2024年10月14日 (月)

10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「×××××」

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.最高裁判所裁判官の国民審査2024|経歴と注目裁判での判断は|NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/

 <田中一郎コメント>

 最高裁判事の国民審査では、候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。現在の国民審査は有権者に最高裁判事の審査をお願いする「形」が整っておりません。「つべこべ言わずに白紙で投票すればいい」(信認と見なされます)、「有権者・国民は司法・裁判所に口出しなどしなくていい」、という姿勢で、形だけの国民審査が行われています。そして、この最高裁の判事達が、下級審に対しても人事権を行使して組織統制をかけ、司法権力を濫用しながらロクでもない判決を大量生産しているのです。この日本の非民主的で歪み切った司法・裁判所のあり方全体に対して「NO!」を突きつけるため、今回の最高裁判事の国民審査では(衆議院選挙のたびに実施されます)、その候補者全員に「×××××」を付けて投票してください。白紙投票は信認したと見なされますから、白紙投票はしないでください。そしてこのことを口コミその他さまざまな方法で広めてください。日本の司法・裁判所はひどすぎます。一刻も早く改革する必要があります。

◆(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-e190d1.html

<今の司法・裁判所がちゃんとしていたら、こういう問題は生じません>

(関連)(11.1)「最高裁は口頭弁論を開け! 東電元経営陣の刑事責任を問う集会」第9回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20241101-event/

(関連)本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-13ed70.html


2.(必読新刊書)検証政治とカネ-上脇博之/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034620454&Action_id=121&Sza_id=B0

(上記新書にある下記の2点は気が付いている人が少ないので重要事項です。ここだけでもご一読ください:田中一郎)

(1)(別添PDFファイル)(一部抜粋)カネはどう規制されているのか(上脇博之『検証:政治とカネ』岩波新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EbVhBakjxV5DoT9yO8KtOuYBb5eJDx3mSHH_Nxn3HdUZxA?e=vbj7Sr

(2)(別添PDFファイル)(一部抜粋)抜け道だらけの政治資金規正法(上脇博之『検証:政治とカネ』岩波新書)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/Eegalxf-PXROlDkQDYho_MoBZdsMceXRqxt8u4zSqPA6tg?e=OccVwU


3.統一教会という反日団体と「ベタベタ・いちゃいちゃ」の自民党に投票しますか?(やめなはれ!)

 統一教会と一体化している牧原秀樹法務大臣は大臣をクビにして、かつ、選挙で落とさないといけません。選挙区は、衆議院の「比例・北関東ブロック(埼玉など)」なので、当該選挙区の有権者は、統一教会自民党への投票をおやめください(少なくとも自民党が明確に統一教会と絶縁するまでは)。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A7%E5%8E%9F%E7%A7%80%E6%A8%B9

(1)旧統一教会の解散命令請求から1年 元2世「苦しみは続いている」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/9595efa0267dbbaf970f1dc88f6b21ef0585b61f

(2)聖本3000万円、多宝塔7000万円…旧統一教会「霊感商法」の底知れない被害 「一刻も早く解散命令を」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360093

(3)牧原法相は旧統一教会とズブズブ! 自民「点検」に含まれず、メディアにも隠し続けた悪質ぶり|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361689

(4)初入閣の牧原法相「統一教会との接点」「SNS問題」で落選危機…閣僚の威光が逆風に? - 東スポWEB
 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/319780

 <同じく法務省外局の検察庁・検事総長もクビにしましょう=今後の冤罪防止のためには発言撤回だけでは済まない>

(1)袴田さん無罪…なのに検事総長コメントは「犯人に等しい表現」 弁護団が撤回を要求「反省の弁がない」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359896

(2)袴田さん再審で検察が控訴断念「判決は到底承服できない。しかしながら…」畝本直美検事総長が談話【全文】:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359173


4.【一覧】自民党国会議員の“裏金”リスト|日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト
 https://news.ntv.co.jp/pages/uragane


5.こんな人たちが自民党です。

 こういう人たちに、有権者が選挙で投票したり、投票に行かなかったりするから、こういう人たちが繁殖して好き勝手をするのです。念のために申し上げておきますが、下記は「氷山の一角」であって、自民党にはこういう人たちはたくさんいます。裏金議員・脱税議員・居直り議員もたくさんいます。これまで自民党に投票したり選挙に行かなかった皆さんは、自民党からバカにされていますよ(どうせお前ら、結局は自民党に投票するんだからな、まあ、今度もたのんだぜ!! という本音)。

(1)《利益相反に繋がる疑いも》木原稔防衛相の大臣秘書官が“防衛コンサル企業”を経営していた 秘書官は取材に「代表取締役を辞任した」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/66015

(2)「愚か者の所業」三原じゅん子大臣 親族からの“借金踏み倒しトラブル”告発に説明ナシで疑問噴出…過去の「恥を知れ」発言もブーメラン(女性自身) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/345b265c6f47df124418c9d50358febd77df19b9

(3)「誹謗中傷は全員逮捕」と言った牧原秀樹法相、「愚か者」発言の三原じゅん子担当相…石破内閣の不思議な人選:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358037

(4)杉田水脈氏に「国会議員の資格なし」 衆院選を控え問われる自民党の人権感覚、公認しないよう学者らが気炎:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359676?rct=tokuhou

(5)吉川赳衆院議員に「ボーナス」含む約500万円が国庫から 「パパ活」疑惑で離党後雲隠れも…:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/186715

(6)自民・薗浦健太郎氏側、パーティー収入4千万円過少記載か 地検捜査:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASQCY7H20QCYUTIL03M.html


6.引退…菅直人元首相が最後の会見「元気に活動してきたがもう77歳」(FNNプライムオンライン(フジテレビ系))Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3cef215b309e6b74ef3b4ee4c5096970c063888e

(菅直人さん、長い間ご苦労様でした、と言いたいところですが、あと1つ、重大な仕事が残っています。元総理大臣として、少なくとも在職中のこと=特に福島原発事故以降のこと、願わくば民主党発足時から引退までの全期間について、「本当のことが書かれた回想録」を詳細に残していただけませんか? 「死後に公開する」(つまり遺言)でも最低限やむをえないとも思います(願わくば質疑応答ができる生前に書いて出版してください)。よろしくお願い申し上げます。:田中一郎)


◆日刊IWJガイド・非会員版「少女性的人身売買『エプスタイン事件』で顧客リストに名前の上がっているトランプ氏が関与を否定! 大統領になればリストの公開を表明!」2024.10.14号~No.4352 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54004

<IWJ取材報告 1>伊勢崎賢治氏「世界平和のために『緩衝国家』だからこそできる役割があるはずだが、岸田政権では真逆のことをやってきた。これに対して、僕は日本の防衛の観点から非常に危機感を覚えている」~10.7 れいわ新選組 次期衆議院議員選挙 公認候補予定者発表会見( 伊勢崎賢治氏が「れいわ新選組」から「比例東京ブロック」に立候補)
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「10/27衆院選でのオススメ投票行動:石破自民とその補完勢力の石井公明・馬場維新・玉木国民・野田「「脱憲」には投票せず、立民以外の立憲野党に投票しましょう、特に立民の比例区議席の目標は「ゼロ」、そして最高裁判事は全員「「×××××」」をお送りいたします。

 <別添PDFファイル>
(1)政権交代のための野党選挙協力の薦め(田中久雄:変えよう! 選挙制度の会 2024.10.14)
(2)6団体2024声明(市民向け)(完成版)
(3)市民と立憲野党の共闘を各地で力強く進めよう(完成版)
(4)石破茂氏の集団安全保障論(前川喜平 東京 2024.10.13)
(5)愚にもつかない自民党の選挙公約 衆院選の争点は「政治とカネ」と「統一教会」(日刊ゲンダイ 2024.10.14)
(6)裏金疑惑 2018年から手渡し→口座送金 「麻生氏決断」の証言も(毎日 2024.9.26)

◆変節石破 裏金総選挙「全289区」当落予想|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/5177


1.(他のMLでの議論です:よくまとまったレジメですが、残念ながら主旨には賛成できません)FW: 政権交代を目指す野党協力について

◆(別添PDFファイル)政権交代のための野党選挙協力の薦め(田中久雄:変えよう! 選挙制度の会 2024.10.14)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EUgC58rGkl1DvSPTpAT7nRsB-94xfq9i72EJxEvCv6-AhQ?e=KD4hk1

(私からの発信)
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拝見しました。
よくまとまったレジメですが、残念ながら主旨には賛成できません。

(1)自公の議席を減らすための作戦ですが、維新や国民民主党もまた、同じ穴のムジナです。自公が減って維新や国民民主党が増えても、何の意味もありません。

(2)立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」もまた、同じです。要するに国会が大政翼賛化しているのです。これまで民主民進党や立憲民主党・国民民主党に対して、「世直し」市民や有権者がきちんと対応してこなかったツケが回ってきています。

(3)民主民進党が政党合併で大きくなった2005年頃から数えて、もうかれこれ20年になります。これ以上、立民ならぬ「脱憲反民主党」や国民民主党に投票を続け、立民ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党にしていても、日本の政治は変わるどころか、どんどん悪くなっていきます。これをどうやって食い止めるかを考え、投票行動で示さなければなりません。

(4)今回の表面上の争点は「裏金・脱税」=政治とカネ、ですが、真の争点は、「壊憲」=戦争と脱原発です。「壊憲」の中には経済政策も含まれます。ですので、「裏金・脱税」だけを唯一の争点にし、それ以外のことは選挙の後へ先送りという態度はよろしくありません。また、脱炭素を争点にしろなどと言っている人たちがいるようですが(例:緑の党の一部)、愚かです。科学的実証的な根拠があやしいものを政治で決着をつけるというのは、中世ヨーロッパのカトリック教会による天動説・地動説の政治決定と同じ意味を持ちます。現代のガリレオ・ガリレイが大量に発生します。科学の問題は科学で決着させるべきです。それに加えて脱炭素は原発大推進の宣伝用プロパガンダにされています。

(5)今回の選挙では、小選挙区では立憲野党の統一候補ができた選挙区では、政党を問わずその候補に投票=ただし、「壊憲」政党の「日本維新の会」と国民民主党はだめです。自民、公明、維新、国民民主党、参政党には絶対に投票するな、を徹底させる必要があります(特に出来損ないの自民党である維新は、この間、万博問題や兵庫県知事問題やたくさんの不祥事などを引き起こし、かつ、「壊憲」の先頭に立ってきた極悪政党です、その結果、党として凋落傾向にあります=これに助け舟を出してはいけない)。統一候補がいない小選挙区では、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票してください。

(6)比例区では野田佳彦「脱憲反民主党」には絶対に投票せず、野田佳彦「脱憲反民主党」の議席を「ゼロ」にすることが大事です。目的は野田佳彦を立憲民主党代表の座から引きずり下ろすことです。そして、穏健保守などとバカみたいなことを言って自民党の補完政党へと転落していく立憲民主党の凋落を考え直させることです(そんなことは有権者も支持者も望んでいないということを思い知らせるのです)。比例区では、立憲民主党以外の立憲野党に投票してください。

そして、野田佳彦に代わって、女性が大半の執行部とNEXTキャビネットの新執行部・ニュー立憲民主党でイメージチェンジを行い、直ちに来年夏の参議院選挙へ向けた活動を開始する、という作戦です。候補者一本化の調整は、少数議席党の立憲野党に十分な配慮を行い、WINWINの関係でなされること、多様多彩な政権交代運動や選挙運動での協力はホンモノでなければならないこと(妨害勢力の御用組合「連合」は突き放す)、などがポイントです。これが来夏の参議院選での作戦ですが、もし立民ならぬ「脱憲反民主党」がこれを主導できないのなら、その後は自民党やその補完勢力と同じ見なし(第5列)、打倒すべき政治勢力として位置づける。もういい加減に中途半端で日和見のようなことはやめなければ、この国は変われないどころか、政治が主導して、没落・破綻・滅亡への歩みを速めることになるからです。

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

(7)野田佳彦「脱憲反民主党」を中途半端に勝たせることは(つまり現有議席から少し増える)、これまでの与野党団子状態のバカバカしい政治が今後も続くことを意味し、相手がアベスガキシダか、石破茂か、高市早苗化、の違いしかありません。「世直し」は、その中核勢力が形成されていなければ、できません。負け組寄せ集めの勢力では、関ケ原の合戦の西軍のようになるだけです。千里の道も1票から、です。日和見・中途半端はもうやめましょう。

今回の選挙のメルクマールは、①自公を過半数割れに追い込むと同時に、②野田佳彦「脱憲反民主党」の議席を激減させ、立憲民主党の「一からの出直し」をさせることです(執行部の交代)。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席をゼロにいたしましょう、③立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党の議席を大幅に増やすことです=これが「世直し」市民の統一スローガンです。
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(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4eb97.html


2.(感謝)【声明】沖縄1区について(2024年10月11日 れいわ新選組代表 山本太郎)=沖縄1区の候補者擁立を取りやめます( 立憲民主党が「脱憲反民主党」に転落している今は、れいわ・共産を含む立憲野党は力を合わせてください:田中一郎)

(私からの発信)
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◆【声明】沖縄1区について(2024年10月11日 れいわ新選組代表 山本太郎) - れいわ新選組
 https://reiwa-shinsengumi.com/comment/21731/

(一部抜粋)
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≪本件経緯について≫

なぜこうなったのか、沖縄1区に擁立を考えた大きな理由は2つです。

①沖縄4区におけるオール沖縄の候補者決定が、事実上、密室談合となったこと。

②立憲民主党による誤った経済政策と、軍事ビジネス推進、米国追従への加担を無視した形での「野党共闘」は、日本を滅ぼす大きなスイッチとなり得ると私たちは認識しており、普段の発信からその警鐘を鳴らすとともに、沖縄を含めてれいわの独自候補の擁立を目指していること。

※上記の理由から、4区に関しては引き続き、山川ひとしが勝利を目指して闘います。

(上記サイトの全文を是非、お読みください)

上記の「②立憲民主党による誤った経済政策と、軍事ビジネス推進、米国追従への加担を無視した形での「野党共闘」は、日本を滅ぼす大きなスイッチとなり得ると私たちは認識しており、普段の発信からその警鐘を鳴らすとともに、沖縄を含めてれいわの独自候補の擁立を目指していること。」=コレが決定的に重要です。
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(関連)衆院選 れいわ新選組 沖縄1区からの候補擁立を撤回「心からお詫び」(RBC琉球放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2249d5872547cba3e5770710bed886be6d36eaf7

 <田中一郎コメント>

 沖縄1区での候補者統一のための調整に協力していただいた山本太郎「れいわ新選組」、及びその支持者(私もその熱烈な1人ですが)のみなさまに対し心より感謝申し上げます。

日本全土で、政治情勢・社会情勢が右傾化・翼賛化・ファシズム化し、他方で、政治への絶望から政治に対してシニカルに構えた有権者の逃避・逃亡(選挙権放棄)が進む中、そして何よりもこの国が危機の時代に、野党第1党の立憲民主党がその使命を果たさずに立憲主義から「脱憲反民主党」に転落する中で、危険極まりない「壊憲」と、「脱炭素」を口実にした原発大推進を何とか防ぐため、国会に少なくとも1/3以上の立憲野党の議席を確保することが最重要の課題となっています。

そのためには、立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の政党(日本共産党、「れいわ新選組」、社会民主党、緑の党、地域政党(例:生活者ネット)他)は、小異を捨てずに大同につき、力を合わせて「統一候補」を擁立し、「世直し」市民とともに闘ってほしいと願っています。これは「選挙の時だけお祭り騒ぎ」ではなく、恒常的・日常的に行動を同じくしつつ、常に様々な選挙での協力・共同を進めてほしいということを意味しています。そうしませんと、今日の保守・反動のまま政治について覚醒ができない有権者が多い中では、各党派が分裂しバラバラに動いていたのでは、勝てる選挙も勝てない、という状態が恒常化します(立民は「脱憲反民主党」である間は相手にしなくていいです=単なる自民党補完勢力ですから)。

「常に様々な選挙での協力・共同を進めてほしいということ」は、選挙の日程はたいていの場合はあらかじめわかっているわけですから、地方選挙を含む全ての選挙で、そのだいぶ前の段階から、丁寧に候補者調整をして、統一候補を決めてほしい、ということを意味します。そしてその後は、その統一候補を先頭に立てての多様多彩な政治活動を協力しながら仲良く展開するのです。「共倒れ」が最悪である、という認識の下、これを全力でやってほしい(各党の全権を持つ選対委員長の定期会合を設置したらいいと思います。立民は「脱憲反民主党」でなくなってからでいい)。

もちろん、この候補者調整の過程は、固有名詞はオープンにはできないでしょうけれど、プロセスそのものや決定の過程はオープンにできると思います。今回の「オール沖縄」の候補者統一過程が、れいわ排除型だったという批判は、「オール沖縄」がしっかりと受け止め反省をしなければいけませんし、選挙に限らず、沖縄での運動の進め方、そして、全国レベルでの運動や選挙への取組についても、今のままでいいのかを真剣にレビューし、改善すべきところを改善すべきでしょう。(私は、立民ならぬ「脱憲反民主党」と癒着し、その提灯持ちをしている様子がうかがえる「市民連合」=「日和見連合」を厳しく批判しています。その「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」もまた、閉鎖的でタコツボ的です)

議会制民主主義はたいていが多数決主義の形式民主主義です。これを様々な方法で改善し、それを制度化しなければいけません(私が申し上げる「新しい民主主義」)。しかし、今の日本の政治情勢は「それどころではない」のです。上記でも申し上げたように、日本全土で、政治情勢が右傾化・翼賛化・ファシズム化と、政治への絶望から政治に対してシニカルに構えた有権者の逃避・逃亡(選挙権放棄)が進む中、自公政権とその補完勢力が、対中共中国との戦争(しかも対米隷属下で米国の代理戦争)に突入しそうであることに加え、「脱炭素」を口実に原発大推進=老朽原発再稼働を強引に進めており、この2つのことは、日本という国を再起不能にまで滅亡させる「亡国犯罪政治」です。絶対に断固としてやめさせなければならない=そのための政治力の結集がどうしても必要です。

自公政権の戦争準備に加担し、原発・核燃料サイクルをやめる気が全くない立憲民主党などは、もはや支持するに当たらない自公政権の「第5」の補完勢力です(第5列)(第1列自民、第2列公明、第3列維新、第4列国民民主党、第5列立民)。同党が態度を改め、日本国憲法主義と再稼働ナシの脱原発・核燃料サイクル廃止を明確にさせた時、共闘の仲間として迎え入れればいいのであって、今回の茶番の代表選で選ばれた野田佳彦「脱憲反民主党」など、相手にする必要はありません。

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

その意味で、沖縄4区の候補者統一の過程の非民主的な経過や、統一候補の金森氏が立憲民主党所属だという点を考えれば(しかも政治資金の問題でクレームありの人物)、「れいわ新選組」から山川ひとし氏が立候補して闘うことに何の異議もありません。「れいわ新選組」の山川ひとし氏は、自公候補と共に、立民ならぬ「脱憲反民主党」の金森氏を落選させ、沖縄4区から必ず当選すべく、全力を挙げてほしいと願っています。

繰り返します。立民ならぬ「脱憲反民主党」を除く立憲野党(少なくとも3党=共産、社民、れいわ)は常日頃から連絡や協力・共同を密にして、選挙の際は必ず統一候補を擁立し、日本の破滅を防ぐ「3匹の侍」として動いて下さい。この3党の中では、日本共産党が最大ですから、日本共産党がまとめ役の責任者です。福島原発事故前のような「石頭の党」ではなく、私が高く評価した福島原発事故後の、再稼働ナシの脱原発、積極的日本国憲法主義、「市民と野党の共闘」の先頭に立つ、の新日本共産党であり続けていただきたい。柔軟で、ソフトで、民主的で、頼りになって、誰からも愛される、開かれた日本共産党、であっていただきたい。

(参考)総選挙政策 日本共産党の躍進で、自民党政治のゆがみを正す改革を│総選挙政策│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会
 https://www.jcp.or.jp/web_policy/2024/10/202410-SosenkyoSisaku.html

(たいへん立派な公約が詳細に説明されていますが、唯1点、私が理解に苦しむところがあります。「4、気候危機打開へ――本気で取り組む政治に」のところの「2030年度に原発ゼロ」という記述です。何故、原発ゼロが2030年度ですか? 何故、先延ばしするのですか? それまでに巨大地震や巨大津波や巨大噴火が原発や核燃料サイクル施設を襲えば日本は破滅するかもしれません。「原発は再稼働ナシの脱原発、稼働中の原発は即時停止(安全審査・避難計画の不備が理由)、核燃料サイクルは永久に中止・廃棄、既存原発は使用済み核燃料プールなど危険施設への万全の安全対策」に切り替えていただきたいです。原発・核燃料サイクル施設の超危険性を甘く見ないでください。:田中一郎)

(追)その後、私の地元の日本共産党の集まりに参加した際に上記のことを聞いてみました。たまたまその時にもらったチラシには「原発再稼働許さず」と書いてあったので、ほっとしました。地元の共産党の地方議員さんも、脱原発には微塵も疑いを持っていなくて、私の質問にはキョトンとした感じでした。私からは、日本共産党の「再稼働ナシの脱原発」の方針変更はないものと信じているので、であれば、ネットサイトに掲載されている選挙公約の表現は誤解を生むので、機会を見て変更していただくよう、党中央に言ってほしい、と申し上げました。
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(関連)石破茂自民と野田佳彦立民:石破茂は口先だけでなく、①日米地位協定改定(独・伊並み)②「脱原発」、のいずれかでも実現すれば歴史に名を残す、野田佳彦立民は、執行部にカスばかり集めて絶望的、総選挙で負けてさっさと退陣せよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-6ee21f.html


3.候補の一本化「諦めていない」、野党3党が政策合意結ぶ 北海道 [北海道]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSBC4QS6SBCIIPE009M.html

(立憲フォーラムMGより)
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 衆院選に向けて立憲と共産、社民の3党の北海道内の組織が11日、経済政策など5項目の政策について合意した。2021年の前回に続き、市民団体「戦争をさせない市民の風・北海道」が仲立ちした。市民の風は昨年10月や先月にも各党とシンポジウムを開催。野党候補者の一本化や政策のすりあわせを進めてきた。山口たか共同代表は「どうやって選挙協力をして、1議席でも自公の議席を減らすか、働きかけをしてきた。1枚の紙に3党が署名する重みをかみしめている」と話した。

ただ、道内の9選挙区で、立憲と共産がそれぞれ擁立を予定し、競合している。前回衆院選では、市民の風の仲立ちによる政策合意で共産党が取り下げ、競合は3選挙区だった。立憲道総支部連合会の笹田浩幹事長は野党候補の一本化について「諦めていない」と言及。共産道委員会の金倉昌俊書記長も賛同した上で「全国的な両党間の話し合いに難しい問題が生じている」と指摘。「それを乗り越えていくため、北海道でのこのような政策での合意、共闘に努力する意思を示すことは全国的な影響を与えるうえでも大きい」と期待を込めた。

野党3党と市民の風が合意した政策項目は、憲法に基づく政治、社会、外交関係の実現国民生活優先の経済への転換あらゆる領域での差別の禁止省エネや脱原発を実現し、再生可能エネルギーへの転換野党共闘の実現の5本柱――と「朝日」
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 <田中一郎コメント>

 北海道でも、「市民と野党の共闘」が成立しない全責任は、野田佳彦「立民ならぬ「脱憲反民主党」」にある。野田佳彦執行部の「共闘」とは、「壊憲」勢力である「日本維新の会」や国民民主党との共闘であって、違憲「戦争法」廃棄や「脱原発」の目標を同じくする勢力との共闘ではない。いわば自民党補完勢力を糾合して政権をかすめ取ろうという、ろくでもない「共闘」ならぬ「共謀」のことを意味する。かような愚かな政治的陰謀に「世直し」勢力や立憲野党各党は乗るわけにはいかない。今回の選挙では、この野田佳彦執行部とそのとり巻きを、如何に除去・清掃するかが、自公勢力一掃と併せて、「もう一つの課題」である。(衆議院比例区では、野田佳彦「脱憲反民主党」の議席をゼロにすべく、比例での立民ならぬ「脱憲反民主党」への投票をやめようキャンペーンを大々的に展開してください)


4.あなたの1票が政治を変えます!
 https://www.anti-war.info/information/2410121/

(立憲フォーラムMGより)
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 清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法学)が――「選挙に行っても何も変わらない」。本当ですか?(略)日本の国立大学の学費は年間53万円以上ですが、ヨーロッパの多くの国では国立大学の学費は無償か非常に低額です。日本の医療費は健康保険で一般的に本人負担3割ですが、ヨーロッパでは基本的に税金で無償化している国が多いです。以上の労働や教育、医療の問題は、国会・議会が制定する法律で定めたり、政府が決めるものです。この国会・議会や政府を選んでいるのは、主権者国民です。特にヨーロッパで労働条件や教育環境、医療がいいのは、国民がそのような政策を実現する人々を選んでいるからではないでしょうか。

日本でも、選挙でいくらでも政治は変わるのです。2016年度から2022年度まで防衛費(当初予算)は5兆円台でした。それが、この間の自公政権によって、2023年度が6.8兆円、2024年度が7.9兆円、2025年度が8.5兆円と、急速に膨れ上がっています。2027年度は約11兆円ほどになるようです。しかし、全国の小中学校の給食を無償化するには1年間で約0.5兆円、国公私立の大学授業料を無償化するには約1.8兆円、健康保険の本人負担をゼロにするには約5.2兆円の費用で実現できるのです。防衛費より、こういったものにお金をかけた方がいいと思いませんか? そのためには、こられの実現を目指す政党を選挙で多数派にすればいいだけなのです。選挙の結果で政治はいくらでも変わります。選挙に行きましょう!と「戦争をさせない1000人委員会」コラムで。
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5.石破首相の核共有論は「論外、怒り心頭」 ノーベル平和賞の日本被団協が会見 「間違っていると説得したい」:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/360095

(立憲フォーラムMGより)
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 ノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は、受賞発表から一夜明けた12日、東京都内で記者会見を開いた。代表委員の田中熙巳(てるみ)さん(92)=埼玉県新座市=は、石破茂首相が自民党総裁選で言及した「核共有」に対し、「論外。政治のトップが必要だと言っていること自体が怒り心頭」と厳しく批判した。記者会見にはオンラインを含め、広島と長崎の被爆者の役員7人が参加した。「今の世界情勢から、核兵器をなくすことを真剣に考えなくてはいけないと、ノーベル賞委員会が考えた」。田中さんは今回の受賞の背景をこう推測した。12日正午過ぎには、石破首相と電話で話し、後日に面談したいと伝えたことを明かした。その際は、米国の核兵器を日本で運用する核共有について「考え方が間違っていると説得したい」と話した。受賞の知らせを聞いたときは「本当かいな」と思ったが、「今朝になったらうれしくなってきた」と振り返った田中さん。13歳の時、長崎市の爆心地から3.2キロの自宅で被爆し、親族5人を亡くした。「けが人と遺体が散乱していた。原爆は使っちゃいけない」と訴えた――と「東京」。
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(関連)日本被団協にノーベル平和賞 「被爆者の体験、広く訴えた」 - 毎日新聞
 https://x.gd/eLuRK


6.立派な声明内容に異議はありませんが、これでは一般有権者はどう投票したらいいか、わかりません!

