2018年6月20日 (水)

プラスチックの大量生産・大量消費・大量廃棄をいつまで続けるのか:深刻化するプラスチック海洋汚染と生態系の破壊は、やがて人間社会にブーメランのようにはね返ってくる

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.新潟県知事選で当選した花角英世が一週間で豹変し「原発再稼働は当然ありうる」! 背後に官邸と経産省の意向(リテラ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/429.html

 

(関連)花角新潟県知事、東電柏崎刈羽原発の再稼働容認「あり得る」と発言。東電の「福島から新潟へ」の経営戦略が実現か(各紙) 一般社団法人環境金融研究機構

 http://rief-jp.org/ct4/80222

(関連)原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる選挙違反疑惑|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231449

 

2.今月号の『DAYS JAPAN』(2018年7月号)

 https://daysjapan.net/

 

(関連)DAYS JAPAN20187月号 世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN

 https://daysjapan.net/2018/06/20/days-japan2018_7/

(関連)(別添PDFファイル)パレスチナ 分断されたアイデンティティ、三里塚の今 農地と生きる人々(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.7』)

「paresutina_saniduka_daysjapan_20187.pdf」をダウンロード

(田中一郎コメント)

 今月号(2018年7月号)も見逃せない記事で満載の『DAYS JAPAN』です。上記サイトのご案内の通り、このメールのテーマである「特集:使い捨てプラスチックを止めるべき、深刻な理由」の他、多くの必見・必読の記事が掲載されています。『DAYS JAPAN』は、企業や役所などの広告を拒否して、みなさまの購読料のみにて支えられている真実報道の数少ないフォト・ジャーナリズム雑誌です。みなさまの定期購読により、この『DAYS JAPAN』の調査報道やジャーナリズムを支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

3.2018知事選:強まる自民色 三日月陣営/市民共闘訴え 近藤陣営 滋賀 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180605/ddl/k25/010/469000c

 

(関連)滋賀知事選、事実上の与野党相乗り 自民県連が三日月氏支援 京都新聞

 http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180225000122

 

(京都府知事選挙に続き、自民党と似非野党が「相乗り」選挙で「ラクチン」路線を邁進中です。安倍晋三がわざわざ自民党滋賀県連の大会にやってきて三日月たいぞうを激励したとか。「私こと安倍晋三を助けてくれてありがとう、これで自民党総裁選で三選が確実になってきた」と腹の中で思いつつ、ほくそ笑んだに違いないありません。この三日月だか半月だか知らないけれど、建前野党・内通与党の滋賀県知事候補者は松下政経塾出身だそうです。ならばさもありなんでしょう。嘉田由紀子知事時代から続く「ニセモノ」改革県政のなれの果てが、このアベ政権延命の「翼賛相乗り選挙」です。

 

他にも東京都杉並区の区長選挙で立憲民主党の菅直人が、あの自民党・石原伸晃と肩を組み、現職の利権区長を応援するというブザマな選挙を展開中。立憲民主党の立憲も民主もクソもない状態が現れ始めています。有権者・国民・市民がしっかりとした政治への認識と判断力を持ち、適切に政治家や政党を選択できるかどうかがカギとなっています。こんな連中にいつまでも騙され続けているようでは日本の「夜明け」はいつまでたっても訪れず、やがて巨大な困難を山積させて没落していくことになるでしょう。:田中一郎)

 

(関連)東京新聞国民民主「全複数区に候補擁立」 参院選で玉木氏政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061801002264.html

(関連)連合候補、立憲・国民5人ずつ=参院選、存在感低下も

 https://web.smartnews.com/articles/2MCXdFCEXzv

 

4.与党が圧勝=文氏の高支持追い風に-韓国地方選

 https://web.smartnews.com/articles/2MFW681b8Cv

 

(田中一郎コメント)

 日の出ずるところの野蛮の国=日本とは、まるで正反対の地方選挙の結果が韓国で出ています。お隣の韓国は、日本などさておいて、すっかり成熟した民主主義の国へと脱皮しつつあるかのごときです。素晴らしいと思います。かつて韓国は(そしておそらくは台湾も)、いろいろなことで日本を見本として、先進事例として、目指すべき目標として意識されていたと、かつての消費者運動の中で何度か耳にしたことがあります。しかし今や、その立ち位置は日本と韓国・台湾とでは逆転をしてしまっています。

 

今般の韓国与党「共に民主党」の地方選挙での躍進はみごとです(90%以上の議席を確保したというソウル市議会の圧倒的勝利はちょっとやりすぎですが:右派勢力だけでなく、参与連帯や「共に民主党」では物足りないという批判勢力も韓国にはいたように思います)。私は韓国語はもちろん読めませんし、それほどたくさんの情報を得ているわけではありませんが、宇都宮健児氏のソウル市長との交際・情報収集の報告などを聞いていて、ソウル市や韓国は進んでいるな・すばらしいな、と思いました(逆に東京や日本は全然だめだなとも思いました)。市民運動・社会運動についても、韓国は日本の2歩も3歩も先を走っています。ソウル市長と参与連帯の取組は実によくできていると思います(韓国は北朝鮮との関係を正常化して平和共存の形をとり、一刻も早く韓米FTAを破棄しなければいけないのではないかと思います。韓米FTAをめぐる韓国の市民運動・社会運動と韓国文在寅政権や政権与党との関係も知りたいところです)。

 

翻って私は、日本の現状の多くの有権者・国民は愚か極まりないと見ています。様々な理由や原因があると思いますが、これをしっかりと直視することが社会変革にとっては重要かなと思っている次第です。ファシズムは民主主義から生れ出てきた、ファシズムは善意に担がれてやってくる、などなど、大衆社会の病理を西部邁のような形ではない形で克服していく必要があると思っています。

 

5.IWJより

(1)日刊IWJガイド「IWJの財政がピンチです! 6月に入ってから3分の2となる19日までのご寄付・カンパは今月の目標額の枠4割! 第8期も期末まで残り1ヶ月半。IWJが赤字に転落してしまうかどうかのボーダーラインまで、まだあと900万円必要です! 崖っぷち

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36946

 

(2)日刊IWJガイド「<本日の岩上安身のインタビュー>米朝首脳会談直前に駆け込みの日米首脳会談!本日午後330分より、『紆余曲折を経て米朝首脳会談の開催へ!北朝鮮外交でも中東問題でも米国に振り回される安倍政権!岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏イ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36939

 

(3)日刊IWJガイド「大阪府内で観測史上初めて、震度6弱以上の揺れを記録!浅い直下型地震がいくつか起きると、南海トラフの巨大地震に結びつく! 府民の生命と安全を守るべき松井大阪府知事は、午後2時まで災害対策本部にいなかった!/<金融と農業:昨日のインタビ

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36939

 

(4)日刊IWJガイド「TPP1113日午前の参議院本会議で可決!関税収入激減の埋め合わせで増税!/本日午後4時山田正彦氏らによるパネルディスカッション『水道法改正で何が起こるのか?公共インフラの民間委託は良いことなのか! 水道法改正・PPP(公民連携)

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36872

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今に始まったことではありません。化学物質の無政府的大量生産・大量消費・大量廃棄に警告をし続けてきた市民運動・社会運動は数少なくありませんが、商売のことや目先の利益しか見えていない愚かな日本の化学業界と、その意向を最優先にして政治を取り仕切る政府・自民党の長きにわたるボンクラ極まりない放置政策により、今やさまざまな化学物質が私たちに向かって牙をむき始めているのです。マイクロプラスチックをはじめ、海洋に散乱する膨大な量のプラスチックは、その1つであります(他にも、PCB/ダイオキシン類や、アスベストや、ナノ物質や、農薬や、化学肥料や、食品添加物・飼料添加物や、抗生物質や、家畜ホルモン類や、健康食品や、日用雑貨品や、トイレタリーや、合成洗剤や、玩具類や、食器や、光化学スモッグや、PM2.5などなど、それこそいろいろあります)。しかもそれらの化学物質は物理的に量が多くて問題であるだけでなく、プラスチックを製造する際に使う化学薬品類が環境ホルモン毒性やADHD(発達障害・多動性障害)などをもたらす危険物・慢性毒性物としての特性も兼ね備えているのです。

 

先般、カナダで開催されたG7:先進7か国首脳会議において提案されたプラスチックごみの大幅削減のための「海洋プラスチック憲章」について、日本はアメリカとともに承認しませんでした。愚か極まりない行為です。当然ながら世界中の環境団体から非難の声が挙がっています。今日の毎日新聞朝刊(6/20)には、そうした非難の声に耐えきれなかったのか、「政府、プラごみ減へ戦略、来年G20までに 産業界に賛否」という記事を載せました。海洋プラゴミの被害が深刻化しているこの期に及んでもなお、産業界の顔色を窺わないとプラゴミ削減を決められないという日本政府のだらしなさ・なさけなさには、今さらながらにも腹立たしく情けない思いがします。

 

以下、昨今の報道やレポートなど、この関連の情報を若干ばかりご紹介申し上げます。私から強調申し上げたいことは、(1)今から取り組んでも容易ではない状態となってきている、放置すれば取り返しがつかない事態となりかねない、(2)先進国だけでなく途上国も含めて全地球的規模で取組まないと尻抜けされて効果がない、(3)排出者(企業)負担原則を貫くべきである、(4)無政府的に氾濫する化学物質の害悪はプラスチックだけではない、さまざまな化学物質を今後は厳格にしっかりと管理し、厳しい使用制限を課していくべきである(そのためにはしっかりとした法制度・法規制が必要不可欠=日本の化学物質管理関連法は産業優先の形だけのもので抜本見直しが必要だ)、(5)プラゴミからもたらされる環境ホルモン毒性について、日本での研究とその成果をしっかりと政策に反映させる必要があり、また欧米との情報交換も活発化させるべきである、

 

(ついでに申し上げれば、化学物質管理の現状について、特に法規制や各種条約などの、一般向けの平易な解説本が存在しません。私からは岩波書店に新書として早く出版してくれるよう何度かお願いをしていますが、未だに実現していません。市民運動・社会運動を含む関係者のみなさまの今後のご努力に期待いたします)

 

(化学物質問題専門の市民団体)

●ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 Japan Endocrine-disruptor Preventive Action

 http://kokumin-kaigi.org/

 

(関連)(報告)講演:環境ホルモンとしてのマイクロプラスチック問題(東京農工大学農学部環境資源科学科教授・高田秀重氏 2018.1.21:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 主催) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/2018121-9511.html

 

(関連)20180616 UPLAN いのちを脅かす化学物質~香害・マイクロプラスチック・ネオニコ系農薬~ - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=UVLN_5gBoQc

 

(関連)2018-06-11 グリーンピース声明:G7海洋プラスチック憲章に日本と米国署名せずー日本政府はプラスチック汚染を止めるための緊急の行動を 

 http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2018/pr20180611/

(関連)海がプラスチックでいっぱいになる前に…みんながやっていること実録 国際環境NGOグリーンピース

 http://ur2.link/KEn2

 

(関連)(緊急必読文献)(別添PDFファイル)使い捨てプラスチックを止めるべき深刻な理由(イントロ部分)(『DAYS JAPAN 2018.7』)

「purasutikku_daysjapan_20187.pdf」をダウンロード
 https://daysjapan.net/2018/06/20/days-japan2018_7/

 

(一部抜粋)

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(中略)「プラスチックごみだらけ」の海は、多くの生き物にとって脅威だ。海鳥がプラスチックごみを餌だと勘違いして食べ、海中で輪っか状のプラスチックにはまった魚は、成長とともに身体を引き裂かれたりする。プラスチックごみに絡まったまま身動きできなくなるカメもいるし、胃を傷つけられて死ぬイルカもいる。

 

そして、プラスチックごみの被害は生き物たちが命を落とす悲劇に止まらない。海に流れたプラスチックは年月とともに数ミリ単位に微細化され(5ミリ以下に微細化されたものをマイクロプラスチック、1ミリ以下のものをマイクロビーズという)、それらはやがて、有害化学物質を吸着しなから人間を含む食物連鎖に入り込む。

 

プラスチックごみによる海洋汚染を長年調査している東京農工大学の高田秀重教授によると、海水中には、工場油や農薬など、人類が生み出した毒性があるさまざまな合成化学物質が分解されずに溶け出ているという。水に溶けずに油に濃縮される特性を持つそれらは、もともと石油からなるプラスチックにどんどんくっ付いていく。時には、一つのプラスチックごみに、周りの海水より100万倍ほどに濃縮された合成化学物質が吸着していることもあるという。微細化されながら何百年と消えないプラスチックごみが、年々海にたまり続けていく。

 

(中略)現代の生活は、プラスチックなしでは到底成り立たない。どんな場面を切り取ってみても、プラスチック製品やビニール製品など、合成樹脂でつくられた日用品で溢れ返っている。(中略)しかし、これらの製品は、さまざまな「よからぬもの」のオンパレードでもある。製造時に利用されるビスフェノールABPA)やポリ塩化ビフェニル(PCB)、フタル酸エステルなどのさまざまな化学物質は、使用しているうちに溶け出し、飲食物に移行するおそれがある。これらは、いわゆる「環境ホルモン」と呼ばれ、私たちの心と体をさまざまな方向から蝕んでいく。

 

環境ホルモンの正式名称は内分泌かく乱物質という。体内でホルモンのように作用し、文字通り、内分泌系(ホルモンを合成・分泌するシステム)の働きをかく乱させる物質の総称である。発見当初は女性ホルモンへの影響が大きく取り上げられたことも手伝って、世間では「オスをメス化させる」などといったイメージ、が根強いかもしれない。

 

確かに生殖系(性ホルモン系)、が環境ホルモンの悪影響を特に受けやすいのは事実であるが、環境ホルモンは男性ホルモンや女性ホルモンだけに影響を及ぼすわけではないし、性ホルモンは生殖系だけに作用するわけでもない。体内で働いている多種多様なホルモン全般をかく乱させ、心身のあらゆる健康問題をもたらしてしまうのだということを、まずは頭に入れておいていただきたい。

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 <別添PDFファイル>

(1)EUが規制方針:ストローがなくなる 海洋ごみ削減へ 使い捨てプラ製品禁止(毎日 2018.5.29夕)

 https://mainichi.jp/articles/20180530/k00/00m/030/109000c

(2)プラごみ削減 鈍い日本、海洋汚染対策憲章 承認せず、12年先の目標もう白旗?(東京 2018.6.20

 http://wapic.blog.fc2.com/blog-entry-876.html

(3)プラごみ削減目標、日米 文書署名せず、環境団体「恥ずべきこと」(東京 2018.6.12

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061101002125.html?ref=rank

(4)プラスチック微粒子蓄積、北極海の氷 汚染深刻に(日経 2018.5.21

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30748970R20C18A5CR0000/

(5)深海1万メートル プラごみ汚染(東京 2018.5.6

 https://www.sankei.com/photo/daily/news/180505/dly1805050017-n1.html

(6)廃棄プラごみ3億トン、15年国連調査、汚染深刻 各国に対策要請(毎日 2018.6.6 夕刊)

 https://mainichi.jp/articles/20180606/dde/001/040/042000c

(7)微小プラ抑制 法案提出へ、与野党議員 生態系への影響懸念(朝日 2018.6.6

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13527733.html

(8)生活Q&A:マイクロプラスチック海洋汚染って?(『生活と自治 2018.6』)

 http://seikatsuclub.coop/seikatsujichi/new.html

 

 <関連サイト>

(1)政府:プラごみ減へ戦略 来年G20までに 産業界に賛否 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180620/ddm/008/040/026000c

(2)英国で使い捨てプラスチック「全面禁止」へ、海洋ゴミを撲滅 Forbes JAPAN

 https://forbesjapan.com/articles/detail/20895

(3)欧州ニュースアラカルト:(2)使い捨ての包装は全廃へ 欧州のプラスチックごみ対策最新事情 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20180509/mog/00m/030/005000c

(4)海のプラごみ、日本に批判相次ぐ G7文書に署名拒否 - 共同通信

 https://this.kiji.is/378840664122852449

 

(5)海洋汚染:廃棄プラごみ3億トン 15年・国連報告書 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180606/k00/00e/040/295000c?fm=mnm

(6)質問なるほドリ:微細プラスチック、何が問題? 海で有害物質吸着 生態系に悪影響=回答・五十嵐和大 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180615/ddm/003/070/069000c?fm=mnm

(7)台湾 使い捨てプラスチック製品を2030年までに全面禁止 写真1枚 国際ニュースAFPBB News

 http://www.afpbb.com/articles/-/3163727

(8)廃棄プラごみ:3億トン 汚染深刻、各国に対策要請 15年・国連調査 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180606/dde/001/040/042000c

草々

 

2018年6月19日 (火)

第31回 「福島県民健康調査検討委員会」結果報告 概略速報

前略,田中一郎です。

 

●第31回福島県「県民健康調査」検討委員会 OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2269

(みなさま、カンパのご協力もよろしくお願いいたします:サイト内参照)

 

(関連)第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30618日)の資料について - 福島県ホームページ

 http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-31.html

 

(関連)<福島・県民健康調査>甲状腺がん新たに2人(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00000135-mai-soci

 

(関連)2018.6.18 31回福島県「県民健康調査」検討委員会 関連ツイートまとめ - Togetter

 https://togetter.com/li/1238535

(関連)白石草さんのツイート 2018.6.18 31回福島県「県民健康調査」検討委員会 関連ツイートまとめ  

 https://twitter.com/hamemen/status/1008639875237597184

 

(一部抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・経過観察の中から発がんしていること

10年で1割とされるデータがある中、平均24ヶ月で1割再発していること

・スクリーニング検査をしてない福島県外の方が重症率が高いことと、発ガン率比較

これらに対する見解が聞けるのはいつになるのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

Our PlanetTV サイトと重複)

*第 31 回「県民健康調査」検討委員会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=DjPmHoGKTnA

*第31回「県民健康調査」検討委員会と委員会後の記者会見 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424994

 

(田中一郎コメント)

 経過観察2800人以上の子どもたちはいったいどうなっているのでしょうか?

 また、福島県外で検査を受けた子どもたちの結果はどうなっているのでしょうか(指定病院以外)

 更に、評判が悪い「甲状腺検査サポート事業」については、どうなっているのでしょう(改善されようとしているの?)

