2025年11月 6日 (木)

本日(11/6)のいろいろ情報:「世直し」する時は「好き嫌い」でやったらあかん、今の日本の諸悪の根源は政治、政治を抜本的に変えられるホンモノの人物はこの人、そして「三本の矢」がその人を先頭に立てて押し出すのです

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.笑ったり転んだり [ハンバート ハンバート] 連続テレビ小説『ばけばけ』主題歌 10-1(水)配信リリース (歌詞付き) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=n0hGQm2zU00

(関連)ハンバート ハンバート 笑ったり転んだり 歌詞 - 歌ネット
 https://www.uta-net.com/song/381244/

(この曲、この歌詞、そして歌い方、私ども「ちょぼちょぼ市民連合」にぴったりです。「そんなじゃダメだと怒ったり、これでもいいかと思ったり」の毎日を過ごす今の自分たちにマッチしています。テーマソングだけでなくドラマもおもしろいですから、みなさまも久しぶりの朝ドラ、いかがですか? この番組は大阪でつくっているそうですから、ロクデモナイ話ばかりの私の生まれ育った街=「昔は水の都、今はアホの都」大阪の、少しは自慢のタネにできるかな、とも思います。:田中一郎)


2.キャンペーン

(1)東京電力による柏崎刈羽原発6号機の再稼働を止めてください。
 https://c.org/kbX2wW7w8K 

(2)オンライン署名 · 太陽光パネルのリサイクル義務化を進めてください!· Change.org
 https://qr.paps.jp/wxQix

(これの邪魔をしているのが首相官邸・内閣官房、そして自民党、経済産業省(その後ろに財界)、内閣法制局のストップは「やらせ」と見ておいた方がいい。こんなことを言われたくないなら、さっさと(事業者責任の)リサイクル義務化をやれよ! やらない、できない、のなら、「再生エネ」推進やら太陽光発電やら、そんなもの、しなくていい! それと中国産を使うな! なんで国産でやらんのか?! ペロブスカイトもあるではないか! エネルギー革命さえまともにできない今の日本の政治と行政だ。アホウの有権者が、アホウの党派の、アホウの政治家どもを選挙で選ぶからこうなるのだ!:田中一郎)

(3)プルトニウム利用政策の見直しを求める緊急団体書名(第二次集約 2026.3.31)
 http://sanriku.my.coocan.jp/250714org_sign.pdf

(4)アマゾンの危機──守れるのは、いましかない
 https://qr.paps.jp/2R5Gb

(念のため申し上げておきますが、これは「人工CO2温暖化」説とは無関係、そんなことよりも、光合成をして地球上に酸素を供給してくれる「地球の肺」をこれ以上破壊していいのか、ということ、そして熱帯雨林を守るということは「生物多様性」の破壊を防ぐという、もう一つの重要なポイントでもあります。今日の地球環境の危機は、「人工CO2温暖化」ではなく「生物多様性の破壊」にあるのです。くれぐれも「脱炭素」アホダラ教にたぶらかされないようにしてください。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)脱炭素のあやしい言説「地球温暖化の不都合な真実」(安田節子『いのちの講座 NO.155 2025.10.30』)
 https://drive.google.com/file/d/1hVkSQbgGziIzIy33aS58-qDMvHQNEhrr/view?usp=sharing

(関連)「地球温暖化」の不都合な真実-マーク・モラノ/著 渡辺正/訳(日本評論社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033935535&Action_id=121&Sza_id=F2


3.イベント情報

(1)(11.7)井戸川裁判(福島被ばく訴訟)フリートークの集い開催
 https://idogawasupport.sub.jp/

(2)(11.8)#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)- 11月8日土曜日 第22回新宿デモ 開催します! 皆様、是非ご参加ください!
 https://fukusima-sokai.blogspot.com/2025/09/20250916-11822.html

(3)(予約必要)(チラシ)(11.9)「チェルノブイリ その後の世界」と福島:コリン・コバヤシさん(エコギャラリー新宿)
 https://drive.google.com/file/d/1TiGKgWLJhYCFYY35ToWtLEPcJ-5R1L6c/view?usp=sharing

(4)(11.15)学習会「人工芝はいらない!」のご案内 - JEPA(マイクロプラスチック問題:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
 https://kokumin-kaigi.org/?p=11705


4.(新刊書)最新報告混迷のリニア中央新幹線-樫田秀樹/著(旬報社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034786321&Action_id=121&Sza_id=C0


5.小倉志郎さんから:「多様な危機感」
 https://tinyurl.com/ynjyk5y2

(上記に対するある方の意見)
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 小倉さんのいわれる「多様な危機感」ですが、ゲッペルスのいうように『国民をだますのは簡単だ。他国から攻められようとしている、といえばいい』という言葉通りにみごと騙されているというのが現状ではないでしょうか? 熊本「健軍基地」、大分の九重基地から与那国島までミサイル基地を立て並べても、「自衛隊予算を消化する」という意味しかなく、いざ戦争になったら「的」になるばかりで、住民を守ることも、国を守ることもできません。

「意見の相違」が問題なのではなく、「現実を見ようとしない人をどう説得していくか」が問題なのではないでしょうか? 先週、創価学会の人から『高市さんで何が悪い!もっと軍備を強化して強くならなければ!攻められたらどうする!』と詰め寄られました。そう思い込んでいる人を説得するのは難しく、戦前と同じ国民の残虐性、大政翼賛体質があらわになってきているようで、本当に危険な状態ですね。「スパイ防止法」などができたら、戦前と同じくささいなことで「おいこら」で弾圧されるのではないか、と恐れます。なんとかしないと!
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(私の意見)
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 日本は戦争は出来ません、ということは、①狭い日本列島に原発・核燃料サイクル施設を60基近くも並べて戦争などできない(自滅用原爆のようなもの:使用済み核燃料プールを狙ってミサイルが撃ち込まれれば日本はひとたまりもない)、タネ・肥料・飼料・燃料・労働力まで入れた食料自給率が10%未満(海外から輸送船が来なくなったらたちまち飢餓状態)、都市部に人口が集中=大都市にミサイルを数十本打ち込まれたらこの国は機能マヒ・戦意喪失、などから明らかです。その創価学会のマヌケに言ってやって下さい。

「現実を見ようとしない人をどう説得していくか」は後まわしでいいです。現実を見ようとしている人=特に今までは政治に関心を持たなかったけれど、最近は「どうもおかしい」と感じて、少し関心を示し始めている方々がたくさんいらっしゃるので、その方々に対してしっかりと「真実・事実、そしてそれに対する見方・考え方」を伝えることが優先です。見本は下記です。

(関連)【山本太郎】※全ての日本人は必ず見てください...高市政権に関して衝撃的な事実が判明しました...実は高市首相は緊縮派 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=yfCDH0CVNjM&t=42s

 私の結論はメール表題の通りです。

「「世直し」する時は「好き嫌い」でやったらあかん、今の日本の諸悪の根源は政治、政治を抜本的に変えられるホンモノの人物はこの人=山本太郎、そして「三本の矢」(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)がその人を先頭に立てて押し出すのです」、これを「石の上にも10年」の覚悟でやり抜けるかどうかです。
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6.(メール転送です)OUR PLANET TV【開沼氏との訴訟】判決は12月23日(火)13時15分

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いつもご支援いただきありがとうございます。

本日13時30分より、控訴審の第1回口頭弁論があり、双方の提出書面を確認後、その場で結審しました。判決は、12月23日13時15分と指定されました。ぜひ東京高裁511法廷にお越しください。

東京地方裁判所は一審判決で、OurPlanet-TVの記事は「学生が開沼氏を提訴した」と事実摘示したのではく、「開沼氏が学生を恫喝した」という事実摘示したと判断し、開沼氏の訴えを認めました。

OurPlanet-TVは控訴理由書において、一審判決は、「提訴報道」の社会的機能と一般の読者の理解に対する重大な誤解に基つ?いており、記事の構成及ひ?表現の理解を誤っているとして、一審判決を取り消すように求めました。一方、開沼氏も控訴し、OurPlanet-TVが裁判支援の寄付金を集めたり、シンポジウムを開いているのは悪質だとして、損害賠償金を増額するよう求めています。

OurPlanet-TVとしては、喜田村洋一弁護士らの起案した控訴理由書は、一審判決の誤りを明確に指摘しており、裁判所がその内容を理解し、逆転判決を出すものと信じています。12月23日の判決日の報告集会については追ってご連絡差し上げます。なお、双方の控訴理由書を希望される方は、事務局までご連絡ください。引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2025年10月28日:OurPlanet-TV事務局
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7.社民副党首が離党意向、唯一の衆院議員 新垣氏「党勢拡大に限界」(朝日 2025.11.3)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16336109.html

(関連)(別添PDFファイル)社民党・新垣邦男衆院議員の離党について(日刊ゲンダイ 2025.11.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379822

(関連)社民・新垣副党首の離党届は無効「極めて残念」と幹事長談話公表(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/52aab83dc59f2cec4d3824b390064b3c0360045a

(あまり言いたくはないけれど、「党勢拡大に限界」というのなら、政治家をおやめになったらどうですか。今日の危機的な情勢下で、よりによって「脱憲反民主党」にくっついているなど、センスを疑いますね。山本太郎「れいわ新選組」の爪のアカでも飲んだらいい。少なくとも、そんなあなたには日本の政治や沖縄の悲惨な現状は変えられないし、有権者はあなたには投票しても意味がない。:田中一郎)


8.最近の「いちろうちゃんのブログ」から

(1)(必見必読:不朽の名作 映画&小説)「戦争と人間」(五味川純平原作・山本薩夫監督):今の日本は、この映画・小説が描く「戦争と弾圧」の軍国主義社会・権威主義国家体制・暗く悲惨な時代に逆戻りをはじめています- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-ba9e87.html

(2)「右翼的潮流」に引きずられる立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」:①枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変、②逢坂誠二他多くの立民議員が「地元合意なら原発再稼働OK」、③野田佳彦が衆院定数削減賛成他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-03d9ac.html

(3)現代の治安維持法=スパイ防止法を阻止せよ!:スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)から=米CIAからカネをもらい韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-1d90d4.html
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「本日(11/6//)のいろいろ情報:「世直し」する時は「好き嫌い」でやったらあかん、今の日本の諸悪の根源は政治、政治を抜本的に変えられるホンモノの人物はこの人、そして「三本の矢」がその人を先頭に立てて押し出すのです」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)習近平に軽くあしらわれて退散したトランプ外交のお粗末(INSIDER No.1338 251103)
(2)米、自滅した対中貿易戦争、トランプ流に3つの失敗(日経 2025.11.1)
(3)高市首相の「隷属外交」では国益は守れない(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 12025.11.5)
(4)NY市長選、マムダニ氏初当選、イスラム教徒、民主党の急進左派、アフリカ・ウガンダ出身(東京 2025.11.6他)
(5)米民主党、復活への選択(上中下)(日経 2025.10.16-18)
(6)維新・藤田共同代表重大疑惑、公設秘書側に公金2千万円、「身を斬る」どころか身内へ税金還流(赤旗日曜版11月2日号)
(7)「身を切る改革」を掲げる維新がコレ? 藤田文武共同代表の釈明会見でまた出した「非を認めない」党の体質(東京 2025.11.5)
(8)宮城県「ファクトチェック組織」、「選挙でデマ」村井知事が検討指示、「公権力が情報操作」懸念(朝日 2025.11.6)


1.厳しさを増す安全保障環境?(前川喜平 東京 2025.11.2)
 https://drive.google.com/file/d/1mfyH110Kc0nZ8n7YjfFp_wz2Vc9g_RoO/view?usp=sharing

(関連)戦争する国絶対反対(11):何故に海自護衛艦が中共中国近海まで出かけて行って「領海侵犯」までしているのか?!=米軍との内通が疑われる海自の危険な挑発行為を止められない日本のシビリアンコントロール~明確な日本国憲法違反!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-eb07d1.html

 <田中一郎コメント>

 何が「厳しさを増す安全保障環境」だ! 「自民党とそのガラクタ仲間たち」の政権と自衛隊にいる「戦争屋」がグルになって、アメリカのご命令の下、中共中国を挑発しているから安全保障環境が厳しくなってんじゃねーか。こういうのをマッチポンプというんだろ。やっていることは、かつての満州・関東軍の謀略もどきのちょっかい出し、こんなことのために自衛隊があるのではないぞ。政府・防衛省・自民党は「自衛隊の作戦行動につき非公開」などと居直っていないで、さっさと仔細を明らかにして関係者を厳重処分せよ。有権者の皆さま、こんな常套文句に騙されたらあきません。前川喜平さんの言うことをよく見て下さい。:田中一郎)


2.高市早苗政権への4つの評価

 みなさまには日刊ゲンダイの定期購読をお勧めします。日刊ゲンダイは「政局記事」が注目に値します(それ以外はあまり感心しません)。一時は鮫島浩氏の政局報道にも注目していましたが、昨今は朝日カバカバ新聞時代の悪い癖が出てきたのか、またぞろ下らないことを言い始めていて、そろそろ無視しようかなとも思っているところです。

ところで、マスゴミの世論調査なる今一つ信頼の置けない「世論誘導」報道で、高市早苗政権が高い支持率を示す一方で、自民党への支持率は低迷状態を続けています。おかしな話です。これに対する私の見方は(何をしようとしているかは棚に上げたまま=あるいは右翼右派的であるから「まあいいだろう」ということで)「高市早苗は強力に政治を推し進めようとしている」という、そのエネルギーというか、力強さというか、突き進む爽快さ、というか、混迷し低迷し窮状が慢性化したこの国の現状に対して「一矢も二矢も報いてくれそうだ」という、かつて無謀にも日米開戦に突入して行った時の当時の臣民たちのセンチメントによく似ているのではないか、というものです。言い換えれば、危険極まりない「新しいファシズム」目前の状態、ということです。残念ながら、今日の左翼・左派・リベラルは、この危機的状況の正体を未だに十分には理解できていないようですから、従ってまた、国民のための「世直し」を断固としてやってのけるという意気込みも、熱き思いも、実現能力も、覚悟も持ち合わせていないように思えます。高市早苗は故安倍晋三の生まれ変わりのような政治家と言われますが、故安倍晋三にはない別の要素を持ち合わせていることにも注意が必要です。

◆田崎史郎氏 高市内閣は高支持率なのに…自民の政党支持率横ばいの理由「高市さんの個人人気」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/93eb158adc11abc8fa4322314a71cefdf6d4456d

(1)(別添PDFファイル)習近平に軽くあしらわれて退散したトランプ外交のお粗末(INSIDER No.1338 251103)
 https://drive.google.com/file/d/1jbeYi_l2T4_8sT2sruP4IF43SYEAXcWs/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)米、自滅した対中貿易戦争、トランプ流に3つの失敗(日経 2025.11.1)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92319920R31C25A0EA3000/

(2)独裁体質を早くも剥き出し…やはり高市早苗は、とんでもない首相だ(日刊ゲンダイ 2025.10.28)
 https://drive.google.com/file/d/1m8ZqqD3XpbRtHaOXlhshUYIl-8VcB2vl/view?usp=sharing

(3)(別添PDFファイル)高市首相の「隷属外交」では国益は守れない(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 12025.11.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379840

(4)トランプ会談は大成功…高市政権がつくったストーリーの裏で「隠したかったこと」 予算度外視の防衛力拡大と武器購入への“熱量” 古賀茂明 - AERA DIGITAL
 https://dot.asahi.com/articles/-/268776?page=1


3,ニューヨーク市長選挙、急進左派マムダニ氏が当選 生活支援に支持
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN033680T01C25A1000000/

(関連)(別添PDFファイル)NY市長選、マムダニ氏初当選、イスラム教徒、民主党の急進左派、アフリカ・ウガンダ出身(東京 2025.11.6他)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/447151

(関連)マムダニ旋風はNY特有-「反トランプ」に弾みも民主党が抱える難題 - 毎日新聞
 https://x.gd/WZ6QN

(関連)マムダニ氏に経済界警戒「大企業の強敵」リナ・カーン氏も陣営に加入 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05CMC0V01C25A1000000/

(関連)「マンハッタン左派」マムダニ氏…資本主義の心臓で社会主義実験(中央日報日本語版)|dメニューニュース(NTTドコモ)
 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/japanesejoins/world/japanesejoins-340703

 <田中一郎コメント>
 米民主党の体質改善と退潮の転機となるかどうか

さすがはアメリカの民主主義ですね。
この選挙結果は、日本で言えば、東京都知事に美濃部氏のような人が当選したようなものでしょう。私はアメリカの地方自治については全く知識がありませんので、当選後のマムダニ氏がどこまでNY市政を転換して行けるのかは想像ができません。TVのニュースでは、トランプ大統領がNYにたいして嫌がらせの交付金打ち止めをする、NY市議会はマムダニ新市長の議会提出条例案・予算案をほとんど認めないだろう、などと報じていました。NY州とNY市との関係もよくわかりません。

しかし、いずれにしても、今回の選挙結果がアメリカ民主党の体質改善となり、退潮傾向を転換できる契機となるのかどうかが今後の注目点です。来年2026年の上下院の中間選挙では、依然として共和党優位だとの報道が流れており、現段階では何とも言えない状態です。ご承知のように、アメリカ共和党は第一次トランプ政権あたりから完全に頭がおかしくなっています。

そして翻って日本の政治情勢ですが、ついこのあいだの宮城県知事選のように「目も当てられない状態」に転落し始めていて、更に国会の定数削減などが強行されれば、この国は批判勢力を失って、右翼並びにその補完勢力の翼賛政治体制ができあがってしまいます。アメリカ民主党の低迷・退潮は、日本の左翼・左派・リベラルの低迷・退潮と酷似しており、しかも、日本にはマムダニ氏のような人物を選挙で当選させていく力もない、非常に情けないアメリカ属国状態下での似非右翼翼賛化であることも、高市早苗政権が高い支持率を示していることと通底していると言えるでしょう。

(関連)【横田一の現場直撃 No.344】歴代最低の高市首脳外交 定数削減 維新藤田に公金還流 熊対策、小泉乗り気の「ジビエ」 20251103 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=-ZR0pLVeW9M

(司会者の女性が口を出し過ぎです。少々、お控え願いたいですね。神谷宗幣(参政党)が「優秀なビジネスマンだ」みたいな発言はおやめいただきたい。そういうピンボケ茶化しのようなことが、まことしやかに拡散されていくのです。神谷宗幣(参政党)など政治家のクズですよ!:田中一郎)

常々私が申し上げているように、日本の「世直し」は、その中核勢力を形成していないところに最大の弱点があります。そして、いまの左翼・左派・リベラルは、未だにそれに気が付いていなくて、政治の先頭に立つ者たちが「小山の大将」を演じている状態です。野党第1党を別の政治集団に転換すること、これができなければ、この国は再びの、そして再起不可能の、「第二の敗戦」へと向かうものと私は見ています。「第二の敗戦」とは、対米隷属戦争の戦場となるか、または、それ以上に深刻な原発・核燃料サイクル施設の過酷事故による日本列島の壊滅です。今の左翼・左派・リベラルは、政治的センスが悪いことに加えて、「世直し」へ向けての覚悟ができていない、私はそう思います。

