者の批判を公的な施設で行うことはふさわしくないと考えている」と述べた。
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(「語り部」は地元福島県の方々がおやりになるでしょう。その方々に対して、この「伝承館」は言論統制をかけている。加害者・東京電力や事故責任者・国に対する批判がましい説明はまかりならぬ、やったらクビだ、と脅しまでかけている。信じがたい話である。この態度が改まるまでは、かようなところで「語り部」などするわけにはいかない。原子力ムラ・放射線ムラや、その手下となった福島県庁の「猿回しのサル」にさせられることになる。原子力翼賛施設の片棒をかつぐわけにはいかない。:田中一郎)


●菅首相がきょう訪問する福島の「原子力災害伝承館」で、被災者の“語り部”が国や東京電力の批判をしないよう口封じ|LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/xfM131V

(一部抜粋)
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(中略)政府の姿勢は「被災地軽視」にとどまらない。というのも、本日、菅首相が訪問する予定の「東日本大震災・原子力災害伝承館」(以下、「伝承館」)をめぐっては、被災者である「語り部」の話す内容に対し、国や東京電力の批判をおこなわないよう求めていることが発覚したからだ。

(中略)無論、「伝承」を謳う施設でこのような言論封殺は許されるものではない。たとえば、熊本県にある水俣市立水俣病資料館では、語り部に原因企業であるチッソの批判を禁止するようなことはなく、〈一部の語り部はチッソを名指し、「水俣病の原因と知りながら有機水銀を流した。水俣病問題でなく事件だ」と批判することもある〉(朝日新聞23日付)という。

しかも、福島第一原発事故は、国会の事故調査委員会も「事故は自然災害ではなく明らかに人災」と結論づけているものだ。国も東電も地震や津波に対する十分な安全対策を怠り、さらには事故後の対応でも東電はメルトダウンの事実を隠蔽するなど杜撰極まりないものだった。こうした実態を語ることさえ許さず、何を「教訓」にしようというのだろう。

(中略)そして、問題なのは誰が批判封じをしようとしているか、ということだろう。「語り部」のひとりは「(事業費を全額負担する)国への忖度があるんだろう」と朝日新聞の取材に語っているが、実際、「伝承館」の建設費や収集費など計53億円はすべて国が負担。管理・運営をおこなう「公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構」には国の職員も出向している。

昨年、福島原発事故で対応拠点となるはずだったが役に立たなかった福島県大熊町の「原子力災害センター」(オフサイトセンター)が解体され、事故当時の備品の展示が2020年に開館予定だった「伝承館」に引き継がれることになった際も、「展示を決める主体によって中身が左右されやすい」「原発事故が起きた原因や責任の所在を伝えなければならないが、その点をきちんと伝えられるか」といった懸念が指摘されていた。(東京新聞2019年9月22日)
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(双葉町に約四半世紀掲げられた看板「原子力 明るい未来の エネルギー」を取り外して隠し、役に立たなかった福島県大熊町の「原子力災害センター」(オフサイトセンター)は解体と、肝心な生々しい事故の「教訓」を伝える遺物を「見えない化」する一方で、インチキ伝承と復興讃美歌で福島第一原発事故後の福島を飾り立てる。ウソ偽りを伝承して「原発推進よ永遠に」「放射能 みんなで浴びれば こわくない」の原子力翼賛社会を築く、そんな「悪意の似非復興」が、伝承館の周りで繁殖し始めている。:田中一郎)

(関連)原発事故の対策拠点、解体へ「教訓が消える」と懸念も [東日本大震災8年]:朝日新聞デジタル
 https://cutt.ly/mfM7iBm

(関連)原発事故、避難させた先は……伝えられなかった放射能の汚染予測、「『殺人罪』ではないか」亡き町長の怒り(withnews) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e5fe00a52b6f1577cfdb982093b62d491deed204


●(別添PDFファイル)伝承館に残る故・吉田所長の言葉 そして「双葉病院」(朝日 2020.9.20)
 https://ameblo.jp/yuutunarutouha/entry-12626271998.html

(吉田昌郎所長は、福島第一原発に赴任する前の東京電力本社スタッフ時代に、まさに福島第一原発の地震・津波対策の手抜き管理を推進するキーマンの1人だった。それを不問にしたまま、原発事故時の対応を絶賛して、吉田昌郎所長以下の原発職員を「フクシマ・フィフティ」などと英雄視しているバカどもがいる。以前にも申し上げたように、「命をかける」のなら、原発事故が起きてからではなく、原発事故が起きる前に、その安全対策に「命をかければ」よかったのだ。吉田昌郎所長の言葉は、こうした「歴史的真実」の説明があったうえでの展示とされていなければならない。:田中一郎)


(関連)「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」(伊丹万作):大阪市議会可決で11月に再び住民投票、住民を分断する「大阪都構想」(♪(大阪維新に)だまされたあんたがアホやねん♪)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-648e4c.html

・我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を真剣に反省しなかつたならば、日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。

・「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」(伊丹万作)


原発・被ばく関連の直近情報から

 <別添PDFファイル>
(1)汚染土再利用 国は拡大の一途「覆土なし野菜栽培」今夏(東京 2020.9.23)
(2)福島第一事故、避難者の生活 コロナが圧迫、補助も打ち切り 家賃支払い「苦しい」3割(東京 2020.9.23)
(3)「県外避難者の現状、孤立し離婚や不登校も」(京都 2020.9.23)
(4)「東日本大震災9年半、フクシマはまだ後回し」(京都 2020.9.22)

1.(別添PDFファイル)汚染土再利用 国は拡大の一途「覆土なし野菜栽培」今夏(東京 2020.9.23)
 https://cutt.ly/CfM0kn0

(関連)除染の土 覆土せず野菜栽培をする実証事業へ 福島 飯舘 - 東日本大震災 - NHKニュース
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200807/k10012557651000.html
(関連)「自由に行き来」優先 飯舘村、国に要望 除染なし避難指示解除 周辺は拡大警戒- 毎日新聞
 https://cutt.ly/QfM0Zih

 (田中一郎コメント) 
 飯館村の老人たちは、国や環境省、あるいは福島県とグルになって、何をバカなことをしているのかである。これでは原発事故被害者が、今度は汚染農産物や被ばく農作業を通じて「加害者」になってしまうではないか。いい加減にしろ! 私は、原発事故で深刻な被害を受けられた方々だから、といって、こうした放射線被曝の危険性を無視・軽視したような愚かな行動を見逃すつもりはない。この老人たちも、こうしたことを続けていけば、放射線被曝による健康被害の危険性が高まるが、しかし、多くの老人は高齢であるが故に、それが顕在化するまでにこの世を去る可能性が高い。あとに残されるのは、こうした連中の口車に乗せられて、放射線被曝の危険性を軽く見て軽率な行動をとった若い世代である。特に、何の知識も判断力もない、まだ幼い子どもたちを、こうした愚かなことの道連れにすることは断固として許されない。みなさまにもお願いをしたい。かようなボケ老人たちを、容赦なく厳しくご批判願いたい。但し、上記記事にある一文「具体化の話が進むのは長泥地区のみだ。同地区に関しても、再利用を受け入れないと広く除染を行ってもらえないという理不尽な状況に置かれ、苦渋の選択をしただけだった」にご注目されたい。諸悪の根源は原子力ムラ代理店の国・環境省にある。一刻も早く政権交代を実現させ、国・環境省のこの許しがたい振る舞いを根絶しなければいけない。徹底した批判は、もちろん国・環境省に対してこそ向けられなければならないのだ。

(追)環境省がこうした許しがたい振る舞いができる根拠は、福島第一原発事故後においてさえも、原子力や放射能に関して「放射能汚染防止法」という法律がなく、放射能汚染物を日本国土中にバラ撒いても、それを処罰する根拠法がないからである。これを重々承知の上で、原子力ムラ代理店政府の日本政府やアベ政権・菅義偉スカスカ政権は、こうした新法制定には見向きもしない。そしてそのことは、信じられないかもしれないが、「原発ゼロ法案」を推進している立憲民主党もまた、同様である。彼らに対して、何度も何度も、この「放射能汚染防止法」の制定を働き掛けてきたが、今日においてさえ、きちんとした対応をしている様子はうかがえない(ごまかしている)。彼らの言う「原発ゼロ法案」など、既に実効性が疑わしくなっているということを強調しておきたい。日本の政治家どもは、そのほぼ全員を荒治療で「ブッ叩いて治す」必要がある。

(関連)制定しよう放射能汚染防止法 総理!逃げた後はどうなりますか-山本行雄/著(ブイツーソリューション)
 https://cutt.ly/PfM0RA9

(この本は脱原発・脱被ばくを求める人にとっては必読の書です。法律解説本ですが、誰にでもわかるように平易に書かれています)


2.(別添PDFファイル)福島第一事故、避難者の生活 コロナが圧迫、補助も打ち切り 家賃支払い「苦しい」3割(東京 2020.9.23)
 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n3884daa054ab

(加害者・東京電力や事故責任者・国の人間達の方は、巨額の退職金をもらって関連会社の役職員に天下りし、今日においても悠々自適の生活を送っている。しかも、福島第一原発事故の責任を問われたものは1人もいないという状態だ。当時の原子力安全保安院の幹部たちは、信じがたいことに今度は原子力「寄生」委員会・「寄生」庁に看板を掛け代えて、今でも原発・核燃料サイクル施設の再稼働を推進するために「屁理屈」づくりと「猿芝居」にご執心である。他方で、福島第一原発事故で被害を受け、何もかも奪われた方々が上記東京新聞の記事にあるような状態である。まるであるべき事態と「サカサマ」の状態が現出している。これを転換できないような「政治」は、みな、ニセモノである、と考えて間違いはない。許しがたい21世紀最大の国家犯罪だ。:田中一郎)

(関連)「原発事故も自助か」 帰還困難区域の被災者が菅氏に訴え 福島 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/cfM0LRz
(関連)原発避難者 家賃支払い苦しく 被害者団体調べ コロナ追い打ち(共同通信)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fdd0b2006b555ebfe034f0a227ccf584f13234d5


3.(別添PDFファイル)「県外避難者の現状、孤立し離婚や不登校も」(京都 2020.9.23)
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/183101


4.(別添PDFファイル)「東日本大震災9年半、フクシマはまだ後回し」(京都 2020.9.22)
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/183913


5.放射能が、見えた可視化で分かること|NNNドキュメント|日本テレビ
 https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/18940h0zvzcikdtzrp5q.html

(関連)放射能が、見えた 可視化で分かること - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7w72lb


●20200331『被曝影響をフェイクサイエンスで対応する国家的犯罪(前編)』(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長)
 https://drive.google.com/file/d/14xL6BfPM7cy1X6ChmwkrKKhYDfIHtRZj/view

●FFTV 原発事故:屋内退避では被ばくは防げない! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hR06gx97u0o&feature=youtu.be

●コロナパンデミックと放射能汚染 - Go West, Come West!!! - Go West, Come West!!!
https://www.gowest-comewest.net/2020/07/12/covid19-pandemic-and-radioactive-contamination/


 <関連サイト>
(1)茨城県知事ら懸念表明 福島第1の処理水放出:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090901120&g=pol
(2)県内処分あり得ない「福島の農業が終わる」【風評の現場】(1)(福島民報)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/407f0729b13c5e3ce7e2c241be0f8bf9dadc4c8c
(3)処理水「福島ありき」で決定しないで 福島県町村会復興相に要望(福島民報)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2d00a06440ceb044ba4832e25b6ec82664c2897e
(4)除染なしで避難指示解除 原子力規制委が容認 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/040/144000c
(5)放出基準超えの汚染処理水 東電が再処理試験開始 福島第1原発(毎日新聞)
 https://mainichi.jp/articles/20200915/k00/00m/040/174000c

(6)田村バイオマス訴訟支援の会ニュース第10号-ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
 http://chikurin.org/wp/?p=5880
 http://chikurin.org/wp/wp-content/uploads/2020/09/68c0764c6bb73a808087dabdaab9b954.pdf
(7)栃木県那須野が原公園の放射能測定【美人奥様達が頑張ってくれました】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=pc48sQPP3sw&feature=youtu.be&t=2275
(8)復興拠点外...「除染」必要面積4分の1に 富岡・帰還困難区域(福島民友新聞)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4f659aa5b00f83e988a54c1b273dfc964d0b7b49
(9)福島沿岸部の再生へ移住促進要望 知事、避難解除方針の提示も(共同通信)- Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad92b7733b1b916c1dab26fa9b6599e7667bd55
(10)原発処理水 日本が韓国に反論 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371819

(日本政府が言うような屁理屈で、今度は韓国が日本海に原発の放射能を垂れ流したらどうするのか!? 明日は立場が逆転するかもしれないぞ:田中一郎)
草々

2020年9月26日 (土)

(報告)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


去る2020年9月24日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、内田聖子さんをお招きして、下記「新ちょぼゼミ」を開催いたしました。以下、当日の録画やレジメ、参考資料などをアップして簡単にご報告申し上げます。内田聖子さんにはご多忙のところをおいでいただき、ありがとうございました。当日は「3密」防止のため参加人数をかなり制限させていただきました。そのため、参加ご希望のご連絡をいただいたみなさまに対して、お断りを余儀なくされました。心よりお詫び申し上げます。

ところで、多くの疑問や反対を残したまま国家戦略特区法改正として強引に制定されたスーパーシティ法は、今後はその構想実現に全国各地の自治体が名乗りを上げるかどうか、に焦点が移ります。一方では、ホンモノの政権交代実現により、国家戦略特区法そのものを廃止することで「スーパーシティ構想」を含むロクでもない「1%」のためにつくられたアベ政権の負の遺産法制を一掃するとともに、それまでの間は、いかなる自治体もかような「構想」実現に名乗りを上げないよう、住民・有権者の監視と運動が重要となってきます。また、IT化やAI利用が進み「情報化社会」がバージョンアップする、などという浮かれた表現で言い表される社会現象は今後も拡大深化していきますので、たとえば個人情報保護法を当面はせめてEU並みのレベルにアップして、一刻も早く「個人情報主権」を確立する動きを創るとともに、日本国憲法に定められている「検閲の禁止」など、情報化の対象とされてしまう私たち個々人の基本的人権が最大限、守られるような仕組みを整えておく必要があります。

更には、「マイナンバー制度」などの導入に伴う「成りすまし被害多発社会」を防ぐためにも、個人情報をめぐるさまざまなトラブルから、私たち個人を権利侵害から守り、損害・被害がきちんと補償されるような仕組みづくり(たとえばクレジットカードに見られる損害賠償保険制度と同じような制度を事業者負担で用意させるなど)も重要となってきています(今般は典型的な「成りすまし被害」である「ドコモ口座」事件などキャッシュレスサービスの分野で被害が発生しました)。私はこうした「損害賠償責任の制度」を創設させるという動きが、「マイナンバー制度」や「スーパーシティ構想」に代表される、くだらないITビジネスを消滅させていくだろうとも見ています。何故なら、そうした個人の権利を尊重したきちんとした仕組みを創れば、かようなものは制度や事業としては合理性がなく、実現させることが無意味になり、更にはマイナスにしかならないからです。

また、内田聖子さんが講演の中で詳しくご説明されていますが、この「スーパーシティ構想」が、実は公共サービスや行政の「市場化」=つまりは、空港や上下水道や国有林経営の民営化(コンセッション方式)と同様の、国や自治体の行政の一種の「売り飛ばし」であるという点も重要です。国や自治体の幹部とその利害関係人が団子状態となって「利権の塊」のようなものを創り、公共サービスを自分たちの金儲けの手段に切り替えていく、そして不幸にも事業に失敗をした場合には、事業者を含む推進当事者が、一切の責任と賠償負担を追わなくてもいいように、リスクなしの利益だけ独占、の仕組みづくりでもあるという点に十分な注意が必要です。有権者はそろそろ、こうしたバカバカしい、人を平気で騙すような、くだらない構想の正体に気が付かなくてはいけません。

「スーパーシティ構想」や「マイナンバー制度」を強引に推し進める現在の自公政権=反国民的政権は、こうしたものを、自分たちの背後にいるITゼネコンや経営コンサルタント会社など、一部の事業者や特権的個人の利益を最大限に実現させることを主眼にしてことを進めており、私たち一般の有権者・個人は、彼らにとっては、その「餌食」「彼らの金儲けの素材」「従順なる家畜の群れ」にすぎません。大したこともないことをマスごみと一緒になって美辞麗句・大言壮語で飾り立て、単細胞で物事をよく考えようとしないオバカな人たちをおだてて雰囲気づくりを行い、事業に伴う利益はすべて事業者のものに、他方で事業に伴う様々なトラブルはすべて当事者の自己責任で、という、まさに現在進行している得手勝手なふざけた事業文化・行政カルチャーが「当たり前」のルールとして固められようとしています。私たちはこれを何としても食い止めて、近未来の社会において、ITやAIを含む「新技術」を私たちのためのものへと社会的に組み替えていかなければいけないのです。「闘い」は始まったばかりです。これからもITやAIなどの新技術をめぐる問題は次から次へと出てきます。正気を維持している私たちが力を合わせて、この歴史的反動とも言える「ITの私物化」「個人情報「食いモノ」化」を退けていきましょう。今回の勉強会が、その一助となれば幸いと考えています。


●(イベント情報)(予約必要)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-11f035.html

政府によれば「スーパーシティ構想」とは「AI及びビッグデータを活用し、社会の在り方を根本から変えるような都市設計の動きが国際的に急速に進展していることに鑑み、 暮らしやすさにおいても、ビジネスのしやすさにおいても世界最先端を行くまちづくりであって、第四次産業革命を先行的に体現する最先端都市」とされています。そしてこれが「国家戦略特区」の枠組みの中で推進されることになっています。しかし「国家戦略特区」制度自体が問題であることに加え、この構想の中身は、先進的な技術の活用によって「便利で快適になる」などとは言っておれない様々な問題が伏せられたままになっています。その底流に流れているのは、企業の利益や行政の都合、ないしはよろしからぬ意図を優先させ、個人情報保護などの基本的人権や民主的な慎重な手続き、あるいは地方自治をないがしろにしながら、私たちの生活や生存、あるいは地域社会の在り方を脅かす市場原理主義(新自由主義)の考え方です。今回はこの問題に詳しい内田聖子さんにおいでいただき、「スーパーシティ構想」について詳しくお話をお聞きします(最初の1時間弱は主催者側から事務連絡その他のプレゼンを行います)。

講 師:内田聖子さん(うちだ しょうこ)さん 
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表
慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアなどの市民社会とともに活動。共著に、『徹底解剖国家戦略特区―私たちの暮らしはどうなる?』(2014年、コモンズ)など。


(当日録画)20200924 UPLAN 内田聖子「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=XclR1r4JaRc
 https://www.youtube.com/watch?v=XclR1r4JaRc