 書いている人たちが、「政治的カマトト主義」(政治的中立主義)で、どの政党や政治家を今回の選挙で選択するのが適切なのか言わないものだから、読んでいても「ひきつけられるもの」がない。ああ、そうですね、で終わる。これまでこうした声明を何度繰り返してきたことか?! 番号でもつけておけばいいのかもしれない。危機の時代の政治活動は、これではダメなのです。まずは書いた人たちが覚悟を決めて、どの政党・どの候補者がいいのか・悪いのか、を言わないと、始まりません。

(1)(別添PDFファイル)6団体2024声明(市民向け)(完成版)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EcV1DR368W5HqvT7_e1mJxQBwzzefn3jx7VUjG3ZDUgdyQ?e=2hv8VW

(2)(別添PDFファイル)市民と立憲野党の共闘を各地で力強く進めよう(完成版)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYMlvZuOL59LgIYNZyqbXnABqkky39Nr44S6H9ZxCs6EIw?e=OhyXMj


7.公明不記載(裏金)推薦、32人に【24衆院選】|ニフティニュース
 https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-3468196/

(この「罰当たり・仏罰政党」は、何をやっとるのか! いったい何のために政界に進出してきたのか? 創価学会と共に、一度初心に戻り、仏の道が如何にあるべきかを考え直した方がいい。公明党というよりも、今の創価学会の幹部たちに問題があるのではないか?:田中一郎)


8.総裁選前にずっと言い続けてきたことは全部、嘘八百、だった「石破茂」(=ただのウソツキ野郎)

 裏金・脱税・統一教会を一掃するため「自民党をぶっ潰す」と言って、敢然と難局に立ち向かい、返す刀で、日米地位協定改定か、あるいは脱原発・核燃料サイクル廃棄のいずれか1つでも実現すれば、石破茂は歴史に名が残る立派な総理大臣となることができた。そのチャンスを自ら棒に振り、愚にもつかない「党内融和」なんぞにかまけてしまい、これまで言ってきたことと真逆のことを総裁・総理就任後に言い出し・やりだしたため、早くも「首相官邸から追放されるべきガラクタ政治家」に成り下がってしまった。石破茂よ、さいならだワ!!

(1)(別添PDFファイル)石破茂氏の集団安全保障論(前川喜平 東京 2024.10.13)
 https://www.threads.net/@moriyama_masao/post/DBDk0UySepN

(2)自民“第2の裏金”問題で鳥取県連代表の石破首相と神奈川県連代表の小泉氏らを東京地検に刑事告発(SlowNews)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3677bbb7bb17055ab7a4e3f996dd03aa966c588e

(3)石破首相「岸田路線」前面に - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6515975

(4)石破首相「政策活動費」温存→“裏金隠し”に20億円実弾投入!党首討論で「衆院選に使う」明言の二枚舌|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361825

(5)石破首相「裏切り解散→10.27総選挙」で国民の恨みを買う!学校行事と“丸かぶり”投開票日に批判殺到|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361563

(6)石破茂首相、それはルール違反では 「日銀は利上げすべきでない」と圧力発言…「経済は苦手」が露呈した?:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359681?rct=tokuhou

(7)米国は石破首相の安保構想を潰しにかかる|孫崎享 日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361766

(8)裏金処分議員は「適材適所」 首相、当選後の役職起用も示唆 石破氏、単独会見:朝日新聞デジタル
 https://qr.paps.jp/sdl2R
(「裏金・脱税」議員の「適材適所」とはよく言ったものだ。盗人省や脱税奨励庁でも新設するのか?:田中一郎)


9.その他関連サイト等

(1)(別添PDFファイル)愚にもつかない自民党の選挙公約 衆院選の争点は「政治とカネ」と「統一教会」(日刊ゲンダイ 2024.10.14)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361876

(2)(別添PDFファイル)裏金疑惑 2018年から手渡し→口座送金 「麻生氏決断」の証言も(毎日 2024.9.26)
 https://mainichi.jp/articles/20240925/k00/00m/010/301000c

(3)高市氏 自民党内から応援依頼殺到 - Yahoo!ニュース
ネオナチ・ツーショットの似非右翼チンピラ女が自民党内では引っ張りダコなのか!? 呆れた話である。:田中一郎))
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6515985

(4)衆院選比例の投票先 自民26%、立憲12% 共同通信世論調査 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241013/k00/00m/010/146000c

(5)杉田水脈氏、来夏参院選に比例立候補へ 裏金事件で衆院不出馬 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241012/k00/00m/010/161000c

(6)保守分裂の和歌山2区に立民が切り込み 候補者は元維新の女性市議(産経新聞) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc434d31d661167d37f91925d815bbefe12aa5f8

(7)自民都連も「裏金」に手を染めていたのか…選挙戦スタート直後“もうひとつの疑惑”噴出の不穏|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361754?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(8)河村たかし氏“オワコン”一転 日本保守党で「総理を狙う男アゲイン」 - 毎日新聞
 https://x.gd/F7hWx

(9)【京都】野党乱立も遠い自民“漁夫の利”|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361642
(「日本維新の会」や国民民主党や野田佳彦「脱憲反民主党」は「野党」ではありませんので、念のために:田中一郎)

◆20241010 UPLAN【共同声明】杉田水脈氏は衆議員議員にふさわしくありません - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=NvpcHytqVhs
草々

2024年10月13日 (日)

「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(158):後始末もできない原発が膨れ上がる日本=青森県六ケ所村再処理工場の現状、稼働が許されない柏崎刈羽の使用済み核燃料を青森に運ぶな!、笑止千万の福島第1廃炉

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ)あざみの歌(昭和24年)
 https://www.youtube.com/watch?v=k_0Gy4j1aPU
 https://www.youtube.com/watch?v=v3kXcsb7hWY


2.(11.1)「最高裁は口頭弁論を開け! 東電元経営陣の刑事責任を問う集会」第9回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20241101-event/


3.(新作)映画「母と子の絆~カネミ油症の真実」– 公式ホームページ
 https://hahatokonokizuna.com/

(関連)カネミ油症、いまだ救済されない被害者 ドキュメンタリー映画が完成 政府の消極姿勢は「紅麹」と同じ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/352853?rct=tokuhou

(関連)カネミ油症被害者の恒久救済に関する請願:付託された同趣旨の請願一覧:参議院
 https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/177/futaku/fu17700691644.htm

(関連)カネミ油症事件 - Wikipedia
 https://qr.paps.jp/6nAC6

(この事件は、未然防止を含めた食品衛生法上の扱いをキチンとせずに被害者をいたずらに増やしてしまったことに加え、事件発覚後も被害者を認定と非認定の2つに分断して補償負担と要請運動を抑え込むなど、国・厚生労働省の責任が甚大である。それに加えて、被害者を救済しない・できない司法・裁判所(特に最高裁)や御用学者(恥ずかしくないのか?!)に加え、訴訟を上告審の最終段階で取り下げるという被害者原告弁護団にも問題があり、事件の加害者だけでなく、こうした被害者ではない事件関係者の悪質な対応ないしは愚かな失敗が積み重なり、被害者にすべてのしわ寄せが行って、今日においても一向に解決する様子がうかがえない悲惨な事件である。この国は、これで「先進国」などと言えるのだろうか。日本国憲法の規定(基本的人権)を積極的に生かし、とにもかくにも全被害者を無条件で救済せよ、ということである。:田中一郎)


4.(再掲)灼熱ワースト1は 断崖の斎藤知事~ お笑い維新研究8(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20240828 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9VGoSfmFOIM

(上記VTRの中ほど、約27分経過あたりから、兵庫県の斎藤元彦知事や兵庫県の「日本維新の会」県議に関する西谷文和さんのプレゼンが見れます。必見の非常に鋭いコメントがなされています。:田中一郎)

(関連)「独裁者が反対者を粛清するかのような構図」 公益通報巡り百条委員会で専門家が指摘 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=eQo1OLjtBbU

(関連)最側近・片山安孝元兵庫県副知事が語る“告発者さがし”「知事から『徹底的に調べて』と」 斎藤知事も「そのように記憶している」と指示を認める  (2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=74YT8ddApBA

(関連)兵庫県の片山前副知事「徹底的に調べてくれと指示を受けた」、斎藤知事めぐる告発文書問題、百条委で証人尋問<前半>(2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=BJ3faLvWhLI

(関連)兵庫県の片山前副知事、元職員を急ぎ処分「知事から指示が出ていると聞いた」、斎藤知事めぐる告発文書問題、百条委で証人尋問<後半>(2024年9月6日) - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=PWKkuMXIvdE


5.市民団体が斎藤前知事と片山前副知事を背任の疑いで兵庫県警に刑事告発 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=xcEXFlUE1kQ

(関連)【独自】兵庫県元副知事が補助金増額を指示した県職員メモ 阪神・オリックスの優勝パレードの約1週間前 - サンテレビニュース
 https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2024/08/06/80317/


6.お笑い維新劇場 大阪万博を利用する「半グレ」政党-佐高信著、西谷文和著(平凡社新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034637561&Action_id=121&Sza_id=C0

(西谷文和さん曰く、これで維新(日本維新&大阪維新)は、関西電力、JR西日本、サントリーの言うこと、やることには、逆らえなくなるでしょう、とのこと。その通りでございます。とりわけ関西電力に逆らえないということは、若狭湾の危険極まりない原発の再稼働に反対できないということを意味し、大阪府市あわせ住民にとっては由々しき事態です。:田中一郎)

(関連)関西電力グループ、大阪万博チケット20万枚購入 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF3081N0Q3A031C2000000/

(関連)<独自>万博前売り入場券、サントリーホールディングスが15万枚購入へ - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20231204-2LVMGC2MJVNPPHMKXTQPT3KAOU/

(関連)山陽新幹線のワゴン販売廃止も JR西日本、万博入場券20万枚購入 - 産経ニュース
 https://www.sankei.com/article/20231025-2EFZEFSBEZLDPJVEMVRBAZGUKQ/

(みなさま、大阪万博なんぞに行ったらあきまへんで。危ないでっさかい。ガス爆発、地震・津波、熱中症、ウンコ臭いガス(SOx)、弁当持ち込禁止で飲食店少ない、能登復興再生の事実上の妨害、1970年の大阪万博などとは全く違う低レベルのイベントです。そもそも博打場・カジノを誘致する目的で、その準備のための公共事業狙いのイベントです。だから万博開催中のカジノ施設工事もやめようとはしていないのです。みなさまが万博に行ってしまったら、こんな低レベルのイベントでも「よかった、よかった」ということになり、また、維新(日本維新&大阪維新)は次のイベントばか騒ぎを企画するでしょう(何だかF1サーキットをやろうとしているという話も聞こえてきます)。カジノ・万博の全ての責任は維新(日本維新&大阪維新)にあります。維新(日本維新&大阪維新)を大阪から一掃すること、これが私が生まれ育った街=大阪が救われる唯一の近道です。このままいけば、大阪はボロボロにされてしまうでしょう(「新型コロナ」感染の最悪都道府県が大阪でした、お忘れなく)。:田中一郎)


7.マイナ保険証の欠陥補うたび「紙」の書類が増えた 受診方法なんと8パターン 混乱する利用者、役所も取り違え:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359184

(関連)「便利だから」では進まない マイナ保険証・電子処方箋はなぜ国民から避けられるのか  - 総合診療医の視点-命を救う5分の知識- - 谷口恭 - 毎日新聞「医療プレミア」
 https://x.gd/yQ7F7

(関連)マイナ保険証押しつけをやめさせ、今の保険証を残すためには、「押しつけ」犯罪人の河野太郎を次の衆議院選挙(今年10月か?)で落選させることが最重要=神奈川15区(茅ヶ崎・平塚他)で落選運動の全国大集会・大運動を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-9b30a9.html


8.日刊IWJガイド・非会員版「エマニュエル・トッド氏が腹をくくった!『ウクライナで米国が敗北すれば、NATOは崩壊し、欧州は自由になる』と大胆発言!」2024.10.12号~No.4351 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54000

(関連)【IWJ号外】タッカー・カールソン氏によるプーチン大統領インタビューの翻訳!(第3回)クリミア半島は、ウクライナとは歴史的に何の関りもなかった! ウクライナは、スターリンの意のままに形作られた人工国家だった! - IWJ Independent We
 https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525037
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「「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(158):後始末もできない原発が膨れ上がる日本=青森県六ケ所村再処理工場の現状、稼働が許されない柏崎刈羽の使用済み核燃料を青森に運ぶな!、笑止千万の福島第1廃炉」をお送りします。

 この国の原子力ムラは、デタラメに次ぐデタラメを続けて、まもなく2回目の原発・核燃料サイクル施設の過酷事故へと突入していきます。福島原発事故の教訓が生かされているとすれば、それは原子力ムラのために、事故後に責任追及をされないように、また、事故被害者への賠償・補償や保護・支援にカネがかからないように、そして、どれだけ被害や損害や犠牲が出ても原発や核燃料サイクルは続けて行けるように、前もって「準備しておく」、ということくらいでしょうか。

「原発は安全、安い、クリーン、これ全部ウソ」(小泉純一郎)であるだけでなく、「原発推進の3種の神器=ウソ、カネ、オドシ」に代表されるように、原発・核燃料サイクルは「日本国中の邪悪を凝集した最悪サイテーの有害事業」であるということをお忘れなく。一刻も早く、絶滅させる、必要ありです。

 <別添PDFファイル>
(1)使用済み核燃料 初搬出、東電 柏崎刈羽から青森の施設へ、再稼働「地ならし」、矛盾先送り(東京 2024.9.25)
(2)核燃サイクル訴訟の経過と今後の展開(核燃阻止1万人訴訟弁護団 伊東良徳弁護士 2024.9.10)
(3)青森県六ケ所村再処理工場の近況(田中一郎 2024.9.24)
(4)デブリ回収難航、作業振出しに、カメラ不具合 再開時期見通せず(日経 2024.9.21)
(5)2051年までの廃炉完了は「現実的に困難である」、日本原子力学会委員会が「廃炉」報告(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.5.28』)
(6)「研究」放射性廃棄物の処分(東京 2024.9.19夕刊)
(7)迷走プルトニウム:関西電力が抱える「特殊事情」、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.5)
(8)迷走プルトニウム:「先進」米独も難問の地層処分、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.12)


1.(別添PDFファイル)使用済み核燃料 初搬出、東電 柏崎刈羽から青森の施設へ、再稼働「地ならし」、矛盾先送り(東京 2024.9.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356319

(関連)原発再稼働の賛否「新潟県民の民意を住民投票で示そう」…有志が署名集めへ 選挙じゃ物足りない理由とは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359219?rct=tokuhou

(関連)「柏崎刈羽原発“再稼働”の是非は県民投票で」とする市民有志が条例制定の署名活動開始へ 新潟県 - 新潟のニュース・天気|BSN NEWS|BSN新潟放送 (1ページ)
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1430312?display=1

(関連)【柏崎刈羽原発】“再稼働の是非を県民投票で” 市民団体が署名活動へ 《新潟》 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Zd2AsN_L8gc

(①この「核ゴミ」の青森県搬入は、地元新潟県での合意ができていない中での柏崎刈羽原発の再稼働準備(許されないフライング)、②一旦青森県に搬入されると永久に県外には出て行かない可能性大(許されない無責任)、③運搬用のキャスクの安全性に疑義アリ(インチキ会社が製造した)、④使用済み核燃料を船舶で運搬することは危険(沈没するリスクの軽視)、⑤青森県が「核ゴミ」の最終処分場になりかねない(「核ゴミ」問題の先送り・押しつけ)、 新潟県知事・青森県知事は何をしているのか?! 両県民は、かような知事を選挙で選んではいけない=いざという時には、みなさま県民のことなどは二の次・三の次にされ、福島原発事故の時のようなことになります。ところで原子力規制委員会はどこへ行った???、何をしている???:田中一郎)


2.関電 使用済み核燃料の搬出計画 “年度末までに見直し”|NHK 関西のニュース
 https://qr.paps.jp/4jCXM

(関連)福井県知事 関電の核燃料搬出計画見直しで経産相に指導求める - NHK - 福井県
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574991000.html

(県民や県土を守らず、原子力ムラとその代理店政府の福井出張所みたいな知事ではダメじゃないの? 更迭したら?:田中一郎)
 <田中一郎コメント>
 関西電力若狭湾原発群の使用済み核燃料が青森県にある中間貯蔵施設=「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」への搬入が拒否され、かつ再処理事業が進まないため、関西電力が福井県に約束した使用済み核燃料の県外搬出が進まない。これを自民党が過半数を握る県議会が問題視して、「搬出できないのなら老朽原発の再稼働は認めない」と関電に迫っている。いわゆるNIMBYで、決して褒められたものではない勝手なものだけれど、「トイレなきマンション」の原発の稼働がとまることは結構なことである。自分たちが原発マネーあぶく銭を欲しくて誘致した原発なのだから、そこから出てきた「核ゴミ」は自分のところで始末しろ、という話である(法制化が必要:そもそも使用済み核燃料の運搬が危険だという認識が必要)。他の県にとっては迷惑千万の話である。
 https://x.gd/LY1mw


3.核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団 - 核燃基礎講座(No.11)核燃サイクル訴訟の経過とこれから 伊東良徳弁護士
 https://1mangenkoku.org/news/20240902/

(9/10に開催されたZOOM講演です。当日の録画も資料も上記サイトにあります。話の中身は青森県六ケ所村再処理工場の建設差止裁判2つ他、全部で6つの裁判の現状(何故、こんなに長い裁判になってしまったか等)が解説されています。法律と裁判の話なので、ちょっととっつきにくいかもしれませんが貴重な講演ですので、是非ご覧ください。当日、私もイロイロと質問をしました。一番最後の「レッドセル問題」がこの話のキモです。既に再処理工場の規制基準違反が指摘されています。この国が原発・核燃に関しては法治国家ではないことを示しています。:田中一郎)

(関連)核燃基礎講座( No11) お話:伊東良徳弁護士 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=Ux3W-Rh2YAM

(関連)(別添PDFファイル)核燃サイクル訴訟の経過と今後の展開(核燃阻止1万人訴訟弁護団 伊東良徳弁護士 2024.9.10)
 https://qr.paps.jp/ymcXb


4.(別添PDFファイル)青森県六ケ所村再処理工場の近況(田中一郎 2024.9.24)
 https://qr.paps.jp/K9P

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1.完成が2026年中に延期(27回目) 2024年9月までが約束
 (東電からの応援だけでなく関電などからもスタッフを応援派遣)

  2023年4月 3100ページ/6万ページ 間違いだらけ
  技術的能力に疑問(建設許可だけでなく管理運営能力にも疑問)
 (通常の民間ビジネスではありえない話=破綻プロジェクト)

  事故無くても大量の放射能を大気中と海に垂れ流す
  クリプトン85(ベータ核種・不活性ガス)
  トリチウム、放射性ストロンチウム、放射性ヨウ素129、炭素14他

  落雷で重要施設が共倒れ事故―六ケ所で再処理工場・基本設計の欠陥- 原子力資料情報室(CNIC)(2015年8月)
  https://cnic.jp/6847

  再処理工場だけでなく高レベル放射性廃液も危険(固化できない)

2.MOX燃料工場も完成を2027年度中に延期(8回目)
  MOX燃料は、危険(制御・冷却)、高コスト、再処理無意味

3.レッドセル問題と基本設計(伊東良徳弁護士)
 下記の通り、現状では青森県六ケ所村再処理工場は「指定基準」(原発の設置基準に該当)に適合しない状態

(1)再処理事業指定基準規則第7条第1項「安全機能を有する施設は、地震力に十分に耐えることができるものでなければならない。」

 当初の基準地震動は375ガル 少しずつ「机上」引上げ 600ガルへ
 東通原発他の核施設の基準地震動への影響防止=変えられず
 2006年アクティブ試験で放射能汚染=耐震補強工事が困難に 2016年
 基準地震動 700ガルへ変更(震度6強は最大加速度830~1500ガル)↑

 千島海溝大地震・大陸棚外縁断層(活断層)・再処理工場直下に活断層
 http://sanriku.my.coocan.jp/211221nihonkaikouE.pdf

(2)再処理事業指定基準規則第15条第4項「安全機能を有する施設は、その健全性及び能力を確認するため、その安全機能の重要度に応じ、再処理施設の運転中又は停止中に検査又は試験ができるものでなければならない。」
  アクティブ試験による放射能汚染で困難に

(3)同条第5項「安全機能を有する施設は、その安全機能を健全に維持するための適切な保守及び修理ができるものでなければならない。」
  アクティブ試験による放射能汚染で困難に

(4)レッドセルではこれらが満たされていないし、規制委員会はこの要件適合性を審査していない→変更許可の許可要件を満たしていないし審査もしていない=それだけで違法:基本設計とかは関係ない

4.再処理+MOX燃料の両工場の建設費用 17.5兆円(+4200億円)
  ずるずると費用が膨れ上がる=利権化

 再処理費用を電力料金から薄く広く徴収し積み立てしている(数兆円)
 電力会社が再処理から撤退しないよう「再処理機構」という屋上屋組織をつくり事実上の強制(法令も全量再処理主義)= 軍事目的の可能性

5.使用済み核燃料の青森県六ケ所村再処理工場への搬入計画に狂い
 福井県議会が激怒 2024年度中の計画再作成・老朽原発運転認めず
 経済産業大臣に関西電力への強い指導を要請

6.使用済み核燃料の乾式貯蔵の増加 豪雪地帯で安全性に疑義(空冷)

7.関西電力用(+中国電力)の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画
  山口県上関町(伊方、上関、中間貯蔵) タカリ町長の個人プレイ
 (山口県側の反対が根強く、建設の見込み立たず)
以 上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(関連)日本原燃再処理工場、申請書3100ページに誤り 日程ありきで提出:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASR4G66F1R4FULBH005.html

 <田中一郎コメント>

 上記は日本原燃という会社に核燃料サイクルを運営する能力がないことを示している。完成延期ではなく、中止命令を出すべきである。このまま再処理事業を日本原燃にやらせることは極めて危険で、破局的な大事故につながる。また、この日本原燃も日本原電(茨城県)と同様に、もうかれこれ何十年もの間、何のアウトプットもないままに、危険な「核ゴミ」だけを生産し(2006年のアクティブ試験で大量に発生)、海と空に危険な放射能を大量にまき散らした他、再処理設備を汚染してしまったため「レッドセル問題」を引き起こし、にっちもさっちもいかなくなっている。

会社の経理も不透明極まりなく、我々の電気料金に上乗せされた「再処理費用」とやらが無駄にデタラメに使われ、それについての詳細な説明もなければ、国会での追及もない状態である。上記でも申し上げたが「この国が原発・核燃に関しては法治国家ではないことを示しています」が典型的に現れているのが、この再処理と核燃料サイクルである(最近では日本原燃は有価証券報告書も作成・公開しなくなったらしい)。諸悪の根源は政治であり、この核燃料サイクルもまた原発と同様に「政治の力」だけで推進されている。一刻も早くホンモノの政権交代を実現しないと、我々の命が危ない。

(関連)落雷で共倒れ事故―六ケ所で再処理工場・基本設計の欠陥― - 原子力資料情報室(CNIC)
 https://cnic.jp/6847

(原理的には福島原発事故時に於ける電源確保問題と酷似している。いわゆる「共倒れ」である。能力のない組織=想像力の欠如した事務屋にやらせるとこうなる。この事故はまた再び、スケールを大きくして再発するだろう。危険が危ない! 青森だけでなく東日本全部が青森県六ケ所村再処理工場の大事故で破滅する!!:田中一郎)

(関連)青森・六ケ所村の核燃料再処理工場、27回目の完成延期が確実 「サイクル政策」破綻で各原発内長期保管が常態化:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/314183

(関連)27回目の完成延期、使用済み核燃料の再処理工場 MOX燃料工場も:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS8R1F3XS8RUBNB002M.html

(関連)またも延期された「核燃料サイクルの肝」再処理工場の完成 27回目、青森知事もあきれる事態に…何が原因?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/353720

(関連)度重なる再処理工場の完成延期 国の核燃料サイクル政策への影響は 青森県議が質疑(ABA青森朝日放送) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fbe011d5ebb156277674d3b1726b5ade579b0845


5.専門家が指摘、福島の廃炉「2051年完了」は無理 宮野廣・原子力学会廃炉委委員長に聞く- 東洋経済オンライン
 https://toyokeizai.net/articles/-/829505?display=b

(関連)(別添PDFファイル)デブリ回収難航、作業振出しに、カメラ不具合 再開時期見通せず(日経 2024.9.21)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83611250Q4A920C2EA4000/

(関連)採取装置がデブリに触れたのに…福島第1原発、今度はカメラに異常 「原因が分かるまで進めない」と東電:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354755

(関連)燃料デブリの取り出し作業中断 再開の見通し立たず 福島第1原発 - 毎日新聞
 https://x.gd/vClYk

 <田中一郎コメント>
 福島第1原発の廃炉は次の理由からできません。①放射能がきつくて作業が技術的に不可能であることに加え、無理に強行すると被ばく労働を大量に発生させる(人権問題)=「ヤレヤレ・やるやる」と言うとる奴がヤレ!!、②取り出した800トン近くの危険極まりない放射能デブリをどこへ持って行くのか? そんなものを受け入れてくれる都道府県もなければ地域もない。結局そこへ置いておけ、ということになるのは必定で、だったら最初から取り出さなくてもよい、事故原子炉を廃炉にして解体すると膨大の量の「核ゴミ」が発生する。これも後始末できない。原子力ムラの原子力学会がこのように言っているのだから、できないものはできない。

結局、福島第1原発の廃炉は原発の新規建設が進まずに業界として斜陽化している原子力産業界を救済するために、福島県民をだまして「できもしない廃炉」を「さもできるかのような粉飾された廃炉」にして、自分たちのためのビジネスとして展開し、「できない・できない」で事業が長引けば長引くほど、収入は確保されるという、原発過酷事故後の詐欺ビジネスとなっているわけである。税金と電力料金のムダの極致、かつ、二次災害のリスクがあるので、さっさとやめさせて「石棺化」するのがBESTの選択だ(福島県民よ、もっとしっかりしろよ、また騙されているぞ、このインチキ廃炉ビジネスの費用を、自分たちの生活再建のために使わせろと、立ち上がるべきだ)。

◆(別添PDFファイル)(必読・重要)2051年までの廃炉完了は「現実的に困難である」、日本原子力学会委員会が「廃炉」報告(佐藤和雄『週刊金曜日 2021.5.28』)=廃炉不可能の最大の理由は、大量に発生する「核ゴミ」です。
 https://qr.paps.jp/lZpo


6.(別添PDFファイル)「研究」放射性廃棄物の処分(東京 2024.9.19夕刊)
 https://qr.paps.jp/hRdOH

(関連)(必要な知識)放射性廃棄物とは - 放射性廃棄物の処理・処分 | 電気事業連合会
 https://www.fepc.or.jp/nuclear/haikibutsu/about/index.html

(関連)低レベル放射性廃棄物等の処理・処分を巡る動向等について(原子力委員会2021.12.21)
 https://www.aec.go.jp/kaigi/teirei/2021/siryo43/2_haifu.pdf

(関連)低レベル放射性廃棄物輸送 島根、伊方両原発から青森:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357498

(関連)20240918【放射能拡散に反対する会】汚染土再生利用は安全なのか?実証事業の実態を暴く!オンライン学習会 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=hzp8SLxnpyo&t=23s