それと、ご紹介の国際連帯税フォーラム http://isl-forum.jp/ は言論妨害集団の似非運動団体です。だいぶ前ですが、私が河野太郎を批判したところ(河野太郎もトービン税を提唱しているらしい)、田中徹二という人物に妨害され、MLから排除されています。こういうニセモノ団体が、左翼・左派・リベラル周辺に繁殖し、キチンとした議論が左翼・左派・リベラル内部でもできておらず、旧態依然の主義主張を繰り返しているところに、今日の日本の低迷があると言えるでしょう。そしてそれは、アメリカ民主党の低迷・退潮と瓜二つなのです。

日本を救える政治運動は、「三本の矢」(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)を軸にして、「世直し」勢力の体制立て直し=中核勢力の形成以外にありません。「脱憲反民主党」など、もうだめです。こちらから手を出さなくても、近未来に、政治政界の右翼的再編の渦に飲み込まれ、消えていくことになるだろうと私は見ています。

(関連)(別添PDFファイル)米民主党、復活への選択(上中下)(日経 2025.10.16-18)
 https://www.nikkei.com/topics/25101402

(この記事は必読であり、また、日本の「世直し」にも大いに参考になります。ポリコレやアイデンティティ問題の主張を後回しにして、経済問題(大資本・富裕層による経済的搾取と政治や行政の私物化の問題)を中心に据え、それを基本的人権、国民主権、徹底平和主義、地方分権自治、司法の独立と正常化、情報公開と公文書管理などなど、まさに積極的日本国憲法主義で支えていく、そういう政治運動の展開が望まれているということです。:田中一郎)

(追:「人工排出CO2による地球温暖化」説=「脱炭素」に騙されてはいけません)


4.(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html


5.維新の「身を斬る改革」とは「他人の身を斬る改悪」のことだった

 チンピラ似非右翼の正体がよく見えています。他人の身を斬りまくって、たとえば大阪府市の保健所をほとんどスクラップしてしまったり、公立病院の医師や職員を解雇しまくったり、公立病院そのものを閉鎖したり、「大阪府市合わせ愚民」たちの生活を切り詰めるロクデモナイ地方政治を展開し、「新型コロナ」による健康被害は死者も含めて全国断トツのトップとなった、そんな維新(日本維新&大阪維新)支配下の「昔は水の都、今はアホの都」大阪の悲惨な現状があります。

そんな中での、「日本維新の会」の藤田文武共同代表の「公金私物化」です。政党交付金などが原資となっている政治活動資材(チラシ作成など)を自分の秘書が経営する会社に発注し、しかもその秘書はその会社から報酬をもらうなどということをやっている。そして、その発注先の会社がチラシを製作したり印刷したりする体制があるのかどうかも怪しい、単なる中抜き・ピンハネ会社かもしれないという疑いまでが出ているというのです。

こんなことを全ての国会議員が行ったらどうなるのか、考えてみたことがあるのでしょうか? どの口で「身を斬る改革」などとぬかすのでしょうか?! 「他人の身なら遠慮なくブッタ斬りし、自分の身は肥え太らせる=他人に厳しく自分に甘く」の典型ではないですか! 維新の生みの親の橋下徹が手厳しく藤田文武共同代表を批判するのも当然でしょう。そして今日の朝刊情報では、維新・吉村氏が代表の大阪府総支部でも同様のことが行われていたと報じられています。

私が生まれ育った大切な故郷である大阪をグチャグチャにした維新(日本維新&大阪維新)に今も投票をし続ける「大阪府市合わせ愚民」たちは、いったいいつになったら目が覚めるのでしょうか?! 維新(日本維新&大阪維新)はこれからカジノという時代遅れの巨大博打場の建設を高市早苗政権と二人三脚で、あの夢洲に巨額の税金をつぎ込んでまで推し進めていきそうな気配です。やはり、バカは死ななきゃ治らない、のでしょうか? まあ、大阪の愚民動向はともかく、藤田文武と吉村洋文は引責辞任しないといかんでしょう。(「裏金・脱税」で居直る高市早苗自民党と同じく)何を居直っているのか、ということです。

◆(別添PDFファイル)維新・藤田共同代表重大疑惑、公設秘書側に公金2千万円、「身を斬る」どころか身内へ税金還流(赤旗日曜版11月2日号)
 https://drive.google.com/file/d/1o61g_n2jq5DARszPsjIeIzRjV3eBfXrG/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)「身を切る改革」を掲げる維新がコレ? 藤田文武共同代表の釈明会見でまた出した「非を認めない」党の体質:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/447033?utm_source=tokyo_mailmag&utm_medium=email

(関連)維新・藤田氏の「税金還流」報道が波紋 身内も「ロンダリング」批判 - 毎日新聞
 https://x.gd/wbzdX

(関連)維新・藤田文武氏による「嫌がらせ」に失望の声 赤旗記者の名刺をSNSでさらし…立花孝志氏ばりの「犬笛」:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/447272?rct=tokuhou

(関連)維新・藤田共同代表、公設秘書企業への発注取りやめ 疑惑報道受け [日本維新の会]:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/ASTC244K0TC2UTIL00BM.html

(関連)「こんな会見やらん方がいい」 “公金還流疑惑”維新・藤田共同代表の会見めぐり 生みの親・橋下徹氏が痛烈批判「権力者として こりゃあかん」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=8rOyvJ4gB-s

◆維新・吉村氏が代表の大阪府総支部も…藤田氏秘書が代表の会社に「ビラ作成費」100万円支出 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20251105-OYT1T50158/


6.(別添PDFファイル)宮城県「ファクトチェック組織」、「選挙でデマ」村井知事が検討指示、「公権力が情報操作」懸念:朝日新聞
 https://x.gd/R3DA9G

(県庁という公権力機関は「ファクトチェック」などできないし、してはいけないのだ。こんな民主主義のイロハもわからぬ単純単細胞が村井嘉浩宮城県知事という人物だ。フェイクだとこの人物が主張する宮城県の水道民営化だが、水道事業を外資に売り飛ばしたというのは全く根も葉もない嘘八百ではなく、直接の売却先である民間企業の有力出資会社に「ウォーターバロン」と言われるフランスのヴェオリア社が入っている。そのことをきちんと説明したのか、という話である。また、外資が入っていなければ、民間企業に水道事業を売り飛ばしていいという話でもない。

そもそも水道事業を民間に運営させて効率化しコストダウンするなどという発想がバカ丸出しであり、それはとりもなおさず逆境の中で頑張ってきた水道局職員の給与その他の処遇を引き下げ、その分が役員報酬や配当に回される、設備更新などの費用のかかる話は従来通り宮城県がかぶる、ということが、まだわからんのか、という話なのだ。「昔は水の都、今はアホの都」大阪や、おかしな知事のために県政がおかしくなっている茨城県・兵庫県と並んで、この宮城県も「アホ葉城恋歌」の県に転落してしまったかのごとくである(このあいだの宮城県知事選挙では、村井嘉浩の対抗馬が和田政宗という「教育勅語」盲信者のネトウヨで、ここに村井嘉浩宮城県知事の多選(6回目)を含む批判票が集まるという無残なまでの衆愚選挙となった。田中一郎

(関連)青葉城恋唄 さとう宗幸 YouTube - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=qtioo6v1iLg


7.新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/379891?utm_source=newsletter&utm_medium=email

◆(報告)(7.14)(新ちょぼゼミ)緊急特別開催「令和のコメ騒動:日本農業とコメ政策の在り方」(田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-e7fa03.html

 <田中一郎コメント>

 だから言わんこっちゃないのです。日本農業がまもなく崩壊して消えてなくなりそうだというのに、何をしているのかということです。この問題については、右も左もありません。左翼・左派・リベラルによく見られる、①直接支払で補填せよ(これはダメです、これでは巨額の財源が必要になり継続できません、小規模家族経営農家はつぶされます=理由は上記「新ちょぼゼミ」VTRを参照)、自民党農林族と農協への激烈批判、してもいない「減反ヤメロ」批判(行われているのは、コメの需要に見合った生産のための調整と食料自給率向上のための転作という「一石二鳥」の政策です)、はいずれも日本農業の実態を知らない人間たちがマスゴミ報道に踊らされた結果にすぎません。

米価は今の5kg=4,000円前後の水準(玄米で60kg=20,000円前後)から下げてはいけません。生産者・農家がようやくコストカバーができて、少しばかり利益が出る水準ですから。この価格ではコメを買えない経済的困窮者に対しては生活保護の他、「現金給付」「コメの現物給付」など、別の方法をとるのです。政府の貧困対策の「貧困」の尻を生産者・農家に向けるな! コメだけ安ければいい、というものではないのです。


8.体たらくの「脱憲反民主党」

(1)「右翼的潮流」に引きずられる立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」:①枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変、②逢坂誠二他多くの立民議員が「地元合意なら原発再稼働OK」、③野田佳彦が衆院定数削減賛成他- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-03d9ac.html

(2)立憲・岡田幹事長、原発再稼働「全てだめとは言ってない」 [立憲民主党]:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/ASQB463M5QB4UTFK01X.html

(3)泊原発の再稼働反対せず 地元の合意が条件 立憲道連定期大会 参院選の重点政策:北海道新聞デジタル
 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1173129/

(4)立憲代表選の焦点「原発ゼロ」候補4氏こんなに違う-環境エネルギー最前線 川口雅浩 毎日新聞「経済プレミア」
 https://mainichi.jp/premier/business/articles/20240910/biz/00m/020/009000c

(5)立憲民主党代表候補、原発巡り現実路線 「即ゼロ」印象払拭狙う - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1424J0U4A910C2000000/

◆立憲民主党 政策集2025「エネルギー」 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/visions/policies2025/25

(エネルギー政策にとっての最も肝心なこと=脱原発ロードマップや「再生エネ」がもたらすヒドイ弊害への対策、福島原発事故後の後始末のやり方、地域独占(原発)電力会社(「毒電」)支配体制の抜本改革(電力システム問題)、電力業界以外の産業界の構造改革(例:化学工業界)、エネルギー自給率の向上の方法など、については何も書かれておらず、くだらない的外れの文章や、目障りのいい有権者のご機嫌取りの政策が並べられています。全部書き直せ、これが私の言いたいことです。:田中一郎)

(関連)(報告)(新ちょぼゼミ 「オルタナティブな日本を目指して」第3回企画)討論集会:脱原発ロードマップと新エネルギー政策 当日録画 & レジメ(2017年9月7日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201797-9b54.html


9.その他若干のこと

(1)(必見)【ロシア&中国かアメリカか-】あなた極端すぎる-「これが事実です!」バランスある外交が重要だ! #山本太郎 #れいわ新選組 #切り抜き #論破 #演説 #自民党 #総理大臣 #高市早苗 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=RFAurClsPgo

(2)空調故障し研究室「避難」、講堂立ち入り禁止…国立大で老朽化加速:朝日新聞
 https://x.gd/AyZRC

(3)魚形しょうゆ容器、豪州一部で禁止 プラ規制、対応迫られる日本企業 [大阪府]:朝日新聞
 https://x.gd/w6pqi

(4)<社説>与那国島で日米演習 争いの火種を持ち込むな - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-4567859.html

(5)築88年、震災復興のモダニズム建築「旧永田町小学校」 千代田区が解体方針…卒業生から保存を願う声が:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/446925?utm_source=tokyo_mailmag&utm_medium=email

(この国は、この国の首都は、この国の多くの自治体は、「まちづくり」のイロハさえ理解できていないアホウが、権限を握り、土建屋たちと癒着し、「まちこわし」にまい進しているようだ。首長や議員どもを選挙で入れ替え、行政組織の内部を一新しないと、そのうちに日本国中の街がボロボロにされてしまうことになる。:田中一郎)
草々 

2025年11月 3日 (月)

(必見必読:不朽の名作 映画&小説)「戦争と人間」(五味川純平原作・山本薩夫監督):今の日本は、この映画・小説が描く「戦争と弾圧」の軍国主義社会・権威主義国家体制・暗く悲惨な時代に逆戻りをはじめています

前略,田中一郎です。


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(11.13)緊急特別開催:オルタナティブな日本をめざして「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」(小西洋之参議院議員:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-3efb84.html

(最初の30分:青森県六ケ所村再処理工場の危険性の見逃されている危険性3つ:田中一郎より)

*(その次)(予約必要)(11.25)再開「新ちょぼゼミ」第16回:オルタナティブな日本を目指して 「国際情勢と外交、そしてスパイの物語」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-11eb6a.html

(最初の1時間:放射線被曝の基礎知識=被曝評価単位シーベルトは内部被曝の実態を現さないインチキだ:田中一郎より)

*(その次の次)(予約必要)(12.23)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第17回: 「(メディアが報道しない)トランプ政権の食と医薬のホントの話」(安田節子さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-a1c8b7.html

(最初の1時間:「「いのちのとりで裁判」と生活保障法制の2回目=生活保護制度批判):田中一郎より)

(上記3つの「新ちょぼゼミ」では、いずれも会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください=電話番号はそれぞれのサイトにあります:03-3238-9035)


2.(拡散歓迎)署名【太陽光パネルのリサイクル義務化を進めてください!】
 https://www.change.org/solarpanel-recycle


3.小倉志郎 さんから:「多様な危機感」
 https://tinyurl.com/ynjyk5y2


4.日刊IWJガイド・非会員版

(1)2025.10.27号~No.4642
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55186

■高市早苗総理の所信表明演説は、分裂だらけ!「日本の最大の問題は人口減少」と訴えながら、その「最大の原因」である少子化問題に対する具体的な解決策は何も示さず、逆に外国人移民の制限にのみ積極的に! これでは人口減少は止まらない! 外交・安全保障問題では、中国やロシアを敵視し、「日本はウクライナとともにある」とまで表明しながら、「日中首脳同士で率直に対話を重ね、『戦略的互恵関係』を包括的に推進」「(ロシアとは)領土問題を解決し、平和条約を締結」と矛盾したことを表明! 改憲問題では「私が総理在任中に国会で発議を実現」と強調!

(2)2025.10.28号~No.4643
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55193

■【第2弾! 80年代末バブル期を上回る株高!! 東京株式市場で日経平均株価が史上初の5万円台! 市場は高市早苗政権の高支持率と積極財政と防衛費増に反応!? 米国の利下げと米中貿易協議の進展が拍車をかける!?】(『日本経済新聞』、2025年10月27日ほか)

(3)2025.10.31号~No.4646
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55203

■【第3弾! 高市早苗総理の外交デビューは「媚びと卑屈な従順と金メッキの贈り物」! トランプ大統領は「なんでも望むものを与えよう」!?】(『ブルームバーグ』、2025年10月28日ほか)

  対トランプ・パパ活総理大臣=高市早苗(パパ活ならパパからカネをもらうのに、高市早苗の場合はパパ=トランプにカネを貢いでいる「逆パパ活」=これが一国の総理大臣がすることか!

(関連)下駄の雪、ニッポン(大矢英代(はなよ) 東京 2025.11.3)
 https://drive.google.com/file/d/1BY2t6t1xl2pXCwQLa-tlUr6xtyaaw1c6/view?usp=sharing
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「(必見必読:不朽の名作 映画&小説)「戦争と人間」(五味川純平原作・山本薩夫監督):今の日本は、この映画・小説が描く「戦争と弾圧」の軍国主義社会・権威主義国家体制・暗く悲惨な時代に逆戻りをはじめています」をお送りします。


1.(不朽の名作 映画)「戦争と人間」(五味川純平原作・山本薩夫監督)

 いずれの動画もCMがしつこいですが、SKIPなどのボタンを押して操作しない方がいいようです。辛抱してください。それで、もし画面が動かなくなったり、真っ黒になったりしたときは、いったんそのサイトを閉じて、また再び立ち上げれば、見ることができます。その際は、画面下の横線で見ていたところまでの時間にカーソルを持って行けば、そこから再スタートです。途中であきらめずに、しぶとくご覧ください。

(1)[映]戦争と人間 第一部 運命の序曲 前編 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8jipzy
 https://www.dailymotion.com/video/x8jipzy

(2)[映]戦争と人間 第一部 運命の序曲 後編 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8jir9a
 https://www.dailymotion.com/video/x8jir9a

(3)[映]戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 前編 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8jithn
 https://www.dailymotion.com/video/x8jithn

(4)[映]戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 後編 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x8jiwfm
 https://www.dailymotion.com/video/x8jiwfm

(第三部「完結編」はネット上に見つけることができませんでした。どうも消されてしまったようです。大変残念です。DVDは市販されている様子がうかがえます。下記はネット上を探しまくって見つけた、第3部の「パーツ」動画です。あの吉永小百合さんが、伍代産業の末っ子の社長令嬢(順子:よりこ)として登場し、素晴らしい演技を見せてくれるのが第3部ですが、みることができません。どなたか見つけられた方がおられたらご一報ください。)

(5)戦争と人間 第三部 OP (第一部・第二部 解説) - テーマ音楽付 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x2yjuel

(6)【吉永小百合】《戦争と人間・第3部・完結篇》(争与人3篇)cut03__bilibili
 https://www.bilibili.com/video/BV1U841117vN/

(7)戦争と人間 第三部 ノモンハン事件勃発 - ニコニコ動画
 https://www.nicovideo.jp/watch/sm21631003?redirected=1

(8)戦争と人間 第三部 完結編(予告編)
 https://qr.paps.jp/NkV9J
 https://www.youtube.com/watch?v=KEcYI70Xd5w


2.(不朽の名作 小説)「戦争と人間」(五味川純平著:WITH 澤地久枝)

 映画以上に素晴らしい歴史小説です。私は大昔に三一新書で全20巻以上のもので読みましたが、今は下記の光文社文庫として販売されているようです(全部で9冊)。特筆すべきは、この小説には歴史的事件に関する脚注がたくさんついているのですが、この脚注を徹底した調査の上で書いたのが、あの「九条の会」の澤地久枝さんです。この脚注は、この小説が発表された時から高い評価を受けています。映画の方は第3部が「完結編」とありますが、映画の物語は完結しておりません。しかし、小説の方は映画で描いた後の時代も書き続けられています。みなさまには、ご一読をお勧めします。

(1)(光文社文庫)戦争と人間 1-五味川純平/著
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000003083860&Action_id=121&Sza_id=F3

(2)(光文社文庫)戦争と人間 9-五味川純平/著
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000003560615&Action_id=121&Sza_id=F3
草々

 

 

2025年11月 2日 (日)

脱原発脱被曝バック・ナンバー(78)(抜粋)(2025年9月~10月)