 <当日のレジメ:(別添PDFファイル)>
(レジメ)「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん)(2020年9月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e3808ce382b9e383bce38391e383bce382b7e38386e382a3e6a78be683b3e381aee58db1e999bae680a7e3808defbc88e58685e794b0e88196e5ad90efbc89efbc882020e5b9b49e69c8824e697a5efbc89.pdf


(内田聖子さんの最初の方の発言に「竹中平蔵がベーシックインカムを提案して注目されている」というのがあります。この問題については別途メールをお送りしたいと考えています。ベーシックインカムとは、この前も申し上げましたが、竹中平蔵もこよなく愛する究極の市場原理主義アホダラ教政策です。そして昨今では、この私の批判に対して、ベーシックインカムならぬ、ベーシックサービス、などという言葉が現れてきています(井出英策、枝野幸男他)。それについても併せてコメントいたします)


 <内田聖子さんのご著書>
(1)日本の水道をどうする!? 民営化か公共の再生か-内田聖子/編著(コモンズ)
 http://u0u1.net/XSqf
(2)自由貿易は私たちを幸せにするのか?-上村雄彦、首藤信彦、内田聖子他著(コモンズ)
 http://u0u1.net/vQHr

 <関連情報:別添PDFファイル>
(1)スーパーシティ構想と国家戦略特区:自治の極北(イントロ部分)(内田聖子『世界 2020.6』)
ダウンロード - e382b9e383bce38391e383bce382b7e38386e382a3e6a78be683b3e381a8e59bbde5aeb6e688a6e795a5e789b9e58cbaefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e58685e794b0e88196e5ad90e3808ee4b896e7958c202020.6e3808fefbc89.pdf
(2)AI活用、先端都市構想実現へ「スーパーシティ法」が成立(東京 2020.5.28)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/31638
(3)スマートシティの国際規格、政府、中国提案に危機感(日経 2020.8.5)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62273810U0A800C2EE8000/
(4)「スマート自治体」構想と公務労働(イントロ部分)(黒田兼一『経済 2020.3』)
ダウンロード - e3808ce382b9e3839ee383bce38388e887aae6b2bbe4bd93e3808de6a78be683b3e381a8e585ace58b99e58ab4e5838defbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e9bb92e794b0e585bce4b880e3808ee7b58ce6b888202020.3e3808fefbc89.pdf
(5)スーパーシティ法成立、未来都市目指す先は、超監視社会到来の恐れ(東京 2020.6.9)
 https://www.chunichi.co.jp/article/70505


*キャンペーン · 拙速に成立した、私達の尊厳を奪う「スーパーシティ法」の廃止を求めます #スーパーシティ法の廃止を求めます · Change.org
 https://cutt.ly/3pX693E

*【漏れてます? あなたの個人情報 スーパーシティ法案 後編】 #国会 #プライバシー #ビッグデータ #超監視超管理社会を拒否します【れいわ新選組代表 山本太郎】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qJe_OsBiTz4


 <関連サイト>
(1)「スーパーシティ」構想と国家戦略特区 内田聖子 自治体問題研究所(自治体研究社)
 https://www.jichiken.jp/article/0130/
(2)日本は超監視社会への途を歩むのか。成立したスーパーシティ法案の問題点と法成立後の課題。(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/deeb88760a98c503e8ba700735b8c29577d2c69b?page=1
(3)貧乏人を排除する「スーパーシティ構想」のヤバさに気付かない日本人の脳天気さ ごく一部の金持ちが街を作り変える - PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/38161
(4)スーパーシティ法の廃止求めるオンライン署名開始 個人情報の一括管理危惧 | 週刊金曜日オンライン
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/07/07/antena-748/
(5)スーパーシティ法成立 スーパーシティ法とは - 働き方改革関連法ノート
 https://blog.goo.ne.jp/roudousoudan/e/161c085337156731eac53be6ec6e9020 
(6)日本は超監視社会への途を歩むのか。成立したスーパーシティ法案の問題点と法成立後の課題。 - ハーバー・ビジネス・オンライン
 https://hbol.jp/220057
(7)スーパーシティ構想の先進モデル カナダ・トロントの事業からグーグルが撤退 - 長周新聞
 https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/17263


(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々 

2020年9月25日 (金)

(報告)(9.24)「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」:田中一郎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


さる2020年9月24日、水道橋のたんぽぽ舎におきまして、標記「新しい民主主義の実現」(その1)(「新ちょぼゼミ」)を開催し、私から1時間弱のプレゼンをさせていただきました。以下、当日の資料や録画を添付して簡単にご報告申し上げます。今回は、これからの日本における「新しい民主主義」の在り方を考えるにあたり、現状の政治・経済・社会状況についての私の認識について、若干の概念説明も含めて、前座的にお話させていただきました。時間の問題もあって、この日は本論に入れずに終わってしまいましたので、次回10月15日の「新ちょぼゼミ」の際に、この続編のお話をしたいと考えております。みなさまには、またご来場いただきますことを心よりお願い申し上げます。


(なお、近々実施の可能性が高まっております次期衆議院選挙へ向けて、下記の要領で意見交換会を行いたいとも思っておりますので、ご希望の方は私宛ご一報ください。「3密」(密閉、密集、密接)防止のため、あと若干名の参加に限ります。現在7名のご参加予定です)。

●(予約必要)(10.11)少人数意見交換会(次期衆議院選挙へ向けて)
*日 時:2020年10月11日(日曜日) 午後1時~5時 
 (希望者のみで二次会の予定あり:当日決めます)
*場 所:東京都中央区明石町区民館3号室(下記) 
 http://chuo7kuminkan.com/about/akashi.html
*参加費:特にありませんが、当日会場費(2500円)と資料印刷費を参加人数で折半します(数百円)
*今回のテーマ:来たる衆議院選挙へ向けて(どうしたらホンモノの持続可能な政権交代が実現できるのか)

(関連)(別添PDFファイル)菅首相が仕掛ける“野党殲滅”解散…年内なら歴史的勝利か|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/279014
(関連)即解散ほぼ自民の総意 下村氏 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371706
(関連)支持率上昇で浮かぶ自民「解散」主戦論の皮算用「仕事師内閣なんか関係ない」 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/SfBMGnX


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(当日録画)20200924 UPLAN 田中一郎「オルタナティブな日本を目指して」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4qiMEMjF0a8
 https://www.youtube.com/watch?v=4qiMEMjF0a8

 <当日のレジメ:(別添PDFファイル)>
(1)MEMO(2020/9/24)
ダウンロード - efbcadefbca5efbcadefbcafefbc88efbc92efbc90efbc92efbc90efbc8fefbc99efbc8fefbc92efbc94efbc89.pdf
(2)(レジメ)新しい民主主義の実現(田中一郎 2020年9月24日)
ダウンロード - efbc88e383ace382b8e383a1efbc89e696b0e38197e38184e6b091e4b8bbe4b8bbe7bea9e381aee5ae9fe78fbeefbc88e794b0e4b8ade4b880e9838e202020e5b9b49e69c8824e697a5efbc89.pdf
(3)11.1総選挙:全国289選挙区 当落完全予測(『週刊現代 2020.9.26』)
 http://wgen.kodansha.ne.jp/archives/66511/

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

(追)当日(9/24)「新ちょぼゼミ」が始まる前に上映いたしました
山本太郎「あかん!都構想」(2020-09-21) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=f-D6MuNk8MU

 

2020年9月21日 (月)

(大深度地下開発特措法のデタラメ)沿線住民を無視して踏みつけ、地権者の権利を侵害して進められる環境破壊で危険な2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線 &(東京)外環道:一刻も早く建設工事をストップさせよ!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.(予約必要)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回):「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側より「新しい民主主義」をテーマにプレゼンを予定しています)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-2cb1bd.html


2.キャンペーン
(1)賛同署名「声明 今こそ日韓関係の改善を」
https://docs.google.com/forms/d/1M_iKbhcVVLRNZEZOP4CDLn9ymDU1ODAAaCmw4ccQ1Co/viewform?edit_requested=true

(関連)韓国は敵じゃない - 韓国は敵じゃない
 https://peace3appeal.jimdofree.com/

(2)厚生労働大臣- コロナ禍で全国の小児科が経営難のピンチ!未来の子どもたちのために、小児科への財政支援を求めます! · Change.org
 https://cutt.ly/8fKyw6S

(3)原発ゼロの希望ある未来、女川原発の再稼働中止を願う人- 女川原発の再稼働をしないように求める · Change.org
 https://cutt.ly/2fKyuy5


3.れいわ一揆 - 作品情報 - 映画.com(予告編付き)
 https://eiga.com/movie/91902/


4.保健所マップ:2020年度版(東京都福祉保健局)
 https://cutt.ly/7fKyo5x


5.動画:戦争する国 絶対反対!
(1)「隠された毒ガス兵器」 - ETV特集 - NHK
 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/episode/te/Q8QRKZ64GJ/

(関連)ETV特集「隠された毒ガス兵器」20200912 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7w6d8v

(2)【田岡俊次の徹底解説】米中戦争・日中衝突の妄想~日本を戦場にするタカ派の平和ボケ20200825 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=uw_eGpjum3c

(3)新外交イニシアティブ(ND):アメリカでも7割が核兵器不要 核兵器禁止条約に向けて踏み出すべき - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=WJbuR4dpGII


6.「安倍継承」とは国民愚弄 菅新内閣は絶望の顔ぶれ なぜ暴言王・麻生をまた続投させるのか その精神は異常だ(日刊ゲンダ… 赤かぶ
(上)http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/814.html
(中)http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/834.html
(下)http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/840.html


7.直近情報から
(1)浜矩子「アホノミクスが歪めた日本 経済問題の枠を超え民主主義が危機だ」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020083100015.html
(2)日本の子どもの精神的幸福度 ワースト2位が示していること|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/278262
(3)自民党改憲マニアの意味不明な議論 基礎知識に欠ける|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278000
(4)永田町に飛び交う12.6総選挙 地味な菅内閣で野党騙し討ち|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278791
(5)ファシズムとは空虚な大衆運動…破壊が自己目的化していく|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278903
(6)日産への1300億円政府保証は“菅案件”か…囁かれる蜜月関係|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278414
(7)大阪都構想 事実を確認しなければ維新のペテンに騙される|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278594
(8)「5(ファイブ)G=爺(じい)内閣」あな特通信員が新内閣命名【西日本新聞ニュース】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/645647/

(菅義偉スカスカ政権を談合で決めた自民党の主要5派閥のジジイ達:細田、麻生、竹下、二階、石原=これ全部反国民的ガラクタ政治家である)
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かつて、霞が関の官僚たちがチェックの効きにくい特別会計や財政投融資を使い、外郭団体の年金福祉事業団や労災保険・雇用保険、あるいは郵貯・簡保などの勘定を利用して、巨額の不要不急無用の公共事業を行っていました。年金基金のカネでつくったバブリーなリゾートホテルや「かんぽの宿」などが批判の的となり、小泉純一郎政権の時には公共事業の削減も政策課題の一つになっていたこともあります(但し、この小泉竹中時代の「構造改革」もまたニセモノ政策の最たるもので、「整理統廃合」とされた公共施設などは、二束三文の捨て値で政権の周りにうろつく「お友だち」業者に投げ売りされ、私たちの社会保険掛け金や税金がどぶに捨てられてしまいました)。

2009年には、こうした官業の理不尽さ・不合理への有権者・国民の怒りが頂点に達し、この問題をめぐって自民党政権を批判し続けていた民主党に政権交代となりました。彼らが掲げた政策は「コンクリートから人へ」で、当時としては画期的で新鮮なこのスローガンに多くの有権者が期待をし、声援を送ったものです。しかし、この民主民進党という腰抜けの半腐れ政党もまた、こうした有権者の期待と希望を裏切り、あの元祖「口先やるやる詐欺」「平成の小早川秀秋」こと前原誠司を筆頭に、脱ダム宣言や公共事業見直しを棚上げにして公約違反の政策に邁進したのです。

日本の有権者・国民がまともな良識と知恵を持っていたならば、自分たちが選んだ改革政権の民主民進党がダメだというのなら、さらに一歩進んで、自分たちのためのきちんとした政治改革・行政改革をするであろう政治勢力を選び直して国会に送ったことでしょう。しかし、実際に起きたことは、2009年に「自民党の政治なんてダメだから民主党を選んだ」のに、その民主党がダメだったからと、また再び「自民党」=それも自民党の中でも最も質の悪い、ゴロツキ・おぼっちゃま・チンピラ・ドアホの世襲政治家集団である安倍晋三一派を選んでしまったのです。日本の崩壊と没落は、この時に決定的になったというべきでしょうか。愚か極まる政治選択であり、無知蒙昧の選挙投票行動というほかありません。

そしてもちろん、このロクでもないアベ政権は「国土強靭化」などと称して、過去においてあれだけ批判された不要不急無用の公共土建事業を大々的に復活推進するだけでなく、およそあらゆる政治や行政分野にネポティズムやクローニー資本主義をはびこらせ、政権全体が「お友だち優先」の醜悪なる利権政治の塊となったのでした。まさに「天にツバする政治選択」が有権者・国民にもたらした不幸です。そして、そのロクでもない巨大公共事業の典型事例が、今回ご紹介する「リニア新幹線」(JR東海)と「外環道」(国土交通省、東日本高速道路(株)、中日本高速道路(株))なのです。

この2つの巨大公共事業は、高速移動を求める時代錯誤の公共交通手段建設事業であるだけでなく、ひどい環境破壊、地域住民生活破壊と住民無視、官製談合その他の私物化腐敗行政とのリンク、巨額資金の浪費、地震その他の災害に脆弱、リニアについてはそもそも交通手段として危険極まりなし、など、いいことなど一つもないのですが、それ以上にこの2つに共通するのが、いずれも「大深度地下開発特措法」(以下、大深度地下法)という2000年制定(2001年施行)の法律に基づく事業だという特徴があります。

(関連)大深度地下利用 - 国土交通省
 https://www.mlit.go.jp/toshi/daisindo/index.html

(関連)大深度地下 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B7%B1%E5%BA%A6%E5%9C%B0%E4%B8%8B

この「大深度地下法」という法律は(私は詳しくありませんが)、一定深さの以上の「大深度」地下空間については、そこで開発土建事業などを行っても地上に対しては何の影響もないので、地上権者(要するに地主=土地所有者)に対しては許可を得る必要もなく、無断で自由に使ってよろしい、但しその目的は公共目的に限る、というものです。しかし今般、外環道建設工事が進められる中で、地下トンネルを掘る地域の真上に低酸素気泡が出てしまう(危険!)など、地上への影響が目に見える形で現れ、また、同様の地下掘削工事をしていた横浜環状道路で表面土地が陥没する事件が起きるなど、近未来においては、外環道やリニア新幹線のトンネルの真上の土地が大きく陥没する危険性が懸念され始めています(巨大地震や火山噴火などが契機となる可能性もあり:超危険)。そんなことですから、リニアや外環道が通る予定のルートの真上の土地の値段は、そうでない場合に比べてどんどん下がっていくという、土地所有者にとっては理不尽極まる財産権の侵害が表面化し始めています。

(関連)横浜・道路陥没「地下トンネル工事の空洞が誘発」 検討委が見解(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/88b53bf09a60473673700f9cb4605aba35dd3b1e

要するに、この「大深度地下法」という法律は、地上権者の所有権を侵害する憲法違反の法律であり、開発業者や土建屋など公共事業請負業者の利権を新たなエリアに確保してやるために創られた「デタラメ立法」だということです。今現在、外環道建設差し止め訴訟の中で、この法律の「違憲性」が追及されており、注目されるところです。

このところ、オリンピックだの、万博だの、新幹線だの、高速道路だの、ダム建設だの、巨大防潮堤建設だの、MICEをはじめとする巨大ハコモノ建設などなど、まるで今から数十年前の高度経済成長時代にタイムマシンで舞い戻ったかのごとき巨大な公共事業やイベントが、自民党・公明党・日本維新などのガラクタ政治家たちにより打ち出され、他方では、それを熟慮することもなく、どうせカネを出すのは自分ではないからと言わんばかりに、アホの悪乗り・タカリ行為や支配権力追従を決め込む「オバカ有権者」が増えています。しかし、こんなものはすべて、これから人口減少社会に突入していく日本にとっては、お荷物になることはあっても何の役にも立たない、デクノボウ的無用物なのです。そして、それらは一旦つくられてしまえは、そのメンテナンスその他に巨額の税金や費用が必要となり、未来世代の日本社会づくりの足を引っ張ることにもなっていきます。

今日の日本はかつての高度経済成長時代の日本ではありませんから、こんなことを黙認・容認していたら、生活はメチャクチャにされる、環境はボロボロに破壊される、場合によっては事件事故で殺され傷つけられる、そしてこれからのより良き日本を創っていくための貴重な財源はなくなる、などなど、暗い未来に向かわせられることになるのです。多くの有権者・国民が「オバカ有権者」でいる限り、日本はどんどん没落へ向かってみじめな事態に追い詰められていくでしょう。それに終止符を打つには、この2つのアナクロ巨大公共事業=リニア新幹線 &(東京)外環道を、一刻も早くやめさせることです。何故なら、この2つこそが、愚かなる公共土建利権事業の象徴的存在だからです。


1.リニア新幹線
 リニア新幹線事業は、葛西敬之(よしゆき)という「アベ友」が強引に進めている、アベ政権公認の巨大利権事業です。葛西敬之といえば、あの中曽根康弘政権時代の国鉄民営化の時に、国鉄労働者の労働運動を弾圧する側に回り「歩く不当労働行為」と言われていた人物です。そんな奴が、国鉄の分割民営化後には、まるで超安値投げ売りにも近い値段で東海道新幹線の払い下げを受けたJR東海という会社に天下り、そこでまるで独裁者か天皇のごとき態度で私物化経営を行って、JR東海をこれまた自分並みにロクでもない会社に育て上げ、その延長上にリニア新幹線を「自力でやる」と言い出したのです(JR東海の巨額利益のおよそ9割が東海道新幹線です、また、その後、この事業の「私物化性」を立証するように、政府による破格の条件での(巨額3兆円、無担保・超低金利・超長期(40年・据え置き30年))財投原資の融資が行われています=「自力」でもなんでもない)。この葛西敬之は頑固な原発推進論者でもあり、リニア新幹線が一般の新幹線の何倍もの電力を消費するのに対して、原発の電気を使えばいい、と言い出すようなタイプの人物であることも付記しておきます。

(関連)リニアモーターカーの稼働には原発3~5基分の電力が必要 - ライブドアニュース
 https://news.livedoor.com/article/detail/6626117/

さて、それで、リニア新幹線に関する情報は、何一つ取ってもロクなものはありませんが、しかし、それでも、その情報はたくさんあって仔細に渡り、その全容をつかむには、一般素人市民にとっては容易ではありません(断片的には得ることができても)。そんな中、なかなかいいコンパクトな解説書を見つけました。少し前に出版されたものですが内容は充実しています。みなさまにも、是非原本をご購入の上、ご一読願いたいと思いますが、その本の中身を若干ご紹介することで、さしあたりこの出鱈目一色の「リニア新幹線」事業の概要を知っていただきたいと思います。