(原発で発電した後に出てくる「核ゴミ」をどうするかを決めないで、わずかの期間の発電を利用し、後は気の遠くなる期間の「核ゴミ」管理が必要になる、そんな「アリとキリギリス」(イソップ童話)のキリギリス発電を繰り返してきた日本、いよいよ「フン詰まり」に苦しむことになりそうだ。にもかかわらず、経団連というノーナシ・マヌケ・無責任の経営者の集まり組織が下記のような「アンケート」ならぬ「印象操作」イベントまでやって、原発にしがみついている。日本経済が没落していくのも、かようなノーナシ・マヌケ・無責任の経営者のおかげだと認識して、まず間違いない。:田中一郎)

◆経団連の「9割の企業が原発再稼働必要」は、印象操作ではないか? 傘下1700社のうち回答わずか167社なのに:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359912

(関連)核のごみ最終処分は「国の責任」っていうけど…大丈夫? 文献調査が進む北海道の町村で起きていること:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/231170

(関連)「核のごみ」を困窮する自治体に…まるで「悪徳商法」 脱原発依存を貫く元札幌市長、「国のやり方」に警鐘:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/326855


7.迷走プルトニウム - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/plutonium/

(1)(別添PDFファイル)迷走プルトニウム:関西電力が抱える「特殊事情」、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.5)
 https://mainichi.jp/articles/20240813/k00/00m/040/100000c

(2)(別添PDFファイル)迷走プルトニウム:「先進」米独も難問の地層処分、乾式貯蔵・拡大する急場しのぎ(毎日 2024.9.12)
 https://mainichi.jp/articles/20240814/k00/00m/040/113000c

(3)迷走プルトニウム:利用計画は年間わずか0.7トン 日本にたまり続けるプルトニウム 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240815/k00/00m/040/106000c


8.立民代表選、薄れる「原発ゼロ」 衆院選見据え現実路線:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024091901040&g=pol

(関連)立憲民主党代表候補、原発巡り現実路線 「即ゼロ」印象払拭狙う - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1424J0U4A910C2000000/

(「現実路線」ではなくて「破綻路線」「破滅路線」「ボケボケ路線」である。党綱領に違反して原発推進を言い、党綱領に反して中共中国との戦争準備法案にことごとく賛成をする、この立民ならぬ野田佳彦「脱憲反民主党」に未来はない。さっさと消えろ!:田中一郎)

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4eb97.html


9.その他関連サイト

(1)あおタイムス AO-TIMES - YouTube
 https://www.youtube.com/channel/UCMIjZvJTHXimDJ-VfI4w74A

(2)原発・出口なき迷走 原発は「脱炭素電源」か 続々と回帰する世界 日本はどうする?-毎日新聞
 https://x.gd/8hpAi

(3)超危険な老朽原発 美浜3号機を止めろ! | 週刊金曜日オンライン
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2023/02/02/genpatsu-37/

(4)南海トラフ臨時情報が出ても対応なしの原発も「注意」でも「即停止すべき」識者が批判 AERA dot.
 https://dot.asahi.com/articles/-/233064

(5)「柏崎刈羽だけ国が特別扱いするのはなぜ?」 原発の住民避難対策、島根県の丸山達也知事が怒ったワケは:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354088?rct=tokuhou

(このタカリ野郎、オレたちにも原発あぶく銭をよこせ、などとほざいている。お前それでも県知事なのか?!:田中一郎)
草々

2024年10月12日 (土)

石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 「石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(2):10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ」をお送りいたします。2日前の下記の続きです。

◆石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

これまで数日間の他のMLでの議論をまとめて掲載いたします。少し長いので2回に分けることにしました。自分自身で再読して、一部表現その他を加筆修正していますが、主旨に違いはありません。石破茂新総理の公約違反=極端に早期の国会解散選挙を受けて立ち、2024年が日本の政治の転換点=「世直し」スタートの地点となることを祈っています。可能な限り広範に上記の私の2つのブログ(1)(2)を拡散していただければ幸いです。

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 <10/27衆院選の争点は、裏金・統一教会一掃、「壊憲」阻止、脱原発、アベスガキシダ政治の抜本転換、野田佳彦「脱憲反民主党」の全滅だ>

 最優先の争点は「壊憲」阻止です。「壊憲」派が衆議院の2/3以上を占めないよう立憲主義の野党に投票しなければいけません。しかも立民ならぬ「脱憲反民主党」以外の立憲野党に、です。「壊憲」阻止勢力は「裏金・統一教会一掃」勢力とほぼ一致しますから、明言はなくても両者は概ね同じ勢力に投票すればいいことになります。問題は脱原発と「アベスガキシダ政治の抜本転換」です。「アベスガキシダ政治の抜本転換」には「国民生活最優先の経済政策」を含みます。

立民ならぬ「脱憲反民主党」の野田佳彦代表は、岸田政治を継続するようなことを言い、また、脱原発はしない、と明言していますので、この野田佳彦「脱憲反民主党」へもまた、投票しない方がいい、ということを意味します。これらを総合的にまとめ、「世直し」を願う有権者・市民の投票方針は下記のようなことになるのではないかと思われます。みなさま、おそろいで、下記の通りの投票を大挙してお願い申し上げます。

*石破茂自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党、参政党は「壊憲」勢力であり、また、日本維新の会の代表の馬場伸幸が自民党と慣れあって、自民党の政治資金規正法改正案に賛成をしてしまうなど、様々な事柄について自民党補完勢力です。絶対に投票をしてはいけない政党(及び所属候補)です。この連中が主導して日本を破壊し、没落・破滅へと導いていると言っても過言ではありません。こうした「壊憲」勢力との選挙共闘もあり得ません。(もし共闘していたら、その政党らに投票はしないことが肝要)

*「裏金・脱税・居直り」議員がいる小選挙では、「脱憲反民主党」も含めて、「壊憲」勢力以外の野党統一候補に投票してください(野党統一候補がいない場合は最も当選しそうな「壊憲」勢力以外の候補)。他方、「裏金・脱税・居直り」議員がいない小選挙区では、「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票をして、極力、「脱憲反民主党」候補を落選させてください。

*比例区では、「脱憲反民主党」への投票はせず、彼らの比例区議席を「ゼロ」に落とし込むとともに、他方で、比例区では、「脱憲反民主党」以外の立憲野党に投票してください。極力、今回の衆議院選では、日本国憲法の継承・発展を主張する立憲主義勢力を増やしておく必要があります。
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1.(石破茂総理は、裏金議員は今回も今後も党の公認としない、と何故、言えないのか?)石破首相、裏金議員の重複立候補認めぬ方針 一部は非公認も 衆院選 - 毎日新聞

(1)石破首相、裏金議員の重複立候補認めぬ方針 一部は非公認も 衆院選 - 毎日新聞
 https://x.gd/dasSo

(関連)「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 高市早苗氏が目指す総理の座 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1471404?display=1

 <田中一郎コメント>

 石破茂総理は、裏金議員は今回も今後も党の公認とはしない、と何故、言えないのか? 小泉純一郎の郵政選挙の時は、郵政法案に反対した党員議員は公認されず、かつ、刺客候補が擁立された。裏金議員に対しては、野党に統一候補の刺客候補を立てられるのではなく、自分たちが刺客候補を立てればいい。そうしてこそ、総理としての「裏金・脱税・居直り」は断固として認めないという覚悟が明確に見えるのだ。

有権者・国民の最も関心の高い「裏金・脱税・居直り」問題で、総裁選前の発言を翻して「党内融和」などと言っている腰抜けには、短命政権の憂き目が待っている。大きな政治的な賭けから逃げて自己保身を図るような人物に、今の自民党を変えることなどできない(このことはガラクタばかりの集合体となりつつある立憲民主党についても言える)。

そして、この腰抜け・単純うそつきの石破茂の政権の後に控えるのは、ネオナチ・ツーショットの高市早苗チンピラ似非右翼と、ヒトラーの手法を見習ったらよいと強弁するアホウタロー(麻生太郎)のコンビが日本政治の権力を握るスケジュールである。アホらしい政治がいつまでも続いていく。これを止めるには、自民党を来たる衆参両院の選挙で少数政党に転落させることである。簡単なことだ。有権者・国民次第である。)

(2)完全に剥げた石破茂新首相の善人ヅラ 自民裏金議員公認に国民の驚愕|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361532

 <田中一郎コメント>

 この日刊ゲンダイ記事の終わりの方に次のような記載がある。

「(立憲民主党の小川淳也幹事長の地元・香川一区に対立候補を擁立した日本共産党の香川委員会関係者の談)今年に入り、県連代表代行で小川氏の元秘書の県議が、自民県議と共に国防思想の普及・啓蒙を目的とする『四国防衛議連』を結成。選挙区・高松市の立憲系市議は、軍事利用に道を開く高松港の『特定利用港湾』指定に反対していません。いずれも共闘条件に逆行する動きであり、残念ながら一本化は難しい」

 野田佳彦立憲民主党など、野党第1党の名に値しないのではないか。その1つ前の泉健太立憲民主党もまた、菅義偉や岸田文雄の政権時代においてもご多分に漏れず、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」をはじめ、自民党が国会に提出してくる戦争法や戦争準備法にことごとく賛成をし、立憲主義を放棄していた。野田佳彦が代表になっても、その戦争準備方針や対米隷属最優先の政策は変わらず、また、ホンモノの「世直し」勢力形成のための地道な活動もせず、消費税減税や廃止はしないとはっきり明言してリベラル勢力や「世直し」市民を拒絶している状態だ。

他方で、ゴロツキ不祥事「日本維新の会」ににじり寄り、野田佳彦立憲民主党にとっての「候補者統一」とは、「日本維新の会」&国民民主党(御用組合「連合」の小間使い)との「壊憲」共闘にすぎない。こんな第2自民党のような政党など、もはや相手にしなくてもいい。自公や「日本維新の会」・国民民主党と同じように、「ゆ党」として扱い、まとめて落選・一掃する勢力とみなして動けばいいのだ。何故なら、こんな連中が政権交代を担っても、日本の政治は微塵も変わらないからだ。要するに、時間のムダ、である。

有権者・国民が選択すべき投票行動は、自民・公明・維新・国民・立民をまとめて落選させ一掃するべく、立憲民主党以外の立憲野党に大挙して投票することである。立憲野党はそのための統一候補を全国の小選挙区に用意していただきたい。歴史の転換点=政治が主導する危機の時代において、未だに選挙での投票先を「好き嫌い」で判断して投票する愚かしさは申し上げるまでもない。かつて大日本帝国が滅亡したように、また再び日本国が滅び去ってもいいのですか? という話である。今度は、半永久的に、戦後復活などあり得ないかもしれないのに、だ。(最大の危機は原発大推進)

(3)れいわ大石晃子氏は「正論」掲げ懲罰動議…かつて国会ではプラカード抗議で怒声など日常茶飯事(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b9a8f9649a446ab8fe23c323dbb95c7831e08a

(れいわ大石晃子氏、断固支持!! 徹底的にやるべし、マスゴミは大石議員を応援する報道を行え! 懲罰にかけるべきは「裏金・脱税・居直り」議員どもだ。国会が無法サカサマ地帯になってしまっているぞ、:田中一郎)

(4)佐藤優「ニッポン有事!」モサド元高官が筆者に語った! ヒズボラ「ポケベル爆破工作」真相 - Asagei Biz-アサ芸ビズ
 https://asagei.biz/excerpt/81356

(この人物をどこまで信用していいかは???である。)

(関連)日刊IWJガイド・非会員版「米国では追加増税と徴兵制の復活が待っている!- 米国のランド研究所『国家防衛戦略委員会』報告書は軍拡と同盟国の『協力』を求める!」2024.10.5号~No.4345 What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53972


2.(受信メール)中央で一本化が成立しない場合でも、期限を決めて候補者を一本化し、推薦・支援する決断
 <つなぐ・つながる通信2024/10/7(転送歓迎、重複ご容赦)>

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 市民連合あだちでは、東京13区において共産党からの立候補予定者と政策協定を手交し、さらに10月5日に開催した決起集会において推薦・支援を表明しました。

(1)過去2回、一本化は上から降って来なかった足立では、過去2回の衆議院選挙において立憲民主党と共産党候補の一本化がならず、自民党政治を倒すための取り組みが十分には実行できませんでした。この経験から市民組織としての力をつけるために、昨年の足立区長選には「市民連合あだち」が主体となって候補者を擁立し、選挙戦を戦いました。その活動の中から運動の進め方、選挙での活動の要点などを学ぶことができたのではないかと思います。

(2)独自に期限を決めて候補者を一本化し推薦・支援する、そういった経験をもとに今回の衆議院選挙では、立憲野党の共闘と候補者の一本化を求める活動を立憲野党の地域組織、本部へと働きかけを一層強めてきました。

それだけでは前回と同じ取り組みになってしまいます。今回新たに私たちが方針として決めたことは、中央で候補者の一本化が成立しない場合でも、立憲野党の地域での日常の活動から判断して、独自に期限を決めて候補者を一本化し推薦・支援するということでした。今回、東京13区では、共産党の沢田しんごさんのみが予定候補者として名乗りを上げていましたので、推薦・支援するという決断に至った次第です。

写真と報告:: https://tunagu2.jimdofree.com/

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(私の返信:賛同します:モデルケースにいたしましょう)

(1)野田佳彦立憲民主党(「脱憲民主党」)を排除すること、

 今回の衆議院選の課題は、石破茂「単純ウソツキ政権」と野田佳彦「第二次「口先やるやる詐欺」政権」(第5列)を大敗北に追い込むことです。(第1列=自民党、第2列=公明党、第3列=「日本維新の会」、第4列=国民民主党、第5列=野田佳彦(枝野幸男)(泉健太)立憲民主党)

(関連)第五列(ダイゴレツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://qr.paps.jp/fM4mj

(2)「れいわ新選組」と社会民主党、生活者ネットや緑の党にも声を掛け、日本国憲法主義と脱原発(脱炭素=GX推進=原発大推進ではありません)と、消費税減税・廃止を含む国民生活最優先の政策の3つを基本とする。

(3)継続的な組織に成長させる

をメイン課題にしてほしいです。私の地元12区にも声を掛けます。

(板橋は立憲民主党・日本共産党のいずれかの候補に一本化し、下村博文を落選させてください=有田芳生氏と萩生田光一が対決する八王子と同様に最重要選挙区の1つです)


3.(他のMLでの議論です)「壊憲」阻止の立憲野党は立民ならぬ「脱憲反民主党」以外にもあります

(受信メール)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みなさん、田中一郎さん

田中さんのお気持ちはわかるのですが。立憲の人はすべて9条改憲に賛成なのですか。野田氏は嫌いでも9条改憲阻止の方は、過半数はいると思いますが。国民・市民は騙され敵が攻めてきたら、という脅しに負けていると思います。しかし、本音は真から平和を願っています。

野党は折り合って改憲阻止1/3を超える議員を確保しなければなりません。

(以下、中略=省略部分に異議はありません)

国民の多数は改憲阻止だと思い、それをどう議員の数の力にするか、問われていると考えますが。コメントお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(私からのコメント)

 お気持ちはわかりますが、「壊憲」阻止の立憲政党は野田佳彦立民ならぬ「脱憲反民主党」以外にもあります。10/27の衆議院選では、そうした「脱憲反民主党」以外の立憲政党に投票いたしましょう、ということです。また、そうした政党は、常日頃より連携を強め、小選挙区での当選確率を高める努力をお願いします。日頃の努力失くして、「選挙の時だけお祭り騒ぎ」をしていても、日本の今日の政治情勢ではラチがあきません。

野田佳彦「脱憲反民主党」については、今回の選挙で「厳罰」に処する必要があります。十数年ぶりにやってきた政権交代のチャンスに、泉健太というノーナシ代表を長く続けさせ、そのあとの代表選挙には、野田佳彦と枝野幸男という失敗2兄弟しか、事実上立候補しないという体たらくぶり、こんな野党第1党を甘やかして長生きさせているから、日本の政治はどんどんひどくなり、その政治が主導して日本の没落や破滅が迫ってくる事態となっているのです。(1990年代の政治改革はことごとく失敗です=今日の窮状はその失敗の必然的結果です)

(立民代表選は上記2人があとの2人に推薦人を「ご用達」してやって行った茶番劇だった)。「脱憲反民主党」のどいつもこいつも自分で政治的なリスクを取って、有権者・国民のために代表選を闘い、そのあと政権奪取へ向けて立ち上がろうとはしない、つまり現状では、口先だけできれいごとを並べているだけの、「改革お飾り」政党にすぎない。自分の議席さえ確保できれば、あとはどうでもいいのでしょう。だからこそ、「何とか基本法」案とやらをつくって脱原発は棚上げしたまま、原発再推進・再稼働容認・核燃料サイクル見てみぬふりをする、あるいはまた、平和主義を標榜しながら、「経済安全保障推進法」や「経済秘密保護法(SC法)」(令和版スパイ防止法)をはじめ自公政権が国会に提出したほとんどすべての戦争準備法案・戦争挑発法案に賛成をし、日本の戦争屋たちに、らくらくと対中共中国や北朝鮮との戦争を、アメリカの言われるがままに、アメリカの虎の威を借りて、アメリカの手下として、仕掛け始めさせる状態を許してしまっている。

こんな連中、何が野党第1党でしょうか? 有権者が厳しく「しつけ」ればいいのです。日本国憲法を文字通り実践する立憲主義を強力に実践できない人間は、自民党か国民民主党にでも行け、立憲・護憲と言っているが、本音は「壊憲」、こんなのが今の「脱憲反民主党」には相当数在籍している(野田佳彦や泉健太のグループなどはその典型ではないか?)可能性は高い。だから、今こそここで、「脱憲反民主党」の候補者たちを、一部の例外選挙区を除き、全滅させるとともに、比例区でも「脱憲反民主党」には投票するのをやめましょう・他の立憲政党に投票しましょうの「一大国民運動」を展開するのです。

枝野幸男、泉健太、野田佳彦と続く、有権者無視・支持者踏みにじり・御用組合「連合」最優先のこの失敗団子3兄弟で代表選挙をヌケヌケト行った、このダメ政党に、私たちは怒りの「NO!」を今こそ突きつけるべきです。でなければ、恐らく今後も、このダメ政党は、我々を小馬鹿にして無視し続けるでしょう(都知事選を見ればお判りですね)。それは自民党が、自分たちに投票する有権者を「B級愚民」だと見下して、「つべこべ言っていても、どうせ国民とやらは我々自民党に投票するのだ」と、タカをくくっているのと同じです。

(事実、やっぱり多くの有権者は自公に投票しているでしょう、こんな状態で政権交代などあり得ません)
◆昭島市長選挙 2024年 開票結果や投票率は? 投開票10月6日 - NHK
 https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/012/81/

 にっちもさっちも行かなくなってから、やっぱり立民ならぬ「脱憲反民主党」はだめだった、などと言ってももう手遅れです。日和見・中途半端な人たちは、目先のことしか考えずに、よりまし選択、とか言って、自分の好き嫌いを優先させて投票して、結果的に、政治が主導する日本の危機を深めていきます。愚かという他ありません。

私からの提案は、もうご認識いただけたと思いますが、再度、略記しておきます。

10/27衆院選では、石破茂自民党&その補完勢力(公明・維新・国民)と野田佳彦「脱憲反民主党」の両方全員落選させる、みなさまは、「脱憲反民主党」以外の立憲政党に大挙して投票してください。その他の立憲政党は、そのための受け皿の「一本化候補」を用意してください。「日本維新の会」と国民民主党はいりません。両方とも「壊憲」勢力です。

来夏参議院選挙では、「脱憲反民主党」の代表を交代させ、女性が大半の執行部とNEXTキャビネットを早急に立ち上げ、今度こそ、この清新マドンナ立憲民主党執行部を総大将にして、(絶対に有権者を裏切らない)積極的日本国憲法主義、再稼働ナシの脱原発と福島原発事故の後始末、消費税減税をはじめとする有権者・国民の生活最優先の経済政策、の3つを大黒柱とする政策公約を掲げ、協力野党がWINWINの関係で取り組むホンモノの「市民と野党の共闘」を極力早く展開することで、参議院選挙で一気に自公、及びその補完勢力の過半数割れを実現させましょう。政治改革は、まずは参議院を制することから始めるのがやりやすい、短命政権の石破茂の後が誰であろうとも、ともかく、政治が主導して日本を没落させ、破滅に導く事態を防ぐ、政治や行政の私物化を許さず、日本の「世直し」を少しずつしっかりと実現していく、そんな政治情勢や社会環境を創っていく、ということです。

石破茂自民も、野田佳彦「脱憲反民主党」も、ともに退陣ありき、です。くれぐれもお間違いなく。危機の時代の日和見や中途半端は事態をどんどん悪くし、「世直し」改革を遅らせて、危機を深めていくことになります。それは歴史が証明しています。「千里の道も一票から」ですので、よろしくお願い申し上げます。


4.野田佳彦「脱憲反民主党」候補は自民党と大差なし=それ以外の立憲政党に「好き嫌い」を捨てて大挙して投票してください

(受信メール)
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<今回は裏金追放選挙でしょう>

みなさんありがとうございます。一緒に努力しましょう。同じ考えのメーリスから、街頭に立って訴えてくださると良いと思います。

今回は裏金追放選挙でしょう過去民主党政権が誕生したのは「年金問題と反貧困」でした。●勝因はこれまでの浮動票、棄権者が大多数投票所に足を運んだからです。★それゆえ今回裏金議員を全員落選させる。裏金議員(自民党)以外は立憲・共産・れいわ等どの政党に投票してもかまいません。それには、これまで棄権していた方に投票所に向っていただく、と言うことでしょう。★このことに重点を置くことでしょう。これが実現できれば、野党は大勝利となるでしょう。

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(私からのコメント)

 野田佳彦「脱憲反民主党」の候補たちは自民党と大差ありません。10/27衆院選では、それ以外の立憲政党に「好き嫌い」を捨てて大挙して投票してください。野田佳彦「脱憲反民主党」に投票して中途半端な形で議席増の「勝利」を「脱憲反民主党」にもたらせば、そのあとがロクデモナイ、与野党入り混じってのヘドロ政治につながっていきます。10/27衆院選は、似非「立憲主義」の「脱憲反民主党」に代わって、しっかりと日本国憲法主義、脱原発、国民最優先の経済政策を担える勢力を増やしておくことが重要です。間違っても「脱憲反民主党」に投票することは禁物です(そんなことをしても日本の政治は悪くなるばかりです)。

そして、政治決戦は、来年夏の参議院選挙です。ここで「地滑り的な大勝利」を期して、これから「立憲主義」各野党と市民との全力共闘がスタートです。

いつまでもニセモノ野党第1党に「しがみつく」のはやめましょう。裏切られて、近未来に、やっぱり駄目か、と後悔するのが落ちです。しかし、その時になってからでは遅いのです。野田佳彦「脱憲反民主党」は政権を取れば、2009年民主民進党の時よりももっともっと露骨に背信的な政策を次々とやること必定です。甘い考えは捨ててください。(既に都知事選で経験済みです。)


(10/8の「共同テーブル」の集会でスピーチをした沖縄の山城博治さんは、今度の衆院選のホントウの争点は「裏金」なんかじゃない、と強調していました。沖縄が戦場になりそうな今、その発言には重みがあります)(下記サイトの58分くらいのところからです)

(関連)20241008 UPLAN 共同テーブルシンポジウム:自治・分権を壊し中央集権国家が誕生~地方自治法改悪の真の狙い - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=wLQNkdNb-m4

(余談:上記の最後のところで「会場からの質問」がありますが、ここで私は「自治体のシステム仕様が国・総務省によって画一的に統一されようとしており、これでは自治体の多様性・独自性・柔軟性が、事務取扱の面からがんじがらめにされて、失われるのではないか(つまり地方自治の観点から、そんなシステム仕様の統一などしなくていいという意味)」と質問しています。回答しているのは多摩市の阿部市長です。私はその回答に「???」を感じます。田中一郎)


5.石破大敗なら「高市首相・立憲野田」コンビで“右翼政治”:古賀茂明

◆次の総選挙で迫られる「究極の選択」 石破大敗なら「高市首相・立憲野田」コンビで“右翼政治”の恐怖も…古賀茂明(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a0762b720f06b62ec82493881194cd5547672057

 <田中一郎コメント>

 石破茂自民を「裏金・脱税・居直り」議員落選に追い込んでも、それが野田佳彦「脱憲反民主党」の勝利と結びついているのなら、古賀茂明氏が言うように、今度は「高市首相・立憲野田」コンビによる与野党巻き込んでの、有権者・国民そっちのけの「ヘドロ政治」へと推移していくことになるでしょう。いずれにせよ、野党第1党が野田佳彦「脱憲反民主党」では、日本の政治は変わらない・変えられない、のです。

この歴史的なタイミングで、まだこの期に及んで、野田佳彦なんぞを枝野幸男なんぞと党首戦を闘わせて、その結果、野田佳彦なんぞを代表に選ぶような政党、そんなものには、さっさと消えていただく、党そのものを解散に追い込んでもいいのだけれど、ラストチャンスで、女性大半の執行部・閣僚の「新執行部・ニュー立憲民主党」を立ち上げてイメチェンの上、積極的日本国憲法主義と、再稼働ナシの脱原発と、国民生活最優先で、一気に政権奪取を狙ったらどうですか、と申し上げているのです。目先の裏金・脱税問題など、ホンモノの政権交代が実現すれば、3カ月もしないうちに、ほぼ全部片づけられるでしょう。つまり、そんなものは、本当の選挙の争点などではないということです。

ともかく、10/27衆院選は、裏金脱税議員の落選と、野田佳彦「脱憲反民主党」の消滅、この2つが、「世直し」勢力が全力を挙げて実現すべき目標です。「世直し」は、それを実現する中核勢力なくして不可能です。野田佳彦「脱憲反民主党」の比例区議席は「ゼロ」へ、これを「永遠のゼロ」にするか否かは、立憲民主党の態度如何です。「きれいごと」にたぶらかされて、迷走していては「世直し」はできません。


6.何故、「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を強く呼びかけないのか?!

 私が理解しがたいのは、「何故、野田佳彦「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を強く呼びかけないのか?!」という点です。「裏金・脱税・居直り」や統一教会との癒着・融合などは許しがたいという点では、何の違いもないのですから、あとは野田佳彦「脱憲反民主党」に対する対応や、目の前に迫る衆院選、そして来年の参院選に、立憲野党や「世直し」市民はどう立ち向かえばいいのかという議論です。

これまで何度も書いてきたように、石破茂自民も、高市早苗チンピラ似非右翼・ファシスト自民もダメですが、他方で、野党第1党の立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」も看過できないほどにダメなのです。既に広範な有権者・国民の信頼を失っており、それを回復しようとして、自民党の戦争・原発路線に露骨にすり寄るようなことをし始めていて(何が穏健保守だ! ボケ!)、これは戦前の大政翼賛会的な動きの再現(戦前でも、社会大衆党は翼賛政治体制構築の先頭に立ち、結局それも、近衛政権の挫折と共にグロテスクな戦争ファシズム体制へと変質していきました)と言わざるを得ません。歴史は繰り返す、のです。自民・公明 VS 立憲民主党・国民民主党(おまけがチンピラ似非右翼の「日本維新の会」)という、この似非与野党の泥仕合政治体制そのものが、戦前の政友会・民政党のカネまみれ・無能政治の繰り返しではありませんか?