 

(関連)診療情報を3年放置〜福島県・甲状腺検査サポート事業 OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2256

草々

 

2018年6月18日 (月)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(92):昨今の放射線被曝をめぐる議論(その10)=ゴマカシと隠蔽と不作為で「安全」がPRされる日本の放射線被曝論

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(イベント情報)(6.21)神田香織のおしゃべりタイム 福島出身の講談師&ジャーナリストが緊急対談(東京・文京区)

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1528958411688emi

 

2.東京新聞 首相が3選出馬へ 自民総裁選「拉致解決は私の責任」政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018061702000119.html

 

(関連)日朝会談を悪用…安倍首相「総裁3選」へ露骨なムード作り|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231263

(関連)安倍晋三が拉致問題を解決不能なまでに長引かせた張本人だった! それが拉致被害者家族の思いではないか  赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/503.html

 

(「拉致解決は私の責任」だなどと、これまで拉致問題を政治利用してきただけで、その解決のために何もしてこなかった奴がよく言うわ:田中一郎)

 

3.使用済み核燃施設受け入れない 白浜町長が表明 - AGARA 紀伊民報

 https://this.kiji.is/379903724702712929

 

(ひとまずヤレヤレだが、まだ安心はできない。揺れ戻しも十分にありうる。和歌山県知事もまたキーマンだ(拒否の姿勢?):田中一郎)

 

4.学歴詐称報道を否定も…小池知事モゴモゴ答弁に微妙な空気|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231384

 

(タヌキの化けの皮をはがしたら、こんな調子です。まだ、この期に及んで、このタヌキがつくった「馬の糞」政策を食べますか?:田中一郎)

 

5.(新刊)原発はどのように壊れるか 金属の基本から考える-小岩昌宏/著 井野博満/著(原子力資料情報室)

 http://qq3q.biz/KBsK

 

(田中一郎コメント)

老朽原発が危険なことは誰でも想像がつきますが、この本は金属工学がご専門で国際的にもこの世界で権威のお二人の学者(井野博満東京大学名誉教授、小岩昌宏京都大学名誉教授)が、原子炉で中性子照射を浴び続けて古くなり脆化した圧力容器(核燃料を入れてある釜)などが緊急冷却などの際にパリンと割れてしまう可能性を金属学の観点から平易に解説した本です。820日の「新ちょぼゼミ」では、著者の井野博満先生にこの本をレジメ代わりに使ってレクチャーをしていただく勉強会も予定しています。どうぞみなさま、原発理解に欠かせないこの本を、この機会に是非お求めください。(8/20 午後6時から「原発はどのように壊れるか 金属の基本から考える」:於たんぽぽ舎(水道橋)、講師は井野博満先生です)

 

6.(別添PDFファイル)劇作家 永井愛に聞く:国会記者会館から覗く「おかしすぎて怖い」この社会(イントロ部分)(中村富美子『週刊金曜日 2018.6.15』)

「nagaiainikiku_kinn_intro.pdf」をダウンロード
 http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002582.php

 

(関連)二兎社公演42 ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ 作・演出 永井愛

 http://www.nitosha.net/kuuki2/

 http://www.nitosha.net/img/kuuki2.pdf

(関連)永井愛にインタビュー~二兎社公演『ザ・空気』SPICE エンタメ特化型情報メディア

 https://spice.eplus.jp/articles/100390

 

(面白そうだと思ってコンビニに前売券を買いに行きましたら既に全部売り切れでした。VER1に続いて大きな注目をあびているようです:田中一郎)

 

7.(別添PDFファイル)「診療応じる義務」議論、男性4割、女性3割過労死ライン超(東京 2018.6.17

「isi_karousi_sinryougimu_tokyo.pdf」をダウンロード

(関連)(報告)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道氏)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/12-c783.html

 

(今の日本の医療のことを考えた場合、医師法の改正はやめてほしいと思う。もう少しこの問題を丁寧に考えて、たとえば勤務医と開業医の違いや、大都市と地方の違い、あるいは診療科目の違いなどで、その激務状況が異なっているように思うし、また、そもそも日本の医療政策が開業医を必要以上に保護し(政治的な理由から)、逆に激務が多い勤務医をないがしろにしているようにも思えるので、養成する医師の人数や、勤務医に厚い処遇、そして何よりも、超超過勤務を特定に医師や看護婦・看護士に押し付けている現状をただちにやめる具体的方法を探ってほしいと思う。

 

先般の西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長の講演でも、日本の医療は世界でNO.1とよく言われるけれど(低費用・高サービス)、それは少なからぬ医療従事者の個人的自己犠牲による献身的な仕事によって支えられていることが話されましたが、私たちはそのことを忘れてはいけないでしょう(逆にロクでもない医師や医学者もわんさといますが)。この医療の世界における「過労死」事態は直ちに解決すべきです:田中一郎)

 

8.のぞみ人身事故で破損…走行し続けたら大惨事を招いていた|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/231391

 

(関連)のぞみ事故:ひび認識、停車させず JR西が謝罪 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180616/k00/00m/040/106000c?fm=mnm

(関連)新幹線事故:運転士、異音後も走行 「異常なし」判断 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180615/k00/00e/040/267000c?fm=mnm

(関連)新幹線、血を付けたまま走り続けた異常事態 新幹線 東洋経済オンライン

 http://qq3q.biz/KBuJ

 

(関連)運転士は「マニュアル誤認か、気が動転か」 JR西会見:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL6H6WCJL6HPTIL03D.html?ref=nmail

(アホらしい言い訳記事だ、日本のマスごみは肝心なことを書かずに、かような記事ばかりを書く傾向にある:田中一郎)

 

(福知山線の尼崎で大事故を起したこの会社の体質が変わっていないことをいみじくも示しています。あの尼崎の大事故でも、結局誰も責任にも罪にも問われずに終わり、この会社は実質的に居直りを続けました(謝罪は口先だけ)。闘う労働組合に偏見をもち、国中が寄ってたかって国鉄労働者をバッシングするという「不当労働行為」でできた民営化JRですが、その組織のモラルの低さは経営上層部の腐った体質から御用組合まで首尾一貫しています。その典型事例がJR東海のリニア新幹線であり、JR北海道の整備手抜き・脱線事故であり、またJR西日本のこうした危険な会社体質です。そして、日本の司法・裁判所がいくつかの裁判を通じてそれを許したのだということも強く記憶しておくべきです。腐った司法が鉄道の大事故を繰り返し引き起こす悪しき事例になる日が近づいています。:田中一郎)

 

9.日刊ゲンダイより

(1)若者の間でも…「政治の話をするな」日本を覆う陰鬱な空気|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231269

(2)支持率下落が続く安倍政権 今度は対北外交でも国民にウソ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/435.html

(3)モリカケで終わった政権が「拉致で延命」の悪辣シナリオ ( ブログバトン ) - ニュース、からみ隊 - Yahoo!ブログ

 http://qq3q.biz/KBy2

(4)作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231192

 

10.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)3つあります:(1)俳優の中村敦夫さん 朗読劇「線量計が鳴る」(毎日新聞)(2)東電幹部3人の刑事裁判中間報告(海渡雄一弁護士)(3)新潟県知事選挙を巡る議論(続き) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/3-af2a.html

 

(2)カメレオン戦略で(ニセモノ)「県民党」を装った自民党中央の手下(元国土交通省官僚)にかすめ取られた新潟県政=しかし、この選挙結果は事実上花角(ハナズミ)候補の敗北を示している + 東京都中野・杉並区長選挙 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-cc7b.html

 

(3)日本大学暗黒大陸(2)=この度の事件で表面化した日本大学のあり様は今日の日本の多くの大学の運営状況を象徴している:日本の大学は今こそ解体されるべきである いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-60d9.html

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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(第92回目)「昨今の放射線被曝をめぐる議論(その10=ゴマカシと隠蔽と不作為で「安全」がPRされる日本の放射線被曝論」をお送りいたします。

 

福島第1原発事故後、日本の放射線被曝に関する政府や原子力ムラ・放射線ムラの説明はグロテスクなまでにおかしくなり、私たちが批判してきた国際放射線防護委員会(ICRP)や「国連科学委員会(UNSCEAR)」、あるいは国際原子力機関(IAEA)などの議論よりも、更にひどい内容に転落しています(たとえば福島原発事故をめぐる裁判で、被告の国が国際的に常識とされている放射線被曝のLNT仮説を否定し、低線量被曝はまるで安全であるか、全く気にする必要のないものであるかのような抗弁をしているなど)。

 

それでいて、放射線被曝の人体への影響や、放射線被曝と毒性化学物質やナノサイズ金属などとの相乗毒性効果などについて、あるいは放射能汚染の生物生態系への悪影響などについて(福島第1原発事故後は貴重なサンプルがたくさんできています)、事実解明も実証的研究もロクすっぽ行われていません。放射能が発見されておよそ100年近くがたっているというのに、放射能や被ばくのことについては肝心なことが、定性的にも定量的にも、わからないまま放置されているのです。原子力や核兵器の推進に妨げになるからです。

 

(関連)「子ども脱被ばく裁判」で明らかになった重要なこと3つ:(1)責任棚上げで被害者に牙をむき始めた被告・国 (2)ホット・パーティクルについて有識者2人が意見書 (3)初期被ばく総線量推計モデル(山田國廣氏) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/2-3a54.html

 

それ以上に懸念されることは、福島県をはじめ原発震災で理不尽極まる被害を受けた方々が、政府や自民党政治家たちが進める似非「復興政策」の口車に乗せられて、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)を軽視・無視する傾向にあるということです。福島原発事故前に法律で定められていた一般人の被ばく限度=1ミリシーベルト/年は今や完璧に無視される状態にあります。それどころか、放射線管理区域指定基準である年5.2ミリシーベルト/年でさえ軽視・無視される有様で、いまや福島県やその周辺地域では、普段の生活環境の中にいるよりも放射線管理区域として指定されている場所にいた方が被ばく量が少なくて済むという、笑えないブラックジョークの状態ができてしまっているのです。

 

福島県をはじめ原発震災で被害を受けられた方々に申し上げます。恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は危険です。被ばくは徹底して避けてください。特に妊婦と子どもは非常に危険です。そして被ばく回避に伴って発生する損害は、すべて加害者・東京電力や事故責任者・国に対して損害賠償を求めていきましょう。被害者全員が力を合わせて提訴していけば、この国は大きく動かざるを得なくなります。福島原発事故の集団損害賠償訴訟を百万人単位で提訴していきましょう。泣き寝入りなどする必要はありません。理不尽な形で受けた損害を賠償・補償してもらうのは当たり前の権利です。何も原発事故に限った話ではないのです。(福島原発事故の損害賠償請求の時効が2021年に来ます。それまでに提訴いたしましょう)

 

 <別添PDFファイル>

(1)2013年汚染米問題を「なかったこと」にした原子力規制委員会と秘密会議(イントロ部分)(青木美希『科学 2018.5』)

(2)福島農業 遠い再建、避難指示地域 農家4割「再開断念」(東京 2018.5.21 夕刊)

(3)「土壌測定もして! 農家の健康も守って という福島の農家の切な訴え(おしどりマコ・ケン『DAYS JAPAN 2018.6』)

(4)山菜のセシウム汚染は、今:福島 楢葉町(東京 2018.5.17

(5)山菜のセシウム汚染は今:福島 飯館村(東京 2018.5.23

(6)放射線測定 4000回不具合、福島3000台、運用5年間で(東京 2018.5.21

(7)進まぬ原発事故拠点病院整備(毎日 2018.6.15

(8)被ばく医療研修一本化、規制委、19年度に新制度(東京 2018.6.6 夕刊)

 

●(必見)診療情報を3年放置〜福島県・甲状腺検査サポート事業 OurPlanet-TV

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2256

 

Our PlanetTVの白石さんの迫真のスクープです。必見です。「福島県民健康調査」や「甲状腺検査サポート事業」の本質をいみじくも現しています。この事業は一体誰のために、何のために行われているのかということです。私は「福島県民健康調査検討委員会」の全てのメンバーの入れ替えと、福島県立医大を事務局から外して別の組織に委託替えをすることを提案します。また、「甲状腺検査サポート事業」は、これ以外にも様々な問題点を抱えたまま放置されており、抜本的な改善が必要です。ふざけるなという話です。:田中一郎)

 

1.(別添PDFファイル)2013年汚染米問題を「なかったこと」にした原子力規制委員会と秘密会議(イントロ部分)(青木美希『科学 2018.5』)

「osenmai_kakusi_kagaku_intro.pdf」をダウンロード
 https://www.iwanami.co.jp/kagaku/top.html

 

(こうした出鱈目が原子力規制委員会の田中俊一や更田豊志という委員長を指揮者にして行われているところに深刻さがある。原子力規制委員会・規制庁は今や原発・核燃料サイクル・核利用の規制監督機関ではありません。規制委が認めたことは科学的であり大丈夫だなどとうそぶいている政治家や官僚どもは、みな「核詐欺師・被曝詐欺師」のインチキ人間達です。そもそも規制委が「原発が安全だなどとは言いません」と公言しています(が、しかし、「放射能や被ばくが安全だなどとは言いません」とは言わないでしょう。そこが物事の核心です)。騙されないようにいたしましょう。

 

2.(別添PDFファイル)福島農業遠い再建 避難指示地域 農家4割「再開断念」(東京 2018.5.21夕刊)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018052102000239.html

 

(関連)(別添PDFファイル)「土壌測定もして! 農家の健康も守って という福島の農家の切な訴え(おしどりマコ・ケン『DAYS JAPAN 2018.6』)

 https://daysjapan.net/

(関連)『DAYS JAPAN』の「おしどりマコ・ケン」サイト

 https://daysjapan.net/category/makoken/

 

(放射能で汚染された地域では、あらゆる産業活動をやめましょう。生産されたものが放射能で汚染され、それを消費者に販売することは、今度は被害者から加害者に転換してしまうことになります。それはちょうど水銀で汚染された水俣の魚を販売してはいけないことと同じです。また、放射能汚染地域での産業活動は、働く人自身が被ばくをしてしまい危険です。そしてこうしたことは、労働集約的で自然環境そのものを相手に仕事をする農林水産業で、より深刻です。(従事者の被ばくの危険深刻度は、おそらく林業>農業>漁業、の順ではないかと思います。外部被曝だけでなく、作業中にちりやほこりの形で放射能を吸い込む呼吸被ばくが非常に懸念されます。超危険と言われているホット・パーティクルも目に見えない形で飛び交っています。家業ができない・仕事ができない・農林水産業ができないことによる損害は、すべて加害者・東京電力や事故責任者・国に対して請求し、事故前と実質的に同じ状態に戻すことを要求いたしましょう(⇒ 他の土地で事故前と事実上同じ状態・条件で農林水産業を営む権利=再構築費用の賠償と補償)。

 

3.複線型の福島復興政策の確立に向けて 建築討論WEB

 http://touron.aij.or.jp/2017/05/3898

 

(関連)東京新聞 避難いまも174471人 死者・不明・関連死21865人震災5年 特集(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/feature/tohokujisin/archive/fifth-year/list/2016031103.html

 

(一部抜粋)

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(中略)このように、福島県において、震災関連死や震災関連自殺が多いことは、原発避難生活の過酷さを示していると同時に、福島復興政策が一人ひとりの被災者の生活再建をしっかりと支えるものになりえていないことを示している。震災関連死や震災関連自殺は、復興の過程において発生した死であり、復興政策のあり方によっては防ぐことができた可能性のある死である。東日本大震災および福島原発事故からの復興に向けて32兆円もの予算が確保され、さまざまな事業が進められている。この膨大な復興予算にもかかわらず、震災関連死や震災関連自殺をとめることができないのである。復興予算の使い方が間違っていると言わざるを得ない。

 

(中略)被災自治体にしてみれば、こうした厳しい現状に直面しているのであるから、本来、復興計画を見直すことが急務の課題となるはずである。しかし、そうした動きがほとんど見られないのは、避難指示の解除後における国の復興政策が被災地の実情に即していないことを反映してのことである。商業環境一つをとっても、ゼロどころかマイナスからのスタートになる原子力被災地では、市場原理がきちんと働くはずがなく、「私有財産の形成に公費の支出は認められない」との原則を適用したままでは、復興に向けた足がかりさえ見いだせない。

 

(中略)しかし、被災地の現状は上述の通りである。そのような中で、「復興」だけが進んでいる。現在の福島復興政策のもとでは、被災者が望むことと、福島復興政策がめざしていることには食い違いがあって、「復興」が進めば進むほど、被災者にとって「復興」はどんどん疎遠なものになっていくという構図がある。福島復興政策の転換は、この「復興」の流れを加速化するものであり、被災者は、生活再建どころか、避難生活さえままならない状況に追い込まれてゆく。

 

原子力災害は、原因者の存在、被害の広域性と長期性、避難の広域性と長期性をその特質とする。被害と避難が広域かつ長期におよぶため、被災者が生活再建を望む場所は被災地とは限らない。被災者や被災地の実態をしっかりと把握すること、そして、そこから、一人ひとりの生活再建に向けた政策をつくり、実行していくという、「普通のこと」が求められている。帰還か長期避難か移住かにかかわらず、住宅、雇用、健康管理、医療・福祉、賠償など、あらゆる面で、被災者一人ひとりの意思の実現を保障する複線型の福島復興政策を確立することが求められている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(非常に重要かつ貴重なレポートです、是非ご一読ください。私はとりわけ、このレポートの中に出てくる「震災関連死」と「震災関連自殺」のグラフに注目しました。:田中一郎)

 

4.天然の山菜・キノコは最も信頼がおける放射能環境モニターです

 楢葉町や飯館村には人は住めないことが、この山菜の放射性セシウム測定で推測できます。福島県外で申し上げておくと、東は青森市、西は静岡県の富士山の西側から清里・野辺山・佐久・小諸・中野と、それ以北は信濃川沿いまでが、天然山菜・キノコの100ベクレル/kg規制値を超えた地域です。この広範囲な地域が「放射能汚染地帯」と考えていいと思います。用心が必要です。天然のものは野生動物(ジビエ等)も含めて採取して食べない方がいいでしょう。山菜やキノコに限らないと思います(何にどんな放射性核種が滞留・蓄積しているのかは日本の行政が調べないのでわからないのです)。

 

(1)(別添PDFファイル)山菜のセシウム汚染は、今:福島 楢葉町(東京 2018.5.17

 http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/715

(2)(別添PDFファイル)山菜のセシウム汚染は今:福島 飯館村(東京 2018.5.23

 http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/726

 

(関連)<福島モニタリングポスト>規制委の撤去方針に地元から異論「可視化で安心感」河北新報

 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180528_63008.html

(関連)(別添PDFファイル)放射線測定 4000回不具合、福島3000台、運用5年間で(東京 2018.5.21

 https://www.nikkansports.com/general/news/201805210000255.html

 

(田中一郎コメント)