(推薦書)リニア新幹線が不可能な7つの理由-樫田秀樹/著(岩波ブックレット)
 https://cutt.ly/lfKvvsI

東京と関西を一時間で結ぶ超特急、リニア中央新幹線。さまざまな宣伝文句とともに、事業費10兆円を超す巨大事業が動き出した。だが、容易に解決のつかない多くの問題が、工事の前に横たわっている。この超巨大事業は、とてつもない負の遺産となって後世に遺されるかもしれない。リニア問題を追及してきたジャーナリストが、現場に足を運んでつぶさに検証し、7つの課題として整理する。

目次  
リニア計画とは?
難問1 膨大な残土
難問2 水涸れ
難問3 住民立ち退き
難問4 乗客の安全確保
難問5 ウラン鉱床
難問6 ずさんなアセスと、住民の反対運動
難問7 難工事と採算性
おわりに―住民・市民の声に耳を傾けられるか

 <別添PDFファイル>
(関連)水涸れ(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波ブックレット)
ダウンロード - e6b0b4e6b6b8e3828cefbc88e6a8abe794b0e7a780e6a8b9e3808ee383aae3838be382a2e696b0e5b9b9e7b79ae3818ce4b88de58fafe883bde381aaefbc97e381a4e381aee79086e794b1e3808fe5b2a9e6b3a2e38396e38383e382afe383ace38383e38388efbc89.pdf
(関連)乗客の安全確保:電磁波、無人列車の非常時(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波ブックレット)
ダウンロード - e4b997e5aea2e381aee5ae89e585a8e7a2bae4bf9defbc9ae99bbbe7a381e6b3a2e38081e784a1e4babae58897e8bb8ae381aee99d9ee5b8b8e69982efbc88e6a8abe794b0e7a780e6a8b920e5b2a9e6b3a2e38396e38383e382afe383ace38383e38388efbc89.pdf
(関連)ウラン鉱床(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波ブックレット)
ダウンロード - e382a6e383a9e383b3e989b1e5ba8aefbc88e6a8abe794b0e7a780e6a8b9e3808ee383aae3838be382a2e696b0e5b9b9e7b79ae4b88de58fafe883bde3808fe5b2a9e6b3a2e38396e38383e382afe383ace38383e38388efbc89.pdf

 上記は当該本の岩波ブックレットの紹介サイトの一部をコピペしたものです。ご覧の通り、実に明快に、このリニア新幹線事業の問題点を「難点」の1~7までに整理して、コンパクトに非常にわかりやすくまとめてくれています。このブックレットをお読みになれば、この事業が如何に問題だらけでダメなのかが一発でわかります。別添PDFファイルは、その中から3つを選んで一部を切り抜き、添付しておきました。みなさまにはブックレット全部をお読みいただきたいですが、多忙の方はとりあえず別添PDFファイルだけでもご覧ください。また、下記には、そのブックレットの注目箇所を若干引用しておきます。(1)住民の声・差し止め訴訟弁護士の告発、(2)JR東海という会社の態度の悪さ、(3)アベ自公政権との癒着ぶりと政治のデタラメ、の3点です。


(1)住民の声・差し止め訴訟弁護士の告発
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(P48)満席の法廷で、川村原告団長は「工事で、残土、水滑れ、騒音などの被害が起きるのに、これまでの住民説明会や環境アセスでも、それでもリニアが必要との合理的説明がなされていない」と意見陳述した。

(P49)栗原さんは、事業認可前にJR東海が建設自体の是非を住民と議論する機会を設けなかったことを批判した。「車両基地は、誰の土地が工事対象地域なのか全くわかりませんでした。地図も平面図があるだけで高さのイメージもつかめません。事業認可前は情報を極力伏せて、認可後に説明会を開催するやり方はフェアではありません。住民からの質問に対する回答はほとんどが口頭で、持ち帰って詳細に分析できる資料を貰えることはありませんでした」

(P49)山梨県笛吹市議会議員の野澤今朝幸さんと甲府市上曽根町の住民、平川一基さんが陳述した。野澤議員は、実験線のトンネル掘削による異常出水(場所によって毎分三〇トン)や水滴れの現状、高架による日陰問題等を画像投影して訴えた。特に強調したのが「山梨実験線でJR東海が環墳アセスメントを実施していない」ことだ。平川さんは、「環墳アセスをした上で事後調査するのが本筋なのに、JR東海は、アセスが杜撰なうえに、約束した事後調査も行なわない」と力強く陳述した。

(P50)(大鹿村釜沢集落の自治会長:谷口昇さん)「準備書の段階では、他の場所は工事による改変区域から六〇〇メートルの範囲で植生等が調査されたのに、釜沢の陰山非常口予定地は二〇〇メートルの調査でした。二〇一四年に長野県知事の意見等を受け六〇〇メートルの範囲で調査されましたが、結果を待つことなく評価書は確定し、事業認可がされております」

(P51)(市民団体:米山さん)小学生のときの三六災害(前出)を覚えていて、この日の陳述では、「JR東海は残土活用の見通しや谷や沢に残土を置く危険性を計画段階で検討しなかった。その処分方法が盛り込まれていない計画をなぜ国交省が認可したのか」と計画の杜撰さを指摘した。

(P51)関島弁護士が「そもそもどういう施設ができるのか、きちんとした図面が出ない。施設の位置関係が出ない。JR東海はきちんと出すべきだ」と国に要請した。
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(JR東海という会社の地域住民に対するこの態度、許せないと思いませんか? だからJR東海は「ロクでもない会社だ」と申し上げているのです。少し前には下記の様な訴訟を提訴し、本来は「踏切」事故の被害者でもある遺族らに損害賠償を請求するというトンデモ行為を平然と行なっています。こんなクソ会社、さっさと潰してしまいませんか!?)

(参考)認知症JR事故、家族に監督義務なし 最高裁で逆転判決:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASJ2X0VW5J2WUTIL028.html

(2)JR東海という会社の態度の悪さ
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(P44)「ふざけるな」との怒号が飛んだ説明会は一つや二つではない。ただし、JR東海は、各都県に設置した「環境保全事務所」や「工事事務所」で、平日は職員が市民からの質問に答えている。だが訪問は三人までと決められ、あらかじめ送付した質問文書への回答は文書ではなく口頭。それも、印刷された回答文書を読み上げる。絶対にそれを渡してくれない。だから市民はメモを取るか、時間のかかるテープ起こしをするしかない。このようなJR東海の、誠実とは言いがたい対応に不満を持つ住民が増えるのは当然だろう。

(P60)市民の前に現れないJR東海
 二〇一四年九月一二日。参議院議員会館で「自然環境保護とリニア建設は両立できる」と銘打った院内集会が開催された。ここには、環墳省と国交省に加え、JR東海も参加予定だった。JR東海が市民と対話をするかもしれない、その初の機会に多くの市民が議員会館に集った。ところが、JR東海はその日の朝、集会を仲介した紹介議員の福島みずほ参議院贅(社民党)事務所に「市民団体が来るなら出席しない」とキャンセルの電話を入れた。集会に参加した市民からはため息が漏れた。

JR東海の住民説明会が「丁寧」とは言えないことは書いた通りだが、その事実を知っていたのか、二〇一四年五月の環境大臣意見にも、六月の国交大臣意見にも、JR東海に対しての「地域住民等に対し丁寧に説明すること」との文言が盛り込まれた。だが、二〇一四年一〇月の事業認可のあとの事業説明会でも、同じょうな説明会が繰り返され、長野県大鹿村では、「地元の理解がなければ着工しない」との約束から一転、「住民が理解したか

は事業者が判断する」と言葉を変え、反対の声があがるなかで起工式が執り行なわれた。JR東海のこの対応に、次は自分たちかと各地の住民は身構えている。
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(「住民が理解したかは事業者が判断する」とはよく言ったものだ。さすがは葛西敬之が君臨する会社だけある。国鉄の分割民営化の時もこんな調子でやっていたに違いない。「歩く不当労働行為」は「歩くジコチュー傲慢の権化」でもあるのだ。:田中一郎)

(3)アベ自公政権との癒着ぶりと政治のデタラメ
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(P54)ところが、JR東海にはその三兆円(将来的にリニア新幹線建設のために不足する資金:田中一郎注)を借りるだけの資産がない。同社の「平成二八年三月期決算短信」から個別財務諸表の貸借対照表を見ると、純資産額は二兆二一九九億円。つまり三兆円分の担保がないのである。そのため銀行は貸し渋ると予測され、いったいどんな金策を展開するのかと注目されていた。

二〇一六年六月一日、安倍首相が記者会見で「リニアや整備新幹線などに財政投融資を活用する」と表明した。安倍首相は、一二兆円を品川・名古屋間に投入すれば、JR東海の財政基盤が堅持でき、名古屋・大阪間の竣工は最大八年前倒し、二〇三七年開通可能との見込みを発表した。この発表を受け、同日、JR東海の柘植康英社長は「大変ありがたい」と記者会見で歓迎の意を示した。この発言に、計画沿線では「約束違反だ」との声があがった。「住民ネットワーク」の天野捷一共同代表はこう疑問を投げかける。「絶対におかしい。いざ事業認可された後に、トップが三兆円もの公的資金を歓迎するなんて、「自己資金でやる」との前提で進めてきた手続きをすべて無にするものです」

(P56)その融資の内訳は、「返済は三〇年据え置き」(通例五年)、「返還期間は一〇年」、「利子〇・六~一・〇%」(市中銀行は三%前後)、そして「無担保」という破格の好条件だ。私は、支援機構の広報部に尋ねた。-なぜ三兆円も無担保で融資できるのか?「融資とは必ずしも担保がないからできないというものではありません」「返済不能に陥ったらどうするのですか?」「返済が怪しくなったら、そのときに担保を検討します」一般の金融機関ではありえない見解だ。
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(「返済が怪しくなったら、そのときに担保を検討します」=質問者や国民をバカにしているのでしょう。「うるせえこと、いちいち聞くなボケ」と言いたいところを少し言い換えた、と受け取っておけばいいでしょう。JR東海とアベ政権下の政府は、文字通りズブズブの関係にあります)


さて、私がこのリニア新幹線事業を、落ちぶれてゆく現代日本の末法的公共事業だと思うのは、そもそもこの事業の採算が合わない=最初から最後まで赤字だということを、リニア批判者だけでなく、事業を進める当のJR東海自身が認めていることだ(P57:JR東海・山田佳臣社長(現会長)「リニアは絶対にペイしません」)。にもかかわらず何故JR東海はこの事業を強引に推し進めるのか。それはJR東海の天皇=葛西敬之が「鶴の一声」で「やれ!」と命じているからに他ならない(「鶴」というよりも「カラス」か「ハゲタカ」くらいの方がピッタリくる)。ロクでもない会社のJR東海には、これに反論できる役職員は存在せず、まるで「葛西の尻ナメ茶坊主」ばかりの組織に成り下がっているため、こうした乱暴なことが罷り通ってしまうのである。言い換えれば、赤字と分かっている出損事業に会社一丸となって邁進しているわけなので、これは一種の背任行為=会社法違反と言えるのではないか。

(関連)【山田厚史の闇と死角】静岡が止めるリニア JR葛西の野望の果て 200630 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=EbGH7lBwsbY&list=PLtvuS8Y1umY9JALXJZQ_DSCcmxwaT4SOy

それはともかく、こんなバカな組織がこの日本では大手を振ってデタラメ公共事業を展開し、それに政府が巨額の税金を財投の形でつぎ込むというハレンチ事態が白昼堂々と行われている。かつて葛西敬之は、国鉄時代に時の経営者や労働者・労組を「親方日の丸」だと罵倒し、不当労働行為を繰り返して国鉄の分割民営化を強行する側の実践大将だった。その葛西が、今度はJR東海で赤字事業のリニア新幹線を強引に推進し、カネがたりなくなったら政府に出してもらうという典型的な「親方日の丸」経営を展開している。今後日本は人口減少社会に突入していくので、上記のブックレットで紹介されているような(JR東海が策定した)リニア新幹線と在来新幹線の楽観的な収支予測などは実現するはずもない。やがてJR東海は2つの新幹線に大事故なくても資金繰りが厳しくなって両新幹線のメンテさえ危うくなり、倒産していく可能性が高く、その場合もその時の政府が守ってくれるだろうなどと勝手に思い込んでいるに違いない。「親方日の丸の茶坊主経営会社」による「悪いことばかりのリニア新幹線」、これがリニアの正体なのだ。

(別添PDFファイル)(重要・必見)JR東海がひた隠す「リニア・リスク」(『選択 2019.12』)
 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/19641

(一部抜粋)
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(中略)「すれちかい実験」さえしてない
 現在、山梨実験線で走行実験をしている「営業線仕様」の車両(LO系)は、先頭車の屋根に黒い煤が付着しており、停車すると周囲に陽炎がたつ。これは、車内にあるガスタービン発電装置が排気ガスを発し、煤や熱が車外に漏れているからだ。このガスタービン発電装置は、灯油を燃料とし、車内の照明などが消費する電力を供給する役目をしている。つまり未来の鉄道が、実際にはローテクのディーゼル機関車と同じシステムを積んでいたのである。

現状、大量の燃料を搭載して時速五百キロで走行させていることも危険だが、JR東海もその点は認識している。そのためにガスタービン発電装置を搭載していない車両も用意している。同社は「改良型試作車」を二両導入し、ガイドウェイと呼ばれるリニアが走行する経路の側面から非接触で電気を車両に送り込もうとしている。しかし、この新車両の導入を発表したのは昨年十二月。つまり、車両への電力供給に関しては実験に着手したばかりなのである。

また、JR東海は、既存LO系でもリニア車両の「すれちがい実験」をするそぶりさえみせていない。リニアのガイドウェイには、車両を浮上させ、走行させるための大量のコイルがある。そこに高速で車両が通過する際には周囲の磁場に大きな変化が出る。営業運転をするのであれば、頻繁に時速五百キロの車両がすれ違うのだ。相対速度では時速一千キロに達し、これは音速に近い。この速度での車両の近距離すれ違いは人類にとって未知の領域であり、空力的な問題はもちろん、電磁場の相互作用がどのような挙動を見せるかは、LO系を使った実験を通じて知見を得るしかない。

山梨実験線のガイドウェイは複線化されているが、現在リニア車両が走行できるのは片側のみ。もう一方のガイドウェイの大半にはコイルさえ設置されておらず、コンクリート路盤がむき出しになっている。JR東海は一〇年、LO系を十四両(先頭車四両、中間車十両)製作することを発表し、あたかも二編成で走行試験をするかのような情報を流したものの、いまだにそれには至っていない。「電源問題」「すれ違い実験」という、営業運転をするための根幹部分をなす技術開発がここまで遅れているのだ。これでよくも「実用技術として完成しています」などとアナウンスできたものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(危険極まりない話である。更に申し上げれば、リニア新幹線は運転手も車掌もいない「搭乗職員無人列車」であり、何か事故が起きた場合には、乗客各自が自己責任で避難行動をすることになっている。地下の列車通路には一定距離の間隔で地上に出ることができる「脱出口」が備え付けられているというが、真冬の極寒期に南アルプスの山中地下で事故が起きて地上に出れば、たちまちのうちに凍死してしまうのではないかと懸念される。事故が起きないように万全の対策などしていないし、事故が起きたら「あとはご勝手に」の、こんな危険極まりない弾丸列車に、誰が乗るというのでしょうか!? まさに現代日本のタイタニック号ですから)


キャンペーン · 甲府地方裁判所民事部- 子どもたちの理解を誤らせるリニア漫画・ストップ!行政の裁量権を問う「リニアまんが訴訟」に公正な判決を求める署名 · Change.org
 https://cutt.ly/MfKMuHL

 <リニア新幹線建設反対の市民団体など>
(1)リニア訴訟-ストップリニア訴訟原告団
 https://linearstop.wixsite.com/mysite
(2)リニア新幹線を考える相模原連絡会
 http://sagamihara-g.mond.jp/
(3)リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会
 http://web-asao.jp/hp/linear/
(4)リニア中央新幹線問題 - 日本自然保護協会オフィシャルサイト
 https://www.nacsj.or.jp/activities/linear/
(5)飯田リニア通信:リニア新幹線沿線住民ネットワーク
 http://www.nolineariida.sakura.ne.jp/ensen-network.html
(6)リニア訴訟|動画
 https://linearstop.wixsite.com/mysite/blank-3

 <その他関連情報・サイトなど>
(1)(別添PDFファイル)谷埋め立てにリニア残土? 相模原市山中に牧場計画、リニア受注のゼネコン関与(東京 2020.9.20)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/19220d02ac00786ec6a1d661d4ef1d1730299496
(2)(別添PDFファイル)不信の連鎖、リニアにブレーキ(『日経ビジネス 2020.8.17』)
 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00148/073100008/
(3)「大井川の水を守りたい」。静岡県民が、リニア工事差し止め請求(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4bdf0572b20fab256642ce778c32ccfe2a72338c
(4)JR東海、リニア開業遅れ「年1000億円」の重荷  -日本経済新聞
 https://cutt.ly/DfLqrG3
(5)コロナ禍の今こそ、リニア計画の見直しを - - 川勝平太 - 毎日新聞「政治プレミア」
 https://cutt.ly/qfKMdih
(6)リニア「談合」事件が結審・被告弁護側は「そもそも競争がなかった」と無罪主張(江川紹子) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20200909-00197508/
(7)リニア新幹線 「生活への影響開示を」 市民グループが相模原市に要望書提出 - 社会, 政治・行政 - カナロコ by 神奈川新聞
 https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-49345.html
(8)リニア中央新幹線は要らない! -時事オピニオン-情報・知識&オピニオン imidas -イミダス
 https://imidas.jp/jijikaitai/a-40-127-18-03-g725
(9)リニア提訴を前に露呈、静岡県の不都合な真実 - 新幹線 - 東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/AfKMAeb
(10)静岡リニア問題、県民視点で見た問題の本質 - 経営 - 東洋経済オンライン
 https://cutt.ly/9fKML5c
(11)JR東海と静岡県、リニア巡る不信の連鎖 空費5年10カ月:日経ビジネス電子版
 https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00148/073100008/
(12)リニア中央新幹線の情報
 https://lexp.ictkf.net/

*水問題で対立続く 県・JR・国は… 2020しずおか リニア中央新幹線 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=W0Gyv0JfJnM

*リニアという夢と現実〜長野県 大鹿村〜 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=C4pdYBJkZek

*(別添PDFファイル)立ち木トラストと土地トラスト(樫田秀樹『リニア新幹線が不可能な7つの理由』岩波ブックレット)
ダウンロード - e7ab8be381a1e69ca8e38388e383a9e382b9e38388e381a8e59c9fe59cb0e38388e383a9e382b9e38388efbc88e6a8abe794b0e7a780e6a8b920e5b2a9e6b3a2e38396e38383e382afe383ace38383e38388efbc89.pdf