この情勢下で、まるで観客民主主義の本領を発揮するかのように、「裏金・脱税・居直り」と反日統一教会を退治するためと称して、今度の選挙は「脱憲反民主党」へ投票をとか、自民の議席を減らせれば何でもよくて、それが野党共闘のあるべき形だ、そのあとのことは知らない、などと言うことでは、これまでの繰り返しになりますよ、と申し上げているのです。

戦前のように、社会大衆党・社会民衆党以外には、政治弾圧によりまともな野党政党が存在しないのならともかく、立憲野党は他にも存在するわけですから、有権者は彼らに大挙して投票をすることで、今日のヘドロ化する政治情勢を転換しながら「世直し」を進められると申し上げているのです。何故、「脱憲反民主党」以外の立憲野党への投票集中を忌避するのか理解に苦しみます。(これも何度も言いますが「脱憲反民主党」以外の立憲野党は少なくとも小選挙区では候補者を統一してください)

他の立憲野党では勝てない、他の立憲野党は嫌いだ、これが私が申し上げている観客民主主義だ、日和見・優柔不断・AKB総選挙だ、ということです。山の上から「勝てそうなのはどこだ」とばかりに様子見をし、従来の発想から抜け出せずに、うまく行かなかった従来通りの判断で投票を繰り返す。似非リベラルをリベラルと勘違いし、何だかおかしいぞと思っても、立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」はリベラルだと自分に言い聞かす、自分の政党への好き嫌いを優先させてそれに理屈をつける、そんなことを繰り返すのですか? ということです。

言ってみれば、関ケ原の合戦の際に、南宮山に陣取って東西両軍のイクサをながめていた毛利勢や、石田三成の軍の近くにいて全く戦おうとはしなかった島津勢の態度と似ています(また、西軍(枝野幸男)から東軍(野田佳彦)に寝返った小早川秀秋に似ているのが小川淳也現幹事長)。要するに、そのような勢力は、その後のイクサの結末と時代の流れが示すように、天下を取る(政権を取る)ことができず、敗者となって消えていくのです。私はそのような態度をとらずに、石破茂自民も野田佳彦「脱憲反民主党」も拒否して、他の立憲野党にかけてみましょう、他の立憲野党を育てて、「世直し」を進めましょう、と申し上げているのです。

目先の「裏金・脱税・居直り」自民を退治できれば何だっていい、ではないのです。「裏金・脱税・居直り」が許せないのは「当たり前」、統一教会との癒着が許せないのも「当たり前」、それでどうする? です。私は同時に野田佳彦「脱憲反民主党」も許せない、と申し上げているのです。それを態度で示しましょう。10/27衆院選では、小選挙区では「裏金」自民落選作戦以外の選挙区で、また、比例区ではいっさい立憲民主党に投票しないでください。「世直し」市民の立憲民主党比例区議席の目標は「ゼロ」です。立憲民主党が態度を抜本的に改めない限り「永遠のゼロ」です。

(こうしたことを含め、今日の低迷する政治情勢があるのは、ひとえに1990年代初頭の「(似非)政治改革」の必然的結果です。そして「脱憲反民主党」の幹部の多くは、その推進勢力でした。松下政経塾や日本新党や新党さきがけや、その他の政党です。その失敗を教訓にいたしましょう。似非保守による「二大政党政治」など、クソくらえ、です。おわかりかな、山口二郎他のボンクラ政治学者諸君!)

自民党が自分たちに投票する有権者をナメてかかっているように、「世直し」市民は「脱憲反民主党」に有権者や支持者をナメた態度を取らせてはいけません。その最も効果的な方法は、選挙で大敗北をさせることです。

私が申し上げていることをご理解いただき,10/27衆議院選が日本の「世直し」運動と、諸悪の根源である日本政治の転換点となることを、そのような投票行動が行われることを、願っています。

まもなくこれまでの議論をブログに一括して掲載いたしますので、それを可能な限り拡散していただければ幸いです。


7.解散総選挙全議席予測、石破自民24減、単独過半数割れギリギリ(『サンデー毎日 2024.10.20-27)』)

◆(別添PDFファイル)解散総選挙全議席予測、石破自民24減、単独過半数割れギリギリ(『サンデー毎日 2024.10.20-27)』)
 https://x.gd/MlKV8

 <田中一郎コメント>

 こちらは『サンデー毎日』の選挙結果予測です。『サンデー毎日』の常連予測屋の三浦博史氏は、他の週刊誌の予測に比べていつも保守的=つまり議席数はあまり変わらない、という予測をする傾向があります。しかし、こういうものは、私がいつも申し上げているように「あたらずとも、はずれず」です。今のままでは、石破茂自公政権から野田佳彦「脱憲反民主党」政権に交代する見込みは「ゼロ」です。それどころか、今の立民ならぬ「脱憲反民主党」(以下同じ)では「永遠のゼロ」です。

既にメールとブログで申し上げていますが、『週刊文春』の予測(もう少し自公が負け「脱憲」がもう少し勝つ予測です)と同様に、今回の『サンデー毎日』予測も中途半端に野田佳彦「脱憲反民主党」が議席を増やしており、このパターンが最悪です。別添PDFファイルをご覧いただければすぐにお判りいただけますが、「脱憲反民主党」は小選挙区でわずかばかりの議席増となりますが、比例区では変わらない、という予測になっています。当然です。(『週刊文春』の選挙結果予測は下記サイトの「4.」に掲載しておきました)

(関連)石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-f4966a.html

有権者・国民や支持者を愚弄するような代表選・代表=野田佳彦では、政権交代もままならず、かつ。奇跡的に選挙で勝って政権交代になったとしても、日本の政治は微塵も変わらないのです。そんな政治家たち・そんな政党などを支持して応援したところで、何の意味もありません。比例区議席激減を狙う理由は、とにもかくにも野田佳彦と同執行部を選挙敗北の責任を取らせて退陣させることです。また、野田佳彦「脱憲反民主党」などは、いつ何時、「壊憲」派に代わるかもしれませんから、油断もできません(既に自公政権が出してきた多くの戦争準備法案に賛成しています)。

(関連)【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/27d9788fb1fc28b82d1ba2237c4feea7816359ee

(こちらは『週刊文春』に似た予測です。中途半端な結果だということに違いはありません。これではロクデモナイ政治は続いて行きます。この国の有権者・国民は、いつまでこんなことを許すのでしょうか?:田中一郎)


8.別添PDFファイル

(1)ダブル党首選大批判、泉房穂が咆哮(倉重篤郎『サンデー毎日 2024.10.6』)
 https://x.gd/9GoDZ

(2)わが国は首の皮一枚で繋がったが…石破政権も日和るのか(適菜収 日刊ゲンダイ 2024.10.5)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361489

(3)安保巡る法整備検討指示、首相 地位協定やNATO構想で、防衛相・外相から慎重論(日経 2024.10..3)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83851500T01C24A0PD0000/

(4)検証マイナ保険証、首相 総裁選では「併用」主張、「保険証廃止」新内閣も踏襲(東京 2024.10.3)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357919

(5)完全に剥げた石破茂新首相の善人ヅラ 自民裏金議員公認に国民の驚愕(日刊ゲンダイ 2024.10.7)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361532

(6)石破茂の国賦人権説(前川喜平 東京 2024.10.6)
 https://www.threads.net/@moriyama_masao/post/DAxLQXDSboK

(7)裏金議員、一部は非公認 萩生田・高木氏ら、世論反発で一転 「不記載」比例重複認めず(朝日 2024.10.7)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16052310.html

(8)立憲「次の内閣」、反発かわす狙い、最高顧問に代表選争った枝野氏(朝日 2024.10.1)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/fde1179c1f4b5573335a42e4261efe75df3e9641

(9)立憲、決戦へ急加速、選挙区擁立200人台、選対幹部には小沢氏起用(朝日 2024.10.3)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16049527.html

◆これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速【一覧表あり】|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361575?utm_source=newsletter&utm_medium=email


9.関連サイト

(1)「自民党政治のゆがみを正す改革を」共産党が衆院選の公約を発表(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c89abaf31812a0be051c5e42d7f986234895e40d

(2)共産党、衆議院選挙に216人 立憲民主党と140超で競合 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA10C5D0Q4A011C2000000/

(3)自民都連も「裏金」に手を染めていたのか…選挙戦スタート直後“もうひとつの疑惑”噴出の不穏|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361754?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ【一覧付き】|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361765?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(5)社民党、衆院選に向けたマニフェスト発表 “消費税3年間ゼロ”など訴え(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/17620841135e54eda7a3b3a6bfe9f2feec1c6315

(6)野党いまだ19選挙区に候補乱立…自民は裏金議員非公認で内輪モメでも“漁夫の利”を与えるのか|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361690

(7)石破首相に対する告発状を新たに提出(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0eff748d84fd554eb24fb8ca6fd0924d1ee7df

(8)自民、非公認議員に「刺客」は立てず 再選できれば「みそぎ」認める - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20241007/k00/00m/010/001000c

(9)「茶番劇だ」「ぶれすぎ」…裏金が響いて「非公認」の議員ら不満顔 萩生田光一氏、下村博文氏の胸中は:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/359386

(10)不都合は裏金だけでなく 無所属・西村元経産相、メディアに不信も - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/Vaa9g

◆日刊IWJガイド・非会員版「新しい事実が明らかになっても裏金再調査やる気なし!『これは裏金隠し解散だ!』(野田立憲民主党代表)あの杉田水脈議員も公認か!-」2024.10.10号~No.4349 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53995
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草々

2024年10月10日 (木)

石破自公政権 VS 野田立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」(1):10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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「石破茂自公政権 VS 野田佳彦立民=バイデン民主 VS トランプ共和=「メクソ VS ハナクソ」:10.27衆院選では自民・立民両党への投票をやめ、他の立憲野党に投票しましょう<日本国憲法主義、再稼働ナシ脱原発、国民生活優先が3つの柱>」をお送りいたします。

これまで数日間の他のMLでの議論をまとめて掲載いたします。少し長いので2回に分けることにしました。自分自身で再読して、一部表現その他を加筆修正していますが、主旨に違いはありません。石破茂新総理の公約違反=極端に早期の国会解散選挙を受けて立ち、2024年が日本の政治の転換点=「世直し」スタートの地点となることを祈っています。可能な限り、上記の私のブログを拡散して下さることを願います。


1.石破茂新政権を見る目(水島朝穂早稲田大学法学部教授の「直言」より)

◆直言(2024年9月30日)石破茂内閣発足の意味――「改憲大連立」への道-
 http://www.asaho.com/jpn/bkno/2024/0930.html

(軍事オタクの石破茂は、防衛庁長官時代に制服組を背広組と対等の地位に引上げ、かつ統合幕僚監部の組織編成により、(日本型)文民統制(シビリアン・コントロール)を壊してしまった調本人である。今日では、日米対等の安保条約、アジア版NATO、フィリピンへの自衛隊派兵、日米地位協定改定、日本国憲法第9条第2項の削除(自衛隊の国軍化)などを提唱している。日米地位協定改定はともかく、その他の石破茂軍事戦略は非常に危険で、しかも強硬派であることも念頭に置いておく必要がある。:田中一郎)

(水島朝穂早稲田大学法学部教授のコメントから>
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■ 石破氏とは2回、直接議論しています。周辺事態法制定を前にして、中国新聞の企画で、議員会館の事務所でお会いしました。プラモデルも拝見しています。早大法学部卒の女性秘書が、かなり軍事オタクであることをその時知りました。その方が26年後に首相秘書官という予測が出ています。本文をお読みください。

石破氏は、ゆっくりと言葉を選んで話す方という印象で、必ず「先生、そうおっしゃいますけどね」と私のいったことを確認した上で意見を述べました。これまで政治家ともいろいろと議論したことがありますが、一方的に話す方が多いのに対して、石破氏は、私のような正反対の意見の人間のいうことでも、まず何をいっているか確認しようという姿勢は感じました。

 本文で書いたように、この首相は相当手ごわい存在になると思います。改憲論も安倍氏のような姑息なやり方はとらず、正面から9条2項削除を主張してくるでしょう。腰を据えた議論をしていく必要があります。
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(関連)防衛省・統合幕僚監部ホームページ
 https://www.mod.go.jp/js/

(関連)直言(2024年9月9日)自由民主党第2代総裁のこと――時代は「誰」を求めるか !-
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2024/0909.html

(関連)<水島朝穂の新聞への直言>9月 「自民・立民W党首選」 安保法9年 問われる軍拡路線:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357257?rct=asaho_chokugen

(関連)直言(2015年3月23日)日本型文民統制の消滅――箍が外れた安保法制論議(1)
 https://www.asaho.com/jpn/bkno/2015/0323.html


2.(他のMLでの議論です)

◆(受信メール)
Sent: Wednesday, October 2, 2024 6:14 PM
Subject:候補者予想状況表(9/30現在)、政策協定案、各種バナー

つなぐ・つながる通信2024/10/2(転送歓迎、重複ご容赦)

(1)東京選挙区の候補者予想状況表(9/30現在)をHPに掲載しました。 
 立憲民主党21名、日本共産党18名、れいわ新選組2名。
 https://tunagu2.jimdofree.com/

 東京では、当初全30地区での一本化が提唱されてきましたが、残念ながら、前提となる政党中央間での共闘合意が出来ていません。市民連合は間に入り、合意文書案(下記)を提案し、各党勢揃いして文書を受け取る場をセットすべく交渉中とのことです。予定候補者一覧表の中では、日本維新の会が21名立てていることが目を引きます。

(2)各地の政策協定案等をHPに掲載しました。

・市民連合(2024/9/24版)

・市民連合 めぐろ・せたがや2024/9/29版)

・東京25区市民連合連絡会

・東京27区市民連合「にいなな」
 https://bit.ly/3Uu9TsO

(3)一人街宣にも使い易い各種バナーが、フェミブリッジからダウンロード提供されました。
 https://tunagu2.jimdofree.com/


◆(私の返信)次期衆院選は野田佳彦立憲民主党「全滅」へ向けて新「市民と野党の共闘」形成を!

 野党第1党が野田佳彦立憲民主党では、日本の政治は変えられません・変わりません。次期衆議院選では立憲民主党「全滅」を目指し、日本共産党・「れいわ新選組」・社会民主党・その他「世直し」勢力で新「市民と野党の共闘」を組み、選挙戦に臨んでください。個々に候補を立てていても蹴散らされるだけです。

野田佳彦立憲民主党を大敗北に追い込み、野田佳彦に代表をやめさせた後、女性代表(辻元清美氏)+女性がほとんどの新執行部の新体制を立憲民主党の中に築いてもらった上で、来年夏の参議院選挙で、石破茂自民党を大敗北に追い込む「一大決戦」に臨む、そんな戦略・戦術でやっていくのがいいと思います。

10/27の衆議院選で、旧態依然の「市民と野党の共闘」などをダラダラと組んで選挙に臨み、中途半端に勝ったり、中途半端に負けたりしていては、野田佳彦が野党第1党の立民代表を退くわけがなく、従って、日本の政治改革も、「世直し」も、すべて先送りとなります。つまり「時間のムダ」を続けるだけです。

繰り返します。10/27衆議院総選挙の最大の眼目=目標は、野田佳彦立憲民主党の「全滅」です。全国規模で展開するのです。そのココロは、立憲民主党よ、有権者・支持者に対して、なめたマネ、するんじゃねーぞ、ということです。有権者が投票という態度で示し、立憲民主党を厳しくしつけないと、この連中は平気で有権者・支持者をコケにするのです。痛い目に合わせないとダメ。

(例外)

(1)八王子の有田芳生さん VS 萩生田光一 有田芳生さんで統一してください。

(2)板橋区の「統一候補」 VS 下村博文(無所属) 立憲民主党で統一してください。

(3)北区の「統一候補」  VS 自民党のロクデモナイ候補 日本共産党で統一してください(これまでずっとそうでした)


3.(他のMLでの議論です)その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います

「石破政権の意味は、難しいことではないのではないでしょうか。「表紙を変える」内閣であり、新閣僚13人に見るように、選挙に「大臣」の肩書をつけさせる意味を持つだけ/つまり、「選挙対策内閣」の意味でしかないように思います。」というご意見をいただいたので、それに私から下記を返信いたしました。

◆(私の返信)その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います。

 その可能性が高いとは思いますが、もう少し自民党やその補完勢力、そしてアメリカの動きを見定めたいと思います。入閣を断った高市早苗や小林鷹之は、来年夏の参議院選後をにらみ、この内閣が下記の本日付け日刊ゲンダイ記事のように「短命政権」だと見ている様子がうかがえます。しかし、現実の動きは何がどう跳ねてどう転がるか、予想できないところもありますので、石破茂が覚悟を決めて何かをやりだすかもしれません。それを見定めたいと思っています。

(年を越えて来年夏ころまでには、この政権の基本的性格ははっきりするでしょう。いずれにせよ、「政治決戦」は10/27の衆院選ではありません。こんなところで、野田佳彦を総大将にして「市民と野党の共闘」などを組む必要はありません。むしろ衆院選で野田佳彦立憲民主党を「全滅」に追い込み、野田佳彦を立民代表から追い払った上で、闘う新執行部をつくり、その新立憲民主党執行部を総大将にして、来夏の参議院選挙に新「市民と野党の共闘」で臨むのです。もちろん今度は自民党「全滅」作戦です)

(さながら、第一次長州征伐のあと俗論派に乗っ取られた幕末長州藩を、正義派がひっくりかえす、あの政治劇に似ています)

(関連)発足前からこれだけケチが付くのも珍しい 石破さんには悪いがこの内閣は長く持たない予感 日刊ゲンダイ
 (前)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361346
 (後)https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361348

(関連)(別添PDFファイル)石破新政権は弱点続出必至も…「野田立憲」では勝てない(金子勝慶応大学名誉教授 日刊ゲンダイ 2024.10.2)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361300


4.(『週刊文春 )10.27衆議院総選挙 当落予測:こういう中途半端な勝ち方が最もよろしくない=日本の政治は微塵も変わらないどころか、自民党補完勢力を引きずりながら更にズルズルと奈落の底へ落ちていく結果に・・・

◆“裏金議員”34%が落選危機…衆院選289選挙区「完全予測」→あの“国会ヤジ女帝”も劣勢の衝撃結果に!〈旧安倍派幹部の下村氏、高木氏、西村氏は?〉 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/73893

 今週号の『週刊文春 2024.10.10』が、急遽決まった10.27衆議院総選挙の結果予測を掲載しています。詳細は同誌をご覧いただきたいですが、全体の結果だけを書き出しますと、下記の通りです。「あたらずとも、はずれず」というのが、こういう週刊誌による選挙結果予測の記事を見る場合の私の見方です。

    現有議席  予測
自民   255   219
公明    32    25
維新    40    50
国民     7    11
教育    4    1
(小計)(338)  (306)

・・・・・・・・・・・・・
立民    98   131   
共産    10    10
れいわ   3    6
社民    1    1
無所属   15    11

合計   465   465

 私がこの予測で全く理解できないのが「「日本維新の会」の10議席増」です。もしもこういうことになるとしたら、関西方面を中心にドアホの「B級」有権者が相当数いるということを意味しています。

それはともかく、10.27総選挙結果がこのようなことになったとしたら、これはメール表題にも書きました通り、「こういう中途半端な勝ち方が最もよろしくない=日本の政治は微塵も変わらないどころか、自民党補完勢力を引きずりながら更にズルズルと奈落の底へ落ちていく結果に・・・」ということです。

唯一の「利点」は、野田佳彦立憲民主党が裏切らなければ、日本国憲法の改悪はできなくなる、ということに尽きるでしょうか? 国会の憲法審査会の行方にもよりますが、アベスガキシダと続いた「壊憲」の動きは、一時お休みとなる可能性が高いといえます。しかし、野田佳彦立憲民主党が「壊憲」阻止勢力として断固たる対応をするかどうかは怪しいところですし、また、石破茂政権が、総選挙後の与野党対立、というよりは、与野党馴れ合いの大政翼賛会的な国会運営の下で(くだらないことで)ゴタゴタの連続となり、短命政権に終わる可能性もあり得ます(特に、反主流派となった旧安部派や高市早苗・小林鷹之といった「統一教会」連合のタカ派似非右翼勢力が虎視眈々と政権奪取を狙っている)。

要するに、こんな中途半端な反自民「世直し」勢力の勝ち方では、これまでの様々な悪政や悪法は変わることなく続いていくということを意味します(例:現行の保険証廃止・マイナ保険証一本化は変わらない、原発大推進も継続、辺野古基地建設や「SC=セキュリティ・クリアランス」(新スパイ防止法)も存続他)。

既にメールで申し上げましたが、私は、この10.27総選挙では、野田佳彦立憲民主党をボロ負けにして、一部の例外的な選挙区を除き、全員落選させて全滅させるのが一番いい(つまり、他の立憲野党に大挙して投票してほしい、他の立憲野党はそれに応えられるよう、候補者を統一・一本化してほしい)と申し上げています=人呼んで新「市民と野党の共闘」です。

そして、その選挙大敗の責任を取らせて野田佳彦を立民代表から引きずり降ろし、新しく女性を代表にした(私は辻元清美氏を推薦)、執行部やネクストキャビネットも女性が大半の「立民新体制」を構築した上で、来年夏の参議院選挙で一気に自民党と公明党と「日本維新の会」に攻めかかる、という戦略です。政治を抜本的に転換し、真の意味で私たち有権者・国民のための政治を実現する、がその目標です。

少なくとも、この「新体制」立憲民主党が主導する新「市民と野党の共闘」が、与党グループ及びその補完勢力を合計した議席を過半数割れに追い込めば、日本の政治は大きく変わるチャンスが到来するでしょう。過半数を制した参議院を土台にして、徹底的に自民党政権・政府を追及して追い込んでいけばいいのです。

10.27総選挙に於いて、中途半端な野党共闘などはできないこと、立民以外の立憲野党が議席を大きく伸ばしていくことを願っています。ニセモノ集団・似非「立憲主義」の野田佳彦「脱憲反民主党」よ、早くくたばれ!


5.衆議院選挙の争点:①「単なるウソツキ」だった石破茂政権を短命に終わらせる、②「壊憲」勢力と手を組み自民党政治継続で政権を狙う野田佳彦代表を退陣させる=自民党とその補完勢力、及び立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票を!!

<必読報道:石破茂新政権>

(1)石破茂首相「デモはテロ」と断言した「タカ派」の地金がジワジワ 「民意に寄り添う」は総理のイスに座るまで?:東京新聞 TOKYO Web 2024.10.4
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358257?rct=tokuhou

(2)論功行賞、滞貨一掃、「もはや痛いレベル」の党内統治…識者たちが見る石破茂新内閣の正体、その実効性は:東京新聞 TOKYO Web 2024.10.2
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357791?rct=tokuhou

(3)これでは岸田政権と同じ轍…刹那の緩和継続ではなくアベノミクスに断罪を|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361480?utm_source=newsletter&utm_medium=email

(4)石破新首相ウソ重ね、新たな裏切りのニオイぷんぷん…持論「党首討論は最低2時間」もウヤムヤ|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361527

(5)「誹謗中傷は全員逮捕」と言った牧原秀樹法相、「愚か者」発言の三原じゅん子担当相…石破内閣の不思議な人選:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358037?rct=tokuhou

「公式サイトによると、牧原氏は東大法学部在学中に司法試験に合格し、日本、米ニューヨーク州の両方で弁護士登録している。」(東京新聞記事から抜粋)=こういうのが一番危ない。辞任させましょう。これからも失言を繰り返すでしょうから。こんな人物を法務大臣にするということは、すなわち、日本を法治国家から放置国家に切り替えることを意味します。その象徴的人物です。:田中一郎)

(6)(別添PDFファイル)「信頼・共感」、これじゃ無理…石破首相の“二枚舌”は衆院解散だけじゃない|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361414

(7)【独自】石破内閣に早くも「政治とカネ」醜聞! 伊東良孝・地方創生相に政治資金使途隠蔽が発覚|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361467?utm_source=newsletter&utm_medium=email

<必読報道:野田佳彦「脱憲反民主党」勢力)

(1)立憲・野田代表、自公過半数割れ「可能性は十分」 比較第1党目指す [立憲]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB43J52SB4UTFK013M.html

(2)「裏金議員」当選阻止へ野党候補一本化を 立憲民主の呼びかけに、国民民主、維新、共産各党はどうする?:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358248

(3)立憲民主『また野田』で大丈夫? リーダー再登板、経済・スポーツ界は珍しくないが…政権交代へ必要なもの:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356527

 <田中一郎コメント>

「衆議院選挙の争点:①「単なるウソツキ」だった石破茂政権を短命に終わらせる、②「壊憲」勢力と手を組み自民党政治継続で政権を狙う野田佳彦代表を退陣させる=自民党とその補完勢力、及び立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票を!!」

 <石破茂自民党新政権>

(1)石破茂新政権の2つの犯罪=「裏金・脱税・居直り」問題と「統一教会・壺被害」問題は棚上げ 「裏金・脱税・居直り」「統一教会べったべた」の議員達を公認し、比例重複立候補もOK その後一部修正するも根本的な問題解決にならず「政治とカネ」の問題はひきずったまま。統一教会との癒着は不問。

 「いやだったら10/27衆議院選挙で自民党候補を落としてみろよ、つべこべグー垂れてたって結局は我々自民党に投票するんだから、こんなことどうでもいいのよ、政治や選挙にはカネがかかる、統一教会には選挙でちょっと手伝ってもらっただけや、ダメだというなら代わりにやってくれよ、まあ、ともかく、選挙の時にはよろしくな、今後もいろいろと便宜を図ってやっからよ」(これが石破茂自民党=特に安部派「裏金・脱税・居直り」議員たちの本音です) これで石破茂自民党に投票するなら、〇〇○だ!! 死ななきゃ、なおんねえ、・・・のか?

(2)(総裁選決着までの)石破茂のリベラル発言=「これみんなウソ!」

 ①総裁選後の予算委員会開催と十分な討論・熟議(45分間のチョロっと党首討論で代替)

 ②「裏金・脱税・居直り」議員の再調査

 ③「統一教会」と自民党との完全絶縁と被害者救済

 ④日米対等の日米同盟と日米地位協定の改定

 ⑤選択的夫婦別性

 ⑥辺野古への基地移設に関する沖縄県民の理解

 ⑦日本国憲法第7条解散には反対

 ⑧マイナ保険証一本化の中止または延期

 ⑨金利引き上げとアホノミクスからの脱却

 ⑩脱原発=原発からの早期脱却

(まだあると思うけど、よかったら教えてください)

(3)石破茂がこれから犯しそうな日本破壊の政治的犯罪

 ①アメリカの核兵器持ち込み・共有

 ②中共中国を仮想敵国とするアジア版NATOの出来損ない版を形成

 ③原発・核燃料サイクル大推進、新型炉の開発・導入

 ④日本破壊勢力台頭・繁殖に対する無為無策

 ⑤日本国憲法改悪(第9条2項の削除と国防軍創設条項の新設)

 ⑥基本的人権の侵害はとどまるところを知らず

(4)さっそくアメリカが石破茂新政権に「恫喝」=余計なことするんじゃねえぞ!(地位協定、アジア版NATO等)、田中角栄がどうなったか、知ってるだろ!!