 行政が用意する放射能測定などはこんな調子です。原発敷地内のモニターでさえ事故時にはまともに機能しないのですから、一般の地域住民のために設置されたモニターがまともに機能するなどとは思わない方がいいでしょう。政府も原子力ムラも、地域住民の命と健康のことなど歯牙にもかけていない=ただ集団で原発に反対をされたら困るくらいにしか考えていませんから当然の結果です。放射能測定器は一家に最低一台は備え付けておきましょう。

 

また、原子力規制委員会・規制庁は、原発過酷事故時にはSPEEDIのデータなどではなく、環境測定モニターの実測値で判断して避難指示を出すなどと言っておりますから、こんなものもアテにしてはいけません。逃げ遅れて猛烈な放射線被曝にさらされ、身動きが取れなくなる可能性が高いといえます。原発・核燃料サイクル施設が事故だと耳にしたら、直ちに可能な限り遠くに逃げましょう。一刻も早くです。安定ヨウ素剤を入手しておいて服用しながら逃げるのがいいと思います。極力、野外に出ないようにいたしましょう。

 

全く腹立たしいのですが、これが原発帝国・日本での自己防衛の基本です。かようなことまでして、何で「たかが電気」をつくる必要があるのでしょう。電気をつくる方法はほかにも山ほどあります。まったくバカ丸出しですが、これは有権者・国民のみなさまが自民党や公明党や、その他の補完野党(日本維新や国民民主党など)に選挙のたびに投票をするか、さもなくば投票に行かない結果、こうなっているのです。原発・原子力は愚かしい政治の力だけで動いています。政治を変えましょう。そのために投票行動を変えましょう。

 

5.ウソで塗り固めた復興庁パンフ『放射線のホント』 山田耕作、渡辺悦司

 http://www.torikaesu.net/data/20180524_yamada_watanabe.pdf

 

(サイトUP) ウソで塗り固めた復興庁パンフ『放射線のホント』 山田耕作、渡辺悦司 どうしても取り返すために

 http://blog.torikaesu.net/?eid=74

 

(関連)二宮ゆき子 - まつのき小唄

 https://www.youtube.com/watch?v=G_FYYzv-lMo

 

(この曲の4番「♪ウソウソ、ウソよ、みんなウソ、・・・♪」が原子力ムラ・放射線ムラと自民党・原子力ムラ代理店政府のテーマソングです。みなさまご一緒に、集会や自民党都道府県連事務所の前で合唱してみてはいかがでしょうか? :田中一郎)

 

6.20180527 UPLAN 国連人権理事会発言者による報告会「東電福島原発事故と私たちの人権~世界に伝えた母たちの願い・子どもたちを被ばくから守って!」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=HmDU99AWLj8&t=4s

 

7.被ばく医療体制

 放射線被曝に治療方法はありません。放射線で傷つけられたら治す方法はないのです。不治の病のようなものです。しかも、放射線被曝による健康被害は回復しませんから、累積被ばく量が増えるにつれ症状がひどくなっていきます。また、放射線被曝は遺伝子やエピジェネティクス・メカニズムを傷つけることにより子々孫々まで遺伝していきます。だからこそ、人間がその五感に感じないとしても、恒常的な低線量被曝(外部被爆・内部被曝)は危険であり、徹底して避けて、逃げて、退けることが重要であると申し上げています。政府や原子力ムラ・放射線ムラの口車に乗って、放射能や放射線被曝を甘く見ることは、いずれ取り返しがつかない、永遠に修復不可能な健康障害をもたらすことになることが懸念されます。

 

翻って、下記のような記事は、決して放射線被曝の被害を受けた方のために行われているものではありません。治療方法がないのですから、体制をつくったところで事態はよくならないのです。(1)は「高度被ばく医療センター」に指定された組織が、自分たちの研究に役に立ちそうな患者以外をシャットアウトするために設ける仕組みであり、(2)は、放射線被曝医療の現場を思想統制し、放射能や被ばくの危険性が、世論への影響力の大きい医師や医学者たちによって広がらないようにするための「思想統制・教育統制」にすぎません。

 

原子力ムラ・放射線ムラは、こうした布石を打つことで「放射能安全神話」「被ばく安心神話」を「原発安全神話」に代わって構築し、「原発との共存政策」から「原発過酷事故との共存政策」に転換していこうとしているのです。ここでも騙されてはいけないのです。騙されれば、やがて彼らに(時間をかけてゆっくりと)殺されることになるでしょう。

 

(1)(別添PDFファイル)進まぬ原発事故拠点病院整備(毎日 2018.6.15

 https://mainichi.jp/articles/20180615/ddm/013/040/017000c

(2)(別添PDFファイル)被ばく医療研修一本化 規制委19年度に新制度(東京 2018.6.6 夕刊)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018060602000267.html

 

8.その他

(1)<福島・飯舘村>募集停止の相馬農高飯舘校 村立高化、拙速で頓挫 開校ありきの計画に甘さ(河北新報) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000023-khks-pol

(2)<福島第1原発事故>飯舘村で放牧再開 畜産再生へ前進(河北新報)Yahoo!ニュース

 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180524_62002.html

(3)広野、楢葉の児童が芝生苗植え 7月一部再開のJヴィレッジ  県内ニュース 福島民報

 http://www.minpo.jp/news/detail/2018050951423

(4)原発の汚染廃棄物 宮城・石巻市「10月から試験焼却へ」処理費用25千万円(仙台放送)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00010005-oxv-l04

(5)放射性物質、東京湾奥部に集積 原発事故で放出 - 共同通信

 https://this.kiji.is/380261907120178273

草々

 

 

2018年6月17日 (日)

消費税増税を無理やり押し通すためのバラマキ=幼保無償化・大学教育無償化にみる「普遍主義的政策」の誤謬:無理に「普遍主義」にしなくていいから、もっと丁寧に制度設計しろ!

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

常々私から申し上げてきた「普遍主義的政策」の典型的「悪しき事例」が自民党から出てきましたので、簡単にご紹介しておきます。下記の2つの記事をご覧ください。

 

(1)(別添PDFファイル)幼保無償化で負担軽減額試算、高所得世帯の恩恵、低所得の5倍に(東京 2018.6.14

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201806/CK2018061402000157.html

 

(関連)東京新聞 幼保無償化「高所得者に恩恵」国民・山井氏試算 政治(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018060702000129.html

 

(2)(別添PDFファイル)進まぬ大学改革、無償化先行懸念、生活支援額・使途など詳細は先送り(東京 2018.6.14

 「musyoukasenkou_daigakukyouiku.pdf」をダウンロード



(田中一郎コメント)

 幼保無償化の方は、既にたくさんの方がおっしゃっていますが、こんなことよりも公設の認可保育所の数をもっと徹底して一気に増やせばいいだけの話です。待機児童が基本的にいなくなるまで、短期間で大きく予算を投入して取り組めばいい。オリンピック、万博、カジノ、オスプレイ、陸上イージス、原発支援などをやめれば、予算は容易に確保できます。

 

 その場合、保育所の場合にはハードだけではダメで、保育士さんの数も一気に激増させなければいけませんので、その給与や処遇の抜本改善のための予算が大きく必要になります。また、よせばいいのに株式会社など、民間参入を認めてしまっていますから、その中にはひどい運営費の使い方をしているところがあるので、この規制もしっかりやらないといけません。(別添PDFファイル:職業としての保育園(上)(下)(一部抜粋)(小林美希『世界 2018.2』)をご参照ください。いいレポートですので図書館等で原本を是非ご覧になってみてください)



(関連)職業としての保育園(上)(一部抜粋)(小林美希『世界 2018.2』)  「kobayasi_hoikuen_sekai_ue.pdf」をダウンロード


 しかし、そうした政策は自民党からは出てこないでしょう。なぜなら、あのゴクツブシのゴロツキ集団は保育環境の改善など念頭になく、ただ消費税増税をどうやって有権者・国民に飲み込ませるか・押し付けるかしか考えていませんから、おのずと「たくさん自民党の票をとれる方法で、かつ消費税増税分が保育改善に回る金額を極力少なくする(軍拡など他のことに使うため)」ということを本音で考えているからです。こんなものにダマされてはいけません。山本太郎氏が言うように、まさに「消費税サギ」ですから。

 

 それから、大学教育無償化の方は対象者の範囲が狭すぎます。もっと広く多くの学生が恩恵を受けられるようにすべきです。全くセコイかぎりでしょう。こちらもオリンピック、万博、カジノ、オスプレイ、陸上イージス、原発支援などをやめれば、予算は容易に確保できますし、また、大学の研究費削減などもやめるべきですし、削った金で軍学共同を進めるような予算の付け方は特にやめるべきです(防衛装備庁の「安全保障技術研究推進制度」)。

 

 しかしそれ以上に、学生への支援である無償化に、大学改革の「条件」をつけるというのは本末転倒です。大学自治侵害で、やってはならないことでしょう。大学側ももっと怒らないとだめです。特に、大学の外側から=産業界などから、金儲けを推進するような連中を大学経営の中枢に入れろなどと無理難題を押し付けているようですから、ふざけんじゃねえ、という話です。大学教育の改善を図るためには、上記で申し上げた大学への交付金削減をやめることに加えて、私は大学入試をもっと厳しくして、基礎学力のない学生は大学に入れないようにしなければいけないのではないかと思います。

 

そのためには試験科目をもっと増やさないといけないでしょう。大学生なのに、中学レベルの数学や理科の学力もない、日本や世界の歴史(特に近現代史)を知らないどころか、日本国内の地理・地名さえ頭に入っていないような学生がわんさといるというのは日本くらいではないですか? 大学の授業がくだらないのは今に始まったことではなく、教授どもが反省をすればいいのですが、それ以上に、学生のレベルが低すぎるような気が私はしています。以前、ある私学(大学)の先生から、自分の授業が「学級崩壊」のようなことになっているのだけれど、それを厳しく対処することさえ大学当局からストップがかけられている(顧客である学生の親とモメたくない)と嘆いておられました。

 

 いずれにせよ、この2つの政策(幼保無償化と大学教育無償化)は実に内容が出鱈目でお粗末な「普遍主義的政策」です。なにも無理して「普遍主義」にする必要などありません。今、現場が必要としているポイントをしっかり押さえ、それに適切に対処できる政策を、丁寧にきちんと考えることが重要です。松尾匡氏をはじめ、普遍主義的政策論者やベーシックインカム論者に対して厳しく申し上げなければいけない点です。

 

(関連)20180614 UPLAN【前半】田中一郎「政権交代の政策論的アプローチ」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Vr-8PHrYkJA&t=5s

 

(ここでも上記と同趣旨の話をしております、ご参考までに)

草々

 

笑止千万! 前原誠司 「All for All」再び=平成の小早川秀秋が、自称「敗北者」の井出英策らとともに、またぞろ消費税増税の陰謀を画策、巨額税逃れを見逃して何が「支え合いの社会」だ

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

●(別添PDFファイル)前原氏 All for All 再び、勉強会を再開 野党結集狙う?(朝日 2018.6.16

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13542403.html

 

(関連)「学者生命賭けた戦いに負けた」民進支持の井手氏嘆く:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL2J63TBL2JUTFK01T.html

 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180216005594.html

 

(関連)(別添PDFファイル)佐高信の新・政経外科:立憲民主党の失格幹事長、福山哲郎へ(『週刊金曜日 2018.3.30』)

 http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/04/17/sataka-21/

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)14日夜に東京都内であった勉強会には約10人が参加した。政策を提唱した慶応大の井手英策教授(財政社会学)や前原氏、旧民進の同僚議員のほか、昨年秋の衆院選で初当選した旧希望の党の新人議員数人や作家の佐藤優氏も加わった。3回目のこの日は企業の税負担などについて議論した。

 

 井手氏の政策の柱は、消費増税などで得た税収を全世代向けの生活保障に充て、国民全体で支え合う社会をめざすというもの。旧民進の基本政策に位置づけたが、衆院選での大敗で前原氏が表舞台から追われ、井手氏も自らを「敗北者」と呼び、政策は「政治的に終わった」とみられた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 化けダヌキ女=小池百合子に騙され(たのか騙しあったのかは???)、天下分け目の大戦(おおいくさ)で「寝返り」を打ち、友軍総崩れ・大敗北を導いた平成の小早川秀秋こと、元祖「口先やるやる詐欺」の前原誠司が、先般は京都府知事選挙で愚か者の立憲民主党幹事長=福山哲郎とともに、敗色濃厚だった自民党の推す候補者を応援して、かろうじて当選させアベ政権の延命を図っている。その徹頭徹尾、反有権者・反国民丸出しで、自民党政治の補完物に徹している人物が、またぞろ再び「All for All」などとうそぶいて、ロクでもない連中と談合しながら復活のチャンスを狙い始めたというのがこの記事だ。

 

そのロクでもない策動に、なんと「学者生命賭けた戦いに負けた」と自称して、心の底から反省をしていたはずの井出英策とかいう世間知らずのお人好し学者が、再びそのピンボケ理論とやらを持ち出して、このよからぬ連中の接着剤役を買って出ようとしているようだ。そこには、あのニセモノ雄弁家の佐藤優まで加わっているという。あきれて開いた口が塞がらないとはこのことだ。(この井出英策とかいうピンボケ学者だが、またぞろかようなことを前原誠司とやっているということは、言われているような「世間知らずのお人好し」などではなく、「一枚上手のズルダヌキ似非学者」かもしれないな!?)

 

井出英策にしろ、佐藤優にしろ、もっと他にやるべきことがあるであろうに、また、相手にすべき政治家は他にもいるだろうに、よりによって前原誠司とは、いやはやだ。バブル崩壊以降の日本の政治は万事こんな調子で、ロクでもないことをしでかして失敗をした連中に助け舟を出す、もう一方のロクでもない連中がいて、それにまた何度も何度も騙されてついていくアホウの有権者・国民も少なくなく、同じようなバカバカしい失敗をくり返しながら、どんどんとめどなく、この国は「政治主導」で経済や社会が転落の一途をたどってきたのである。この記事にある連中の口車に乗れば、それをまた繰り返すだけの話であることは申し上げるまでもない。アホらしくて見てられるかということだ。

 

曰く「井手氏の政策の柱は、消費増税などで得た税収を全世代向けの生活保障に充て、国民全体で支え合う社会をめざすというもの」だとか。巨大企業が毎年、労働者を低賃金・劣悪労働条件でこき使って巨額の利益を上げ400兆円を超える内部留保をため込みながらも、租税特別措置を含むさまざまな税優遇措置を享受して、あるいは巧みに裏金作りを行ってそれをタックスヘイブンなどに隠して、まともに納税をしていないというのに、また、巨額な資産に加えて毎年、巨額の所得を得ていながらも、その資産や所得をタックスヘイブンなどに隠し、所得税どころか相続税・贈与税でさえまともに納税しようとしない富裕層・資産家が後を絶たないというのに、我々シモジモ・貧乏人に対しては、消費税の税率をこれからも引き上げていくから、しっかり払えよ、そうしたら、少しくらいは社会保障に還元してやるぞ、という政策を展開して、それが「All for All」なんだそうである。

 

まあ、言ってみれば、税金を払わない大企業や富裕層・資産家のために、生活苦に追われる貧乏人たちが消費税を搾り取られて、それで日本の経済や社会を維持していく、大企業や富裕層・資産家たちを支えていく、それが「All for All」というものだ、ということなのだろう。それも言うなら「All for All except Poors」とでも言えばいい。いずれにしても、アホらしい限りだ。巨額税逃れを見逃して何が「支え合いの社会」だ! 寝言は寝て言え! である。

 

(だから、あの時、前原誠司の首を打ち落とし政治生命を絶っておけ、と申し上げていたのだ。民進党が除名処分にすればよかったということだが=していない、ということは、民進党もまた前原誠司と大差がない連中の集まりだということであり、更に、この前原誠司をかくまう国民民主党などは野党の体をなしていないということだ。有権者・国民をバカにするのもいい加減にしろ!)

 

(関連)(別添PDFファイル)約束が違う! 消費税サギ!!(山本太郎 2018.6

「syouhizei_sagi_yamamototarou.pdf」をダウンロード

(関連)税金を払わない巨大企業-富岡幸雄/著(文春新書)

 http://urx2.nu/KAJU

 

(関連)20180614 UPLAN【前半】田中一郎「政権交代の政策論的アプローチ」 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Vr-8PHrYkJA&t=3s

 

人をだます奴はもちろん悪いけれども、何度も何度もだまされる方も、やはり問題が多い。動物だって学習効果というものがあり、一度痛い目に合えば、次からはそれを避けて通る本能的な習性がある。それさえも日本の有権者・国民が、納税者ができないというのなら、そりゃ動物以下・家畜以下の生き物だから、そのようにコケにされても、いたしかたないということになる。上記の朝日新聞記事で伝えられた前原誠司や井出英策らのふるまいは、まさに私たち一般の有権者・国民を甘く見て、家畜以下並みに扱っているということになるのではないか。アホらしいだけでなく、怒りがこみあげてくる。

 

(関連)騙される側の責任(伊丹万作氏の抜粋)孫崎 享 赤かぶ

 http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/537.html

草々

 

 

2018年6月16日 (土)

(報告)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道氏)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ )

前略,田中一郎です。

 

去る614日(木)、たんぽぽ舎におきまして「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道氏)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ)」を開催いたしました。多くのみなさまにおいでいただき心より感謝申し上げます。以下、当日の録画や資料をまじえて簡単にご報告申し上げます。

 

●(イベント情報)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道氏)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ)

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/12-ec55.html

 

 私たちの大切な命と健康を守る医療・医薬品政策、食品の安全や公衆衛生、あるいは保育や老人介護、そして各種社会保障制度などを所管している厚生労働省ですが、戦後日本の厚生行政の歴史は失敗の連続でした。古くは公害やたびたびの薬害事件、あるいは食品事件や医療事故などがあり、昨今では原発事故後の被ばく政策があります。また、規制緩和などの市場原理主義的政策やTPP協定などにより、食の安全と表示がないがしろにされそうです。そして、健康保険・介護保険制度や医療・医薬品政策に関しては問題が山積みで、財政的な問題も重くのしかかってきております。今回は、長く医療現場におられて厚生労働省の政策・行政にお詳しい西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長に「医療政策と厚生労働省」と題して、日本の医療現場の現状と、どのような問題があるのかを、お話をいただくことにいたします(なお、最初の45分間くらいで事務連絡の他、田中一郎から「政権交代の政策論的アプローチ」の概要をご説明いたします)。

 

講師:西尾正道(にしお まさみち)さん                   

(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長

札幌医科大学卒業、国立病院機構北海道がんセンターに39年間勤務、 

現在、同院名誉院長(2013年より)、「市民のためのがん治療の会」顧問

認定NPO 法人いわき放射能市民測定室「たらちね」顧問

「関東子ども健康調査支援基金」顧問

 