(ロクでもない公共事業などに対抗する住民や市民の抵抗運動の手法の一つとして「トラスト運動」や「1坪地主」「1株株主」などの方法が今でも有効です。徹底抗戦いたしましょう)


2.(東京)外環道建設事業
 旧道路公団(現在は分割された道路会社)と国土交通省や東京都が一体となって進める「外環道」もまた、リニア新幹線とならんで「まるでデタラメ」の時代錯誤公共事業です。既にこの「外環道」問題については、「新ちょぼゼミ」でも取り上げていますので、以下、昨今の建設差止裁判の資料などを添付して簡単にご報告いたします。

プロジェクト|東京外環プロジェクトについて|東京外環プロジェクト
 http://tokyo-gaikan-project.com/business/

*東京外環プロジェクト
 http://tokyo-gaikan-project.com/

*練馬区における外環に関する動きについて:練馬区公式ホームページ
 https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kokyokotsu/kunai_doro/gaikan.html


 <裁判関連資料(直近分):別添PDFファイル>
(1)東京外環道訴訟第7回口頭弁論 傍聴のご案内(訴訟を支える会 2020年9月9日)
ダウンロード - e69db1e4baace5a496e792b0e98193e8a8b4e8a89fe7acacefbc97e59b9ee58fa3e9a0ade5bc81e8ab9620e5828de881b4e381aee38194e6a188e58685efbc88e694afe38188e3828be4bc9a202020e5b9b49e69c889e697a5efbc89.pdf
(2)東京外環道訴訟を支える会 ニュース号外:(5.27)工事差し止め仮処分申請(2020年5月18日)
ダウンロード - e3838be383a5e383bce382b9e58fb7e5a496efbc9aefbc88efbc95efbc8eefbc92efbc97efbc89e5b7a5e4ba8be5b7aee38197e6ada2e38281e4bbaee587a6e58886e794b3e8ab8befbc882020e5b9b45e69c8818e697a5efbc89.pdf
(3)東京外環道訴訟を支える会ニュース NO.9(2020年2月21日)
ダウンロード - e69db1e4baace5a496e792b0e98193e8a8b4e8a89fe38292e694afe38188e3828be4bc9ae3838be383a5e383bce382b920no.efbc99efbc882020e5b9b42e69c8821e697a5efbc89.pdf

「建設差し止め訴訟」が提訴されているにもかかわらず、建設推進側の道路会社及び国土交通省は、裁判でもノタラクタラ、住民向けの説明でもノタラクタラしていて、まったく誠意が見られません。それでいて他方では、外環道建設の地下掘削工事を進めているので、沿線住民としてはいたたまれなくなっています。そのため、住民側は先般5月27日に、ついに工事差し止めの仮処分を求める申請提訴を東京地裁に起こしています。

この「外環道」もまた、リニア新幹線と同様、大深度地下の巨大公共事業として、たくさんの問題を抱えています。しかし、こんな高速道路をいくら建設したところで、首都東京の交通渋滞や交通公害がなくなるはずもないのです。むしろ逆に、こうした高速道路ができることで、まずます自家用自動車の利用が進み、首都東京の交通問題を深刻化させていくと同時に、東京一極集中の促進要因ともなります。

今私たちの国が取り組まなければいけないのは、首都東京への一極集中の漸次的解消であり、また、来たる人口減少社会での「まちづくり」や「公共交通を含む交通体系」の在り方を抜本的に見直すことです。外環道は、そうした時代の要請に逆行する、まさに巨額税金・財源浪費の利権事業にすぎません。そしてリニア新幹線と同様に、巨大地震や富士山噴火など、自然災害に脆弱で危険な建造物でもあるのです。一刻も早く、この事業は中止させなければなりません。

(都市計画に関連する部分などは東京都庁が関係していますが、全く頼りにならないというか、どっち向いて仕事してんだ、このドアホ、の状態です。石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一、小池百合子、この歴代知事では、東京都行政がよくなるわけがありません。こんな連中に選挙で投票をした東京都の有権者は、自分のバカさ加減にそろそろ気が付かなければいけない時です)

(報告)(12.9)オルタナティブな日本をめざして(第38回):「外環道訴訟と大深度地下開発問題」(新ちょぼゼミ:武内更一弁護士)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-a65e68.html

(関連)20191209 UPLAN 武内更一「外環道訴訟と大深度地下開発問題」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-DMLEE6MKds
(関連)東京外環道訴訟を支える会のブログ
 http://nongaikan.sblo.jp/

(関連)東京外環道、沿線住民が工事差し止め仮処分申し立て 致死レベルの酸欠空気が上昇(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e81ccb5cbf14215559f78a2912cb0de058bc0e58
(関連)「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」の活動から » 外環道路中止を求める署名計3万6456筆を提出しました。
 http://www.gaikangaikan.info/blog/?p=708


 <関連サイトなど>
(1)「憲法無視」の行政にどう歯止めを掛けるか 書籍「住宅の真下に巨大トンネルはいらない! ドキュメント東京外環道」によせて
 http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20190121.html
(2)世田谷から練馬 外環道の工事現場が初公開 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6pfe7mZD3Jg
(3)吸えば即死の「酸欠空気」が外環道工事現場から発生。事業者は住民に説明せず工事を強行 - ライブドアニュース
 https://news.livedoor.com/article/detail/18532840/
(4)【東京外環道訴訟】住民 -危険工事・水汚染に不安-/-報告集会で山添拓参院議員あいさつ - 日本共産党東京都委員会
 https://www.jcp-tokyo.net/2019/0117/140019/
(5)外環道の大深度区間で事業費膨張、当初の約2倍に - 日経クロステック(xTECH)
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00110/00187/
(6)外環道16キロで2.4兆円 事業費さらに増加も – 日本共産党ネット応援隊
 http://jcp.jpn.org/?p=83109
 https://cutt.ly/UfK9A8U

(当初に見積もった事業費1兆2820億円が、その後1兆5,975億円となり、更に今般2兆3,575億円に、7,600億円も膨れ上がったことが大きな問題になっています。「小さく生んで大きく育てる」=まさに無駄な公共事業の典型である巨大ダム建設と同じことが、この外環道建設においても行われています。そして今後も、この2兆3,575億円で完成するとは限らず、益々事業費は膨れ上がっていく可能性があるのです。まったく有権者・納税者をバカにしています。道路族とそのトリマキやゼネコンなど、旧態依然の利権が、ここで大暴れをしている状態です。いつまでかようなことを許しておくのでしょう? まずは「予算の範囲内で事業を終了できなかったデキソコナイの役人ども・経営者どもを処分いたしましょう。そうしないと、こういう税金寄生虫のような振る舞いは、永遠になくなることはありません。:田中一郎)
草々 

2020年9月16日 (水)

菅義偉「スカ」政権(1):内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生へ=選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たち(次期衆院総選挙で自民党議員全員を落選させましょう)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ (最初の1時間で主催者側より「第二次司法改革」についてプレゼンを計画中です)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-89177c.html

(関連)今ここの地球市民 医師からの緊急メッセージ〜ワクチンの真実
 https://ecoyoko.fc2.net/blog-entry-69.html

(関連)新薬承認のキーマンに流れる製薬マネーの驚愕 - 医薬品・バイオ - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/373148

*日本で唯一!患者さんのためのマネーデータベース「製薬会社と医師」2018年度版も作りたい! - クラウドファンディングのMotionGallery
 https://motion-gallery.net/projects/db2018


2.山本太郎「れいわ新選組」へ:一刻も早く「市民と野党の共闘」に加わってください
 新立憲民主党が消費税減税を言い出しています。党首選での枝野幸男氏の発言では「まだ中途半端で不十分」なところはありますが、それでも消費税減税に一歩踏み出したことは大きな前進です。山本太郎氏には、これを契機に一刻も早く「市民と野党の共闘」に加わってほしいと思います。そして力を合わせて、菅義偉「スカ」政権を短命政権に追い込んでください。山本太郎氏が主張する消費税減税のことは120%承知しています。今後も市民運動・社会運動が「消費税減税から廃止へ」を支えていきますから、ここは新立憲民主党との政治的妥協の上で情勢の変化を実現させましょう。以下は山本太郎「れいわ新選組」への私からの提言です。(オールオアナッシングは現情勢下ではよろしくないと思います)

(1)新立憲民主党を総大将とする「市民と野党の共闘」へ一刻も早く加わってください。今以上に事態を悪化させないためには、菅義偉「スカ」政権に集まる日本破壊勢力に次期総選挙で大きな打撃を与える必要があります。そのためには山本太郎さん、あなたの力が必要なのです。

(2)山本太郎「れいわ新選組」に訴えてほしい公約は、大きな柱で申し上げますと、①脱原発・再稼働阻止・エネルギー革命、②日本国憲法政治の継承発展(国民主権、基本的人権の尊重、徹底平和主義、三権分立、地方分権自治)、③私たちの生活を最優先する「オルタナティブな日本」実現の政治、です。

(3)左派リフレ派やMMTなどの経済政策を物まねしたような政策(巨額バラマキ政策)はやめて、「必要な人に必要なだけ」を法制度化する、を掲げて、慎重かつ大胆な政策を新立憲民主党他の「市民と野党」と協議の上、粘り強くその実現を図ってください。

(4)選挙という現代のイクサは戦国時代のイクサと同様、多数派工作の巧拙によってその勝敗が決まります。戦国大名のイクサの仕方を見習い、最後の最後まで、多数派工作を続けてください。まずは小選挙区での候補者一本化調整が必要不可欠です。私たち多くの「オルタナティブな日本」を求める良識的市民は、全てあなたの味方です。奮闘を心より願っています(「日本国の興廃この一選にあり、山本太郎一層奮励努力せよ」)。

(関連)「れいわ新選組」の歴史的功績とは 参議院選挙から1年『れいわ一揆』が問いかけるもの(HARBOR BUSINESS Online)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3095c4463a4085b6c898b8afeda5b9d05f5f2627

(関連)れいわ一揆 - 作品情報 - 映画.com
 https://www.youtube.com/watch?v=_b-Wieqk6Gk
 https://eiga.com/movie/91902/

(関連)原一男のネットde「CINEMA塾」#011 ゲスト:安冨歩さん - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ir-88VjZJRA


3.【緊急署名】商船三井さん:モーリシャス重油流出事故の責任を果たしてください
 https://cutt.ly/xfSwcsa

(関連)まるで「罪の意識」ゼロ、日本政府がモーリシャス重油流出に無関心なワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/acf4896cb11db0d5612fe6b88de9693aaabebb2f
(関連)モーリシャス沿岸の重油流出に関するアフリカ・気候正義グループの声明 - FoE Japanブログ:Mobilize - Resist - Transform !
 https://foejapan.wordpress.com/2020/08/28/200828/
(関連)モーリシャス重油流出事故にみる国際的な賠償制度の欠陥 ――事故を二度と繰り返さないために - FoE Japanブログ
 https://foejapan.wordpress.com/2020/09/01/0901/
(関連)モーリシャスの海岸にイルカ14頭の死骸 重油流出事故との関連調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/030/292000c


4.動画
(1)明日へ - 韓流 - 無料動画GYAO!
 https://cutt.ly/nfSks0A
(2)石川一雄さん、石川早智子さんのビデオメッセージ(2020年夏) - YouTube
 https://cutt.ly/RfSwA13


5.その他いろいろ直近
(1)安倍政権下の政策減税 6割が巨大企業に 13年度以降3兆8千億円 優遇くっきり:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55723
(2)河井前法相が公判後に弁護団を突然解任 衆院解散に備え、出馬準備訴えてキレる
 https://cutt.ly/wfSwN57 
(3)【新型コロナウイルス】鴻上尚史氏 自粛警察生んだ日本の同調圧力は戦時下と同じ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7712e351d493ce8529d0572e115cefde6caadd
(4)学費満額 納得できない大学生 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371109
(5)「日産に巨額税金投じる」政府の怪しすぎる挙動 - 国内政治 - 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/374852
(6)ウィズ認知症へ「なったらおしまい」意識を改革 世田谷区が首都圏初の条例化:東京新聞TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55751
(7)生物保全「愛知目標」達成できず 世界で森林減少、種の絶滅が進行(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4700324ffa190c7e3d5272031b42bf518ad2bd49
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政治家としてゴミ・クズ・カスの3人の中から最も劣悪非道なのを1人選ぶ茶番選挙=自民党総裁選が終わりました。今から20年ほど前に森喜朗を総理にする時に、当時の派閥ヘッドの日陰者ジジイたちが密室談合で決めて問題となり、有権者・国民から総スカンを食ったことがありましたが、今回またそれと同じことを繰り返しています。選ばれたのは何と、ついこの間まで「次の総理大臣に誰を期待しますか」の世論調査では最下位の5%程度に低迷していた、あの陰険「令和おじさん」こと、菅義偉でした。菅義偉「スカ」政権=内容スカスカ、メンバーカスカスで、アベ政権継承を自称する史上「サイテー更新」政権が誕生しようとしています。選んだのは自民党「派閥談合」のガラクタ政治家たちです。有権者・国民のみならず、自民党員=とりわけ地方の党員を全くバカにして無視した、不届き千万の振る舞いではありませんか。如何に政治が末期的症状だとは言え、これではあまりにひどすぎます。次期衆院総選挙で、少なくとも菅義偉を総理に選んだ自民党議員全員を落選させましょう。

【速報】第99代首相に菅義偉氏を選出(2020年9月16日)|BIGLOBEニュース
 https://cutt.ly/RfSgcwo

そのスカスカ菅義偉ですが、早くもマスコミの前で、モリカケサクラは終わった話だ、沖縄辺野古を引き続き推し進める・逆らえば沖縄振興はないものと思え、官僚たちは自分の命令に従わせる・嫌なら左遷、消費税率はそのうち引き上げだ、企業が仕事をしやすいように支援する、一般の有権者・国民は自助・共助・公助で、まずは自助に努力せよ(庶民や貧乏人などかまってられるか)、政府として憲法改悪にチャレンジする(のち「自民党総裁として」と言い換える)云々、ロクでもないことを口にしています。

自民党総裁選 討論会詳報:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55250/

また、昨日の日刊ゲンダイ記事によれば、官邸官僚で菅義偉の腰巾着と言われていた2人=杉田和博と和泉洋人がそのまま居座ることになったとも伝えられています。両方とも「加計学園問題」の中心人物たちで、杉田の方は内閣人事局に君臨し菅義偉の意向をうけて霞が関官僚たちを翻弄、ノーナシ・イエスマン・アイヒマンの茶坊主官僚たちを取り立てて栄達させていた「人事権濫用の警察官僚」、他方の和泉洋人の方は厚生労働省の女技官との「公金不倫」の疑惑で『週刊文春』他にさんざん面白おかしく報道された「恥知らずの小賢しいジジイ」である。

まさに末法総理・末法政権さながらです。こんなガラクタ寄せ集め政権など、一刻も早く「やめさせましょう」。アベなきあとの「アベもどき」政治がスタートです。

日本国民は蒙昧の民か(前川喜平 東京 2020.9.13)
 https://blog.goo.ne.jp/2017kyodozenkyo/e/8d752efe6c07db37cf904f718c3ea220

(関連)【自民党】“蒙昧の主”は? 何も信じられなくなる内閣支持率世論調査|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278742


 <別添PDFファイル>
(1)空っぽの菅総裁に雪崩の自民 この政権はおそらく短命(日刊ゲンダイ 2020.9.16)
http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/776.html
ダウンロード - e7a9bae381a3e381bde381aee88f85e7b78fe8a381e381abe99baae5b4a9e381aee887aae6b09120e38193e381aee694bfe6a8a9e381afe3818ae3819de38289e3818fe79fade591bdefbc88e697a5e5888ae382b2e383b3e38380e382a4202020.9.16efbc89.pdf
(2)官房長官に加藤勝氏 菅・自民執行部、午後発足(毎日 2020.9.15)
 https://mainichi.jp/articles/20200915/dde/001/010/034000c
(3)自民総裁選「今夜から水面下で」 菅氏に提案、二階氏ら筋書き(毎日 2020.9.13)
 https://mainichi.jp/articles/20200913/ddm/001/010/115000c
(4)自民党新総裁に菅氏「安倍首相の取り組み継承」(東京 2020.9.15)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55527
(5)負の遺産「モリカケ桜」菅氏は「解明不要」 石破、岸田氏との違い鮮明(東京 2020.9.13)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55249
(6)原発は、地方の声はどこへ…福島忘れた総裁選、菅氏も「冷淡」(東京 2020.9.15)
https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n70db7a011140?_ga=2.2184824.971622040.1600077037-1190756708.1540516191
(7)菅政権にも巣くい続ける側用人たち(森功『サンデー毎日 2020.9.27』)
 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2020/09/27/post-2584.html
(8)政官財の罪と罰:倫理規範も継承した菅政権:古賀茂明(『週刊朝日 2020.9.25』)
 https://dot.asahi.com/wa/2020091400014.html
(9)実は野党も喜ぶ? 10.1冒頭解散(『サンデー毎日 2020.9.27』)
 https://mainichi.jp/sunday/articles/20200914/org/00m/010/002000d
(10)負んぶお化け内閣(鎌田慧 東京 2020.9.15)
ダウンロード - e8b2a0e38293e381b6e3818ae58c96e38191e58685e996a3efbc88e98e8ce794b0e685a720e69db1e4baac202020.9.15efbc89.pdf


 <日刊ゲンダイ>
(1)【菅義偉】稲村公望氏「国際拝金主義者が総理になる恐ろしい時代」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/278683
(2)【菅義偉】加藤官房長官と岸防衛相…安倍ファミリー枠で“実情人事”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278792
(3)【菅義偉】菅は庶民にあらず 自宅億ションと3億円のえげつない集金力|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278639
(4)【菅義偉】菅氏1000万円銅像計画にドッチラケ…地元秋田の発起人直撃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278534
(5)【菅義偉】菅氏の経済指南役は2人「菅政権」閣僚ポストに誰が就く?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/278596
(6)【菅義偉】菅新政権「マスコミ支配」継承 総裁選から“圧力文書”配布|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278532
(7)【菅義偉】菅総裁誕生の裏に“ポスト密約説”飛び交うドス黒い組閣情報|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278735
(8)<日に日に際立つ 菅義偉のポンコツぶり>なぜ、しゃべれない男が首相になれるのか(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/703.html
(9)<飛び交う組閣情報でよぉーく分かった>菅に仲間なし 打算と利害の人間関係(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/721.html
(10)永田町に飛び交う12.6総選挙 地味な菅内閣で野党騙し討ち|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278791