1.(大間はダメだが泊は容認の茶番)青森・大間原発建設差止訴訟の報告会で同原発や規制委の批判を言いながら、他方、泊原発については原発推進の国民民主党との選挙協力を優先させて再稼働を容認する北海道「脱憲反民主党」- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-394de9.html

 

2.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(170):原発推進ムラの福島原発事故における放射線被曝に関する教訓は「計らない」「検査しない」「見せない」「教えない」の「4ない政策」=地域住民や国民を愚弄する「新ルール」にしっかり反映- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-e8318e.html

 

3.「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(171):(1)だまされてはいけない柏崎刈羽原発再稼働!(後藤政志さん迫真の講演から)、(2)小型モジュール炉も欠陥炉、(3)核燃・再処理に今度こそ終止符を打とう(院内集会)他 - いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-32b31c.html

 

4.(加筆修正)(福島県民も含めて)まだ気が付かないのか?! 原子力ムラが東京電力を支配して進める柏崎刈羽原発再稼働と、できもしない福島第一原発の廃炉=その代償が東京電力の電力供給網の将来に向けた劣悪化(コスト削減)と陳腐化だ- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-281591.html

 

5.(報告)(10.30)オルタナティブな日本を目指して:再開第15回:幻想の「核融合発電」(黒川眞一「高エネルギー加速器研究機構」名誉教授:たんぽぽ舎 2025年10月30日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-8aa4dc.html


(その他)

◆戦争する国絶対反対(11):何故に海自護衛艦が中共中国近海まで出かけて行って「領海侵犯」までしているのか?!=米軍との内通が疑われる海自の危険な挑発行為を止められない日本のシビリアンコントロール~明確な日本国憲法違反!!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-eb07d1.html

 

◆社会保障福祉充実を口実に消費税を10%に上げておいて、このお粗末な保障内容は一体何なのか?!:国や自治体の責任を後退させ、不十分な金銭交付と自由契約と受益者負担と自己責任に転換していく「市場原理主義アホダラ教」政策の罪- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-c54afa.html

 

◆巨悪権力犯罪を見逃し、無実の民を有罪にして処刑するサカサマ警察・イカサマ検察と、それを盲目的に追認するクサレ司法・裁判所=この2つの記事は刑事事件をつかさどる3組織に共通する原因を持つ「体制」の問題だ(明日は私たちかもしれない)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-80b198.html

 

◆(ガラクタ系)幼稚なお笑いデマゴーグ・ファシスト集団=参政党への投票は自分で自分の首を絞め日本を亡ぼす(その3):この党派の正体は ①新日本憲法(構想案)と ②終戦80年談話 にある- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-6eba92.html

 

◆(報告)(9.29)(「新ちょぼゼミ」)緊急特別開催「令和の農政転換:持続可能な日本農業を目指して」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年9月29日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-80169d.html

 

◆地獄の底からやってきた大日本帝国の亡霊女で故安倍晋三の生まれ変わり・アナクロ似非右翼=高市早苗(その1):「裏金・脱税」棚上げ、排外主義・対米隷属戦争国家、アホノミクス継続、原発・核燃推進、スパイ防止法等々で日本を徹底破壊- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-220ed4.html

 

◆「SC=セキュリティ・クリアランス」(経済秘密保護法)と「スパイ防止法」、及び「スコアリング」は表裏一体=基本的人権無視・軽視の国家主義支配権力のやりたい放題制度である=野田佳彦「脱憲反民主党」は、何故、はっきりと反対の態度を示さないのか?- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-ee09ae.html

 

◆山本太郎「れいわ新選組」快進撃(4):「世直し」総大将=山本太郎「れいわ新選組」を軸に「三本の矢+α」(「れいわ」、共産、社民・新社、立民リベラル)でこの国の政治を根底から変えましょう- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-2fda63.html

 

◆(ブログの拡散希望)3つのこと:(1)背信「ゆ党(ゆちゃく党)」=「日本維新の会」の議員定数削減案への批判、(2)玉木雄一郎・国民民主党のニセモノぶり、(3)物事への「リテラシー」を身につける方法- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-c9f20a.html

 

◆現代の治安維持法=スパイ防止法を阻止せよ!:スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)から=米CIAからカネをもらい韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-1d90d4.html

 

◆「右翼的潮流」に引きずられる立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」:①枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変、②逢坂誠二他多くの立民議員が「地元合意なら原発再稼働OK」、③野田佳彦が衆院定数削減賛成他- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-03d9ac.html

 

◆(報告)(10.30)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第1回」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年10月30日)- いちろうちゃんのブログ
http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-7f65c5.html
以 上

(報告)(10.30)オルタナティブな日本を目指して:再開第15回:幻想の「核融合発電」(黒川眞一「高エネルギー加速器研究機構」名誉教授:たんぽぽ舎 2025年10月30日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


================================
 去る2025年10月30日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、下記「新ちょぼゼミ」講演会を開催いたしました。ご多忙中のところ多くのみなさまにご参加いただき感謝申し上げます。当日のVTRにレジメや関係資料を添付して、下記にご報告申し上げます。よろしくお願い申し上げます。

◆(イベント情報)(10.30)再開第15回:幻想の「核融合発電」(黒川眞一さん:たんぽぽ舎)
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-9960c3.html

 核融合は核分裂とは違って安全で過酷事故などはなく、かつ、無尽蔵にある資源を使って作る未来の夢のエネルギーですから、一刻も早く実用化に向けて、国民が一体となって開発を進めていきましょう。核融合、明るい未来の、エネルギー、だそうです。どこかで聞いたことがあるキャッチフレーズですね!! まただまされて下さいと言っているようです。核融合発電では、重水素と三重水素(トリチウム)からなる超高温プラズマを磁場を用いて容器の中に閉じ込めて核融合させ、核融合によって発生する中性子のエネルギーを用いて発電を行います。超高温プラズマを長時間維持し続けることは非常に難しく、発生したエネルギーを発電用に集約していく仕組みも容易ではありません。原料は無限にあると言われていますが、大量のトリチウムを利用可能な形で調達するのも大変です。技術的な困難が山のように立ちはだかり、核融合の研究は進んでいても、それを採算の合う発電に結び付ける技術は全くと言っていいほど存在していません。何十年も見続けてきた「(悪)夢」を、これからも巨額の税金をつぎ込んで推進していくのでしょうか? 今回は物理学者の黒川眞一氏(高エネルギー加速器研究機構名誉教授)に核融合発電のご説明をお願いしました。

◆講 師:黒川眞一(くろかわ しんいち)さん
 大学共同利用機関法人「高エネルギー加速器研究機構」名誉教授


◆(当日のVTR)20281030 UPLAN 黒川眞一「幻想の「核融合発電」」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
 https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM

◆(当日レジメ)(レジメ)(10.30)幻想の「核融合発電」(黒川眞一さん:たんぽぽ舎)(2025年10月30日)
 https://drive.google.com/file/d/1ijZv7QCXjoUOh2w-ZLQbALXYUHf51sdi/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1ijZv7QCXjoUOh2w-ZLQbALXYUHf51sdi/view?usp=sharing


 <田中一郎コメント>

 私の核融合、及び核融合発電に関する現時点での認識は、①核融合反応の地球上での実現は、物理学の原理から鑑みて限られた範囲内で可能かもしれないが、それは「分刻み」のごく短い期間に限られる。何日も何カ月も継続して核融合反応(プラズマ状態)を維持することは困難である。また、②核融合を利用した発電は、様々な困難の壁があり実現不可能(黒川眞一氏や今中哲二氏のご見解を参照)であることに加え、③核融合発電を実施した場合のエネルギー効率や経済性(そもそも採算が合うのか)については、誰一人として真剣に考察・検討している者はいない。つまり、核融合はともかく、核融合発電をあたかも間もなく実現するかのごとく言うマスごみ報道や御用学者、政治家や官僚どもは、すべて「親方日の丸型の核融合発電詐欺師」と見ておいていい。

更に、ここからは私の推測ながら、それでも自民党ら、ロクデモナイ政治家どもが経済産業省の腐った役人どもを使って核融合(発電はインチキ宣伝用)を推進しようとするのは、水爆を製造する技術や能力や人材を維持しておきたいという軍事目的が裏に隠されていると思われる。核融合は、原理的に申し上げると、人間が制御して利用すれば核融合発電となり(上記で申し上げたように不可能)、制御しないで環境に巨大爆発反応を解放すれば水爆となる。これはちょうど、原発が原爆製造の技術と表裏一体の関係にあることと同じである。

そして、軍事用だから「カネに糸目はつけない」ということで、原発や、特に核燃料サイクル事業のみならず、この「核融合発電実現プロジェクト」にも、いつになったら完成するのかもしれないにもかかわらず、湯水のように税金・公金が(原発・核燃は私たちの電力料金も)無断で流用されているわけである。また更に、原子力ムラ・放射線ムラの似非学者どもが、この「詐欺プロジェクト」にタカリ行為を働き、自分たちの原子核素粒子の世界の「興味」「関心」を試してみようとしているということで、この「核融合発電実現プロジェクト」には、似非科学者どものシロウトだましのインチキ科学論付リップサービス(美辞麗句の宣伝文句=多くの日本人はこういう宣伝に弱く、コロッと騙される)が繰り返されながら、巨額の税金・公金が湯水のように投入されていくであろうことが予想される。まさに「ふざけるな!」の核融合利権さながらだ。

ついでに申し上げれば、高速増殖炉「もんじゅ」が廃炉となったのは、あのカネばかりかかってトラブル続きの低水準技術のポンコツ機械を使わなくても、原爆用プルトニウムを確保することは可能との判断があったからであり、「核燃料サイクル」などという「絵空事」単語は引き続き使いながら、再処理事業はやめようとしないところに、その軍事的魂胆が現れている。高速炉や高速増殖炉を発電に使うなどということは、当初から決して本気ではなかったのだ、ということであり、こんなものに騙されてきた方々は、よくこれまでの自分自身の愚かさを反省した方がいい。そして核融合発電もまたしかりである。「できもしない核融合発電」をあたかも間もなくできるかのごとく言い、完成期を数年おきに都度都度先延ばししながら、他方で、核融合を利用した兵器の開発=つまり水爆技術とその応用をひそかに狙っていると見ておいて、間違いはない。


 <別添PDFファイル>

(1)核融合発電実用化、30年代目指し本腰、内閣府 立地やコスト検討(朝日 2025.9.7)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16297206.html

(2)核融合発電、野心は実るか? 課題はコストと1億度の維持(日経 2025.8.19)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90734290Y5A810C2TLH000/

(3)新たなパラダイムシフトが起きる、核融合の覇権争い、猛進中国VS日米英(『日経ビジネス 2024.12.9』)
 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/01964/

(4)(必読)核融合から”核融合発電”への遙かなる道(イントロ部分)(今中哲二 『原子力資料情報室通信 NO.612 2025.6』)
 https://drive.google.com/file/d/1mH5GD45ZX3DBrHyDYfJbzNkSByCbHgMj/view?usp=sharing

(5)(必読)核融合発電という蜃気楼(イントロ部分)(今中哲二『地平 2025.3』)
 https://drive.google.com/file/d/1csSJ2PpxeHQ-9ihZV6Q-u9tcJr-1N8KG/view?usp=sharing


◆(報告)(9.14)オルタナティブな日本をめざして(第90回):「福島原発事故とUNSCEAR報告:過小評価される放射線被曝」(黒川眞一さん:新ちょぼゼミ)(2023年9月14日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-002c03.html


 <いちろうちゃんのブログ>

(1)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(165):幻想の核融合発電=毒を食らわば皿までも(核融合発電原型炉を青森県が誘致するという朝日新聞ニュースに関連して)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-fd4c7d.html

(2)「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(168):核融合と核融合発電では技術のレベルが違う=今中哲二氏の論文より & 有権者・国民の税金で収入を得ながら有権者・国民のためには仕事をしない日本の司法・裁判所- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-e1ce0c.html


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
草々

 

2025年11月 1日 (土)

(報告)(10.30)新ちょぼゼミ 「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第1回」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年10月30日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


================================
 去る10月30日(木)、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、(新ちょぼゼミ)「いのちのとりで裁判と生活保障法制:第1回」を開催いたしました。ご多忙中にもかかわらず多くのみなさまにご参集いただき感謝申し上げます。以下、当日の録画、及びレジメ・資料を添付して簡単にご報告申し上げます。


◆(当日の録画)20251030 UPLAN 田中一郎「いのちのとりで裁判と生活保障法制」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=jhBmp85tx3o
 https://www.youtube.com/watch?v=jhBmp85tx3o

◆(当日レジメ)(別添PDFファイル)(1)(レジメ)「いのちのとりで裁判」と生活保障法制(田中一郎 2025年10月31日)
 https://drive.google.com/file/d/1AAtj1Y8xbMIoucXMIs2Z08bvYcBVjMFC/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1AAtj1Y8xbMIoucXMIs2Z08bvYcBVjMFC/view?usp=sharing


 (以下、使った資料を順番に列記します)
 最初の括弧内の番号は私が適当に付けたものですので無視してください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<山本太郎氏の街宣・集会スピーチ & 日本共産党の倉林明子氏の国会質問:生活保護について>

(0-1)【不正受給1.7%の真実】生活保護を恥じる必要なんてない。山本太郎が伝えたいこと。 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=B0UAKRJ4N70

(0-2)【れいわ新選組】山本太郎 生活保護は生存保障 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=0jx0uDQ1jcM

(0-3)【山本太郎】「生活保護」これが現実です。 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=h34gEdUgEMM

(0-4)日本共産党・倉林明子:生活保護基準 引き上げを 2024.12.19 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=tf6T_zeqzoo


(1-2)(別添PDFファイル)一部減額は可能と認識 生活保護費の減額取り消し判決受け 厚労省(朝日 2025.10.25)
 https://x.gd/7Ug0x

(2-1)(別添PDFファイル)生活保護の現状(一部抜粋)(内閣府 2022年)
 https://drive.google.com/file/d/1Incl8RQvqO-Upo2zbEaUPUu-rU67kzNt/view?usp=sharing

(2-2)生活保護の現状(内閣府 2022年)
 https://drive.google.com/file/d/1YmOQ6FqFq7EKkZZGBNeyF_rATLjng7Ft/view?usp=sharing

(2-3)(別添PDFファイル)生活保護 不正受給の状況(厚生労働省 2022.6)
 https://drive.google.com/file/d/1N8Fsr8BO_4WZyVBSlF3Vo1JbX3Nr6s2C/view?usp=sharing

(上記VTRの中で私が誤って、生活保護の不正受給総額を126億円と申し上げるべきところを126兆円と言っていますので、お詫びして訂正いたします)

(3)日本の生活保護費は先進国最低
 https://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/1302seikatu-hogo/130206seikatu-hogo.html

(4)(別添PDFファイル)相対的貧困率の推移(『図解でわかる生活保護』鈴木忠義:中央法規)
 https://drive.google.com/file/d/1IJj0MDi52IRnjdtbZxAHN7gCzwCvu9w2/view?usp=sharing

(5)(別添PDFファイル)外国人の生活保護(『図解でわかる生活保護』鈴木忠義:中央法規)
 https://drive.google.com/file/d/1xUH1btddzFtz5OFyoSeXLd4UuyAIaYkT/view?usp=sharing

(6)(別添PDFファイル)扶養義務(『図解でわかる生活保護』鈴木忠義:中央法規)
 https://drive.google.com/file/d/1QUUOTCj-YBDoE9BUmteuU0GPipMkdvB4/view?usp=sharing

(7)(別添PDFファイル)生活保護の仕組み(『図解でわかる生活保護』鈴木忠義:中央法規)
 https://drive.google.com/file/d/1hFtW-LA8vgR94tdkgDBjDoRW8-2hEuQ2/view?usp=sharing

(8-1)(別添PDFファイル)被災者の生活保護廃止 なぜ? 義援金が「収入」? 輪島で20世帯確認(東京 2025.8.17)
 https://drive.google.com/file/d/1UE5lCKoruJhMd2Gnzg8i4FHooruNMD2P/view?usp=sharing
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(追加でプレゼンしたもの)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(0-0)(ブログの拡散希望)3つのこと:(1)背信「ゆ党(ゆちゃく党)」=「日本維新の会」の議員定数削減案への批判、(2)玉木雄一郎・国民民主党のニセモノぶり、(3)物事への「リテラシー」を身につける方法- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-c9f20a.html

*(別添PDFファイル)東芝OB 駅でビラ配り 現行犯、労働運動 強まる圧力、経済安保法 施行で警戒か(東京 2025.10.30)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/445797?rct=tokuhou
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(ご紹介図書、及び物販等)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)社会保障入門-伊藤周平/著(ちくま新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033799784&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)日本の社会保障-伊藤周平/著(ちくま新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034755469&Action_id=121&Sza_id=B0

(3)図解でわかる生活保護-鈴木忠義/編著(中央法規出版)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034699766&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(5)(関連)(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html

(6)打ってはいけない! ーレプリコンワクチンの不都合な真実ー』(表紙)(川田龍平・堤未果 2024.11)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYAda-KorypGuDl3TniisT8BAmy4FhgrsxehcjX41Vu5Mg?e=Aa15R8

(開けない時は2~3度、クリックしてみてください。それでもダメならMSによる言論妨害です:田中一郎)

(7)(増補版) 放射線被ばく評価の単位 「シーベルト」 への疑問- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-9ead.html

(8)(セシウムの百倍の危険性) 放射性ストロンチウムをなぜ調べないのか- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-cc7b.html

(9)(パンフ)南海トラフ巨大地震と伊方原発の危険(伊方原発広島訴訟)
 https://saiban.hiroshima-net.org/pub/panf07/panf07.pdf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
草々

 

2025年10月27日 (月)

(予約必要)(12.23)オルタナティブな日本を目指して:再開「新ちょぼゼミ」第17回: 「(メディアが報道しない)トランプ政権の食と医薬のホントの話」(安田節子さん:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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2025年12月の今年最後の(再開)「新ちょぼゼミ」(第17回目)のご案内です。会場のたんぽぽ舎が昨年11/23に近所の雑居ビルに引っ越しました。会場の場所をお間違いなくおいで下さい。(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(12.23)再開第17回「(メディアが報道しない)トランプ政権の食と医薬のホントの話」」(安田節子さん:「新ちょぼゼミ」 たんぽぽ舎)
 https://drive.google.com/file/d/1HG88cXYGXOKu7JUzIsN96AqwSSm0LduQ/view?usp=sharing