1.田中一郎「政権交代の政策論的アプローチ」と今日の政治の最前線HOT情報より

 今回は5月24日の新ちょぼゼミで私がお話申し上げたことの「続き」です。

 

●(前半)20180614 UPLAN【前半】田中一郎「政権交代の政策論的アプローチ」YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=Vr-8PHrYkJA

 

(前回)20180524 UPLAN【前半】田中一郎(オルタナティブな日本を目指して)現下の情勢を踏まえた政権交代への「政策論的アプローチ」YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=SyUUllXZy9Y

 

 <当日資料:別添PDFファイル>

(1)「オルタナティブな日本を目指して」レクチャーMEMO(田中一郎 2018.5.24

「alternative_lecture_memo.pdf」をダウンロード
(2)市民がつくるオルタナティブ日本の政権構想(素案:加筆修正)(2018524日)

「siminn_policy_manifesuto.pdf」をダウンロード
(3)山本太郎が実行したい3つの提案(20186月)

「yamamototarou_3_policy.pdf」をダウンロード
(4)日本の左派がとるべき道:欧米反緊縮左翼台頭の背景とその政策(一部抜粋)(松尾匡『週刊金曜日 2018.5.18』)

「matuosann_economic_policy.pdf」をダウンロード
(5)特集ワイド:国民に恥じぬ立法府に、ばっちりまとまれば選挙で野党も勝つ(辻元清美
毎日 2018.5.21 夕刊)チェック付

「tujimotosann_interview.pdf」をダウンロード
  https://mainichi.jp/articles/20180521/dde/012/010/015000c

 

2.西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長 ご講演

 非常に興味深い、他では聞くことができないお話をお聞きしました。参加できなかったみなさまは当日の録画や資料をご覧ください。

 

20180614 UPLAN【後半】西尾正道「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにど のような問題があるか」YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=HL1l-UoJrSw

 

 <当日資料:別添PDFファイル>

(1)配布資料①(医療問題)

「rekime_nisiomasamiti_sensei_1.pdf」をダウンロード
(2)配布資料②(健康問題)

「rekime_nisiomasamiti_sensei_2.pdf」をダウンロード
(3)配布資料③(本紹介)

「rekime_nisiomasamiti_sensei_3.pdf」をダウンロード

 <西尾正道先生のご著書>

(1)患者よ、がんと賢く闘え! 放射線の光と闇-西尾正道/著(旬報社)

 http://urx2.nu/KhhE

(2)被ばく列島 放射線医療と原子炉-小出裕章/〔著〕 西尾正道/〔著〕(角川新書)

 http://urx2.nu/KhhG

(3)がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし 賢く生きるために知っておきたい放射線の光と影-西尾正道/著(旬報社)

 http://urx2.nu/KhhJ

(4)(おすすめ)放射線健康障害の真実 がんセンター院長が語る-西尾正道/著(旬報社)

 http://urx2.nu/KhhM

 

 <関連サイト>

(1)西尾正道 IWJ Independent Web Journal

 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%A5%BF%E5%B0%BE%E6%AD%A3%E9%81%93

(2)「TPP恥ずかしくないのか!党としてウソをつく」西尾正道 参考人12-2参院・TPP特別委員会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=wNPaytFjTUI

(3)西尾正道・意見陳述内容 泊原発の廃炉をめざす会

 http://tomari816.com/blog/?page_id=1068

(4)医の倫理の基礎知識|医師のみなさまへ 公益社団法人日本医師会

 http://www.med.or.jp/doctor/member/kiso/d20.html

(5)日本におけるがん登録の現状と課題(三神一哉,三木恒治:京都府立医科大学大学院医学研究科泌尿器外科学)

 http://urx2.nu/Khi6

(6)市民のためのがん治療の会

 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20171226_nishio

 

 <今後の予定>

●(予約優先)(7.5)(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道:金子勝慶應義塾大学名誉教授(オルタナティブな日本を目指して:第13回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/13-455c.html

 

●(7.30)「国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢」(川崎陽子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第14回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/14-b4eb.html

 

●(8.20)オルタナティブな日本をめざして(第15回):「原発はどのように壊れるか:金属の基本から考える」(井野博満東京大学名誉教授)

●(9.10)オルタナティブな日本をめざして(第16回):「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」(安田節子さん)

(いずれもいつも通りです:午後5時半開場、午後6時~9時過ぎ、会場はタンポポ舎(水道橋))

草々

 

2018年6月15日 (金)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(91):原子力、無理が通れば、道理が引っ込む

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.国会議事堂前:「安倍政権は退陣を」集会に2万7000人 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180611/k00/00m/010/015000c

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-735969.html

 

2.原発を停止・廃止し再生エネルギーへの転換を 原発ゼロ基本法案の制定をめざす市民のつどい

 http://www.labornetjp.org/EventItem/1528175324939matuzawa

 

3.福島・浪江町:馬場町長が辞表提出 健康問題が原因 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180613/k00/00e/040/216000c?fm=mnm

 

(関連)福島・浪江町長選:「希望の牧場」代表の吉沢氏が出馬へ 河北新報オンラインニュース

 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180610_61035.html

 

4.福島第2原発:「廃炉を検討」 東電社長、内堀知事に - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180614/k00/00e/040/236000c?fm=mnm

 

(関連)福島知事「第二原発の廃炉を」世耕大臣に要請(テレビ朝日系(ANN))Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180607-00000068-ann-bus_all

 

(その後は下記の通り)

●朝日新聞

*福島第二、全基廃炉へ 東電社長表明 費用計2800億円:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13540743.html?ref=nmail_20180615mo

*(時時刻刻)福島第二の廃炉表明、思惑見え隠れ 東電:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13540697.html?ref=nmail_20180615mo

 

●毎日新聞

*東電:福島の全原発廃炉へ 第2の4基も再稼働断念 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180615/k00/00m/040/119000c?fm=mnm

*クローズアップ2018:福島第2原発廃炉へ 東電 現実路線に転換 再稼働 地元反発根強く 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180615/ddm/003/040/064000c?fm=mnm

 

(「新潟県知事選挙で与党候補が勝利したので柏崎刈羽原発の再稼働はほぼ確実となった、よって東京電力は、福島第2原発は捨ててもいいと判断をしたのだろう」という見方があるようです。もしそうだとしたらとんでもない話です。私はこの決断は、稼働できそうにない原発を巨額の維持費をかけて持ち続けるのがしんどくなったということではないかと思っています。そして併せて、福島県のご機嫌を取ることで福島第1原発にたまりにたまった放射能汚染水を海に捨てようとしているのだろうと推測します。どうせこのように廃炉にせざるを得なくなるのだから、もっと早く廃炉の決心をして会社全体として脱原発で再スタートしていれば、事故後の東京電力を圧倒的多数の人は「新しい東京電力」と見なしたであろうに、この会社は事故後においてもダメ会社として再スタートしたということなのでしょう。

 

それにしても、他の電力会社の原発についても、厳しい安全審査を行えば、電力自由化の下ではすべて原発はコスト面から廃炉にせざるを得なくなるのにと私は思っています。原子力規制委員会・規制庁が原発・核燃料サイクルの規制当局として全く機能していないのです。それもそのはず、福島第1原発事故を引き起こした原因の1つである「ゆるゆる規制」を行っていた原子力安全保安院の実務幹部連中の多くが今も原子力規制庁にいて実権を握っているわけですから、さもありなんなのです。かつて福島原発告訴団がこうした原子力安全保安院幹部の刑事告発を行いましたが、不起訴処分とされてしまっています。この国は原発事故の責任一つ、自力で問うことのできない全く情けない国に転落してしまっています。「ほあんいんぜんいんあほ」の前から読んでも後ろから読んでも全く同じの組織と事実上同じ組織が、事故前においても事故後においても原発の規制管理を独占しています。許せぬ話です。:田中一郎)

 

5.質問投稿 オレたちの原子力 あたしの原子力

 http://people.jaif.or.jp/faq

 

(極度に頭の悪い人が自分の根性を曲げるために見るサイトで、信じる者は(原発・核・放射能で)殺されます。:田中一郎)

 

6.新刊書:緑風出版│Jアラートとは何か(ISBN978-4-8461-1809-9

 http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1809-9n.html

 

7.泊原発の廃炉を目指す会:北海道 & 脱原発をめざす首長会議:島根県松江市

(1)廃炉の会よりお知らせ 78日 泊原発を再稼働させない!七夕パレード

 http://tomari816.com/blog/wp-content/uploads/2018/06/20180708_parade.jpg

(2)818-19 TOMAROCK2回目&泊原発反対現地集会第7回目のご案内 泊原発の廃炉をめざす会

 http://tomari816.com/blog/?p=2361

 http://tomari816.com/blog/wp-content/uploads/2018/06/20180818_TOMAROCK_1.jpg

(3)学習会のお知らせ 脱原発をめざす首長会議

 http://mayors.npfree.jp/?p=5864

 

8.今日の大学は腐っている、今こそ日本の大学は解体されるべきである:製薬会社と大学教授「果てなき癒着」(『選択 2018_6』)より

 

●製薬会社と大学教授「果てなき癒着」【公式】三万人のための総合情報誌『選択』選択出版

 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/17954

 

分野は違いますが、かようなことは今日の大学では多くの分野で日常茶飯であり、しかも、自浄能力をほとんど持っていないというのが実態ではないかと思われます。この記事のもととなった実態調査を徹底してやったのがワセダクロニクル(下記サイト参照)です。注目されている真実報道のジャーナリストの集団です。どんどん調べて、徹底して追及してほしい。

 

(関連)国立大にも「淘汰再編」の号砲【公式】三万人のための総合情報誌『選択』選択出版

 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/17940

 

(諸悪の根源は自民党および文部科学省による「国立大学の大学運営交付金」の削減とその制度濫用にある。が、しかし、それに対して市民や野党議員らとの連携による決然とした対決姿勢をとることもなく、まるで「避けられぬ運命」であるかのようにとらえて「金儲けにつながる研究」や「軍産学複合体形成予算」(2015年度に防衛省が創設した「安全保障技術研究推進制度」)にしがみついて、大学ぐるみで特許獲得その他の「営利追及」に汲々とする今日の大学の姿は、学問の府・教育の場にふさわしくない醜態である。(かつて私の大学のゼミの先生は「学者とはいかに乞食たりうるか」だと豪語していました。どこまで本気だったかはわかりませんが、それくらいの気概がなければ、今日のような時代にまともな学者であり続けるのは難しいでしょう)

 

(参考)【戦争を欲する「軍産学複合体」を作らせない】 武器開発と輸出に市民の監視を 武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表 杉原浩司 特定非営利活動法人 ピースデポ

 http://www.peacedepot.org/nmtr/516-05/

 

たとえば、年間数十回~百回を超える企業依頼の講演を引き受け、1千万円前後ないしはそれ以上の謝礼を受け取っている大学教授がいるという。それも一人や二人の話ではない。そして、そういう連中が、たとえば厚生労働省の中央社会保険医療協議会などに入り込み、日本の医療政策の根幹を決めているようである。腐った大学が腐った政策と癒着して甘い汁を吸うという構図なのか? 嘆かわしい限りである。(『選択』という雑誌は書店にはありません。定期購読されるか(通信販売)図書館等でご覧ください)

 

●製薬会社から医師への謝金など 年間1,000万円超が96 2,000万円超えも / 総額は266億円に 一部の医師に集中: 【特集】製薬マネーと医師(1) :ワセダクロニクル

 http://www.wasedachronicle.org/articles/docyens/e2/

 

(参考)日本大学暗黒大陸(2)=この度の事件で表面化した日本大学のあり様は今日の日本の多くの大学の運営状況を象徴している:日本の大学は今こそ解体されるべきである いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-60d9.html

 

9.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)「TPP11」も「TPP12」も実質的には同じ=協定条文を読みもせず、その内容も知らないまま、アベ首相官邸の言うがままに協定批准に翼賛賛同する自民党・公明党=この「亡国集団」を政治の世界から放逐しよう いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/1112-0ff8.html

 

(2)最低賃金が未だに1000円にも満たず、しかも地方に不利な形で各県バラバラ賃金のサイテーの国=ニッポンは、他方で、世界でもまれにみる不公正・不公平の貧困大国でもありました + 新潟県知事選挙 近況 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/1000-a289.html

 

(3)(再掲・増補)カストロとゲバラ(広瀬隆氏著):キューバ革命の歴史を見る場合の最大のポイントは、彼ら革命の担い手たちが直面した最大の障害・妨害・困難とは何であったかということである いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-16f9.html

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「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開の第91回目=「原子力、無理が通れば、道理が引っ込む」をお送りいたします。

 

 <別添PDFファイル>

(1)もんじゅ廃炉スタート 課題は?(東京 2018.6.6

(2)もんじゅ後継、仏 高速炉計画を縮小、日本と共同開発「緊急性低い」見解(東京 2018.6.2

(3)日仏共同 高速炉開発に黄信号、仏が計画規模縮小へ、核燃サイクルなお固執、もんじゅ失敗 反省なく(東京 2018.6.10

(4)米、プルトニウム削減要求、日本に核不拡散で懸念(日経 2018.6.10

(5)Jパワー「環境破壊企業」の強欲(『選択 2018.6』)

(6)規制委 非公開ヒアリング制限、原発施設審査の透明性確保(毎日 2018.6.7

(7)原発再稼働 事前同意拡大 6割評価、30㌔圏の全国自治体調査(東京 2018.6.7

(8)東海第2原発の安全投資資金問題、東電 半身の原電支援、官民、にじむ先送りの構図(日経 2018.6.7

(9)三菱マテ、JIS取り消し、不適合のコンクリを出荷(東京 2018.6.9

10)神鋼本社など捜索、東京地検・警視庁 虚偽表示疑い、約40年 製品データ改ざんか(東京 2018.6.5夕刊,6

 

1.(別添PDFファイル)もんじゅ廃炉スタート 課題は?(東京 2018.6.6

 http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/742

 

(関連)もんじゅ廃炉 30年かけ4段階で、核燃料取り出し、最初の関門(日経 2018.6.8

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO31490280X00C18A6TJN000/

(関連)(別添PDFファイル)もんじゅ後継、仏 高速炉計画を縮小、日本と共同開発「緊急性低い」見解(東京 2018.6.2

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201806/CK2018060202000119.html

(関連)(別添PDFファイル)日仏共同 高速炉開発に黄信号、仏が計画規模縮小へ、核燃サイクルなお固執、もんじゅ失敗 反省なく(東京 2018.6.10

 http://ur0.work/Kytu

(関連)(別添PDFファイル)米、プルトニウム削減要求、日本に核不拡散で懸念(日経 2018.6.10

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31583890Z00C18A6MM8000/

 

 <関連サイト>

(1)仏が高速炉計画縮小へ 日本協力、核燃サイクル一層見通せず:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13520615.html

(2)東京新聞 仏、高速炉計画の規模縮小 「実用化の緊急性低い」社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018060101002077.html

(3)東京新聞 国内初核燃工場、廃止作業開始へ 完了に70年、国費1兆円 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061301001363.html

(4)東京新聞 プルトニウム削減へ新指針 製造限定し増加抑制 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061301002192.html

(5)原子力委:プルトニウム削減明記へ 電力間で消費融通促す 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180614/k00/00m/040/181000c?fm=mnm

 

(田中一郎コメント)

 特にコメントは必要ないでしょう。核燃料サイクルなど、とうの昔に破たんしている。上記610日付東京新聞の「こちら特報部」記事に書かれているようなことも、もうかれこれ20年近く前から何度も指摘されてきたことだ。原子力ムラとその代理店政府・政治家どもが、こうした批判に対して馬耳東風で「馬並み」「鹿並み」であることもまた、20年以上も前から変わらない。その核燃料サイクルの一方の大黒柱=高速増殖炉「もんじゅ」にこれまで1兆円を超えるカネをドブに捨て、得るものはゼロ & 負の遺産として手におえない放射性廃棄物が山ほど残り、そしてその解体に数千億円を再びドブに捨て、更にもう一山の放射性廃棄物を手に入れる。よくできた研究開発プロジェクトだ。

 

核燃料サイクル事業とそのための財政資金は、とうの昔に原子力ムラやその代理店政府の連中に「私物化」されており、有権者・国民や地域住民のことなどそっちのけで彼らの勝手な振る舞いが続いている。説明責任など、微塵も感じていないし、都合の悪いことは有権者・国民や地域住民には隠しておけばいいとタカをくくっている。どうせわかりゃしねえ、とばかりにだ。そして何か悪いことが起きても誰も責任をとらないのもまた「日本政治の伝統」である。要するに「わかってやっている」ということだ。有権者・国民が自民党政権を退けない限り、この状態は文字通り「死ぬまで」続く。:田中一郎)

 

2.(続き)核燃料サイクル

 上記以外の核燃料サイクル関連の記事などです。

 

20180608 UPLAN【前半第1部・院内集会】止めよう核燃料サイクル政策省庁vs議員と市民の院内集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=i5UiCvTB6cQ

20180608 UPLAN【後半第2部・政府交渉】止めよう核燃料サイクル政策省庁vs議員と市民の院内集会 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=W5HwC8BZNoU

 

(関連)再処理施設の廃止計画認可=完了に70年、1兆円規制委(時事通信)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000085-jij-soci

(関連)米国 日本への特別待遇にブレーキ「プルトニウム保有量削減を」(中央日報日本語版)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00000011-cnippou-kr

 

*「三陸の海を放射能から守る岩手の会」

●東海再処理工場の高放射性廃液の早期安定化に関する質問主意書(川田龍平 2018.3.29

 http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/196/syup/s196053.pdf

●六ヶ所再処理場におけるシビアアクシデント防等に関する質問主意書と答弁書及びまとめ(永田文夫さん 2017.5.4

 http://sanriku.my.coocan.jp/170425Q&A&C193_81.pdf

 

(関連)中間貯蔵の候補地 青森は「対象外ではない」関電社長(朝日新聞デジタル)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00000050-asahi-bus_all

(関連)核燃料施設への出資報道で青森県むつ市が関西電力に公開質問(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00023022-mbsnewsv-soci

(関連)<関西電力>RFS出資報道巡り「一切ない」の回答書提出(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000046-mai-bus_all

 

(全国のみなさまには申し訳おまへんのやけど、この関西電力とかいう悪質ボケ会社もオオサカでんねん。今や私の生まれ故郷のオオサカは、情けないことにアホの都になってしもうたんです。みなさんで叩きまくったって下さい。今、福井県の西川一誠知事から言われて、若狭湾原発の使用済み核燃料を、一方では和歌山県の白浜に、もう一方では下北半島のむつ市に押し付けようとしておます。「ふざけんな」と怒鳴りつけとくなはれ! :田中一郎)