 <ネット・ジャーナリズム>
(1)「叩き上げの苦労人」という虚像。新総裁に手をかけた菅義偉、利権のために恩師も裏切る素顔(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/175e8c818493d9ab74a0fef5c450564e183b3248
(2)「自助・共助・公助」という呪い。まずは自己責任。そして共倒れするまで助け合え-ハフポスト
 https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f586e58c5b62874bc15c4d6
(3)「菅義偉首相」にしがみつく創価学会と公明党の限界(戸坂弘毅)-現代ビジネス-講談社
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75480
(4)菅内閣が安倍首相のオトモダチだらけで「第三次安倍政権」化! 6月の時点で政権禅譲と引き換えに安倍院政の密約が|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/09/post-5635.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzou
(5)菅政権の官房長官に決定 加藤勝信厚労相がコロナ対応で見せた無能!「37.5度以上4日間」の受診目安押し付け、デタラメ答弁連発|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/09/post-5636.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzou
菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに! 圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口|LITERA/リテラ
 https://lite-ra.com/2020/09/post-5633.html?utm_content=uzou_4&utm_source=uzou
(6)安倍政権と自民党の支持率、低迷からなぜ「反転」上昇? 各社世論調査「異例の結果」を比べてみた- J-CAST ニュース
 https://www.j-cast.com/2020/09/10394047.html
(7)女性たちの怒りの「はぁ?」が世の中を動かす 菅政権に対抗する力はフェミニズム AERA dot.
 https://dot.asahi.com/dot/2020091500026.html
(8)菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発「役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている」〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2020091000004.html
(9)倉重篤郎のニュース最前線:官僚の「下僕」化さらにひどくなる 前川喜平の安倍政治総括と体験的「菅義偉」論 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/zfShL9p
(10)総裁選を前に石破茂が自民党に苦言「最終的には総選挙でしっぺ返しを食らう」文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/40193


 <東京新聞>
(1)<視点>望月衣塑子 菅政権の情報開示に懸念 官僚支配とメディア管理が進む恐れ【動画あり】:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55442
(2)総裁選「核軍縮」の議論低調…「恥ずかしい」失望の声続々:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55226?rct=politics
(3)菅氏の描く社会像は… 「自助」優先、弱者置き去りの懸念:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55521
(4)菅氏、派閥支持の弊害否定 改憲は自民4項目を議論:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55551?rct=politics
(5)自民総裁に菅氏 「表紙」だけを替えても:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55604?rct=editorial
(6)自民党4役など菅氏支持の主要5派に 派閥均衡を重視し割り振る:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55740


 <その他>
(1)後藤田正純氏、総裁選と報道に苦言「いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/09/14/0013695619.shtml
(2)自民党総裁選に決定的に欠けているもの - 小幡績 - コラム - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 https://www.newsweekjapan.jp/obata/2020/09/post-56.php
(3)小沢氏、河野防衛相の「10月中に総選挙」予想に苦言「図に乗らない方がいい」-芸能-デイリースポーツ online
 https://www.daily.co.jp/gossip/2020/09/10/0013683172.shtml
(4)菅義偉の「お友達」相関図 楽天・三木谷浩史氏に横浜のドンも(SmartFLASH)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c29158f5f37817268ba3f1770c1d1ac76d6662bf
(5)菅義偉新総理が「安泰ではない理由」とヤバすぎる「自民党派閥のエゴ」安積明子 現代ビジネス
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75665
(6)菅義偉政権の誕生から日本型のファシズムを考えた 三島憲一 論座-朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020091400003.html?iref=opinion
(7)菅首相誕生で政権とメディアの関係はどうなる 日本のジャーナリズムに及ぶ影響とは
 https://cutt.ly/yfSjE3A
(8)浜矩子「アホノミクスを継ぐスカノミクスに欠けているのは、豊かさの中の貧困問題への対策だ」AERA dot.
 https://dot.asahi.com/aera/2020090900032.html
(9)中間所得層の底上げを 富の偏在が社会のひずみ生んだ 岸田氏:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55236/
(10)【岸田文雄】宏池会で始まる「岸田おろし」総裁選惨敗でNo.2が会長狙う|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278681
草々 

「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」(伊丹万作):大阪市議会可決で11月に再び住民投票、住民を分断する「大阪都構想」(♪(大阪維新に)だまされたあんたがアホやねん♪)

前略,田中一郎です。


●(別添PDFファイル)維新の執念、大阪市議会可決で11月に再び住民投票、住民を分断する「大阪都構想」(粟野仁雄『週刊金曜日 2020.9.11』)
ダウンロード - e5a4a7e998aae5b882e8adb0e4bc9ae58fafe6b1bae381a711e69c88e381abe5868de381b3e4bd8fe6b091e68a95e7a5a8e3808ce5a4a7e998aae983bde6a78be683b3e3808defbc88e7b29fe9878ee3808ee98791e69b9ce697a5209.11e3808fefbc89.pdf

●(報告)(7.6)オルタナティブな日本をめざして(第48回)「「維新の会」って、なんやねん!?」(新ちょぼゼミ:清水ただし衆議院議員)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-e48611.html

●♪(大阪維新に)だまされたあんたがアホやねん♪
 https://www.youtube.com/watch?v=SKhRNUNRVqM

(関連)【大阪維新の会】大阪都構想 事実を確認しなければ維新のペテンに騙される|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278594
(関連)それでもバカとは戦え|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524

(関連)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-6c3fc4.html

(「昔は水の都、今はアホの都」の大阪(ここはワテの生まれ育った故郷でんねん)のアホの有権者たちが、大阪維新などというゴロツキ・チンピラ・デマゴーグのたぐいの政治家集団に騙されて、自分たちのかけがえのない基礎自治体をぶっ潰そうとしています。大阪維新の狙いは明らかで、大阪市の豊富な財源を取り上げて大阪府に移し、そこで有権者・市民とは関係のない利権事業・土建事業にたっぷりと税金をつぎ込もうというのです。カジノ万博などはその1つにすぎません。放置すればこれからもどんどんやっていくでしょう。これを「やられる方」がもろ手を挙げて賛成しています。まさに万歳突撃です。たたでさえ生きづらい・日々の生活が大変な時代だというのに、自分の基礎自治体を今の大阪市よりもずっとずっと規模が小さく、財政的にも貧弱な「特別区」にして「喜ぶ」というのですから、まさに「アホ」さながらです。「アホちゃいまんねん、パーでんねん」という反論が聞こえてきます。(前回の住民投票では、都構想の内容も知らず、大阪市がなくなることも知らないで、賛成票を投じていたアホが8割近くもいたという報告がすでに報道されています。:田中一郎)

(関連)あほやねん 大阪(その1):大阪の街をぶっ壊すチンピラ似非右翼の「維新」、その究極が大阪市をなくしてしまう「大阪都構想」、市場原理主義アホダラ教唱えて迷走中(「種子法廃止」で公的支援打切りは大阪と奈良) いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-c84c.html

(関連)あほやねん 大阪(その2):愚にもつかない「大阪都構想」を争点に脱法的行為の「ダブル府市あわせ」選挙が展開中(岩波月刊誌『世界』掲載論文と朝日新聞記事から)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-26de.html


以下はメール転送です。
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伊丹万作(『映画春秋』創刊号・昭和二十一年八月)

WEBで読む:https://ch.nicovideo.jp/article/ar1944601
アプリで読む:https://ch.nicovideo.jp/ch1332/app?from=blomaga_mail&ref=share


・多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えてだまされていたという。私の知つている範囲ではおれがだましたのだといつた人間はまだ一人もいない。

・多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はつきりしていると思つているようであるが、それが実は錯覚らしい。民間のものは軍や官にだまされたと思つているが、軍や官の中へはいればみな上のほうをさして、上からだまされたというだろう。上のほうへ行けば、さらにもつと上のほうからだまされたというにきまつている。すると、最後にはたつた一人か二人の人間が残る勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間がだませるわけのものではない。すなわち、だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かつたにちがいないのである。しかもそれは、「だまし」の専門家と「だまされ」の専門家とに劃然と分れていたわけではなく、いま、一人の人間がだれかにだまされると、次の瞬間には、もうその男が別のだれかをつかまえてだますというようなことを際限なくくりかえしていたので、つまり日本人全体が夢中になつて互にだましたりだまされたりしていたのだろうと思う。

・このことは、戦争中の末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、ラジオのばかばかしさや、さては、町会、隣組、警防団、婦人会といつたような民間の組織がいかに熱心にかつ自発的にだます側に協力していたかを思い出してみれば直ぐにわかることである。

 たとえば、最も手近な服装の問題にしても、ゲートルを巻かなければ門から一歩も出られないようなこつけいなことにしてしまつたのは、政府でも官庁でもなく、むしろ国民自身だつたのである。私のような病人は、ついに一度もあの醜い戦闘帽というものを持たずにすんだが、たまに外出するとき、普通のあり合わせの帽子をかぶつて出ると、たちまち国賊を見つけたような憎悪の眼を光らせたのは、だれでもない、親愛なる同胞諸君であつたことを私は忘れない。もともと、服装は、実用的要求に幾分かの美的要求が結合したものであつて、思想的表現ではないのである。しかるに我が同胞諸君は、服装をもつて唯一の思想的表現なりと勘違いしたか、そうでなかつたら思想をカムフラージュする最も簡易な隠れ蓑としてそれを愛用したのであろう。そしてたまたま服装をその本来の意味に扱つている人間を見ると、彼らは眉を逆立てて憤慨するか、ないしは、眉を逆立てる演技をして見せることによつて、自分の立場の保鞏ほきようにつとめていたのであろう。

・少なくとも戦争の期間をつうじて、だれが一番直接に、そして連続的に我々を圧迫しつづけたか、苦しめつづけたかということを考えるとき、だれの記憶にも直ぐ蘇つてくるのは、直ぐ近所の小商人の顔であり、隣組長や町会長の顔であり、あるいは郊外の百姓の顔であり、あるいは区役所や郵便局や交通機関や配給機関などの小役人や雇員や労働者であり、あるいは学校の先生であり、といつたように、我々が日常的な生活を営むうえにおいていやでも接触しなければならない、あらゆる身近な人々であつたということはいつたい何を意味するのであろうか。

・いうまでもなく、これは無計画な癲狂戦争の必然の結果として、国民同士が相互に苦しめ合うことなしには生きて行けない状態に追い込まれてしまつたためにほかならぬのである。もしも諸君がこの見解の正しさを承認するならば、同じ戦争の間、ほとんど全部の国民が相互にだまし合わなければ生きて行けなかつた事実をも、等しく承認されるにちがいないと思う。

・私は「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。だまされるということはもちろん知識の不足からもくるが、半分は信念すなわち意志の薄弱からくるのである。・いくらだますものがいてもだれ一人だまされるものがなかつたとしたら今度のような戦争は成り立たなかつたにちがいないのである。

・だまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。

・このことは、過去の日本が、外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で打破することができなかつた事実、個人の基本的人権さえも自力でつかみ得なかつた事実とまつたくその本質を等しくするものである。そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。それは少なくとも個人の尊厳の冒涜ぼうとく、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である。

・我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を真剣に反省しなかつたならば、日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。

・「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。
=====================================
草々 

2020年9月15日 (火)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(115):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その16)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
================================
1.「新ちょぼゼミ」の予定
(1)(予約必要)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側より「新しい民主主義」をテーマにしてプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-11f035.html

(2)(予約必要)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回):「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側より「新しい民主主義」をテーマにしてプレゼンを行います:9/24の続き)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-2cb1bd.html

(3)(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(最初の1時間で主催者側より「新しい民主主義」をテーマにしてプレゼンを行います:9/24の続き=この日は「第二次司法民主化」の話が中心になると思います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-89177c.html


2.止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会
 https://humanchain.tobiiro.jp/


3.アジア太平洋戦争を忘れない
(1)「鳴門海峡での機銃掃射で82人が死んだ。大半が10代の少年だった」 無残な遺体を穴に埋めた経験、元予科練生の93歳が初めて語る|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/353892

(2)特攻は白紙に。万世飛行場に配属され、任務は特攻隊の援護だった。喜界島までが燃料が少なく開聞岳まで。死ににいく同僚に翼を上下に揺らして別れを告げた〈証言 語り継ぐ戦争〉 - 鹿児島のニュース - 南日本新聞 - 373news.com
 https://373news.com/_news/?storyid=125591


4.(他のMLでの議論です)(続)それでもバカとは戦え!
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524/454

(関連)(別添PDFファイル)日本国民は蒙昧の民か(前川喜平 東京 2020.9.13)
 https://blog.goo.ne.jp/2017kyodozenkyo/e/8d752efe6c07db37cf904f718c3ea220
(関連)(別添PDFファイル)今も権力に迎合する日本国民に民主主義は定着しているか(孫崎享 日刊ゲンダイ 2020.9.11)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278537

(田中一郎コメント:一部加筆修正)
日本の病的な大衆社会状況を批判する言論が、「世直し」派の有識者の中からも出てきています。当然でしょう。(但し、私のような「石ころチョボチョボ市民」はともかく、オピニオンリーダーの方は、揚げ足取りをされないよう、十分に気をつけて発言してください)

既に私のメールでも申し上げましたように、これまでの日本では、大衆を蔑視して上から目線で話す人間は、慇懃無礼も含めて、もっぱら保守反動側にいる連中でした。石原慎太郎、麻生太郎、西部邁、百田なんとか、・・・・・丁寧に調べれば、ロクでもない連中の名前がずらっと並びます。

しかし、アベ政権が長期化して、日本社会の世代交代が進むにつれて(私は70歳以上の人たちの人数が減少していることが、日本社会がおかしな方向に進んでいる要因の1つではないかと見ています=戦争ないしは戦後の混乱期を経験した世代)、日本の政治・行政・司法が「みつどもえ」でガタガタ・ボロボロになり、それと表裏一体で日本の大衆社会の状況は極めて劣悪化しています。この状態は「危険な社会状況」と言っていいものです。私はそれを「1930年代現象」とネーミングしています。こういう大衆社会の状況下では、いわゆるデマゴーグが現れて、強権的・権威主義的・暴力的な処方箋が扇動的に掲げられ、おかしくなった大衆がそれに振り回されるという事態が生まれやすいのです。今般の「維新」現象や小池百合子現象などは、その一例です。

問題は、これに対して、左派ないしはリベラル勢力=世直し勢力が、きちんとした対応方針を持っておらず、従来発想の中で「バカに対してはバカと言ってはいけない」と、気高き古風な言動倫理を持ち続けていることです。そしてその裏返しが、様々な世の中への訴えが、社会正義の貫徹主張であったり、平和の貴重さだけの訴えであったり、アベ政権のデタラメ批判への集中であったりしています。私は今日の社会状況を鑑みた場合、これではまずい、これでは足りない、と思っているのです。これは誤解を恐れずに言えば、発言者の一種の自己保身であって、物事の急所に突き刺さる時代的パワーに欠けているのです。

それに対する処方箋の1つは、松尾さん(松尾匡立命館大学教授)がいみじくも「反緊縮」で訴えた「経済の問題」です。もっと卑近な言い方をすれば、「お前にとって損か得か、よく考えろよ」という問題です。私はこの病的な日本の大衆社会状況で、有効性の高い方法の1つが「胃袋に訴える」という方法だと思っています。人間それぞれ、どうやって食べていくのか、日々を暮らしていくのか、その時に、社会というものは自分たちが変えられない「自然環境」なのか=そんなことはねーだろ、よく考えて、日々の消費選択と、選挙の時の投票から、変えてみたらどうや、というのが、私は有効性を持っていると思っているのです。故小田実氏の(私の)「チョボチョボ市民」論も同様の考え方です。そして、これに相当程度成功したのが山本太郎氏です(他方、「れいわ新選組」の方はまだまだ未熟で問題だらけです)。

日本は戦後の時代を終わって、世代交代を進めながら、新しい時代に入ってきています。どうもロクでもない時代のようです。そんな中、既にお送りしたメールでも申し上げましたが、世直し勢力での熟議民主主義が欠乏状態です。こんなことでは、世の中を変えることはできません、はっきりと申し上げておきましょう。日本の市民運動・社会運動は「ベ平連」を思い出してみることです。


5.その他直近情報から
(1)GoTo、10月から東京解禁 全国拡大へ、感染対策が課題:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55047?rct=politics
(2)合流新党結成のキーマン「職業政治家 小沢一郎」の挫折と希望|AERA dot.
 https://dot.asahi.com/dot/2020090800059.html
(3)新・立憲民主党のカギを握る枝野代表の人事、同じ顔ぶれの「メリーゴーランド」に不満も〈週刊朝日〉AERA dot.
 https://dot.asahi.com/wa/2020091100035.html
(4)道徳の教科化、歴史教科書の検定で「教育に介入」現場と溝<安倍政権 緊急検証連載>:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54660
(5)米19年目の9・11「最前線の人間ほど犠牲に」テロ被害の男性、政府のコロナ対応に危機感:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55011


6.「いちろうちゃんのブログ」より
(1)(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-6c3fc4.html

(2)選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-79ee40.html

(3)立憲民主党・国民民主党が合流へ(その1):選挙のたびにウロチョロをくり返す「烏合の党」から脱却し、改革派市民とともに「オルタナティブな日本」を目指せ!(枝野幸男・福山哲郎他の立民執行部は今回の総選挙がラストチャンス)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-8721df.html

(4)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html
================================


「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開の第115回目=「昨今の放射線被曝をめぐる議論(その16)」をお送りいたします。それにしても、このシリーズは、いったいいつになったら終われるのでしょうか。こうしている間も、日々刻々と、原発・原子力の出鱈目が続いています。ええ加減にさらせ~!!!!!!!! ですよね。ほんまに。

20200911 UPLAN 9.11経産省前テントひろば10年目大集会~トリチウム等放射能汚染水を海に流すな~ - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=EDvhEx1nUGI


 <別添PDFファイル>
(1)もはや疑えない福島での「がん多発」(イントロ部分)(明石昇二郎『週刊金曜日 20209.11』)
(2)福島の甲状腺調査、コロナ禍で一部休止 なし崩しの縮小に懸念(東京 2020.5.24)
(3)屋内退避では内部被ばくは防げない:原発の避難計画に実効性なし(「原子力規制を監視しようニュース」)(2020.9.11)
(4)原発5~30キロ圏対象、屋内退避 本当に安全? 窓を閉めていても空気出入り(東京 2020.8.30)
(5)福島・浪江町 学校解体(『週刊金曜日 2020.9.11』)
(6)黒い雨訴訟 広島県・市 苦渋の控訴、「毒杯を飲むという心境」(東京 2020.8.14)
(7)放射線教育に見るフクシマの現実(イントロ部分)(平館英明『週刊金曜日 2020.6.5』)
(8)(東日本大震災10年へ:3・11の現在地)汚染水、逃げ続ける国(朝日 2020.9.11)


1.(別添PDFファイル)もはや疑えない福島での「がん多発」(イントロ部分)(明石昇二郎『週刊金曜日 20209.11』)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/09/10/news-79/