 米国にトランプ第二次政権が成立して以降、世界は、関税交渉や、戦争と軍事同盟の問題や、国連をはじめとした国際機関あるいは国際条約からの米国の脱退や非協力問題などで大騒ぎとなっています。第二次世界大戦以降続いてきたパクス・アメリカーナの終焉と同時に、ソ連崩壊以降、支配的だったグローバリズムもまた幕を閉じようとしているようです。日本の主なメディアは欧米などと同様に概してトランプ政権に対しては批判的を越えて敵対的で、同政権が国内外で展開する政策や言動には否定的な報道を繰り返しています。しかし、同政権には別の側面もあり、その1つが保健社会福祉長官に就任したロバートケネディJrによるワクチンを含む医薬品政策や、食品の安全問題に対する対応です。今回は、食品や医薬品など人間の健康問題に関する国際情勢に詳しい安田節子さんにおいでいただき、米国で起きている「ホントの話」をしていただくことにいたしました。みなさまのご参加をお待ちしています。(なお、最初の1時間は主催者から別テーマのプレゼンを行います)

◆講 師:安田節子(やすだ せつこ)さん
 1990年代 日本消費者連盟で反原発運動や食の安全と食糧農業問題を担当。1996年から2000年 市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」事務局長。現在「食政策センター・ビジョン21」主宰人 NPO法人「日本有機農業研究会」理事、「日本の種子を守る会」副会長、「デトックスプロジェクトジャパン」共同代表

著書「お米が消える日」(発行:三和書籍)、「食べ物が劣化する日本 命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ」(発行:食べ物通信社 発売 合同出版)、「自殺する種子」(平凡社新書)ほか多数

◆次 第
日 時:2025年12月23日(火) 18時~21時(開場17時30分)
会 場:たんぽぽ舎 参加費(資料代含む):900円(学生500円)
 TKiビル3階 JR水道橋駅西口から4分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビルを過ぎて左側にセブンイレブンのある6差路の信号を右に渡り、
 右側の2軒目。

 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3階  TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 Email: mailto:tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com

◆たんぽぽ舎新住所 地図
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
 https://drive.google.com/file/d/1fUqSgZogRVZ-7IJJjiA63yigRrFB3F1W/view?usp=sharing


 <安田節子さんのご著書>

(1)お米が消える日 なぜ日本人の主食が守られないのか-安田節子/著(三和書籍)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034769490&Action_id=121&Sza_id=C0

(2)私たちは何を食べているのか まともな食べ物がちゃんと手に入らない日本-安田節子/著(三和書籍)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034409446&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)食卓の危機 遺伝子組み換え食品と農薬汚染-安田節子/著(三和書籍)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034130295&Action_id=121&Sza_id=C0

(4)食べものが劣化する日本 命をつむぐ種子と安心な食を次世代へ-安田節子/著(食べもの通信社)
 https://cutt.ly/FtlPtal

(5)わが子からはじまる食べものと放射能のはなし-安田節子/著(クレヨンハウス・ブックレット)
 https://00m.in/YdJrG

(6)自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する-安田節子/著(平凡社新書)
 https://cutt.ly/stlPaZl

(7)消費者のための食品表示の読み方 毎日何を食べているのか-安田節子著(岩波ブックレット)
 https://00m.in/8XR8E

*食政策センターVsion21公式サイト
 https://www.yasudasetsuko.com/vision21/


 <別添PDFファイル:いのちの講座 その他>

(1)新たな研究、ワクチン接種が乳幼児突然死症候群を引き起こす可能性(『いのちの講座 第153号 2025.7.2』)
 https://drive.google.com/file/d/1qKpsJjUkRZj4A7N04UDgQmAZbhEqYoEk/view?usp=sharing

(2)米国市場に参入した培養タンパク質食品(『いのちの講座 第153号 2025.7.2』)
 https://drive.google.com/file/d/1UYLkLertXQt0TdXnb_nOPcz7sfcHm3oB/view?usp=sharing

(3)(細胞培養サーモン)FDAは独立したテストも公的審査もせずに偽サーモンにゴーサインを出した(『いのちの講座 第154号 2025.8.29』)
 https://drive.google.com/file/d/14YkO3sHAbwooQY4lZyHgPe-Scv-Tosw4/view?usp=sharing

(4)GM作物は米国におけるネオニコチノイドの使用を促進(『いのちの講座 第154号 2025.8.29』)
 https://drive.google.com/file/d/1SO8jB6fi-svjuIlhsPO1cGlSvLLhs79a/view?usp=sharing

(5)コカ・コーラ甘味料「本物のサトウキビで」、トランプ氏、会社と合意(日経 2025.7.17夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1704L0X10C25A7000000/


 <関連サイト>

(1)アメリカ合衆国保健福祉長官 - Wikipedia
 https://qr.paps.jp/KMaKJ

(2)米厚生長官にケネディ氏が就任 上院の承認投票では与党重鎮が反対 - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/articles/c626yrxpx55o

(3)米国ケネディ厚生長官がmRNAワクチン研究への資金援助の打ち切りを発表。それに対して世界のトップ科学誌のNatureが社説を発表しました。 - 横浜フロントクリニックブログ
 https://yokohamafront-clinic.jp/blog/?p=639

(4)米保健福祉省、mRNAワクチンへの5億ドルの助成を停止 - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/articles/cy98vg7rv93o


(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
================================
草々

 

「右翼的潮流」に引きずられる立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」:①枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変、②逢坂誠二他多くの立民議員が「地元合意なら原発再稼働OK」、③野田佳彦が衆院定数削減賛成他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.笑ったり転んだり [ハンバート ハンバート] 連続テレビ小説『ばけばけ』主題歌(歌詞付き) - YouTube
(1)https://www.youtube.com/watch?v=n0hGQm2zU00
(2)https://www.youtube.com/watch?v=BmFwYySG8DI 

(関連)ハンバート ハンバート 笑ったり転んだり 歌詞 - 歌ネット
 https://www.uta-net.com/song/381244/

(関連)主題歌決定のお知らせ&『うたコン』(8-26)で初披露 - 「ばけばけ」さまざまなトピックスを紹介 - ばけばけ - NHK
 https://www.nhk.jp/g/ts/662ZX5J3WG/blog/bl/p7xRqmNdbW/bp/pZzK8X1qoy/


2.プルトニウム利用政策の見直しを求める緊急団体書名(2025.10)
 https://drive.google.com/file/d/1TAldRls5MD_f3DeuGQAzuHRNH-DHeRQu/view?usp=sharing


3.小倉志郎 さんから:「原発無くても困らない」
 https://tinyurl.com/ztxtznhw

(中略、「地球温暖化対策のために炭酸ガスを出さない原発が必要」と「原子力ムラ」は言いますが、世界最大のエネルギー消費国である米国が京都議定書から脱退しました。温暖化炭酸ガス説はあやしいのです。こういう状況の中で「原発は必要」という宣伝に騙されないようにしましょう(小倉志郎)。)

(関連)(ご説明します)「脱炭素」とは「原発大推進」の言い換え=騙されないように御注意を!:「脱炭素」で向こう見ずに火力をスクラップすれば15年後の日本の電力は老朽原発、環境破壊型「再エネ」、旧式老朽火力が大半の電力供給体制になります- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-8189d3.html

(関連)(必見保存版:拡散希望)(講演録画)広瀬隆さん「気候変動の宇宙物理学:IPCCの二酸化炭素地球温暖化説は本当か」いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2023/02/post-fb32f9.html

(関連)(必見保存版:報告)(1.27)特別講演:二酸化炭素による地球温暖化説の非科学(広瀬隆さん:たんぽぽ舎)いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-9c90ec.html


4.【訃報】 “長い眉毛”で親しまれ 村山富市元首相が死去、101歳 「自社さ」連立政権に「村山談話」も - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=SpYKlPWT_7w

(関連)上野千鶴子氏のX投稿が波紋 村山富市元首相の死去直後に「戦犯」呼ばわり→「故人偲ぶ心ない?」「いかがなものか」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c864b48e0c0fe024fefc39d43294429482ee1e45

(関連)「自衛隊違憲→合憲」「日米安保廃棄→認める」宿敵と連立した末路…自社さ連立・村山富市元総理の教訓(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/df3f8f97710e61eade81e90be458e2d5f7403963

(日米安保と自衛隊は合憲=戦後50年の日本社会党の党是をひっくり返した男=村山富市、日本の左翼・左派・リベラルの底の浅さ・覚悟のなさを顕在化させ、そのことは、戦前のみならず戦後も変わっていなかったことが明らかとなった。今は下記に見るように、「脱憲反民主党」が「アベ戦争法制」を合憲だと言いはじめ、原発再稼働までもを認めるなどと言っている。上野千鶴子の言うように、村山富市(当時首相)は「第一次戦犯」(日本国憲法体制のニッポンの破壊犯)であり、そして今、「第二次戦犯」が登場してきたのだ。

加えて、この村山富市だが、1995年の阪神大震災の時もこいつが首相だったけれど(私は兵庫県西宮市で被災:震度6強でかろうじて助かった)、彼の危機管理能力のなさやリーダーシップの決定的欠如が可視化され、西宮の被災者として強く怒り狂っていたことを記憶する。「トンちゃん」とかいって生前をしのぶ発言が多いが、私は「トンでもない」の「トン」だと思っている。上野千鶴子の「第一次戦犯」批判にケチをつけているネット・アホウに私は聞きたいのだが、「脱憲反民主党」という「第二次戦犯」はまだ生きているぞ、何とか言ったらどうなのか?! 所詮、お前らは「そんな程度のこと」しか言えないのだろうけれどだ。:田中一郎)


5.ガンバレ!「なにわのジャンヌダルク」=大石あきこ(「れいわ新選組」)

(1)れいわ議員、吉村洋文氏「メディア適当」投稿に反発「維新の知事・市長こそ『適当』にした戦犯」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9c2ea419c6a67991f841db52781b30ed6280a749

(2)れいわ新選組・大石晃子共同代表が強い危機感「悪魔合体した自維連立政権と戦っていく」 - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/363994

(3)【10月23日速報】自民党と維新が結んだ合意文書の中身がヤバすぎた…有権者の方は必ずこの事実を知って、もう騙されないでください…【れいわ新選組 山本太郎 国会 大石あきこ】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=gRbNzkrjTWQ&t=27s

(関連)山本太郎「れいわ新選組」快進撃(4):「世直し」総大将=山本太郎「れいわ新選組」を軸に「三本の矢+α」(「れいわ」、共産、社民・新社、立民リベラル)でこの国の政治を根底から変えましょう- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-2fda63.html


6.東京都が住民から意見を聞く会を途中で打ち切り…秩父宮ラグビー場建て替え公聴会の混乱と「対話軽視」の歴史:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/444790?rct=tokuhou

(関連)開催8日前の公聴会告知に「都民の意見を聞く気がない」夜通しの抗議に発展 秩父宮ラグビー場立て替え巡り:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/444755?rct=tokuhou

(関連)神宮再開発「新秩父宮ラグビー場」公聴会で大混乱…小池都政の横暴に都庁では徹夜で抗議|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379395

(都知事の小池タヌキ百合子も、そのとり巻きの子ダヌキ都庁役人どもも、有権者・都民のために都政を行おうという姿勢は微塵もなく、都議会においても、野党の方から出される、よく調査した上での質問事項に対しても、聞かなくてもわかるような、質問者を小馬鹿にしたような、「回答する気ありまへ~ん」の答弁を繰り返しているようだ。東京都の多くの様々な財産が、三井不動産をはじめ、小池タヌキ百合子や都庁役人幹部たちと癒着する土建屋や政商たちにより「私物化」され「喰いもの」にされている今日、東京の近未来は益々一般の人々にとっては住みにくい街になっていきそうである。寝ても覚めても小池タヌキ百合子や都民Fなんぞに投票をしているマヌケの有権者・都民は、一度、都議会に行って、そこでの質疑応答の様子でも見てきたらどうか? おのれのマヌケ度合いがよくわかるぞ! :田中一郎)


7.日刊IWJガイド・非会員版 2025.10.23号~No.4640 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55182

■自民党と維新が12項目の政策合意! 日本版CIAやスパイ防止法、緊急事態条項など、悪法がてんこもり! 日本版CIAである対外情報庁(仮称)は、自衛隊の統合司令本部のケースとまったく同じように、本家のCIAの出先機関になる!?

■<日本におけるCIAの活動を暴露するシリーズ>1996年3月の電信の中でCIA自身がCIA東京支局が存在することを認めていた! CIAは、日本ばかりか、スカンジナビア、インド、オーストラリアといった西側同盟国にも支局を持っていることを認めており、CIAが同盟国内で活発にスパイ活動を展開していることを文書が裏付けている! CIAの電信文から、CIAは、日本の警察や情報機関とテロ組織の捜査で協力しつつ、日本の権力機構を資金提供で支配し、同時に、米国との経済交渉などでは日本側のスパイも行っていた! 高市政権が成立を狙うスパイ防止法は、CIAの活動を防止できるのか!?

■ロシア産エネルギーの輸入を停止せよ! スコット・ベッセント米財務長官が日本へとんでもない要求! 日本国民は怒れ! トランプの大嘘に騙されるな! インドも、ロシアの石油を買い続けている!

■<IWJ取材報告>LHS研究所・代表理事の福島雅典氏「このコロナの大規模な薬害・惨禍が引き起こされた原因をはっきりと突き止めて、繰り返さないようにしないといけない。薬害の患者さん達をどのように救済するかは、根本的な課題として残されたままです!」~10.20 新型コロナワクチン購入契約書(ファイザー株式会社等)の情報不開示決定取り消し判決に関する記者会見
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「「右翼的潮流」に引きずられる立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」:①枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変、②逢坂誠二他多くの立民議員が「地元合意なら原発再稼働OK」、③野田佳彦が衆院定数削減賛成他

 <別添PDFファイル>
(1)自民・「日本維新の会」が連立合意、政治とカネ 棚上げ、衆院定数1割減明記(東京 2025.10.21)
(2)自民と連立合意、政治とカネ、維新 逃げる気? 裏金「一緒は無理」どこへ(東京 202510.21)
(3)スパイ防止法批判(一部抜粋)(海渡雄一弁護士『地平 2025.11』)
(4)「国家情報局」創設を検討、情報収集・分析、インテリジェンス司令塔(朝日 202510.25)
(5)連立維新、二つの消滅リスク、経験不足、選挙区競合(朝日 202510.26)
(6)本当は何がやりたいのか? 鎧を隠した高市新首相の所信表明演説に野次と怒号(日刊ゲンダイ 2025.10.27)
(7)国民民主、決断できず、連立協議不発で支持率低迷、立憲民主 存在感示せず(東京 202510.25)
(8)多党制時代に望む:政策主導で安住抜け出せ(日経 202510.26)
(9)米民主党、復活への選択(上中下)(日経 2025.10.16-18)
(10)遠のく? 選択的夫婦別姓、高市政権発足 推進派の公明離脱、めざす通称使用法制化(朝日 202510.26)


1.(別添PDFファイル)自民・「日本維新の会」が連立合意、政治とカネ 棚上げ、衆院定数1割減明記(東京 2025.10.21)
 https://www.youtube.com/watch?v=3VAcIBgizas

(関連)(別添PDFファイル)自民と連立合意、政治とカネ、維新 逃げる気? 裏金「一緒は無理」どこへ(東京 202510.21)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/443812?rct=tokuhou

(関連)新総裁に高市早苗氏「解党的出直し」なるか? 規制強化訴えた「外国人政策」議論の行方は…(20251004):報道特集
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20251004_1.html

(関連)高市新政権、タカ派連立の危うさ 改憲・スパイ防止法・社会保障改革…自維合意文書が招く社会対立の可能性:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/444045?rct=tokuhou

(関連)さすがに大メディアもケチョンケチョン…パッとしない組閣に加え密室連立の脆さ、危うさ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379304


2.(他のMLでの議論)「脱憲反民主党」の枝野幸男がアベ戦争法制を「合憲」と断言して豹変

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(ですので、こんな政党を応援しても意味がないと申し上げてきたのです)

(下記はメール転送です)
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Sent: Saturday, October 25, 2025 11:29 PM
Subject:立憲・枝野氏、安保関連法「変えなくていい」 代表発言より踏み込む | 毎日新聞

こんな記事が目に入りました。
枝野さんは「南西諸島シフト」についても、今の軍事化を進める演説をしています。

立憲民主党の目指す「中道」って、こういうこと?
いわゆる立憲民主党リベラルって、どこに立つんでしょうね。

立憲・枝野氏、安保関連法「変えなくていい」 代表発言より踏み込む | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20251025/k00/00m/010/174000c
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 朝日カバカバ新聞も同じ主旨の記事を掲載しています。

◆立憲・枝野氏、安保法制めぐり軌道修正 「違憲の部分はない」(朝日新聞)
 https://digital.asahi.com/articles/ASTBT31HVTBTUTFK005M.html
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b08cc36c408fa04c83545405e600ce553bba3627

(一部抜粋)
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 立憲民主党の枝野幸男最高顧問は25日、さいたま市内での講演で、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制について「違憲の部分はない」と述べた。立憲は基本政策で「安保法制の違憲部分を廃止する」と明記しているが、党創設者が軌道修正を図った形だ。枝野氏は、第2次安倍政権下の法案審議で「『憲法違反だ』と(訴えて)戦った」と振り返った。だが、講演では「違憲の部分はない。だから変えなくていい」と言及。安保法制については、個別的自衛権の範囲内で説明できるとの考えを示した。立憲による「(安保法制の)違憲部分の廃止」の主張をめぐっては、国民民主党が異論を唱え、両党による連携の課題であり続けてきた経緯がある。枝野氏は講演で、「(政府が今後)拡大解釈して違憲のことをやるかもしれない。それはチェックしていかなくてはいけない」とも語った――と「朝日」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ですので、こんな政党を応援しても意味がないと申し上げてきたのです。
間もなく議席を激減させて、歴史のゴミ箱へ消えていくでしょう。

この連中が行った1990年代初頭の似非政治改革(小選挙区制と政党制)から35年、
しっかりと失われた35年となり、このまま行けば、失われるのは年月だけでなく
この国そのものが失われてしまいます。

枝野幸男 国民民主党へ行け! さもなくば国会議員を引退せよ。

◆. 立憲・野田代表「比例だけ削減は大政党のエゴ」 自維の議員定数削減策を批判 削減賛成の立場で「バランス」を強調(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c15db308de1c5067fc8cb8625d97d703ef3756e2

こいつも枝野幸男に輪をかけてヒドイ。定数削減に賛成までしていると、記事は伝えています。
この国を没落へと招くあらゆる政策に賛成する態度でのぞみ、どうしようもないことは2012年の野田佳彦民主党政権で実証済みです。福島原発事故事故後に初めて原発を再稼働したのもコイツです。

野田佳彦 自民党へ行け! さもなくば国会議員を引退せよ。

国会の衆参両院の憲法審査会での日本国憲法の危機的状況については、立憲民主党内部の様子も含めて、来たる11/13に同じく立憲民主党の小西洋之参議院議員においでいただきお話を伺います。質疑応答の時間も十分にとりましたので、ご意見・ご質問など、活発に出してください。みなさまのご参加をお待ちしています。

◆(予約必要)(11.13)緊急特別開催:オルタナティブな日本をめざして「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」(小西洋之参議院議員:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-3efb84.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)