◆ブリンケン国務長官、石破首相に祝意 「日米の連携強化」に期待示す:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB162DLSB1UHBI03DM.html

(5)自民党補完勢力

 *公明党「衆院選は最も早い日程が望ましい=裏金・脱税のことはどうでもいい、統一教会のことでいろいろつつかれると、今度は創価学会がやばくなる」

 *朝日カバカバ新聞「衆院選を自民党が一致団結して向かうには党内融和が優先」=安部派他の裏金・脱税議員から、選挙の後に倒閣運動をするぞ、と恫喝を受けた結果

 *Q.立憲民主党となぜ共闘しないのか? #日本維新の会 #藤田文武 #政治資金規正法 - YouTube
➾ 不祥事を繰り返す維新にかようなことを言われる立民ならぬ「脱憲反民主党」よ、恥ずかしくないのか?)

 <野田佳彦「脱憲反民主党」の「口先やるやる詐欺」>

 これまでの「安保法制・戦争法廃棄」と「脱原発」「日本国憲法を守り育てる」の3つを基本とする「市民と野党の共闘」を全面否定し、「世直し」市民や護憲野党を突き放す(お前らとは一緒に政治も選挙もしない)、他方で、「壊憲」勢力の先兵となって旗を振る「日本維新の会」や国民民主党としっかり腕を組み、自民党政治をほとんどそのまま引き継いで、政権をかすめ取ろうとする「コソドロ野郎」連合の形成に躍起となっている。

すっとこどっこい男の小沢一郎の手まで借りて、党是である立憲主義や脱原発はあっさりと捨てて、「中道右派」などという存在しているかいないかわからない、霧や霞のような「政治的塊」を標榜し、とにかくどんなことでもして選挙に勝てばいいのだという党利党派党略丸出しの「サギ戦略」で10/27衆議院選挙に臨む様子だ。やる気もない・できもしない「きれいごと」を並べて、再びの「口先やるやる詐欺」自民党政治模倣政権を目指すらしい。

情けないことに、かような野田佳彦立憲民主党の動きに、さっそく「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」らを中心に「立民すり寄り」「立民代弁」「立民応援」「立民べたべた」の対応をする人たちが市民運動・社会運動の中に現れつつある。何度言ってもわからない人たちである。

過去の歴史を振り返っても、危機の時代には野田佳彦立憲民主党のようなニセモノ勢力が台頭しては消え、「世直し」をどんどん遅らせて、場合によっては大日本帝国のように国を滅ぼしてしまうことさえある。そういう時代に、日和見・中途半端ほど、愚かしいことはない。ダメな連中はどこまで行ってもダメなのであって、そんな連中にすがりついたところで、何かが変わるわけでもない。今は昔と違い、武装蜂起などしなくても、一票一揆により支配政権はすぐにでも打ち倒すことができる。しかし、日和見・中途半端は、こうしたホンモノの「世直し」の、非常にタチの悪い妨害勢力・肩透かし勢力・すり替え勢力として現れ、ホンモノの「世直し」を頓挫させてしまうのだ。

世の中を変えたいと思う私たちがなすべき投票行動は、メールの表題にも書いたように、自民党とその補完勢力及び「脱憲反民主党」、以外の「立憲主義」野党に投票をし続けることである。根気よく、あきらめないで、妥協すべきところは妥協しても、妥協できないところは頑固一徹で、ホンモノの「世直し」を求め続けることが大切だ。みなさまには、「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」なんぞにそそのかされず(「ひよれん」は「たよれん」でお願いします)、野田佳彦立憲民主党の(一部例外の「裏金」選挙区以外で)候補者全員を自民党候補者とともに落選させることが、今回の衆院選でお願いしたい投票行動である。

そして、野田佳彦執行部が選挙大敗の責任取り退陣した後に、ホンモノの「世直し」(「積極的日本国憲法主義」と「(再稼働ナシの)脱原発」と「消費税減税から廃止」に代表される国民生活最優先の政策実現)を目指せる女性中心の新執行部を擁立し、来年夏に参議院選挙以降、一気に攻勢をかけ、自公政権をなぎ倒す、そんな戦略で動いていただきたい。

来たる衆議院選挙では、野田佳彦立憲民主党以外の「立憲主義」政党に投票してください。それが日本の「世直し」=「夜明け」への最短距離になります。愚かな妥協的投票(野田佳彦立民への投票)は、アベスガキシダと続いたくだらない政治の継続延長となるだけです。みなさまの一票を大切にしていただくようお願い申し上げます。

6.関連サイト等

 「岸田路線を踏襲」=こんなことなら岸田文雄政権のままでいいではないか?! 石破茂よ、お前、このままでは、史上最悪サイテーの「腰抜け」首相として歴史に名が残るぞ! 何やってんだよ! アベ政権時代から総裁選の勝利までの間の自分の発言・発信をしっかりと振り返り、せめて日米地位協定改定か脱原発くらいはきちんとやって、歴史に名を残せよ。最優先は有権者・国民ではなかったのか?! 政治家にとって、首相は最終ゴールの「上がりポスト」だ。覚悟を決めろよ! みっともないからフラフラするなよ。同じ世代の、同じ「キャンディーズ」ファンとして、ご注告申し上げる。

(1)原発・デジタル推進強調、新閣僚、岸田路線を踏襲(日経 2024.10.3)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83851190T01C24A0EA2000/

(2)鳥取出身の首相 歴代初、初当選から38年かけ宰相に、石破茂氏の歩み(朝日 2024.10.1)
 https://www.fnn.jp/articles/-/765164

(3)裏金議員を原則公認へ、首相、比例重複も容認(朝日 2024.10.4)
 https://digital.asahi.com/articles/ASSB33HGLSB3UTFK00ZM.html

(4)共産、選挙協力に黄色信号? 安保法制の立場めぐり 立憲と距離感(朝日 2024.9.18)
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16036700.html

(5)「納得と共感」の政治はどこへ 石破首相、初の国会論戦は守りの答弁 - 毎日新聞
 https://x.gd/5ArMj

(6)教育の前原誠司氏ら維新合流へ 衆院選、公認で出馬:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/357820

(7)野党候補の一本化、玉木氏「無理」明言 野田氏、各党首と会談 衆院選:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16050453.html

(8)問われる“石破語法”の実効性…総裁選で言及「保険証廃止見直し」「マイナ併用」忘るべからず|日刊ゲンダイ
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361283

(9)裏金議員の非公認、追加を検討 「仲間にむち打つ」党内に不満や怒り [自民]:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/3NazU

(10)首相、日米地位協定改定は後退 「一朝一夕で実現せず」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/358964

(「一歩前進、二歩後退」の石破茂と野田佳彦を10/27選挙で共に引きずり下ろすこと、これが課題です)
草々

 


草々

2024年9月29日 (日)

石破茂自民と野田佳彦立民:石破茂は口先だけでなく、①日米地位協定改定(独・伊並み)②「脱原発」、のいずれかでも実現すれば歴史に名を残す、野田佳彦立民は、執行部にカスばかり集めて絶望的、総選挙で負けてさっさと退陣せよ

前略、田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html


2.キャンペーン

(1)署名 被爆体験者訴訟の勝訴原告を控訴せず、被爆体験者問題を合理的に解決してください。Change.org
 https://chng.it/GYGmHQPDdR

(2)署名 福島原発事故は国の責任! 最高裁は国を免責した判決を正してください· Change.org
 https://tinyurl.com/4bbvyjaz

(3)世界初承認のレプリコンワクチン定期接種の中止を求めるオンライン署名
 https://qr.paps.jp/ZpThP

(4)ご寄付のお願い - OurPlanet-TV:特定非営利活動法人
 https://www.ourplanet-tv.org/donation/

(OurPlanet-TVは福島原発事故後の子ども甲状腺ガンの情況や原発震災被災地の被ばく状況をきちんと伝える唯一のメディアです:田中一郎)

(関連)OurPlanet-TV - YouTube
 https://www.youtube.com/c/OurPlanetTV


3.イベント情報

(1)(9.30)東電刑事裁判 第8回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20240930-event/

(2)(10.1)種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 控訴審第4回期日(最終弁論)のご案内 - TPP交渉差止・違憲訴訟の会
 http://tpphantai.com/info/20240917/

(3)(チラシ)(10.2)福島原発被害阿武隈訴訟控訴審公判(東京高裁)
 https://qr.paps.jp/8uRtN


4.日刊IWJガイド・非会員版「半田滋氏が『米国人が喜ぶような政策を取ってきたのが自民党の伝統』『誰が総裁になっても今までの自民党の政策を引き継いでいく』と指摘!」2024.9.23号~No.4334 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53936
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「石破茂自民と野田佳彦立民:石破茂は口先だけでなく、①日米地位協定改定(独・伊並み)②「脱原発」、のいずれかでも実現すれば歴史に名を残す、野田佳彦立民は、執行部にカスばかり集めて絶望的、総選挙で負けてさっさと退陣せよ」をお送りします。

 <別添PDFファイル>

(1)石破氏「安保改定」を提唱、米研究所に寄稿、自衛隊グアム駐留案も(朝日 2024.9.29)
(2)グロテスクな刷新芝居 この総裁選でわかったことは「自民党は解体しかなし」(日刊ゲンダイ 2024.9.28)
(3)自民党はどこまで行っても自民党 石破新総裁、ウンザリの全舞台裏と今後(日刊ゲンダイ 2024.9.30)
(4)安倍政権の“生みの親”野田立憲では政権交代は起きない(高野孟 日刊ゲンダイ 2024.9.26)
(5)野田佳彦新代表に立憲支持者の複雑…政権交代か大政翼賛会か、二つにひとつ(日刊ゲンダイ 2024.9.25)
(6)共闘をあきらめない(前川喜平 東京 2024.9.29)


1.石破茂自民党新総裁・新政権

 石破茂自民党新政権は、口先だけでなく、①日米地位協定の改定(独・伊並み)、②脱原発、のいずれかでも実現すれば歴史に名を残す。総裁選の舞台裏については別添PDFファイルの日刊ゲンダイ記事をご覧いただきたい。「自民党はどこまで行っても自民党」だと書かれ、総裁選の行方を握っていた麻生太郎・麻生派をはじめ、自民党内の動きについて、かなり詳しく書かれている。要するに「サル山のボス争い」である。こんなことまでして総裁になった石破茂が、裏金・脱税問題や統一教会問題で毅然とした態度が取れないのはほぼ確実。これが嫌なら有権者は間もなく実施される衆議院選挙で、裏金・脱税議員を中心に、自民党候補を落選させればいい。

 石破茂自民党新政権の注目点はそこではない。仮に衆議院選挙で自民党が勝ち残れば(私はおそらく勝ち残ると思っている)、その後の注目点は、石破茂が口先だけでなく、「①日米地位協定の改定(独・伊並み)、②「脱原発」、の1つでも本気で実現しようとするかどうか、実現できるかどうかである。もしもこのいずれか1つでも実現すれば、石破茂総理は歴史に名を残すだろう。この2つは、日本を滅亡から防ぐために、サイテー限、しなければならないことだからだ(①日米地位協定改定は一定程度の対米自立を意味し、今現在進められている、アメリカのための対中共中国戦争(アメリカの代理戦争)準備にストップがかけれらる可能性が高まる)。他のことはどうでもいいわけではないが、この2つは今日の日本にとって決定的に重要だからだ(要するに、戦争防止と原発過酷事故回避)。

◆【速報】自民新総裁に石破氏 辺野古推進、日米地位協定改定を主張 - 琉球新報デジタル
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-3500734.html

(関連)日米地位協定の見直し期待、玉城デニー沖縄知事「県民の声 反映を」 石破自民新総裁選出で - 沖縄タイムス+プラス
 https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1442528

(関連)<独自>米軍基地のPFAS汚染対策また日本が肩代わり 3億円で別の格納庫も補修 「緊急措置」がなし崩しに…:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/355689


◆石破茂氏が語る「原発ゼロ」 - YouTube (青木美希・あおタイムス)
 https://www.youtube.com/watch?v=s9aKHBqbHXU


◆(別添PDFファイル)石破氏「安保改定」を提唱、米研究所に寄稿、自衛隊グアム駐留案も(朝日 2024.9.29)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092900009&g=pol

 しかし、である。上記は本日(9/29)付朝日新聞に掲載された記事だが、日本国憲法の徹底平和主義から鑑みて、軍事力については「専守防衛」が限度であり、従ってまた、自衛隊の海外派兵は許されないということについての理解が不十分なまま、上記のような戯言を言っているなら、石破茂政権はこれまでの自民党政権と変わらない、日本破壊のガラクタ政権ということになる。原発・核燃料サイクル施設を狭い日本列島に60基以上も並べて何が武装防衛か、何が日米安保か、何がアジア版NATOか?! 愚かなことを言う前に、原発・核燃料サイクルを一刻も早く廃棄し、返す刀で日米地位協定の改定に着手して、歴史に名を残す首相になることを目指せ。

 <自民党という「猿山」の動き>

(1)幹事長・森山氏、選対・小泉氏 副総裁に菅氏検討―高市氏 総務会長の打診固辞:時事ドットコム
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092800421&g=pol

(2)(別添PDFファイル)グロテスクな刷新芝居 この総裁選でわかったことは「自民党は解体しかなし」(日刊ゲンダイ 2024.9.28)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361142

(3)(別添PDFファイル)自民党はどこまで行っても自民党 石破新総裁、ウンザリの全舞台裏と今後(日刊ゲンダイ 2024.9.30)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361188
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361189

(4)自民党の危険性は変わらず - 非武装中立「美しい日本」を目指すピースアゴラ
 https://peaceforever-realize-by2025.com/2024/09/post-9738/


2.野田佳彦立憲民主党新執行部

 野田佳彦立憲民主党では政権交代はあり得ない(高野孟氏)し、仮にあったとしても日本の政治は微塵も変わらない。それどころか、情勢次第では、自民党ですらできなかったロクでもないことを率先してやっていく可能性もある。高野孟氏が言うように、かつてのアベ政権の「日本破壊」政策の「苗木」をつくっていたのは野田佳彦民進党政権だったわけで、そんなことは2009年の民主党マニフェストには全く書かれていない。野田佳彦民進党政権は典型的な「口先やるやる詐欺」政権だった。

 野田佳彦は、立憲民主党代表選における政策・方針説明でも、政権交代もままならないうちから、アベ戦争法制は継続する、脱原発はしない(脱炭素=GX推進の実施)、消費税減税の廃止はしない(むしろ社会保障を口実に消費税増税だ)、自民党政治・岸田文雄政治を継続していく、口うるさい左翼左派リベラルの革新政治勢力とは一緒にはやらない、などを表明、岸田政権時代に発覚した裏金問題だけを追求して政治を誤魔化そうとしている態度がミエミエである。過去の歴史を振り返っても、こういう似非改革勢力を政権に付けて権力を持たせると、事態は益々ひどくなり、有権者・国民には巨大な不幸が降りかかること、必定である。

 つまり、次回選挙から(地方選挙も含むあらゆる選挙で)、野田佳彦立憲民主党の候補は、一部の議員(「壊憲」と「戦争」に強く反対をし「脱原発」を本気で主張する議員)を除いて、原則全員落選させることが重要だ(有権者の使命)、ということを強調しておきたい。それは言い換えれば、それ以外の立憲野党=日本共産党、「れいわ新選組」、社会民主党、その他無所属など、に投票をし、また、有権者がそのようにできるよう、これらの立憲野党勢力が、少なくとも小選挙区や定数3人以下の選挙区で候補者を一本化して共倒れを防ぐことが肝要である。野党第1党から野田佳彦立憲民主党を有権者の手で引きずりおろすこと、これもまた、政治改革の1つのプロセスでもある。野田佳彦立憲民主党とは「棲み分け」も必要ない。泉健太を含む幹部たちのいる選挙区に、「一本化」候補を立てて闘えばいい。市民はそれを勝手連として応援するか、あるいは、自民党・公明党・維新・国民民主党及び立憲民主党(特に御用組合「連合」推薦候補)の落選運動を展開すればいい。

(それがいやなら家で寝ていてもいい、要するに、立憲民主党から小馬鹿にされて甘くみられるような投票行動はとるなということだ=自民党に投票している有権者達は、あの自民党というゴロツキ猿集団から、甘く見られて「B級愚民」とみなされている=ツベコベ「ぐ~垂れ」ていたって、どうせお前たちは我々自民党に投票することになる、と思われているということだ)。
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ETkFbcJgoEtNhkh31JEyBRABnX2DpNf8C0MNbYK1AuwBsw?e=MjvSq1


◆(別添PDFファイル)安倍政権の“生みの親”野田立憲では政権交代は起きない(高野孟 日刊ゲンダイ 2024.9.26)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361027

◆(別添PDFファイル)野田佳彦新代表に立憲支持者の複雑…政権交代か大政翼賛会か、二つにひとつ(日刊ゲンダイ 2024.9.25)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360961


◆(別添PDFファイル)共闘をあきらめない(前川喜平 東京 2024.9.29)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/Ee25zJpWssRLp89SiwGq6XwBSHZQWSmxoU06Cl7tHznw7Q?e=tNyaf7

(前川喜平氏が奈良一区の「市民連合」の招きで奈良に行って講演したことの簡単なまとめである。政権交代の必要性・重要性を訴える中、「市民と野党の共闘」を創り上げていこうという主旨だが、その講演会に奈良の立憲民主党からは誰も参加することはなかった。2024東京都知事選挙の最初のような雰囲気である。これまでも申し上げてきたが、野田佳彦立憲民主党に「市民と野党の共闘」など本気で取り組みつもりなどない。せいぜいが共倒れ防止の候補者調整だが、野田佳彦立憲民主党とは、この候補者調整もしなくていい。基本は全員を落選させればいい。自民党と同じか、自民党よりも劣悪な連中が党を牛耳っているからだ。自民党や公明党・維新と同じ扱いでいい。:田中一郎)


 <野田佳彦立憲民主党執行部の劣悪性>

◆「ノーサイド」どころか「あからさまな論功行賞」 立憲・野田新体制の顔触れは「代表選で応援した人」ばかり:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356289

(1)幹事長:小川淳也:代表選直前に枝野幸男グループから野田佳彦に寝返り、野田佳彦と同じの消費税増税派の本領発揮、選挙区の香川1区には、意地でも上記「一本化」候補を立てて闘ってほしい(令和立民の小早川秀秋=関ケ原の合戦で寝返って、その後「早死に」している)

◆立憲民主党「新体制」に入り交じる期待と不満…危うい小川淳也に「なぜ君は幹事長なのか」|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361014

(2)政調会長:重徳和彦 - Wikipedia (「日本維新の会」や小池タヌキ百合子の周りをうろついていたニセモノ議員そのもの)
 https://tinyurl.com/ynmsnj9c

(3)国対委員長:笠浩史 - Wikipedia(こいつも維新や松沢成文(元神奈川県知事)、小池タヌキ百合子に近いニセモノ議員)
 https://x.gd/DATQ6

(関連)【日本の解き方】立憲民主党の「増税コンビ」野田&小川氏 次期衆院選で脅威となるか 財務省が喜ぶ野党では政権の獲得はかなり難しい(1-2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 https://www.zakzak.co.jp/article/20240928-XNHENJBADZPQZND37QTYSP3FL4/


◆社民、立民と維新の連携けん制 「選挙協力あり得ず」:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356676

 <田中一郎コメント>

 よく言った! 政界の「福島寅子」として、日本政治のアンシャンレジームと闘うべく、「市民と野党の共闘」の中核の1つを担ってほしい=野田佳彦立民や御用組合「連合」とははっきりと対決姿勢を取り、今後のあらゆる選挙では、新「市民と野党の共闘」の候補者一本化に尽力していただきたい。野田佳彦立民や御用組合「連合」に対する態度があいまいなら、社会民主党の未来はない、と覚悟を決めていただきたいのだ。特に地方の社会民主党勢力は日和見の伝統があるので、積極的日本国憲法主義、再稼働ナシの脱原発、消費税減税から廃止へ、など、改革政党としてのカラーをはっきりと打ち出して「背水の陣の闘い」に挑んでいただきたい。中途半端な「右への妥協」は社会民主党にとっては「命取り」です。

野田佳彦立憲民主党までが合流して創りそうな「第二次大政翼賛会」には社会民主党は断固として合流しない、危機の時代の日和見・中途半端こそ最悪である、危機の時代こそ覚悟の決まった者にとっては絶好のチャンス(機会)であることを肝に銘じるべきです。
草々 

 

2024年9月28日 (土)

(報告)(9.25)再開第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


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 去る2024年9月25日、水道橋のたんぽぽ舎に於きまして、標記「再開新ちょぼゼミ(第1回):オルタナティブな日本をめざして「日本の裁判所はこうしたら変えられる」]を開催いたしました。当日は予想以上の方々にお集まりいただき成功裏に終わりました。下記に当日のレジメや録画、関連情報などを添付して簡単にご報告申し上げます。

 日本の司法・裁判所・検察は今のままではいけません。日本国憲法から逃げ回り、基本的人権を踏みにじり、社会正義を棚上げにして、ロクでもない判決を濫造しています。また、法廷運営も恣意的でひどくお粗末で、これでは公正で公開された国民のための裁判とはとても言えない状態です。司法・裁判所・検察に有権者・国民から負託された使命や責任を棚上げにしてしまっているのです(拒絶司法、逃亡司法、反動司法、屁理屈司法、忖度司法、ヒラメ司法、反社会的司法他)。また、昨今では、最高裁をはじめとした裁判所と五大法律事務所のいくつか、そして原子力ムラや霞が関官庁が癒着して「利権団子」のような状態が生まれるなど、その生々しい在りようには強い憤りを感じさせます。

(関連)本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-13ed70.html

たまたま今般、NHK朝ドラの「虎に翼」が終了となりましたが、現実の裁判は、あのドラマに描かれたようなものではなく、もっと不公正で、もっと酷く、もっと下劣で、訴えた者・訴えられた者にとって悲惨なものになっています。昨今の事例で申し上げれば、安保法制違憲訴訟や原発関連の裁判、あるいは公共事業差止訴訟などがそうです。私たち有権者は今こそ国民主権を行使して、この日本の歪んだ司法・裁判所・検察を抜本転換する必要があります。今回のこの小さな「ゼミナール」がそのための一助になれば幸いと考えております。


◆(イベント情報)(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html


◆(当日録画)20240925 UPLAN【再開新ちょぼゼミ第1回】田中一郎「日本の裁判所はこうしたら変えられる」 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=4c7-o46Y2yU
 https://www.youtube.com/watch?v=4c7-o46Y2yU


 <最初に補足をいたします>

◆(お詫び)当日の私のプレゼンの中で、「裁判官」と「裁判長」を言い間違えているところがいくつかありました。前後の文脈から鑑みると、いずれなのか凡そ判断ができると思われますが、改めてお詫び申し上げます。

◆検察改革について

 当日は、検察がその使命をきちんと果たせるための組織の在り方については、私も「これがいい」というプランを思いつかない(組織を考える上で重要なのは「人事の決定のあり方(人事権問題)」です)と申し上げましたが、以下、組織論以外のことで私が思い浮かべる「改革案」を下記に列記しておきます。大きく分けると、「巨悪・権力犯罪を逃す検察の改革」と「無罪の人を有罪にでっちあげて厳罰に処す冤罪検察の改革」、その他、の3つに分けられます。

(1)「巨悪・権力犯罪を逃す検察の改革」

 当日のプレゼンでは、さしあたり「検察審査会」を拡充させると申し上げました。具体的なことは上記VTRをご覧ください。当日申し上げていなかったことで、次の2点を追加しておきます。

 ①「権力犯罪(巨悪)」については時効の延長(最低10年間)と重罰規定を追加する(政治家の汚職や脱税、政治資金規正法違反など)。

 ②有権者が告訴・告発をした事件を検察が受理しない場合(あるいは警察が送検しない場合)が増加傾向にあります。こうしたものについても「検察審査会」に提訴できるようにする。

(関連)自民裏金問題、検察の告発不受理で市民団体が不服申し立て「民主主義は今、徳俵にある!」(薄井崇友『週刊金曜日 2024.9.6』)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ESzoS_ggN7hEnQcnuO6_j9cBZ-lfOFsofMX9Fkvdmkldkw?e=6QqJRX

(2)「無罪の人を有罪にでっちあげて厳罰に処す冤罪検察の改革」

 ①取り調べ過程の全部録画と弁護士の同席

 ②人質司法や代用監獄など、前近代的な刑事事件措置方法の禁止

 ③法医学体制の抜本的拡充(法医学者の数が絶対的に少ない中で、いつまでたっても体制充実を含めた人員増政策を取らない=首相官邸にはびこる警察官僚や現在の検察・警察が妨害している可能性大) 加えて犯罪事件捜査を科学的に遂行できる体制の充実を図れ(「日本の刑事裁判は前近代的で、さながら封建時代(江戸時代)の「お裁き」のごとし」とのコメントあり)

 ④国家賠償補償の拡充(現状ではその多くが屁理屈を付けて請求排除されている)

(3)その他:「判検交流」の禁止

 判事と検事の人事交流を禁止する。刑事事件では既に禁止されているようだが、行政法裁判など、他の分野では依然として継続されている。昨日の裁判では、被告となった国の弁護人(訟務検事)として被告席に座っていた人間が、今日の裁判では、裁判官として君臨する、などという事態が日常茶飯に起きている。厳禁にすべき。

(4)その他:検察庁人事への首相官邸・法務省の口出し禁止(指揮権発動禁止と同じ扱い)

 アベ政権時代に起きた黒川弘務東京高検検事長の人事問題への首相官邸による人事介入事件に鑑み(黒川という人物が愚かで賭け麻雀事件が発覚して引責辞任というお粗末決着=その賭け麻雀のお相手がマスごみ所属だったことも記憶しておくべき)、検察庁の人事への時の政権による介入を禁止する必要がある。(時の政権に都合のいい検察幹部人事を許さない)

(参考)法務省・検察庁の人事序列
 ①検事総長、②東京高検検事長、③次長検事(副検事総長)、④法務事務次官、⑤各地の高検検事長、⑥公安関係の法務省事務方トップ、の順番

(形の上では、検察庁が法務省の上にある形をとっているが、実際は法務省の後に首相官邸(官房長官・副官房長官)がいるので、実質的にはその逆=政権優位・検察劣位、だろうと推定される。大日本帝国時代の腐臭を感じる)


 <当日のレジメ・資料など>
 プレゼンの順序に従って下記に列記しておきます。

(0)20240617 UPLAN 【ヒューマンチェーン・講演・シンポジウム】司法の劣化を許さない~最高裁共同行動 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=M3kHSR1PqY8&t=14s

(1-1)(別添PDFファイル)(レジメ)日本の裁判所はこうしたら変えられる VER2(田中一郎 たんぽぽ舎「新ちょぼゼミ」 2024年9月25日)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ERMJpGCT6sBEhLCgHYtxKaYBWAM5jwOPGsuxDpLQcu_2yg?e=TgdGwK

(1-2)(別添PDFファイル)MEMO: 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(2024年9月25日)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYg2rfGCESJMm7vYzlr10UcBf0X8aBktMrXrR9gGqL62nQ?e=eEp6yu

(1-3)日本国憲法 司法
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZOCO-F6ULxMj7jaSCAP4OEBAlkMj9IdQV9ppT3CF0PTzg?e=xSKMLW

(2)絶望の裁判所-瀬木比呂志/著(講談社現代新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033051213&Action_id=121&Sza_id=C0