(田中一郎コメント)
 「福島県民健康調査」はおっしゃるように未受診の子どもたちの問題があり、更にその未受診の子どもたちが増えていること、特に成人して福島県を去った人たちの受診率が極めて低いことが問題です。しかし、何といっても最大の問題は、既知の通り「経過観察」という小児甲状腺ガン隠しであり、また、指定病院以外で甲状腺ガン治療や手術を行った子どもたちの未集計の問題があります。しかし、「福島県民健康調査検討委員会」はこうした問題に取り組む姿勢を見せず、毎度毎度、どうしたら子ども甲状腺ガン検査をつぶすことができるか、少なくとも(統計学的に有意でない状態にまで)受診者を減らせるかに腐心している状態です。原子力・核の被害を「見えない化」させること、これが彼らの一大戦略です。

(速報)(8.31)第39回「福島県民健康調査」検討委員会 結果:小児甲状腺ガン246人(ほぼ確実の疑いを含む)、手術200人、経過観察4227人- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-a3f7dc.html

(関連)(別添PDFファイル)福島の甲状腺調査、コロナ禍で一部休止 なし崩しの縮小に懸念(東京 2020.5.24)
 https://lituum.exblog.jp/30079726/

更にここにきて、ジャーナリストの明石昇二郎さんが別添PDFファイルの通り、福島県における胃ガン・前立腺ガン・肝臓関連ガンなどの多発を「ガン統計」から探り出してくれました。今後はその他の部位のガンも増大していくであろうことが推測されます。また、ガン以外の様々な健康障害も増えてくるものと思われます。

(別添PDFファイル)もはや疑えない福島での「がん多発」(明石昇二郎『週刊金曜日 20209.11』)
 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/09/10/news-79/

私は福島県内やその周辺の都県での脱被ばく運動の減退・衰退を懸念しています。原発事故直後から申し上げておりますが、脱被ばく運動の基本は、1に「学習会」、2に「学習会」、3,4がなくて、5に「学習会」です。なぜなら、放射能と被ばくの正体、国際放射線防護委員会(ICRP)の非科学性・非実証性のインチキ説明、福島原発事故をめぐる放射線被曝のごまかし、などなど、こうした「事実」がしっかりと認識できていなければ、今日の福島県の様な事態が生れたり、全国各地の原発立地自治体の様な動きが出たり、あるいは自公・維新のみならず、新立憲民主党(合流後)の一部の政治家たち(例えば野田佳彦や蓮舫)のような態度が生れてくるのは必定だからです。

放射線被曝は人体や生物の緩慢なる殺戮であり、また、子々孫々に至るまで「正常な生命活動」の破壊です。核と人類・生命との共存などありえないのです。このことを福島第一原発事故後もしっかりと理解しようとしない日本の少なくない有権者・国民(その典型事例が寿都町であり、その近隣の神恵内村の一部の人間達です)や、理解させようとしないいい加減な有識者たちが、まさに文字通り、日本という国を「亡国」に追い込もうとしているのです。この点が、日本人が福島第一原発事故を見て「身にシミた」原発問題と放射線被曝問題との違いです。

(少なくない霞が関の官僚どもは、原発や核燃料サイクルの危険性はもちろんのこと、放射能や恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)の危険性をある程度理解しています。しかし、組織的な根腐れを起こしていて、あるいは自己保身のため、動く気配はありません)

脱原発についても(政治を動かせ)、脱被ばく(勉強会)についても、運動の在り方の見直しが問われています。少し前の私のメールにも書きましたが、福島第一原発事故後10年の時が経過しました。「第二の敗戦」と言われた原発大事故にもかかわらず、日本は変わらなかったし、変えられなかった、それどころか、どんどんひどい方向へ落ちて行っています。私は世代交代の要因が大きいと思っていますが、それだけではなさそうです。


2.20200822 誰がための放影研 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8Qmn3dKeI1c&feature=youtu.be

(田中一郎コメント)
 放射線影響研究所(RERF)の地下室には、被爆者から得たデータを中心に山のように非公開情報が積み上げられているという。また、福島第一原発事故後における放射線被曝のゴマカシの「先兵」のようなことをしている丹羽太貫という人物が理事長などをし(歴代の理事長も初代の重松逸三やその後の長瀧重信など、ひどいメンツだ)、また、多くの放射線ムラの御用学者どもがタムロをしているこの研究所が、およそまともな研究所でないことは自明である。しかも、今日に及んでも、対米隷属の下でこの研究所にはアメリカがカネを出し、経営も「共同」(隷属でないの?)でやることになっているなど、おかしな状態は依然として変わっていない。

録画の中では、丹羽太貫理事長が殊勝なことを言っているけれども、こいつは多くの人が見ている前での言動と、そうでない時の言動が著しく違う、浅薄なる二重人格者の様な人物でもある。この研究所を「正常化」させるとすれば、まずはアメリカのカネを返上して独立するとともに、徹底した情報公開と研究交流、つまり放射線被曝に関する「科学的実証的」な研究を、研究所外の、特に核や放射線被曝に批判的な研究者と、正常な形で議論したり、討論集会を開いたりするところから始めるしかないのではないか。そして、放射線ムラの御用聞きのような人間たちには、この研究所から去ってもらうしかない。私は現状の自公政権が政治を牛耳っている状況下で、そのようなことができるとはとても思えないのである。

他方、現在の「福島県民健康調査検討委員会」が、この悪名高き「ABCC」とよく似てきている。放射線被曝をめぐって、また同じような犯罪的行為が繰り返されているように思える。


3.(別添PDFファイル)屋内退避では内部被ばくは防げない:原発の避難計画に実効性なし(「原子力規制を監視しようニュース」)(2020.9.11)
 http://kiseikanshi.main.jp/2020/09/11/155555/

(関連)原子力規制を監視する市民の会
 http://kiseikanshi.main.jp/

(田中一郎コメント)
(別添PDFファイル)原発5~30キロ圏対象、屋内退避 本当に安全? 窓を閉めていても空気出入り(東京 2020.8.30)
 https://cutt.ly/5fUTWVP

(関連)原発5〜30キロ圏 もし事故なら…屋内退避は安全なのか:中日新聞Web
 https://www.chunichi.co.jp/article/114470

(田中一郎コメント)
 アベ政権・自公政治が、上記別添PDFファイルにあるように、政府の役人どもを使って、かようなバカみたいな試算や検証をやらせているとは、もはや末期症状の末期現象でしょう。「敵基地攻撃」がなければ日本を守れないなどと言う前に、原発事故で自滅しても仕方がないと言っているようなものです。そもそも避難計画など「絵に描いた餅」だし、その作成を強要される自治体は、一緒になって作成拒否をし、返す刀で原発再稼働に関して半径100km圏内くらいの全自治体に承認権限をよこせという社会運動を起こしてしかるべきです。原発が過酷事故を引き起こせば、福島第一原発事故の教訓から見て、100km圏内くらいには猛烈な放射能が降り注ぐと思われるからです。しかし大半の自治体が平々凡々と原子力代理店政府に付き従っていることが私には理解できませんし、そんな「金魚のフン」の様な首長や地方議会議員を選出している有権者についても理解できません。

加えて、このニュースが問題提起していることです。原発が大事故を引き起こせば、周辺地域に住む住民は屋内に退避しなさい、などと、よくヌケヌケと言えたものだと思いますね。原発・核燃料サイクル施設の過酷事故が起きたら、逃げないで屋内にいて放射能で徹底的に被ばくしなさい、外でウロチョロするよりはいいでしょ、と言っているということですから、こんなものに対して「ふざけんじゃねーぞ」「そういうことを言うのなら、原発は東京のど真ん中、霞が関と永田町と東電本社敷地に移転しろ」と言い返さなければいけないでしょう。かつてアジア太平洋戦争という負け戦の際には、空襲が来ても逃げてはならぬ、バケツで火を消せ、などと当時の「臣民」に強要し多くの犠牲を出しましたが、その現代版のようなものです。黙ってハイハイなどというのなら、物言えぬ従順なる家畜と変わりませんね。そもそも、何でこんなことまでして原発で湯を沸かして電気をつくらないかんのか、です。電気は足りているのです。バカやってんじゃねーぞということです。

それにしても、野党=特に立憲民主党は、上記のことをどこまで国会で追及しているのでしょうか? 私は同党に「原発ゼロ」法案(基本法だからこれが成立しても脱原発は一歩も前には進まない=各法が必要)で騒ぎ立てるだけでなく、原発再稼働を実効的にストップさせるため、原発・核燃料サイクル施設の再稼働に関して、周辺数十km県内の全自治体の承認を法律で義務化せよ、など、いくつかのことを申し上げています(他にも、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の廃止と御用学者・御用人間の公職追放、放射能汚染防止法の制定など)。しかし、一向に動く気配はありません。この政党は、本当に「原発ゼロ」脱原発をやり抜く強い意志はあるのでしょうか? まだまだ脱原発・反原発の市民運動・社会運動の取組は不十分です、原発を止めるには「政治を動かせ」です。

(関連)20170907 UPLANUPLAN【新ちょぼゼミシリーズ 】田中一郎「討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=ngkS6_K_XC8

(関連)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


4.美浜の会 HPより
 http://www.jca.apc.org/mihama/

(1)共同声明 六ヶ所再処理工場の許可に抗議する(美浜の会他全部で5団体2020.7.29)
 http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/kogi-seimei20200729.pdf

(2)関電の火山灰対策は、国の「火山影響評価ガイド」に違反、規制委は関電の設置変更許可申請を却下し、運転提訴を命じるべき(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news165/news165kazanbai.pdf

(3)国内初の40年超え老朽原発の再稼働を止めよう(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news165/news165rokyu.pdf

(4)寿都町長は、核のゴミ処分場の調査応募検討を撤回せよ(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news165/news165top.pdf

(5)寿都町は核のゴミの地層処分には不適:町に活断層があることを国の「地震調査研究推進本部」が既に認めている(美浜の会 2020.9)
 http://www.jca.apc.org/mihama/nuclear_waste/suttu_nw20200821.pdf


5.(別添PDFファイル)福島・浪江町 学校解体(イントロ部分)(『週刊金曜日 2020.9.11』)
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003093.php


6.20200829 UPLAN 青木克明『「黒い雨」と「黒い雨」被爆者訴訟』 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xp8K-4EbDg8

(関連)(別添PDFファイル)黒い雨訴訟 広島県・市 苦渋の控訴、「毒杯を飲むという心境」(東京 2020.8.14)
 https://www.asahi.com/articles/ASN8D66TNN8DPTIL017.html
(関連)黒い雨の真実、40年を振り返る 控訴した国の懸念と終わらない闘い
 https://cutt.ly/QfONv8J
(関連)被爆資料2万点がほぼ死蔵 長崎原爆資料館 学芸員不足、調査分析追いつかず | 47NEWS
 https://this.kiji.is/673465670837142625?c=39546741839462401


7.(別添PDFファイル)放射線教育に見るフクシマの現実(平館英明『週刊金曜日 2020.6.5』)
ダウンロード - e694bee5b084e7b79ae69599e882b2e381abe8a68be3828be38395e382afe382b7e3839ee381aee78fbee5ae9fefbc88e382a4e383b3e38388efbc89efbc88e5b9b3e9a4a8e88bb1e6988ee3808ee98791e69b9ce697a5202020.6.5e3808fefbc89.pdf


8.(別添PDFファイル)(東日本大震災10年へ:3・11の現在地)汚染水、逃げ続ける国(朝日 2020.9.11)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14618327.html

(上記の朝日新聞を読んでいて思うのは、できもしない「廃炉」の全体計画への批判をしっかりとせぬままに、政府や原子力ムラの方針を既成事実として受け入れてしまったことを前提にして記事を書いている様子がうかがえることだ。やはり朝日新聞は朝日カバカバ新聞なのか!?:田中一郎)

20191025 UPLAN【前半のみ】西尾正道「隠蔽される福島原発事故の真実〜捨てるな、トリチウム汚染水。遺伝子が損傷する!〜」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=dqq77fljU3I

(関連)福島第一、限界迫る汚染水 国は先送り 風評被害いまも:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN9B5VD4N99ULBJ00Y.html?ref=mor_mail_topix2
(関連)茨城県知事ら懸念表明 福島第1の処理水放出(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/653851e8e8271f424dfa554fd9b8180a0e58c60f
(関連)基準値超え処理水 専用装置での二次処理の性能試験を9月15日から開始<東京電力・福島第一原発>(福島テレビ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e3ec9cefa65630da063321e005294699ad44795b

(関連)新政権に委ねられた汚染処理水処分 現場で見た絶対に取り除けないモノとは - 毎日新聞
 https://cutt.ly/KfOM1oo
(関連)短絡的に結論出すな 自然保護の努力 水泡に トリチウム処理水(福島民報)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4d55ec1280fbe328aead0c68af2fe50eca76c9e2
(関連)福島第一原発 放射性物質トリチウム含む処理水 宮城県副知事「国民的議論で方針決定を」国に求める(KHB東日本放送)-Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c2bae869bd4831a69157c9fe63f7698d7b69d4b1

(関連)処理水 福島県外での放出「妥当」木幡福島市長、議会で初答弁(福島民報) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8dce40bbf7b5fce6d5a53d962f3d2ed52052ac86
(↑ このバカ野郎、クビにしろ!)
草々 

2020年9月13日 (日)

選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです:みなさま、新聞を取るなら東京新聞です)
================================
1.(別添PDFファイル)ドコモ口座ないのに被害…成り済ましで開設される:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55243

(田中一郎コメント)
 IOTだ、情報社会だ、キャッシュレスだ、などと、インチキ政府に踊らされて、ITツールを軽率に使っているうちに、いよいよこの日本にも「成りすまし社会」という、うっとうしい限りの社会が到来しようとしているようである。ドコモなど持ってないのに、自分は全く与り知らないのに、他人や他の会社などが勝手に自分の財産(今回は銀行預金)を自分に「なりすまし」て使っている、こんな事件が起きてしまった。記事を読んでみれば、ドコモも銀行も共に営業優先で本人確認をおろそかにして、利益欲しさで突っ走っていたことが見て取れる。しかもだ。この犯罪事件がマスコミにより大々的に取り上げられて世の中に騒ぎが起きるまで、この犯罪の被害者になった人が、NTTドコモや銀行に問い合わせて財産の回復を訴えても、彼らは「知らぬ存ぜぬ対応できぬ」の態度を繰り返していたのだ。そして監督官庁の金融庁の役人までが「セキュリティ強化は利便性向上に逆行する」などと言っているのだからお話にならない(申し訳程度の報告書を求めている)。IOT社会の正体がここに如実に表れている。

大事なことは、この「成りすまし被害」は、この事件にとどまらないことだ。まもなく日本最大の「成りすまし事件」が起き、日本国中が大騒ぎになる日も近いだろう。それは前々から私が申し上げてきた「マイナンバー」である。こんなものは危ないだけでクソの役にも立たないのだが、既にわずかばかりのエサに釣り上げられて、マイナンバーカードを作った人間も少なくない。愚か極まる話だ。いつのまにか自分の財産(マイナンバーの場合はわずかばかりの銀行預金とは限らない)が「成りすまし」人間や組織にかすめ取られる日がやってくるだろう。そしてその場合、上記でも事件の最初に見られたように、その被害をどこも助けてくれはしないのだ。「マイナンバー制度」は「ドコモ口座」とは違って役人たちが運営をしている。役人がユーザーのために何かをしてくれるなどと思っているとしたら、相当に世間知らずかお人好しだと思っておいた方がいい。「マイナンバー制度」に関するトラブルはすべて「断固とした自己責任原則」が貫かれるだろう。被害者の面倒など、いちいち見てられるか、というのが、推進をしている連中の偽らざる本音である。そして海外では、「マイナンバー制度」と同じような制度で「成りすまし被害」が多発している。

また他方では、日本人の全個人情報がマイナンバーにひも付けられて全世界に丸裸にされてオープンとなる日もやってくるに違いない。その時になって嘆いてみても、もう手遅れなのは自明のことである。明るみに出されてしまった個人情報は、どこの誰によるかはわからないが記録保存されて、消去することは不可能となる。そして「成りすまし被害」の潜在的予備軍となる。税制や社会保障をかじったドアホの大学教授どもやマスごみたち、IT利権にどっぷりつかった政治家オヤジたちが「マイナンバー制度」を推奨しているが、そんなものを真に受けてはいけないのだ。「マイナンバー制度」は一刻も早く廃止、これしかない。

危険! マイナンバー&カード:「成りすまし」があなたを狙っています=あなたの名前で誰かが勝手に取引、あなたの個人情報が丸裸に=そんなリスクがあるのに、その損害は全部「自己責任」とされています- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-e54bb5.html

(関連)1分間で30万円…計60万円被害の女性「恐怖でした」 ドコモ口座不正引き出し:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/55247
(関連)ドコモ口座不正、73件に拡大 被害1990万円、12銀行:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54938
(関連)対応後手、遠い全容把握 ドコモ口座不正引き出し:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54799
(関連)ドコモ口座不正引き出し問題でスマホ決済の安全性への不信再び 本人確認の不備突かれ、被害全国に:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54633

(関連)(別添PDFファイル)「ドコモ口座」仕組は?(毎日 2020.9.11)
 https://mainichi.jp/articles/20200911/ddm/008/020/050000c


2.福島第一原発事故損害賠償裁判
(1)(別添PDFファイル)(チラシ)(9.23)原発被害者集団訴訟 千葉第2陣控訴審
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc99efbc8eefbc92efbc93efbc89e58e9fe799bae8a2abe5aeb3e88085e99b86e59ba3e8a8b4e8a89f20e58d83e89189e7acacefbc92e999a3e68ea7e8a8b4e5afa9.pdf
(2)(別添PDFファイル)(チラシ)(10.2)福島原発かながわ訴訟 第3回控訴審
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89efbc88efbc91efbc90efbc8eefbc92efbc89e7a68fe5b3b6e58e9fe799bae3818be381aae3818ce3828fe8a8b4e8a89f20e7acacefbc93e59b9ee68ea7e8a8b4e5afa9.pdf


3.イベント情報
(1)(10.1)第8回「withコロナの経済政策を語る」議員シンポ(99%経済政策フォーラム)
 https://99forum.jimdofree.com/
(2)シンポジウムのおしらせ – ゲノム問題検討会議
 https://genome714.com/%e3%81%8a%e3%81%97%e3%82%89%e3%81%9b/


4.キャンペーン
(1)自然やエコツアーを愛する市民のみなさま、H.I.S.さんに一緒にお手紙を送りませんか? · Change.org
 https://cutt.ly/3fITN3U
(2)日本で唯一!患者さんのためのマネーデータベース「製薬会社と医師」2018年度版も作りたい! - クラウドファンディングのMotionGallery
 https://motion-gallery.net/projects/db2018

(関連)新薬承認のキーマンに流れる製薬マネーの驚愕-医薬品・バイオ-東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/amp/373148?display=b