(関連)衆議院憲法審査会
 https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kenpou.nsf/html/kenpou/index.htm

(関連)憲法審査会:参議院
 https://www.sangiin.go.jp/japanese/kenpousinsakai/index.html


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枝野幸男の「X」(10/25)には下記のような「言い訳」がなされているそうです。

これを「言葉遊び」というのです。
こんなことを繰り返して、この連中は今日に至っています。

(以下、枝野幸男の「X」書き込み)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「従来認められなかった集団的自衛権の一部について行使を容認する」との安倍内閣の説明が適切でなく、その説明を前提とする限り現状も違憲です。この点は当時の主張と変わりません。提案者から違憲の説明しかできていない法案を、その時点で認めることはできませんでした。

その後、個別か集団かが違憲合憲の分かれ目との解釈がそもそも厳密正確ではなく、「唯一の最高裁判例である砂川事件判決に照らして判断します」と説明さえ正せば、条文そのものは合憲のものとして読むことができるという新たな認識にたどり着くことができました。また法律の運用実態も砂川判決の範囲で説明できるものにとどまっています。よって説明の仕方を変えれば良いとの解釈に至ったものです。

なお、その説明では違憲としか言いようがないと厳しく指摘したことが、国会答弁や運用実態に影響し(抑止力となり)、違憲となる答弁や運用を食い止めているという意味で、当時の議論は意味があったと考えます。

そしてこのことは今日突然言い出したのではありません。昨年の代表選挙の際もほぼ同趣旨の主張をしています。

2024年9月20日朝日新聞の質問への文書回答
ご質問に取り急ぎ簡潔にお答えします。

◎いわゆる個別的自衛権が合憲であることの根拠たる判例は、1959年(昭和34年)の砂川事件最高裁判決である。

最高裁は、この判決で、「わが国が、自国の平和と安全とを維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を執り得ることは、国家固有の権能の行使であって、憲法は何らこれを禁止するものではない。」としている。

○旧三要件(個別的自衛権発動の要件)と言われる「我が国に対する急迫不正の侵害があること」は、この砂川判決の法理に基づいている。

○したがって、「我が国に対する急迫不正の侵害」とは、「自国の平和と安全を維持しその存立を全う」できなくなるような侵害を意味する。

○すなわち、本来の「わが国に対する急迫不正の侵害」には、新三要件で言う「存立危機事態」=「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される」事態が含まれると解される。砂川事件判決で最高裁の認める自衛権発動の要件には、この範囲まで含まれ、この範囲で講学上「個別的自衛権」と呼んできたと解すべきである。

ところが、閣議決定によって変更された新しい要件=新三要件は、

○「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、『又は』我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること」とされた。それまでの「我が国に対する急迫不正の侵害が発生したこと」という文言を、「我が国に対する武力攻撃が発生したこと」に狭めた上で、これとは別の事態、外側の事態として、新たに存立危機事態を位置付けた。このことは、閣議決定において、この二つの要件が「又は」という並列の接続詞でつながれていることからも明らかである。

○従来から認められていた要件の外側に、これと並列的に「存立危機事態」を位置付け、それを個別的自衛権の外側、つまり集団的自衛権と位置付けたのが、政府解釈の混乱の本質である。この部分を是正し、たとえば「我が国に対する急迫不正の侵害(我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合を含む)」と位置付ければ、本来の個別的自衛権の範囲で説明可能となる。

なお、この場合も、「我が国に対する武力攻撃が発生」または「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生」という要件は、先制攻撃を認容しないための要件として別途必要になる。

◎そもそも国際司法裁判所では、集団的自衛権は国際法上「他国防衛するための権利である(他国防衛説)」との判例が重なっている。日本政府と安保法制に言う「存立危機事態」における自衛権の発動は、あくまでも我が国の存立を維持するためのものであり、他国防衛の目的ではなく、その範囲にとどまる限り集団的自衛権ではない。

◎なお、本件について「ファクトチェック」の文脈で取材され、「元内閣法制局長官や防衛省幹部、内閣官房の『見解』によれば」ミスリードと指摘しているが、文字どおり、法解釈における『見解』の違いであり、「ファクト」の正誤とは全く別次元である。事実関係の正誤に関する問題と、見解の相違の問題について、混同されないよう求める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <田中一郎コメント>

 推測ですが、枝野幸男の豹変は、時流を「右翼的潮流強し」と見たということでしょう。今のままでは、次回以降の選挙で自分が落選するかもしれない、また、立憲民主党も国民民主党に抜かれて、低迷政党になっていく、だから、強くなってきた「右翼的潮流」に乗り、この「難局」を乗りきろう、程度のことだと思います。

この連中は、機を見るに敏感なのです。「バスに乗り遅れるな」ということでしょう。他に政治家としてのとりえはありませんが。戦前の社会大衆党とそっくりの行動パターンです。

私が情けないと思うのは、こうした流れに対抗し、「脱憲反民主党」(及び御用組合「連合」)なんぞとはきっぱりと決別し、「三本の矢」(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)+立憲リベラル、を軸にして、新たな「世直し」勢力を結集し、その中核勢力として育てていくという、ごくごく当たり前の方法論が、いつまでたっても形成されてこないことです(ひょっとして、これを大声で言っているのは、私だけではありませんか?)。

今日の左翼・左派・リベラルの底の浅さ、薄っぺらさ、情緒的で未熟、そして、か弱さ、覚悟のなさ、戦略性の乏しさ、政治的センスの悪さ、を感じさせます。こんな調子だと、この国はどんどんひどくなっていくでしょう。
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3.(別添PDFファイル)スパイ防止法批判(一部抜粋)(海渡雄一弁護士『地平 2025.11』)
 https://drive.google.com/file/d/1laJ4IRFy9eEvTyAuTQeodbJcITtdN95x/view?usp=sharing

 <田中一郎コメント>

 別添PDFファイルの2枚目=P26ページの最初のところ、「立憲民主党の安全保障政策では・・・・」の部分をお読みください。著者の海渡雄一弁護士は、「自民党とほとんど異ならない政策が打ち出されている。以前はうたわれていた特定秘密保護法の廃止は公約に含まれていない」と書いています。「特定秘密保護法」どころか、その後の「経済安全保障推進法」「経済秘密保護法(SC法)」にも賛成し、それ以外にも「軍事産業強化法」その他の自民党提出の戦争法制にも賛成をする有様です。これが立憲主義政党のやることでしょうか? この政党はとうの昔に賞味期限が切れています。

(関連)立憲民主党 政策集2024「外交・安全保障」 - 立憲民主党
 https://cdp-japan.jp/visions/policies2024/18

(関連)(別添PDFファイル)「国家情報局」創設を検討、情報収集・分析、インテリジェンス司令塔(朝日 202510.25)
 https://www.youtube.com/watch?v=yy4csX-CC8I

◆現代の治安維持法=スパイ防止法を阻止せよ!:スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)から=米CIAからカネをもらい韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-1d90d4.html

◆「SC=セキュリティ・クリアランス」(経済秘密保護法)と「スパイ防止法」、及び「スコアリング」は表裏一体=基本的人権無視・軽視の国家主義支配権力のやりたい放題制度である=野田佳彦「脱憲反民主党」は、何故、はっきりと反対の態度を示さないのか?- いちろうちゃんおブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-ee09ae.html


4.(大間はダメだが泊は容認の茶番)青森・大間原発建設差止訴訟の報告会で同原発や規制委の批判を言いながら、他方、泊原発については原発推進の国民民主党との選挙協力を優先させて再稼働を容認する北海道「脱憲反民主党」- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-394de9.html

(北海道の立憲民主党の最高責任者は逢坂誠二である。逢坂誠二は、青森県の大間原発建設差止訴訟(函館市訴訟)にはよく顔を出し、裁判報告会などで熱心に脱原発を参加する市民に訴えていた。泊原発の再稼働が政治日程に入ってきた昨今、当然ながら私は逢坂誠二と北海道立憲民主党は、泊原発の再稼働に反対する旨を表明するだろうと思っていた。ところが上記のとおりである。「地元の合意があれば再稼働は容認する」などと言い始めた。そしてここぞとばかりに、全国に散在する多くの「脱憲反民主党」の参議院選挙候補者たちもまた、口をそろえるように同じことを言いだしたのである。呆れた話である。地元の合意が再稼働の条件というのなら、その「地元」とはどこまでのことかはっきりさせろということだし、合意が条件というのだから、それを法案化して国会に出してから言え、ということだ。こんなことまで「言葉遊び」でうっちゃって、いい加減なまま時流迎合するかのように「安きに流れている」。こんな「脱憲反民主党」など、必要なし、消えてなくなっていいぞ、ということだ。常々申し上げているように、日本のあらゆる邪悪が凝集している原発は、あらゆることのリトマス試験紙であり、原発に対してきちんとした態度を取れない人間や組織は皆ニセモノである、ということを肝に銘じていただきたい。:田中一郎)


5.高市自維連立政権

◆高市内閣の支持率65% 指導力期待、歴代7位 直近2政権上回る - 毎日新聞
 https://x.gd/Zhk5l

(1)(別添PDFファイル)連立維新、二つの消滅リスク、経験不足、選挙区競合(朝日 202510.26)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16331013.html

(2)自民との選挙区調整「非常に難しい。必要ないと思う」維新副代表(朝日新聞)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5b0d57c63e42c1a84f15992baa17b703310226

(3)「自公連立解消」→「自維連立スタート」で自民党は選挙に勝てるのか? プロフェッショナルが分析《公明党の穴=52議席》 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/83045

(4)(別添PDFファイル)本当は何がやりたいのか? 鎧を隠した高市新首相の所信表明演説に野次と怒号(日刊ゲンダイ 2025.10.27)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379397

(5)【記事全文】立民議員「ヤジは非常に重要な議会活動」 高市首相演説へのヤジを絶賛「国民代表として称賛されるべき」 - スポニチ Sponichi Annex 社会
 https://x.gd/Tdqym

(6)「“右翼だからけしからん”は意外に…」公明党支持者・創価学会員が嫌悪した、高市氏でない“自民党の2人”とは《高市早苗首相誕生》 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/83047

(7)「1年もてば上出来、2年続けば奇跡」中国メディアが高市早苗を辛辣評価…公明離脱で「ポピュリズムに傾斜した」とする指摘も(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/4918d2a91b2f9f79daccccd8dc36503b33a990fa

◆地獄の底からやってきた大日本帝国の亡霊女で故安倍晋三の生まれ変わり・アナクロ似非右翼=高市早苗(その1):「裏金・脱税」棚上げ、排外主義・対米隷属戦争国家、アホノミクス継続、原発・核燃推進、スパイ防止法等々で日本を徹底破壊- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-220ed4.html


6.(別添PDFファイル)国民民主、決断できず、連立協議不発で支持率低迷、立憲民主 存在感示せず(東京 202510.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/444804

(この「こちら特報部」の東京新聞記事ですが、タマキン国民民主党を「決められない政党・党首」などとして批判しているように見えますが、読んでみればそうでもなくて、要するにタマキン国民民主党が時流に乗って野党連立政権(実は「連立」ではなくて政権欲しさの「野合」政権にしかならないのですが)を目指さなかったと言って批判しているだけの、一種の世論迎合型チョウチン記事なのです。私がこの記事で評価できたのは、下記の2カ所だけです。本来なら、「こちら特報部」は、野田佳彦「脱憲反民主党」に、高市早苗自民党を徹底的に批判して、あのような政党と連立など組む政党がいたら、それは自民党と同じ穴のムジナだとぶっ叩き、政権成立早々に「高市政権打倒」の旗を掲げるべきではないのか、と厳しく指摘すべきでした。最近の新聞ジャーナリズムが時流忖度型で批判力を低下させている結果ではないでしょうか。

(評価箇所1)「政治ジャーナリストの安積明子氏は「かつての社会党、勢いがあるころの民主党のような自民に迫る政党、勢力は、不在が続くだろう」と見通す。」

(評価箇所2)「背景として、小選挙区中心の選挙制度の限界も見いだす。二大政党制を志向したのに、負けた側がばらばらになり「多弱になる」結果を招いた。公明との連立が崩れた自民も支持率は31.4%で、2.4ポイント減った。高市政権が6割超の支持を集めているのにもかかわらず、盤石ではない。不安定な政局が続くが、河村氏は政治改革の好機とも捉え、こう求める。「選挙制度や政党助成金の分配の仕方、政党のあるべき姿を丁寧に議論した方が良い」」

(関連)(ブログの拡散希望)3つのこと:(1)背信「ゆ党(ゆちゃく党)」=「日本維新の会」の議員定数削減案への批判、(2)玉木雄一郎・国民民主党のニセモノぶり、(3)物事への「リテラシー」を身につける方法- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-c9f20a.html


7.(別添PDFファイル)多党制時代に望む:政策主導で安住抜け出せ(日経 202510.26)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92175620W5A021C2MM8000/

(関連)社説:多党化時代の野党 違い克服し連携に努力を - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20251026/ddm/005/070/105000c

(マスゴミが多党化時代の政策主導の政治をのぞむと本気で言うのなら、小選挙区制をやめて、完全比例代表制の選挙制度に切り替えよと提案してみたらどうなのか? 紙面を埋めるだけのために、どっちつかずの「為にする」空疎な文章を紙面に載せるのはやめよ!:田中一郎)


8.(別添PDFファイル)米民主党、復活への選択(上中下)(日経 2025.10.16-18)
 https://www.nikkei.com/topics/25101402

(なかなかいい時事評論です。アメリカの現在の民主党の「ダメな点」をある程度突いているように思えます。みなさまも原本に当たって、是非ご一読してみてください。そしてこの米民主党についての記事が指摘している諸点は、日本の立憲民主党・国民民主党にも相当程度当てはまっているようにも思えます。日米の両「民主党」が、有権者・国民の日常的な願いからずれてずっこけて、支持が離反していく、そんな有様が両国の政治に現れているということです。欧州でも似たような動きです。そしてその結果、グロテスクな「右翼的潮流」が生まれてきているのです。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)遠のく? 選択的夫婦別姓、高市政権発足 推進派の公明離脱、めざす通称使用法制化(朝日 202510.26)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16331055.html

(左翼・左派・リベラルが自民党や「ゆ党(ゆちゃく党)」相手に選挙戦を闘う場合に、上記の日経の米民主党の記事にもあるように、ジェンダーやLGBTQ、あるいはポリコレ(*)や社会問題など、必ずしも国内で圧倒的多数の支持が確定しているとは限らないテーマを取り上げて、私こそは正義の味方です、のような雰囲気で有権者・大衆に訴えている様子が散見される。でも、これは、選挙戦術的にはよろしくないのです。やはり、まずは真っ先に経済問題で、はっきりとした政策を具体的に打ち出すことが肝要で、いわゆる社会問題やポリコレなどは、その経済問題のあとに回しておけばいいのです。

昔から「衣食住足りて礼節を知る」と言うでしょう。人間というものは、みなチョボチョボであり、立派なものなんかじゃない、そんな中で、されど人間、というスタンスで、訴えるテーマを選んでいくべきでしょう。私は社会問題の選挙戦テーマは、上記の「選択的夫婦別姓」唯一つ、でいいと思っています。何故なら、それ以外は、経済問題を主軸にして、あとは戦争と原発、労働と農業と地方経済くらいを中心に据えて訴えて勝利すれば、おのずとそれらも政策的にやりやすくなっていくのです。ここでも、急がば回れ、の戦術的発想が必要です。:田中一郎)

(関連)ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)とは?注目され始めた背景や具体例、社会的効果、問題点を解説:朝日新聞SDGs ACTION!
 https://www.asahi.com/sdgs/article/15525258
草々

 

2025年10月24日 (金)

現代の治安維持法=スパイ防止法を阻止せよ!:スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)から=米CIAからカネをもらい韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(10.30)オルタナティブな日本を目指して:再開第15回:幻想の「核融合発電」(黒川眞一「高エネルギー加速器研究機構」名誉教授:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-9960c3.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください。なお、当日は最初の1時間で主催者より「「いのちのとりで裁判」と生活保障法制」に関するプレゼンを行います。みなさまのご参加をお待ちしています。:田中一郎)


2.れいわ新選組 山本太郎 2025.10.18 質問者より - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=VHSrXlj7YqQ


3.キャンペーン

(1)(別添PDFファイル)(至急)海上自衛隊へのトマホークミサイル配備の撤回を求める署名(横須賀市市民団体)
 https://drive.google.com/file/d/1OT4OAOqjzpD8o7LfIAgCLKGqnuGfUkud/view?usp=sharing

(2)【緊急署名】#種子法廃止は違憲 最高裁は弁論を開き、「食料への権利」を認めてください! - TPP交渉差止・違憲訴訟の会
 http://tpphantai.com/info/20251015/

(3)オンライン署名 · 電力消費地域に住む私たちは柏崎刈羽原発の電気は要りません 。東京電力による柏崎刈羽原発の再稼働を止めてください。 - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/UDgE1

(関連)オンライン署名のQRコード
 https://drive.google.com/file/d/1SKcCx8OwgaCcocB6gnFmFbFHa3RJ1pVy/view?usp=sharing


4.イベント情報

(1)(チラシ)柏崎刈羽原発うごかすな、官邸前行動(10-24以降 毎週金曜日 18:15スタート)
 https://drive.google.com/file/d/1vaKvMhU7M2xht5fCYCilhu1VR6tnEcjC/view?usp=sharing

(2)(10.25)横浜市のメディア介入から見えてくること 政治権力とマス・メディアの関係は?(横浜)
 http://www.labornetjp.org/EventItem/1760452716094staff01

(3)(10.26)連続公開講演会「NHKと放送メディアのこれから」第5回「甦れ!テレビ朝日〜安倍政権のメディア支配と『テレビ輝け!市民ネットワーク』の挑戦」 - 立教大学
 https://www.rikkyo.ac.jp/events/2025/10/mknpps000003bosy.html

(4)(10.28)[控訴審]第1回口頭弁論期日のお知らせ~開沼氏との訴訟 - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/topics/51803/

(5)(チラシ)(10.31)日中国際研究集会:皇居に隠された中国の国宝(衆1)
 https://drive.google.com/file/d/1wEFCcOzyp0xi3E22-fup5rNlMf5MOOi4/view?usp=sharing

(6)(11.3-24)日本のエネルギー情勢と泊発電所3号機に関する説明会の開催(道HP)
 https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/tomari3_setsumeikai.html

◆(メール転送です)福島原発被害東京訴訟 第3陣 原告本人尋問期日

2025年11月26日(水)10時00分ー15時30分(頃まで)昼休みを挟む
東京地方裁判所 626号法廷(傍聴席は、30名程度です)
(アクセス:東京メトロ丸の内線など「霞ヶ関駅」A1出口からすぐ、有楽町線「桜田門駅」5番出口から3分)

【福島原発被害東京訴訟 第3陣について】
福島原発被害東京訴訟は1陣(おもに都内避難世帯による原告団)が上告中、
2陣(首都圏への避難者、福島県在住者、栃木県北地域在住者らによる原告団)が地裁で進行中です。
3陣は、首都圏避難者、栃木県北地域の在住者ら6世帯(5世帯、10数名)の原告団です。

第2陣に引き続き、上記の日程で原告本人尋問期日がございます。
午前と午後に合計4名の首都圏への避難者が法廷にたちます。
東京訴訟の地裁の最後の本人尋問になります。どうぞみなさま、法廷を傍聴人で溢れさせてください。
そして遠方からもエールをお願いいたします。


5.(お勧め小説)私も今、読書中です。

◆河 1-小田実/著(集英社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032078839&Action_id=121&Sza_id=D1

 1923年9月1日、9歳の重夫は父母とともに関東大震災に罹災する。自警団に拉致された朝鮮人の父と生き別れた重夫は、日本人の母とともに、母の実家・神戸へ身を寄せる。父が朝鮮独立運動に身を投じるため、朝鮮に渡ったということを知った重夫と母は、運命の糸に導かれるかのように、上海へ向かう。日本で、中国の租界で、民族自立と革命を目指す人々と、その周囲で蠢く複雑な人間模様に触れた重夫は、朝鮮人であり同時に日本人である自分を冷徹に見つめながら、日本と中国、そして朝鮮を中心とした、大きな歴史の渦のなかに、深く足を踏み入れていく。「人間の血と涙がいっぱいつまった歴史のなかを流れてゆく」いくつもの「河」。その河を渡って、重夫が見たものは……?闘いの先にあるはずの、一番大切なもの「自由」とは……?