 

3.余剰プルトニウムの処分方法はMOX燃料だけではない

 核兵器解体に伴い発生する余剰プルトニウムの処分方法は、MOX燃料にして燃やす以外にも「希釈して処分」(高レベル放射性廃棄物と混ぜるなど)する方法もある。コスト的には「希釈して処分」の方が格段に割安だという。日本政府は、必要もないのに使用済み核燃料を大量に海外委託の再処理に回し、結果として47トン(原爆5000発分以上)もの使い道のない余剰プルトニウムを保有してしまっている。全くもってバカ丸出しだが、今後はこの再処理に伴う余剰プルトニウムの処理処分の問題が重くのしかかってくる。愚か極まる思考停止世代の巨大な負の遺産が未来世代に先送りされているわけだ。(余剰プルトニウムのありうる唯一の使途は核兵器製造だ)

 

(関連)特別リポート:米国悩ます核問題、行き場なき余剰プルトニウム

 https://jp.reuters.com/article/special-report-us-nuc-idJPKBN1HW05W

(関連)米国の余剰プルトニウム処分計画 (14-04-01-26) - ATOMICA -

 http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=14-04-01-26

(関連)特集ワイド:どうする余剰プルトニウム 日本は「核燃料サイクル」にこだわるが…米の「秘策」希釈処分とは - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20170313/dde/012/040/002000c

 

4.新潟県知事選挙 続報

 負けた選挙だから早く忘れようではいけません。その敗因分析をきちんとやって、今後の選挙への取組に生かすべきです。これまで申し上げてきたように、私は新潟の市民はよく頑張ったし、よく闘った、立候補してくださった池田千賀子さんには心から感謝申し上げたいと思っています。問題は池田さんの支援をしていた東京の野党各党本部であり、また新潟地元の各野党の日常的な取組にあると考えています。野党各党が、この新潟県知事選挙敗北の経験を深く反省し、ただちに日常的な取組に生かさない限り、今後の各種選挙でも負け続け、今日の安倍政権や自民党政治を転換することなど、とてもとてもおぼつかないことを心得るべきだと思います。要するに、立憲民主党や共産党などの改革野党が政権交代間近の政治情勢を創れていれば、この選挙は池田千賀子さんの圧勝で終ったであろうということです。

 

(関連)「勝てるはずの新潟」で野党が敗れた深刻理由 国内政治 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準

 http://urx.blue/Kzaj

(関連)新潟知事選 与党陣営「ニセ文春報道」で選挙妨害疑惑浮上|日刊ゲンダイDIGITAL

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230939

(関連)新知事でも「柏崎刈羽再稼働」が難しい理由 原発再稼働の是非 東洋経済オンライン

 http://urx.blue/Kzao

(関連)“角栄・最後の弟子”中村喜四郎が振り返る「大接戦の新潟知事選」文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/7769

(関連)二階氏、新潟知事の慎重方針容認 柏崎原発再稼働巡り 琉球新報

 https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-738053.html

(関連)東京新聞 原発検証「見直さず」 新潟知事、再稼働慎重路線を継承 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018061302000123.html

 

5.(別添PDFファイル)Jパワー「環境破壊企業」の強欲(『選択 2018.6』)

 https://www.sentaku.co.jp/articles/view/17960

 

(田中一郎コメント)

 今まで原発を動かしたこともない会社が、何故かような危険なフルMOX炉のような原発を新規に建設して無理やり稼働させようとするのだろうと、ずっと不思議に思ってきたのですが、この記事を読んで、なるほどそういうことなのかと半分は納得できました。後の半分は、それでもJパワー=電源開発の経営陣はアホウばかりで、彼らの無謀なる大間原発への思い入れは理解不能のままですが。

 

簡単に申し上げると次のようなことです。(1)電源開発は国内の大手電力会社の中でも単位発電量当たりのCO2排出量が格段に多く、会社全体としても、また政府の方針としてもCO2排出量を減らすよう圧力がかかっている、(2)政府が制定した「エネルギー供給構造高度化法」によると、小売電気事業者に対して非化石電源比率を44%以上に高めるよう要求している、(3)電源開発はこうしたことに対応するため、大型石炭火力を温存しながら(更には増設=記事によると、国内での宇部石炭火力の新設の他、インドネシアなど海外でも石炭火力を新設、しかし、高砂石炭火力の建て替えは撤回させられた)、他方で大間原発を稼働させることで、単位発電あたりのCO2排出量を「薄めてしまおう」という意図が働いている、(4)一方、電源開発の収支決算は、他の電源に比べて割安コストの石炭火力の威力が発揮され、史上最高の好決算であるという。

 

まことにふざけた話でしょう。かような会社が最も儲かるような仕組みが日本政府・経済産業省によってつくられ、日本の電力業界やエネルギー産業の構造が歪められているのです。そもそものまちがいは、発電に伴うエミッション(廃棄物・廃物)をCO2しか見ないで、原発が排出する核のゴミや使用済み核燃料、あるいは環境放出放射能や温排水などは全く無視してエネルギー政策や電力政策を考えるからおかしなことになるのです。昨今の「エネルギー基本計画」では、同じような見方で、ドイツは温暖化ガス削減に失敗したが英国は原発を使って温暖化ガス削減に成功したなどと説明して、日本は英国をモデルに考えるべきであるかのような「世論誘導」をしてみたり、また、経済産業省の役人どもは、原発を非化石エネルギーだなどとネーミングして、原発=ゼロ・エミッションだと放言しているから、そのアホさ加減に開いた口が塞がらない。

 

私は脱原発派の再生可能エネルギーへの極端な片寄りにも問題があると思っている。広瀬隆さんがよくおっしゃっているが、脱原発は原発がダメだ・放射能があるからダメだと訴えてきたのに、それがいつの間にか再生可能エネルギー礼賛にすり替わってしまっているところがよろしくないのだ。再生可能エネルギーだって、メガ・ソーラーなどは環境破壊の代名詞のようなものが多いし、巨大風力だって低周波公害や景観破壊やバード・ストライクなどを引き起こす。バイオマスに至っては、広範囲の森林をメッタ伐りにしたり、放射能で汚染された立木をバイオマス原料にしたりしている現状がある。そもそも産業構造や社会のあり様を変えることなく再生可能エネルギーで化石燃料に性急にとって代わろうという発想自体に無理がある。

 

エネルギー計画や再生可能エネルギーについては下記の2つをご覧いただければと思います。

 

(関連)再生可能エネルギーの持続可能性に関するFoE Japanの見解 | FoE Japan

 http://www.foejapan.org/energy/library/180413.html

(関連)新エネルギー戦略について(以前にお送りしたものに更に加筆修正しました) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-69d5.html

 

6.(別添PDFファイル)規制委 非公開ヒアリング制限、原発施設審査の透明性確保(毎日 2018.6.7

 https://mainichi.jp/articles/20180607/k00/00m/040/147000c

 

(こんなことをしても、電話でやったらおしまいでしょうに。格好だけつけてたって話にならないのよ。電力会社にヒヤリングをするのではなく、地元住民や一般市民・電力ユーザーにヒヤリングを行え! 規制当局のくせに何をやっておるのか! そもそも「公開が原則」の原発再稼働審査や新設の審査が「非公開・秘密裡」に行われ、しかもその結果も企業秘密を優先し、あちこち黒塗りだらけの文書公開をしている現状にある。明らかに原子力規制委員会設置法違反だ。:田中一郎)

 

7.(別添PDFファイル)原発再稼働 事前同意拡大 6割評価、30㌔圏の全国自治体調査(東京 2018.6.7

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018060702000135.html

 

(田中一郎コメント)

 函館市が大間原発建設反対の訴訟を起こしているのは、事故の際には深刻な被害を受けるので避難計画まで立てさせられているのに、その原発の建設や稼働について、まったく意見も言えず、判断の是非にも関われないことを「おかしい」と訴えているもの。他の原発の立地地域についても同様だ。立憲民主党など、脱原発を掲げる野党は、いつまでこの状態を放置しておくのか。原発・核燃料サイクル施設の稼働については、過酷事故時に影響が及ぶ範囲の全ての自治体の承認が必要である旨の新法をさっさと策定して国会に上程したらどうか。そしてそれを全国の自治体を通じて有権者・国民に問題提起していけばいいではないか。野党は何をしている!

 

(関連)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(201797日) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html

 

8.(別添PDFファイル)東海第2原発の安全投資資金問題、東電 半身の原電支援、官民、にじむ先送りの構図(日経 2018.6.7

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO31465650W8A600C1EA1000/

 

(関連)東海第二安全対策、月内にも「適合」へ 規制委 再稼働は見通せず:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13529505.html

(関連)東京新聞東海第二、事故に備え 那珂市、第3の避難先確保へ茨城(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201806/CK2018060702000162.html

 

(柏崎刈羽原発につづき、この東海第2原発についても、原子力規制委員会・規制庁は「猿芝居」を行って再稼働を認めようとしています。原子力規制など、とうの昔に崩壊しています。茨城県民は東海第2原発再稼働NO! の断固たる意思表示を示すべきです。:田中一郎)

 

9.(別添PDFファイル)三菱マテ、JIS取り消し、不適合のコンクリを出荷(東京 2018.6.9

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201806/CK2018060902000128.html

 

(関連)三菱マテ、不正隠し 最終報告時に疑い把握 JIS認証取り消 朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13532828.html?ref=nmail_20180609mo

(関連)三菱マテリアル:データ改ざん 社長が引責辞任 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180611/dde/007/020/070000c?fm=mnm

(関連)「会見開かず」社長交代で三菱マテの信頼は回復するか 毎日新聞

 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20180612/biz/00m/010/006000c?fm=mnm

 

(「社長が引責辞任」なんて書いているけど、こいつはただ代表権を返上しただけで、依然として会長職にとどまっておるではないか。しかも、記者会見さえ開かないという。こんなものは「引責」とは言わないのだよ。それに、このインチキ会社・三菱マテリアルの製品は原発・核燃料サイクル施設にも多く使われているはずだ。こんなクソ会社、さっさとつぶせ! :田中一郎)

 

10.(別添PDFファイル)神鋼本社など捜索、東京地検・警視庁 虚偽表示疑い、約40年 製品データ改ざんか(東京 2018.6.5夕刊,6

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018060502000261.html

 

(関連)東京新聞 神鋼、製品データ捏造 一部製造所、検査実施せず 社会(TOKYO Web)

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018060602000263.html

 

(田中一郎コメント)

 ずいぶん前から機能しなくなっている検察は、「森友学園問題」の捜査で財務省や国土交通省へ入るべきところを、それを避けて(首相官邸に忖度して)、今ごろトチ狂ったように神戸製鋼にガサ入れをしている。遅いんだよ、こんなもの、証拠などとうの昔に捨てられているに違いないでしょうに。検察庁は仕事のやる気がないのなら、さっさと解散してしまえ。あとはこっちで悪人撲滅起訴の仕事を引き受けるから、お前たちは消えてなくなっていいぞ。やることといえば、無実の人を悪人にでっちあげることくらいしかできないボケどもの集団だから。ともかく検察庁に起訴権限の独占を与えるのをやめよう。新法をつくり司法民主化を再開だ。まずは検察審査会の起訴権限を「過半数議決」にしてしまおう。

 

 それと、この神戸製鋼というもう一つのクソ会社、これも三菱マテリアルとともにさっさとつぶせばいい。こんなインチキ会社はいらないのだ。もちろんこの会社のインチキ商品は国内外の原発・核燃料サイクル施設に大量に使われている。にもかかわらず、原子力規制委員会・規制庁は「改ざん40年、点検は1年」という、どうしようもない「監督方針」で、この神戸製鋼問題をやり過ごそうとしている。こっちもクソ原子力規制委員会・規制庁で、およそ日本の行政組織も大会社もクソだらけだ。

 

11.(メール転送です)4号機ポンプ事故「エアコンが効いてなかったから」!?6/11九電交渉報告

 4月の玄海3号機再稼働強行に続き、4号機の再稼働も目前に迫る中、61日、九州電力本店に対して再稼働中止を求める要請と交渉を行ってきました。私たちは4号機一次冷却材ポンプ事故について59日に抗議・質問書を提出していましたが、その説明・回答の場としてやっと設定されたものです。冒頭、「犠牲の上にしか成り立たない原発はいらない」と、再稼働の中止を求める要請書を読み上げ、九電に渡しました。4号機ポンプ事故は「エアコンが効いてなかったから、水温があがって、シール部が壊れた」などと回答しました。事故や異常などが続発したにもかかわらず、警告として受け止めず、安全神話に浸かったまま、住民の不安に真摯に向き合わない、無責任な九電の姿勢が今回も露わになりました。詳細報告はコチラから

 

◆犠牲の上にしか成り立たない原発はいらない~九電へ再稼働中止要請

 https://saga-genkai.jimdo.com/2018/06/12/a/

 

(関連)(必読)<政府交渉報告改>玄海原発3号機蒸気噴出/九電任せで何もしない規制庁 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)

 http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2018/04/post-2edd.html

 

12.その他

(1)科学の森:鬼界カルデラに最大級溶岩ドーム 被害桁違い、破局的噴火 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180614/ddm/016/040/011000c?fm=mnm

(2)経団連、中西新会長でも「モノ言う財界」になれないワケ 文春オンライン

 http://bunshun.jp/articles/-/7708

(3)山口県上関町に中国電力が2010年以来の8億円寄付(tysテレビ山口)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180612-00000012-tysv-l35

(4)小泉元首相 浜松で脱原発訴え「できないことよりできること」(静岡放送)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00010006-sbsv-l22

 

(5)小泉元首相、原発推進派を非難=「事故反省しているのか」(時事通信)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000132-jij-pol

(6)焦点は主要断層の評価 東北電東通原発 新規制基準適合審査申請から4年(デーリー東北新聞社)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-00010003-dtohoku-bus_all

(7)柏崎原発 海水5400リットル漏れ=6号機タービン建屋新潟(時事通信)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00000082-jij-soci

(8)野党、原発ゼロへ緊急集会 法案の早期審議入り要求 - 共同通信

 https://this.kiji.is/377779297056539745

草々

 

 

2018年6月13日 (水)

3つあります:(1)俳優の中村敦夫さん 朗読劇「線量計が鳴る」(毎日新聞)(2)東電幹部3人の刑事裁判中間報告(海渡雄一弁護士)(3)新潟県知事選挙を巡る議論(続き)

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.(天声人語)日高六郎さんを悼む:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13534448.html?ref=lettermail_0611_arti_mycate

 

上の3冊が最近の日高さんの著書で、下の3冊が日高さんのナツメロ著書です。私は若いころ、この日高さんのナツメロ文献をよく読みました。日本の良心・良識を代表しておられるような方で、ご逝去が惜しまれます。この20年くらいで、自分が若いころから私淑も含めて「師」と仰いできた方々が次々と亡くなられていきます。何だか人生のはかなさというか、寂しさというか、何か心がしめつけられるような思いがしています。

 

(関連)日高六郎・95歳のポルトレ 対話をとおして-日高六郎/〔述〕(新宿書房)

 http://urx.red/Kx2c

(関連)日高六郎セレクション-日高六郎/著 杉山光信/編(岩波現代文庫)

 http://urx.red/Kx2f

(関連)私の憲法体験-日高六郎/著(筑摩書房)

 http://urx.red/Kx2a

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)戦後思想を考える-日高六郎/著(岩波新書)

 http://urx.red/Kx2g

(関連)自由からの逃走-エーリッヒ・フロム/〔著〕日高六郎/訳(東京創元社)

 http://urx.red/Kx2i

(関連)1960年5月19日-日高六郎/編(岩波新書 青版)

 http://urx.red/Kx27

 

2.六ヶ所村村長選挙 遠藤順子さんはこんな方です - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=PImPVyvdxpQ

(最初は英文ですが、そのあといろいろ出てきます)

 

3.ニュース女子:「注意と配慮欠いた」MX認める - 毎日新聞

 http://mainichi.jp/articles/20180612/k00/00m/040/075000c

(いまだに居直っているのは番組を制作したDHCとその子会社、それに当時の放送出演者???)

 

(関連)TOKYO MXが『ニュース女子』打ち切りも他局やネットで番組続行! “DHCがバックにいると開き直る出演者|LITERA/リテラ

 http://lite-ra.com/2018/03/post-3833.html

 

4.何をやっとるのか安倍晋三、海外に出て行ってもやっぱり「丸出駄目夫」

 内政は出鱈目の限りですが、外交もまたアホ丸出し、世界に向けて恥さらしの連続です。この首相は日本という国を三流以下に陥れるどうしようもないガラクタ人士です。一刻も早くやめさせましょう。

 

(1)(別添PDFファイル)Where is ABE? やっぱり「カヤの外」か、マクロン仏大統領が投稿した写真が物議(日刊ゲンダイ 2018.6.12

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230940

(2)安倍首相大慌て!トランプ心変わりの深刻度 外交・国際政治 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準

 http://urx.red/Kx1U

(3)米朝首脳会談 安倍首相は舞台に立てぬまま外交的敗北

 http://urx.red/Kx1Z

(4)(別添PDFファイル)新潟県知事選でもなりふり構わず掟破り、安倍政権に日朝会談などできるのか(日刊ゲンダイ 2018.6.12

 http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/166.html

(5)(別添PDFファイル)財務省文書改ざん、不起訴・甘い処分、膿残ってますけど、国民不信「いいかげん辞めて」(東京 2018.6.5

 http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/06/05/123000

 

5.「いちろうちゃんのブログ」より

(1)本日(6/8)のいろいろ情報です:(1)カストロとゲバラ-広瀬隆/著(2)ネトウヨの正体とは(3)蓮池兄弟 拉致問題について語る(4)滋賀県知事選挙 他 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/--a14a.html

 

(2)1985年群馬県上野村の御巣鷹山に墜落した日航ジャンボ機123便は、「事故」ではなく「事件」、それも自衛隊や在日米軍が関係する国家犯罪事件だった可能性がある=衝撃の新刊書ご紹介 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/1985123-f1dd.html

 

(3)豊洲TOXICスキャンダル(27):小池タヌキの「築地は守る・豊洲を生かす」とは「築地は捨てる・豊洲はゴマカス」だった=築地市場は都民の宝・日本の誇り=築地市場を守ろう! いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/toxic27-18e1.html

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1.(別添PDFファイル)舞台から原発問う、俳優 中村敦夫78歳の挑戦(イントロ部分)(毎日 2018.6.10

 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/001/040/162000c

 

(続き)ストーリー:俳優・中村敦夫78歳の挑戦(その2止) 未来見つめる表現者 - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180610/ddm/010/040/163000c

(関連)俳優・中村敦夫氏のライフワーク、朗読劇「線量計が鳴る」全国上演のお知らせ 高橋誠一郎 公式ホームページ

 http://www.stakaha.com/?p=7163

 

(田中一郎コメント)

 なかなかいい記事です。私が高校生の時に大ファンだったTVドラマの「木枯らし紋次郎」こと中村敦夫さんが、今度は自ら台本を書いて演じる朗読劇「線量計が鳴る」で全国を駆け巡っておられます。紋次郎の復活でしょうか。ひょっとして、長いツマヨウジをくわえて、ここぞという時に「ヒュー」っとばかりに吹き矢ならぬ吹きヨウジをされているのかもしれません。

 

中村敦夫さんといえば、元参議院議員で、まさに記事にある通り「政界の一匹オオカミ」として活躍されていたことを思い出します。中村敦夫さんは東京地方区から立候補されていましたが、政党のバックアップがないので選挙で苦労をされていた様子で、2004年だったかとおもいますが、再選を果たすことができず「次点」に終わったときにはとても残念に思った記憶があります。その選挙の時だったかと思いますが、新宿駅東口を若い人たちを引き連れて大股で歩く中村敦夫さんとばったりと行き会い、思わず初対面であるにもかかわらず握手をしました。その時の中村さんの手のひらの巨大さには圧倒されました。力強い、まさに紋次郎の手でした。(中村さんが引き連れていた当時の若い人たちが今の「緑の党」につながっているのでしょうか?)