5.ガラクタ政治家たちが選ぶゴミクズ首相:自民党を選挙で全員落選させよう
(1)【河野太郎】河野防衛相「解散は10月」宣言 リップサービスの可能性も|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278533
(2)【菅義偉】「安倍なき安倍政権」という首なしお化けのような新政権|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278485
(3)【菅義偉】国民総のけぞりスカスカ菅演説 原稿棒読みまで継承のア然|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278480
(4)【菅義偉】人気だから? 菅長官「自費出版本」10万円急騰のカラクリ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278479
(5)【菅義偉】菅氏1000万円銅像計画にドッチラケ…地元秋田の発起人直撃|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278534
(6)【二階俊博】菅陣営の推薦人に入閣待望組 二階派の露骨すぎる猟官運動|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278482
(7)<菅義偉という男の暗さと不気味>いくら大メディアが持ち上げても隠せない 陰湿な安倍亜流(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
 http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/641.html
(8)政策反対なら官僚は異動 菅氏 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371016
(9)総裁選で自民党がまた新聞社に圧力文書! 菅の圧倒的優勢でも「公平・公正な報道」を求めたのは政権誕生後の圧力を正当化するため |LITERA/リテラ
 https://cutt.ly/pfIT6xY


6.その他
(1)(別添PDFファイル)日本国民は蒙昧の民か(前川喜平 東京 2020.9.13)
ダウンロード - e697a5e69cace59bbde6b091e381afe89299e698a7e381aee6b091e3818befbc88e5898de5b79de5969ce5b9b320e69db1e4baac202020.9.13efbc89.pdf
(2)二階幹事長が続投へ 自民役員 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6370775
(3)(別添PDFファイル)道路橋修繕6割未着手、4万3000力所 自治体の財源・人手不足(東京 2020.9.12)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62016110Y0A720C2EE8000/

(関連)橋・トンネル、早期修繕必要8万カ所 全国老朽化点検「5年以内に」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/15278
(関連)老朽化の現状・老朽化対策の課題(国土交通省)
 https://cutt.ly/XfIYBa5

(人口減少社会の下で、かつて高度成長時代に整備されたインフラを、今後どのように取捨選択して維持・更新していくかは、現在の日本にとって重大な問題です。しかし現状は、オリンピックだの万博だの、原発だの高速道路だのと、肝心なインフラ整備そっちのけで税金を湯水のように無駄遣いしている状態にある。いい加減にバカをやめないと、いずれどうしようもない事態になるぞ! :田中一郎)
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(他のMLでの議論です:私が発信したものは一部加筆修正しています)

選挙戦は「戦国大名のイクサ」の仕方を見習え=「市民と野党の共闘」総大将の立憲民主党が、協力野党各党へ万全の謝礼と礼節をもって多数派を形成し、共通政策綱領を掲げながら「NEXTキャビネット」を創りプレゼンスを高めよ

1.(メール転送です)
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皆さん
以下は千葉県内の事例を取り上げていますが、全国的な問題です。小選挙区で共産党候補は勝ち目がないから立候補しなくてもよい、という単純で横柄な考え方は厳に慎むべきです。

千葉県内では来る衆院選の5区と7区で共産党候補と立憲民主党候補が重複する事態となっています。2017年衆院選の分析は中身が完了したものの、禁断?の分析結果もあり、全体の公表をしていませんが、この事態に関係している部分の一部をご紹介します。

ある小選挙区で、立憲野党の比例区票より野党統一候補の小選挙区票が上回れば、各党の支持者がこぞって野党統一候補に投票したであろうことが推測されます。17年選挙の野党統一区は下記の3選挙区のみですが、3区と6区が該当します。ところが5区は立憲野党の比例区票より野党統一候補の小選挙区票が下回っているので、おそらく共産党支持者のかなりが野党統一候補に投票しなかったことが推測されます。

野党統一効果の検証:       
                  3区/      5区/ 6区
野党統一候補の小選挙区得票数 52,018/      62,894/     65,281
17年の立憲民主党の比例区得票数     37,528/     51,968/       43,989
17年の共産党の比例区得票数  11,006/     15,616/     15,798
17年の社民党の比例区得票数  1,789/      2,361/      2,430
3党計             50,323/   69,945/     62,217

野党選挙共同では互恵原則が重要ですが、共産党が統一候補になる選挙区が1つもないようでは、共産党支持者からすれば非共産の野党統一候補に投票する意慾が薄まることはあっても高まることはないでしょう。つまり共産党が統一候補になる選挙区が1つもないということは、立憲民主党主体の野党統一候補の当選に悪影響を及ぼしかねない問題なのです。

現に7区のある共産党員は7区で立憲民主党が候補を立てることに激怒しているということです。それは6区を含め、他の選挙区に波及する可能性があります。7区(自民党は斎藤健)はどうせどの野党候補も勝ち目はないから重複しても実害はない、とは言い切れないわけです。こうした観点からも立憲野党候補の重複立候補問題をとらえる必要があると思います。(太田光征)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2.私が発信したメール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の住む東京12区の共産党候補=池内さおり氏を「市民と野党の共闘」の全野党・全市民が一致協力して応援せよ

太田さん、おっしゃるように非常に大事な問題です。
私がいつも申し上げているように、現代における選挙は、昔々の戦国時代における「イクサ」とほぼ同じです。負けても一族郎党の命がなくならない点が違うだけです。にもかかわらず、「市民と野党の共闘」の総大将である立憲民主党の現執行部は、全国本部も東京本部も共に、自分たちの「市民と野党の共闘」に協力をしてくれる共産党や社会民主党、新社会党に対する態度がなっていません。こんなイクサの仕方をしているなら、何度やっても勝ち目はないと見ていていいでしょう。本音は「勝ちたくないのでは?」と思わせるような振る舞いです。あんたら、本音は自民党補完の批判野党でいたい、ではないの? と突っ込みたくなるような態度なのです。

このまえの2019年参院選でもそうでした。兵庫選挙区と大阪選挙区の立憲民主党と共産党の候補者を調整して、どちらかがおりて一方が他方を応援支援していれば(例:大阪は共産だけ、兵庫は立民だけ)、兵庫でも大阪でも、立憲民主党と共産党は少なくとも1議席ずつはそれぞれ確保できたように思えます。しかし、そんな程度のこともしないで共倒れしているのですから、勝つ気がないと言われても仕方がないでしょう。国政選挙では「大将」は共産党ではなくて立憲民主党の方なのだから、その大将が全体最適=つまり「市民と野党の共闘」の最大議席実現のため、礼を尽くして協力野党の共産党や社民党に働き掛けを行い、彼らの相応の議席が確保できるよう、取り計らうのが総大将の役目というものです。しかし、これまでの選挙で、こうしたきちんとした選挙協力=立憲民主党から共産党や社会民主党への礼節ある対応を私は見たことがないのです。それでいて、選挙では負けてばかりいますから、お前らいい加減にしないと、ぶっ飛ばすぞ、という話でしょう。

この選挙協力=候補者一本化をどうしていくかは、まさに総大将=立憲民主党執行部の専管事項と言ってもいいくらいです。それは千葉県や東京都だけで小さくまとまっているのではなく、全国規模での利害調整を行い、少なくとも小選挙区で共産党には4議席(東京12区、京都、大阪、沖縄)を実現し、社会民主党には2議席(沖縄、大分)が実現できるよう全力を挙げなければいけません。その代わりに、その他の選挙区では、全選挙区で自分たち立憲民主党の候補者の応援を協力他野党にしてもらえばいいのです。

私はこうしたことをきちんとやらない立憲民主党の現執行部=枝野幸男・福山哲郎を、今回の衆院総選挙で最後のチャンスだと申し上げています。もしこの選挙で再び敗北をするようなら、もう立憲民主党の執行部からは退陣していただき、他のフレッシュで本気で「市民と野党の共闘」に取り組んでくれる人たちと交代してもらわなければいけないと考えています。

ちなみに私が住む東京12区=北区+足立区の一部は、自民は候補を立てずに公明党の候補者がずっと立候補して、自公選挙協力で当選を続けています。他方の野党は、日ごろの活動などから鑑みて立候補可能な候補は、共産党の池内さおり氏をおいて、他にはいません。しかも北区は東京では最も共産党が強い地区で、ここで共産党の候補者が立候補して当選しなかったら、いったいどこの選挙区で当選するのか、というところです。おそらく、この北区東京12区と同じような雰囲気なのが京都や大阪ではないかと思われます。しかし、私がこの北区に住み着いて約20年間、国政選挙のみならず、あらゆる選挙で、立憲民主党や民主民進党は、共産党の候補者を一度たりとも本気で応援などしたことがないのです。

かつて水と油、犬猿の中、と言われた自民と公明が連立政権を組み、選挙協力を行って、はや20年になります。その自公が自民が引っ込む形で公明の候補者の顔を立て、選挙協力をして議席確保をしているというのに、野党の方は全然ダメで、選挙協力さえまともにできない有様です。これで選挙に勝てるわけがないでしょうし、政権交代など夢のまた夢でしょう。戦国時代なら、とうの昔に負け戦で切腹・打ち首です。

立憲民主党(特に現執行部)がこうしたことをどこまで理解しているのか、全くの疑問です。念のために申し上げておきますが、私は共産党だけを支持する者ではございませんので、くれぐれも妙なヤジは飛ばさないでください。野党共闘一つマトモに組めない総大将で、イクサが勝てるはずもありません。あの小沢一郎先生にでも、よく説教をしてもらえばいいでしょう。

そんな中、共産党は、よく辛抱していると感心しているところです。昔の共産党では考えられません。

新党・立憲民主党代表に枝野氏。野党が政権交代を実現するために必要なこと - 大濱﨑卓真|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
 https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020090700006.html?iref=opinion

(NEXTキャビネットをつくれ=私と同じことを言っている人がいらっしゃるようです:田中一郎)

(関連)来たる衆議院選挙を巡る政治情勢と危ぶまれる日本の未来=自公の議席が変わらない中で維新がどこまで伸びるかという「最悪の展開」、立憲民主党を総大将とする「体たらく野党」の末法的情勢- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-c96e8d.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3.太田さんからの返信
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小選挙区制の下での二大政党制をめざす野心を捨て去らない限り、野党第一党に有利な「小選挙区制の下での野党選挙共同」はうまみがあります。だから本気で野党連合政権をめざすなら、小選挙区制の廃止で結集する必要があります。

七面倒くさい候補者調整など不要になる選挙制度への改正を目標を掲げない野党選挙共同はおかしいのです。野党選挙共同の目的が二大政党制の実現にあるのではないことを確認する必要があります。これは本気の野党選挙共同の成否にとって極めて重要です。

先日の千葉県市民連合による中野晃一さん講演会では小選挙区制廃止を野党の結集軸にすべきとの私の質問に対して、「市民連合」で小選挙区制廃止に反対している者はいない、という興味ある答えをしていました。当然ながら、個人的には小選挙区制廃止に大賛成だとも。

各方面から「市民連合」にも小選挙区制廃止を野党統一政策に位置付けるよう、働きかけをよろしくお願いします。「市民連合」の現段階の政策要望では選挙制度改正が盛り込まれましたが、もう一歩進める必要があります。(太田光征)


(田中一郎コメント)
 現状の公職選挙法や選挙制度、それに加えて政治資金規正法なども抜本改正しなければいけませんね。太田さんの言う通りでしょう。特に、大昔から問題視され、一刻も早く廃止をと言われながらも、まだ生き残っている企業団体献金の禁止は、もはや必須中の必須です。なお、私の選挙制度改正の素案は次の通りです。この辺の話は、来たる9/24の「新ちょぼゼミ」の際に、最初の1時間で「新しい民主主義」のテーマでお話したいと考えています。

 <望ましい選挙制度>
衆議院=完全比例代表制(全国1区の非拘束名簿式=現在参議院選挙で行われている形) 主旨は「政策本位で民意の反映」
参議院=政党制廃止(個人立候補)で全国1区の大選挙区制 主旨は「衆議院のコピー回避:独立個人が衆議院チェック機能発揮」

(関連)(予約必要)(9.24)オルタナティブな日本をめざして(第50回):「スーパーシティ構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」(内田聖子さん:新ちょぼゼミ)-いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-11f035.html
草々 

2020年9月12日 (土)

(他のMLでの議論です)松尾匡立命館大学教授「連載最終回:支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか? 現代新書」をめぐって

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(10.15)オルタナティブな日本をめざして(第51回):「21世紀の交通のあり方を問う~リニア・高速交通から低速交通の時代へ」(上岡直見さん:新ちょぼゼミ)- いちろうちゃんのブログ(なお当日は最初の1時間で主催者側より「新しい民主主義」をテーマとするプレゼンを行います)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-2cb1bd.html


2.【ふくかな通信】東京高裁第3回控訴審は10月2日(金)午後1時集合です(第58号)【転送・転載歓迎】

【東京高裁第3回控訴審は10月2日(金)午後1時集合です】
7月17日(金)の第2回控訴審は傍聴席が20席に制限される中、70名を超える皆様にお集まりいただきありがとうございます。次回は、10月2日(金) 東京高裁101号法廷 14時開廷です。新型コロナウイルス対策のため法廷内に入れる人数は次回も20名程度の見込みです。傍聴できない方は日比谷コンベンションホール(定員の半分利用103席)で交流会を持ちます。ぜひ、午後1時の裁判所前集会から報告集会まで応援してください。

スケジュールは以下の通りです。
場所■東京高等裁判所(霞が関)
10月2日(金)13:00集合(14:00開廷)
 13:00~13:30/裁判所前で集会
 13:40/傍聴抽選締切(見込み)
  抽選に外れた方は交流会場の日比谷コンベンションホールへ移動
 14:00~15:00/101号法廷で意見陳述(原告団と弁護団)
 15:30~16:30/報告集会 日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館B1)

裁判所前集会と報告集会は同時中継も行います。霞ヶ関までおいでになれない方はふくかなホームページでご覧ください。現在は、第2回控訴審7月17日の録画を公開しています。
https://sites.google.com/site/fukukanaweb/

※今後の日程(各回の時間進行は同じ予定)
 12/4(金)、2021/2/12(金)、5/14(金)
 コロナ対策は直前にご確認ください。

裁判勝利のためには一人でも多くの方にお集まりいただくことが必要ですが、社会的責任とご自身の健康が第一、無理のない範囲でご協力をお願いします。健康第一、マスク着用、ソーシャルディスタンスでお会いしましょう。

【2021年3月は福島原発事故から10年!:特別企画のプロジェクトメンバーを募集します】
 万に一つも起きてはならなかった世界最悪の原発事故から間もなく10年を迎えます。東京電力福島第一原発事故による放射能汚染は福島県境を遥かに越えて広がり、東北地方関東地方を中心に多くの被害をもたらしています。しかし、原発事故がもたらす深刻な被害を隠し、東電の賠償責任を軽減するために、汚染の範囲を狭め、被害者を切り捨て、「復興」を演出する政策が続いています。今回、未だ解決をみない原発の諸問題を展示し「見える化」することにより、改めて世に問う場を用意しました。人々の関心は薄れつつあります。ぜひ皆様のお知恵をお貸しください

※予約した会場は以下です。
場 所 かながわ県民センター(横浜駅西口)
日 時 (予定) 2021年3月1日(月)~10日(水)  昼 1F 展示場
    (予定)  同 3月4日(木) 3月5日(金)  夜 2F ホール

第1回プロジェクト会議 10月12日(月)午後6時30分から
県民センター会議室711号室(定員42名)「三密」を避けるため、ご出席いただける方は事前にご連絡ください。

【 9・18さようなら原発首都圏集会@日比谷野音です】
9月18日(金)日比谷野音、18時オープニングステージ、18時30分集会、19時15分デモ出発です。
かながわ訴訟の村田原告団長も登壇、被害者の状況を発言する予定です。大集会の開催が難しい状況ですが、体調を整えて、マスク着用でご参加ください。集会チラシはこちらです。
http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2020/08/e16b45f67c527d644bfd60ebdee8e290.pdf

【仙台高裁9/30生業訴訟判決です】
9月30日(水)午後2時、原告団4000人の生業訴訟仙台高裁判決が出されます。国と東電に対する責任を認めさせ、真の被害者救済、被害回復への流れを作ることができる判決であることを期待して、注目しましょう。仙台高裁前と連動して、東京新橋の東京電力本社前でもアピール行動を予定しています。東京高裁で先行して控訴審が闘われてきた、群馬訴訟と千葉訴訟第1陣がついに結審となり、判決日が指定されました。群馬訴訟は来年1月21日(木)午後2時、千葉訴訟第1陣は2月19日(金)午後3時です。


3.キャンペーン
(1)種苗法改定 自家増殖(採種)禁止法案に反対の声を上げよう!(2020.3.3閣議決定6.17継続審議 閉会中審査)·Change.org
 https://cutt.ly/yfUGx5l

(2)北海道を核のゴミ捨て場にしないことを強く求める署名 (用紙)
https://tomari816.com/blog/wp-content/uploads/2020/09/20200831_suttsu_horonobe_syomei.pdf

(3)(別添PDFファイル)辺野古埋め立て阻止のために、ハガキを出そう! 「意見書提出運動」にご参加を!
https://henokoumeruna2018.exblog.jp/
ダウンロード - e8bebae9878ee58fa4e59f8be38281e7ab8be381a6e998bbe6ada2e381aee3819fe38281e381abe38081e3838fe382ace382ade38292e587bae3819de38186efbc81.pdf

(関連)意見書 - オール沖縄会議 公式ウェブサイト - 沖縄の基地問題について知ってほしい。 私たちは「オール沖縄会議」です。
 https://all-okinawa.jp/opinion/
(関連)普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立変更承認申請書の縦覧について/沖縄県
 https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/doboku/kaibo/kanri/event/5jyuran.html
(関連)止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会
 https://humanchain.tobiiro.jp/

(関連)日米同盟の正体 迷走する安全保障-孫崎享/著(講談社現代新書)
 https://cutt.ly/vfUGONu


4.NNNドキュメント「失敗してもいいよ〜孤立を救う居酒屋物語〜」 0510 202009070055 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x7w0wob

(関連)(別添PDFファイル)国の障害者雇用率2・85% 全行政機関で法定達成、離職者も(東京 2020.9.11)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54686/

(とてもいい番組でした。見ていて感動しました。涙が出てきました。市町村の生活保護窓口でロクでもない弱者いじめをしているカスみたいな役人たちに見せてやりたいし、この番組に出てきた居酒屋店長の爪のアカでも煎じて飲めと言ってやりたいですね。東京にもこんな店があればいいなと思います。:田中一郎)
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●支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか?(松尾匡)現代新書
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75159

(上記が「反緊縮左派が試されるとき」のシリーズの6回目ですので、みなさまには1回~5回も併せてご覧いただければと思います。このメールの最後に列記しておきます)