◆河 2-小田実/著(集英社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032094778&Action_id=121&Sza_id=D1

 朝鮮独立運動に身を投じた父と離れて暮らす少年・重夫は、母とともに上海から、広州の伯父のもとへ渡る。中国革命の拠点・広州、そして香港で、アジアの人々の思いを知る重夫。国民党「右派」、「左派」、共産党の異常な緊張関係のなか、1926年7月、ついに北伐が始まる…。アジアの民衆の叫びが河の水面に響き渡る…「自立」の意味を問う全体小説。

◆河 3-小田実/著(集英社)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032110268&Action_id=121&Sza_id=D1

 1927年3月、労働者によるゼネストと蜂起の成功もつかのま、4月12日、蒋介石による反共クーデターが勃発、上海は血に染まった。傷ついた「同志」たちが、自らの革命の道をそれぞれに探る中、重夫は、闘うことの意味を問い続ける…。小田文学・思想の未完成交響楽―「自由」の意味を問う全体小説。

叙事詩的超大作、ついにクライマックスへ!蒋介石による反共クーデターにより、傷を負った重夫の同志たち。混迷を極める中国革命の動きのなか、重夫は同志とともに、真の自由を求め、最後の闘いへと向かう。小田実未完の遺作、最終章!


6.“タブー切り込み”「公明党サブチャンネル」の“過激”な動画は支持につながる?連立離脱で影響力は低下?キーマンが解説(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/7aa0153ed23310f615e08f553a6ca7967da52204

(関連)公明党のサブチャンネル - YouTube
 https://www.youtube.com/@sub_komei

(関連)公明離脱で落選危機!自民党 “がけっぷち”49議員リスト…大臣経験者、自民党現執行部ら“大物たち”の名前も - Smart FLASH-スマフラ[光文社週刊誌]
 https://smart-flash.jp/sociopolitics/372850/


7.やっぱり「ゆ党(ゆちゃく党)」で自民党補完のタマキン党(国民民主党)

 こんな政党に投票しとる奴は「底抜けのアホ」じゃ!! ものごとが見えてないのと違うか?! 「手取りを増やす」とか言われて、わずかばかりの手取り増が貧乏人に与えられても、その同じ制度で、金持ちたちがたんまりと手取りを増やしてもらう、そんなことが白昼堂々となされているのだ。手取りを増やさなければいけないのは、もちろん金持ちではなく貧乏人の方である。

(1)「大将の器では無い」と怒りの声も…国民・玉木代表 自維合意書にイチャモン、躍進後の“ブレブレ姿勢”に加速する支持者離れ(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/37d1492e47ceaf650cfcbdc7528316ab167f3869

(2)「二枚舌みたいで残念」 国民・玉木氏、自民と合意の維新に恨み節 - 毎日新聞
 https://x.gd/58NCd

(3)国民民主・玉木代表が「パワハラ問題」も7カ月放置の優柔不断…だから遠のく総理の座|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379126


8.世の中にはサイテーの内閣(アベスガキシダイシバ)の下に更にサイテーの内閣がある(タカイチ)

(1)【高市自民】NHK国会中継で吉村爆弾!→政治とカネ批判してる玉木・国民民主も「労組から献金受けてる」自民と一緒に検証すると予告 立憲も共産も「自分たちに有利な法案」と砲撃 維新は既に禁止してるのでヤルと(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a3528d3954ac0b9e841867bbd57fe165f7fae625

(2)維新と連立を組んだ「高市早苗内閣」は戦後最悪の政権になる 日本を没落させた「安倍政治の復活」という悪夢 古賀茂明(AERA DIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/012ca7782f159fd114df7e23af4d94fd440725d1

(3)維新の林佑美衆院議員が離党届提出「県総支部の組織運営に問題」 [和歌山県]:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/ASTBB471STBBPXLB00LM.html

(4)高市首相が連立組む維新「公明の代わりは困難」中北浩爾・中央大教授 - 毎日新聞
 https://x.gd/0dSdx

(5)高市内閣[解説]火薬庫を抱えた自民・維新の連立政権、解散総選挙は早くても来年春か - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251021-OYT1T50096/

(6)(必見必読)(別添PDFファイル)高市の軽率が招いた自民党没落の加速(高野孟 2025.10.14)
 https://drive.google.com/file/d/1-gx3IRTZ4gd0zbEfeb_55xTTDUrz90h4/view?usp=sharing


◆日刊IWJガイド・非会員版「ゼレンスキー氏のトマホーク・ミサイル要求をトランプ大統領が突っぱねた上、現状の境界線での即時停戦を受け入れるよう、迫る!」2025.10.20号~No.4637 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55173

<IWJ取材報告>「『重大な懸念はない』という根拠、また『重大な懸念』とは何なのか。その定義が示されない限り、福岡大臣の発言について、国民は何も判断できない」とのIWJ記者の質問に対し、「副反応疑い報告を審議会において全例評価し、安全性に係る重大な懸念は認められていない」と繰り返す福岡大臣~10.10 福岡資麿 厚生労働大臣 定例会見
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「現代の治安維持法=スパイ防止法を阻止せよ!:スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)から=米CIAからカネをもらい韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!」をお送りいたします。

 高市早苗自民党と「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」とのミョウチクリンな連立政権(維新の入閣なし=閣僚に適任の人材がいないことに加え、いつでもトンズラできるように)が紆余曲折の上、成立いたしました。水面下では、あのアホウタレー(麻生太郎85歳老害)が口をへの字に曲げて蠢き、一方で「下駄の雪」状態だった公明党を連立からいびり出すとともに、自民党の「体細胞クローン」で日本政治の「悪性ガン細胞」とも言うべき「日本維新の会」を連立政権に引きずり込んだのです(更にN国とは国会で院内同一会派を形成)。そして自分自身は「副総理」とやらに就任しています。アベ政権に続き、今度は女安倍晋三とも言うべき高市早苗総理総裁による「自維チンピラ似非右翼極悪政権」がでたようなもので、もの事にはサイテーの下にもその下があるものだという実例を見せられたようなものでしょう。

(関連)高市早苗首相でも実質は「麻生太郎政権」で…懸念される財政規律派との綱引きと「健康不安説」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cb023d73126189f9b6f7a8a2ad4aae96941b070e

さて、このロクデモナイ新生政権ですが、発足後ただちに実施を強行しそうなものの1つが、高市早苗の長年の念願であったところの悪法=「スパイ防止法」の制定です(他にも「日本維新の会」が突然言い出した国会の議員定数の削減=比例区の削減などがあります)。企業団体献金(ワイロ)の禁止を含む「政治とカネ」問題の最終的解決や、インフレ・低賃金に苦しむ国民の経済生活の改善、天下の悪税である消費税減税を含む不公正不公平税制の抜本改革、崩壊寸前にある日本農業や疲弊する地方の再建・復興などなど、なすべき政治課題が山積しているにもかかわらず、そんなものはそっちのけで、有権者・国民が望んでもいないことを次々と持ち出して来ては、日本破壊に専念する、そんな政治が台頭してきそうです。

その中でも「スパイ防止法」は、メールの表題にも書きましたように「現代の治安維持法」とでも言うべきものであり、こんなものが制定されてしまうと、あの大日本帝国時代の暗黒政治体制ができあがり、政府政権に対して異議申し立ての出来ない、実に抑圧・圧迫された息苦しい、そして危険な(スパイ冤罪の大量発生)日本社会ができあがってしまいます。事実上、日本国憲法は廃止状態となり、基本的人権は踏みにじられ、大日本帝国と同じように「自衛」を口実にした侵略戦争に突っ込んでゆく「戦争屋国家」となるのです。私たちは、これを全存在をかけて阻止する必要があります。それは誰のためでもない、自分たち自身のためです(万が一、国会で可決成立しても、選挙で国会の議席をひっくり返し、戦争法制やアベ治安法制などと共に、一括即時廃止を決めておかねばなりません)。

申し上げたいことはたくさんありますが、今回のメールでは、去る10月22日に社会民主党の福島瑞穂議員が主催して開催された「スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)」のご報告を兼ねて、それに関連することを申し上げたいと思います。この勉強会は、下記のVTRも、そして海渡雄一弁護士作成のレジメも必見必読ですので必ずご覧になってください。「スパイ防止法案」も数ある悪法案の1つか、程度の認識ではいけません。この法案はこの国のあり方を一変させてしまうくらいの悪法です。

これまで「特定秘密保護法」制定以降、盗聴法や共謀罪法、「重要土地等調査規制法」や「経済安全保障推進法」「経済秘密保護法(SC法)」などなど、アベスガキシダイシバと続いたロクデモナイ政権の「的外れの努力」により、対米隷属の軍国主義国家へ向けて着々と制定され続けてきた悪法の積み重ねで、この国ではほとんど民主主義や基本的人権が失われてしまいました。そして今回の「スパイ防止法案」は、こうした流れの集大成として、この国から支配権力・政府政権への異議や批判のいっさいを封じ込めることにより、新しいファシズム国家の完成を見ることになるのです。いわば国民主権の剥奪です。「新しいファシズム」とは、かつてのような露骨な暴力的強制ではなく、真綿で首を締めるように、社会全体を虚偽の肌触りのよさそうな官製ソフトタッチの雰囲気で包み込み、権力盲従人間を量産してボトムアップ型で社会を全体主義へと切り替えていく、そんなファシズムです。言い換えれば、新しいファシズムとは「柔らかいファシズム」とも言えるでしょう。

勉強会の中で、海渡雄一弁護士は「スパイ防止法案は世界を敵と味方に分け、戦争への道を切り開く法律だ!」と言っています。その通りです。今まで誰も言っていなかったことで、鋭い指摘と言えます。しかし、スパイ防止法はそれにとどまらないのです。この法律は、世界を国家どおしのパワーポリティクスと見て、それぞれの国を「敵と味方」に分けるだけではなく(対米隷属の日本では、情けないことに思考停止のまま、米国に付き従う国が味方であり、米国に従わない国が敵国となります)、更に進んで、日本国内の主権者であるはずの有権者・国民を、その有権者・国民から政治を委託されているにすぎないハズの支配権力・政権政府が、こいつは政府政権に従順だから味方だ、こいつはつべこべ言って反抗的だから敵だ、との区別を行い(その前哨戦的制度が「経済秘密保護法(SC法)」の「SC=セキュリティ・クリアランス」制度です)、その「敵」を「外国のスパイ」に仕立て上げて、監獄にぶち込んでしまうことができる、そういう法律なのです。「あのようにならないよう、みなさまも「臣民」になりましょう」という「見せしめ」プロパガンダが展開されることになるのです。まさにディストピアの世界ですね。

そして下記に申し上げるように、有権者・国民の圧倒的多数を「臣民」化するために、この法律制定後は必ず、でっちあげを行って「スパイをあぶり出した実例」を創作し、日本の検察や司法が得意中の得意の冤罪判決により、その不幸な「でっちあげられた外国のスパイ」は極刑に処されることになるのです(それはひょっとするとあなたかもしれません=既にその先駆けの第1歩とも言うべき大川原加工機事件という治安当局によるでっちあげ事件が起きています=そしてそれについては、まともな反省も関係者の処分も未だになされていないのです)。

かつての大日本帝国時代では、すべての国民を「臣民」と化し、臣民は天皇陛下さまの「赤子」(せきし)として、臣民である限りにおいて、ニッポンという巨大な「家族」の一員として大事にされ保護される、これが天皇制全体主義国家における、ご立派ながらも嘘八百の大宣伝スローガンでありイデオロギーだったのです。嘘八百だという実例は山ほどあるでしょう。大正時代の米騒動や昭和初期の貧困農家の娘の身売りなどを見れば明らかです。

そして返す刀で、天皇の「臣民」であることを拒否した人間集団には、「敵国のスパイ」だとか「国体を破壊するもの」などとして極刑を含む大弾圧を加えたのでした(共産党員や社会主義者や無政府主義者、一部の宗教団体などが犠牲となった)。また他方では、その「表面的に大事にされる臣民」も所詮は「臣民」なのであって、お国に何か緊急の事態がある時は、天皇陛下のご命令に従ってはせ参じ、命を投げうってでもお国と天皇陛下のために尽くせと教育され、厳命されたのです。それがあの悪名高き教育勅語です。

(関連)「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」(教育勅語)
 https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1317936.htm

この「臣民国家ニッポン」を再現しようとするものが「スパイ防止法案」であり、また、同時に反政府政権弾圧の法律である治安維持法を兼ねるのも「スパイ防止法案」だということになります。あの(お笑い)デマゴーグ・ファシストの参政党が、正直にもウルトラ反動アナクロニズムの新憲法創案を公表し、たくさんの犠牲者を生み出した戦前の治安維持法はよかったと暴言を吐き、「スパイ防止法案」を優先取組事項の1つにしているのはご承知の通りです。そして、高市早苗自民党や「ゆ党(ゆちゃく党)」の「日本維新の会」やタマキン国民民主党、更にはもう一つのデマ集団の日本保守党もまた、この参政党の主義主張と親和性があり、放っておけば1つに融合して行きそうな、まさに似非右翼集団暗黒体制の翼賛国家を形成してきそうな雰囲気が強まっているのです。与党少数の国会では、これらの「ゆ党(ゆちゃく党)」の協力がなければ、高市早苗自民党が画策する悪政は前には進みません。しかし、それが今まで以上に容易に進んでいきそうななっていること、これこそが「今そこにある危機」なのです。「スパイ防止法案」は断固として阻止しなければならないことの理由がここにあります。

関連して、次の2つのことを付記しておきます。

1つは、この国の多くの有権者・国民が、かつての大日本帝国時代の「臣民」意識から未だ脱却できていないことです。日本は、政府ファクターやマスゴミ報道への「信頼度が高い」とよく言われていますが、それがその証拠たる現象の1つです。「臣民」意識とは、支配権力=政府政権は、常に自分を守ってくれる側にいるのだ=言い換えれば、自分の背中にはいつも政府政権が味方としてバックアップしてくれていて、自分はこの政府政権が自分の味方であることが生きる上での土台となっている、という、根拠なき、悲しいくらいの支配権力への従属意識です。この「臣民」意識は、「スパイ防止法案」の思想と親和的であり、容易に溶け合っていくことになりがちです。「お上に逆らう奴はお国の敵であり害虫だ、そんなのは監獄に放り込め」となっていきます。しかし、そんな「臣民」意識はいわば「共同幻想」の1つにすぎず、「臣民」意識を強く持つあなたでも、支配権力があなたを不要だと判断すれば、いつでも切って捨てられることは、あの「森友学園事件」での籠池夫婦の「運命」を見れば簡単にわかるはずなのですが、どうも「頭ではわかっても、体が言うことを聞かない」ような様子がうかがえます。人間社会の経済的社会的規定性(Kマルクス)というものは恐ろしいものです。

もう1つは「ゆ党(ゆちゃく党)」という存在です。この国では、いつの時代も、特に危機が深まる時代には特に、こうした中途半端で、ちょこざいで、覚悟が決まらない、小手先言葉遊び好きの、日和見ニセモノ勢力が政治の世界には大量に登場するのです。江戸末期の公武合体派、明治時代の後期自由民権運動(板垣退助や後藤象二郎に代表される自由党など)、戦前昭和の社会大衆党、戦後の中道政党など、歴史を振り返れば、わんさとあります。そしてこれらの政治勢力が果たした役割は、結局のところ時流に迎合するあまり、本来あるべき改善策や改革を歪め、遅らせ、最終的には頓挫させ、危機をより深刻にする役割をしっかりとはたしてきたという「黒歴史」があるのです。

今回もまた、「スパイ防止法案」に賛成すると言っている政治党派の大半が「ゆ党(ゆちゃく党)」であり、同時に、アベスガキシダイシバと続いたガラクタ政権政治を間接的に支え、「世直し」のための多くの制度改革や改善案を流産させてきた党派達でもあるのです。いわゆる1990年代初頭に似非政治改革をやったニセモノ政治家どもの流れです。そして、理不尽な政治の結果=諸悪の根源の政治の結果生まれているひどい不況・生活破壊・低賃金劣悪労働条件・貧富の格差、そして新しい階級社会の生成などの深刻な被害を最も集中的に受けている若い世代こそが、こうした事態を転換し、もちろん「スパイ防止法案」などはねのけて、この国に新しい「世直し」政治を創り上げていく主力とならなければいけないところです。しかし、この国の悲劇は、事態がその真逆の形で現れているところにあります。斎藤元彦とN国の兵庫県知事選挙、石丸伸二の東京都知事選、そして参議院選挙2025の参政党など、活字を嫌い、新聞もTVニュースもまともに見ず、歴史を知らず学ばず、戦争や原発過酷事故の悲惨を知らず知ろうともせず、ただスマホの短編切り取り動画だけを見て、面白半分・お遊び半分で選挙に行って、自民党や「ゆ党(ゆちゃく党)」に投票することを繰り返す(あるいは選挙には行かず政治にも関心を意識的に持たない)、こんなどうしようもない若い世代が大量に生まれてきているということです(究極の「平和ボケ世代」)。当然ながら、国政選挙があるたびに、この国の政治は、従って経済や社会は、どんどんひどくなっていくに違いありません。これから人口減少時代に突入していくこの国の若い世代がこんな状態で、さて、この国の近未来はどうなるのでしょうか?