 

ところで、記事によりますと、中村さんは戦中戦後の少年期に東京から疎開をして福島県の平市(現いわき市)で暮らしていた経験があるそうで、その関係で、2011年の東日本大震災と福島第1原発事故の悲惨な有様を見たときに、再び「表現者としての血が騒いだ」とのことです。書き上げた朗読劇は2時間立ちっぱなしで78歳の中村さんにはちょっとしんどいので、劇団関係者に出演を依頼したものの断られ続け、やむなく自分がやると決めたのだそうです(情けないですね、昨今の日本の芸能人はこんなのばかりですから)。それでジムに通って下半身を鍛えているそうです。すごい!

 

でも、そのたくましき紋次郎こと中村さんも、前立腺の手術を受けた際に、麻酔の影響で喉の神経がマヒし、医者から気管切開手術を迫られるという危機一髪を経験されています。マヒが短時間で回復したために事なきを得たようです。本当によかったと思います。中村さんの朗読劇の中で、主人公が次のように国の原発政策に異を唱えるシーンが出てきます。

 

「右向けといわれれば右向き、左といわれれば左、死ねといわれれば死ぬ、おればもうそういう日本人にはなりたくねえんだ」、

 

この言葉は私たちの胸にも突き刺さってくる強烈な言葉です。でも本当にそうです。そんな人間にはなりたくないと思います(でも、自分の長くくだらない人生の過去を振り返れば、自分もまたそうだったのだと思わざるを得ません、情けないとつくずく思っても、です)

 

この記事を書いたのは毎日新聞夕刊の「特集ワイド」のデスク・執筆陣の1人だそうです。なかなかいい記事でした。毎日新聞も、毎日「御用」新聞なんぞをやっていないで、こうした記事や、夕刊の「特集ワイド」のような記事で紙面を埋めれば、あっという間に世界的に著名なクオリティ・ペーパーになれると思うのですが、そろそろ心を入れ替えませんか? みなさまも、どうぞこの記事の原本に当たってみてください。

 

2.(別添PDFファイル)東電福島原発刑事訴訟 中間報告:第9回公判まで(海渡雄一 2018.6.1

 https://shien-dan.org/trial-report-201805-kaido/

「kaitosann_toudenn_keijisaibann_tyuukannhoukoku.pdf」をダウンロード

(海渡雄一弁護士が、ここまでの「福島第1原発事故の刑事責任を問う東京電力元幹部3人を被告とする刑事裁判」の中間報告をまとめてくれています。必読文献ですので、是非ご覧になってみてください。私はもはやこの3人の被告の罪と刑事責任は逃げられないものとなっている・完璧に近い状態で実証されていると思います。また、下記はこの刑事裁判に関係する情報です。ご参考までに)

 

(関連)(別添PDFファイル)漂流する責任:原子力発電をめぐる力学を追う(上中下)(鎮目宰司『科学 2015.12,2016.1,2』(岩波書店))

「sizume_kagaku_ronbun_123.pdf」をダウンロード

(関連)(別添PDFファイル)(講演レジメ)「漂流する責任」:福島第1原発事故の前年に何があったか(鎮目 2016.2.9

「rejime_sizume_kouenn.pdf」をダウンロード

(関連)福島原発刑事訴訟支援団|東京電力福島原発事故の真実と責任の所在を明らかに

 https://shien-dan.org/

(関連)福島原発告訴団

 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.com/

 

(関連)市販図書

*市民が明らかにした福島原発事故の真実 東電と国は何を隠ぺいしたか-海渡雄一/著(彩流社)

 http://urx.red/Kx2E

*東電原発裁判 福島原発事故の責任を問う-添田孝史/著(岩波新書)

 http://urx.red/Kx2F

*原発と大津波 警告を葬った人々-添田孝史/著(岩波新書)

 http://urx.red/Kx2G

 

3.(メール転送です)新潟県知事選挙を巡る議論(続き)

 他のMLでの議論です。先般お送りしたメールの続きです。

 

 <別添PDFファイル>

●新潟知事に与党系花角氏、再稼働問う出直し選言及、与党色消し争点回避、「前知事継承」貫けるか(東京 2018.6.12

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018061202000130.html

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)花角氏は五月の出馬表明後、安全性検証に2~3年かけた上で、再稼働を巡り判断を仰ぐ出直し知事選を検討する意向を示した。当選翌日の11日も「辞して信を問うことはあり得る」と県庁で記者団に話した。

 

(中略)しかし、選挙から一夜明けた11日、原発が立地する柏崎市の桜井雅浩市長が、検証について「やる意味があるのか。やるのなら、やり方を考えなければいけない」と、花角氏に見直しを求めることに言及。脱原発派を含む総勢34人の専門家が3つの委員会で議論している検証作業が、縮小する可能性が出てきた。自民党の全面支援を受けた花角氏は再稼働への賛否について明言を避けている。検証結果を受けて再稼働の是非を問う出直し知事選に踏み切った場合、花角氏がどんな訴えをするかは分からない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(早くも公約破りの気配濃厚というべきか。何ゆえに花角英世は柏崎刈羽原発再稼働問題に関して福島第1原発事故の検証の重要性を記者会見で話しないのか!? 今後とも、この新知事に対しては、徹底した市民監視の目が必要だ。:田中一郎)

 

 <関連サイト>

(1)<新潟知事選>原発再稼働は再出馬「信問う」当選の花角氏(毎日新聞)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00000093-mai-soci

(2)花角氏、再稼働反対票も取り込む 新潟知事選、出口分析:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/ASL6B55CRL6BUZPS001.html

(3)再稼働「県民の納得、必要」 新潟知事に自公系・花角氏:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13535604.html?ref=nmail_20180612mo

(4)新潟勝利、与党に安堵感 終盤国会に追い風、カジノ法案など成立目指す:朝日新聞デジタル

 https://www.asahi.com/articles/DA3S13535744.html?ref=nmail_20180612mo

(5)新潟知事選勝利でも安倍政権の前途は多難だ 国内政治 東洋経済オンライン

 http://urx.red/Kx2Q

(6)新潟知事選で自民と公明の間に入った「見えぬが深い亀裂」(現代ビジネス)Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180610-00056053-gendaibiz-bus_all

(7)世耕経産相:「新知事の考え聞く」 柏崎原発再稼働巡り - 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180612/k00/00m/020/032000c?fm=mnm

 

(関連)カメレオン戦略で(ニセモノ)「県民党」を装った自民党中央の手下(元国土交通省官僚)にかすめ取られた新潟県政=しかし、この選挙結果は事実上花角(ハナズミ)候補の敗北を示している + 東京都中野・杉並区長選挙 いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-cc7b.html

 

以下はメール転送です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

メールを非常に興味深く拝見しました。丁寧な立論に感謝いたします。

多くの点でうなづけるご主張であり、また、貴重な議論だと受け止めています。

 

「左派政権や左派的候補者の公約が約束通りでなければ、信用を失い、今度は、もっと選挙が不利になるのに、自民党や自民党系統の自治体選挙の候補者は公約や約束が違っていても、いまの野党や左派のように「痛手にはならない」という絶対的有利の立場にあると思います。」

 

「「ビジネスや利益供与で、実際に恩恵を得れる組織票や業界票が揺るぎない」から、公約や約束の内容は表面的なもので、公約の裏側にある「しっかりとした利益供与さえ見えれば、揺るぎない」のではないでしょうか?」

 

おっしゃる通りだと思います。およそ自民党の連中はもちろん、選挙のたびに思考停止で自民党に投票し続けている有権者たちは、政党や政治家の発言内容や政策のことなどは眼中にないはずです。彼らにとっては、そんなことはどうでもいいことという認識だろうと推測します。彼らの投票行動のモチベーションは政局や政策や正論などと言った世界とは別のところにある、だからこそ、保守基盤だとかなんだとか言われているものは容易には変わらないのです。言葉が通用しませんからね。聞く耳を持たないと言ってもいいかもしれません。ある意味でイデオロギッシュとも言えます。固定化された認識がべっとりと張り付いていて、それがアプリオリに政治行動を決めてしまい、日々の情報はそれを合理化するために使われる、といった感じで、彼らの政治的な振る舞いが決まってくるのです。

 

(昨今は「保守」ブームで、たとえば西部邁や中島岳志らが「保守」を美化する議論をしていますが、私などは、そうした議論は「保守」の実態を知らない、いたって時流迎合的な議論であり、究極の人間蔑視思想ではないかと疑っています。特に西部邁の大衆社会批判などはその典型です)

 

このことは、少し大げさに言い換えれば、政治的支配とは何か、支配権力とは何か、体制とか社会といったものの動学的な認識はどうあるべきなのか、といった、それこそ数百年も前から、数多の有識者たちや革命家・改革派が悩み続け、議論し検討を続けてきたことで、それこそ人間社会を動かしているものは何なのかという、深遠な議論にもつながっていくものであろうと思います。私はそれでいい、当然そういうものだと思ってもおりますが。

 

では、こうした保守の基盤・日本の自民党支配というものは、変えることができない永遠のものなのかというと、私はそうではないと思っています。事実、日本の過去を振り返れば、日本の政治・経済・社会は長い時間をかけて大きく変わってきましたから、これからもそうあるでしょう。ならば、私たち改革を求める市民は、それを私たちが「あるべき」と考える方向に、状態に、一刻も早く転換していくことに、具体的行動をもって取り組んでいくことだろうと思います。この会もまた、そうした取り組みの1つとしての市民運動・社会運動だと思いますし、新潟県知事選挙を含む政治的な取組もまた、そうしたことの一環だと思います。

 

ですので、議論は、この具体的な行動の在り方をどうするか、に焦点が当てられます。更に、そうした取組の背景に自民党長期支配の悪政の結果、もたらされている様々な経済的・社会的不利益、危険、不正義、不道徳などがあります。それをどうとらえて、どう動くか、ということです。

 

私は、その中で最も重要なことは、今日の日本社会の下においては、個々の有権者が「大きな自己利害」の認識ができるかどうかだと思っているのです。経済政策が重要だということは、それ故に強く申し上げていることです。よく「1%が99%を支配し搾取するための政治」と言われますが、もしそれが多くの有権者にきちんと認識されれば、そうした政治は転換可能となると考えるのが常識的ではないかと思います。その「利害」の「認識」のあり様を、政治を変えようとする側が、有権者・国民各位に対して、響くような形で届けることができるかどうか、それが最大の問題だと考えているのです。「目先の利益」ではありません。「中長期的な大きな意味での自己利害」であり、その中には「生活や生存」の平和的安定的な確保や「人間として生きることの誇りや喜びや生きがい」といったものも含まれます。単なるゼニカネや地位名誉だけの話ではないのです。

 

それを、さまざまな工夫をして有権者に届けていく、そして判断を促す、自民党の政治や、それがもたらすものへの「異議あり」「おかしい」の声を広げていく、そういう営みだと思います。そして残念ですが、現段階では、失敗の連続で敗北が続いています。やり方を工夫する他ありませんね。

 

私は他方で、(1)日本は危機の時代に入っており、放置すれば自滅(文字通りの不可逆的な滅亡)に至ることになる、こういう時代に市民運動・社会運動が197090年代にかけて興隆した「脱イデ・イデオロギー」に毒されて、政治的な中立を装い、ワン・イシューで運動に取り組むやり方では、物事は変わらない、最大公約数としての「政治権力の変革」を同時に掲げ、力を合わせて自民党による政治を排除・転換することにも尽力しなければいけない、

 

(2)政治変革には、「運動論的アプローチ」と「政策論的アプローチ」があり、日本の市民運動・社会運動では、もっぱら前者だけが駆け出している感がある。しかし、それでは片手落ちであり、特に政権交代後にどうするのかを念頭に置いた「政策論的アプローチ」を拡充しないことには、2009年の民主党政権の失敗を繰り返すことになり、それはその後に更にグロテスクな反動政権を生み出す可能性が高く決定的にまずい(今日のアベ政権もその一つ)、

 

(3)今日の経済・社会情勢は、1990年頃から本格化してきた市場原理主義政策や、自民党のゴロツキ似非右翼集団による戦前回帰の愚か極まる政治政策が跋扈し始めており、多くの有権者を思考停止状態から解放しつつある、つまり、原発や戦争や治安維持・監視の問題も含め、自民党の悪政を転換できる情勢が生れつつあり、上記で申し上げた「支配権力」の実態が揺らぐ条件が整ってきているということ(しかし他方では、こうした政治や経済の下方へのスパイラル的な転落に対して、思考停止状態のまま情緒的に反応して、フェイクに先導されたり、排外主義・差別主義なども同時並行で広がり始め、日本社会に特有の危険な兆候が全国でも散見され始めている)

 

結論です。日本は現在、歴史的な転換点に来ていて、かつ今回は「核」(原子力)と「戦争」という「日本滅亡の2つの選択肢」(正確にはもう一つ「バイオ・ゲノム操作」という「技術」が市場原理主義政策と一体となって大きな脅威になっています)を抱えているが故に、私たちの闘いは絶対に勝利しなければならない闘いであると考えています。そのためには、「急がば回れ」とも言われるように、圧倒的に多くの有権者・国民に響くような「経済政策」を、自民党政治・政策にとって代わる、「オルタナティブな日本」を創り出す基本の大きな柱として(柱はそれ以外にもあります)、具体的に打ち出していく必要があるのではないかということです。多くの有権者・国民に響く、力強い迫力のある、現実味のある経済政策が強く求められています。もちろん国政においては「税制」がその中核にあることは間違いありません。

 

長々と失礼をいたしました。

改めて貴重なメールに感謝申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

草々

 

2018年6月11日 (月)

カメレオン戦略で(ニセモノ)「県民党」を装った自民党中央の手下(元国土交通省官僚)にかすめ取られた新潟県政=しかし、この選挙結果は事実上花角(ハナズミ)候補の敗北を示している + 東京都中野・杉並区長選挙

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

昨日(6/10)、新潟県知事選挙が行われ、即日開票の結果、与党(自民党・公明党)が推す花角英世候補が当選を果たしました。以下、この選挙について私から簡単にコメントいたします。なお、当日は東京都においても中野区長選挙・同区議補欠選挙が行われ、区長・区議いずれについても立憲民主党他の野党が推した候補者が当選したようです。それについてもごく簡単に後述いたします。

 

●新潟県知事選 自民・公明支援の花角氏が初当選 NHKニュース

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180610/k10011471741000.html

 

▼花角英世(無所属・新)当選、546670

▼池田千賀子(無所属・新)  509568

▼安中聡(無所属・新)     4万5628

(投票率は58.25%で2年前の前回選挙を上回りました)

 

●新潟県知事選、自公支持の花角英世氏が初当選 TBS NEWS

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3392744.html

 

(関連)新潟県知事選 初当選。花角英世(はなずみ ひでよ)氏の経歴・政策は? | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム

 http://go2senkyo.com/articles/2018/06/11/36252.html

 

(関連)(別添PDFファイル)新潟県知事選、「与党」陣営に選挙妨害疑惑、対立候補の「ニセ醜聞」を地元紙で拡散(日刊ゲンダイ 2018.6.12

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230939

 

(関連)日刊IWJガイド「接戦の新潟県知事選で花角英世氏が当選、池田千賀子氏が37102票差と惜敗!!/本日午後230分『「食料は武器、標的は日本」TPP11・日米FTA・日欧EPAで日本農業は壊滅!安倍政権に貿易政策は任せられない!岩上安身による東京大学大学

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36794

 

(関連)日刊IWJガイド・番組表「<新記事紹介>【特別寄稿】新潟県知事選応援演説での女性差別発言であらわになった花角英世候補の『親子ギャップ』! 柳瀬唯夫元首相補佐官と瓜二つの記憶喪失! 『むすめ』のタスキをかけて隠蔽・改竄の父親を応援する花角氏の娘(ジャー

 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/36782

 

1.さまざまな層の新潟県民・市民が池田千賀子候補と一体となって選挙全体をリードする「市民型選挙」でしたが、今回は前回知事選での敗北を受けての自民党など与党利権グループの巻き返しがすさまじく、しかも、アベ政権のデタラメの限りを尽くす悪政が争点になってもいけないとばかりに、花角英世候補は偽りの「県民党」を名乗って原発や国政問題など争点ぼかしを行いました。それを支援する自民党中央やそれに協力する仏罰政党の公明党による動きは水面下での裏工作となり、土建屋を中心に業界団体からの絞め付けも激しく行われ、まさに与党グループの選挙は「カメレオン戦略」に基づく「ステルス選挙」が展開されたのでした。残念ながら少なくない県民がこれに惑わされてしまい、県政の大きな転換と脱原発を求める多くの市民の願いは旧態依然勢力に一歩及ばなかったという結果に終わりました。

 