(関連)戦後最悪GDP、年28.1%減 設備投資急減速で下方修正 4~6月期改定値(時事通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2747176eef193581f4bec9e86075ce4dfc3b18aa

(日本経済の落ち込みだけでなく、世界各国も経済がひどい状態です。このまま秋冬の感染症シーズンに突入していくと、経済不況が深刻化してくる可能性が高いように思えます。しかし、その巨大不況の中で苦しむ多くの人々を少しでも救済する政治や行政の仕組みができていないことが、今日の日本の最大の不幸であり問題であると言えると思います。貧乏人である自分自身も含めて近未来が非常に不安です。一刻も早く、自民党や公明党などによる「私物化政治」「特定者のための政治」を転換して、私たちのために動く・働く政治に切り替えなければいけません。次期衆議院総選挙はそのための手段にしたいものです。下記の議論は、そのための小さな1つの試みと心得ています。:田中一郎)


(他のMLでの議論です。一部加筆修正しています)
・・・・・・・・・・・・・・・・
松尾匡さま、どうもご苦労様でした。
興味深く拝読いたしました。

昨今は、どのMLでもみな同じ傾向ですが、発信する人が極めて少なくなり、世直しのために市民運動・社会運動に加わっているにもかかわらず「沈黙は金」を決め込んでいる方が多くなっています。ヨーロッパの思想家ハーバーマスが言うところの「熟議民主主義」は、日本の市民運動・社会運動では、まだまだずっとずっと将来のことであるかのようです。もちろん、議論できない・しようとしない、日本の市民運動・社会運動を私はよろしくないと思っていますが、しかし、さらに日本の市民運動・社会運動の場合には、旧左翼系の人間達を中心に「スターリンのミニブタ」諸君(*)があちこちにいて、一般市民の言論や活動を妨害したり、自分たちの意に添うように「統制」をかけたりしています。

今日の市民運動・社会運動に、第二次世界大戦直後の混乱期の東欧諸国のような雰囲気のあることが、私はロクでもないと感じている点です。もちろん、この言論・活動妨害をしているのは左翼系だけではありません。代表的なものを4つ挙げておきますと、日本弁護士連合会(弁護士会館)、議員会館、東京都集会場施設(日比谷コンベンションホールや仕事館など)、東京地方・高等裁判所、などです。一部の弁護士などは、まさに一般市民の言論・活動妨害の「先兵」の役割を演じています。まあ、日本国中いたるところの公共施設で言論妨害や市民活動妨害が「当たり前」のように行われていて、もはや日本には、実質的な国民の言論表現の自由や政治社会活動の自由は存在しません。

(*)いわゆる「自称オレサマ活動家」です。みなさまはあまりご存知ないでしょうが、結構あちこちにいます。私などはしょっちゅうそういう連中の餌食になっていますが、こういう連中とケンカなどする必要はありません。そんな時間もエネルギーもないですから。みなさまには、こういう連中が主催するイベントには参加しない、ということを少し意識的にやっていただければと願っています。そうすれば、まもなく自然消滅していくでしょう。ちなみに私が主催しているイベントは、チラシの配布や署名活動などは(イベントの進行を妨害しない限りで)一切自由です。何の問題もありません。

ところで、その話はさておき、松尾さんの貴重な論考に少しコメントをしたいと思います。また、この論考で批判された左翼諸君は、この論旨に対して何とか言ったらどうかと私は思います。黙って無視する(「沈黙は金」)、などというのは、およそ「世直し」勢力としてはいただけない行為であり、かつて大学紛争で、世の中に向かって偉そうなことを言っていた大学教授たちが、実は自分たちのことや大学内のことになると、まるで世の中以下の低レベル廃棄物以下のようなことを平気でやっていた、それをその後も反省していないことを想起させられます。(ちなみに私は大学紛争が終わったころに大学に入学し、その時に直面したのは、大学当局のひどい居直りと、他方で、新左翼を中心とする連中のあまりにもひどい状態でした。まさにネトウヨが言うところの「パヨク」だったように思われてなりません)

(参考)東大闘争総括 戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践-折原浩/著(未来社)
 https://cutt.ly/efUJfy0

それで松尾さんの話ですが、私のコメントを箇条書きにします。

(1)全般的危機論については、当たっている点もありますが、違う側面もあると思います。いかにスターリニズムの似非社会主義とは言え、ソ連や中国、あるいは発展途上国を中心に、地球上の1/3の面積を占め、かつ先進資本主義国家においても、その国内のマルクス主義政党を中心とした左派勢力の思想的政治的社会的文化的影響力は強力で、当時の支配者たちにとっては「危機感」が強かったであろうと思われます。これが結果的に資本主義体制の維持温存のための諸施策や、修正資本主義・福祉国家を生み出したと言えるような気がしています。しかし、それも日本で言えばせいぜい1960年代中ほどくらいまでで、大学紛争が爆発した1960年代後半では、もうそうした色合いは薄れていたでしょう(効果が消えていた)。にもかかわらず、新左翼諸党派がマルクス・レーニン・毛沢東原理主義をふりまわしていたことが、私はあの紛争の最大の欠陥だったのではないかと思っています。ということで、松尾さんの議論は少し古いと思います。

(2)日本の現在の保守反動と政治や経済や社会の低迷状態の淵源は1980年代の生活保守主義と、それを合理化した「脱イデ」イデオロギーにあるのではないかと思っています。そしてこのころが日本経済の絶頂期で、その後「バブルの花」が咲き誇り、滅びゆく生物が全てそうであるように、みごとなまでの「大繁殖」を謳歌して、その後、どん底へ向けての転落を開始します。欧米ではもう少し早いですが、日本ではこの時期に、消費税や労働者派遣法や、3公社民営化などの、市場原理主義政策がスタートしていきます。生活保守主義者たちがジュリアナ東京で派手な格好をして馬鹿踊りをくり返しているうちに、日本という国の根幹が腐り始めていたということです。

(3)今日の日本政治の低迷・堕落・醜悪の淵源は、1990年代初頭に行われた「似非政治改革」にあります。自民党政治の腐敗や利権政治のありかたに対する全国の有権者からの批判を、小選挙区制度と政党制にすり替えた政治家どもやロクでもない学者たちが、その担い手です。今現在、どこまでこれを反省しているかわかりませんが、今日の野党リーダーや野党シンパの知識人たちの大半は、この似非政治改革の担い手であったし(小池百合子、枝野幸男、前原誠司、鳩山由紀夫、小沢一郎、・・・・・)、似非政治理論の宣伝マンでした(山口二郎、飯尾要、中北浩爾、・・・・)。

私は、少なくとも「世直し」勢力の中では、上記の(2)と(3)の徹底的な検証と反省が必要で、それはとりもなおさず、もう二度と「失われた30年を繰り返さない」ということを確固たるものにするための必要不可欠と知的行為であると考えています。

(関連)民主党政権失敗の検証 日本政治は何を活かすか-日本再建イニシアティブ/著(中公新書)
 https://cutt.ly/xfUH9Gz

(この本をネタにして複数回の少人数読書会をしたのですが、実に内容が中途半端でいい加減な本でした。民主党政権失敗の検証について、こんな程度の本しか存在しないことが、そもそも今日の政治の混迷=野党の低迷をもたらしているのではないかと、私などは感じます)

(4)選挙や政治闘争で「経済問題を真っ先に掲げろ」ということが、ようやく少し前から世直し勢力のカモンセンスになってきているように思いますが、しかし、まだまだ弱いようにも思っています。社会正義や平和論やアベ政権批判を訴えれば世直しができると考えている人はまだまだ多く、それを実現するためにも、急がば回れなのです、と説明しても、なかなか理解してもらえない、そういう状態はまだ続いています。松尾さんたちの「反緊縮キャンペーン」は、超大型バラマキ政策(「ベーシックインカム」や「ヘリコプターマネー」がその典型)や日銀不要論(国債の直接引受や公共貨幣論)などの一部主張を除けば、相応に大きな役割を果たしていると、一定の評価をしています。

特に今回のレポートにも書かれているように、多くの人々の身近な経済的な問題=特に理不尽な所得金額や労働環境、あるいは特権的な人間達とのあまりにも違い過ぎる格差・差別・選別など、多くの人が、そりゃチトおかしいワナ、と思うことを政治が取り上げて、特に政権交代を目標にする野党が取り上げて、その抜本的改善策を訴えていくことは基本中の基本です。その意味でも松尾さんたちの「反緊縮」運動は評価できるものです。民主主義の基本は租税民主主義だ、というのは、そういうことをコンパクトに表現したものでしょう。

(5)松尾さんの議論で私が少し異論を申し上げるのは、「上から目線」論です。まず、松尾さんの様な世直しリーダーの立派な方々や、野党各党の国会議員、あるいは市民運動・社会運動のリーダーたちは、自分の言動が「上から目線」のふてぶてしい態度にならないよう、常識的には日々気をつけているだろうと思います。むしろ「上から目線」は、その慇懃無礼型をふくめて、自民や維新や公明や御用組合「連合」などの与党系に多く見られる現象であり(石原慎太郎や麻生太郎、創価学会本部や御用組合「連合」事務局などがその典型)、批判をなさるのなら、まずはそうした連中を、常に「上から目線」「慇懃無礼」の形容詞を付けて批判していただきたいものだと思います。つまり、本音ベースではともかく、世直し勢力における「上から目線」は、数十年前の共産党をはじめ野党勢力には見られたかもしれませんが、今は目にすることはほぼない、と言っていい状態なので、この言葉を使っての批判は、およそ世直し勢力や左翼については、あまりあたっていないと思います。ここでも議論はチト古い。

それで、問題は私の様な「石ころ「ちょぼちょぼ市民」」が、「上から目線」のような言論を展開することですが、これは私はどんどんやっていってよろしい=むしろ「1930年代現象」に陥った日本の政治社会状態下においては、やらなければいけない、と考えています。私の様な「石ころ」が、松尾さんの様な立派なリーダーの真似をして、普段使ったこともないような丁寧語や敬語をみっともなくも駆使して「上から目線」的態度を覆い隠しても、私は無意味だと思っています。ちょうど、ブ男が口紅でも塗りたくって「私きれい?」と言っているようなものです。

簡単に言えば、バカな奴を見たら、お前はバカだと、正直に怒れ、正直に言ってやれ、但し、何故バカかをわかるように説明しながらです。ですから、「上から目線」的批判は、街頭での言い争いはいけません。ただの怒鳴り合いになるからです。そうではなくて、活字でやるか、または、議論の場でやる、ということが必須かと思っています。私は熟議民主主義において、物事の単純化やレッテル付けだけ、のふるまいは、まことによろしくないと考えていて、バカに向かってバカと言っていいけれども、それは何故バカか、がきちんと説明されていなければお話にならないと思うからです。自分が嫌いだから、それを表現するために「バカ」という言葉を使う人が結構多いのですが、それではダメだということです。

下記に事例を紹介しておきます。適菜収氏は日刊ゲンダイの毎週金曜日に書いていますし、著書も多くあります。私は彼の安倍晋三やアベ政権批判がとても徹底していて的を得ていると思っていますが、しかし他方で、彼がニーチェを評価したり、中島岳志氏と同じような「保守=リベラル」論を展開している点は、いただけないと見ています。何故なら、日本の保守とは、堕落した人間集団のことであり、根本的にロクでもないからです。つまり、適菜収氏や中島岳志氏が言うような「リベラル保守」など、少なくとも日本には存在しないということです。(珍種の個人として少しばかりいらっしゃるかもしれませんが、私の経験上、そういう人間はたいていがニセモノです)

(関連)それでもバカとは戦え|適菜収|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3524/454

まだ、論点はあると思いますが、さしあたり以上です。

・・・・・・・・・・・・・・
 <反緊縮左派が試されるとき>
(1)私利私欲を度外視した公共的理性が、唯一無二の生命を犠牲にする(松尾匡)現代新書
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74582

(2)新自由主義による悲惨な現実を解決できるのは、左派ポピュリズムです(松尾匡)現代新書
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74775

(3)左派ポピュリズムが日本で望まれ、「反緊縮」を装う新維新が躍進?(松尾匡)現代新書
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74776

(4)「高プロ」も愛国教育も、支配エリートの新「帝国主義」への布石か?(松尾匡)現代新書
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75115

(5)日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れてよいと思っている(松尾匡)現代新書
 
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75157

なお、上記の(1)について、既に下記の議論を私の方から提起しています。

「令和」政治情勢分析(その1):(他のMLでの議論です)(1)「生きているだけで手一杯で、政治的なことを考える余裕のない人」論 (2)2020東京都知事選挙雑感- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-f6fa34.html
草々 

2020年9月11日 (金)

(予約必要)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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(2020年11月の「新ちょぼゼミ」のご案内です)

(別添PDFファイル)(チラシ)(11.12)オルタナティブな日本をめざして(第52回):「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」(天笠啓祐さん:新ちょぼゼミ)
ダウンロード - efbc88e38381e383a9e382b7efbc89e6849fe69f93e79787e588a9e6a8a9e381a8e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae383afe382afe38381e383b3e381aee58db1e999bae680a7efbc88e5a4a9e7aca0e38195e38293efbc89.pdf

新型コロナへの初動対処を誤り感染を広めてしまった我が国政府は、その後も医療現場への支援を怠ったままオリンピック開催に固執したり、アベノマスクや一斉休校などのピンボケ政策をくり返したりしています。また、統廃合や人員削減で体制が脆弱化させられた保健所を核にした感染者対応の枠組みをつくって多くの深刻な感染者を切り捨て、まるで有権者・国民の命と健康を守る本来の使命をおろそかにしているとしか言いようのない状態を続けています。最近では多くの批判をよそに感染症拡大防止と矛盾する「GO TO トラベル」政策なども強行する始末です。しかし、ここにきて、新たにもう一つの巨大な危険性が浮上してきました。それは新型コロナに対する新しいタイプのワクチンの危険性と、それにまとわりついている国際的にも巨大な感染症利権の問題です。今回はこの問題を鋭く追及しておられる天笠啓祐さんにおいでいただき、詳しくお話をしていただくことにいたしました。みなさまのご参加をお待ちしています(なお、当日の最初の1時間は主催者側からプレゼンを予定しています)。

講 師:天笠啓祐(あまがさ けいすけ)さん 
環境問題を専門とするフリージャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表、 

 <次 第>
日 時:11月12日(木) 18時~21時(開場17時30分) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 たんぽぽ舎のあるダイナミックビルの4階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 GS跡地(セブンイレブン)を過ぎて鉄建建設本社ビルを過ぎたら左折。
 東京都千代田区神田三崎町2-6-2  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: nonukes@tanpoposya.net URL: http://www.tanpoposya.com/  


  <天笠啓祐さんのご著書>
(1)ゲノム操作と人権 新たな優生学の時代を迎えて-天笠啓祐/著(解放出版社)
 https://cutt.ly/afYRs2f
(2)ゲノム操作・遺伝子組み換え食品入門 食卓の安全は守られるのか?-天笠啓祐/著(緑風出版)
 https://cutt.ly/tfYRgnn
(3)ゲノム操作食品の争点-天笠啓祐/著(緑風出版)
 http://urx.space/Wa5b
(4)TPPの何が問題か-天笠啓祐/著(緑風出版)
 http://urx.space/fW9C
(5)子どもに飲ませたくない清涼飲料-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Zv54
(6)子どもに食べさせたくない遺伝子組み換え食品-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/DVAX
(7)子どもに食べさせたくない食品添加物-天笠啓祐/編著 食べもの文化編集部/編著(芽ばえ社)
 http://urx.space/Z09a


 <別添PDFファイル:新型コロナ関連>
(1)新型コロナワクチンの大規模契約で心配される将来のワクチン禍(イントロ部分)(天笠啓祐『週刊金曜日 2020.8.28』)
ダウンロード - e696b0e59e8be382b3e383ade3838ae381a7e5bf83e9858de38195e3828ce3828be5b086e69da5e381aee383afe382afe38381e383b3e7a68defbc88e382a4e383b3e38388e5a4a9e7aca0e3808ee98791e69b9ce697a520.8.28e3808fefbc89.pdf
(2)英ワクチン治験中断、日本含む全世界で、副作用か 深刻な症状発生(東京 2020.9.10)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/54467
(3)コロナ治験「全世界で中断」、英大手ワクチン、副作用疑い(毎日 2020.9.10)
 https://mainichi.jp/articles/20200910/ddm/001/040/126000c
(4)ワクチン「安全最優先」、欧米製薬9社声明、政治的な動きけん制(日経 2020.9.9夕,9.10)
https://www.nikkei.com/nkd/industry/article/?DisplayType=1&n_m_code=072&ng=DGKKZO63606340Y0A900C2MM0000
(5)製薬業界にカネと人脈を張り巡らす、ゲイツがワクチンに巨額投資(『週刊ダイヤモンド 2020.9.5』)
 https://diamond.jp/articles/-/244553
(6)「国産ワクチン」はできるのか(河合香織『文藝春秋 2020.10』)
 https://www.fujisan.co.jp/product/1281679597/new/
(7)新型コロナ対策の基本は食の安全(天笠啓祐『よつば通信 112号 2020.7』)
 http://osariki.blog.fc2.com/blog-entry-28131.html

 <関連サイト>
(1)検証プラス・新型コロナ:WHO限界露呈「ワクチン・ナショナリズム」に警鐘 国際協調促すも難航 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/IfYRMzj
(2)新型コロナ ワクチンが逆効果になる心配 - 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-谷口恭-毎日新聞「医療プレミア」
 https://cutt.ly/ZfYR1Nz
(3)ワクチン開発9社、異例の声明「拙速な承認申請しない」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
 https://www.asahi.com/articles/ASN9935S6N99UHBI00F.html?ref=hiru_mail_topix2_6
(4)【新型コロナウイルス】インフルワクチン争奪戦の危機 供給量はなぜ増やせない?|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/277884
(5)【プーチン大統領】国産ワクチンを正式承認…ロシアの意外な医学研究と開発力|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277247
(6)中国製ワクチン「年末には販売」 1回7500円以下 接種者は限定方針 - 毎日新聞
 https://cutt.ly/0fYR3IV


 <「いちろうちゃんのブログ」より>
(1)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(1):月刊誌『選択』掲載の「日本のサンクチュアリ」他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-9fa94b.html

(2)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(2):日本でPCR検査が増えない謎を追う 奥野修司、新型コロナウィルスとの闘い NPO法人働き方ASU-NET、保坂展人世田谷区長がPCR10倍地域宣言他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-d37166.html

(3)新型コロナ関連の「医療科学」一般文献ご紹介(3):新型コロナ&PCR法 異説の驚愕内容- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-e283d0.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-cddae1.html
草々

«立憲民主党・国民民主党が合流へ(その1):選挙のたびにウロチョロをくり返す「烏合の党」から脱却し、改革派市民とともに「オルタナティブな日本」を目指せ!(枝野幸男・福山哲郎他の立民執行部は今回の総選挙がラストチャンス)

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