(2-1)(別添PDFファイル)弁護士任官「どどいつ裁判長」の訴え(上)岡口弾劾裁判での証言「裁判所の暗い面が嫌われている(佐藤和雄『週刊金曜日 2024.7.19』) 「上中下」と3つありますので、原本の『週刊金曜日』にあたって全部ご覧になることをお勧めします。
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EW6X_iE51MZKkV3I2wix-UoB9Z29r-aocpYy235cBrL47A?e=o5LV7Z

(2-4)下級裁判所裁判官指名諮問委員会 - 裁判所
 https://www.courts.go.jp/saikosai/iinkai/kakyusaibansyo/index.html

(2-5)下級裁判所裁判官指名諮問委員会委員名簿(五十音順) - 裁判所
https://www.courts.go.jp/saikosai/iinkai/kakyusaibansyo/iinmeibo_kakyuusaibansyo/index.html

(3-1)(別添PDFファイル)最高裁判事に対する弾劾訴追請求の報告会(その1)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/Ec7vkZMNXq5Pg7AtHe2H2tkBSXkbAVkIFuaFzriJSpSMlw?e=3FRx2r

(3-2)原発事故訴訟「国の賠償責任否定」、最高裁2判事の弾劾訴追請求、弁護士ら「他訴訟への警鐘に」(東京 2024.8.2)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344577

(4-1)(別添PDFファイル)最高裁判事に対する弾劾訴追請求の報告会(その2)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EWRDP9y-6JVMpGzTyx-x6Z0Bi1uCMKckA_DitLGdnQws_w?e=GOAFEi

(5-1)(別添PDFファイル)最高裁判事に対する弾劾訴追請求の報告会(その3)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EeCpazEBed5Kq4r-59HRROEBecS22NpoOKL51vCv7QyCYw?e=wBSwjf

(参考)福島原発刑事訴訟支援団ニュース第14号 青空 – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/news-letter-no014/

(617最高裁判決が民事訴訟法違反である指摘を最初にしたのは海渡雄一弁護士でした。その時の同氏の解説論文がこのサイトに掲載されています(ニュース第14号 青空)。法律に疎い私たちには思いもよらぬ核心的な指摘を受けて、さすがは優秀な弁護士だな、とその時思いました。:田中一郎)

(参考)(5-3)裁判官分限法 - e-Gov 法令検索
 https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000127

(参考)(5-4)裁判官分限法 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98%E5%88%86%E9%99%90%E6%B3%95

(6)判事2人の罷免を求め弁護士らが訴追請求(佐藤和雄『週刊金曜日 2024.9.6』)
 https://www.kinyobi.co.jp/tokushu/003935.php

(7)自民裏金問題、検察の告発不受理で市民団体が不服申し立て「民主主義は今、徳俵にある!」(薄井崇友『週刊金曜日 2024.9.6』)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ESzoS_ggN7hEnQcnuO6_j9cBZ-lfOFsofMX9Fkvdmkldkw?e=KL16fo

(8-1)(別添PDFファイル)ルポ司法崩壊 包囲される最高裁(プレゼン用)(後藤秀典『地平 2024.10』)
 https://chihei.net/

(8-2)電力会社、原発関連企業、最高裁、国、巨大法律事務所の人脈図(後藤秀典『地平 2024.7』)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ETu3FCIUeKlKgDcWW3wk7PQBO77U3b9SDnCXC_bpQcn7kw?e=jGw5bG

(9)(別添PDFファイル)法医学に見る司法の危機、問われる独立性(木寺一孝『週刊金曜日 2024.9.13』)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EUDyWo3VFHVFpomKvTHO0boBPhfyAfHHg64SHDl4KrzaNA?e=FGdjlL

(9-1)法医学者たちの告白 - NHKスペシャル - NHK
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/J551X96W97/

(9-2)法医学者の使命 「人の死を生かす」ために-吉田謙一/著(岩波新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034232037&Action_id=121&Sza_id=C0

(9-3)法医学者が告発する、ニッポンの“暗黒裁判”の信じがたい実情「科学鑑定はまったく無視された」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/72085

(10)(別添PDFファイル)メキシコ司法改革が成立、最高裁判事 公選制に、デモ隊乱入 国内外で反発(日経 2024.9.12夕刊)
 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83410840S4A910C2EAF000/

◆(別添PDFファイル)再審の扉はなぜ重いのか? 「検察有利」の仕組み変革を(鈴木泉 東京 2024.9.25)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/356391?rct=hiroba

(関連)再審請求「手続きの不備で救済が困難に」裁判官らが語る審理の内実:朝日新聞デジタル
 https://x.gd/UM6O2


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(拡散希望)(報告)(1.22)日本の司法・裁判所を立て直す制度改革(第6回目):日本の司法・裁判所・検察を変える(その2)(新ちょぼゼミ:田中一郎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-ec0fb4.html

(参考)オルタナティブな日本を目指して(新ちょぼゼミ バックナンバー その1:2017-2023)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-2462a9.html
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草々

 

2024年9月27日 (金)

本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回:①福島寅子(みずほ)さんからのメール、②寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論 他

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.自民党新総裁に石破茂元幹事長 決選投票で高市早苗氏破る - 毎日新聞
 https://x.gd/1QGYU

(関連)小泉氏まさかの失速 「次世代のリーダー候補」決選投票残れず - 毎日新聞
 https://x.gd/veQoi


2.毎日新聞「麻生派裏金作り」スクープ報道…肝の証言から推し量る“戦後最長財務相”麻生氏が“脱税行為”の認識|日刊ゲンダイDIGITAL
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361072


3.野田佳彦:野だいこ(のだいこ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
 https://kotobank.jp/word/%E9%87%8E%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%93-1100180

(関連)(別添PDFファイル)安倍政権の“生みの親”野田立憲では政権交代は起きない(高野孟 日刊ゲンダ 2024.9.26
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ESYYqNcNcqZAqBxa3oq3KMEB5yOQZaHgiBxWRWTnfWaaWA?e=EL0Y8R

(関連)裏金争点化で政権交代を強調 立民・野田執行部が本格始動(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/49911b4050b26e5ac9bf4b7fb1e60d8d28c849b0
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本日(9/27)がNHK朝ドラ「虎に翼」の最終回でした。これまでの朝ドラの中では最もよかったドラマのような気がします。以下、関連情報を若干ばかりご紹介です。今年の流行語大賞は「はて?!」かもしれませんね。


1.虎に翼 NHK
 https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

(関連)米津玄師 - さよーならまたいつか!「虎に翼」OPタイトルバック・フル Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka ! - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=5DNqESedFMk

(関連)連続テレビ小説「虎に翼」 - YouTube
 https://www.youtube.com/playlist?list=PLcynJ47QaWNtGNiKaYVQZxP9coZpQ4J5g

(関連)「虎に翼」最終回 寅子が主題歌締め!異色作完結にロス広がる「多幸感」ネット涙「あさイチ」面々も感慨― スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/27/kiji/20240926s00041000179000c.html


2.福島寅子(みずほ)さんからのメール

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心揺さぶられ、心に突き刺さり、泣いたり、笑ったり、怒ったり、同時進行で生きてきたという感じがします。

このドラマを見ていて、法学部の大教室で授業を聞いていたことを思い出したり、司法試験受験を思い出したり、司法修習のとき、弁護士になったばかりのこと、名前を変えたくなくて、事実婚でパートナーと一緒に暮らし子どもを生んだこと、働いて、活動しながらのパートナーと一緒の子育て、離婚やセクシャルハラスメントなどの依頼者や原告たちとの取り組み、選択的夫婦別姓をはじめ、法律を変えようと取り組んできたこと、DV防止法の制定、裁判所とのやりとりなどなど、たくさんのことを思い出し、揺さぶられました。

刑法の尊属殺人の規定は違憲であり、削除されたと簡単に思っていたけれども、そしてその理由となった事件のことは知っていたけれども、戦後すぐに合憲であり、違憲とするためにここまでたくさんの人が努力をし続けたのだということが改めて見に染みました。三渕嘉子さんが関わった原発裁判についても改めて判決を読んで、その思いや先見性に打たれました。

法の平等を規定した憲法14条、憲法24条、憲法9条などが改めて心に染みました。そしてまだまだまだまだ憲法が生かされていない、実現していないからこそ、そのためにがんばろうと思いました。そして、「はて?」と言いながら声を上げ、変えていくことの大切さを思いました。もっともっと発信していかなければという感じです。

日本全国のさまざまな人たちが「はて?」とさまざまな現場で声を出していくことで、この社会が凄まじく変わっていくだろう。私に翼、あなたに翼、みんなに翼。あなたは生まれた時から力がある。

そして、もう一つ思っているのは、このドラマは群像劇であり、主人公の寅子さんが決して完璧ではなく、失敗したり、間違ったり、うまくいかなかったこともあります。しかし、その中で、少なくとも必死にもがき、また周りのそれぞれも貴重な人生を精一杯生きていっています。寅子さんが大好きですが、他の登場人物一人一人にも、ものすごく感情移入をするというそんなドラマになりました。

優三さんが寅子さんに言います。「寅ちゃんがんばって、でもがんばらなくてもいい、優未の良いお母さんであってもいい」と言います。私はこのセリフに号泣をしました。正しい生き方や理想的な生き方があって、それに向かってがんばれと言うのではなく、あなたが選んだことを本当に応援するよということです。こんなメッセージ、本当に涙が出るというか、励まされます。

◆第3回『虎に翼』を語る! - YouTube
 https://www.youtube.com/live/21N_uO2j6_A
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3.福島寅子(みずほ)さんの「事実婚」連れ合い=海渡雄一弁護士の「虎に翼」評論

(1)(別添PDFファイル)虎に翼  海渡雄一(1)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZ-G42DgLvZAsaAbeQInACAB47yxo5UiFuhwaCZNkdQOSQ?e=djSf69

(2)(別添PDFファイル)虎に翼  海渡雄一(2)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EZXErs13wnVIpyjIA-dsUQUBXOIxRtjRAIBwRy0JHbEDDA?e=mleFex

(3)(別添PDFファイル)虎に翼  海渡雄一(3)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ERA5WTIZSbBPip18oVf2DhMBBru8ZFSfwe1_sRmNo1kGJw?e=VVIaDA


4.酷評「虎に翼」(斎藤貴男:日刊ゲンダイ)

(1)(別添PDFファイル)NHK朝ドラ「虎に翼」は史実と違う展開になってきた(日刊ゲンダイ 2024.8.28
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359671

(2)(別添PDFファイル)「虎に翼」で鼻につく歴史上書きの上から目線(日刊ゲンダイ 2024.9.25
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360965
草々

2024年9月22日 (日)

「公益通報者保護制度」濫用と兵庫県・兵庫県知事・副知事:「維新」の県政を強引にやろうとして失敗し、内部告発者を違法に不利益処分した、県庁ぐるみの犯罪 & 「日本維新の会」と自民党の党派的欺瞞が顕著

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html

(開始時刻は午後6時30分ですが、6時くらいから、お知らせや事務連絡に加え、雑談風に「番外編」をしゃべりたいと思っていますので、可能な方は午後6時くらいに会場のたんぽぽ舎(水道橋)においで下さい。日本の司法・裁判所・検察は今のままではいけません。裁判官や検察官の良心や良識に期待しても何も変わることはありません。制度としての司法・裁判所や検察のありようをよく考えて、その抜本的改革を大胆に進めるほかないと考えています。司法や検察のことはもういいや、なんてやっていると、その司法や検察が日本の進歩や発展を妨害する「反社会的・反民主主義的な反動勢力」の牙城となりかねません(既にもう半分はそうなっている=例:スラップ訴訟の多発化傾向とその裁判での追認)。みなさまとともに、どうしたら日本の司法・裁判所・検察を正常なものに変えられるか、考えたいと思います。:田中一郎)


2.(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html

(参考書)地球の変動はどこまで宇宙で解明できるか 太陽活動から読み解く地球の過去・現在・未来-宮原ひろ子/著(化学同人)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034413947&Action_id=121&Sza_id=C0


◆日刊IWJガイド・非会員版「第3次世界大戦直前の危機! 米英がウクライナに長距離ミサイルでのロシア領内攻撃を許可! しかし英スターマー首相は直前に『撤回』!」2024.9.16号~No.4328 - What's New お知らせ
 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53919

(「プーチン・ロシア悪玉、ゼレンスキー・ウクライナ善玉」論などという単純単細胞の幼稚な議論をしているうちに「第三次世界大戦」という話になりかねない情勢が形成されてくるかもしれない。ヨーロッパ各国の政治家たちの劣化がひどく、ロシアを含めた全欧州の安全保障体制が築けない状態が続いている。障害になっているのは各国の右翼・右派勢力ではなく、何と対米従属色を強める左派・左翼勢力であるというのが何とも痛ましい(例:独緑の党)。翻って日本、対米従属どころではない、アメリカに「顎で使われ」ながら、対中共中国戦争の準備にまい進し、それを戦後約80年の平和ボケ(外交や安全保障を真剣に考えずにアメリカに丸投げ)を続けてきた多くの有権者・国民をひきずりながら、安保・自衛隊の合憲を認めるなどという日和見勢力とも和合し、「第三次世界大戦」へ向けてまっしぐらに進んで行きそうな気配がする今日の日本である。危険極まりない。:」田中一郎)
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「「公益通報者保護制度」濫用と兵庫県・兵庫県知事・副知事:「維新」の県政を強引にやろうとして失敗し、内部告発者を違法に不利益処分した、県庁ぐるみの犯罪 &「日本維新の会」と自民党の党派的欺瞞が顕著」をお送りします。

 兵庫県の斎藤元彦知事は、そもそも「日本維新の会」が推薦した人物で、これに「勝ち馬に乗れ」式で名前を連ねた自民党タカリ派の連中が当選させた知事である。この事件が表面化した当初の頃は、「日本維新の会」は斎藤元彦知事をバックアップして、100条委員会の開催に反対する他、内部告発者のプライバシー情報までもを公開して、その告発をつぶそうとしていた様子がうかがえる。その「日本維新の会」が、兵庫県民のみならぬ全国の世論の斎藤元彦知事への批判が高まるにつれて、手のひらを返すように、知事批判へと態度を変えた。このご都合主義たるや、チンピラ似非右翼政党としての本領発揮というべきか。カジノ・万博や不祥事の連発で、もはや政治をつかさどる公党として資格失墜状態、今後、有権者は容赦なく、この悪性政治勢力の筆頭格=「日本維新の会」をあらゆ選挙で落選させていくべきである。

他方の自民党、機を見るに敏なタカリ政党(特に地方の自民党はそうである)だけあって、「日本維新の会」よりも先駆けて斎藤元彦知事に「辞任せよ」の最後通牒を突きつけた。いい気なものである。推薦責任はどう取るつもりなのか、また自民党兵庫は、斎藤元彦が知事に就任して以降、県議会でどのように県政をチェックしてきたのかも知りたいものである。斎藤元彦知事をめぐる「日本維新の会」と自民党の態度は、まさに欺瞞の塊である。斎藤元彦知事とともに県議を辞職せよ。

(関連)兵庫県知事選2021|神戸新聞NEXT
 https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/hyogotiji/2021/

(関連)灼熱ワースト1は 断崖の斎藤知事~ お笑い維新研究8(西谷文和さん)【佐高信の隠し味】20240828 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=9VGoSfmFOIM


1.TBS報道特集から

(1)TBS報道特集:兵庫県知事のパワハラ疑惑を内部告発した職員は、なぜ死に追い込まれたのか 県の“告発者捜しマニュアル”を独自入手(20240831)
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/archive/20240831_1.html

(2)<TBS FREE>報道特集 兵庫県知事の疑惑 告発者聴取の全容判明 - 無料見逃し配信中!
 http://www.tbs.co.jp/houtoku/

(早くもネット掲載の配信番組が切り替わってしまいました。まもなく上記サイトの「アーカイブ」に掲載されます)


2.若干の報道

(!)兵庫県議会 “斎藤知事のパワハラ疑い”など告発文書めぐり百条委「知事ら公益通報者保護法に違反」専門家 - NHK - 兵庫県
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240905/k10014572991000.html

(2)兵庫知事問題で注目の公益通報制度、「犯人捜し」禁止も通報者守れず…消費者庁は罰則新設を検討 - 読売新聞
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20240918-OYT1T50036/

(3)(別添PDFファイル)兵庫県知事・斎藤元彦の自死局長ガサ入れ指示書をスッパ抜く!(『週刊文春 2024.9.5』)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa4f4ace0f7fb185d047d002690445710dc27ca

(上記『週刊文春』記事の左側のページの終わりのほうに次の記述がある。要注目だ。「斎藤氏(県知事)はこの判断(利害関係者を退けてきちんとした調査をせずに「誹謗中傷」のたぐいと決めつけて内部告発者を懲戒処分した)の根拠に『弁護士の見解を得た』と胸を張っているが、そもそもこの弁護士は、県信用保証協会の顧問弁護士でもある〇〇氏、告発文書には県信用保証協会関連の疑惑もあったため、本件における利害関係者であり、中立性に疑義がある」(県OB):田中一郎)


3.「公益通報者保護制度」についての解説

(1)法改正後(令和4年6月1日から)の公益通報者保護制度:消費者庁 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=R0-Bs4a6qcg

(2022年改正の折には、この制度の多くの弱点や問題点が指摘されて改善が求められていたにもかかわらず、消費者庁はそのほとんどを無視して、スカみたいな改正しかしなかった。その背後には財界の猛反対があったと言われる。そのボロが今ごろになって出てきたということだ。よくもまあ、ぬけぬけと、かようなVTRをつくって公表しているものである。これを信じて公益通報した方々の多くが不利益処分をくらったり、組織的な極度の嫌がらせを受けている話は後を絶たない。

今日では、この「公益通報者保護制度」で告発される側の権力犯罪・逸脱・濫用事件が、日本国中のあちこちで吹き出している様子である。例としては、鹿児島県警や和歌山市などがある。概して、企業よりも公的機関の方が事件が多発傾向にあるようで、今回問題になっている自治体などでは、そもそも「公益通報者保護制度」に合法的に適切に対応できる「体制」「組織制度」が整っていないという、信じがたい「後進性」を示すところも多いようだ。

法改正を行い、制度の濫用や体制未整備について、厳罰を持って対処できるようにすべきである。公益通報=内部告発は、組織犯罪を防ぎ、組織の不断の改善や適正化や民主化を進める「特効薬」のようなものであり、この制度を健全に使いこなせない組織やそのトップ・幹部は、もはやお話にならない失格者である。:田中一郎)

(関連)公益通報した職員の自殺めぐり審査会の初会合 和歌山市|NHK 和歌山県のニュース
 https://x.gd/NMzSk

(関連)法治国家ならぬ「放置」国家ニッポン:日本最大の暴力団=ケイサツの鹿児島事務所=鹿児島県警のデタラメと腐敗:公安委員会は何をしているのか?! & ゆうちょ銀行による市民活動に対する陰険な嫌がらせ(理由も言わずに口座開設を拒否)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-6c8e0d.html

(2)通報者の方へ - 消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_partnerships/whisleblower_protection_system/detail/report

(3)公益通報者保護法 - Wikipedia
 https://qr.paps.jp/JszvP

 <以下、参考書>

(3)解説改正公益通報者保護法 山本隆司-水町勇一郎-中野真-竹村知己【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784335359293

(4)内部通報制度運用の手引き 中島茂-原正雄-寺田寛【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784785730055

(5)Q&A 改正公益通報者保護法 中原健夫-結城大輔-横瀬大輝-福塚侑也【著】紀伊國屋書店ウェブストア
 https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784322141696


4.公益通報者保護法 - e-Gov 法令検索
 https://laws.e-gov.go.jp/law/416AC0000000122
草々

 

2024年9月18日 (水)

シロウトの目から見た能登半島地震と志賀原発:間一髪で助かった志賀原発なのに、影響は軽微です・安全確保されてます、と居直る北陸電と原子力「寄生」委員会=大地震に襲われた原発・核燃料サイクル施設を見定めるポイントはココです

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(ナツメロ唱歌)♪鯉のぼり(こいのぼり)♪やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは おとうさん-YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=N2u7gdbPieU

(関連)(別添PDFファイル)日本の農村から消えゆく鯉のぼり(『FACTA 2024.6』)
 https://facta.co.jp/article/backnumbers/202406.html


2.キャンペーン

(1)【署名】巨額の原発新増設コストを国民からこっそり徴収する新たな制度 #RABモデル の導入をやめてください
 https://foejapan.org/issue/20240915/20366

*個人の署名はこちらから>https://chng.it/dnjCThjHXV
*団体賛同はこちらから >https://forms.gle/Teai8EsY1svPmYa86

(2)オンライン署名 · 国際航空宇宙展を虐殺兵器展にしないでください! - 日本 · Change.org
 https://qr.paps.jp/fWkt

(関連)Xユーザーの太田光征小選挙区制廃止がパレスチナ解放の近道🌈さん- 「日本航空宇宙工業会前にて、「名前で隠すな航空宇宙展」のコール。 本当に虐殺兵器展を文科省まで後援して開催するのですか。 非戦憲法を持つ日本で開催する航空宇宙展は本来、軍事技術を排
 https://x.com/mitsu_ohta/status/1831897264723521686

3.イベント情報

(1)#theEND自民党政治『戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう!9・19日比谷集会&デモ』 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動
 http://sogakari.com/?p=7605

(2)(チラシ)(9.20)「母と子の絆~カネミ油症の真実 東京上映会」(文京区民センター)
 https://tinyurl.com/fpuzc5aj

(3)(チラシ)(9.20)マイナ保険証とその先にあるもの(小形歩さん:北区王子生協病院)
 https://1drv.ms/i/c/158b9607504d41bb/EWamZa522btGgcPPSkOK9tIBoPOmGjHQk2O7-O2PqCddmg?e=GLgow3

(4)(9.23)世界文化資産「佐渡島(さど)の金山」の朝鮮人労働の展示を問う!(強制動員真相究明ネットワークオンライン討論会)

 チラシは、 https://ksyc.jp/sinsou-net/20240923sado-zoom.pdf
 申し込み先  https://forms.gle/GfccTuH3JYVesmc37

(5)(チラシ)(9.24)ディアブロキャニオン原発周辺事情:キャロル久未さん(衆2-1) 衆議院第2議員会館です
https://1drv.ms/i/c/158b9607504d41bb/EQXvJrrRLFpArY55QFcq83MBRG8glFpgCE3DkR0LGb_CuQ?e=xjXjev

(6)(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html

(7)(9.26)第3回最高裁要請行動・最新の案内-子ども脱被ばく裁判ホームページ
 https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/09/3_17.html

(8)(チラシ)(9.29)次の原発事故が起きた時にこどもたちを守るために:牛山元美(ビッグパレット福島)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ERB1tYNxOc9DsSvNhXhsHpEByRhOBllx3Prqbc4NbREduA?e=kMqy5w

(9)(チラシ)(9.29)平和を求め軍拡を許さない女たちの会(専修大学神田)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EYolOA5lvcNBpCX1JtvVw8QBDuMR9r3Zb3zFOPF8o4YdIQ?e=DXneqf

(10)(9・30)東電刑事裁判 第8回最高裁行動のお知らせ – 福島原発刑事訴訟支援団
 https://shien-dan.org/20240930-event/


4.【重要なお知らせ】10-1(火)種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 控訴審第4回期日(最終弁論)のご案内 - TPP交渉差止・違憲訴訟の会
 http://tpphantai.com/info/20240917/

(関連)【重要なお知らせ】種子法廃止等に関する違憲確認訴訟 第1審 不当判決に対する声明-TPP交渉差止・違憲訴訟の会
 http://tpphantai.com/info/20230324-statement-against-judgment/

(関連)TPP交渉差止・違憲訴訟にご協力ください!TPP交渉差止・違憲訴訟の会
 http://tpphantai.com/


5.死刑判決から獄死までの121日間…国にけんかを売った金子文子の生き様を映画に 浜野佐知監督が支援呼びかけ:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354536
 https://motion-gallery.net/projects/kanekohumiko/updates/52371

(関連)映画「金子文子」へ(通信 No.2967 2024-9-14)
https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ERYaPQ_QXNhDtsuHSWc5YFsBoeKZd7tByXakG_rdvdoqlg?e=w2f3JO


6.松尾貴史「自民党→小泉進次郎氏」「立民→野田佳彦氏」の未来憂う「どこまで堕ちれば気済むの」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e05415f5d83bed01c7ec68cf66c64b788b40dc24


7.共産、選挙協力に黄色信号? 競合選挙区へ擁立攻勢 立憲民主党代表選:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS9K3FLQS9KUTFK00LM.html

(関連)共産、安保法制反対維持を要求 立民代表選候補に(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5b4836dbcd3b39e7f055cd1635c76a7cb7345f05

(日本共産党を断固支持!! 「れいわ新選組」や社会民主党、その他の「世直し」勢力に声を掛け、「市民と野党の共闘」に引き続き努力していただきたい。KEYは上記の「安保法制反対」に加えて「再稼働ナシの脱原発」、そして「消費税減税ないしは廃止」だ。やる気なし・気力なし・覚悟なし・大局観なし・センスなし・能力なし・有権者ヌキの立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」など、気にしないでいい。最初は少数でも構わない。日常的な活動を「共闘相手と一緒に」全面的にやってほしい。ホンモノの「世直し」中核勢力が強く求められているからだ。:田中一郎)

(だけど、民主集中制に固執して、下記のようなことはやめていただきたい。なにも除名までしなくていいでしょう。多様性を持ち寛容な党でいてほしい。これは日本共産党を批判するために申し上げるのではありません。日本共産党が多くの有権者の支持を得て日本の政治に大きな位置を占めるようになることを願ってのことです。民主集中制という組織原則は20世紀のスターリン主義型の革命政党の考え方です。早くこうした考え方から脱皮して、スマートな愛される党になっていただきたい。多様化の時代の21世紀では「鉄の団結」は必ずしも政治組織の強みではないのです。:田中一郎)

(関連)共産党で相次ぐ除名・除籍、中で今何が? 「ルールを守ってきた。逸脱しているのは組織側だ」「これまでの党の役目は終わった」 当事者に聞く(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/2e87646d8fd8a77398193d8863dbf7556dcdddfa

(関連)立民「共産除く選挙協力」13人 地方幹部調査 景気対策を33人(共同通信)Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/23e3ca176bf94de0b6089bbd8d3a240036380ba9

◆危機の中の立憲民主党代表選:こんな候補者ではたしてホンモノの政権交代を担える党執行部が創れるのか? 立憲民主党は立党の精神に立ち返り再スタートせよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-def087.html

(関連)立憲民主党代表候補、原発巡り現実路線 「即ゼロ」印象払拭狙う - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1424J0U4A910C2000000/

(現代日本の「邪悪の塊」である原発に対してどういう態度をとるかは、その人物や組織が「まとも」かどうかのリトマス試験紙です。何故なら、ここまで悪一色に染まっている原発に対して「再稼働ナシの脱原発」というきちんとした態度が取れないのなら、その他の諸問題についてもいい加減で、平気でロクデモナイことをしでかす、ということを意味するからです。言葉遊びでごまかしているような人間にロクなのはいない。:田中一郎)

(関連)立憲民主代表選で物議 推薦人の「名義貸し」はアリ- その裏事情 - 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20240910/k00/00m/010/180000c

(茶番の「やらせ」立民代表選挙、泉健太と吉田晴美は盛り立て役の「猿回しのサル」だということか?! こんな野党第1党などイラン、つぶせ!! 有権者を小馬鹿にしているのではないか? :田中一郎)