しかし、上記の候補者別の得票をご覧いただければお分かりのように、投票率が6割に満たない状態で、その投票結果でさえ過半数を得たわけではありませんから、事実上、選挙に勝利した花角英世候補の主張が県民に認められたわけではないことは確認しておきましょう。事実上、花角英世候補とそれを支援した自民党・公明党の与党グループは、民意については敗北をしていると言っても過言ではありません(落選したもう一人の安中聡候補もまた、原発廃棄を主張していました)。しかし、選挙では彼らの勝利ですから、これからのことに私たちは改めて力を集中していかなくてはならないのです。

 

(上記の日刊ゲンダイの記事にある選挙妨害については、今後徹底して追求していくべきでしょう。いい加減にしておけば、与党グループは新潟県のみならず、他の選挙でも同じようなことをするに違いありません)

 

2. 今回の知事選挙に関して、野党側に経済政策への「代案」が乏しいという見方があるのはその通りです。私は特にTPP協定や種子法廃止など自民党の農林水産業つぶし政策や、規制緩和などを使った国内地場産業つぶし政策をもっと徹底して批判し、それに対抗して新潟県では、農林水産業と地場産業・生活関連産業(観光や中小土建事業を含む)を発展させる政策に全力で取り組むと主張すべきでした。今後の参議院選挙、衆議院選挙でも同様です。

 

3.しかしなお、今回の新潟県知事選挙でのメインのテーマは経済政策ではなくて、やはり柏崎刈羽原発をどうするのかだったと思います(私は当初、花角英世候補が露骨な柏崎刈羽原発との共存政策を(経済政策・地域振興政策と絡めて)提唱してくるのではないかと思い、知事選の争点は再稼働を直接に問題にするよりも、前任知事から引き継ぐ検証委員会での作業に万全を期すの方がソフトでいいと思っていました。しかし、花角英世候補陣営は、その裏をかいて、池田千賀子氏の公約を一部丸呑みする「抱きつき」作戦を展開し、柏崎刈羽原発や原発問題に関して池田千賀子候補と区別がつかない「カメレオン戦略」をとってきましたから、これはもう一歩、この問題でリードする必要があるなと、途中で考えを変えました)。そしてそれを廃炉へ導いた場合に、県の経済運営を今後どうしていくのか、それをしっかりと打ち出しできなかった点に弱さがあったと言うべきでしょう。しかし、それを、あえて火中の栗を拾い、勇気をもって立候補した池田千賀子候補に求めるのは酷です。あえて池田さんに申し上げれば、当選した花角英世候補がニセモノであり、県民党などとは言えない利権がらみの国土交通省の元官僚で、自民党のロクでもない政治家どもの下僕でしかないことを、(池田さんご本人の口からではなくて)応援団の弁士にあちこちで訴えてもらったらよかったのだろうと思います。

 

私は、この点(政権交代を目指す野党勢力に経済政策が乏しい点)については、立憲民主党や共産党を中心にした国政野党勢力の力と自覚の乏しさにその責任があると考えています。いったい何度選挙で負ければ気がすむのか、こんな調子では、来年の参院選挙も、またいつくるかわからない衆議院選挙も負け続けていくことになるでしょう。今回の新潟県知事選挙は「市民と野党の共闘」が、その政権担当能力を示すことができる貴重な前哨戦だったのですが、またしてもそれに失敗をしてしまったということです。新潟県の市民はよく闘ったと思います。問題は、中央から応援をしていた野党グループです。

 

4.野党グループに対して、経済政策をもっと真剣に検討せよと言った場合に、脱原発と経済政策を対立的にとらえてはいけません。脱原発の上に自民党の利権土建政策ではない、新しい経済政策が乗って、それが試行錯誤されながら、住民参加・市民自治に担われながら、言い換えれば、ボトムアップ型で拡充されていくというイメージです。再生エネ・ビジネスはその一つではありますが、それだけではありません。

 

選挙を巡って、何を投票の基準に考えますかという、よく言われる「民意」なるものも、新聞やTVの報道では、経済や景気の問題や社会保障・福祉の充実などが原発の問題よりも上位に来たりしますが、こうしたことも、個々の問題をバラバラにして優劣をつけるのではなく、原発や経済の問題を一体として総合的に考える必要があります。そして、こうした報道される「民意」なるものも、一面では支配権力やマスごみ達の歪められた情報の結果「つくられた民意」であることを意識しておかないといけません。ガルブレイス流に申し上げれば一種の「依存効果」というものです。

 

(参考)依存効果

 http://note.masm.jp/%B0%CD%C2%B8%B8%FA%B2%CC/

 

原発を温存しながら(花角英世候補の言うように脱原発を先送りしながら)、税金丸抱えの巨大事業・イベントの導入、ハコモノ建設、あるいは中央政府・官庁とのパイプの強化などによる経済政策の拡充などは、地方を益々中央依存の貧弱な経済構造に陥れ、中長期的に衰退の道をたどることになります。そして、そこに原発の大事故がとどめを刺すことになるのです。

 

経済政策の拡充にも、2つのやりかたがあり、一つは、中央集権への服従・依存と下請け・植民地経済化、もう一つには、分権と自治に基づく地方自立のネットワーク経済化、という選択です。前者が今日の日本の多くの自治体が選択している道ですが、ご承知の通り、年々衰退の一途をたどっています。政権交代を目指す野党は、この2つの道の違いをはっきりと自覚し、目先の大衆迎合のようなことはやめて、オルタナティブな経済政策を構想としてしっかりと打ち出し、それに呼応する形で地方選挙を闘うべきなのです。それにより、新しい民意が形成されることになるでしょう。

 

何度も言いますが、今回の新潟知事選挙の敗北の原因は、主に立憲民主党や共産党など、中央の野党勢力の政権交代への力不足、真剣さの不足をいみじくも現していると見るべきです(近々、野党勢力の政権交代が現実味を増していれば、この選挙は恐らく圧倒的に池田さんが勝利していたと私は思います)。週刊誌レベルの安部政権批判で地方選挙が勝てるなどとは思わない方がいいでしょう。経済改革を含む国全体の改革は、そう安易なことではありません。

 

5.核燃料税など、原発がらみの収入に依存するのは本末転倒です。そうしたものと決別することが、新潟県を発展させることにつながります。柏崎刈羽原発の危険性についての認識が不足しているようにも感じます。今のままでも、つまり使用済み核燃料が放置された今の状態でも、原発が稼働していなくても、十分に柏崎刈羽原発は危険です。ましてや再稼働などすれば、いずれ福島第1原発事故以上の大事故を起し、新潟県はおろか、その西方に位置する県を福島第1原発事故の時以上に放射能汚染させてしまうでしょう。再稼働などは絶対にダメです。自殺行為です。この点も今回の選挙で県民によく伝わっていないことが明らかになったと思います。脱原発の市民運動・社会運動は、今後その運動の仕方をよく考えないといけないのです。政治的カマトト主義などをしているようではだめです。

 

6.ところで、今回の選挙は残念な結果となりましたが、惜敗ですので、負けたというよりは「引き分けた」と言った方がいいと思います。これだけ反対候補に票が集まっていれば、当選者もそう簡単には、勝手なことはできないはずです。50万票の重みは大きいと思います。

 

闘いは今からが本番です。ここで「選挙で燃え尽き症候群」を発していては話になりません。民主主義は永久革命(故丸山真男)ですから。私の予想では、柏崎刈羽原発の再稼働の是非については、今ある検証委員会の検討がある程度進んだ2~3年後に正念場が来ます。まさにその2~3年間が「勝負」です。国土交通省官僚の花角英世がニセモノであることは、少しずつ分かってくると思います。そのニセモノのあんばいを県民にしっかりと伝えていくとともに、次回の県知事選挙こそが天王山の闘いだと覚悟を決めて、候補者選びを開始すべきです。おそらくその県知事選挙で柏崎刈羽原発の再稼働の是非が決まるでしょう。もちろん、もう一度池田千賀子さんでもかまいません。その場合には、今回の敗北を徹底して検証して、その教訓を生かす努力をしないといけません。そして、市民や協力政党で新しい県政をつくる設計図をつくりながら、県政の奪還を目指してほしいと思います。

 

県議会選挙や、各市町村首長・議会選挙も重要です。あらゆる機会を通じて、自民党とその取り巻きたちを追い払う、その覚悟で、関係者のみなさまには、今後とも取組の一層の強化をお願い申し上げたいと思います。

 

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(追)東京都中野区長選挙・中野区議会補欠選挙 結果

 

●中野区長選挙・中野区議会議員補欠選挙の投・開票結果 中野区公式ホームページ

 http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/102500/d025677.html

 

(関連)中野区長選 初当選。酒井直人(さかい なおと)氏の学歴・経歴・政策は?(選挙ドットコム) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00010002-senkyocom-pol

(関連)(別添PDFファイル)中野区長選候補者の横顔、サンプラザ解体 論戦(毎日 2018.6.7

 https://mainichi.jp/articles/20180607/ddl/k13/010/002000c

 

(関連)(別添PDFファイル)中野サンプラザ:解体へ 区長が表明「24年度前後に」東京 毎日新聞

 https://mainichi.jp/articles/20180406/ddl/k13/040/298000c

(関連)カンニング誕生の地「中野サンプラザ解体」是非を問う区長選挙に揺れる思いAERA dot.

 https://dot.asahi.com/dot/2018060600012.html

 

<中野区長選挙>

酒井直人  無所属  36,758 (当選)

田中大輔  無所属  27,801

吉田康一郎 無所属  14,534

市川みのる 無所属  12,064

 

<中野区議会補欠選挙>

杉山司    立憲民主党 39,843 (当選)

平地さと子  自由民主党 30,076

浅野なおたか 日本共産党 18,648

 

中野区長選挙は、立憲民主党、国民民主党、自由党、社民党が推薦する酒井直人候補が当選しました。記事には書かれていませんが、緑の党も応援をしていたようです。共産党は何をしていたのでしょう? 名前がありません。一方の区議会補選は、立憲民主党の杉山司候補が当選を果たしています。落選した共産党候補の得票数と足して、落選した自民党の候補の得票数と比べますと、ダブルスコアの差がついています。この選挙結果は今後の東京都の選挙情勢を大きく変える選挙になり得るかもしれません。

 

しかし、いずれの選挙も投票率は34.5%程度です。これではいけません。まだまだ取組が不足しています。新潟県もそうですが、日本の政治を真の意味で転換するには、日常的な活動が決定的に重要です。「選挙の時だけお祭り騒ぎ」「選挙で燃え尽き症候群」ではいけません。もちろん「政治的カマトト主義」では話になりません。

 

●次は杉並区長選挙です(624日)。

 http://www.city.suginami.tokyo.jp/senkyo/1035043/index.html

 

杉並区では、区政の転換を求める市民が、三浦ゆうや氏を統一候補にして取り組みを強めています。三浦ゆうや氏のスピーチは少し前にお聞きしましたが、なかなか正義感の強い好青年で、法律にも強い弁護士さんという職業の方です。今後とも政治家として、弁護士として期待ができる人物と言えるでしょう。今度は杉並の区長選挙・区議補選が注目です。 

 

(関連)杉並区長選挙 候補予定者 三浦ゆうやオフィシャルWEBサイト

 http://miura-yuya.com/

(関連)『18歳の君たちへ』杉並区長選挙候補予定者 三浦ゆうやオフィシャルWEBサイト

 http://miura-yuya.com/18toyou/

 

*街頭演説

(1)2018.6.10 杉並区長選挙予定候補 三浦ゆうやX山本太郎 トークセッション阿佐ヶ谷駅 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ErNMEU1ZMdE

(2)2018.6.10 杉並区長選挙予定候補 三浦ゆうやX山本太郎 トークセッション阿佐ヶ谷駅 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ndJctgiWffE

(3)2018.6.10 杉並区長選挙予定候補 三浦ゆうやX山本太郎 トークセッション阿佐ヶ谷駅 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=sUc-w4asBg8

草々

 

(下記はご参考までに)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

< 池田ちかこ公約・政策綱領 > 2018.5.16

「安心で持続可能な新潟への5つの約束」~ 子どもたちの未来のために(概要)

 https://www.kagayaku-niigata.com/kouyaku

 

私は、これまでずっと柏崎で生活してきました。地域が抱える苦悩もずっと見てきました。

地域の未来に命を繋いでいく母として、女性として、これまでの行政・政治活動の経験を生かし、苦悩を希望に変える使命を果たすために、以下の政策を実現します。

 

. "原発ゼロ"の新潟県――<いのちと暮らしの安全>を優先します。

福島原発事故により、ひとたび重大事故が起きれば故郷を失いかねないことがわかりました。「原発はいのちと暮らしの課題」です。私は、先日国会に提出された「原発ゼロ基本法案」を強く支持します。できるだけ早急に"原発ゼロ"へと向かうよう、新潟としての責任を果たします。

 

1-1. 福島原発事故およびその影響と課題に関する3つの検証(事故原因検証、事故の健康と生活への影響の検証、安全な避難方法の検証)を成し遂げ、その結論が示されない限り、原発再稼働の議論は始めません。

 

1-2. 検証には今後最低3 年をかけます。その検証結果を広く県民の皆さんに共有し議論していただくとともに、私の判断をお示し、その判断の是非を県民投票などによって確認していただきます

 

1-3. 原発ゼロに向けたロードマップと、原発停止後の新潟の産業・社会政策を構想するための、新たな検討委員会を創設します。

 

1-4. 市町村と連携し、原子力防災をさらに拡充します。

 

1-5."災害に強い新潟"を実現します。

 

1-6. 身近な暮らしの安全を確保します。

 

. "真の豊かさ"を実感できる新潟県――<新時代の力強い地域経済>を実現します。

新しいエネルギー社会の構築をはじめとする新たな産業政策によって、新時代の地域経済のフロントランナーを目指します。企業と人が集まる 「日本海側の表玄関 世界に開かれた新潟」を創ります。地域が自立できる21 世紀型の産業を育成します。

 

2-1. TPPから新潟の農業を守り、"21 世紀型の農業大県"を実現します。

すでに実践され、成果を収めている市町村の施策も、全県展開の可能性を探ります。

「戸別所得補償制度」の復活等を国に求めます。中山間地の農業、地域の小さな農業や家族農業、有機農業など多様な農業を守ります。

 

2-2. "エネルギー転換大県"を実現します。地産地消型再生可能エネルギーをはじめとする新産業で地域経済を活性化します。民間の創意工夫を政策が後押しする起業支援制度を創設します。

 

23.新潟の利便性を向上させます。新潟空港と新潟駅の直接アクセス、特徴ある路線の誘致によるオンリーワンの新潟空港作りを実現します。県内交通体系を見直し、全ての県民にとっての「移動の利便性」を目指します。新潟港の整備による日本海貿易を促進します。

 

2-4"観光大県にいがた"を実現します。新潟県の豊かな自然環境や地域の観光資源とイベントを組み合わせたストーリーのある観光を創造します。

 

2-5. 県内各地の特性を活かした産業を、働く人の支援を通じて応援します。基礎自治体の求める産業政策を積極的に支援します。

 

2-6. 地域経済の主役である中小企業や個人事業主の支援を通じて、新潟の産業の足腰を強化します。また、高い付加価値を生み出す企業を創出し、成長促進を図ります。

 

. "暮らしやすさ日本一""生活者大県"の新潟――<持続可能で安心な、女性が輝ける社会>を実現します。

女性の視点 生活感覚を県政に活かし、超・高齢化社会においても、生活者にとって"暮らしやすさ日本一"の県を目指します。

 

31. 女性が輝ける"男女共同参画社会"をめざします。女性や性的マイノリティなどへの嫌がらせの防止、性差別に基づく暴力の根絶をめざします。

 

3-2. 障がいのあるなしに関わらず、全ての人々の人権が尊重され、その人らしい生き方ができる社会をめざします。「地域共生社会」実現のための介護・福祉・子育てなど各地域の多様な住民ニーズに対応する仕組みづくりを積極的に支援します。

 

3-3. "子育て最適地の新潟県"を実現します。子育てと仕事を両立できるために、子育て支援や就業支援を強化し、「ワーク・ライフ・バランス」を推進します。

 

3-4. 最重要の人口減少や過疎化の問題に、県・市・町・村が協力して取り組みます。

 

3-5. 国民健康保険の県単位化に伴い、県の県民の健康への責任がより大きくなっていることを踏まえ、心と体の健康寿命をのばす政策を推進し、どこにいても安心できる医療体制を目指します。

 

3-6.誰もが安心して暮らせる福祉・介護体制を実現します。私はケアマネージャーでもあります。介護職員の待遇向上のための事業者支援制度を拡充し、誰もが慣れ親しんだ地域で介護を受けられる計画を策定し、介護保険制度の適切で細やかな運用を実現します。

 

37.子どもの貧困問題に真剣に取り組みます。貧富の格差が教育の格差に連鎖しないための施策に取り組みます。

 

3-8.拉致問題の解決へ、自治体外交を含む、県が可能なあらゆることに取り組みます。

 

3-9.新潟水俣病の完全解決へ取 り組みます。民間の力を借りながら、新潟水俣病の経験を未来に伝える「新潟みなまた未来基金」を創設します。

 

3-10."動物と共生する社会"を目指します。

 

. "誰もが豊かで、質の高い教育を受けることができる新潟県"をつくります。

子どもたち一人一人が大切にされ、人間としての生きる力を育む質の高い教育環境が提供されるよう取り組みます。教育の自由と中立を守り、誰もが学びやすく、成長、活躍できる教育環境を整備します。

 

4-1. 子育て世帯に対する支援制度を拡充し、前県政の新潟版「給付型奨学金」をさらに発展させます。

 

4-2. 新潟県の教育の質の向上のため、教員の多忙化を解消し、研修制度を充実します。

また、部活動などへの外部人材の活用による、教員の働きやすい環境を整備します。

 

4-3. 学校や地域でのいじめ問題に取り組みます。

 

4-4. 特徴ある芸術文化と観光資源の融合などで、新たな文化的な地域創造を目指します。

 

4-5.地域の高等教育機関などと連携し、誰もが"一生涯学べる新潟"を実現します。

 

. 県民にもっとも近い<対話型の県政>を実現します。

徹底した情報公開と住民参加でボトムアップの対話型県政を実現します。

情報公開を徹底し、対話の場を設け、県民の豊かな アイディアを新潟県の発展と県民生活向上に活かす"対話型の県政"を実現します。

 

5-1. 国の中枢で明らかになっている隠蔽・改ざん問題、 元県知事時代の船舶購入問題や法定計画未策定問題を踏まえ、 情報公開を徹底して県政の透明化を進め、行政の信頼を回復します。

 

52.一人一人が参加できる県政を実現します。県内の知恵を結集するため、気軽に参加できる定期的な「タウンミィーティング・カフェ」を実施します。住民、企業、大学、関係団体、NGONPO 法人との連携・協働関係を強化します。