みなさまには、「スパイ防止法案」阻止運動の展開と共に、この若い世代の劣化に対してどうすればいいのか、これを合わせてお考えいただきたいと思います。仮に「スパイ防止法案」を奇跡的に退けることができたとしても、この若者たちの現状や、日本社会のありよう(執拗低音:故丸山真男)から見て、これからも次々とやっかいなことばかりが生じてくるでしょう。国が没落していく時は、こういうものなんだな、ということを、いやというほど見せつけられている思いがしています。


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以下、「(10.22)スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回(海渡雄一&青木理)」のご報告です。

一昨日(10.22)の標記勉強会について、以下、簡単にご報告いたします。当日、会場では、海渡雄一弁護士作成のB4サイズ・カラーのかなりのボリュームのあるレジメが配られましたが(このレジメは必見必読です)、それも下記にダウンロードできるようにしておきました。必ず目を通していただければと思います。

◆(当日録画)20251022 UPLAN 青木理・海渡雄一「スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=zWLkMxNfP1M
 https://www.youtube.com/watch?v=zWLkMxNfP1M

(予備)10 22 スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会 第1回 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=jzCYNagS4dg

(上記VTRは声が聞き取りにくくなっています=マイクが会場内でハウリングを起こしていて会場内でも聞き取りにくいものでした)

(関連)(必読必見)(レジメ)スパイ防止法案は世界を敵と味方に分け、戦争への道を開く法律だ!(海渡雄一弁護士 2025.10.22)
 https://drive.google.com/file/d/1dxS9k90IRJc8AWwlMaQd0dZM7923d3gB/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1dxS9k90IRJc8AWwlMaQd0dZM7923d3gB/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)抵抗の拠点から:手垢のついた治安法の蠢き(青木理『サンデー毎日 2025.11.2』)
 https://bookhodai.jp/magazine/backnumber/34

(関連)(別添PDFファイル)高市首相が意欲「スパイ防止法」って? 反対派が集会 思想介入や、戦時の「非国民狩り」再現を危ぶむ声(東京 2025.10.23)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/444310?rct=tokuhou

 なお、10/22前日の10/21にも海渡雄一弁護士を講師とする「スパイ防止法案」の勉強会が開催されています。この間の一連の「スパイ防止法案」に関する市民集会については、下記のサイトをご覧ください。

◆報告:10・21院内集会「戦争につながるスパイ防止法に反対する」 - kyobozaino ページ!
 https://www.kyobozaino.com/2025%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95/

(関連)秘密保護法廃止!共謀罪NO!
 https://www.kyobozaino.com/


 それから、メールの表題にも書きましたが、「米CIAからカネをもらい、韓国統一教会から選挙支援を受ける自民党こそが外国の「スパイ」ではないのか?!」については、特に下記のサイトをご覧ください。つい最近のニュースです(2025年春)。米トランプ政権がケネディ大統領暗殺事件の関連文書を公開した際に、1950-70年代の「米CIA東京支局」の存在や活動を秘密にしていたことから派生して、河野洋平(当時外相)や森喜朗元総理ら自民党幹部が1990年代初頭に「隠ぺい工作」をしていたことが暴露されています。あきれた話です。

(関連)CIAの資金提供問題  国民を欺いた自民党 河野外相が文書非公開を要請|【西日本新聞me】
 https://www.nishinippon.co.jp/item/1380552/

(関連)米公文書が裏付けた「CIAが自民党に秘密資金援助」の事実。アメリカ側に“隠蔽”を懇願していた大物政治家の実名 - まぐまぐニュース!
 https://www.mag2.com/p/news/653099

 私が申し上げたいことは、こんなことをしている自民党の連中が(韓国の統一教会からの支援を含めて)、あたかも自分たちが愛国者の筆頭格であるかの如く言動を振りまいて、「スパイ防止法案」の制定を画策するということが許されていいのかという話です。ふざけるなと思いませんか、ということです。

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AI による概要(グーグルでの検索結果)

冷戦時代、アメリカ中央情報局(CIA)が日本の自由民主党(LDP)に資金を提供していたとする疑惑は、1990年代半ば以降、アメリカの外交文書や報道によって明らかになっています。これは、長年にわたって論争の的となってきた歴史的な問題です。主な点は以下のとおりです。

資金提供の時期と目的
時期:1950年代から1960年代にかけて、CIAは自民党に秘密裏に資金を提供していたとされています。
目的:主に冷戦下の共産主義勢力に対抗するため、日本の保守勢力を支援し、左翼勢力を弱体化させることが狙いでした。社会党や共産党の動向を監視する活動も行っていました。

資金提供が明らかになった経緯
1994年、ニューヨーク・タイムズによる報道:アメリカの機密解除された外交文書をもとに、CIAが自民党に資金を提供していたことが報じられ、大きな波紋を呼びました。
2025年、新たな文書の公開: 朝日新聞は、ケネディ大統領暗殺関連の機密解除文書により、「CIA東京ステーション」の存在と、1994年の報道が再び問題となることを当時の河野洋平外相が懸念していたことが明らかになったと報じました。

当時の日本側の反応
河野洋平外相の要請:1995年、当時の河野洋平外相は、ウォルター・モンデール駐日大使に対し、CIAの日本における活動に関する文書を公開しないよう個人的に要請していたことが、機密解除された米公文書で判明しています。
要請の理由:河野氏は、CIAの活動が公式に確認されれば、保守政権と日米安保関係が損なわれると説明したと記録されています。

資金の流れと関与したとされる人物
岸信介・佐藤栄作兄弟:資金提供のあった時期の首相である岸信介や佐藤栄作とCIAとの関係を示す文書も存在します。
児玉誉士夫:CIAとつながりがあったとされるフィクサーの児玉誉士夫が、保守系政治家への資金の流れに関与していたともいわれています。

なお、この資金提供は政治資金規正法の問題ではなく、冷戦期における米国の対日工作の一環として捉えられています
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上記VTR(10.22UPLAN)の1時間38分くらいから、会場参加の国会議員より「スパイ防止法を進める人たちは「日本はスパイ天国である」「G7でスパイ防止法を持っていないのは日本だけだ」という発言をするが、これは真実か、また、これにどう反論すればいいのか?」という質問が出ました(いい質問です)。これに対する海渡雄一弁護士の回答はVTRを見てください。

それに続いて、私が下記の発言をいたしました(1時間43分あたり)。

(1)アメリカCIAからカネをもらって大きくなってきた政党が自民党だ=自民党はアメリカCIAの(擬似)スパイ

 <ネット上でちょっと検索しただけでも下記のようなサイトがヒットします>

(関連)岸信介とCIAの密接な関係 自民党にも金の流れ? - AERA DIGITAL(アエラデジタル)
 https://dot.asahi.com/articles/-/7525?page=1

(関連)CIA秘録 その誕生から今日まで 上-ティム・ワイナー著 藤田博司/山田侑平/佐藤信行訳(文春文庫)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032622453&Action_id=121&Sza_id=F3

(関連)自民党は今も米CIAから「お金をもらっている」かも?
 https://ncode.syosetu.com/n6401kw/

(関連)【特別対談】名越健郎×春名幹男:「米露公文書」で解き明かす日本外交「秘史」(中):名越健郎,春名幹男 - 記事 - 新潮社 Foresight(フォーサイト) - 会員制国際情報サイト
 https://www.fsight.jp/articles/-/46389

(2)韓国の反社会的団体で反日団体の統一教会から選挙運動を全面協力してもらって大量の当選者を出しているのが自民党だ=自民党は韓国の統一教会の(擬似)スパイ

 <ネット上でちょっと検索しただけでも下記のようなサイトがヒットします>

(関連)韓国当局、旧統一教会の韓鶴子総裁を逮捕 前大統領夫人に金品供与の疑い - BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/articles/c80g3x53z25o

(関連)自民党、旧統一教会と接点ある国会議員は179人 うち121人を公表 選挙支援の依頼は2人:東京新聞デジタル
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/200852

(関連)旧統一教会側、自民議員に「政策協定」 選挙支援見返りに署名求める [旧統一教会問題][自由民主党]:朝日新聞
 https://digital.asahi.com/articles/ASQBM74NDQBMUTFK020.html

(関連)旧統一教会献金の実態は?内部資料独自入手【報道特集】 |TBS NEWS DIG - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=a76wumYKH7Y

高市早苗自民党は、こういうことを棚に上げたまま「スパイ防止法案」なるものを国会に提出する資格はない。少なくとも、上記2つについて、始末をつけてからの話だ。(始末とは「除名処分」などのこと) このことは、今後スパイ防止法案に反対する運動の中で強く言っていかなければいけないことである。

(私と同じようなことを言っているのが山本太郎「れいわ新選組」です)

(参考)【警告】スパイ防止法で捕まるのは“国民”かもしれない…【れいわ 山本太郎】【統一教会】 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=6mwnWQHqlsg


私の発言に対する海渡雄一弁護士のコメントは、簡単に申し上げると「CIAのあるアメリカも、統一教会のある韓国も、日本にとっては友好国=味方の国、なので、自民党の行為はスパイ行為には当たらない、と彼らスパイ防止法を進める人間達(自民党、「日本維新の会」、国民民主党、参政党、保守党?など)は反論してくるでしょう」というものでした(VTRを見てください)。

海渡雄一弁護士のコメント(「反論」と発言)が意外なものだったため、私は少し唖然としてしまったのですが、それ以上に集会が終わる寸前で時間がなかったため、それに対する私からの発言はできませんでした。ですので、私が海渡雄一弁護士のコメントについて申し上げたかったこと、そして時間切れで言えなかったことを追加で2つばかり下記に書いておきます。今後の議論の中で検討・熟慮されていけばいいと思っています。

(1)アメリカCIAから自民党幹部(複数)がカネをもらっていた行為については、高市早苗自民党は認めないだろうと思われます(特に疑惑の強い岸信介についてはそうです)。認めれば「大スクープになる」でしょうし、おそらくは認めないのですから、これは改めて自民党とはどういう政党なのか、ということをあぶり出すためにも(=対米隷属で目も当てられないくらいに売国奴の連中だということ)、この問題を取り上げていくことは必要不可欠です。国会議員はやりにくそうな様子もうかがえますので、市民運動・社会運動こそがしっかりと取り組まなくてはいけないと思います。

(2)スパイには「産業スパイ」という言葉もあるように、スパイやスパイ行為は、政府や政府関係機関に雇われたり買収された人間だけが行うものでもありません。日本国内の信者が巨額・多額の寄附をさせられて家庭崩壊などの悲劇がたくさん発生している中で、自民党の議員どもが韓国・統一教会の様々な協力を得て(中には「協定」まで結んだのもいるようだし、協会員を秘書として採用した自民党議員もいるという)選挙戦を行うというのは、明らかに「(外国勢力と結託した)スパイ(擬似)行為」であり、これは今後の運動の中で徹底して告発して行かなくてはいけない問題です。


 <さらに私が集会で発言したかったこと>

1.「日本維新の会」が高市早苗自民党へ連立の条件として提案した12項目の中のスパイ防止法関連の部分に(海渡雄一弁護士のレジメのNO.10のシート)、国家情報局・同局長と対外情報庁(日本版CIA)の設置があるが、これについて、海渡雄一弁護士は「どういう人間たちがこの組織を形成していくのでしょう」と青木理氏に問いかけていました(VTRを見てください)。

(関連)維新が自民党に提案した12項目中のスパイ防止法案に関する部分(海渡雄一弁護士レジメから一部抜粋 2025.10.22)
 https://drive.google.com/file/d/18uCOmC5CS8-9WMNnF9gwh9P1k4xByoyF/view?usp=sharing

会場参加の「れいわ新選組」の上村英明衆議院議員は「能動的サイバー防御法」を押し進めている内閣府とその下に創られている警察庁及び自衛隊の組織ではないかとの発言を行い、また青木理氏は警視庁公安部外事課の話をしていました。

(参考)警視庁公安部外事課 - 光文社
 https://books.kobunsha.com/book/b10130298.html

私の方でお聞きしたかったことは、この点に関して、外務省の国際情報局(昔、孫崎享氏が局長をしていた組織)は何をしていて、もし「日本維新の会」の言うような組織ができるとするなら、この外務省の組織は関係しないのか、ということでした。主催の福島瑞穂氏によれば、宿題にして次回以降、取り上げていきたいとのことです(次回は11/11 鈴木エイト氏と統一教会 がテーマだそうです=私は大阪に帰省していて不在・不参加の予定)。


2.海渡雄一弁護士「スパイ防止法で、新設される情報組織(スパイ組織)が謀略を行うことはよくないが、調査するだけならいいでしょう」という議論も出てくるかもしれない」ということについて、

下記の図書で紹介されている、イスラエルの民間IT企業が開発したスマホ専用のステルス型スパイウェア「ベガサス」が、世界各地で大騒動を起こしているそうです。日本ではマスごみが報道しないのでほとんど知られていませんが、海外では一大問題となりました。開発企業の言い分は「このシステムソフトは、テロ行為やスパイ行為などを未然に防いで人々に安全と安心をもたらすもの」とのことですが、多くの国では、時の政府政権に脅威となるような「潜在的敵性人物」をひそかに監視する道具として使われていました(例:モロッコ王国政府による旧宗主国フランスのマクロン大統領のスマホに忍び込んでいた)。

(関連)世界最凶のスパイウェア・ペガサス-ローラン・リシャール/著 サンドリーヌ・リゴー/著 江口泰子/訳(早川書房)
 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034695102&Action_id=121&Sza_id=C0

「調べるだけならいいでしょ」などと言って、かようなものを使われたら冗談ではない、ということになります。海渡雄一弁護士と福島瑞穂氏には、この早川書房の本には必ず目を通しておいてほしいとお願しました。
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草々

 

2025年10月20日 (月)

(ブログの拡散希望)3つのこと:(1)背信「ゆ党(ゆちゃく党)」=「日本維新の会」の議員定数削減案への批判、(2)玉木雄一郎・国民民主党のニセモノぶり、(3)物事への「リテラシー」を身につける方法

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(予約必要)(11.13)緊急特別開催:オルタナティブな日本をめざして「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」(小西洋之参議院議員:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-3efb84.html

(会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください)


2.イベント情報

(1)(チラシ)(10.22)スパイ防止法を考える市民と超党派の議員の勉強会(衆1・第1面談室:先着順 40名)
 https://drive.google.com/file/d/127vi6Pms8Si1KYhUgwXeYzf2vHUOtWQQ/view?usp=sharing

(2)(メール転送です)(10.29)[東京外環道訴訟](お知らせ_傍聴を)第27回口頭弁論10月29日(水)15時(東京地裁#103)

◆東京外環道訴訟は、2017年12月の外環道事業の無効確認・取消訴訟に、2020年12月の事業施行期間延伸取消訴訟を併合して、大深度地下使用認可と都市計画事業承認認可の違法性を追及しています。

  前回4/22第25回弁論では、原告準備書面(64)~(65)により、東名JCT地中拡幅部工事は、円形構造から都市計画変更をせずにNATM工法(馬蹄型)に変更したのは違法であること、また、大深度地下法の法令違憲性その1として、財産権制約が極めて強度で憲法29条1項に違反することを主張・論証しました。7/23第26回口頭弁論では、東名JCT地中拡幅部工事の違法性や大深度法が憲法違反であることの主張や原告意見陳述を予定しています。

*裁判終了後 16時頃(予定)から報告集会
 衆議院第2議員会館(地下1階)第1会議室
  (16時頃~1階ロビーで入館証配布します)
 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口徒歩6分

弁護団から口頭弁論の内容、訴訟の状況について解説されます。また、最近の外環工事の動きや調布陥没地盤補修工事現場の状況、外環事業再評価、その他、リニア工事などの地下トンネル工事を含む報告や意見交換を予定。

(関連)(別添PDFファイル)20251018_東京外環陥没5年―外環14団体声明(公開版)
 https://drive.google.com/file/d/1Sl9kWbgYKtAxO7ld0AUliY6ClUjH2B-r/view?usp=sharing

(関連)(別添PDFファイル)調布陥没5年、住民離散、この街 どうなるのか (東京 2025.10.19)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/443457

(3)(予約必要)(11.25)再開「新ちょぼゼミ」第16回:オルタナティブな日本を目指して 「国際情勢と外交、そしてスパイの物語」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-11eb6a.html

(4)(チラシ)(12.24)函館市大間原発建設差し止め裁判 第35回公判 & 報告会(東京地裁#103 & 衆2-1)
 https://drive.google.com/file/d/1594SWJAkxBnDM1QGtKj2_dgR2THaJvyK/view?usp=sharing

(同日同場所)(チラシ)(12.24)真実を告げる代償:永山孝生さん:茨城県大津漁協(衆2-1)
 https://drive.google.com/file/d/1Qdqik1Q6OJzwO5HS88vO4YG6XWUoqZmZ/view?usp=sharing


3.福島原発事故損害賠償の関西原告団の方々

 さる10/17に上京して最高裁に申入れを行いましたが、その時に最高裁前のアピール集会でもらったチラシ等をブログにアップしました。あとで参加されていた関西の方に「最高裁への申入れはいかがでしたか?」と聞きましたところ、「ちゃんとした判決を出せよと強く申し入れつつ、ぶっ叩いてきました」との力強いお答えをいただきました。その調子、その調子です。最高裁以下、今日の日本の司法・裁判所は一旦、ぶっ潰さなければいけません。まずは下記の私のブログをご参照ください。

さしあたり衆議院選挙の際に行われている最高裁判事の国民審査において全員に「×××××」を付けて投票してください。これが今の司法・裁判所への有権者による「NO!」の意思表示です。国民審査としての投票は、この制度が形骸化してしまっている今の現状が解消されてからでも遅くはありません。全員に「×××××」を付けることに意味があるのです。

(日本の法曹界は何をしているのでしょうね? こんなおかしな司法・裁判所を何とか転換しようという動きは出てこないのでしょうか? 法学部大学教授も、弁護士も、法曹界のOB達も、政府・行政追従の反社会的勢力に成り下がった今の日本の裁判所・裁判官には逆らえない腰抜けばかりですか?! こんなことを言われたくなければ、少しは改善へ向けて動いてみたらいかがですか? この憂うべき今日の事態はもはや裁判官個々人の問題ではなくなっており、従って、法定の弁論でどうなるモノでもないことは重々お分かりなんでしょうに。まさに制度・仕組みの問題です。こんな程度のことを私のような法律ド素人に言わせていて、恥ずかしくないのですか?!)