8.(取締役や上級管理職の自己保身が最優先の木っ端官僚支配会社に転落した朝日カバカバ新聞=この新聞社はもう終わりだな)おとりつぶし! 朝日新聞「記事審査室」の珍事(『FACTA 2024.6』)

◆(別添PDFファイル)おとりつぶし! 朝日新聞「記事審査室」の珍事(『FACTA 2024.6』)
 https://facta.co.jp/article/202406032.html

 <田中一郎コメント>

 しなくてもいい「吉田調書」謝罪以降、この新聞社の社内風土や管理体制は、なさけないほどにボロボロになり、新聞ジャーナリズムが死に絶える一方で、いわゆる記者クラブや要人周辺にたむろして、当局や企業や要人が垂れ流す「お知らせ」や世論操作目的の「リーク」を「広報機関」よろしく「ありがたく頂戴」し、持参したパソコンにペチペチと打ち込む「ペチペチ屋」が繁殖した。たくましく鋭い記者魂をもった若手や壮年の優秀な記者たちは次々と朝日カバカバ新聞社を去り、悪貨が良貨を駆逐するように、あとには、羊のようなおとなしい無言の家畜と、それを飼う年老いた「羊飼い」達が残った。実につまらなく、くだらない会社に、朝日カバカバ新聞は堕ちてしまったということだ。

そんな中、まるで朝日カバカバ新聞を救うジャンヌダルクのように社内で奮戦する女性記者が1人いる。その名は青木美希さん。既にみなさまは下記の有名な著書でご存じの方も多いでしょう。その青木美希さんが、朝日カバカバ新聞社内で奮戦する様子が上記FACTA記事から少しだけ垣間見れる。そこには、こんな人事管理や社内体制で、よく新聞社がやってられるな(実際、やってない、単なる時流迎合の権力追認広報機関)、という、おぞましいまでの「取締役や上級管理職の自己保身が最優先の木っ端官僚支配会社」に転落した朝日カバカバ新聞の今日の姿が見て取れる。

2014年の、平成の白虹事件といわれる、朝日カバカバ新聞社長の「吉田調書報道謝罪」事件=謝罪する必要のないことを謝罪して、その責任を現場の記者やデスクに押付けて、それで会社を守ったような気分になっているアホウどもと、その手下たちが、今の朝日カバカバ新聞を牛耳っている。『FUKUSHIMA50』などという、私が「現代版 肉弾3勇士」とよぶ、バカ丸出しの「福島原発事故英雄談=過酷事故再発促進映画」をつくって喜ぶ単細胞人間達と通底しながら、新聞ジャーナリズムの神髄をこの時、この会社は捨てたのだった。その後の10年は無残なものとなった。

(参考)白虹事件 - Wikipedia
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%99%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6

別添の上記FACTA記事は、たまたまみつけた雑誌記事ですが、ご一読をお勧めします。朝日カバカバ新聞は、ここ10年で大幅に定期購読者を減らしたようです。全国5紙の中では減り方がダントツに多い。さもありなんでしょう。朝日カバカバ新聞を牛耳る者たちが、自分たちの発行する新聞の読者層がどういう人たちかを把握・認識していないからです。第二読売新聞ならぬ「ゴミ売り新聞」のような報道ならぬ広報を繰り返していたら、そりゃ、読者も離れていくでしょう。朝日カバカバ新聞はもう終わりですか=新聞社として臨終間近の末期症状を呈しているのである(危機感欠如のまま)。

(関連)なぜ日本は原発を止められないのか?-青木美希/著(文春新書)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034542370&Action_id=121&Sza_id=C0

(関連)朝日新聞政治部-鮫島浩/著(講談社)
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000034341706&Action_id=121&Sza_id=C0
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「シロウトの目から見た能登半島地震と志賀原発:間一髪で助かった志賀原発なのに、影響は軽微です・安全確保されてます、と居直る北陸電と原子力「寄生」委員会=大地震に襲われた原発・核燃料サイクル施設を見定めるポイントはココです」をお送りいたします。

私たちは、地震学の研究者でもなければ、原子力工学の専門家でもありません。原発(過酷)事故に遭遇した場合でも、下記に申し上げるような基本的でプリミティブな着眼点で物事にあたり判断をすればよく(放射線被曝の問題は別途、心得ておくべき基礎知識や着眼点がありますので、近々、別メール&ブログでご案内します)、背伸びをしたり、知ったかぶりをしたり、何もわからないと言って不安になったりする必要はありません。既に福島原発事故の経験と教訓もあるわけですから、同じ失敗や過ちを繰り返さない、ということを心に刻んでおけばいいと思います(残念ながら、当の福島県の少なくない方々がコレができていません。特に放射線被曝については、完全に「安全安心キャンペーン」に乗せられ、わきが甘くなっている方が散見されます。改めていただきたいと切に願います。今のままだと、また誤ることになりかねません)。


1.原発・核燃料サイクル施設を大地震が襲った時の着眼点(2024.1.1)

◆石川、福井、新潟の6原発で異常確認されず 原子力規制庁 石川・能登地方で最大震度7:東京新聞
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/299361

 <田中一郎コメント>

 まだ安心はできませんし、既に判明したことで問題も山のようにあります(下記参照)。変圧器の故障は2007年中越沖地震の際の柏崎刈羽原発に続いて2度目です。2度あることは3度あるのです。変圧器の機能確認や故障の原因の徹底究明で再発を防止しなければなりません(*)。また、北陸電力を含め、国も県も原子力「寄生」委員会・「寄生」庁も原子力ムラの御用学者たちも、原発を推進する者たちは、周辺地域住民を含め有権者・国民の命と健康、生業や生活のことなど二の次にしか考えておらず、仮に原発事故で被害が出ても、それに対してきちんとした償いなどする気もありません。福島原発事故後のこの13年間で実証済みです。司法・裁判所もそれを追認しています。ですから、彼らは、必ず自分たちにとって不都合なことは公開せずに隠し続けるのです。油断大敵です。甘い態度はダメです。安全管理のデタラメや事故・トラブルについては近未来の過酷事故の「卵」とみなして徹底追及あるのみです。これが原発を巡る諸問題に対して私たちが取るべき基本的な態度です。

(*)(別添PDFファイル)地震で損傷した志賀原発、新規制基準は地震を過小評価(山崎久隆 たんぽぽ舎金曜ビラ 2024.4.5)
 https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/ESUbWAW4VzdPsa5lZcRGzgUBMR2LK6SiSR7sK-1lmS5BYQ?e=5nPoVg

(上記に能登半島地震でトラブルを起こした変圧機の「アーク放電火災」についての記載があります。2007年の中越沖地震の際の柏崎刈羽原発や、2011年の東日本大震災の際の女川原発でも変圧機の「アーク放電火災」は起きていたそうです。ただ、「アーク放電火災」については、上記記載を読んでみても、よくわからないですね。まあ、「アーク放電火災」の原理はともかく、地震発生時に変圧器が燃えたり、油漏れを起こして使えないようでは(つまり外部電源が使用できない)困ります。私は原発の外部電源系統の「重要度分類」が最も低レベルに決められて「手抜き」されているところに問題があると見ています。)

(関連)志賀原発 外部電源一部使えない状況続く 故障の変圧器写真公開-NHK-令和6年能登半島地震
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240102/k10014306991000.html


 <原発・核燃料サイクル施設を大地震が襲った時の着眼点>

 これまでの経験則で頭に浮かぶことを下記に箇条書きにしておきます。ともかく電力会社、日本原子力研究開発機構、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁、経済産業省、政府・自治体などの政治家や官僚、原子力ムラ・放射線ムラ・国際原子力マフィアの御用学者、マスごみなどの報道発表を鵜呑みにしてはいけません。「直ちに健康に影響はない」(枝野幸男)「ニコニコ笑っている人には放射能は来ません」(だました(山下)俊一長崎大学教授)「あれは水素爆発ではなくて爆破弁です」(関村直人東京大学大学院工学系研究科教授)などをお忘れなく!!

(関連)「爆破弁、関村発言」記録資料 - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CQf8bUCmYog


(1)熊本地震の教訓です。大地震は1回とは限りません。震度6以上の大地震に襲われて間もなく(数日から数週間後)、また再び震度6以上(熊本地震の場合は震度7)の大地震に連続して襲われることがあるのです。まさに今回の能登半島地震もそうです(しかも1回ではなく複数回)。しかし、日本の原発・核燃料サイクル施設は、1回限りの大地震に対してしか耐震性能を備えていません(そういう規制基準でやってきている)。従って、二度以上の大地震に連続して襲われた原発・核燃料サイクル施設は、大きく破損したりあちこちが機能不全となり過酷事故を引き起こす危険性が高いと考えていて間違いないでしょう。(無事だったとすれば偶然です)(再び襲ってくるのは「余震」ばかりとは限りません)

(関連)令和6年能登半島地震 過去24時間に震度5弱以上は9回(気象予報士 日直主任 2024年01月02日) - 日本気象協会
 https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/01/02/26819.html

(関連)気象庁「1週間は震度7程度の地震に注意」 津波への警戒も - 毎日新聞
 http://tinyurl.com/2pz3ne2z

(関連)専門家「日本海側で最大級」「これで終わりではない」 能登の震度7 [能登半島地震]:朝日新聞デジタル
 http://tinyurl.com/ys94vhy8

(2)原子炉スクラム(緊急停止)のために、地震の揺れが襲った直後に圧力容器内に制御棒が予定通りに挿入出来るかどうかが、まず真っ先に問題になります。しかし、沸騰水型原子炉は圧力容器の下から水圧を使って制御棒を挿入する仕組み、加圧水型原子炉は圧力容器の上から自然重力を使って制御棒を落下させる仕組みで、いずれも挿入が様々な理由で困難な場合に対処できる仕組みを持っていません。地震が左右上下に大きく原子炉を揺すっている時に、原子炉緊急停止のための制御棒が核燃料棒の隙間に確実に入るという保障はないのです。入らなかったときはどうなるか? 原子炉は止まらず、原発は巨大自爆用原爆にきり変わり、それはほぼ確実に「破滅国家ニッポン」の悪夢が現実となります。

(3)次に、原子炉停止後に「冷やす、(放射能)閉じ込める」が継続してできているかがポイントです。福島原発事故では、これが 地震の揺れによる原子炉機器類の破損・故障、津波その他の理由による全電源喪失(SBO:ステーションブラックアウト)により破綻し、その結果、水素爆発(1号機)や核爆発(3号機)や謎の爆発(4号機)を引き起こして、レベル7の原発過酷事故となりました。こうしたことの背景には東京電力による原発の安全管理・対策の信じがたいほどの「手抜き」があったのです。

(4)原発が運転停止していても安全ではありません。使用済み核燃料プールという、もう1つの「核爆弾」が横たわっています。最も懸念されるのは、外部電源の全部停止(しかも復旧困難で長期間の停止)により使用済み核燃料プールの冷却ができなくなった時(非常用電源は長くても1週間~10日くらいが限度)、あるいは、地震の揺れによりプールの底や側面に穴が空いて冷却水が抜けてしまって冷却不能となった場合、上記のような原発過酷事故が現実化します。使用済み核燃料プールは原子炉のように圧力容器や格納容器で保護されているわけではないので、つまり「強い放射線を四方八方に出しまくる危険極まりない使用済み核燃料が裸の状態で水につかっているだけ」なので、原子炉以上に危険と言ってもいいのです(今現在、日本で取るべき原発対応は、使用済み核燃料プールの安全対策です。しかし、残念ながら、すべての原発で「手抜き」状態のままです)。今回の能登半島地震で最も懸念されたのは志賀原発の使用済み核燃料プールでした。

(5)原発を敷地内外からモニターできる体制が整っているのか? いちいちヘリコプターを飛ばさなくても原発をモニターできる状態か? 原発から放射能が漏れ出していないのか、エビデンスを持って証明できるか?(大気中だけでなく放射能汚染水流出も含めて) という点が重要です。福島原発事故の時もそうでしたが、放射能の空間線量を計測できる機器類は機能しているのか(停電になっても長期間動くようにバッテリーや自家発電などの独自電源を備えているか)、原発の現状をTVカメラで外から見れるようなモニター機器類は備えられているか? 

福島原発事故の時はこの2つのことが全然ダメで、偶然の重なりで、事後的に何とかデータや映像が取れました(しかし福島第一原発4号機爆発の映像はありませんし、福島県を中心に事故直後の空間線量の値もほとんどわからないままです=大停電のために動かない放射能モニター、津波をかぶって故障したモニター、がほとんど)。(こうしたモニターやTVカメラは日本全国どこの原発にもないと思います=危機に陥った原発をモニターするような機器類は絶対に備え付けない、というのが原子力ムラの福島原発事故の逆教訓ではないかと思われます)。

(6)原発施設内に設置された地震計をはじめ、原子炉の状況を時々刻々と示すデータ(温度、圧力、圧力容器内水位など)がきちんと残されたのかどうか。また、東京と現地、あるいは電力会社と現地原発との間のTV会議設備は整えられているのかどうか、また、その記録もきちんと保存されるようになっているのか(東電TV会議の記録は、肝心要の3月14日真夜中の12時から翌日午前6時くらいまでがありません=東電が見られてはマズイと判断して隠しているか廃棄した可能性が高いと思われます=こんなことではダメなのです)。これがきちんとしていなければ、原発過酷事故が起きても、関係者の対応も含めて、何が起きているのか・いたのかが、時事的にも事後的にも全く分からなくなります。原発事故対応を「ブラックボックス化」すれば、原子力ムラの連中は地域住民や有権者・国民を無視して好き勝手なことをやり、それを徹底して秘密にするでしょう。福島原発事故の教訓として、この点も重要です。

(7)住民対策(放射線防護)はどうするのか。東海第二原発の運転差止裁判の水戸地裁判決は、住民の避難計画に実効性がないとして原告勝訴=差止を認めています。今回の能登半島地震は、福島原発事故に続いて、原発過酷事故時の住民避難は不可能である、ということを、事実を持って実証したのではないでしょうか? 避難計画や住民の被ばく防護対策について、国や自治体、及び北陸電力や東京電力(柏崎刈羽原発)、関西電力(若狭湾原発)その他の原発電力会社を徹底追及する必要があります(避難計画の作成責任主体は自治体だが、国はこの計画を妥当と承認し、電力会社はこれに協力することになっている(原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は自分たちの知ったことではないという態度)=このこと自体がおかしい、何故、一電気事業者のためにかようなことを自治体がしなければならないのか?!)。

(関連)石川県能登町で道路に陥没や亀裂 通行をあきらめる車も [能登半島地震] [石川県]:朝日新聞デジタル
 https://digital.asahi.com/articles/ASS1235KKS12PTIL00D.html

(関連)【地震】国道359号と国道471号、道路陥没や亀裂などでの通行止め 道路や公園など24か所で被害 富山 - TBS NEWS DIG
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/922436

(原発事故がなくてもこの状態であり(下記参照)、また、日本政府・自治体の災害被害者への救済・支援対応はデタラメです。ましてや原発震災の被害者に対する対応については、福島原発事故後の人権侵害さながらの対応のひどさが今も続いており、司法・裁判所までがグルになってこれを追認し、被害者バッシングを続けています。これは国家犯罪とでも言うべきものです)

(関連)石川県内の避難者3万人超 さらに膨らむ可能性 能登半島地震 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/oNo9O

(関連)収容人数290人の避難所に700人超 負傷者多数 地震被害の珠洲 - 毎日新聞
 https://qr.paps.jp/34BIc

(関連)(別添PDFファイル)(解説パンフ)「避難者」から「被告」にされたAさんと、市民が歩んだ875日(めぐろ被災者を支援する会 2023.12)
 https://1drv.ms/b/s!ArtBTVAHlosVkjAZxSKk34Hq9_MQ?e=MhyG44  

(この方は宮城県気仙沼市に在住だった方で、いわゆる福島原発事故の直接の被害者ではありません。行政(目黒区)によるひどい「被災者いじめ」です。許せんなと思います。:田中一郎)

(8)最後に志賀原発に特有の問題として、原発敷地内を走る(原子炉の真下)断層が活断層ではないのかという問題があります。もし活断層だった場合には、近未来に今回の能登半島地震などと連動して大きく動き出す可能性があります。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁による「活断層ではない」という判断には大きな疑問があり、この問題について、手続き的なことも含めて(活断層の疑いが濃いと主張していた科学者の方々の意見も広く聞くことなく、まるで石渡明(東北大学教授)という原子力「寄生」委員会委員の独断専行で決めたような雰囲気が強い)、徹底して追及する必要があります。いい加減な状態で放置すれば、後日、大きな後悔をすることになりかねません。

(関連)断層 識者に再聴取せず、志賀原発巡り規制委決定(東京 2023.3.16)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/234494

(関連)「活断層」から一転「活断層ではない」 志賀原発の敷地内にある断層問題 住民の反応・これまでの経緯は - YouTube
 https://www.youtube.com/watch?v=CyytvMvCTiA

<結 論>
 地震・津波・火山大国の日本には原発・核燃サイクル施設が建設可能な安全性の高い「適地」はありませんし、原発・核燃を運転した後に残る大量の「核のゴミ」(自然界のレベルに戻るには数十万年という途方もない時間がかかります)を安心して最終処分できる地層もありません。原発・核燃料サイクルは再稼働をしないで一刻も早く廃絶いたしましょう。かようなものを使わなくても電気は足りています。「原発は安全・安い・クリーン」これみんなウソ(小泉純一郎元首相)

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-7ad675.html 


2.能登半島地震と志賀原発(2024年2月26日)
(上記に加えて、その後気が付いたことや、新たに得た情報に基づいて記載したものです:一部委加筆修正)

(1)石川県志賀町北部で震度7、同町南部の志賀原発敷地内ではどうだったか? 地下で震度5強と公表された。地下では震度は小さく出る、結局、原発敷地内の地震の詳細は不明のまま、周波数の長いところで想定を超えた揺れだった旨の公表があったのみ(原発が危険なのは周波数が短いところ)。何故、震度だけでなく、地震波形や応答スペクトルなどの周期別詳細を公表し、地震学者はこれを分析しないのか? 公表して差し支えない情報だけを限定して(あるいは先行して)公表している雰囲気が強い。

(関連)(別添PDFファイル)2024年能登半島地震による志賀原発での揺れと基準地震動の過小評価(上澤千尋『原子力資料情報室通信 NO.603 2024.9.1』)
 https://cnic.jp/51666

(その後、能登半島地震の志賀原発への影響に関する情報が公表されたようで、それについては上記に書かれているようです。ただ、この論文も読んでみましたが、多くの点で理解不能です。上澤千尋さん、もう少し、シロウトにもわかるように書いていただけませんか?:田中一郎)

(2)今回動いたのは能登半島北岸のF43断層、長さ150km(想定は96km)、しかも津波震源として位置付けていたが、地震震源とは位置付けていないというトンチンカンをやっていた。また、石川県は地震予測を過小評価し、M7程度しか防災計画に盛り込まずに企業誘致などを行い被害が増大、、それを国のせいにしている。実際はM7.6だった(注)。私は石川県が志賀原発への悪影響を忖度して、不合理な状態を放置していたと推測します。

(注)Mは0.2大きくなるとエネルギーが2倍となる。M7とM7.6ではMで0.6違うので、2×2×2=8倍のエネルギーということです。

(3)地震学者が口をそろえて言っているのは、能登半島周辺での再びの大地震の発生の可能性、今回の地震のメカニズムは地下にあった「流体」の上昇によるものだという。同じような現象が、西は若狭湾の原発(ここは海と陸ともに活断層だらけ、過去には大津波も襲った形跡アリ)、東は佐渡島の真南=柏崎刈羽原発の目の前に長さ100kmを超える佐渡海盆東延断層という海底活断層がある。しかも原発敷地は豆腐のような軟弱地盤だ。これらの活断層が動けば大地震が発生する。しかし、何と言っても志賀原発が最も危険、今回の大地震で施設がやられた上に、志賀原発沖合には活断層がある他、敷地内(おそらく原子炉建屋真下地下も)及び敷地周辺は活断層だらけ、そもそも地震はわかっている活断層だけの箇所で起きるのではない。岩手宮城内陸地震が一例=深層崩壊が起き、山がなくなった事例もある。日本列島全体が活断層だ。原子炉建屋真下の活断層だけを設置不許可とするのは科学工学的に見て不合理である。

(4)日本の原発・核燃料サイクル施設は、たった1回限りの大地震に対応する規制基準になっている。それでも耐震性は足りない(数千ガルのプレハブ住宅以下、原発はせいぜい1000ガル前後)、連続して2度、3度と大きな地震が原発・核燃料サイクル施設を襲ったら、非常に危うい、また、原発は巨大施設なので、隅から隅まで点検など不可能、そもそも設計上、点検できない個所は山のようにある。また、脆弱化の個所や部品が見つかっても設計上、改良や交換・差し替えができない個所も多い。見切り発車で再稼働してくるのは目に見えている。電力会社や原子力「寄生」委員会・「寄生」庁の点検能力も劣化している(ドシロウトばかり、原発運転未経験者が半数以上、しかも原子炉等規制法を改悪し、点検はすべて電力会社が一義的に実施し、原子力規制委員会・規制庁はその結果をチェックするだけになってしまっている=「点検丸投げ」で規制の手抜き)。連続して大地震が襲うのは熊本地震の教訓なのに原子力「寄生」委員会・「寄生」庁はコレを活かさない。

(5)耐震にはカネがかかるので、「重要度分類」などというご都合主義をやり、原発の大半の装備は3段階の「最低ランク」、一例は外部電源系統、今回も変圧器がやられて油が漏れだす危険な事態。柏崎刈羽原発の時は変圧器が火災、福島原発事故のときは全交流電源喪失からSBOへ。福島も今回も外部電源は短期間での復旧のめどは立たず。非常用電源は長期間の使用に耐えない(少なくとも燃料補給が必要)、しかも今回はその非常用電源も一部止まってしまった(人為ミスとか言っているが言い訳にはならない)。また、故平井憲夫氏の告発もある(下記参照)。原発の施工現場はインチキ・手抜き工事で溢れている。

(関連)原発がどんなものか知ってほしい:故平井憲夫氏
 https://iam-k.com/HIRAI/

(うすうす気づかれたと思いますが、能登半島地震直後から、原子力「寄生」委員会・「寄生」庁は、現場の状況を確認・検証することなく、北陸電力の報告をそのままに、問題なし、安全確保された、心配いらない、を繰り返し、不都合事態の公表を避けまくった。また、許しがたいのは、避難計画の在り方を定めた原子力防災指針の見直しはしないと居直っている点(下記11.参照)。IAEAの深層防護の第5層の審査を放棄している点も、国際的に標準となっている安全基準からずっこけている(アメリカNY近郊のショアハム原発では避難計画の実効性が問われ、新設なのに稼働せずに廃炉となった)。


 (以下、ブログに書いた通り:お配りしたレポート参照:福島原発事故の教訓活かされず)

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(147):2024年は石川県能登・志賀の正月元旦大地震(震度7、M7.6)から始まった=これは原発・核燃をやめよという「天の声」であり、日本人に対する「最後の警告」だ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/01/post-7ad675.html

(6)大地震時の原子炉緊急停止(スクラム)ができないかもしれない=制御棒挿入がうまくいかない。志賀原発のような沸騰水型は水圧(外部電源の電気で動く)により原子炉の下から重力に逆らって制御棒を挿入、加圧水型は上から落下させるだけ、両方とも原子炉が大きく横に揺られると入らないかもしれない。

(7)原子炉停止後に「冷やす、(放射能)閉じ込める」が継続してできるかどうかも不安。外部電源と非常用電源の両方を失うリスクは依然として消えていない(福島原発事故の教訓は活かされてない)。

(8)使用済み核燃料プールという、もう1つの「核爆弾」も危険極まりない。志賀原発のような沸騰水型原発では、使用済み核燃料プールは「建物の4階」に相当する高さにあり、大地震の揺れや爆発などで破損すると、使用済み核燃料プールごと崩壊したり、ひっくり返ったりする可能性もある。

(9)原発を敷地内外から、放射能汚染度合いも含めて、モニターできる体制が整っているのか? 環境放射能測定器やTVカメラなど。

(10)原発施設内に設置された地震計をはじめ、原子炉の状況を時々刻々と示すデータ(温度、圧力、圧力容器内水位など)がきちんと残せるのかどうか。また、東京と現地、あるいは電力会社と現地原発との間のTV会議設備は整えられているのか、更に、その記録もきちんと保存されるようになっているのか。これらがきちんとしていなければ、原発過酷事故が起きても、関係者の対応も含めて、何が起きているのか・いたのかが、時事的にも事後的にも全く分からなくなる。

(11)住民対策(放射線防護)はどうするのか。東海第二原発の運転差止裁判の水戸地裁判決は、住民の避難計画に実効性がないとして原告勝訴=差止を認めている。今回の能登半島地震は、福島原発事故に続いて、原発過酷事故時の住民避難は不可能である、ということを事実を持って実証している。

(12)最後に志賀原発に特有の問題として、原発敷地内を走る(原子炉の真下)断層が活断層ではないのかという問題がある。もし活断層だった場合、近未来に今回の能登半島地震などと連動して大きく動き出す可能性がある。原子力「寄生」委員会・「寄生」庁による「活断層ではない」という判断には大きな疑問があり、この問題について、手続き的なことも含めて(活断層の疑いが濃いと主張していた科学者の方々の意見も広く聞くことなく、まるで石渡明(東北大学教授)という原子力「寄生」委員会委員の独断専行で決めたような雰囲気が強い=老朽原発の運転期間延長問題で反対をしたこととバランスを取るために、この志賀原発の直下断層を「活断層ではない」などとして原子力ムラのご機嫌を取った疑い)、徹底して追及する必要がある。いい加減な状態で放置すれば、後日、大きな後悔をすることになりかねない。


3.能登半島地震の知見から見直しが求められる原発の基準地震動
 下記のブログの(1)と(2)にご注目下さい。また、この問題について、井戸謙一弁護士より重要なアドバイスをいただいていますので、それも併せてご参照ください。

◆(再掲)基準地震動に関する「新規制基準」は作り直せ!:能登半島地震で(1)志賀町北部で1万ガルを越える地震動を記録(2)5km程度までしか連動しないと規制委が言っていたが、20km遠方の断層が連動した能登半島地震- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-89b9e0.html

◆「原発・原子力の出鱈目てんこ盛り」シリーズ再開(157):きちんとした判断ができず、仕事もまともにできないような人達が原発を稼働する恐ろしさ(原子力ムラ総無責任体制)& 井戸謙一弁護士から能登半島地震について重要なアドバイス- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-8fb008.html
草々

 

 

2024年9月16日 (月)

EV(電気自動車)及びFCV(燃料電池車:水素車)に将来性はない(脱マイカーの地域分散型社会こそ目指すべき道):「脱炭素の救世主」電気自動車はなぜ失速したのか フォルクスワーゲンの失速で分かった普及への高い壁:東京新聞

前略,田中一郎です。
(別添PDFファイルは一部添付できませんでした)


(最初に若干のことです)
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1.(9.25)再開「新ちょぼゼミ」第1回:オルタナティブな日本をめざして 「日本の裁判所はこうしたら変えられる」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-ef8a7e.html

(関連)(別添PDFファイル)中央高速笹子トンネル天井板崩落事故の不起訴処分(樫田秀樹『地平 2024.10』) https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EdbWR0w3G9hDg3kmFGLug24BcgUg-ePtqt-EZu2xglxz8A?e=uvFvos