 

5-3. 各市町村発のアイディアを積極的に活かします。市町村長と定期的な協議を実施します。また、近隣県や他の都道府県、隣国の各都市と災害、医療、観光、平和などの自治体広域連携体制を作ります。

 

 

2018年6月10日 (日)

(再掲・増補)カストロとゲバラ(広瀬隆氏著):キューバ革命の歴史を見る場合の最大のポイントは、彼ら革命の担い手たちが直面した最大の障害・妨害・困難とは何であったかということである

前略,田中一郎です。

(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)

 

(最初に若干のことです)

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1.イベント情報

(1)(6.14)「(医療現場から見る)日本の医療政策と厚生労働省=どこにどのような問題があるか」(西尾正道(独)国立病院機構北海道がんセンター名誉院長)(オルタナティブな日本をめざして:第12回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/12-ec55.html

 

(2)(予約優先)(7.5)(カネコノミクスが導く)日本経済再生への道:金子勝慶應義塾大学名誉教授(オルタナティブな日本を目指して:第13回新ちょぼゼミ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/13-455c.html

 

(3)(7.30)「国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢」(川崎陽子さん)(オルタナティブな日本をめざして:第14回新ちょぼゼミ ) いちろうちゃんのブログ

 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/14-b4eb.html

 

(4)(メール転送です)(6.12)第5次エネルギー基本計画()に関連する経産省交渉(ヒアリング)

 ついに、パブコメになってしまいましたが、これでは一方通行ですので、もう一度、経産省と討論したいと計画しました。

 

 日 時:6月12日(火)15:30〜17:00(15時玄関で受付、少し変更の可能性あり)

 場 所:参議院議員会館 B106会議室(地下1階)

 主 催:地球救出アクション97  (稲岡美奈子)

 

質問書を添付します。当日の発言は司会が整理しますが、自由です。主催または賛同団体になっていただける団体は、稲岡まで連絡お願いします。メーリングリスト等で回していただけるとありがたいです。当日出席していただける方も、稲岡までご連絡お願いします。

 

連絡は、Eメール minako-i@estate.ocn.ne.jp

 電話 090-7090-1857

 

●(別添PDFファイル)エネ基(案)質問書20180525

「enekei_situmon.pdf」をダウンロード

(関連)パブリックコメント:第5次エネルギー基本計画策定に向けた御意見の募集について

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620218009&Mode=0

 

2.NHKドキュメンタリー -ETV特集「核のごみに揺れる村~苦悩と選択 半世紀の記録~」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259622/index.html

 

(関連)「“核のごみ”に揺れる村~苦悩と選択 半世紀の記録~」20180602 - 動画 Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x6kymah

 http://www.dailymotion.com/video/x6kx8y1

 

(関連)(別添PDFファイル)核燃料サイクルがアブナイ

「kakunenn_abunai.pdf」をダウンロード

(関連)沖縄で核のごみ処分? NUMO説明に疑問相次ぐ 沖縄タイムス+プラス

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/261553

 

(田中一郎コメント)

 このドキュメンタリー放送をみなさまはどうご覧になるかわかりませんが、私はこの放送を「茶番劇役者たちの自己正当化」(のNHKによる追認番組)と見ました。番組に出てくる重要関係者たちは平岩外四や田中真紀子も含め、すべて「茶番劇」を演じた「未必の故意」のロクでもない連中ばかりであり、今ごろ何言ってんだ、という話だと思います。言い換えれば、許しがたい無責任人間達ばかりであり、この連中がこれまで「口先だけ」の処世術で生きてきたことをいみじくも物語っているように見えました。半分は、過去に青森に住んでいたものとしての怒り、あと半分は、彼らのその欺瞞的態度に反吐が出る思いだったということです。青森県民を虚仮にするのもいい加減にしろ!

 

この問題で青森を代表していたのは、まるで添え物のようにところどころ録画されていた核燃料サイクル反対の人びとであり、本来このテーマでドキュメンタリーをつくるのであれば、その取材の大半は核燃サイクルに反対をし、かつ、今も反対を貫いている人々でなければいけないはずですし、また、他方では、高レベル放射性廃棄物や高レベル放射性廃液も含めて、その核のゴミがいかに危険なものなのかをきちんと解説しなければいけないはずです。安きに流れた番組構成と取材、NHKは、こんな番組を創っているようでは、公共放送としては失格と言わざるを得ないと私は思います。

 

●風をおこす会 入会申し込み

 https://www.vote-rokkasho.com/blank-4

●ホームページは

 https://www.vote-rokkasho.com/

FB 公開グループ<六ヶ所村に新しい風をおこす会>

 https://www.facebook.com/groups/471138093315597/

 

3.(別添PDFファイル)青森の核燃施設に関西電力が出資へ、中間貯蔵に布石(東京 2018.6.3

 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018060201001896.html

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180603-00010001-fukui-l18

 

(関連)関電が東電にガス卸供給、中間貯蔵施設「相乗り」への秋波か(『選択 2018.6』)

 https://www.sentaku.co.jp/

(関連)関電が青森に事業所、自由化で業務量増加(1-2ページ)産経WEST

 https://www.sankei.com/west/news/180123/wst1801230105-n1.html

 

(関連)むつ市長、関西電力との「協議応じない」 原発使用済み核燃料の一時保管、福井県からの受け入れ否定(1-2ページ) - 産経WEST

 https://www.sankei.com/west/news/180130/wst1801300008-n1.html

(関連)(別添PDFファイル)中間貯蔵 地元の理解必要、むつ市長がエネ庁に要請(東京 2018.6.6

 https://mainichi.jp/articles/20180606/ddl/k02/040/217000c

(関連)むつ市長5日経産省訪問/RFSへの関電出資報道(Web東奥) - Yahoo!ニュース

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-04154022-webtoo-l02

 

4.(別添PDFファイル)伊方原発運転阻止瀬戸内包囲網マップ解説(20186月)

 http://saiban.hiroshima-net.org/ikata_houmou_map.html

「ikata_houi_map.pdf」をダウンロード

(関連)伊方原発運転差止広島裁判

 http://saiban.hiroshima-net.org/index.html

 

5.村社会とは何か

 http://www63.tok2.com/home2/ahonokouji/sub2-35.html

 

(関連)歴史と世間のウラのウラ 村社会とは何か・・・「クローニズム(Cronyism:政権の取り巻きの重視)」・「ネポティズム(Nepotism:縁故主義)」万能の退嬰社会・・・

 http://blog.livedoor.jp/ahonokouji/archives/51874754.html

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数日前にお送りしたばかりのテーマ「(新刊書)カストロとゲバラ-広瀬隆/著(集英社インターナショナル)」について、ご紹介漏れや偶然見つけたサイトなど、若干の追加・増補を行って再送いたします。よろしくお願い申し上げます。メールの表題にも書きましたし、著者の広瀬隆さんも同様のことを書き下ろしておられますが、キューバ革命の歴史を見る場合の最大のポイントは、彼ら革命の担い手たちが直面した最大の障害・妨害・困難とは何であったかということ、です。そしてその答えは、他の中南米諸国と同様、キューバを苦しめ続けたのはアメリカ帝国主義の露骨な軍事的暴力的経済的支配であり、他方で、ソ連スターリニズム国家というもう一つの帝国主義でした。その困難の下で、カストロとゲバラがどのように命がけで闘ったか、それがキューバ現代史を見る一番大切な視点です。キューバ政府やカストロ首相ら革命のリーダーたちへのありふれた罵詈雑言に惑わされてはいけないのです。

 

1.(新刊書)カストロとゲバラ-広瀬隆/著(集英社インターナショナル)

 http://u0u1.net/KqAk

 

(一部抜粋)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(中略)私、が本書を書く最大の動機となったのは、キューバ革命とその主役を演じたフィデル・カストロとチェ・ゲバラに関する書籍類は膨大な数にのぼるが、ラテンアメリカ人が苦しめられた歴史の中で「苦しめた側の人間の実名と、圧政の利権メカニズム」についての解析があまりに少ないので、それを記録に残したかったことにある。同時にキューバで起こった出来事を正確な時系列を追いながら記述したかった。チェ・ゲバラの国連総会演説を収録したドキュメント映画『チェ 28歳の革命』や彼のボリビア山中の最後のゲリラ戦を再現した『チェ 39歳別れの手紙』(いずれも2008年)のような迫力ある映画をご覧になった方は、本書に述べる数々の史実が背景にあることを知っていただければキューバ革命について一層の理解が深まることと信ずる。

 

私はこれまで書籍を数多く書いてきたが、この革命の経過ほど、魂が魅入られ興奮した物語は今まで体験したことがなく、最後にはキューバ人を恋慕うまでになった。キューバ革命が起こされた動機は中南米の歴史にあったのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(田中一郎コメント)

 本書の内容について私からは次の2点を申し上げたい。一つは、本書で広瀬隆氏により抉り出された中南米に対するアメリカの暴力的支配の構造は、今日の日本のそれとよく似てきている印象を受けるということだ。すなわち、アメリカの軍事組織や諜報機関(CIAなど)による水面下の暗躍により、曲がりなりにも選ばれた中南米諸国の政権がクーデタなどで転覆され、その後にゴロツキやマフィアらが一体となったような軍事独裁政権ができる(その例は中南米では枚挙にいとまがない=キューバ・バチェスタ政権、ニカラグア=ソモサ政権、チリ=ピノチェト政権など)、一方、国民経済は、たとえばキューバの砂糖産業のように米系外国資本が支配するプランテーションなどでのモノカルチャー経済が押し付けられ、食料も燃料も生活品も何もかもアメリカ依存となり、国全体が「1%による99%の支配」の形で荒廃し、貧困に苦しむ国民をよそに暴力や買春やとばくや政治腐敗が広がっていく、そして、その外側から「米州機構」のような国際的な政治的包囲網が創られて、身動きができないようながんじがらめの体制がつくられる、といった形である。

 

(今日の日本でも、在日米軍と自衛隊の一体化、軍事費突出経済への移行と武器輸出解禁、有事立法体制の実質化、TPP協定による究極の国際市場原理主義政策の導入と農林水産業・地場食品産業つぶし、カジノ解禁やオリンピック・万博んどを食いものにする大企業群、共謀罪・盗聴法・著作権法などをはじめとする治安立法・監視社会化と特定秘密保護法その他の情報閉鎖政策、貧富の格差固定化と奴隷労働法制化、社会保障・福祉の打ち止め・切捨てなどが、愚かな有権者・国民をだましつつ徐々に徐々に進められている。かつての革命前のキューバの国内状況と似たような多国籍巨大資本やアメリカの軍産情報複合体の支配確立の時が近づいているような気がしてならないのだ)

 

もう一つは、キューバ革命に成功した後のカストロやゲバラたちの国づくり=政治と経済と社会の改革をめぐる悪戦苦闘の様子が、これまた私には上記の日本の「かつてのキューバとの類似社会化」を背景に、将来のわが国のことを暗示しているように見えることだ。多国籍巨大資本や一握りの特権的富裕層が国を暴力的に支配し、経済的な富を独占して譲らず、モノカルチャーの歪んだ国民経済の下で、圧倒的多数の国民が貧困にあえぎながら、支配者たちの取り巻きに差配され絶望の日々を送る、そんな旧キューバの政治・経済・社会を一掃すべく、カストロやゲバラの仲間たちは、貧困苦からの脱却を目指す社会保障制度(医療や住宅など)の確立とともに国民教育(人材育成)や産業振興に全力を挙げ、国民経済の基礎となっている農業改革=特に農地解放と農業生産の改革(生産性向上やモノカルチャーからの脱却など)や近代的工業生産の確立などに着手するが、容易にはそれが達成できない、そんな中でアメリカの経済封鎖やさまざまな攻撃に対抗しての産業国有化と、その結果としての海外資本の国外逃避、そして技術者や知識層の国外脱出などにより人的資源が貧弱化して国民所得の低下が始まり、彼ら革命派の意図に反して国全体が容易ならざる方向に向かっていくのである。

 

そこに付け込んでくるのが、一方では依然としてアメリカで、アメリカはキューバ革命後もそれを転覆せんと、カストロ暗殺計画などをはじめキューバ国内外の反政府勢力を使って暴動その他の何でもありの行動に打って出てくる、他方で、そうした国内外の苦難に苦しむキューバの革命政権に付け込んだのが旧ソ連スターリニズム帝国だった。ソ連への先制攻撃と核戦争を扇動するケネディ大統領周辺の軍産複合体スタッフたちと、フルシチョフという権謀術策にたけたソ連のとんがり男とその周辺にいたスターリニズム官僚たちの、キューバを「種」にした危険なゲームがキューバ危機だった。アメリカの軍事的恫喝に対抗して革命政権を守るためにカストロ達がソ連の力を借りようとしたことが事の発端だったが、その代償は大きかったと言える。

 

(一部抜粋)(ウ・タント国連事務総長と会談したカストロは次のように言ったという)「キューバは独立した主権国家であり、平和を望んでいる。アメリカがキューバに対する経済封鎖をやめ、破壊行為をやめ、フロリダの亡命グループによる軍事攻撃をやめ、領空侵犯をやめ、グアンタナモ基地をキューバに返還するという五つの条件に同意するならば、平和が達成されるのだ」。これままさしくカストロの本音であったに違いない。しかし、キューバの味方ズラをしたソ連は、その後、核ミサイルの世界的配備についてアメリカと幾度も交渉を行ったが、キューバのためにグアンタナモ基地の撤去や、キューバのためにアメリカの経済封鎖の解除や軍事的内政干渉をやめるよう本気で交渉したことは一度もない。革命キューバは旧ソ連スターリニズム帝国にとっては、対アメリカ帝国主義との交渉の材料でしかなかったのだ。

 

本書を今日の日本の今後のことを思い浮かべながら読んでいくと、そこから多くの教訓を得ることができるように思う。政治や経済や社会の改革は国全体を巻き込んで動かしていく大仕事となり、しかも国際的なパワーポリティクスが大きく影響するため、そう簡単に合理的な方向へと一直線に向かえるとは限らない。今日の日本のような対米隷属・主権放棄と巨大資本への隷属経済が同時並行で進んでいく国にあっては、時間がたてばたつほど、その改革の難易度は上がっていくだろう。ゴロツキ政治家どもや腐った財界などにより、おかしくされてしまった経済や社会を元に戻して健全なものにしていくのは、どんどん容易ではなくなってしまうのだ。しかもその支配権力の在り方も時間の経過とともに益々野卑下劣で凶暴なものとなり、やがては異議申し立て勢力へのなりふり構わぬ暴力的弾圧が襲いかかる時が来ることになるに違いない、私にはそう思われて仕方がないのである。

 

今ならまだできることは多くある、動けるうちに動いて、今日のどうしようもない日本の状況を抜本転換しておく必要があるだろう。その時に、カストロやゲバラたちの覚悟の決まった勇気ある行動は、私たちの心の支えになってくれるに違いないと私は思う。(逆に、国民民主党や日本維新、あるいは民進・民主党など、覚悟が決まらない口先改革の政治家どもや、ゴミと化しているマスコミや多くの所謂「有識者」たちなどは、本当の意味での改革にとってはクソの役にも立たないどころか、事態の進行とともに障害物となっていくことも心得ておいた方がいいだろう。それが歴史からの教訓というものである)

 

それともう一つ、今回も貴重な書物を書いてくださった広瀬隆氏に心より感謝申し上げたいと思う。広瀬隆氏ももう70歳を超える高齢となり、これからは健康のことが少し心配になるけれど、いつまでも私たちの先頭に立ち、さまざまなことを世に問うて、その鋭い物事の核心を見抜くすべをお教え願いたいと思う次第である。

 

2.関連書(広瀬隆氏紹介)

 下記の2冊のうち、広瀬隆氏は(1)が「名著」との評価です。

 

(1)チェ・ゲバラ 旅、キューバ革命、ボリビア-伊高浩昭/著(中公新書)

 http://urx.cloud/Ks55

(2)カストロ 民族主義と社会主義の狭間で-宮本信生/著(中公新書)

 http://urx.cloud/Ks50

 

3,たまたま見つけた過去の放送番組

(1)NHKドキュメンタリー -ドキュランドへ ようこそ!「カストロVSゲバラ」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4471/1418010/index.html

 

(関連)ドキュランドへ ようこそ!「カストロ VS ゲバラ」動画 Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x6legzp

 

(2)NHKドキュメンタリー -アナザーストーリーズ 運命の分岐点「革命家チェ・ゲバラが見た夢」

 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3444/1453090/index.html

 

(関連)チェ・ゲバラ 世界を変えようとした男 - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=ErkVFI_HTDE

 

4.キューバを扱った映画とキューバの音楽

 この世界のことは私はトンチンカンでデクノボウです。著書の中で広瀬隆氏が紹介しているものをネットで検索しましたので、下記に掲示しておきます。曲の方はなかなか軽快でいいリズムです。

 

●映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』公式サイト

 http://gaga.ne.jp/buenavista-adios/

 

●曲 キサス・キサス・キサス

(1)https://www.youtube.com/watch?v=-yXhDywZ0-I

(2)https://www.youtube.com/watch?v=XLx_-uEK4FU

(3)https://www.youtube.com/watch?v=wiTQ-ek1evY

 

5.(別添PDFファイル)核兵器が爆発寸前となったブロークン・アロー事故(広瀬隆著『カストロとゲバラ』集英社新書)

「broken_arrow_accident.pdf」をダウンロード

 事はキューバ危機だけではありませんでした。広瀬隆氏の調べによれば、第二次世界大戦後、今日に至るまでの間に、何と32回もの「ブロークン・アロー事故」が起きているそうです。私がこれまで知っていたのは、キューバ危機に加えて、スペインでアメリカの水爆搭載機が誤って海に水爆を落としてしまい、ついに見つけられなかった事件、沖縄・那覇基地で核ミサイルを整備している最中に誤って中国に向けて発射してしまったが幸いにして海に落下して事なきを得た事故、アメリカの空母が奄美大島の沖合を北上中に水爆を搭載した攻撃機を誤ってパイロットとともに海に落としてしまい、そのまま5000mの海底に沈んでしまった事故、の3つくらいです。しかし実際には、その10倍の数の核事故が起きていたということのようです。恐ろしい話です。核兵器は一刻も早く廃絶しないといけません。核戦争より前に、いい加減な管理や整備により、自滅する危険性の方が高いような感じです。

 

(関連)ブロークンアローに関するトピックス:朝日新聞デジタル

 http://urx.cloud/Ks6I

(関連)「スク―プドキュメント 沖縄と核」20170910 - 動画 Dailymotion

 http://www.dailymotion.com/video/x6091nq

草々

 

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