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

(1)(チラシ)(11.3)福島原発事故 関西訴訟 結審前、九州訴訟 判決前、合同集会(エル・おおさか本館)
 https://drive.google.com/file/d/1R0v1wJ0a5UPqYXMG0taoMTfePeD2AUQu/view?usp=sharing

(2)(チラシ)(12.24)福島原発事故 関西訴訟 結審!(大阪地裁#202)
 https://drive.google.com/file/d/1jdQrHC6WwRs3w2L0ERH2S2mpvNsu5l43/view?usp=sharing

(3)(チラシ)声明文:福島原発賠償京都訴訟原告団一同(2024.12.28)
 https://drive.google.com/file/d/14kLGCdWEosSeioWvt0DhwZHZE6gvU-hI/view?usp=sharing

(4)(チラシ)(11.13)大飯原発3・4号機運転差止訴訟 結審(大阪地裁#202)
 https://drive.google.com/file/d/1aiWwPmde94axJFrOkt8h8vK6D9OoEuXV/view?usp=sharing

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(5)(署名用紙)現地進行協議の実施を求める署名(福島原発事故 生業訴訟第2弾原告団)
 https://drive.google.com/file/d/1G03zidE4RRmQkKjNJ3BsQq9ZjKaqAQwv/view?usp=sharing

(6)(署名用紙)大飯原発差止訴訟において公正な判断を求める要請署名(京都脱原発原告団)
 https://drive.google.com/file/d/1ZZP08ZHvnPXfrUrpDmCiGoSj1t_A5MxN/view?usp=sharing

(7)(署名用紙)福島原発事故損害賠償:6.17不当判決は最高裁自身で正してください!(京都訴訟団)
 https://drive.google.com/file/d/1RkPsuhv5aLN5wsWP7OnpumnPwtjHxdO3/view?usp=sharing


4.Home - 映画「豹変と沈黙」
 https://www.yoshikazuhara.com/


5.注目情報

(1)自公連立解消、自民地方組織に“内部亀裂” 保守路線歓迎の声に「選挙はそんな簡単なもんじゃないよ」(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/50cd3fd5b405b6bc64626ead8c11ec39ba2ac0a7

(関連)埼玉・熊谷市長選は無投票で現職が再選 市議補選は3人が立候補(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b3fce5f69adee7b9c61ba53f20f2f4fa181b8e4c

(この「現職」とやらは自民と公明の推薦を受けているそうだ。公明党よ、国政でなんぼ突っ張っていても、地方選でこんなことをしていたら、あなたたちの「本気度」は伝わってこないし、支持も回復しませんよ。「平和と福祉と清潔な政治の党」に一刻も早く戻るためには、あらゆる選挙で襟を正さなければいけません。宿敵「日本維新の会」と野合をしている自民党とは決別するのではないのですか?。神は(仏さまは)細部に宿り給うのです。:田中一郎)

(2)自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379051?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(維新(日本維新&大阪維新)の「人材」にはゴロツキやチンピラのたぐいはいっぱいいますよ。そもそも橋下徹がその一人ではないかと思わせるような物言いを時折しています。:田中一郎)

(3)沖縄、届かぬ県民の声 地位協定見直し・米軍基地の整理縮小、進まず:朝日新聞
 https://qr.paps.jp/1G1JH

(関連)沖縄保守の現実路線に広がる支持 怒りの総決起大会から30年 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/hphX9

(毎日腰抜忖度提灯新聞にこんなことまで書かれている今の沖縄。そもそも対米隷属の下で米国に言われるがままに戦争法制をつくり、沖縄が戦場になることを前提に軍事基地建設にまい進する自民党やその補完勢力の「ゆ党(ゆちゃく党)」(維国参保)に選挙のたびに投票をしていて、日米地位協定など変えられるはずがないでしょうに。今や沖縄もまた、一部のヤマトンチューのごとく、軍事基地あぶく銭さえもらえれば何でもいいです、みたいな「タカリ構造県」に成り下がっていると見られ始めていますよ。:田中一郎)

(4)コメ業界が「いつバブルがはじけるか」と米価下落にビクビク…「進次郎農相は無責任」の声まで噴出|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://x.gd/FYT4S

(関連)(報告)(9.29)(「新ちょぼゼミ」)緊急特別開催「令和の農政転換:持続可能な日本農業を目指して」(田中一郎:たんぽぽ舎)(2025年9月29日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-80169d.html
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「(拡散希望)3つのこと:(1)背信「ゆ党(ゆちゃく党)」=「日本維新の会」の議員定数削減案への批判、(2)玉木雄一郎・国民民主党のニセモノぶり、(3)物事への「リテラシー」を身につける方法」をお送りいたします。

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1.(必見)議員定数削減で喜ぶのは誰? - YouTube (山本太郎「れいわ新選組」)
 https://www.youtube.com/watch?v=cMqaq3nR_oM

(関連)(別添PDFファイル)自維連立政権「合意」、あす署名、維新 当面は閣外協力(東京・日経 2025.10.19)
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA191I40Z11C25A0000000/

 <田中一郎コメント>

 民意を反映しない小選挙区制度をやめることも重要です。最善は党派の政策を判断基準にして議員を選ぶ完全比例代表制度ですが、「日本維新の会」が言うような「比例区の数を減らす」などということは時代に逆行しています。「昔は水の都、今はアホの都」大阪では、大阪維新が府議会・市議会で実施して大阪維新の翼賛議会となっています。時の支配的勢力だけが当選し、それに批判的な勢力は当選できない、そんな国会ができあがるでしょう。しかし、世の中が変わる時には、変えていく勢力はそもそも少数派から始まります、国会の定数を削減するということは、そうした「世直し」のドライブを議会制民主主義の最高機関である国会から追い払ってしまうということを意味するのです。

そもそも、「政治とカネ」問題の抜本的解決=企業団体献金(ワイロ)の廃止など、を自民党への12項目の要求のうちの一番最後に回して、他方で、こんなことをいきなり最優先事項にしているわけで、日本の広範な有権者・国民が求めているわけではありません(コンセンサス・ゼロ)。低レベルの「身を斬る改革(.とか何とか言って税金を私物化したりしてロクデモナイことをしているのが維新です=例:石井章前参院議員)」のパフォーマンスでしかないのです。こんな「日本維新の会」と、あの「女安倍晋三」でファシストの高市早苗との「連立政権」など「最悪の連立政権」ですから、もし成立するようであれば、直ちに倒閣運動を展開していく必要があります。


2.玉木・国民民主は自民の補完勢力であることが露呈した|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/378844

(関連)「玉木る」とまでいわれ…評判ガタ落ち国民民主党と政権交代が“夢と消えた”立憲民主党の「イバラ道」(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/08e11c239d521925065cba9cc84d815c8a13dac5

(関連)国民民主・玉木代表にジャーナリストが苦言「政治家にあるまじき」 連立協議巡る発言で(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/649cb5e0fb1d6045fc258699717ccfb36205f7a8

 <田中一郎コメント>

 「日本維新の会」は自ら進んで「私たちはあなた様・自民党の補完勢力でございますので、このたびは高市早苗先生をお支えさせていただきます」とばかりに、その正体を見事に露出したわけですが、返す刀で「その代わりに、大阪を副首都にしていただき、また、カジノという夢洲の博打場への全面支援も引き続きお願い申し上げます」と、ローカルの大阪のことしか念頭にない、私利私欲私物化の政治を「恥だとも思わずに」展開しています(だからこんな連中を選挙で選んでいる、私の生まれ育った故郷である大阪は、「昔は水の都、今はアホの都」大阪だと申し上げているのです。

 が、しかしです、前回の衆参両院の選挙で大躍進をしたという玉木雄一郎・国民民主党ですが、こっちも今回の新政権発足へ向けたプロセスで、そのニセモノとしての正体=「ゆ党(ゆちゃく党)」を見苦しくも露呈しています。アベ戦争法制は合憲であることを認めろ、原発大推進にOKと言え、と、野田佳彦「脱憲反民主党」に連立参加の条件だとして強硬に迫り、「脱憲反民主党」がYESと言えないことを承知の上で「突っ張り」通して野党勢力への政権交代をつぶしています。戦争法と原発にOKだという政党が野党ですか? ちがうでしょ、「ゆ党(ゆちゃく党)」なのです。はっきりしたではないですか。玉木雄一郎・国民民主党の本音は、野田佳彦「脱憲反民主党」との連立ではなく、高市早苗自民党との連立だったのです。大昔、ドイツでヒトラー・ナチスに政治政権を奪われてしまった当時の保守・中道政党を思わせる愚かな振る舞いです。前回の選挙で国民民主党に投票をした有権者は、自らの投票の愚かさをしっかりと認識しないといけません。

(関連)(別添PDFファイル)立民・国民、安保法制で破談、「野党めぐる連立協議」、結党時亀裂 克服できず(日経 2025.10.19)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92028580Z11C25A0EA3000/

 「脱憲反民主党」も、もういい加減しないと、まもなく国会や地方議会の全議席を失うことになりますよ(既に大阪の府市あわせ議会ではそうなっています)。無理な情勢の中で、マスごみ報道に押されるように「野党政権成立への努力」などしているのではなく、まずは「政治とカネ」問題の最終解決と、有権者・国民の経済的苦境を解消していく消費税恒久減税(のち廃止)を核に有権者・国民に支持を訴え、新たに成立する自民党政権を、連立から抜け出た公明党とともに打ち倒し、解散総選挙へ追い込んでいく、それが野党第1党の仕事ではないのですか。「脱憲反民主党」の野田佳彦派だけで見れば、アベ戦争法も原発推進も本音では容認である(福島原発事故後の2012年夏に事故後初めて原発再稼働を認めたのは野田佳彦民主党政権です:大飯原発)が野党第1党の党首である限りは、この国の政治は変わらないし、夜明けは来ない、「世直し」など夢のまた夢です。つまり自民党・「日本維新の会」と共に、「脱憲反民主党」と国民民主党が団子状態となって、日本を破壊・崩壊させていくということです。

結論=「三本の矢」(「れいわ新選組」、日本共産党、社会民主党・新社会党)を軸にして、日本の「世直し」勢力が結集をし、それを「世直し」中核勢力に育てていきましょう。立憲民主党のリベラル(但しホンモノに限る=枝野幸男や長妻昭はダメ)もまた、タイミングを見計らって、これに合流してください。

(関連)社民・ラサール石井氏「極右政権」に対抗すべく「新アベンジャーズ」結成に意欲、共産党と懇談(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c1fee5b46f8392ce92a0a493d07f706276af14

(ラサールさん、山本太郎「れいわ新選組」が抜けていますよ。「なかよしクラブ」では闘えませんです。古い言葉で言えば、「反ファッショ統一戦線」の中核の形成、ということです。:田中一郎)


3.小倉志郎 さんから:「リテラシー」
 https://tinyurl.com/359v7ejm

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リテラシー

 私は参加しなかったのですが、SNSによると、3日前(10/17)「デマと差別が蔓延する社会を許しません街宣Vol.2」というイベントが新宿駅東南口で催されました。同情報では著名な方々がスピーチをして盛会だったとのこと。前回書いたように大手マスメディアがウソ情報を流したり、事実を隠蔽したりしていますから、こんなイベントが催されるのも当然です。この状況で国民が騙されないためにはどうすれば良いでしょうか?同志仲間では「騙される国民が多いのは、リテラシーが足りないからだ」という話が良く出ます。即ち、国民のリテラシーが高ければ騙されないと言うのです。

例の如く、広辞苑によれば、リテラシーとは
「読み書きの能力。ある分野の知識・能力」とあります。上記リテラシーにはさらに「情報の真偽を見分ける能力」という意味が込められていると感じます。しかし、「リテラシーを高める」は言うは易く、実行は至難です。なぜなら、様々な事件を伝える情報に接した時、私たち自身が事件現場にいない場合がほとんどであり、自分一人で情報の真偽を判断することは不可能だからです。どうしたらリテラシーを高めることができるかは、未だ正解が見つかっていない大きな課題です。(小倉志郎)
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 <田中一郎コメント>

 これを飲めば一発でリテラシーを得ることができます、などという特効薬はありません。しかし、方法はあります。それは私が常々申し上げてきたことですが、物事を認識する時には、「絶対的に認識」しない(これは間違いがない=100%真実だという認識の仕方)で、「相対的に認識」する(正しい確率〇〇%、誤っている確率●●%と認識しておき、絶対真実として記憶にとどめない)こと、そしてその後は、その高い方の確率の認識に対してなされる世の中の批判に対して高いアンテナを張って情報収集し、常に自分の過去の認識がそれでよかったかどうかを検証し直すこと、これです。結構しんどい話のように思われるかもしれませんが、慣れてきたらそうでもありません。

問題は情報収集の能力と意識的な努力をする態度です。そして、このことがしっかりと出来ていない典型例が、一方で、右翼・右派(日本の場合はそのほとんどが似非=体制迎合従属型)であり、そもそも体制側に組みすることが前提の党派であり、自分たちの認識を検証してより正しいものに磨いて行こうなどという態度とは無縁の党派です。要するに、左翼・左派・リベラルの反対を言って憂さ晴らしをしているチンピラのたぐいです。他方が、左翼・左派・リベラル、及びそれに集まる市民運動・社会運動の参加者諸君です(市民運動・社会運動の集会にきてチラシやレポートなどの受け取りを拒否している連中は全てそのたぐい)。(創価学会・公明党などの宗教洗脳政党は、そもそも論外です)。

今日の左翼・左派・リベラル、および市民運動・社会運動の最大の欠陥は4つあります。

(1)アカデミズム権威主義に弱い

(2)マスゴミ報道を妄信( ウクライナ戦争、「人工CO2温暖化」、mRNAコロナワクチン、デジタル政策の4点で決定的な過ちを犯し、しかもその反省もない状態が続いています)

(3)「清く、正しく、美しく」のやりすぎ=息苦しくて近寄りがたい

(4)互いに協力し合わないタコツボ型(従って、政治力はほぼゼロ=これでは「世直し」はできない)

 リテラシーを付けていく努力をしない勢力は、いずれ過ちを犯し、滅び去ると私は思っています。今日の左翼・左派・リベラルや市民運動・社会運動は、このことを十分に留意した方がいいでしょう。
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草々

2025年10月15日 (水)

(予約必要)(11.25)再開「新ちょぼゼミ」第16回:オルタナティブな日本を目指して 「国際情勢と外交、そしてスパイの物語」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)

前略,田中一郎です。


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 2025年11月の(再開)「新ちょぼゼミ」(第16回目)のご案内です。会場のたんぽぽ舎が昨年11/23に近所の雑居ビルに引っ越しました。会場の場所をお間違いなくおいで下さい。なお、会場が狭いので入れなくなる可能性があります。たんぽぽ舎に予約のお電話をしていただき受付番号をもらってください。


◆(別添PDFファイル)(予約必要)(チラシ)(11.25)再開第16回「国際情勢と外交、そしてスパイの物語」(孫崎享さん:「新ちょぼゼミ」 たんぽぽ舎)
 https://drive.google.com/file/d/1sMp8MCbl2Zh_bjc4JtjF6eQirCZQc1Yw/view?usp=sharing
 https://drive.google.com/file/d/1sMp8MCbl2Zh_bjc4JtjF6eQirCZQc1Yw/view?usp=sharing

 戦後日本は今日に至るまで、政治家も国民も、外交や安全保障については自力で真剣に考えることなく、世界最大の軍事大国であり経済大国でもあったアメリカに付き従っていれば、大過なくやり過ごせるという姿勢でやってきました。しかし冷戦終結から早35年が経過して、大国だったアメリカが経済的に行き詰まりを見せるようになる中で世界は多極化し、更に今般、トランプ政権が再度成立する(Trump2.0)に至り、いよいよ日本も従来までのような対米従属のままでは立ち行かなくなってきています。今回は、元外務省国際情報局長の孫崎享氏に、国際情報の見方と外交の基本をご教授いただくとともに、近著『私とスパイの物語』から、いわゆるスパイ=国際的インテリジェンス(諜報活動や、その活動を通じて得られる情報)についてもお話しいただくことにいたしました。みなさまのふるってのご参加をお待ちしています(なお、最初の1時間は主催者より別テーマでのプレゼンを行います)。

講 師:孫崎享(まごさき うける)さん
東アジア共同体研究所理事・所長。東京大学法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。大学を中途退学し外務省に入省。外務省国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。著書『戦後史の正体1945-2012』(創元社)、『朝鮮戦争の正体』(祥伝社)『私とスパイの物語』(ワニブックス)など多数


<次 第>
日 時:11月25日(火) 18時~21時(開場17時30分)
会 場:たんぽぽ舎 参加費(資料代含む):900円(学生500円)
 TKiビル3階 JR水道橋駅西口から4分:水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、
 グローバルスポーツビルを過ぎて左側にセブンイレブンのある6差路の信号を右に渡り、右側の2軒目。
 東京都千代田区神田三崎町3-3-1 TKiビル3階  TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
 Email: tanpopo3238@yahoo.co.jp  URL: http://www.tanpoposya.com

◆たんぽぽ舎新住所 地図
 https://www.tanpoposya.com/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
 https://drive.google.com/file/d/1fUqSgZogRVZ-7IJJjiA63yigRrFB3F1W/view?usp=sharing


 <孫崎享さんのご著書>

(1)私とスパイの物語-孫崎享/著(ワニブックス)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034697570&Action_id=121&Sza_id=B0

(2)同盟は家臣ではない 日本独自の安全保障について-孫崎享/著
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034509621&Action_id=121&Sza_id=C0

(3)世界が破壊される前に日本に何ができるか-孫崎享/著 副島隆彦/著(徳間書店)
 https://tinyurl.com/yckjje8z

(4)ゾルゲ事件の正体 日米開戦とスパイ-孫崎享/著(祥伝社文庫)
 https://bit.ly/3XTRK6a

(5)平和を創る道の探求 ウクライナ危機の「糾弾」「制裁」を超えて-孫崎享/著(かもがわ出版)
 https://tinyurl.com/5n95ukhu

(6)アメリカは中国に負ける 日本はどう生きるのか-孫崎享/著(河出文庫)
 https://bit.ly/3Je6xUY

(7)アメリカに潰された政治家たち-孫崎享/著(河出文庫)
 https://tinyurl.com/y992k6wb

(8)朝鮮戦争の正体 なぜ戦争協力の全貌は隠されたのか-孫崎享/著(祥伝社)
 https://cutt.ly/JgD79Sr

(9)日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史-孫崎享/著(毎日新聞出版)
 https://cutt.ly/FgD75v4

(10)戦後史の正体 1945-2012-孫崎享/著(創元社)
 https://cutt.ly/3gD5flh


 <関連サイト>

(1)日本外交と政治の正体|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2185

(2)孫崎享のつぶやき-孫崎享チャンネル(孫崎享) - ニコニコチャンネル-社会・言論
 https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga

(3)孫崎享(@magosaki_ukeru)さん - X
https://twitter.com/magosaki_ukeru?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

(4)孫崎享氏 - 週刊エコノミスト Online
 https://weekly-economist.mainichi.jp/%E5%AD%AB%E5%B4%8E%E4%BA%AB%E6%B0%8F/


(関連)(報告)(5.29)再開第10回:オルタナティブな日本を目指して 「トランプ政権とこれからの日本」(孫崎享さん:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-0ab9ee.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(再開新ちょぼゼミ バックナンバー)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-57c992.html
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草々

 

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