(関連)(別添PDFファイル)JR福知山線脱線事故 社長のみ起訴・無罪(樫田秀樹『地平 2024.10』) https://1drv.ms/b/c/158b9607504d41bb/EaGDnr4EBMxPv7C6O2p81fkB6D3TF712cqH_5LGl95K9eg?e=cMvfNC

(こんな検察、こんな司法・裁判所で、本当にいいのでしょうか? 今日の司法・裁判所および検察は、耐えがたいまでにデタラメで、その権力を濫用しています。日本の司法・裁判所・検察をどうしたら変えられるか、ご一緒に考えませんか? ご参加をお待ちしています。:田中一郎)

◆月刊『地平』 - Journalism × Academism
 https://chihei.net/


2.プラごみ新条約、枠組み優先 数値目標先送り、議長提案(共同通信) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/0afc5bc6c2279017d506aba47d9d885c8734c9f4

(こんなことでいいのですか? ここまでひどいプラごみ氾濫の下、日本はプラごみ新条約の「骨抜き」勢力の大親分だそうです。:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)(パンフ)有害化学物質のない減プラ社会をつくろう!!(子どもケミネット)
 https://c.kokumin-kaigi.org/?page_id=753

(関連)(別添PDFファイル)(署名用紙)(ネット署名)プラスチック条約策定に関する要望書(子どもケミネット)
https://c.kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2024/08/plastic_shomei.pdf
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScFqfe5Fub16BL2iN4WPAPwutBATa2IPrW4yx58pVsaBDe4Uw/viewform

◆JEPA - ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議/Japan Endocrine-disruptor Preventive Action
 https://kokumin-kaigi.org/


3.レジェンドキュメント「戦争を笑え~命ぬ御祝事さびら!沖縄・伝説の芸人ブーテン」20230906- Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/playlist/x7yefr


4.比例選投票先は自民35% 立民12% 読売調査 - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6513781

(政権交代??? そんなもの、ありえない話だ。立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」を野党第1党から引きずり降ろせ!:田中一郎)

(関連)(別添PDFファイル)自民裏金問題、検察の告発不受理で市民団体が不服申し立て「民主主義は今、徳俵にある!」(薄井崇友『週刊金曜日 2024.9.6』)
 https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/02/13/antena-1410/

◆(別添PDFファイル)推薦人「名義貸し」党内物議、多様性演出・決選投票へ恩売りにも(朝日 2024.9.14)
 https://mainichi.jp/articles/20240910/k00/00m/010/180000c

 <田中一郎コメント>

 代表には野田佳彦、野田、野田とうるさく言っていた玄葉光一郎が、代表選スタート翌日の東京新聞の記事にある候補者4人の推薦人名簿を見たら、なんと吉田晴美の推薦人になっている。これはおかしいと思い、私のメール&ブログに下記を載せて拡散していた。そうしたら案の定、「やらせ」だったということらしい。

要するに、このスカタン野党第1党には、この政権交代のチャンスに、また、日本と自党が危機に陥っている大事な時に、代表選に立候補しようという政治家は、事実上、「野だいこ」=野田佳彦と、「エダノン」=枝野幸男の、「古株失敗2兄弟」しかいなかったということだ(あとは無能の塊の泉健太=論外の人物)。おそらくは党所属議員の過半が野田佳彦を推し、それをよしとしない枝野幸男が立候補したにすぎず、泉健太と吉田晴美は推薦人を集められず(推薦する国会議員が少なく)、古株2人から推薦人を回してもらって、やっと「刺身のツマ」として代表選に出られたということだ。

情けないの一言。要するに、このタイミングで、この情勢下で、首相の座を狙って、自らの判断で代表選に勇気をもって参戦する、という政治家は、若手にも女性にも一人もおらず、かつ、それを応援・推薦する国会議員もいなかったということだ。

野党第1党の立憲民主党よ、人材難にて、さっさと解散せよ。何度も申し上げて恐縮ながら、市民運動・社会運動や「世直し」市民の諸君は、いつまでかような立憲民主党ならぬ「脱憲反民主党」にしがみついているのか? そんなことでは、いつまでたってもこの国には「夜明け」は来ないぞ。

(私のメール&ブログから抜粋)
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(関連)立憲民主党・玄葉光一郎氏「野田佳彦元首相に期待」 政権交代前に近い空気 - 日本経済新聞
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA054TQ0V00C24A4000000/

(9/8(日)の東京新聞記事やNHKサイトによれば、かような発言を繰り返していた玄葉光一郎(福島県)は、今回の代表選では吉田晴美候補の推薦人になっている。この人物、どういう神経をしているのだろうか? それとも東京新聞やNHKの間違いなのか? あるいはひょっとして、4人の立候補で代表選をするという「猿芝居」を演出するために推薦人をテキトーに割り振ったということか? マスゴミ記者たちよ、玄葉光一郎のところに聞きに行ってこいよ! 玄葉も一応は立憲民主党の幹部の1人だぞ! 代表選が茶番かもしれんぞ! :田中一郎)

◆危機の中の立憲民主党代表選:こんな候補者ではたしてホンモノの政権交代を担える党執行部が創れるのか? 立憲民主党は立党の精神に立ち返り再スタートせよ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-def087.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


5.安保闘争 燃え盛った政治の季節 - 映像の世紀バタフライエフェクト - NHK
 https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/RP2QX4JGJ5/

(この頃の学生たちは、丸腰の素手で、凶暴な警官隊に立ち向かっていた。映像を見ていて痛ましい限りである。その結果、樺美智子氏が警官隊に殺害されてしまった。この頃の学生たちがマルクス主義的な革命論の表現形式しか持てなかったことは責められない=そういう時代だった。責められるべきは、暴力警官隊のみならず、裏でアメリカと取引をして「新安保条約は旧安保条約と実質的には何も変わらない・変えない」という約束をし、国民向けには「日本のための安保改定だ」と嘘八百の説明をしながら、この売国奴条約=新安保条約(&旧日米行政協定に代えて日米地位協定)を締結した元A級戦犯のCIA日本エージェント=岸信介である(統一教会と一緒に勝共連合を創っていたのもこの人物)。この「60年安保」は10年後の「70年安保」に引き継がれ、その闘争の左翼的失敗を経て、日本は「外交・安全保障をアメリカさまに丸投げする平和ボケ・痴呆の時代」に突入する。どこで何がどう狂ったのか、歴史を振り返り考え抜くことが今を生きる私たちの使命でもある。上記NHK番組のVTRがネット上に見つからないのは残念。)

(追:体制に強く反対するもの達を「暴力勢力」などと闘争現場を知らないお気楽人間たちがよく口にするけれど、日本に限らず世界的に過去数百年に遡っても、暴力をふるっているのは、ほとんどの場合が支配権力を握る体制側であることを、我々一般の有権者・市民は知っておく必要がある。私には今日の市民運動・社会運動が「牧場の中の羊やアヒルたちの抵抗」のように見える時がある。暴力を肯定するものではないが、暴力に対する怒りは、まず真っ先に支配権力に向けられるべきことを強調しておきたい。それは60年安保闘争の教訓でもある。:田中一郎)

 <関連サイト>

(1)60年安保闘争 - 1960 - 動画 Dailymotion
 https://www.dailymotion.com/video/x12o7sy

(2)全学連を指揮した若きカリスマ その生き方が胸に沁みる――亀和田武「テレビ健康診断」 - 文春オンライン
 https://bunshun.jp/articles/-/71863

(3)唐牛伝 敗者の戦後漂流-佐野眞一/著
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033838027&Action_id=121&Sza_id=F2

(いわゆる政治のことはさておきの唐牛健太郎の伝記である。内容は非常に興味深いものだった。お勧めです。著者の佐野眞一氏は故人。:田中一郎)

(4)70年安保闘争の鶴見俊輔さん - 毎日動画
 https://video.mainichi.jp/detail/video/5714808680001


6.その他若干の注目情報

(1)「教育なめてる」文部科学省の五輪アスリートを『免許なしで教員』方針にネット猛反発「何のための教員試験?」(中日スポーツ)Yahoo!

(何が「アスリート」だ!! スポーツというものは、ルールを正しく守って正々堂々とフェアに行うものではないのか?! アスリート自身が全員で拒否すればいい話。拒否しないから、かようなニュースになる。オリンピックもまた同じ。:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8124b2a6cf4725310a317c9124c59b8f03fbc423 

(2)千葉市議が請願署名を偽造 17日にも辞職勧告案 「維新・無所属」会派議員へ(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
(維新がまたやっとるワ。愛知の県知事リコール署名の時も同じことをしておった。維新を支持してやまないアホウどもは、よく見ておけ!:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e422b57d989a2a36b1e09b8a016fa5daa2e362

(3)マイナ保険証の「メリット」は“真っ赤なウソ”だった?…“政府資料”が物語る医療現場での「役立たずな実態」とは(弁護士JPニュース) - Yahoo!ニュース
 https://news.yahoo.co.jp/articles/07ad84c0869cfb6026bfc911098f173a7d69ea9d

(関連)マイナ保険証押しつけをやめさせ、今の保険証を残すためには、「押しつけ」犯罪人の河野太郎を次の衆議院選挙(今年10月か?)で落選させることが最重要=神奈川15区(茅ヶ崎・平塚他)で落選運動の全国大集会・大運動を!!- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-9b30a9.html}

(4)政府また《年寄りいじめ》…高齢者医療費「窓口負担3割」適用拡大に《裏金、政策活動費を使え》批判の当然(日刊ゲンダイ)

(自公政権が態度で示す本音は「年寄りは一刻も早く死んでください」ということだ。手間暇とカネがかかるから、だそうである。:田中一郎)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360577

(5)東京大学が学費値上げを発表。「ますます富裕層しかいなくなってしまう」現役東大生の本音とは(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

(学生には教授サマが教えてやってんだから、つべこべ言わずにカネ払え、ということです。教授サマの研究費まで割いて学生の面倒を見る必要などない、増収分は大学の一般運営費に充てる、研究費は使わせない、人徳のある東京(頭狂)大学の管理責任者の皆さまです。つぶせ東大!:田中一郎)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/d2f2f75c3f79a8e903a3bd1747613c0644d974a1
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「EV(電気自動車)及びFCV(燃料電池車:水素車)に将来性はない(脱マイカーの地域分散型社会こそ目指すべき道):「脱炭素の救世主」電気自動車はなぜ失速したのか フォルクスワーゲンの失速で分かった普及への高い壁:東京新聞」をお送りします。一刻も早く「脱炭素盲従主義」から脱却し、脱原発を高く掲げ、新しい時代を切り開いていきましょう。


◆「脱炭素の救世主」電気自動車はなぜ失速したのか フォルクスワーゲンの失速で分かった普及への高い壁:東京新聞 TOKYO Web
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/354086?rct=tokuhou

(以下、「化石燃料」と表現していますが、石油・石炭・天然ガスなどの資源は「化石資源」ではなく、地球の地下深くマントル近辺での高熱高圧下の化学反応により形成されている「炭化水素」資源であるという学説、ないしは資源開発の実践的経験が有力となってきており(つまり今後も超長期にわたり石油・石炭・天然ガスなどの資源は枯渇することはないという含意あり)、看過できない段階です。化石資源か炭化水素資源かは、今回のメールの主旨からは外れますので、とりあえず「化石燃料」「化石資源」としておきます。

 <田中一郎コメント>

 上記は一昨日の東京新聞の「こちら特報部」に掲載された記事である。一時、電気自動車メーカーのテスラを先頭に世の中がEVブームに沸き、EVにあらずんば自動車にあらず、のごとき「EVファシズム」が蔓延していた。それがここにきて、上記の通り、主要な自動車メーカーが軒並み減産ないしは撤退の経営判断をしている様子が報道されている。EV販売が不振な理由はいろいろあるだろうけれど、主要なものは次の2つと思われる、①自動車価格がガソリン車に比べて割高で、その割高を埋めるために各国が補助金を提供していたが、それが昨今廃止となったとたんにEVの売れ行きが落ちてしまったこと、②充電に時間がかかり、かつ、バッテリー満タンで走れる継続走行距離が依然として小さい(電気切れリスクが高い)。

この2つは、技術革新を重ねることで、相当程度解消されていくだろうし、ガソリン車の方も、燃料価格の高騰やガソリンに対する税金(炭素税を含む)を課されて政策的な割高が創りだされれば、記事にあるような消費者の動向は、また再びEVに向かうかもしれない。従って、上記の東京新聞記事は、日本経済新聞や朝日カバカバ新聞のような「脱炭素アホダラ教」の記事しか載せない全国紙に比べれば、よく報道しているとは思うが、しかし、この東京新聞記事は、EV問題についての掘り下げが浅い、一過性の記事だと見ておいていいと思われる。(FCV(燃料電池車)については報じられていないが、情況はEVよりも更に深刻、水素補給のスタンドがほとんどなく、また、そんなスタンドに投資してみてもリターンがおぼつかないため、前に進まない=興味本位の「話のネタ」の域を出ていない)

ゼロエミッションで、CO2はもちろん、NOxもPM2.5も出さず、大気汚染を招かないクリーンな自動車、また、夜間に電気があまり使われない時に充電をしておけば、消費電力の平準化にもつながり(これを一種のバーチャル発電ととらえることもできる)、近未来の物流とエネルギー革命を担う大黒柱だと、電気自動車はもてはやされている。しかし、ちょっと待てだ。もう少し物事をよく考えてみよう。

まずもって、そのEVを動かすための電気はどこから持って来るのか? わずかなEVが「夢の宣伝」のために動いていて電力消費は四捨五入ゼロならご自由にやればいい。アンテナショップみたいなものだから「屁みたいなもの」だ。しかし、日本全土を走る約82百万台の自動車のすべてをEVに切り替えていくというなら話は違う。いったいEV全体にどれくらいの追加電力が必要となるのか? 半端な量ではないだろう(昨今ではAIやデータセンターでも大量の電力が必要だと言われている=これは別途議論が必要)。その他の新規需要も含めて電力需要が爆発的に増加する可能性があり、その場合、その電気はどこからもってくるのか? EVをはやし立てていた諸君は、このプリミティブな疑問を真剣に考えたのだろうか?

EV普及は何のためだったか? 言わずと知れた「脱炭素」だ。ということは、化石燃料を使って発電する電気を使ってEVを走らせることほどバカバカしい話はない。化石燃料を電気にして使うくらいなら、それを直接、自動車に使って走らせればいい。電気を経由することにより、エネルギー効率は格段に下がる。要するにエネルギーの無駄だということだ。では、化石燃料の発電機を次々と潰し、新規の化石燃料発電所も造らせないで、さて、EVやAIやデータセンターなどによって爆発的に増大する電力需要に対して何で対応していくのか?

「再生エネ」だって?! あなたは「再生エネ」の現状がどうなっているか、知っているのですか? 日本の全電力のうち「再生エネ」は約23%、これまで30年近く「再生エネ」「再生エネ」と言って経済産業省が旗を振って推進してきた結果がたったの23%、しかもそのうち巨大ダム発電という環境破壊の元凶による電力が約9%、更に、バイオマス発電という熱帯雨林をはじめとする森林破壊の目玉の発電が約4%で、それらを差し引くと、自然環境を破壊しない「再生エネ」の可能性のあるものは約10%しかない。日本では、まともな「再生エネ」推進速度は年率0.3%だ(10%÷30年)。すばらしい快速ではないか。

つまり、自公政権政府にも、経済産業省にも、現在の電力供給を支配している地域独占(原発)電力会社(「毒電」)にも、「再生エネ」なんぞ、本気でやる気などない、ということを過去30年で実証したというわけだ。昨今では、九州電力を中心に電力需給のバランス維持を理由として「再生エネ」電力に発電供給ストップをかけまくっている。こんなことをしたら「再生エネ」電力は売電収入が減り経営不振となって益々普及はおぼつかない。

彼らがいやがる理由は、「再生エネ」電力が不安定で高コストだからである(技術的に相当程度克服可能*)。この「再生エネ」嫌いの連中が何故、将来性の高い「再生エネ」を高コストだと認識するかと言えば、化石文明という「化石資源使い放題・環境汚し放題・自分たちだけが利益、のジコチュー資本主義」の世紀にどっぷりとつかり、次世代の経済や社会の在り方=言い換えればエネルギー革命の乗り切り方を想像することもできないくらいにボケてしまったということを意味している。この国は未来社会を想像も創造もできないようなアホウどもが支配している国になってしまった(人事の縮小再生産のなせる結果だ)。

(*)「再生エネ」電力の供給安定化には、供給サイドの技術革新や事業の在り方刷新による対応と、需要サイド(ネガワットなど)による対応があり、この両サイドを適切に組み合わせることで、省エネを兼ねながら、「再生エネ」電力の弱点は相当程度、克服可能である。しかし現在は、電力の供給網が「毒電」に支配されており、更に政治政権が(野党第1党の「脱憲反民主党」も含めて)「毒電」の代理店であるため、「毒電」の利益増進は検討されても、広く国民経済のための電力需給の制御適正化は、全くと言っていいほどおぼつかない。簡単に言えば、電力供給網が「原子力ムラ・電力連合」によって占拠されているということ、これをくつがえすには政治を変える=「世直し」勢力による政権交代と長期安定政権が必要である(その割には市民運動・社会運動の政治や政権交代への関心と取組は低迷状態である)。今の政治や政権をほったらかしにしていてはエネルギー革命を乗り越えて新時代を切り開くことは難しい(早く気づいてよ!!)。


さて、話を戻すと、結局、残された「再生エネ」電源は、太陽光発電と風力発電(陸上と洋上の2タイプ)だ。その量たるや、わずか全電力の10%、悲しいくらいに細々としている、がしかし、この太陽光と風力という、本来はまともなはずの「再生エネ」電源が、岸田文雄政権の打ち出した「脱炭素」=「GX推進」政策により猛烈な建設ラッシュとなり(利権ビジネスとなり)、全国いたるところで自然環境破壊や地域社会の破壊、地域住民の健康破壊や不安(風力の低周波公害)を生み出すに至っている。これまで私から何度も申し上げてきたことだ。結局、メガソーラーや風力の巨大団地ほど破壊はすさまじいので、環境や地域社会を破壊しない「まともな」「再生エネ」電力など、ほんの1~2%くらいではないかと思われるが、それでもここでは半分くらいの5%程度は存在するとしてみよう。

(関連)「再生エネ」は環境にやさしいから何でもいいという「神話」は捨てるべき(1):すさまじい建設ラッシュの巨大洋上風力発電団地が日本列島沿岸の自然環境や地域住民の健康を破壊する(例:北海道石狩湾他)他イロイロ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-7153b9.html

EVの電気は「再生エネ」だ、と言い張る御仁にお聞きするが、たったの5%のまともな「再生エネ」電気をEVで使ってしまったら、あとの電気はどうするの? あるいは、たった5%しかないまともな「再生エネ」電力にEVを頼っていいの? 誰が考えたって駄目に決まっとるでしょう。EVで走って、毎日真っ暗で暑苦しい(寒くてたまらない、風呂も沸かせない)生活でいいの? ちょっとくらい想像力を働かせろよ!!

結局、EVが依存する電力は、化石燃料がダメなんだから、原発電力になるのは必定でしょ!! これこそ岸田文雄自公政権と、その補完勢力の維新・国民民主党・「脱憲反民主党」のカスみたいな原子力ムラ代理店政治家どもの狙うところなんですよ、何故、これが理解できないのか? 「脱炭素」(GX推進)=原発大推進なんですよ、これが今の日本のリアリティ・リアリズムなのだ。「脱炭素」とEV推進を言えば言うほど、原発大推進=原発再稼働から新設へと、原子力への期待は高まるばかり、である。

福島原発事故を忘れたか、関心がない連中により、ちょっとくらい原発はあっても「脱炭素」のためにはしかたがない、からはじまり、「市民連合」ならぬ「日和見連合(ひよれん)」が「原発に依存しない脱炭素」とか言って、原発を「依存しない程度に」容認し、それを「日和見連合(ひよれん)」に言わせて「脱憲反民主党」の野田佳彦がこの言葉を「脱炭素」は省いてそのまま代表選で使い、更に、「脱炭素」に取組まない電力会社は人権侵害だと、原発の巨悪には見向きもしない若者ならぬバカモノが電力会社を起訴し(それをマスごみがもてはやし)、「脱原発」の集会に行ってみれば、「脱原発」と「脱炭素」の同時達成みたいな(できもしないことを)お気楽な叫び声をあげて、マスごみに扇動された不勉強者たちが騒いでいる(同時達成したら環境破壊・地域破壊の「再生エネ」と原発だらけになりますよ、そんなこともわからんのか?)。

このまるで鳥獣戯画の「マヌケ没落経済大国」のザマは、同時代を生きる私としては耐え難いものがある。要するに、リアリティ、リアリズムが完璧に欠如しているということ、「甘えて育った=騒げば親と先生が何でもかなえてくれる、難問を解決してくれる」そんな世代のなせる業か? バカバカしい限りである。

「毒電」や政府・経済産業省や自民党などは昔からのことで打倒の対象だが、今や「脱原発」と「世直し」を主張する人間たちもが(全員ではないが)、「脱原発」に飽きたのか「脱炭素」の「モノ新しい動き」に引きずられて、リアルな現状認識もないままに、おそらくは善意で「脱炭素」の旗を振って、最新技術の新型火力発電所建設つぶしに尽力する、という有様である、新型火力発電所をつぶす前に原発・核燃料サイクルを1つでもつぶせ、ボケ! ということだ。ファシズムと原発大推進は善意に担がれてやってくる。

 <簡単な結論>

(1)ガソリン車のEVへの全面移行はエネルギー問題をよりこじらせて深刻化させるだけでなく、日本が世界のトップを走ってきた内燃機関の自動車産業を亡ぼし(技術力を持った中小企業が大量に倒産・廃業)、日本経済の没落に拍車をかける。また、岸田文雄自公政権の「GX推進」=「脱炭素」を益々盛り上げ、EV電源としての原発が「クリーン電力」として宣伝されて国民をたぶらかす。更に、メガソーラーやメガ風力団地建設の猛威が日本全国で吹き荒れ、自然環境破壊や地域社会の破壊、住民の健康と生活の破壊が至る所で現れる。EV販売不振から撤退は歓迎すべきことである。(例外は中共中国、ロクでもない国になってしまった、この似非共産主義国は21世紀の厄介者の1つに巨大化していき、もう一つの厄介者大国のアメリカと、様々な面で衝突をし始めるだろう=困ったものである=両国の国民による自国の「世直し」は当分の間は期待できない)

メガソーラーは山林を切り開くため災害の多発を生み(熱海土石流もその1つの可能性アリ=隣接する西側の山林尾根にメガソーラーが敷き詰められている)、また、全国規模で農地と農業の破壊ももたらすだろう。タネや肥料や労働力などを含めた実質的な食料自給率がわずか10%もないこの国で(事実上、稲だけが自給できている)、田畑を潰してソーラーパネルはないでしょう。飢えたらソーラーパネルでもかじるのか? 更に、ソーラーパネルは大半が中共中国製品、他方で「経済安全保障推進法」で大騒ぎしているのに、一国の主力エネルギーに育てるはずの太陽光発電機のほとんどが中共中国産などということは茶番だということが、右派自民にも左派「脱原発」にもほとんど理解できていないのではないか? 今や右派も左派も「ご都合主義」の集団なのか?(ひょっとすると風力発電も中共中国産が幅を利かせているのではないか?)

(2)目指すはEVではなく、地方分散型経済社会を時間をかけて形成していく中、ローカル鉄道を含む公共交通を充実させて「マイカー社会」から脱却する。FEC自給圏(故内橋克人氏:食料F,エネルイギーE,ケアC)を形成し、物流の総量そのものを減らす経済社会を目指す=更に申し上げれば、大量生産・大量消費・大量廃棄型の資本主義的生産から時間をかけて脱却し、エネルギー消費を抑え込んだ「自然環境を守る新しい循環型経済社会」を時間をかけながら目指していくということだ。鉄やコンクリートやプラスチックなどの化石資源時代の素材を別のリサイクル・リユース型素材に切り替えていくなどの新産業・新技術も期待される(FCV(燃料電池車=水素車)はEV以上にもっとダメ、EVと同じ問題があることに加え、水素ステーションなんぞに投資などしてられないからだ)。当分の間は、燃費効率のいいトヨタが得意とするハイブリッド車(HV)でつないでいけばいい。EVもFCVもいらないのだ。

(エネルギー革命を考える際の大事な点は、今存在するエネルギー消費需要の在り方をそのままに(わかりやすい例えで簡単に申し上げれば、一極集中の東京のような大都市などをそのままに、資本主義経済の企業利益最優先で、大量の内燃機関と鉄とコンクリートと化学製品に囲まれて営まれる産業・ビジネスや我々の生活はそのまま変えずに)、そのいびつに歪んだ非人間的な需要構造に合致するように、供給サイドだけを変えていこうとする発想、これがそもそも間違っていることなのだ。福島原発事故以降、このことも原子力市民委員会などで私から何度も発言してきたが、理解されていない様子である)

(関連)「脱炭素・入水素」の正体は「ピンク水素」だった:水素エネルギー社会・燃料電池車のクリーンな街、を支える水素の大量生産は、化石燃料または原発が担う=「脱炭素」盲従主義がもたらす(水素)ポンポコリン事態の愚かさ- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-a51024.html

(3)EVの利用は、ゴルフカート車のように、スピードが出ない、もっぱらに日常生活圏を行き来する近距離型のものを限定的に導入し、地域社会にある「再生エネ」電源を使って走らせればいい。電動機付き自転車の「毛の生えたもの」のイメージ。

(4)燃料電池で唯一、将来性を持った使い方は「家庭用コジェネ型燃料電池」である。コジェネでエネルギー効率が電力単純利用の20%台以下から、一気に80%近くまで引き上げられるので、非常に効果的な省エネとなる。但し、家庭用燃料電池にも低周波公害の可能性があるので、住宅が建て込む大都市では、利用する場合には要注意である。

(5)今までの話は「電力」「電気」の話だ。しかし、排出CO2の量から見て、電力は日本全体の40%を占めるに過ぎない。「脱炭素」を完璧にやるというのなら、残りの60%の非電力産業(主なものは鉄鋼、化学、セメントなど)によるCO2排出はどうするのか? これも「再生エネ」なのか? 電力のわずか5%もない(環境・地域を破壊しない)「再生エネ」で、電力以外のCO2削減も担っていくのか? 正気か? ここまでくると、もはや一種の「脱炭素宗教カルト」集団である。「脱炭素=再生エネ」ジュゲムジュゲムか? 頭を働かせろよ! 情緒的にしか物事を考えていないからこうなるのだ。

(6)「脱炭素」などいらない!! 「人工排出CO2による地球温暖化」説には科学的実証的に多くの疑義があり、それらにきちんとした回答がないままに、世界的に巨大な利権が形成され、強引に事が進められている。「脱炭素」ではない、別のやり方でエネルギー革命を乗り切る方法を考える必要がある。詳しくは、下記でご説明しますので、是非、ご参加ください。

◆(10.31)再開「新ちょぼゼミ」第2回:オルタナティブな日本をめざして 「「脱原発」と「脱炭素」:エネルギー革命をどう乗り切るか」(田中一郎:たんぽぽ舎)- いちろうちゃんのブログ
 http://tyobotyobosiminn.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-3d484e.html
草々

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